ども、砂川です。
映画「プロヴァンスの休日」を見ました。
2014年制作のフランス映画、主演はジャン・レノです。
レア、アドリアン、テオの3兄姉弟は、祖父のポールに会いに南フランスのプロヴァンスへと向います。
彼ら3兄姉弟の母とポールとの間には確執があった為、ずっと疎遠な関係が続いており、彼らにとっては今回が初めての対面でした。
頑固で気難しいポールに、なかなか馴染めなかった3兄姉弟でしたが、末っ子で生まれつき聴覚障害のあるテオが、徐々に慕いはじめたのをきっかけに、ポールと3兄姉弟の距離は縮まっていき・・・。
とにかく南フランスの農村地帯の情景が言葉にできないくらい美しいです。
携帯の電波は圏外、集落へは2㎞も離れており、会う人はほとんどが知り合い。
そして家の周りにはオリーブの樹がいっぱいで・・・、わかった、豊島にそっくりなんです。
気難しいお爺さんを演じるジャン・レノにニューヨークの殺し屋の面影はまったくありません。(笑)
ハリウッド映画のように起承転結のハッキリしたストーリーではありませんし、おそらく予算規模もかなり小さいんだろうと思いますケド、いつまでも心に残りそうな「美しい映画」です。