以下は、自分が人生を明るく生きたいとの思いで、谷口雅春先生の多くの著書から抜き書きしていたものですが、読んでいただければ幸いです。
○人生を幸福にする秘訣は先ず自分が幸福な気持ちになり、その幸福な気持ちを、花葩(はなびら)をふり捲くように相手にそそぎかければ好いのである。向こうの欠点を見るときにはこちらの心が汚れるのである。欠点を見る暇に、美点を見て誉めてやれば、こちらの心も楽しいし、向こうの心も楽しいのだ。
○太陽の輝きは、星々の煌めきは、花の美しさは神様のあなたに対するやさしい微笑みです。
○人間の歓びと幸福とはどこから来るかというと、人間の本来が「常楽なる神の子」であるという本然から来るのである。この本然がなければ人間の歓びと幸福とは出て来ないのである。
○楽しく生きるのが神の道である。憂愁に閉ざされている心は生命を生かさないから神を遠ざかった心である。自分も生かし他をも生かす楽しき心が神心である。人は神の子であるから楽しいのが本来である。
○人々に祝福を与えよ。深切を与えよ。善意を与えよ。喜びを与えよ。微笑を与えよ。すべての善き心の波は相手に祝福を与えるのみならず、与える人自身に幸福を与えるのである。毎日一そう多く吾等は人に与えん事を決意しこれを実行せよ。
そして、「吾は神からつかわされたる全人類への祝福の使者である」と念ぜよ。電車にのっている時にも汽車にのっている時にも自分の全身からこれらの人々を幸福にするところの念波が自分の全身から放射されて今これらの人を幸福にしつつあるのである、と念ぜよ。常にこのような愛を与える気持ちで日常生活をおくればまず祝福されるのはあなた自身であるのである。
○人を称讃する言葉を与える功徳も無限に伸びる功徳であるのである。この世界を称讃の善き言葉で満たすことは、この世界全体を明るくすることになり、称讃の一つ一つの言葉は相手を生かすだけではなく、全人類を光明化し、あなた自身を生かすことになるのである。