ども、砂川です。
待ちに待った、というのか、来て欲しくなかった、というのか、感情面が複雑ではありましたケド、ホーム・キンチョウスタジアムでVファーレン長崎を迎え撃つ一戦でした。
我が家がセレッソ大阪というクラブが好きになってすぐの頃、まだ南津守にあった練習グラウンドで、トップ昇格して日も浅い一人の若い選手に出会いました。
プロのフットボール選手でありながら信じられないくらいフレンドリーで、私たちと目線を合わせて話してくれるその人柄にたちまち魅了されました。
いつも応援していたのですケド、今季から長崎へ移籍し、とても落胆しました。
その永井龍選手と「敵として」対戦・・・。
心配された天気も大丈夫でしたので、カメラを持ってバス待ち。
シーズンの正念場ともなってきましたので、みんな内に秘めた闘志をメラメラと燃やしているのがうかがえます。
加えて、柿谷選手や杉本選手など、今年のセレッソの看板とも言える選手をケガで欠き、「自分たちが頑張らないと・・・」という気概に満ちていたように思います。
さて試合、昨年まで長崎の中盤を支配していた黒木選手が移籍したコトもあり、圧力をかけられた、という思いはあまりありませんでした。
しかし、セカンドボールは拾えるものの、決定的な場面は少なく、一進一退のまま後半へ。
56分、ゴール前で得たPKを、山口蛍選手と玉田選手のアイコンタクトでクイックスタートすると、コレが見事にキマり、先制点。
長崎は梶川選手の豊富な運動量からセレッソゴールに再三迫りますケド、フィニッシャーの永井選手には藤本選手がガッチリとガードし、シゴトをさせません。
運動量の落ちた玉田選手に変えリカルド・サントス選手を、ソウザ選手に変え新人の澤上選手を投入。
「1-0を守りきるためにDFを変えるんぢゃないのか・・・?」という私の懸念をヨソに、大熊監督は2点目を獲りにいきます。
この采配が当たり、澤上選手はロスタイムに初ゴール!
2-0で長崎を突き放しました。
なんとか防ぎきったものの、やはり永井選手は怖い存在でした。
試合後にセレッソゴール裏からかつてのチャントと永井コールが・・・。
本当に愛されていたんですね。
私は試合終了後にすぐ募金活動へ行ったので、彼がスタンド席まで挨拶に来てくれたのを見るコトができなかったんですケド、いつかまたゆっくりお話がしたいです。