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砂川自動車商会のドモドモ日記

スナブログ:「告発 児童相談所が子供を殺す」

2022-10-29 11:25:37 | 本と雑誌
ども、砂川です。


児童相談所で勤務経験のある児童心理士の山脇由紀子さんの著書「告発 児童相談所が子供を殺す」を読み終えました。

ちょと煽りぎみな内容とは思いますケド、ここしばらくで自分が疑問に思っていたさまざまなコトが理解できたように思います。

「子どもの虐待に関するニュースが流れるたび、マスコミは児童相談所の人手不足、専門家不足を指摘し、厚生労働省も起動相談所の虐待への取り組み強化のための法改正を繰り返してきた。にも関わらず虐待死はなくならないのはなぜか。それは原因が人手不足でもなく、専門家不足でもなく、児童相談所そのものの体質にあるからだ・・・」

冒頭、衝撃的な書き出しではじまります。

親の言うなりになる児童福祉司、いつも満員で入れない一時保護所、虐待親の心理など、読み進めるに従い、あぁ、そうなのか・・・、と思ってしまいます。

詳しくはわからないながら、先日、問題になった富田林市の置きざり死事件、児童相談所は「要保護」から「要注意」にランクを下げていた、とニュースで聞きましたケド、「誰が」「何を確認して」下げたのか、がずっと疑問でした。

目黒区の事件や野田市の事件は言わずもがな・・・。

そして読み進めるとこんな一文が・・・。

「あまり知られていないかも知れないが、家庭や子どもに関する相談で、大きな役割を果たし得るのが地域の主任児童委員だ。地域の相談役である「民生・児童委員」の中の、子どもに関する相談を専門的に受けるのが「主任児童委員」だ。民生・児童委員は基本的に無報酬のボランティアである。しかし、人や地域による差も大きいが、主任児童委員はとにかく熱心で丁寧だ・・・」

嬉しい反面、ちょとしんどくもなる・・・。(笑)

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