桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

両神山

2013-09-06 21:33:34 | 旅行記
夏休み最後の休みは8/25,26です。
以前はここで剱岳に行ったものですが、今年は甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳にでも行こうかと思っていました。
でも、25の天気がいまいち。
また、仙丈ヶ岳は高山植物の時期に行ってみたいので、今年は見送り。
近場にある未踏の百名山を差がしてみたところ、武尊山と巻機山と両神山がありました。
武尊山と巻機山は紅葉の時期に登りたいので、残った両神山に登ることにしました。

8/26(月)

忘れ物があって自宅を出たのは5時45分でした。 高速に乗って花園で降り、秩父方面に向かい、両神神社里宮のある日向大谷に着いたのが7時。無料駐車場に車を駐め、両神山荘の横を通り抜けて7時10分に登り始めました。

最初は杉林の中の平坦に近い登山道。ここをしばらく歩くと会所というところに30分ほどで着きました。ここで少しだけ休みすぐに出発しました。

ここからしばらくは沢沿いの道が続きます。沢を渡ることも数回ありました。登山道が沢を離れるにつれて斜度がきつくなりました。我慢して登ったところに、ひょっこりと清滝小屋が姿を現しました。会所からここまで約1時間でした。標高があまり高くないのでかなりの暑さです。
ここで大休止としました。

ここから先は斜面をジグザグに登るルートとなります。いい加減うんざりしたところで稜線に出ると、両神神社の鳥居が見えてきました。この辺りからかつて白井差というところに下る登山道がありましたが、私有地を通っており、今では廃道になっています。最近はこの日向大谷からのルートと、両神山の北西にある八丁峠からのルートと2つのルートが利用されています。稜線からは鎖場があったり、稜線の平坦なルートがあったりと、変化に富んだルートでした。最後に岩場を越えると視界が開け、目の前に現れた大きな岩場が山頂でした。清滝小屋から山頂まで80分ほどでした。登山口からは3時間弱といったところでした。

山頂からは遠く富士山が見えました。奥秩父の山々も見えましたが、どの山がどの山かはよくわかりません。方位盤もありましたが、やや正確さに欠けます。雲取山、金峰山あたりは何とかわかりました。遠くの八ヶ岳と御座山、浅間山も見えました。雲取山以外は既に登った山です。雲取山もこうして見てしまった以上、いずれ登らなくてはなりません。

山頂には既に1人の男性がおり、清滝小屋から私の後に登り始めた3人組の男性も間もなく登頂しました。3人組は前日八丁峠から大雨の中登頂し、やむなく清滝小屋に泊まったのだそうです。さらに清滝小屋で追い抜いた1人の男性と、八丁峠方面から2人の男性も登ってきました。さすがに平日ということで人も少なめですが、休日だと、この狭い山頂はたちまちいっぱいになってしまうことだろうと思われました。

山頂で昼食を済ませ、のんびりと1時間ほど過ごして、11時10分に下山を始めました。ひたすら下るだけだったので清滝小屋までは55分でした。清滝小屋では小休止にとどめ、会所までひたすら下って55分でした。会所から登山口まではわずか30分。下山は2時間20分でした。話に聞いていたよりは山も険しくなく、暑かったことを除けばまずまずお手軽登山でした。

帰りに道の駅の温泉で汗を流してから帰宅しました。一つ心残りは、この山を見通せるところが登山道や途中の道路からはなく、また、午後は山に雲がかかってしまって、両神山の写真を写せなかったことです。
コメント
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