下の写真は、先日出講した先の御主人から頂いたものです。
≪表紙≫
(この屏風型の手作り作品を3つもいただきました)
いかがですか。字体と書かれている言葉、そして挿絵。何ともいえない温かみがありますね。
ご主人は平成6年ごろ、ある古本屋で『生命の実相』を見つけて読んだところ、感動して入信したとのことでした。しかし、大腸癌になり、次に喉頭癌になったとのことで、手術のため声を出せなくなり、喉の声帯のところに電気カミソリのようなおおきさの、喉の振動を電気的音声に変える器具を通して話されるのですが、作品から感じられるとおり、いかにも誠実で温かみを感じさせる人でした。
また、ご主人のこのような作品を、病院や施設がそれぞれ独自に絵本にして、「ご自由にお取り下さい」と窓口に置いているそうです。そして、時には要請に応じて、老人施設などで話もされるとのことでした。その絵本がまたとても素晴しいものでした。
ちなみに、この方のお歳は70歳ぐらいで、認知症のおふくろさんを介護されたとのことでした。
このような方にお会いでき、作品までいただき、本当にうれしく思いました。出講冥利に尽きると思ったことでした。
春風や良いこといっぱい来る予感