みちのくの山野草

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signaless 様へのお願い

2024-07-30 12:00:00 | 菲才でも賢治研究は出来る
《コマクサ》(2021年6月25日撮影、岩手)

 私は、2013-11-06に下掲のような〝signaless 様へのお願い〟という投稿をした。
**************************************** signaless 様へのお願い **************************
signaless 様
 お早うございます。
 いやいやそんなことは心配ご無用です。お話ししておきましたように昨日はしばし留守にしておりましたゆえに。
 さて、力作の長編コメント(実際には、〝『-賢治昭和二年の上京-』(114~119p)〟という投稿のコメント欄にあります)ありがとうございました。そこで、まずは2つほどお願いがございます。
(1) URLについて
 相変わらず匿名の方からご批判を頂いておりますが、それはさておき、過日私のブログに他人の名前を騙って批判のコメントをしてきた人があります。騙られたその人はいい迷惑です。
 つきましては、signaless さんが今後コメントを下さる際にはあなたの〝URL〟を付してなさってください。もしそれがない場合にはお答えできないかもしれません。これが一つ目です。
(2) 他人は引き込まないでください
 そもそもこの度の私とsignaless さんとの間の論争は、signaless さんから私のかの推測に対して頂いた御批評、
    稚拙滑稽噴飯墓穴唖然呆然
から始まったものです。私達以外の人には関係のないことです。
 まして入沢先生には全く関係のない論争です。なぜならば、私達は入沢先生達とは違い、例えば賢治の生原稿などを見ることは出来ません。したがって、今回の私達の論争においては入沢先生は別世界の人なのです。
 換言すれば、一般読者が知り得る客観的な資料に基づいて行った私のかの推測に、その『稚拙滑稽噴飯墓穴唖然呆然』が当て嵌まるか否かということなのです。
 そこで二つ目のお願いです。signaless さんから入沢先生に
 鈴木守なる者が、『この論争に入沢先生を巻き込みたくありません。鈴木の「賢治昭和二年上京説」で入沢先生には絶対ご迷惑をお掛けしたくありません』と申していました。
とお伝え下さい。これは必ずなさって下さい、極めて大事なことですので。
 その上で、もし入沢先生が『巻き込まれることも止むを得えないことです』と仰ったのであれば、どうぞそのことを私にお知らせ下さい。

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 〝「菲才だからこそ出来た私の賢治研究」の目次〟へ。
 〝渉猟「本当の賢治」(鈴木守の賢治関連主な著作)〟へ。
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 ある著名な賢治研究者が私(鈴木守)の研究に関して、私の性格がおかしい(偏屈という意味?)から、その研究結果を受け容れがたいと言っているという。まあ、人間的に至らない点が多々あるはずの私だからおかしいかも知れないが、研究内容やその結果と私の性格とは関係がないはずである。
 おかしいと仰るのであれば、そもそも、私の研究は基本的には「仮説検証型」研究ですから、たったこれだけで十分です。私の検証結果に対してこのような反例があると、たった一つの反例を突きつけていただけば、私は素直に引き下がります。間違っていましたと。
 一方で、私は自分の研究結果には多少自信がないわけでもない。それは、石井洋二郎氏が鳴らす、
 あらゆることを疑い、あらゆる情報の真偽を自分の目で確認してみること、必ず一次情報に立ち返って自分の頭と足で検証してみること
という警鐘、つまり研究の基本を常に心掛けているつもりだからである。そしてまたそれは自恃ともなっている。
 そして実際、従前の定説や通説に鑑みれば、荒唐無稽だと言われそうな私の研究結果について、入沢康夫氏や大内秀明氏そして森義真氏からの支持もあるので、なおさらにである。

【新刊案内】
 そのようなことも訴えたいと願って著したのが『このままでいいのですか 『校本宮澤賢治全集』の杜撰』(鈴木 守著、録繙堂出版、1,000円(税込み))

であり、その目次は下掲のとおりである。

 現在、岩手県内の書店で販売されております。
 なお、岩手県外にお住まいの方も含め、本書の購入をご希望の場合は葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として1,000円分(送料無料)の切手を送って下さい。
            〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守  ☎ 0198-24-9813

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