簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

中禅寺温泉へ(JR乗り潰しの旅)

2011-06-10 | Weblog
 駅前で20分程待っているとバスが来た。
乗り込んで1分程で、東武日光駅前のバス停に到着する。
何と言う違いだろうか、僅かな距離しか離れていないのにまるで別天地。
駅に人は流れ、駅前に構える店々も活気が満ちている。
JRが、宿敵東武に完敗の構図が良く分かる。



 バスは10分足らずで大谷川に架かる日光橋を渡り、左折する。
東照宮への入口は、さすがに人が多い。
神橋の赤い欄干を左に見て、国道120号線を行く。



途中、馬返からは第二いろは坂と言われる一方通行の道を行く。
昔男体山は、女人禁制、牛馬禁止の山であったため、ここで牛馬を乗り捨てた事がその
名残だと言う。



いよいよ山登りと成り、急なカーブとかなりの勾配が続く。
明智平のロープウェー乗り場などを経て、秋には紅葉の名所として、人気の日光の山々
と深い谷を車窓に見ながら、中禅寺温泉バスターミナルに到着する。

バスターミナルの回りは賑わっていた、と言っても賑わっているのはバスターミナルで
は無くその先の華厳の滝に向かう人の流れ。
路線バスで訪れるのはどうやら少数で、ほとんどが観光バス、マイカーのようだ。

人の流れに従って、滝見物をする観曝台へ向かう。
大きなエレベータを降り、ヒンヤリとする長いトンネルを進むとやがて目の前が開けた。
風向きなのか、水しぶきがすごい。



夕暮れで、逆光でもあり、水煙で滝が良く見えない。
それでも時折風の吹きようで霧が割け姿を見せる。
高さ97メートル、落口幅7メートル、毎秒3トンの水を落とす華厳の滝はさすがに迫力が
ある。(続)


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