ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

16.8.27 MASHEEN MESSIAH

2016-08-28 20:28:55 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2016.8.27 吾妻橋隅田川特設ステージ
<吾妻橋フェスト2016>
 壮大なメロディアスプログレハードのオリジナル曲を演奏するバンド<MACHINE MESSIAH>改め<MASHEEN MESSIAH>。2002年にCINDERELLA SEARCHのキーボーディストの<穐山“KAME”義英さん>が YES の名盤「Drama」を完全再現するために結成されました。当初は<機械飯店>として活動され、その後、ライブが好評だったこともあり、オリジナル曲を演奏するバンドへ進化し、そして2008年にバンド名を「MACHINE MESSIAH」(マシーン・メサイア)に改名されたそうです。現メンバーはキーボードの穐山さん・ヴォーカルの<棚村”ゴンザレス“睦さん>、ベース<鶴間“ヤサイ”靖さん>、ギター<井上”マイケル”竜夫さん>で、ドラムスは2013年よりアメリカ人ドラマー<Mark Murdockさん>です。
 自分はその2013年12月のライブ以降すっかりご無沙汰になってしまっていました。そんな折の2016年、ついにアルバムを発表するとのビッグニュースが!思わずバンザイっす!メンバーの皆さんそれぞれに多忙とはいえ、これほど完成されたバンド&楽曲なのにスタジオレコーディングに至らなかったのが凄く不思議でした。そして夏に10/22にCD発売&レコ発ライブ決定と、バンド名変更のお知らせが。<MACHINE MESSIAH>改め<MASHEEN MESSIAH>とのことで。CD発売にあたっての“大人の事情”なのかなと推測。で、もう待ち遠しくてワクワク♪そんなときになんと8/27に隅田川吾妻橋で行われるフェスに出演されると知って、ちょうどその日は品川で仕事なので、その帰りにそのまま観に行ける!と楽しみにしていました。心配なのは雨だけ。

 さて当日。土曜ですが仕事でして。バンドの出演予定時間が18時半とのことで、仕事を終えてから浅草へ。よほどの豪雨でないかぎりは雨天決行とのことで。あいにく小雨でしたけど、客席にはすでの大勢のお客さん達が前バンドのライブを楽しんでおられました。

 で、前バンドのライブが終わって、ステージはあわただしくセットチェンジを。ステージは向かって右に綺麗なブルーのVHモデルギターを抱えた井上さん。ステージ右には1台のキーボードを前にしてアフロヘアに赤シャツの派手なKAMEさん。その隣にJAZZベースを抱えたヤサイさん。中央後方が2タム1バスセットのMarkさん。ステージ中央には黒系ジャケ&パンツに黒のハンチングをキメたゴンザレスさん。

 18時半近くなったころ、準備も出来てきたようでゴンザレスさんが挨拶してMCを。バンドはサウンドチェック中です。ここでゴンザレスさんが昨年9月以来の約1年ぶりのライブであること、バンド結成14年目にしてようやくデビューアルバムが発表されることと、それを機に8/1にバンド名を改名されたこと、そして10/22に吉祥寺シルエレにてレコ発ライブが行われることの告知をされて、大拍手&大歓声!いよいよ始まります。

 カウントからダイナミックなリフがはいって、シンセが鮮烈で明るく爽やかなリフを奏で、ギターがテクニカルに弾きまくって。1曲目は「Sail Against the Wind」。ミドルテンポのリフが雄大にながれ、ヴォーカルがはいって力強くのびやかに歌い、コーラスもはいって歌い上げ、サビではコーラスとともにドラマティックにのびやかに。中盤ではピアノのリズミカルリフからギターのエモーショナルなソロが。ゴンザレスさんがマイケルさんに寄り添って。終盤ではサビをコーラスとともにのびやかにドラマティックに、さらに力強く歌い上げ、そこから手拍子を促して、そこからギターの弾きまくりソロが。ヤサイさんがマイケルさんに寄り添って。ラストはダイナミックリフがゆっくりと。「Thank you!」ってゴンザレスさん。

 「次にお送りする2曲で今日のステージは終わってしまいますが・・・かなり長いんで」って爆笑!ここで10/22の再びレコ発&ライブの告知を。「皆さん、宜しければぜひ!」って大拍手!

 カウントからはじまった2曲目は「Awake; For You」。ミドルテンポのギターリフからゴンザレスさんが手拍子を促し、ギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルにパワフルに歌い、マイケルさんとヤサイさんがステージ前を弾きながら歩きまわり、サビでは戻ってコーラスを入れてヴォーカルとともにのびやかに、そしてヴォーカルが力強く歌い上げて。中盤では一旦止まってから、ピアノ&シンセがゆったりとしっとりと奏で、ヴォーカルがのびやかに切なく歌い、ミドルテンポのリズムがはいってギターのエモーショナルなソロへ。続いてベースのパワフルなソロが。ゴンザレスさんが手拍子を促し、盛り上がっていって、そこから再びギターソロへ。マイケルさんは弾きながら客席後方へ。ゴンザレスさんも客席を一周してからステージに戻って。「1.2.3.4!」ってカウントからダイナミックなリフがのびやかに。ヴォーカルもスキャットをいれて、ラストは弾きまくり叩きまくり&シャウト!で盛り上がって。

 「Thank you!これで皆さん、解放されると思ったら大間違い」って爆笑!「皆さん、大丈夫ですか?息きれてませんか?」ってゴンザレスさん。「ドラムのMarkさんが一番歳なんで聞いてみてください」ってKAMEさん。「Are you OK?」ってゴンザレスさん。大丈夫なようです。

 オーラス3曲目は「Tomorrow」。カウントからミドルテンポの明るく爽やかなリフがながれ、ゴンザレスさんが手拍子を促し、リズミカルなヴォーカルがはいって、ほのぼのした感じのメロディを歌い、サビではコーラスもはいってのびやかにドラマティックに。その後グルーヴィなベースリフからキーボードのテクニカルなソロが。ちと聴き取り辛かったのが残念。終盤えはコーラスとともにヴォーカルが力強くのびやかに。そして「メンバー紹介します!」ってゴンザレスさん。「ギター、井上”マイケル”竜夫!ベース、鶴間“ヤサイ”靖!キーボード&バンマス、穐山“KAME”義英!ドラムス、Mark Murdock!」って大拍手大歓声!「Come on!」ってゴンザレスさん。ミドルテンポの力強いズンズンリズムにのってギターのテクニカルなソロが。ゴンザレスさんが寄り添って。そしてヴォーカルがコーラスとともに力強くのびやかにドラマティックに。ラストは弾きまくり叩きまくりで何度も何度もエンディングを。そのたびに司会進行のおねーさんが出るタイミングを見計らってちとカワイソ。最後「Thank you!We love you all!」「10月にお逢いしましょう!」ってゴンザレスさん。曲が終わると大拍手大歓声!予定時間ちょいオーバーですぐにおねーさんがステージへ。そしてゴンザレスさんにインタビューを。メンバーの皆さんは速攻でお片付けを。インタビュー中に再び10/22レコ発&ライブの告知を。

 これにてライブ終了です。30分ちょいの短いライブで、特設ステージということもあり、サウンドバランス的には各楽器が聴き取り辛くなることもありましたが、それでもバンドの“アツい魂”は伝わってきました。久々のライブ、とっても楽しめたし嬉しかったっす。ほんっと10/22のCDとライブがめっちゃ楽しみで待ち遠しいっす!

裸のラリーズ ロック画報25

2016-08-21 06:54:38 | Books
 先日、今年6月に発売された「ロック画報26」を紹介させていただきましたが、26刊ということはバックナンバーがあるだろう、と。じゃあ25刊はなんだったのかなって調べると、25刊は10年前の2006年に発売されていて、特集がなんとあの幻の、というか伝説のバンド<裸のラリーズ/Les Rallizes Denudes>でビックリ!とにかく謎だらけのバンドなので、これは手に入れねばと通販サイトを見たら、中古本があったもので即クリック。届いた本はまああちこち汚れてますけど、記事が読めればいいかと。
 <裸のラリーズ>、1967年にギター&ヴォーカルの<水谷孝さん>が中心となって結成され、メンバーは流動的で、70年代には<久保田麻琴さん>が、80年代には<山口富士夫さん>が参加されたことも。そのサウンドは何といっても強烈なフィードバック音や音割れするほどの轟音ギターに、エコーがかかりすぎて聞き取れないヴォーカル。もちろんそれだけではなく、しっとりとしたメロディアスな面も。youtube等にいくつか動画がUPされていますね。で、最大の謎なのが60年代から活動されているにも関わらず、バンドとして正式発表されたアルバムがほぼないんですね。でも91年に67年から69年の音源を集めた「‘67-’69 STUDIO et LIVE」、70年代初頭に久保田さんが参加されスタジオでレコーディングされた「MIZUTANI/ Les Rallizes Denudes」、77年3月12日に立川で行われたライブを収録された「‘77 LIVE」の3枚が発表されています。バンドの活動自体はwikiによると97年のライブが今のところ最後のようで。その後、2000年代になるとブートが乱発され、いま某通販サイトを見たところ、様々なライブ音源のアルバムが販売されていますね。また80年代に山口さん在籍時にスタジオレコーディングされたにもかかわらず、水谷さんがかたくなに反対されて発表されなかったというアルバムも販売されているみたいで。これらはオフィシャルブートのようなモノなのでしょうか?

 この本にはバンドのヒストリーや、久保田さんや関係者のインタビュー記事などが本の半分以上に掲載されています。

 自分は「‘77 LIVE」を持っているんですけど、このサウンドをどう文章にしたらいいか、どう表現したらいいかわからないため、これまでアルバムレビューは書いておりません。この本をじっくりと読んでなにかきっかけが掴めたら、と思っております。

はちみつぱい  ロック画報26

2016-08-14 16:08:46 | Books
 先日のこと、いつものようにtwitterをチェックしてみると、とあるフォロワーさんが“5/15に<はちみつぱい>のライブを観に行った“との記事があってビックリ!「へー、再結成してライブやったんだー、すげー」って感じで。その時はそのぐらいの感じだったんですけど、ある日、会社の帰りにいつものように駅の書店に立ち寄って音楽コーナーを見たら・・・この本があって超ビックリ!再結成してさらにこのネット全盛で本が売れなくなってきたこのご時世に特集した本が発売されるなんて、物凄いことだったんだなって、本当に驚きました。なので即購入です。
 <はちみつぱい>は、<鈴木慶一さん>が、<あがた森魚さん>との出会いから始まって、1970年秋くらいからその名前が見え隠れするようになり、71年秋より鈴木さんが主体となって本格的に活動され、その後メンバーチェンジがあるもののの、73年10月に唯一のスタジオアルバム「センチメンタル通り」を発表されます。が、1年後の74年に惜しまれつつも解散。(詳しくは本にメンバーの皆さんのインタビューとともにたーっぷりと書かれておりますので、ここではごくごく簡単に)。<はっぴいえんど>とともに日本語ロックの元祖と言っても過言ではないこのスーパーバンドがスタジオアルバム1枚のみとは、なんとも惜しいっす。<はちみつぱい>はその後、1988年に再結成ライブを行い、翌89年にライブアルバムを発表。そして昨年2015年に鈴木さんの45周年記念コンサートでライブを行われ、今年2016年には5月9日に大阪で、5月15日に東京で再びライブが行われ、7/20にライブアルバムが発表されました。さらに10/5にはこのライブ映像と貴重アーカイブが収録されたDVDが発売予定でそうで。楽しみっす。
 この本にはCDが添付されていて、1974年9月18に日仏会館で行われたライブから「塀の上で」「こうもりが飛ぶ頃」「煙草路地」の3曲が収録されています。必聴です。
 70年代初期の日本ロックの礎を創ったバンドがこうして蘇ってくれるのは嬉しいことです。



 そういえば、10年くらい前にこのブログの前身となる、今は閉鎖してしまった自分の別趣味のHPの音楽コーナーで、当時の友人に<はちみつぱい>のことを教えてもらって、アルバム「センチメンタル通り」を購入したんですけど、その後いろいろあってアルバムを手放しちゃったんですね。もったいないことしたなぁ・・・

 で・・・ハードディスクを検索してみたら、当時の自分のレスデータが残っていました。

 “○○○さん、いらっしゃいませ~!新スレを立ててくださってありがとうございます。<はちみつぱい> 自分は知らないもので、いつものように某通販サイトのレビューを見てみたんですけど、皆さん絶賛されていてビックリ!なかには「日本ロック史上に残る超名盤!これほど優れた感性を表現したアルバムは他にない!」って。そして「彼らこそ最初で最後のロックバンドであり、歌い手だ!」って。ここまで絶賛されたらもう聴いてみなければ。 ということで今日会社の帰りにすぐCD店へ。アルバム「センチメンタル通り」。速攻で買って、即聴きました。で・・・一言 「素晴らしい!!」。ゆったりしたテンポの心にしみいるような楽曲の数々に聴きほれてしまいました。「塀の上で」。これぜひ矢野さんのバージョンも聴いてみたいですね。ピアノもいいし、間奏のバイオリンもGoodです。「土手の向こうに」もブルースハープと、この音はバンジョーかな?サビのところで変拍子がはいっていてその微妙な歌いだしもいい味だしてますねぇ。「ぼくの幸せ」はこの切ない弱々しい歌い方がこれまたハマってますねぇ。目を閉じて聴いていると泣けてきちゃいそう。「薬屋さん」はこれはマンドリンかな?いい感じですね。「釣り糸」は素朴な感じがいいですねぇ。イントロのバイオリンとベースの単音弾きが印象的です。インストの「ヒッチハイク」はややアップテンポのカントリー&ウエスタン調がアルバム全体を通していいアクセントになってますね。ここまで聴いていてふと気がついたのは<雨>がキーワードになっているような。最初は雨降りでジメジメしていて嘆いているような感じ。それが雨上がりのさわやかな感じになって、日が差して気分が明るくなってきたような、するともう夕方、そして月夜に・・・って雰囲気が感じられました。それと早弾きの話もありましたが、多様な楽器が使われてますけど、適材適所というか非常に効果的に使われてますね。決してテクをひけらかすようなものではなく、さりげなくここってときに使われているんですよね。アルバム評には「70年代前半のダウンタウンの色彩と香りをそっくりそのまま<音の缶詰>にしたようだ。」って書かれていました。まさにそんな感じですね。そして「ハートに強烈に訴えかけてくるのではなく、さりげなく共鳴させられ、やがては涙さえ・・・」とも。スタジオアルバム1枚きりとはほんともったいないです。素晴らしい作品を紹介してくださってありがとうございました。”

 今さらですが、○○○さん、ありがとうございました。

16.8.7 杉本篤彦グループwithそうる透さん

2016-08-07 20:36:51 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2016.8.7 葉山町福祉文化会館ホール
<モヒカーノ関メモリアル 真夏のJAZZ葉山 2016>
 毎年恒例となっている、8月第一日曜に自分の地元の隣町の葉山町で開催されるJAZZイベント。自分はとあるバンド目当てで、昨年初めて観に行って。そして今年も開催されて、お目当てのバンドも出演とのことで楽しみにしていました。で、出演バンドリストを当日になって見てみると・・・超ビックリ!トップバッターのギタリスト<杉本篤彦さん>のバンド、自分は大変失礼ながら杉本さんをよく存じ上げていないのですが、メンバーが凄い!ピアノ<星牧人さん>、ベース<平石カツミさん>、そしてドラマーがなんと<そうる透さん>!決して大きいとは言えないイベントでそうる透さんのドラミングが観れるなんて信じられなくておったまげ!ほとんど半信半疑な状況で会場へ。

 受付をすませてホールに入ると・・・ほんとにステージにそうる透さんがいらしてドラムセットの最終チェックを。もちろんS.O.Wのような巨大要塞セットではなく、1バス2タムのシンプルなセット。でもステージ向かって右側で輝いてます。ステージは左にグランドピアノ、その隣の中央にベース。6弦ベースを抱えた平石さんが。フロントはブルーのレスポールタイブギターを抱えた杉本さん&2段重ねマーシャルアンプ。

 14時ちょい前に開始を告げる場内アナウンスがながれ、その後、イベントの司会進行の女性の方が登場して挨拶を。「それでは<杉本篤彦グループwithそうる透さんです!」って、紹介してメンバーの皆さんが再びステージに登場し、大拍手大歓声で迎えられます。

 そして1曲目。ハイハットのカウントからミドルテンポのパワフルなリフがはいって、ギターが落ち着いた感じのメロウなリフを奏でて。杉本さん、ギターのボディを脇に挟むような感じで、結構高い位置で弾いておられて。で、曲の中盤でピアノのテクニカルなソロが。ドラムがフィルを入れて盛り上げて。そしてブレイクからアップテンポのSWINGモードになってドライブ感たっぷりななか、ギターのテクニカルなソロが。途中からドラムが迫力たっぷりに叩きまくって盛り上がって。ラストはミドルテンポのメロウなリフからFin。

 続いて2曲目は「I got it」。ギターのリズミカルなリフから始まって、ブレイク&叩きまくりドラムが。そしてギターのメロウでリズミカルなリフがはいって、パワフルなドラムとともに盛り上がって。その後、ギターのテクニカルなソロが。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤では一旦止まってギターがメロウに奏でるも、パワフルなドラムフィルがはいって盛り上がって。ラストはブレイクからドコドコ叩きまくりでFin。

 「こんにちは!今年も始まりました、葉山JAZZ,お越しくださってありがとうございます」って大拍手!「メンバー紹介します、ドラムス、紹介するまでもないでしょう。そうる透!そうる透が葉山に来た!」って大拍手大歓声!「こんな時しか呼び捨てにできない」って杉本さん、爆笑!「長年いっしょにやっている、ベース、平石カツミ!」大拍手!平石さんはさだまさしさんのバックなども務めておられるそうで。「ピアノ&キーボード、星牧人!」大拍手!杉本さんは星さんとは十数年来のお付き合いだそうで。「ギター、杉本篤彦です」って大拍手!

 「Sweetなナンバーを」「葉山のボス“やっさん”に」って、3曲目は「男が女を愛するとき」。ハイハットのカウントから静かなミドルテンポでオルガンサウンドがのびやかにながれるなか、ギターがメロウに甘くムーディに奏でて。ホールは薄暗いブルーライトのなか、ミラーボールが回って幻想的な雰囲気に。その後ベースのエモーショナルなソロが、ソロが終わると杉本さんが促して大拍手!続いてギターのエモーショナルなソロが。ソロが終わると大拍手!終盤ではオルガンがのびやかに響くなか、ギターがメロウに奏でて、ラストはゆったりとFin。「ありがとうございます」って杉本さん。

「後半2曲はオリジナル曲を」「江戸川乱歩没後50年にちなんで」って、4曲目は「怪人二十面相」。曲名聞いて思わず“人間椅子”を思い出してしまいました。もちろん別曲です。「せーの!」て掛け声からアップテンポのパワフルでリズミカルなリフと叩きまくりドラムからスリリングにはじまって、ギターのミステリアスでスリリングなリフが。その後ギターのソロが。中盤ではギターのリズミカルなリフにのってお待ちかねの叩きまくりドラムソロが。凄い迫力!でも時間の関係でほんの少しでした。終盤ではギターのミステリアスなリフがスリリングに。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ドラムス、そうる透!ベース、平石カツミ!ピアノ&キーボード、星牧人!」って各々に大拍手!

 「最後の曲になりました」って杉本さん。思わず「えぇ~!」って言いそうになっちゃいましたが、場違いなので止めときました。
杉本さんは、何度も東北に足を運ばれているそうで。オーラス5曲目は「遥かなる大地」。カウントからミドルテンポながらもドライブ感のあるノリノリのグルーブにのってリズミカルリフがながれ、ギターがリズミカルに爽やかリフを奏で、さらに転調して盛り上がって。その後、一旦止まってからギターがゆったりと爽やかなリフを奏で、パワフルなドラムがはいって、そこからギターのテクニカルなソロが。終盤では今日最後のバンドに出演される<高橋ゲタ夫さん>が乱入してシェケレをジャラジャラ鳴らし、叩きまくりドラムとともにめっちゃ盛り上がって。ラストは爽やかリフからゆったりと、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ドラムス、そうる透!ベース、平石カツミ!ピアノ&キーボード、星牧人!ギター、杉本篤彦でした!」って各々に大拍手!「ありがとうございました。最後までお楽しみください!」って。そして司会進行の女性が登場に大拍手を促して。これにてライブ終了です。時計を見ると14時40分。ちょうど40分間の物足りないながらもとっても楽しめた素敵なライブでした。やはりそうる透さんのドラミングは凄いっす!存在感ありありで全体的にサウンドが引き締まって、メリハリがあって気持ち良かったっす。もちろんそれは杉本さんの素敵な楽曲があればこそ、ですね。特に最後の曲、めっちゃ気に入りました。機会があればアルバム欲しいっす。