我が手元に坂本直行さんのエゾリュウキンカの絵がやって来てくれました。
旧蔵者によれば、40年以上前に旧蔵者のご両親の結婚祝いとして町から贈られたものとか。こんな素敵な品物を結婚祝いとして贈るとは、その町は粋な計らいをしたものですね。
そんな大切な品物を譲っていただいて良いものかと思いましたが、大切にしてくれる人にということで、ありがたく譲っていただくこととしました。
やや日焼けしていますが、春一番に咲くエゾリュウキンカのみずみずしさが絵にも溢れています。2枚目の写真はかつてGWの礼文島で見たエゾリュウキンカの写真です。
こうなると、直行さんが十勝六花(ハマナシ・エゾリュウキンカ・エゾリンドウ・オオバナノエンレイソウ・カタクリ・シラネアオイ)を描いた作品を6点全部集めたくなってしまいました。残るはカタクリとシラネアオイの絵。
実はシラネアオイの絵もかつて持っていたのですが、花びらの紫色の褪色が目立ち、花も一輪しか描かれていなかったため、後にハマナシの絵の購入費用とするために手放してしまいました。
もっと保存の良いシラネアオイの絵を入手できる機会があればと願っています。もちろんカタクリの絵も。