連・断・続の部屋  

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胆管がん多発、印刷工に

2012-07-10 13:43:45 | 健康・病気

印刷は、揮発性など多くの化学物質を使用される。

化学物質が、皮膚などに付着、呼吸に伴う吸引もありうる。

皮膚癌でもなく、呼吸器系の癌でも無く、何故胆管なのだろうか?

科学的推測、検証の繰り返し。そして、発がんメカニズム解明の端緒になるか。

これだけ頻度の高い発癌なので、癌化解明と結びついてほしい。

某化粧品の研究所に勤務していた友人は、卵巣癌を発症。

同僚も、生殖器の癌を発生したという。

完成製品に関する材料は、発癌性物質は使用されていないが、

制作過程の溶媒には発現の可能性のある薬品を使用していたという。

対象がきわめて少数なので、因果関係を疑っても解明にはつながらない。

釉薬を使う陶磁器工人の癌発症も高いのではないかと疑う事実に遭遇している。

某地域で、造血器腫瘍の発生頻度が高く、。

小規模環境要因調査を行ったがでは共通する事実はなかった。

緩い家系関連調査も行ったが、遺伝子検査の時代では無く、関連性は見いだせなかった。

癌発症は、個人的要因に加えて、

長い時間に繰り返し危険因子にさらされることで成立する。

長い過程での、変化が細胞に記憶されなければ、多分発症はしないだろう。

印刷工の胆管癌の高率の発症は、集中的に研究力を結集して、

癌化への寄与因子を提示してくれることを強く、強く希望する。

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