《ツムット村の家並》(2007年6月29日撮影)
ツムット村の多くの家屋はこの様な造りをしている。昔ながらの雰囲気を大切にしているのだろう。ツムット村周辺の野面は一面花だらけ。その中では、 、
《1 日本ではあまり見かけることのないマンテマ、の一種シレネ・ブルガリスや》(2007年6月29日撮影)
《2 カンパヌラ・ロンボイダリス》(2007年6月29日撮影)
が目立つ。
やがてツムット村の中心街(といっても戸数はそれほど多くないが)到着。そこには小さなレストランがあるのでしばし休憩することに。すると、
《3 日の丸を掲揚して歓迎》(2007年6月29日撮影)
注文をして待っていたならばテーブルには
《4 テントウムシ》(2007年6月29日撮影)
がやってきた。
山側を見上げれば、予想も出来ぬ所にも
《5 作業小屋?》(2007年6月29日撮影)
があったりする。
また、レストランの周りには
《6 イブキジャコウソウに似た花の塊》(2007年6月29日撮影)
シソ科のティムス・ポリトリクス(Thymus polytrichus)の花筵や
《7 カンパヌラ・ロンボイダリス》(2007年6月29日撮影)
《8 ポテンティラ・アウレア》(2007年6月29日撮影)
キジムシロの仲間のバラ科のポテンティラ・アウレア(Potentilla aurea)だろう。
《9 ベルバスクム・タプスス》(2007年6月29日撮影)
これでもゴマノハグサ科の植物だというベルバスクム・タプスス(Verbascum thapsus)であろう。
では休憩を終えてツェルマットに向けて出発しよう、とすると直ぐ目の前に
《10 ツムット礼拝堂(Kpelle Zmutt)の鐘》(2007年6月29日撮影)
がある。感心するのは、何処に行っても集落があるとそこには必ずと言っていいほど教会があることだ。少し道を下って振り返ると
《11 その礼拝堂(白亜の建物)など》(2007年6月29日撮影)
が見え、もう少し下って振り返ると
《12 これがツムット村中心街のほぼ1/4?》(2007年6月29日撮影)
《13 ツムットの案内板》(2007年6月29日撮影)
なお、ツムットの表記は Zmutt かと思っていたが、ここにも見えるように Z'Mutt と表記されていることも多い。
ここにもあった
《14 ベルバスクム・タプスス》(2007年6月29日撮影)
《15 スカビオサ・ルキダ》(2007年6月29日撮影)
《16 リナントゥス・アレクトロロフスなど》(2007年6月29日撮影)
《17 シレネ・ブルガリスなど》(2007年6月29日撮影)
《18 ネズミ返しの小屋》(2007年6月29日撮影)
これが有名な"ネズミ返しの小屋"である。高床式にし、柱には円盤状の石を配し、これでネズミの侵入を防ぐのだという。
《19 ビスクテラ・ラエビガタ》(2007年6月29日撮影)
アブラナ科の花、ビスクテラ・ラエビガタ(Biscutella laevigata)だろう。青空によく映える。
《20 ロザ・カニナ(Rosa canina)?》(2007年6月29日撮影)
《21 カンパヌラ・スピカタ》(2007年6月29日撮影)
オーソドックスなキキョウとは異なるが近づくと花はやはりキキョウ科であることが判る。カンパヌラ・スピカタ(Cammpanula spicata)とのことである。
ツムットバッハ渓谷の向こう岸に、GGB鉄道上下する登山電車が見える。
《22 フィンデルバッハの鉄橋を下る電車》(2007年6月29日撮影)
《23 同上る電車》(2007年6月29日撮影)
《24》(2007年6月29日撮影)
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