連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

植物が与えてくれるつながり

2010-05-15 13:04:01 | 日記・エッセイ・コラム

宮城学院内を、大学の新入生歓迎会で散策しました(プロムナードと呼称)。

建物に沿って、でも繁華な人の出入りが無い側に、ぎんランが群生。

記憶にある、きんらんかきらんはどうしたんだろうと気になりだしました。

しょうじょうばかまゆきささ(母が笹と間違えたのが思い出されます)、いちりんそう、ふたりしずかは絶えてしまいました。

長らく、季節ごとに訪れてくれた春の植物も、

繁茂する植物(あえて雑草とは言いません)と競争できるように

気にかけていないと、突然去ってしまいます。

紅のビロードのおきなぐさは、無骨な父が、いとおしそうに眺めていたのに、去年からどこかに行ってしまいました。

秋田から持ってきた小さなは、15年目にして、やっと花をつけました。

藤棚が、朝日しかあたらず、陽射しが足りなかったのでしょう。

でも、とうとう、隣の庭に伸ばした一日中、陽が当たる枝で花をつけました。

藤棚が朽ち果てる前に咲いてくれました。

南に向けて枝を伸ばし、

かって宿泊した、フィレンチェの、ヴィラ・サン・ミケーレの中庭のように

建物の壁に沿った枝に、沢山の花が咲くように

ことしから、アレンジした剪定を自分でしたいと思います。

庭の剪定を頼んだら、さし芽から育て、やっと実をつけたはないかだが

根こそぎ切られてしまいました。

白く咲いている最中の、銀杯草も、かわらなでしこ

雑草よろしく、取り去られ、いたく落胆しました。

自宅にいないので、意向をうまく伝えられないからとはいえ、

植物に対するセンス、愛着の違いに、毎年、

植木屋さんが、"雑木、雑草”と処分した植物がないかしらと気になります。

そして、目を楽しませてくれる季節になり、記憶のフラッシュバックで、

”なくなっている!”

"手いれをせずごめん” と、

体調不良、多忙を理由にしていた結果に、

目下、悲喜こもごも、忙しくも楽しく植物と出会っています。

宮学プロムナードでの出会いは、

ぎんらん、しゅんらん、ほていつくばね、ちごゆり、えんれいそう、るりそう、

はんしょうづる、白、紫な大小さまざまな菫、さるとりいばら(秋から冬の赤い実のほうが有名)、しふりざくら、けむりのき(多分)は、しもつけは、見ごろの出会いでした。

間もまく咲きそうな、まいづるそう、つわぶき、とりあししょうま。

葉での出会いは、においすみれ、かたくり、ほととぎす、おうれん、ふでりんどう、など。

白鳥が飛来する沼を初めて確認しました。

コメント (1)
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