簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

三陸鉄道北リアス線(JR乗り潰しの旅)

2011-02-25 | Weblog
 これに乗り遅れると、次は17時20分まで待つことに成るので、乗り遅れるわけにはいかない。
8時01分発の列車で折り返し、9時過ぎ再び宮古に戻ってきた。



 折角だから、駅から近い宮古魚菜市場に立ち寄ってみる。
駅前から真っ直ぐに延びる広い道を10分程歩くとそれは有る。



 さすがに市民の台所と言われるだけあって、市場は海産物や青果物、果物からお菓子、日用品まで、
あらゆる品々が溢れている。
市場の中央には、ちょっとした広場があって、近郊農家のおばあちゃん手作りの野菜などが並べられ、
それを買い求める多くの人々で活気が溢れていた。
 少しばかりのお土産と、お昼ごはんに成りそうなものを買い求め、駅に向かった。







 三陸鉄道北リアス線は、三陸の海岸線に沿って、久慈までの71Kmを1時間半ほどで結んでいる。
ここら辺りの海岸は、大昔地殻変動で隆起してできたものらしく、幾つもの深い入れ江が入り組んでいるため、
海近くに鉄路を建設する事が出来ず、路線の殆どが高架橋と43ケ所のトンネルで占められている。
そのトンネルの総延長が40Km近いと言うから、全線の半分以上を占めることに成る。

しかしトンネルは多いものの、それを抜けた瞬間に、いきなり広がる太平洋の大パノラマは、雄大で、見応えがある。
その上、絶景ポイントでは、一旦停車するサービスも有り、ゆっくりとこの景色を堪能する事が出来る。



 この路線では、冬場の土・日・祝には、「こたつ列車」が運行される。
車内のストーブで「生せんべい」を焼いて、乗客に渡すサービスも有るらしい。
この列車は、普段は、お座敷構造に転換し、団体列車として使われる事も有ると言う。(続)




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