ども、砂川です。
やっとこ9月に入った第一日曜日、母校の大学へ行ってきました。
体育会ソフトテニス部が宿敵早稲田大学を上ヶ原に迎え撃つ「第77回早関戦」です。
その昔、軟式庭球の東日本の雄・早稲田と西日本の雄・関学が「直接対決で雌雄を決する
ために」始まった早関戦、数えて77回目です。
長い歴史の中には、両大学ともに様々な時期があり、特に私の時代は全日本(インカレ)を
征する早稲田に対し、関西リーグですら底辺に迷う関学という構図で、まるで勝負に
なりませんでしたケド、常に全力で敬意を持って対戦してきました。
私の卒業後、関学もスポーツ推薦入学がはじまり、戦力としては十分戦えるレベルに
あります。
しかし早稲田は今年も男女ともにインカレ制覇。
名実ともに「全日本の雄」です。
正門をくぐると「創立125周年記念日まであと○○日」というモニュメントがあり、
ペナントなども掛けられています。
私が在学中に「創立100周年記念」の行事がありましたので、月日の流れに感慨をおぼえ
ますね。
関学の象徴、時計台はやはり神々しくそびえ建ち、卒業後、大学を訪れる度に時計台に
向かって一礼してしまうのは、体育会OBの性なのでしょうか? (笑)
「在学中の4年間は関学の名のもとに新月を背負い、自分のすべてをかけて戦え!
気力、体力、喜び、悲しみ、すべてをぶつけろ! そして卒業式の日に時計台を見上げて
涙を流せ!」
私が現役時代に、体育会会長の先生が中央講堂でおっしゃった言葉です。
さて試合。現在のテニスコートは私が主将の時にこけら落としをした新コートです。
一昨年前に2面増えて、クレー4面、オムニ1面、夜間照明付きの立派な施設になりました。
私が下級生の時の、キャンパス外の、工場敷地内を間借りしていたコートとは雲泥の差です。
結果はあまり書きたくありませんケド、女子3チームの点取り戦は0-3で完敗。男子6チームの
殲滅戦は0-6の完敗。
1勝もできずに敗退・・・。
私の時代の、月とスッポンほどの実力差があった時でも「0勝」ではありませんでした。
何よりも、コート内での立ち居振る舞いや緊張感のなさが、OB生としてはとても気に
なって、残念でなりませんでした。
この歴史のある早関戦、4年生にとっては最後の試合、何をかけて、何を思って戦いに
挑んだのか? 観戦に集まったOBの存在をどう感じたのか?
この試合に「負けて」、涙を流すほどの熱い思いがあったのか?
現役生諸君には猛省を期待します。