朝6時をすぎると、海側に向かう南部道路の通行車両が多くなる。8時前後は、渋滞。
震災前には見られなかった。その後は、震災前よりは、車の数は少ない。
復興に向けて、海岸沿い:蒲生、閖上に向かっていく車両だなと眺めている。
がれきの撤去もすすんで、広々とした空き地となってきた場所も見られるようになってきた。
新しい街づくり、突然出現する美しい街は、長く住んで人が受け入れられる街として
設計してほしい。
震災によりたくさんの心の折れを積み重ねて、時を過ごした後に住む街は、
鎮守の森も備えてほしい。
ひろびろとした場所のモニュメントは、過ぎ去っていく被災の日を
記憶の一コマとしてとどめ置くだろう。
心を静めるところ、さめざめと涙を流すところは
さりげない、被災の痕跡か?
一新して、被害の一端もみとめられなくなった場所に再開した驚愕か?
筑波学園都市は、自殺者の多い街であった(知人2人が逝った後、最近の動向は疎遠)。
生きながら、虚しさを感じる街を与えることは避けてほしい。