ども、砂川です。
昨日の夕刊各紙に安倍首相の談話として「児童虐待根絶に総力を挙げたい」とありました。
平成21年の大阪市西区の「置き去り事件」以降、社会の関心度が高まり、通報件数が格段に増えたのは事実です。
今回の千葉県の事件も新聞、テレビなどのメディアが盛んに取り上げ、新しい取り組みなど行政が動き始めるかも知れません。
しかしここで個人的には考えるコトがあります。
児童虐待を防止するための取り組みは今までもずいぶんやってきました。
立場上、いろいろは言えませんが、実際のところ人的にも予算的にもいっぱいいっぱいです。
新しい取り組みを始める前に、今までの取り組みが機能してるのかしてないのか、しっかりとチェックをして欲しいです。
今までの取り組みをそのままにして、新しい取り組みを「追加」するだけでは現場がショートするのは当然です。
「必要な支援」が「必要な場所」へ届いているのかどうか?
まず足元を見ないとね。