新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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初秋の八方尾根(6)ハクサンシャジン:白山沙参

2005-09-02 07:04:09 | 植物観察1日1題
雨に濡れて小さい釣鐘形の花から水滴が滴り落ちています。
ハクサンシャジン:白山沙参(キキョウ科)は、別名タカネツリガネニンジンと呼ばれ、山野に生えるツリガネニンジンの高山形です。名の“沙参”はツリガネニンジンの、またはその根の生薬名です。漢方の沙参は、去痰、解熱に薬効があります。
茎の高さ30~60cmで、釣鐘型の花を2~3段に数個ずつ輪生します。花は淡紫色が主ですが、濃い紫から、紅や白に近いものまで変化が多いのも特徴です。
風に揺れる紫の釣鐘型のハクサンシャジンも、秋の高原を代表する花のひとつといえるでしょう。

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