ひよりの音楽自己満足

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15.12.27 鬼怒無月さん・吉見征樹さんDUO

2015-12-30 08:40:19 | ライブレポ Jazz/Fusion
・◇ 2015.12.27 成城CAFÉ BEULMANS
<鬼怒無月さん・吉見征樹さんDUO>
 ギタリスト鬼怒さんと、タブラ奏者の吉見さんのDUOのライブを以前から観てみたいなってずっと思っていたんですけど、なかなかスケジュールが合わなくて観に行けなくて。そんな折に12/27に成城でライブがあると知り、しかも夕方17時からと早めなスタートなので、これはチャンスと思い、即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。静岡市での所要を済ませてから成城へ。こじんまりとしたお店なので早めに行こうとは思ったのですが、ふと思い出したのは・・・お二方のファンは女性が多いので、もしも美しい女性の方々のなかにおっさんが居たら場違いだろうなぁという不安がよぎって。やっぱり遠慮したほうがいいかなぁ?なんて少し迷いましたが、しかしこんなチャンスはなかなかないのでは、と思い、どうしても場違いだったら1部のみで退席しようかと覚悟を決めてお店へ。するとわずかに男性のお客さんもおられて安心して空いている席へ。ステージは向かって左にタブラが、右にガットギターとブラウンのレスポールが準備されています。

 17時をちょい過ぎたころ、お二方がステージへ。大拍手です。お二方共にブルー系シャツに黒系パンツ姿でクールにキメて。「こんばんは、ありがとうございます」って吉見さん。吉見さんは風邪をひいてしまったそうで「鼻水が出ておりまして」って。鬼怒さんはガットギターの準備を。演奏は基本的に「フリー」だそうで即興演奏のようですね。で、吉見さんはティッシュの準備をして、マスクをして演奏を始めようとしますが、お客さんからクレームが。「私の風邪移っても大丈夫?」って吉見さんマスクを外して。

 「それじゃ演奏始めましょうか」って。まずはギターがゆったりとほのぼのとした感じのメロディを奏で、時折テクニカルなフィルをいれて。どこか懐かしい、のどかな風景をのんびり眺めているかのような感じですね。それが徐々にテクニカルに。吉見さんは時折鈴を鳴らし、一旦鼻をかんで。そしてミドルテンポのタブラのリズムがはいって、ギターのリズミカルかつテクニカルなリフが明るく楽しく躍動感たっぷりにながれ、ギターとタブラのリフの掛け合いも。中盤からはアップテンポになってノリノリモードでパワフルに激しく。その後、一旦静かになって3連のリズムでタブラの躍動感あふれるソロが。終盤ではアップテンポのROCK調になってノリノリモードで盛り上がって、ギターのアグレッシブでスリリングなソロが。ラストはエネルギッシュに激しくスピード感たっぷりにスリリングに盛り上がって。

 「ヨシミマサキ!」「キドナツキ!」って紹介しあって大拍手!「気張ってると鼻水出ない」って吉見さん。「オレのソロのとき、鼻かんでた」って鬼怒さん、爆笑!「そういえば、昔“忍者ハ○トリくん”に“ハナオカジッタ”ってひとでてましたよね」って吉見さん。ここから昔のアニメのさらに昔の実写版のお話に。「宇津○健さんが出てたのは何だったか?」みたいな。ただ鬼怒さんは、実写版はあまり記憶がないそうで。で、鬼怒さんは話ながらレスポールの準備を。

 まずはギターがのどかな感じでゆったりと奏でて。吉見さんは一旦鼻をかんで、ティッシュを鼻に詰めて爆笑!「目を閉じて、音楽に入る」って鬼怒さんはなるべく見ないようにして奏でて。そして立ち上がって椅子を避けて、そこからディレイをかけてヴァイオリントーンで幻想的に奏で、そこから力強くのびやかにエモーショナルなソロを。その後ゆったりとブルージーな感じのリフを奏で、ミドルテンポのタブラのリズムがはいって、そこからギターがディストーション(?)をかけてヘヴィリフから今度はワウをかけてエモーショナルかつテクニカルなソロを。エネルギッシュに激しく弾きまくって。中盤では吉見さんが小さなタンバリンでミドルテンポのリズムを刻み、ギターがヘヴィリフから再び激しく弾きまくって。その後ギターのワウをかけたカッティングリフからタンバリンの躍動感たっぷりの力強いソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードになって、ギターのワウをかけたテクニカルなソロが。ラストはパワフルなヘヴィリフから叩きまくりタブラとともに激しく盛り上がってFin。

 「キドナツキ!「ヨシミマサキ!」「吉見征樹でございます」って紹介しあって大拍手!「いま何時?」って鬼怒さん。お店の方が「6時7分です」って。「ちょうど1時間ですね。じゃあここで休憩にします」って、ここで第1部終了です。

 18時半少し前くらいにお二方がステージに戻って準備を。鬼怒さんはガットギターの準備を。「鼻は?」って鬼怒さん。吉見さんは鼻をかんで「大丈夫ではない」って。
 まずはギターがゆったりと瑞々しく奏で、テクニカルに力強く。そしてミドルテンポのリフを弾いて、吉見さんがヴォイスタブラを。アップテンポで早口でパワフルに。その後タブラでミドルテンポのリズムを刻み、ギターがゆったりと力強く奏で、そのままテクニカルなソロを。中盤では静かになってタブラがアップテンポのリズムを刻み、ギターが躍動感たっぷりにリズミカルにテクニカルなリフを弾き、パワフルにトリルを。そしてギターのパワフルなカッティングから吉見さんのソロへ。まずはヴォイスタブラで、そしてタブラを叩いて。終盤ではギターのパワフルなカッティングリフから躍動感たっぷりに激しく盛り上がって。ラストはだんだんとゆっくりになり、テクニカルなソロをキメて。

 吉見さんは直径10cm長さ25cmくらいの木製の筒を。「ゴミ箱とちゃいますよ」って爆笑!そして筒から弦を伸ばして。あれはなんて名前の楽器なのかな?で、弦を弾いて吉見さん“お正月”のメロディを弾いて。曲が終わると大拍手!吉見さん、鬼怒さんのほうを見て「怒った?」って。「ヨシミマサキ!」って鬼怒さん、大拍手!「これで1曲終わり」って吉見さん、爆笑!

 鬼怒さん、ガットギターのままでリズミカルリフを弾き、吉見さんも筒弦でリズミカルリフを弾き、躍動感たっぷりにリズミカルに、さらにパワフルなブレイクもキメ、リズミカルリフが激しくエネルギッシュに。それが徐々にゆっくりとなり、吉見さんは筒を置いてタブラでミドルテンポのリズムを刻み、ギターなリズミカルリフを弾き、アップテンポになってノリノリモードで明るく激しくスリリングに。終盤ではギターのリズミカルでテクニカルなリフから躍動感たっぷりにタブラも叩きまくり、ラストはパワフルなカッティングリフから激しくスリリングに盛り上がって、パワフルなブレイクをキメて。

 「あと1曲ってとこかな」って鬼怒さん。「吉見さん、仕事納めはいつですか?」って。「集中しようとしてるのに」って吉見さん、爆笑!鬼怒さんはレスポールの準備を。で「仕事始めはいつですか?」って鬼怒さん。「来てくれるんですか?」って吉見さん。「オレが行くわけない」って鬼怒さん、爆笑!で、おのおのライブ告知をされますが、ここで某ミュージシャンのお話になって・・・あまり書くとバレますから書けませんが「お気の毒」って鬼怒さん。

 「○○さんに捧げます」って鬼怒さん。まずはギターがナチュラルトーンでのびやかに奏で、テクニカルなフィルも入れ、吉見さんがチャイムを鳴らし、そして吉見さんが♪ビヨ~ンって口琴を鳴らし、ギターと掛け合いを。口琴を鳴らしながら「お気の毒」「なま○げ」って爆笑!その後ギターと口琴でリズミカルなリフを奏で、そこからギターのエモーショナルなソロが。中盤ではタブラのミドルテンポのリズムからギターがのびやかに奏で、そこからテクニカルなソロへ。さらにヘヴィサウンドになってテクニカルに弾きまくって。続いて吉見さんのソロへ。まずはヴォイスタブラで、そしてタブラをアップテンポで叩きまくって。終盤ではギターがヘヴィサウンドで激しく弾きまくり、タブラもエネルギッシュに叩きまくって盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手!「キドナツキ!」「ヨシミマサキ!」「吉見征樹でございます」っておのおの紹介されて「ありがとうございました」って大拍手!で、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとすぐに「じゃ、アンコールやります」って鬼怒さん、大拍手!

 「ディンターナやろうか」って吉見さん。そして「皆さんに歌っていただきます」って。「♪ディンターナ~って同じフレーズなんで一緒に歌っていただけたら」「みんな歌ってくれたら、私も年越せます」って。さらに「1回歌ってくれたら鬼怒が100円払います」って吉見さん、爆笑!「無理!」って鬼怒さん。「ちっさいなぁ。なんや、払ろうたら!って言ってくれたらかっこよかったのに」って吉見さん。「いや小さいです」って鬼怒さん。「だって1回100円だったら100回で10000円ですよ」って。「皆さん大人ですから、ほんとに払えなんて言わないでしょ」って吉見さん。「いや、わからないですよ」って鬼怒さん。

 「今年1年、感謝の気持ちを込めまして、久しぶりに歌います」って吉見さん。ミドルテンポのタブラのリズムからギターのゆったりほんわかした琉球メロディを思わせる心地よいリフがながれ、♪ディンターナ~って大合唱。途中から吉見さんは手拍子で、そこからギターソロへ。エモーショナルでのびやかに奏で、さらにテクニカルに弾きまくって。続いては吉見さんのソロ。まずはヴォイスタブラで。そしてタブラをリズミカルに叩いて。終盤では再び大合唱。徐々にテンポアップしていって、ギターは弾きまくって、ラストはゆっくりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ヨシミマサキ!」「キドナツキ!」って紹介しあって大拍手!最後に鬼怒さんが物販の宣伝をして「ありがとうございました」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると19時半。前後半合わせて2時間強の即興ライブ、めっちゃ楽しかった!
 凄腕演奏に眼が釘付けになり、爆笑MCに大笑いさせていただき、至福のひと時をすごさせていただきました。また機会ああればライブ観に行きたいっ

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