ども、砂川です。
懐かしい方との再会があったり、思いやり溢れる友人との会話があったり、で、ココロに
落ち着きを取り戻しつつありますが、(笑) やはり時折、ムシャクシャするので、こんな
時には、アタマがパァーになるような音楽を聴くのがイチバン!(笑)
奇才、デヴィン・タウンゼント率いるストラッピングヤングラッド「CITY」です。
こいつはスゴイです。
音楽と呼べるかどうか・・・さえ迷います。
アルバムの最初から最後まで、とにかく巨大な音の壁が土石流のように雪崩落ちてきます。
「 歌舞伎町から超鋼鉄重低爆音」という超三流な邦題も怪しげ感タップリで。(笑)
デヴィンは、コレまた奇才のギタリスト、スティーブ・ヴァイとのプロジェクトで、その
底知れない次元の才能をこれでもか、と見せつけましたが、このアルバムに参加している
ドラマーのジーン・ホグランってのが、またスゴイ。
元ダークエンジェルというデスメタルバンドに所属していたご仁で、その巨体をドラム
セットに座らせると、ツインバスドラムを最初から最後まで超高速で打ちっぱなし!
このアルバムは2ndで、1stはドラムマシーンだったんですね。
でもこのヒトは機械に負けないくらい、まったく遜色なく速くて、半端ぢゃなく正確無比
です。
このアルバムほど進化した音楽を、今まで他に聴いたコトがありません。
Rock & Rollの、RockもRollも、ましてBluesの気配なんかまったくしません。(笑)
ついでにもう1枚。ワイルドハーツの「Anthem」。
ワイルドハーツはジンジャー(Vo,G)率いる、ポップでキャッチーなロケンローバンドで、
私は大好きなんですが、この3rdアルバムだけは、まったく別の音楽で、180°違う位置に
ある音像です。
メロディーがあるのかないのか、音はとにかくノイズにしか聴こえません。
アルバム1枚、通して聴いても、決して心地イイ気分にはなれないですね。(笑)
こんなアルバムでも、時折、聴きたくなるような時があるのも不思議です。(笑)