気の向くままに

山、花、人生を讃える

過去のすべてのものに感謝し・・・

2018年03月09日 | 信仰

私は、はじめて『生命の実相』を読み始め、読み進んでいたころは、それはそれは感激で、今でもその頃のことを思い出すのですが、そのせいか、他の人からも教えにふれたきっかけの話を聞くのが好きです。

今月出講したところでは、現在72歳になる人からこんな話を聞きました。

その人の子供が脳性麻痺だったか、正確には覚えていませんがともかく脳何とかという病気になり、そのことで心を痛めていた。そんなある日、仏壇の引き出しに生長の家の「白鳩」誌が入っているのを見つけ、何となく読んでみた。そして「いいことが書いてある」と思った。それで、もっと生長の家の本を読みたくなった。すると、彼は養子ですが、そこのばあさんが(その時は既に他界していた)生長の家を信仰していたことがわかった。そして近くに地方講師がいることも分かったので、その講師の家を訪ねていった。そこで『生命の実相』を読むように勧めらて読み、感動し、そして教化部で『生命の実相』40巻すべてをいっぺんに買ったとのことでした。彼は病院のレントゲン技師をしていたが、いまは養子先の金物屋を引き継ぎ、その仕事をしているとのこと。息子は車いす生活で、毎日作業所まで送り迎えしている。そして息子は作業所の仕事を楽しみにしているとのことでした。彼は70歳を超えているのに、まったく濁りのないとても澄んだ目をしていたのが印象的で、世の中にはこういう目をしている人もいるんだと感心したことでした。そんな人だからこそ、40巻すべてを一度に買ったんだろうと思いました。

また、こんな話を聞かせてくれた人もいました。その人は九州から集団就職でこちらへ来ました。その就職先の社長夫婦が生長の家の信仰をしていて、彼は奥さんのアッシー役を頼まれたりすることがあり、そんなことから生長の家を知るようになった。あるとき、その会社の研修で生長の家の本部練成会(飛田給)に5日間の予定で参加させられた。行く前は嫌な気持ちだった。ところが、いざ受けてみると素晴らしい話ばかりで大いに感動した。そして社長にぜひとも10日間、最期まで受けさせて欲しいとお願いして、最後まで練成を受けることができ、感動し、入信したとのことでした。

その時の彼の感激はいかばかりだったかと、社長に「最後まで受けさせて欲しい」と直訴したという話を聞きながら、自分のことのように感激したことでした。彼はその頃、本がスラスラと読めなかったそうですが、『生命の実相』にはすべてフリガナがしてあるので大いに助かった。スラスラと本が読めるようになったのは『生命の実相』のお蔭です、と言っていたのが印象的でした。

 

話は変わりますが、出講の勉強でテキストの『如意自在の生活365章』読んでいたらP79にはこんなことが書いてありました。

○“過去のすべてのもの”に感謝し、“それらすべて”の今後の栄えのために祝福と感謝の愛念を送って、そこを去って行くとき、必ず、その人には、新しき一層善き人生が始まるのである。この世界は、神の造り給うた世界であり、神の支配し給う世界であるから、無限に“人のためになる仕事”また“自分が生き甲斐を感ずる仕事”がチャンと準備されているのである。それはその人の年齢の如何に関することではない。あなたが、なお地上生活の停年が来ない限り既にあなたに必要な仕事は今そこにあるのである。今そこにあるものを今ここに見出し得るか否かは、あなた自身の“心境”“心の態度”“心の傾向”如何にあるのである。「一切万事われより出でてわれに還る」である。

ここにある最初の「過去のすべてのもの”に感謝し」が私の心をとらえ、「そうだ、それはとてもよい事だ。過去のすべてのことに感謝しよう」と思ったら、それだけで嬉しくなってきました。そして、小学校からの先生一人一人を思い出し、また会社で世話になった人々を思い出しつつ「ありがとうございます」としばらく唱えるようになりました。まだ始まったばかりですが、とてもよいことに気づかせてもらったと嬉しい最近です。そんな時、4,5日前ですが、新年度シルバー人材センターの役員(2年)を頼まれました。ふつうならなんだかんだと逃げるところですが、気持ちよく受けさせてもらいました。神様、よろしくお願いします。

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