桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

10連休は北海道へ⑧

2019-06-08 19:44:09 | 旅行記
5/5(日)

いよいよ今日は最終日。旭川近郊のカタクリの群落は、清里のYHでご一緒したUさんが4/29に見に行ったときはちょうど見頃で素晴らしかったとのことです。見頃は過ぎたもののまだまだきれいだとのことで見に行きました。
ここを訪れるのは14年ぶり。あのときはちょうど見頃で、それはそれはきれいだったのを覚えています。ただし時間が早かったので、花が開ききっていませんでした。そのとき以来の男山自然公園。手前の日当たりの良い群落は花が終わりかけていましたが、カタクリの桃色と、エゾノエンゴサクの水色と、アズマイチゲの白のコントラストが見事です。もう少し時期が早ければ、フクジュソウの黄色も混じって、さらに見事だったろうと思います。オオバナノエンレイソウやエゾノリュウキンカなども咲き始めていました。やや日陰になった西奥の方の群落はちょうど見頃でした。群馬近郊では栃木の三毳山(みかもやま)のカタクリの大群落が有名ですが、それとは比較にならないほどの広大な群落です。恐らく日本一の大群落と言っていいでしょう。
この日は19時半のフェリーに間に合えば良いのでまだ時間があります。14年前は時間がなくて行けなかった突哨山のカタクリも合わせて見に行くことにしました。男山自然公園は自然公園ということで、遊歩道が整備され、カタクリが見やすいように下草が刈られ、枯れ枝も取り除かれていましたが、こちらは遊歩道こそ整備されていたものの、柵などもなく、一方で下草や枯れ枝もそのままで、男山自然公園に比べて見やすさという点では劣りますが、こちらでは自然のままの大群落を見られます。さらに、群落の広さはこちらの方がはるかに大きく見事でした。エゾエンゴサクの大群落もありました。人も少なく静かにのんびりと、カタクリの大群落をまさに堪能しながら歩くことができました。

男山自然公園のカタクリ








突哨山のカタクリ














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする