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気の向くままに

山、花、人生を讃える

「今井美沙子」さんの話に感動

2018年07月05日 | 信仰

シスター・鈴木秀子さんについて検索しているうちに、同じくカトリックのシスターであるらしい渡辺和子という人の「キリストの香り」と題するYou Tubeにたどり着き、このところ、それを毎日少しづつ聴いていました。

 

この人は9歳の時、目の前でお父さんが陸軍将兵によって30数発もの弾丸を浴び射殺されたとのこと。いわゆる2.26事件である。その後、29歳の時アメリカにわたり、シスターとなるべく5年間の修行生活をされ、そして晴れてシスターになられたらしい。このテレビでの講話をされたのは御年88歳であられたようだ。

 

毎回の講話の時間はおよそ12分ぐらいで聴くにはちょうど良い時間だし、心に染みる善い話ばかりなので、毎回感動しながら聞かせてもらいました。そして、わたしはクリスチャンではないけれども、「この人は人間国宝」だと思いながら聞いていました。これからも聞かせてもらうことになるだろうと思います。

 

それからシスター・渡辺和子さんの話を聞いているうちに、今度は違う人が出て来たので、試しにそれも聞いてみました。この人の名前は「今井美沙子」さんといいます。長崎五島列島の福江島で高校卒業まで住まれていたとのこと。この人はシスターではなく、仏教的に言えば出家の人ではなく在家の人であるが、この人の話がまた、また素晴らしいのです。まだ、すべてではなく10回までしか聞いていませんが、シスターとはまた違った、在家の、いわゆるどこにでもいそうな庶民の、それでいて、何とも言えない、温かみと味があり、「こんな世界が本当にあるのか」と思わせるようなお話です。あらためて世界の広さ、人の世の奥深さを知らされた感じです。

 

そして、実際にこの人の書いた本を読んで、そういう生活にあこがれ、島に移住してきた人もいるらしいのですが、さもありなんと思いました。わたしも移住はできないものの、できるものなら一度福江島を訪ねてみたいと思いましたし、この人の講演会が近くにあるなら飛んでいきたいと思いました。つまり、それぐらいいい話が聞けるということです。天草の方言が耳にとても心地よい。

 

下のアドレスをクリックすればYou Tube、今井美沙子さんの「白いごはんは多めに」と題する話が聞けます。

https://www.youtube.com/watch?v=-ySGggUiqmE&list=PL12z5ETpOGHkk6jkumwop53YZcASVzY3o&index=3&t=0s