<ヤナギラン(安代町、2023,7,13)>
地元岩手から、本当の賢治を知ってもらいたいと、今年もまた粘り強く訴え続けて参りたいと思っております。
とりわけ、未来の子ども達のためにです。
地元岩手から、本当の賢治を知ってもらいたいと、今年もまた粘り強く訴え続けて参りたいと思っております。
とりわけ、未来の子ども達のためにです。
現在、〝このままでいいのですか 『校本宮澤賢治全集』の杜撰〟は岩手県内の書店で販売されております。
なお、岩手県外にお住まいの方も含め、本書の購入をご希望の場合は葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として1,000円分(送料無料)の切手を送って下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守 ☎ 0198-24-9813
なお、最近、高村光太郎の日記を読む機会が多いのですが、そのことから教わることは光太郎の人柄の素晴らしさである。それは、佐藤勝治が光太郎のためになにくれと世話を焼いていることからも示唆される。たとえば、昭和21年の今日(1月1日)の日記にはこんなことが書かれているからだ。
飯盒にて朝食を用意はじめたる時、分敎場の佐藤勝治さん來る。小豆餅重箱にひとつ。大根のつけもの二本、キヤベツの煮びたし一壺持參さる。食前に屆けんとせられし由。雜煮の代りにそれをいただかんとす。勝治さんと年賀交換、生れてはじめての新年也。…投稿者略…午后勝治さん再度來らる。奥様明日花巻行の由。宮崎稔氏よりの小包の荷を持參。郵便物。醤油2合配給。トマトケチャップ乾燥粉。など。〈『高村光太郎全集〈第20巻〉 補遺(2)』(高村光太郎著、筑摩書房)139p〉
そこで今年は、出来るかどうかは自信が無いが、高村光太郎、佐藤勝治そして賢治の三者の関係を探りたいと思い始めている。
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