簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

水基巡りの町(JR乗り潰しの旅)

2012-05-21 | Weblog


 “水の都”とも呼ばれる熊本県には、名水百選に選ばれた名水が4ケ所もある。
ここ宮地も昔から、どこを掘っても水が出ると言われる程、湧水に恵まれたところだ。



 阿蘇神社から続く玉砂利の道は、仲町通りと言う商店街に続いている。
昔から門前町に開けたところらしいが、元々地元の人々を相手にした商いで、
神社の参拝客が立ち寄ることは殆ど無かったそうだ。
 そんな神社に参拝する人々を、商店街に引き込もうと十数年前に整備を行っ
たのが“水基(みずき)”だ。



 水基は、「水が出る基」と言う意味で、水飲み場の事らしい。
ここにはそうした湧水が、商店街のいたるところにあり、その数何と22か所もある。

 

 懐かしい雰囲気の有る商店街の店先には、それぞれの意匠を凝らした水基があり、
色々とユニークな名前が付けられている。
お店を冷やかしながら、水基巡りを楽しみ、お好みの水を捜し歩くのも楽しいものだ。






 商店街には美味しいもの沢山ある。
湧水でだすコーヒーを売り物にする喫茶店やスイーツのお店もある。
 老舗の馬刺しを扱うお肉屋さんの“馬ロッケ”(馬肉の入ったコロッケ)は、店自慢
の名物で、一つでも注文を聞いてから揚げはじめアツアツを出してくれる。



 “田舎いなり”は、阿蘇やさいの五目飯が一杯に詰まったジャンボサイズだ。
昼食にこの二つを買い求め、駅に戻る。(続)




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