〈『本統の賢治と本当の露』の表紙〉
この度私は、「宮城県図書館」から名誉な称号「非専門家」を賜った。なかなか頂けない称号だと思うので感謝したい。
顛末を少しだけ以下に紹介したい。
① 私の弟は宮城県の大崎市に住んでいて、2018年10月に私の『本統の賢治と本当の露』を宮城図書館に寄贈しようと思って弟が申し出た。
② ところが今年になってそれを拒否されたという連絡が同館からあり、その理由は弟によれば、「自費出版だからというような話だった」ということであった。
③ そこで私は、その理由を直接教えてもらいたかったので、去る2019年12月6日同館を訪れて教えてもらった。
④ すると、それは、拙著『本統の賢治と本当の露』が「非専門家の調査研究・報告書」だからである、という回答であった。
② ところが今年になってそれを拒否されたという連絡が同館からあり、その理由は弟によれば、「自費出版だからというような話だった」ということであった。
③ そこで私は、その理由を直接教えてもらいたかったので、去る2019年12月6日同館を訪れて教えてもらった。
④ すると、それは、拙著『本統の賢治と本当の露』が「非専門家の調査研究・報告書」だからである、という回答であった。
ちなみに、それは、同館の「宮城県図書館寄贈資料の受付に関するガイドライン」(平成29年4月1日施行)の次の第3が適用されたということになる。
ということは、具体的にはこの「第3」の、
⑶ の ⑥
が適用されてということになる。
まあ、『本統の賢治と本当の露』は『ツーワンライフ出版社』のオンデマンド出版だから、「自費出版」と言えなくもないので、そう判断されたとしてもそのことは甘受する。しかし、「自費出版だから」という理由で受け付けないということはないということがこれで確認できた。
ということは、拒否された理由は、
⑥ 非専門家の調査研究・報告書
だからだったということになる。
もちろん私はこの理由には納得できない。それは、実証的研究家の菊池忠二氏には到底叶わないが、宮澤賢治の「羅須地人協会時代」の年譜等に関しては、その他の「専門家」たちにはそれほど負けてはいないつもりだ。とりわけ、私の研究手法は「仮説検証型研究」によるものだからだ。
さて、それでは今後私が「専門家」になるためにはどうすればいいのでしょうかね。
というか、折角名誉な称号「非専門家」を宮城県図書館」から頂戴したのだから、私は「宮城県図書館」が言うところの「専門家」には絶対なりたくないですね。
つきましては皆様、
******「非専門家」の本『本統の賢治と本当の露』を是非手に取ってご覧下さい*****
賢治の甥の教え子である著者が、本当の宮澤賢治を私たちの手に取り戻したいと願って、賢治の真実を明らかにした『本統の賢治と本当の露』本書は、「仮説検証型研究」という手法によって、「羅須地人協会時代」を中心にして、この約10年間をかけて研究し続けてきたことをまとめたものである。そして本書出版の主な狙いは次の二つである。
1 創られた賢治ではなくて本統(本当)の賢治を、もうそろそろ私たちの手に取り戻すこと。
例えば、賢治は「ヒデリノトキニ涙ヲ流サナカッタ」し「寒サノ夏ニオロオロ歩ケナカッタ」ことを実証できた。だからこそ、賢治はそのようなことを悔い、「サウイフモノニワタシハナリタイ」と手帳に書いたのだと言える。
2 高瀬露に着せられた濡れ衣を少しでも晴らすこと。
賢治がいろいろと助けてもらった女性・高瀬露が、客観的な根拠もなしに〈悪女〉の濡れ衣を着せられているということを実証できた。そこで、その理不尽な実態を読者に知ってもらうこと(賢治もまたそれをひたすら願っているはずだ)によって露の濡れ衣を晴らし、尊厳を回復したい。
〈はじめに〉
………………………(省略)………………………………
〈おわりに〉
〈資料一〉 「羅須地人協会時代」の花巻の天候(稲作期間) 143
〈資料二〉 賢治に関連して新たにわかったこと 146
〈資料三〉 あまり世に知られていない証言等 152
《註》 159
《参考図書等》 168
《さくいん》 175
現在、岩手県内の書店での店頭販売やアマゾン等でネット販売がなされおりますのでどうぞお買い求め下さい。
あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,650円(本体価格1,500円+税150円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
電話 0198-24-9813
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ちなみに私の町の「市立図書館」では書棚に並んでいますよ
賢治を好きな多くの人達に手にとって欲しいと願っています
コメントありがとうございます。
私といたしましても、受付を拒否されるのは判らないわけでもございません。なにしろ、私の主張は、定説や通説とはかなり違っておりますので。
とはいえ、「仮説検証型研究」という手法によるものですから、ちょっぴり自信がないわけでもございません。
つきましては、焦らず、地道にこれからも取り組んでゆくつもりですが、こうしてコメントを頂きますと、とても心強いです。
鈴木 守