新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ウマノスズクサ:馬の鈴草 (野辺のサキソフォン)

2008-09-07 08:11:05 | 植物観察1日1題

高槻原地区の田圃のふちにウマノスズクサ:馬の鈴草(ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)が咲いています。
果実が馬の首につける鈴の形に似ているというのでこの名がありますが、それよりもユニークなのがサキソフォンに似た花の形です。花弁がなく、筒状の花はがく片が合着したものです。
花の先端部には、内側に向いた毛が密生し、虫が入りやすく出にくい構造になっています。
花はたくさんつきますが、名前の由来になっている果実はめったに見られないといいます。時期を見てもういちど行って探して見るつもりです。

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2 コメント

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ウマノスズクサ面白いね~ (sibuya)
2008-09-07 12:35:28
ウマノスズクサ初めて見ましたが 奇妙でユニークな
花ですね~ 虫が入り易く出ずらい・・食虫植物ですか?
メッタに見られない果実・・一度見たいものですね~
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食虫植物ではありませんでした (mukago)
2008-09-08 07:21:44
sibuya 様
食虫植物かどうか私も疑問に思っていましたので、ネットで調べましたら次のようにありました。
「ウマノスズクサ:(アリストロキアAristolochia)は、食虫植物ではありません。普通の植物と違って、非常に目立つ花を付けるのが特徴でが、この花は昆虫を引き寄せ、一時的にそれを捕らえます。しかしそれは、すべて受粉のためであって、虫を食べる訳ではありません」
日本の食虫植物は湿原など貧栄養の場所に多く、根からは不足する栄養を虫を食べることで補うのだそうです。

勉強になりました。
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