ども、砂川です。
谷崎潤一郎の「痴人の愛」を読み終えました。
生真面目なサラリーマンの河合譲治は、カフェで見初めた美少女ナオミを自分好みの女性に育て上げ妻にします。
成熟するにつれて妖艶さを増すナオミの回りにはいつしか男友達が群がり、やがて譲治も魅惑的なナオミの肉体に翻弄され、身を滅ぼしていき・・・。
「細雪」を読んで、そのあまりの美しい文章に感銘を受けたので、続いて読んでみましたケド、なんと軽い・・・。(笑)
ストーリー展開は極めて少ないのであっという間に読めます。
小悪魔的な女の奔放な行動を描いた・・・、云々とありますケド、私だったらイライラッとしてぶっ飛ばすだろうな、と。(笑)