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ミヤマウグイスカグラ:深山鶯神楽(スイカズラ科スイカズラ属)が赤い実をつけています。平地に多く見られるウグイスカグラは全体的には無毛、毛が散生するのがヤマウグイスカグラ、この二つは分布域もほとんど同じで、中間型もありあえて区別する必要がないとの見方もあります。
これに対して、ミヤマウグイスカグラは、東北地方、日本海側に多く、山地に生育します。
若い枝、葉柄、葉の両面、花冠や子房、花柄、苞にも腺毛が目立つのが特徴です。(4月29日記事)
岡山自然保護センターで見たミヤマウグイスカグラの果実は、見事に毛(腺毛)が生えていました。あまりきれいで食べるのははばかられましたが、十分食べられるはずです。
スイカズラの実については、09年1月21日の「むかご」で取り上げています。
種子が面白い形をしていますので、秋に実が熟したら見てみてください。