簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

グランクラス・その1(JR全線乗潰しの旅)

2013-12-25 | Weblog
 「ご依頼のチケットが取れました」と、5月の下旬、最寄りのJRの駅から
電話があった。東北新幹線の乗り潰しに際して、折角乗るのなら・・・・と
お願いしていたチケットが予定通り取れたと言う。



 JR東日本の東北新幹線には、E5系・6系の新型車両が導入されている。
その車両にあって今話題を集めているのが「一味違う快適な空間と優雅な
時間の提供」を謳い颯爽とデビューした「グランクラス」である。
新青森から東京まで、そのチケットをお願いしていたのだ。



 その日、新青森駅から「はやぶさ12号」の10号車に、専任のアテンダント
に迎えられ乗り込んでまずその豪華さに驚かされた。



 車両の中央付近には乗務員室やトイレ等が設けられ、片側半分が従来の
グリーン車で14列定員55名なのに対して、こちらは、1×2シートが6列定員
は僅かに18名である。

 

 渋い色調に統一され、落ち着いた雰囲気の室内には、本革製のシートが
ドッカとゆとりを持って据えられていた。



 シートは、その風貌が今までのそれとはまるで違う。
固定された大きなゆりかごのようなもの(シェル)に包み込まれているので、
最大限リクライニングしてもその中で吸収され、前後の間が狭くならない。



 左の肘掛けにはコントローラーがあり、背もたれ、座面、フットレストなど
のシートのポジションが完全自動で好みの位置に調整できる。



 二人掛けの席には半透明の仕切りが設けられ、各座席には読書灯も設け
られている。室内の照明が若干抑えられ、トンネルも多い路線なのでこれは
中々にありがたい。(続)




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