列車がホームに停まると、名曲“荒城の月”のメロディが聞こえて来る。
ホームからは背後真直に迫った小高い丘を見ると、滝が一筋流れ落ちているのが
見える。山間に開けた小さな城下町・竹田は湧水の町であり、作曲家・滝廉太郎
縁の町でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f3/fffa764cae42166fb4aeda0f7227b55a.jpg)
次の列車まで,50分ほどの待ち時間で歩けるコースを、駅中の観光案内所で教えて
もらい、お城の御殿屋敷風の駅舎を出る。
目の前を稲葉川が流れ、そこに架かる竹田橋のたもとに“田能村竹田”が小さな
身体をして座っている。ここ岡藩の藩医の次男として生まれた竹田は、その後我が
国を代表する南画家に成る。これはその偉業を讃える顕彰の像である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7a/8ee61709e33c9c01baa8c83dd7aa8882.jpg)
駅前から続く古町通りは趣のある商店街だ。
そんな中の荒物屋は、江戸時代から120年も続く老舗らしく建物も当時のものとか。
店先で、荒物を並べながら女主人が教えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/42/c42f98e691171743510c53c291198e43.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/5f/256ee6b1a195eabc01b2f4bbd107ab6e.jpg)
商店街を外れ、寛永年間に創建された愛染堂に上がってみる。
小高い丘の上からは、竹田の町が一望で、更にその先に目を移すと正面に廉太郎が
“荒城の月”をイメージした岡城址の石垣が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f4/276abcc8766de7227034277856a8edff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/25/c19fe90930c94c5fa4dbf303057a1de0.jpg)
愛染堂の下に廉太郎が住んだ家が記念館として残されている。
住宅街を貫く細い道の奥のトンネルは“廉太郎トンネル”と呼ばれ、通ると廉太郎が
作曲したメロディが流れてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c8/341cbf949019a66b4b7c4b809409f15d.jpg)
町には岡城址や古い武家屋敷等も残っているが、とても50分では廻りきれない。
少し時間を掛けて、ゆっくり楽しみたい、風情のある山間の城下町である。(続)
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見える。山間に開けた小さな城下町・竹田は湧水の町であり、作曲家・滝廉太郎
縁の町でもある。
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次の列車まで,50分ほどの待ち時間で歩けるコースを、駅中の観光案内所で教えて
もらい、お城の御殿屋敷風の駅舎を出る。
目の前を稲葉川が流れ、そこに架かる竹田橋のたもとに“田能村竹田”が小さな
身体をして座っている。ここ岡藩の藩医の次男として生まれた竹田は、その後我が
国を代表する南画家に成る。これはその偉業を讃える顕彰の像である。
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駅前から続く古町通りは趣のある商店街だ。
そんな中の荒物屋は、江戸時代から120年も続く老舗らしく建物も当時のものとか。
店先で、荒物を並べながら女主人が教えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/42/c42f98e691171743510c53c291198e43.jpg)
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商店街を外れ、寛永年間に創建された愛染堂に上がってみる。
小高い丘の上からは、竹田の町が一望で、更にその先に目を移すと正面に廉太郎が
“荒城の月”をイメージした岡城址の石垣が見える。
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愛染堂の下に廉太郎が住んだ家が記念館として残されている。
住宅街を貫く細い道の奥のトンネルは“廉太郎トンネル”と呼ばれ、通ると廉太郎が
作曲したメロディが流れてくる。
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町には岡城址や古い武家屋敷等も残っているが、とても50分では廻りきれない。
少し時間を掛けて、ゆっくり楽しみたい、風情のある山間の城下町である。(続)
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