簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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天領・日田 (JR乗り潰しの旅)

2013-01-11 | Weblog
 日田の町中の見所は、久大本線を挟んで南北に広がっているので、町をめぐるには、
駅に併設された観光案内所で、レンタサイクル(一日700円)を借りるのが良いだろう。



 北側に有るのが“豆田町エリア”で、江戸時代の御用商人の商家や蔵屋敷が立ち
並び、春には“日田おひなまつり”が行われるなど、日田を代表する名所である。
 
 南側に広がるのが“隅町エリア”で、鵜飼いが行われる三隅川の北岸に立ち並ぶ
温泉旅館を中心に、比較的新しい町並や施設が続いている。


 
 日田は昔から良質な井戸水に恵まれたところらしく、薫長酒造、老松酒造、いいちこ、
ビール等の酒造関連の工場も多く立地していて、中には見学できる施設も有る。

 駅を出て久大本線を潜り、広い道を花月川に突き当たるまで真っ直ぐに進むと、その
川縁に蔵元・薫長酒造が有り、併設された資料館や酒蔵を見学する事が出来る。





 工場にはレンガ造りの煙突が、シンボルのように聳え建っていて、それを取り巻く様に
蔵が立てられている。



 元禄時代に建てられた一番古い蔵もそのまま残り、他の四棟の酒蔵も建設された当時
の姿をそのまま残している。 300年以上続く老舗の醸造元では、現在もそれらの施設を
使って清酒や焼酎の製造を行っていると言う。



 蔵元には、ショップやカフェも併設されている。
お酒が少しブレンドされた“吟醸アイスクリーム”は事の他美味しいと評判だ。(続)





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