ども、砂川です。
朝夕、すっかり寒くなってきまして、ツナギの内に着るロンTを買いにユニクロへ。
ユニクロのレジに置いてます募金箱、見たコトありますか?
「瀬戸内オリーブ基金」の募金箱です。
私の父の故郷、豊島は小豆島のすぐ隣にあります。
周囲約19km、人口約1,400人、自然がイッパイで便利のモノがなんにもない、
すばらしい島です。現在は老人の比率がきわめて高いです。
コンビニなんてもちろんありません。信号もなかったと思います。
上下水道、ガス、警察、銀行、そんなのもなかったと思います。
最近、それまであった診療所がなくなったのが問題になりました。
郵便局、農協、喫茶店、それぐらいはあります。
砂川自動車商会が創業した昭和45年当時、2歳だった私はしばらく本家に預かって
もらってました。
その後、幼稚園生、小学生の頃も夏休みの間中ずっと豊島なんてコトもたびたびでした。
私にとっても故郷ともいえる島です
この島が全国で最大といわれる産業廃棄物の不法投棄の現場となりはじめたのは
昭和50年頃からです。
この後の経緯は新聞、ニュースで多くとりあげられましたが、中坊公平弁護士と
ともに戦い、勝利したのは平成12年のコトです。
行政は責任を認め、香川県知事が全島民に謝罪して、産業廃棄物は隣の直島という島の
巨大な工場で焼却するコトになりました。
ユニクロの柳井社長がこれらの動きに共鳴していただき、全国のユニクロのレジに
傷ついた豊島にオリーブを植樹するための募金箱を設置して下さることになったのです。
大量生産、大量消費の時代に、便利で効率的なことが美徳ではないというコトを
我々は考えなくてはいけないという警鐘です。
今日は社会派のブログで。