簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

倉敷市営球場 (水島臨海鉄道に乗る)

2022-08-29 | Weblog
 倉敷運動公園にある倉敷市営球場は、戦後まもない昭和24(1949)年
にオープンした。両翼93m、中堅121m、収容人数1.5万人は、当時中国
地方最大の球場と言われていた。
  調べてみるとそのこけら落としは、東急フライヤーズVs大阪タイガー
スのプロ野球公式戦が行われ、収容人員の倍以上の観衆が集まったと伝え
られている。



 ちなみに東急フライヤーズは、戦後間もない昭和21(1946)年にセネ
ターズとして誕生、その後東映フライヤーズ、日拓ホーム・フライヤー
ズ等、幾多の変遷を経て本拠地を北海道に移した日本ハム・ファイター
ズの前身である。



また大阪タイガースは、昭和9(1934)年に阪神電気鉄道を親会社に、
甲子園球場を本拠地として、設立された球団で今の阪神タイガースだ。



 その後もメジャーリーグが来日した折や、プロ野球の試合が行われた
らしいが、最近ではもっぱら高校球児の予選大会や社会人野球の会場と
して使われている。
 しかし市街地にあり、住宅地に近いことなどから、たびたび騒音問題
が起こっていたようだ。



 その為今では、プロ野球の開催は、「倉敷マスカットスタジアム」に
その役割を移している。同球場は同市中庄の倉敷スポーツ公園内にあり、
平成7(1995)年にオープンした。
岡山市内にある県営球場が老朽化した為その代替えとして建設された。



 両翼99.5m、中堅122m、収容人数は3.0万人を誇る本格的な球場で、
プロ野球のオープン戦や公式戦などが行われている。
近接して補助野球場も整備されていることから、中日や阪神、楽天等が
ミニキャンプを張ったこともある。(続)





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