ども、砂川です。
単車の納車で大津まで行きましたついでに、石山寺に参ってきました。
ほぼご家族みなさん分の自動車や単車をご購入いただいてまして、ここ最近、何度も
行っていたのですケド、名神高速大津インターで降りるよりも京滋バイパス石山インター
の方が早いと教えていただいて、ぢゃ、と行ってみると道沿いに石山寺でした。
石山寺は東寺真言宗のお寺で、本尊は如意輪観音。開基(創立者)は良弁です。
当寺は京都の清水寺や奈良県の長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、
西国三十三所観音霊場第13番札所となっています。
また当寺は『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも登場し、
『源氏物語』の作者紫式部は石山寺参篭の折に物語の着想を得たとする伝承があります。
聖武天皇の発願により、天平19年(747年)に良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音を
この地に祀ったのがはじまりとされます。
良弁は夢のお告げにしたがい石山の地へ向かうと、岩の上に腰掛けた老人に導かれて、
岩山の上に如意輪観音像を安置し、草庵を建てました。
その時、老人が腰掛けていたという岩と言われるのがコチラ。
ホンマかいな・・・?(笑)
本道には紫式部が源氏物語を執筆したと伝えられる間が。歌川広重の浮世絵にもあります。
現在の本堂は永長元年(1096年)の再建。東大門、多宝塔は鎌倉時代初期、源頼朝の
寄進により建てられたものとされ、この頃には現在見るような寺観が整ったと思われます。
石山寺は兵火に遭わなかったため、建造物、仏像、経典、文書などの貴重な文化財を多数
伝存しています。
お時間があればいちど訪れてみてはいかがでししょうか。梅の花が咲く頃が綺麗かも
知れませんね。
門の前のレストランで、名物「しじみごはん」が美味しいですよ。