ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

TRIX 9th POWER

2012-11-21 21:45:15 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバー、現在は、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、ギタリスト<菰口雄矢さん>です。
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルながらも、めっちゃポップでとっても明るく楽しい曲やムーディでしっとりとした曲も楽しませてくれ、さらにはおちゃらけたっぷりのコミカルな面あって聴き手を最高に喜ばせてくれます。
2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。2010年には7枚目のアルバム「TRIX 7 FEVER」を発表されますが、こののちに前任ギタリストの平井さんが脱退され、凄腕イケメンギタリスト<菰口雄矢さん>が加入し、2011年7月に8枚目のアルバム「IMPACT」を発表されます。
 そして2012年、9枚目となるニューアルバム「POWER」が発表されます。菰口さんが加入して2枚目となるアルバム、ジャケットやタイトルの通りに“力”が“コモ”っているようで。
 アルバム1曲目は「POWER」。なギターフィルからアップテンポのとっても楽しいノリノリのファンキーリズムではじまって、ギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフがリズミカルに楽しくながれて。そしてブレイクリフから明るく爽やかなギターとキーボードのリフが。中盤ではテクニカルなシンセソロ、続いてバンドリフと叩きまくりのドラムソロ&テクニカルなベースソロの掛け合いが。その後ブレイクリフから元のリフに戻ってそしてギターのテクニカルな弾きまくりソロが。とっても明るく楽しいテクニカルなフュージョン曲ですね。
 2曲目は「夢風」。パワフルなドラムからアップテンポで明るく爽やかにノリノリではじまって。爽やかなシンセリフとパワフルなベースリフ、かっくいいっす。続いてギターが伸びやかなフレーズを奏で、シンセとメロディアスなフレーズを奏でて。その後、オシャレでテクニカルなピアノソロが。中盤ではブレイクリフとベースのアグレッシブなソロとの掛け合いが。そしてシンセの爽やかなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、ユニゾンのリフからエモーショナルなギターソロへ。爽快感たっぷりのノリノリで楽しい曲ですね。
 3曲目は「Espana」。ダイナミックなリフとラテンパーカッションの掛け合いから、サンバリズムでパワフルなシンセリフがはいって、ギターのメロウで情熱的なフレーズがダンサブルにながれて。その後リズミカルなピアノソロ、ダイナミックなブレイクリフと続き、エモーショナルかつテクニカルなギターソロへ。
 4曲目は「Hysteric Drama」。アップテンポのヘヴィなギターリフから疾走モードのメタル調ではじまって、ミドルテンポのダークヘヴィな感じになって、そしてギターとキーボードのテクニカル早弾き掛け合いソロが展開されて疾走モードになってめっちゃ盛り上がって。中盤ではダイナミックなリフからヘヴィミドルテンポでアグレッシブでダークなピアノソロが。その後ピアノとギターのユニゾンリフから掛け合い早弾きへ。ラストはダイナミックなリフから疾走モードになってFin。おもいっきりメタルしてますね。めっちゃかっくいいっす。
 5曲目は「Champion」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでギターのヘヴィリフが。そしてワウを効かせたギターリフがながれ、キーボードとユニゾンリフを。その後ダイナミックなリフとギターフィルの掛け合い、そしてダイナミックなユニゾンリフへ。中盤ではヘヴィオルガンのアグレッシブなソロ、ワウギターとキーボードのユニゾンリフからギターのヘヴィでエモーショナルなソロへ。これまたヘヴィなハードロックですね。かっくいいっす。
 6曲目は「Welcome Home」。一転ミドルテンポの落ち着いたアダルティな感じの曲調で、ベースのしっとりとしたムーディなメロディがゆったりとながれ、ヴィブラホン調の幻想的なキーボードサウンドがバックでながれて。中盤ではエモーショナルなキーボードソロ、続いてメロウでムーディなギターソロが。終盤再びベースのしっとりとした味わい深くも力強いメロディがながれて。
 7曲目は「Vitality」。パワフルなドラムから明るくダイナミックなリフが。そして楽しいファンキーリズムでカラッと明るく爽やかでリズミカルなギターとキーボードのリフが。気分も晴れ晴れしてきそうです。中盤まずはモーグのテクニカルなソロ、続いてギターのアグレッシブなソロ、それが掛け合いやハモって聴かせて。その後シンセの伸びやかでエモーショナルなソロ が。そしてバンドリフをバックに叩きまくりのドラムソロが。終盤ではエモーショナルなギターソロも。
 8曲目は「久保田」。シンセのうねりまくるサウンドからテクノリズムとパワフルなベースリフがはいって、アップテンポでノリノリでテクニカルなリフが。その後美しいピアノソロがきらびやかにながれ、そしてパワフルなベースソロからピアノとギターのテクニカルなユニゾンも。中盤ではアグレッシブなチョッパーベースソロが。その後アップテンポのテクニカルなリフ、ミドリテンポでの美しいピアノソロが。終盤ではワウギターリフがリズミカルに。ノリノリのコミカルソング、めっちゃ楽しいっす!
 9曲目は「うつろひ」。テクニカルなドラムフィルからミドルテンポのオシャレな感じではじまって、ピアノのリズミカルなリフ、そしてギターのエモーショナルなフレーズがながれて。中盤ではエモーショナルかつテクニカルなベースソロ、続いてギターリフをはさんでピアノのリズミカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。 
 TRIXサウンド、健在ですね。明るく楽しく、パワフルにテクニカルに、なおかつ繊細で美しく。さらに今回はメタル風なヘヴィサウンドの曲もあって、まさに”POWER”全開でアルバム通して楽しめるかっこいい素敵なアルバムです。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。

TRIX 8 IMPACT

2011-10-31 21:32:38 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバーは、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、ギタリスト<平井武士さん>でしたが・・・
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルながらも、めっちゃポップでとっても明るく楽しい曲やムーディでしっとりとした曲も楽しませてくれ、さらにはおちゃらけたっぷりのコミカルな面あって聴き手を最高に喜ばせてくれます。
2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。2010年には7枚目のアルバム「TRIX 7 FEVER」を発表されますが、こののちになんと平井さんが脱退。後任には23歳の新鋭凄腕イケメンギタリスト<菰口雄矢さん>が参加されます。そして2011年7月に8枚目のアルバム「IMPACT」を発表されます。
 アルバム1曲目は「IMPACT」。アップテンポのテクノリズムからギターとキーボードのリズミカルなリフが爽やかな感じでながれ、アップテンポのパワフルでファンキーなリズムがはいってギターがテクニカルなリフや伸びやかなメロディを奏で、サビはキーボードとユニゾンで盛り上がって。中盤ではモーグの鮮烈なサウンドのテクニカルなソロ、そしてギターのファンキーなカッティングリフからユニゾンリフが。その後ギターのアグレッシブなソロやキーボードとのユニゾンや掛け合いも。ドラムも叩きまくってます。終盤はテーマメロに戻り、ラストにはギターのエモーショナルなソロが。
 2曲目は「Rush」。シンセのリズミカルで楽しいリフからアップテンポのノリノリモードでギターが爽やかなメロディを奏でて。そしてギターのテクニカルなソロやキーボードとユニゾンで伸びやかにメロディを奏でて。スピード感や爽快感がたっぷり楽しめますね。後半にはモーグのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ギターとサビメロをハモったり、リズミカルなリフを聴かせてくれて。
 3曲目は「COSTA RICA」。ミドルテンポのテクノリズムからはじまってラップ調のヴォーカルがはいって、そしてギターとキーボードのリフの掛け合いから、ギター・キーボード・ベースの情熱的でスリリングなユニゾンリフが。その後アップテンポのベース弾きまくりのファンキーなリズムにのってモーグのテクニカルなソロやユニゾンリフを挟んでベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロ、ドラムの叩きまくりソロとスリリングに続きます。終盤ではユニゾンリフからバンドリフとドラムソロの掛け合いも。
 4曲目は「肩コリッ!!」。合成音声のはいるアップテンポのコミカルでとっても楽しい曲。思わずサビを口ずさんでしまいます。ギターがリズミカルなリフや爽やかなメロディを奏で、ピアノがリズミカルでテクニカルなソロを。終盤ではベースのエフェクトをかけたファンキーなリフや叩きまくりドラム、そしてギターとキーボードが伸びやかなメロディをユニゾンで。
 5曲目は「Dplphin Beach」。ミドルテンポのトロピカルな感じでゆったりノンビリの曲調で、ギターがメロウなフレーズを奏で、サビではキーボードとユニゾンで。中盤ではピアノの綺麗でエモーショナルなソロやギターのメロディアスなソロが。ラストはギターとキーボードがユニゾンでテーマメロを奏でて。
 6曲目は「OVERCOME」。しっとりと美しいピアノのリフレインがゆったりとながれ、アコギの素朴な音色が加わって、ユニゾンでほのぼのとしたメロディを奏でて。
 7曲目は「Reconstruction」。ユニゾンのテクニカルなリフからダイナミックにはじまって、アップテンポでギターのカッティングリフが軽快にながれ、キーボードとユニゾンで爽やかなフレーズを奏でて。中盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後アップテンポでテクニカルなユニゾンリフからモーグのテクニカルなソロが。
 8曲目は「Turnaround」。ミドルテンポのグルーヴィなリズムからダイナミックにはじまるもアダルティなジャジーなリズムになって、そしてギターのヘヴィなリフ、シンセのブラスサウンドのリフがビッグバンドJAZZ風にながれて。中盤ではうねるベースラインをバックにピアノのジャジーなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてベースのパワフルでヘヴィなリフがながれて。めっちゃかっくいいっす。
 9曲目は「The Dharma」。ユニゾンのブレイクリフからアップテンポのファンキーなリズムにのってギターのカッティングリフがかき鳴らされ、そしてベースのパワフルなチョッパーリフにのってギターのリスミカルなリフが。中盤ではベースのエフェクトをかけたテクニカルなソロ、キーボードのエモーショナルなソロが。そしてバンドリフと叩きまくりドラムからベースのチョッパーリフにのってギターのテクニカルなソロやキーボードとのリズミカルなユニゾンリフも。
 10曲目は「Times」。キーボードのメロウなフレーズからはじまって、そしてギターのヘヴィリフからパワフルでダイナミックに。その後落ち着いた感じになり、キーボードのクリスタルなサウンドが響き、ギターがエモーショナルなフレーズを奏でて盛り上がっていって。後半ではギターのテクニカルなリフと叩きまくりドラムからアップテンポのノリノリモードになり、ギターのパワフルなリフからオルガンのエモーショナルなソロが。
 11曲目は「茉莉花」。ミドルテンポのゆったりとしたリズムではじまって、それにのってシンセのしっとりとしたリフ、ギターのカッティングリフがながれ、ピアノがほのぼのとした感じのメロディを美しく奏でて、サビではギターがメロウなフレーズを伸びやかに聴かせて。中盤ではピアノがリズミカルなソロを、そしてギターがメロディアスなフレーズを奏でて。その後ピアノリフがしっとりとながれ、そしてドラマティックに盛り上がって。ラストはギターが伸びやかな音色を響かせて。
 ギタリストが代わってもTRIXサウンドは健在ですね。明るく楽しく、パワフルにテクニカルに、なおかつ繊細で美しく。アルバム通して楽しめる素敵なアルバムです。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。

TRIX 7 FEVER

2011-04-06 23:14:18 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバーは、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、スゴ腕ギタリスト<平井武士さん>です。
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルながらも、めっちゃポップでとっても明るく楽しい曲やムーディでしっとりとした曲も楽しませてくれ、さらにはおちゃらけたっぷりのコミカルな面も。聴き手を最高に喜ばせてくれます。
  2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。2010年にはこの7枚目のアルバム「TRIX 7 FEVER」を発表されます。“7”ということで虹が描かれ、7並びでスロットマシンに金貨がいっぱいのジャケット。もうめっちゃ明るくハッピーな曲を期待しちゃいます。
 アルバム1曲目は「STAR」。ちょっぴり哀愁を感じるミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、アップテンポになってキーボードのパーカッシブで歯切れよいリフが。サビではギターのメロウなフレーズも。中盤ではゆったりとキーボードのクリスタルなサウンドがしっとりと美しく響いて。そしてアップテンポでベースのパワフルなリフにのってキーボードのパーカッシブなリフが。終盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロ、そしてキーボードとのユニドンも。
 2曲目は「Delight」。パワフルなドラムからハイテンポでめっちゃノリノリモードではじまって、テクニカルなユニゾンリフ、そしてキーボードの明るく楽しいリフミカルなリフが。このテクニカルなユニゾンリフはCozy Powell氏のKillerのユニゾンリフによく似てますね。めっちゃかっくいいっす。リズムも一緒だし。中盤まずはテクニカルなモーグソロ、続いてドラムソロ。そしてテクニカルなユニゾントリルからギターのアグレッシブなソロが。終盤では明るく楽しく爽やかなリフがながれ、再びギターソロのあとユニゾンリフでFin。
 3曲目は「Band Navigation」。めっちゃ楽しいコミカルソング。アップテンポのテクノリズムからはじまって、車のエンジンスタート音が響き、そしてカーナビのナレーションがはいって。“ルート案内を開始します”って。アップテンポのノリノリリズムにのってギターのリズミカルなリフ、キーボードとのユニゾンリフがながれて、サビでは♪ナ・ビ・ゲイッション~って女性コーラスが。その後“まもなく左方向”って。そしてリズムがだんだん早くなると”ドラム、よれてます“ってナビが。続いてはキーボードのテクニカルなソロ。が、なんかちょっと音が変。”キーボード、外しすぎです“ってナビが。さらにギターとキーボードのユニゾンリフのあと、ベースソロですが、これもだんだん音が上がっていって、”ベース、エフェクター、解除してください“ってナビが。終盤ではギターとキーボードのユニゾンリフのあと、ギターのテクニカルなソロが。ここでも音がだんだんキンキンしてきて、”ギター、歪すぎです“ってナビが。ラストは♪ナ・ビ・ゲイッション~って。楽しませてくれますねぇ。
 4曲目は「THE COIL」。パワフルでダイナミックなリフ、テクニカルなユニゾンからはじまって、ベースのファンキーリズミカルなリフにのってギターの爽やかなフレーズがながれて。サビではキーボードのクリスタルなサウンドもながれて。中盤ではシンセのエモーショナルなソロ、続いてテクニカルなドラムソロが。終盤ではギターのメロディアスなフレーズがながれ、キーボードとのユニゾンリフも。
 5曲目は「ジョイちゃん」。小鳥のさえずり・犬の鳴き声が聞こえてきて、キーボードのほのぼのするようなフレーズ、そしてギターの哀愁ただようしっとりとしたフレーズがアコギリフをバックにゆったりとながれて。トライライトな感じのムーディな曲調です。その後ピアノのゆったりとしたメロウなリフやギターのメロウなフレーズも。トライアングルの響きがいいアクセントになってますね。中盤にはピアノのエモーショナルなソロ、そしてベースがメロディラインをしっとりと奏でて。
 6曲目は「Smile」。リズミカルなギターのカッティングリフ、ベースのパワフルなチョッパーリフからはじまって、アップテンポのダイナミックなリフから変拍子のリズミカルなギターリフが。その後ミドルテンポになってさわやかなギターフレーズがながれて。中盤ではキーボードのテクニカルなソロ、ベースのパワフルでファンキーなソロと続き、バンドリフとドラムソロの掛け合いも。終盤ではギターフレーズとキーボードのカウンターメロが掛け合いのようにながれ、ラストにはギターのアグレッシブなソロが。
 7曲目は「Gemma」。パワフルでダイナミックなリフからアップテンポのノリノリリズムで明るく楽しくはじまって。チョッパーベースのパワフルなリフにのってギターとキーボードがテクニカルなリフを奏でて。中盤ではベースのテクニカルなチョッパーソロ、続いてピアノのパワフルなソロ、そしてギターとドラムのリフをはさんでのソロ回しも。終盤ではギターリフからアグレッシブなギターソロへ。
 8曲目は「流離」。パワフルなドラムフィルからはじまって、アップテンポながらギターのちょっぴり哀愁を感じるメロウなフレーズがながれて。中盤ではエモーショナルかつテクニカルなモーグソロ、そしてパワフルなチョッパーベースソロが。終盤ではギターのエモーショナルなソロが。
 9曲目は「Sudden」。パワフルなバンドリフからアップテンポのノリノリリズムにのってギターの明るく爽やかなリフがながれて。中盤ではパワフルなオルガンソロやギターのメロウなフレーズがながれ、再びオルガンソロ。そしてベースのテクニカルなソロ、ギターのアグレッシブなソロと続きます。
 10曲目は「Christmas Flower」。ミドルテンポでピアノのエレガントなフレーズがながれ、ギターとキーボードのユニゾンの哀愁を感じるフレーズが響いて。そしてギターとキーボードがゆったりとしっとりとメロウなフレーズを奏でて。後半にはキーボードのエモーショナルなソロが。
 明るく楽しい曲がいっぱい聴けてウキウキした気分になれ、しかもムーディな曲もじっくりと聴かせてくれて心地よい気分にもなれて、TRIXサウンドをたっぷり楽しませてくれる素敵なアルバムですね。すっかりご無沙汰になってしまいましたが、またあの面白すぎるめっちゃ楽しいライブも観にいきたいっす。

TRIX 6

2010-06-04 06:27:14 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバーは、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、メンバーのなかでは一番若い新鋭のスゴ腕ギタリスト<平井武士さん>です。
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルが満喫できますが、単にテクひけらかしではなく、曲がめっちゃポップでとっても明るく楽しく、さらにはおちゃらけたコミカルな面もたっぷりで聴き手を最高に喜ばせてくれますね。特にライブは超テク演奏に圧倒されながらも、様々な演出で楽しませてくれ、爆笑MCもあり、最後にはお客さん全員が笑顔で踊りまくったり、メンバーが演奏しながら客席になだれこんだりともう至れり尽くせりの最高のパフォーマンスを披露してくれます。
 で、今回は2009年に発表された6枚目のアルバム<FANTASTIC>を紹介させていただこうかと。タイトル・ジャケットからしてまたたっぷり楽しませてくれそうです。
 アルバム1曲目は「4.2.5.1.」。アップテンポのめっちゃ楽しいファンキーリズムにのって♪好き?好き?しつこーい。イヤーン!ってコミカルなヴォイスが。そしてとっても明るくさわやかでキャッチーなメロディがながれて。中盤にはヴォイスをバックにテクニカルなドラムソロ、終盤にはアグレッシブなギターソロも。ノリノリのめっちゃ楽しい曲です。
 2曲目は「Skip Away」。パワフルなリフ&ドラムフィルからアップテンポではじまるとっても爽やかで清清しい感じの曲ですね。澄み渡った青空の下で草原を走り回っているかのような光景が浮かんできます。中盤まずはエモーショナルなムーグソロ、その後テクニカルなギターソロが。ラストにはバンドフィルとドラムソロの掛け合いも。
 3曲目は「Super Latino」。アップテンポのテクノリズムと女の子の掛け声からめっちゃ楽しいラテン系ファンキーリズムではじまります。真夏にオープンカーで海岸線をぶっ飛ばしているかのようなホットなスピード感がありますね。中盤のハイテンポな変拍子&ユニゾンリフはスリリングでかっくいいっす。終盤にはアグレッシブなギターソロも。
 4曲目は「volare via」。ダイナミックなリフからミドルテンポでパワフルにはじまり、ゴージャス感ただようシンセサウンドをバックにメロディアスなギターサウンドがながれて。その後浮遊感のある心地よいキーボードサウンドのメロディ、そしてファンキーなベースソロも。綺麗なメロディのとっても素敵な曲です。
 5曲目は「5」。透明感のあるキーボードサウンドからゆったりと美しくはじまり、ギターのムーディなメロディが心地よくながれて。夕暮れの海辺って感じがしますね。中盤にはメロウで美しいピアノソロ、終盤にはエモーショナルなギターソロが。うっとり聴きほれてしまうバラード調の曲です。
 6曲目は「White Fairy」。パワフルでセンセーショナルなリフからシャッフルリズムで心地よいヨコノリではじまります。力強いリズムにのってメロディアスなギター&キーボードのメロディがながれて。中盤まずはテクニカルなムーグソロ、その後パワフルなバンドリフとドラムソロの掛け合いも。
 7曲目は「Circulars」。心地よいベースリフから変拍子ミドルテンポで落ち着いた感じではじまって、力強いギターのメロディがながれて。パワフルながらもしっとりとした感じの曲ですね。中盤にはエモーショナルなベースソロ、テクニカルなムーグソロ、そしてユニゾンリフ&叩きまくりドラムも。終盤にはアグレッシブなギターソロが。
 8曲目は「Bos(t)on!」。アップテンポのテクノリズム&テクニカルドラムソロからはじまってヘヴィなギターリフがはいって。ノリノリの思わず踊りたくなるようなファンキーな曲ですね。サビでは♪Boston!ってパワフルなヴォイスが。中盤まずはハードなギターソロとテクニカルなムーグソロの掛け合いが。続いてファンキーなチョッパーベースソロがたっぷりと。その後なぜか窪田先生の英語の授業がはじまります。終盤にはバンドリフと叩きまくりドラムの掛け合い、そしてギターソロも。
 9曲目は「Adoration」。リズミカルなキーボードリフからミドルテンポで落ち着いた感じではじまり、哀愁ただようギターのメロディがながれて。アダルティな感もありますね。中盤にはリズミカルなピアノソロ、そして終盤にはエモーショナルなギターソロが。
 明るく爽やかで聴いていてとっても楽しい曲満載で、しかもそれだけでなくメロディも綺麗で、またじっくり聴かせてくれるムーディな曲もある、聴き手を飽きさせずに楽しませてくれる素敵なアルバムですね。
 2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。次のアルバムもめっちゃ楽しみです。またあの面白すぎるライブも観にいきたいっす。みんなで踊りまくりたいっす!

TRIX 5

2009-06-04 06:51:40 | TRIX
 先日、実は<TRIX>のライブを初めて観にいったんです。ですが、仕事が長引いてしまって結局第2部しか見れなかったんですよね。でもでもメンバーがマーチングスネアにのってボンボンを持って並んで入場してきたり、めっちゃおもろいMCだったり、客席に乱入して目の前でバカテクソロを見せてくれたり。もちろん演出だけでなく、演奏も超テクをたっぷり聴かせてくれてもう最高でしたね。半分だけでもめっちゃ楽しめたライブでした。まさしく”ハイパー・テクニカル・コミック・フュージョン・バンド“でした。次回こそはフルライブ楽しみたいっす。
 で、いまごろになってやっと5枚目のアルバム「STYLE」を手に入れました。正装で楽器を持ってダンディに佇むメンバーですが、なぜかダンボール箱でお顔を隠している表ジャケット。裏ジャケではクラフトワークを彷彿させる段並びで横向きで。ユーモアたっぷりで思わずニヤッとさせられますね。
 アルバム1曲目は「敦煌」。アップテンポの明るく楽しいポップなリフからはじまって、そしてパワフルなドラムとともにオリエンタル風のギター&キーボードのフレーズがながれて。軽快でウキウキしちゃうリズム、ノリノリっす。中盤シンセソロのあとはバンドリフとドラムフィルの掛け合い、そしてバンドとベースの掛け合いも。めっちゃかっくいいっす。終盤のギターソロもエモーショナルでいいですねぇ。
 2曲目は「Complex」。ノイズのような電子音が飛び交い、そしてミドルテンポでメロウなフレーズがながれて。そして変拍子のめっちゃテクニカルな展開に。ラテン系なリズムでキーボード&ギターのテクニカルなソロがたっぷりと。終盤ではテクニカルなリフ&ドラムソロも。
 3曲目は「クワガッタン」。アップテンポのスリリングなユニゾンリフからはじまるメロディアスで楽しいダンサブルな曲。サビではシンセヴォシスも。ライブではお客さんみんな立って踊りまくることでしょう。(強制的に)
 4曲目は「Phoenix」。ホンワカした感じからはじまるも、すぐにアップテンポのノリノリビードがはじまって軽快に。そして一旦ゆったりした雄大なフレーズになるも再びアップビートに。中盤では短いベースソロ・ドラムソロ・キーボードソロが。
 5曲目は「Cecilia」。ゆったりと静かに叙情的にはじまって、透明感のある綺麗なキーボードサウンドが心地よくながれて。続いてギターのナチュラルなサウンドがメロディアスにながれて。とっても素敵なバラード曲ですね。うっとりと聴きほれてしまいます。
 6曲目は「shadow puppet」。ラテンパーカッションとパワフルなリフからいきなりはじまって、アップテンポのトロピカルな雰囲気に。まずはベースがさわやかなメロディを奏でて、そしてサビではギターがメロを。中盤ではかっくいいファンキーなベースソロ、そしてリズミカルなキーボードソロが。テクニカルでとっても楽しい曲ですね。終盤ではアグレッシブなギターソロも。
 7曲目は「狂騒曲“騎士”」。美しいピアノの切ないリフレインからはじまるも、すぐにアップテンポのドラムがはいってとっても爽やかな雰囲気になり、ギターが清涼感のあるメロディを奏でて。そしておしゃれでテクニカルなピアノソロが。その後哀愁ただようメロディアスなギターフレーズがながれ、そしてしっとりとした感じのベースソロが。終盤ではテクニカルでエモーショナルなギターソロが。ラストには再びピアノの切ないリフレインが響いてFin。
 8曲目は「Perfect Game」。ヘヴィなギターリフからミドルテンポのシャッフルビートではじまります。シブいハードロックですね。でも途中で一瞬♪ポワッて間抜けな音も鳴ったり。中盤では途中でリズムが変わるベースソロや、ハードなキーボードソロも。さらには終盤にアグレッシブなギターソロも。
 9曲目は「jeunesse」。パワフルでダイナミックなリフからはじまるアップテンポのとっても明るく爽やかで楽しい曲。軽快なリズムでキャッチーなメロディが心地よくながれて。まずは軽快でおしゃれなピアノソロが。続いてはバンドリフとベースソロの掛け合い、そしてテクニカルなユニゾンリフも。
 今回も超テクをたっぷりと見せ付けてくれ、しかもとっても楽しく美しく素敵な楽曲満載。素晴らしいアルバムですね。もちろん茶目っ気もあって最高っす。
 毎年ニューアルバムを発表している<TRIX>。2009年も予定通りニューアルバムが発売されるようで。ライブのときも新曲を1曲披露してくれましたけど、そりゃもう最高!でした。発売が待ち遠しいっす。

TRIX 4

2008-08-21 06:55:24 | TRIX
 TV番組等のBGMにもどんどん使われ、人気も上昇し、順調に躍進している<TRIX>。年1ペースそのままで、2007年6月に4枚目のアルバム「FORTH」が発表されます。ブルーを基調としたクールなジャケットです。今回もジャケットはメンバー個々の写真ですが、今回は全員が斜め右からのショットで、しかも全員カメラ目線でクールな表情をされてます。かっこいいのだ。オビ裏はいつものように全国ツアーの日程が。
 アルバム1曲目は「Passion」。いきなりサルサのような情熱的なメロディ&リズムからはじまります。これは新しい展開ですね。もうノリノリです。前半にはキーボードソロがたっぷり。中盤には激しいラテンパーカッションソロが。終盤にはもちろんアツいギターソロが。
 2曲目は「Puma」。パワフルなドラムからはじまるアップテンポのテクニカルで軽快な曲。曲調はとってもキャッチーで爽やかなラテン系です。キーボードソロのあと、リフとドラムソロが掛け合いのように。終盤はエモーショナルなギターソロが。
 3曲目は「パチンカーZ」。ダダってアクセントのリフからはじまって、アップテンポのノリノリの軽快でリズミカルな曲調に。コミカルな音色がいっぱいの楽しい曲です。終盤にはハードなギターソロが。
 4曲目は「Labyrinth」。オルゴールのような音が響く、幻想的なムードからはじまる、ゆったりとしたワルツっぽいロマンティックな曲。とってもメロディアスでドラマティックです。
 5曲目は「Double Up」。アップテンポのファンキーでめっちゃたのしい曲調ですね。思わず踊りたくなっちゃうノリノリの曲です。中盤はちょっと落ち着いて透明感のあるキーボードサウンドのソロが。そのあとはバリバリファンキーなスラップベースソロがたっぷりと。
 6曲目は「Justice」。パワフルなドラムと早いパッセージからはじまる変拍子のめっちゃテクニカルで力強い曲。中盤では透明感のあるサウンドのキーボードソロが。後半にはパワフルなチョッパーソロ、そしてド迫力のドラムソロも。終盤にはもちろんハードなギターソロも。
 7曲目は「夕暮れ」。ゆったりとはじまるトライライトモードのムーディな曲。夕暮れの海岸を歩いているようなイメージが浮かんできます。中盤では美しいピアノソロを、終盤では感動的なギターソロを楽しめます。ドラマティックな曲ですね。
 8曲目は「MA-TSU-TA-KE」。歌舞伎の鼓と太鼓や「いよぉっ!」って掛け声からはじまるアップテンポのパワフルな曲。雅楽ロックみたいな感じでかっくいいっすね。中盤ではワウを効かせたギターリフと太鼓&掛け声から、キーボードソロ、そして再び太鼓&掛け声、それからアグレッシブなギターソロへ。すっごい絢爛豪華でにぎやかな曲ですね。
 9曲目は「Adios」。ゆったりと力強くはじまるミドルテンポのメロディアスな曲。中盤では綺麗でロマンティックなピアノソロが楽しめ、終盤ではエモーショナルなギターソロが。エンディングにピッタリの曲ですね。 
 バラエティに富んだ楽曲群を、バツグンのセンスと超テク演奏で聴かせてくれる素敵なアルバムですね。このあとライブのDVDも発表して、今年2008年に5枚目のアルバムも発表されました。それはまたいずれ・・・

TRIX 3

2008-08-20 06:58:47 | TRIX
 2ndアルバムの曲がTV番組のテーマ曲になるなど、ライブだけでなく活躍の場がどんどん広がっている絶好調の<TRIX>。アルバムも年1のコンスタントなペースで、2006年6月に3rdアルバム「ART」が発表されます。万華鏡のようにメンバーの写真が円形にちりばめられているジャケット。今回もジャケットの内側にはメンバー個々の写真が。そして前作同様にみな斜め下目線のうつむいた表情なのですが、なぜか熊谷さんだけはカメラ目線でシブくキメて。そして同じく帯の裏に全国ツアーの日程が。う~む・・・
 アルバム1曲目は「Jungle Circuit」。いきなり早いパッセージから始まるアップテンポでファンキーな楽しい曲。のびのびとした爽やかなギターフレーズ、いいですねぇ。テクニカルなキーボードとのユニゾンもいいなぁ。短いベースソロのあと、とってもオシャレなピアノソロもあり、ラストにはギターソロも。
 2曲目は「Turkey」。パワフルなドラムとファンキーなベースからはじまるミドルテンポの落ち着いた曲。ワウを効かせたギターリフとスラップベース、いいですねぇ。中盤にはチョッパーソロ、そしてオルガンソロもあり、終盤にはハードなギターソロも。
 3曲目は「毛根ファンク」。パーカッションのリズムからはじまり、「くりくり」みたいな雰囲気に。アップテンポのファンキーでとっても楽しいコミカルソングです。♪もーこんもーこんもーこんって不思議ヴォイスも面白いっす。中盤にはムーグソロ、終盤にはハードなギターソロも。
 4曲目は「Trip Wonderland」。透明感のあるキーボードサウンドからはじまるミドルテンポの落ち着いた感じのおだやかな曲。中盤ではメロディアスなベースソロも聴け、終盤にはエモーショナルなギターソロも。
 5曲目は「Waiting For You」。透明感たっぷりの幻想的なキーボードサウンドからはじまるゆったりとした曲。心が落ち着く、癒されるような曲調ですね。
 6曲目は「Luna Park」。パワフルなリフと強力なベースからはじまるアップテンポの力強いファンクです。中盤にはおしゃれなキーボードソロ、終盤にはかっちょいいギターソロ&チョッパーソロを聴かせてくれます。
 7曲目は「Redress」。ゆったりとしたリズムでエモーショナルなギターフレーズからスタート。そして透明感のあるキーボードとギターの掛け合いのような感じで進んでいきます。メロディアスなバラードです。泣きのギター、いいですねぇ。
 8曲目は「Jumping Flash」。パワフルなドラムからはじまるアップテンポのノリノリの爽快ファンキーミュージック。中盤にはかっちょいいキーボードソロ、そしてリフと掛け合いのようなパワフルでテクニカルなドラムソロが。
 9曲目は「See You」。アップテンポの軽快でとってもさわやかな曲。キャッチーなメロディで心地よいです。中盤にはパワフルなベースソロにアクセントを効かせたリフも、そしてエモーショナルなギターソロもたっぷりと聴かせてくれます。  10曲目は「“くりくり祭り!”のテーマ」。祭囃子の太鼓からはじまる盆踊りバージョンの「くりくり」ですね。ライブで大好評なんだそうです。ライブ観にいきたいなぁ。
 10曲中7曲が熊谷さんの作曲ということもあってか、ファンキーなCASIOPEA色がこれまでよりも出てるかな。気楽に楽しめる素敵なアルバムですね。

TRIX 2

2008-08-19 06:56:49 | TRIX
 2004年にデビューしてフュージョン界に新たなムーヴメントを巻き起こした<TRIX>。2005年5月にはやくも2ndアルバムを発表します。タイトルは「MODE」。各メンバーを原色4色でシルエットを表わしたかっこいいジャケット。ジャケットの内側にはセッションの写真と、メンバー個々の写真が。それが全員うつむき加減の暗い表情なのよね。“男の哀愁”みたいな。そして帯の裏になぜか2005年の全国ツアーのスケジュール表が。なんで?
 アルバム1曲目は「くりくり」。パワフルなドラムからはじまり、♪ク~リクリってコミカルなヴォイスが。アップテンポのとっても楽しくて思わず笑顔になってしまう曲ですね。終盤にはハードなギターソロも。
 2曲目は「ゴクロウサン」。綺麗なキーボードサウンドからはじまるミドルテンポのおしゃれな曲。♪会社で家庭でゴクロウサン~って、サラリーマンにはなんかホロリときちゃうようなヴォイスがたまりませんね。これには癒されます。中盤のピアノソロも、後半のギターソロもいいですねぇ。
 3曲目は「Fire」。ドラムとヘヴィなギターから始まり、キーボードのかっちょいいリフが。めっちゃパワフルで爽快で、しかもスリリングなアップテンポのノリノリの曲。中盤にはハードなギターソロ、終盤にはかっちょいいキーボードソロが。なんとなく全盛期のT-SQUAREっぽいかも。カーレースのテーマもたいだもんね。
 4曲目は「Grass Island」。アップテンポのコミカルなリフからはじまってすぐにミドルテンポの落ち着いた感じの曲調に。サビメロはメロディアスでバラードっぽいかも。爽やかなムーグソロも。後半にはエモーショナルなベースソロや、パワフルなドラムソロが。そして終盤には哀愁を感じるギターソロも。
 5曲目は「小樽」。波の音、そしてカモメの鳴き声からはじまり、そしてゆったりとした優しい感じのフレーズが。とっても綺麗なバラードソングですね。郷愁ただようピアノソロ、そしてベースのメロも。ラストはシンセのリフレインとともに再び波の音が。
 6曲目は「Punch Line」。パワフルかつテクニカルなドラムからはじまるアップテンポのファンキーな曲。中盤にはハードなギターソロ、後半にはパワフルなベースソロが楽しめ、終盤にはテクニカルなムーグソロやドラムソロも。
 7曲目は「Rosso Liquido」。アコースティックギターのリフからはじまる、ミドルテンポの落ち着いた感じの曲。後半にはオシャレなサウンドのキーボードソロ、そしてエモーショナルなギターソロが。ラストはリフとドラムソロの掛け合いも。 8曲目は「Malaga」。テクニカルなパーカッションドラムからはじまる、サンバっぽいリズムのアップテンポのテクニカルな曲。軽快で爽やかなキーボードソロや、情熱的でハードなギターソロが楽しめます。
 9曲目は「Road Star」。タイトルから期待していた通りのハードチューン。いきなりピッキングスクラッチからはじまる、そこらのメタルバンド顔負けのヘヴィギターサウンドのかっちょいいハードロックです。ノリノリ爽快ドライヴィングサウンド、最高!これを聴きながら海岸沿いの道路をかっ飛ばしたいかも。
 10曲目は「Bon Voyage」。透明感のあるキーボードサウンドからはじまるアップテンポの爽やかな曲。軽快でオシャレなピアノソロ、エモーショナルなギターソロを聴かせてくれます。
 前作よりも厚みが増し、音楽的な幅も広がり、よりパワーアップした感じの素晴らしいアルバムですね。めっちゃ気に入りました。

TRIX 1

2008-08-18 06:56:25 | TRIX
 80年代からの大フュージョンブーム時に絶大な人気を誇ったスーパーバンド2つ。<CASIOPEA>と<T-SQUARE>。その2つのバンドから派生したバンドはいくつかありますが、21世紀に結成されたバンドのなかで、まずは<TRIX>を。
 86年から2000年にかけてT-SQUAREの黄金期を支えたベーシスト<須藤満さん>、そして92年から96年にかけてCASIOPEAに在籍したドラマー<熊谷徳明さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されました。お二人の他には、79年からプロとして大活躍されているキーボード奏者の<窪田宏さん>と、メンバーのなかでは一番若い、97年からプロとして活躍しはじめた新鋭のスゴ腕ギタリスト<平井武士さん>が参加されています。
 2001年9月に行われた窪田さんのセッションで、窪田さん・須藤さん・熊谷さんが出くわして意気投合して、お3方でのライブを重ねて“凄テク&コミカル”で人気を博し、2004年に平井さんが参加して<TRIX>としての活動がはじまったそうです。
ではさっそくアルバムのほうへ。まずは2004年4月に発表された1stアルバム「INDEX」です。ジャケットのなかにはなぜか、ギター&ベースのエフェクターのセット図が電気の回路図のように描いてあり、ドラムセットのセッティング図やキーボードの平面図も。なんなんでしょいったい?
1曲目は「サムライ」。軽快なギターリフからはじまってドラムがはいってアップテンポのリズミカルな曲調に。とっても楽しくてノリノリ。しかもキャッチーなメロディの曲ですね。中盤では武士の戦いも。「キン!キン!おぬし、やるのう」なんて。もちろんテクニカルなギターソロもキーボードソロも。
 2曲目は「Dynasea」。ファンキーなギターリフからはじまるミドルテンポのダンサブルな曲。中盤では序盤ミステリアスで、そしてテクニカルなオルガンソロが。ラストはちょとお遊びも。
 3曲目は「Recollection」。軽快なカッティングリフからはじまるアップテンポのさわやかな曲。中盤にはギターリフをバックにテクニカルでパワフルなドラムソロも。
 4曲目は「Miller Light」。ファンキーでテキニカルなベースからはじまるミドルテンポのレゲエ調の曲。ベースがメロディを。サビはギターが。中盤にはおしゃれなピアノソロ、そしてベースソロへ。
 5曲目は「Solitude」。ゆったりとしたほのぼのするような曲。綺麗なバラードでもあります。エモーショナルなギター、たまりませんね。
 6曲目は「An Index」。パワフルなドラム&ベースからはじまるアップテンポのビートの効いたリズミカルな曲。キーボードソロ満載です。終盤にはギターソロも。
 7曲目は「Ramdash」。アップテンポでコミカルな電子音が。ダンサブルな楽しい曲ですね。ワウを効かせたギター、いいですねぇ。中盤には電子音が飛び交ったあと、テンポダウンしてゆったりとムーディに。そして再び元のアップテンポのノリノリモードに。ラストにはギターとキーボードの掛け合いソロも。
 8曲目は「Close Your Eyes」。透明感のある綺麗なサウンドからはじまるゆったりとしたジャジーな曲。フレットレスベースの音色とブラシドラムがいい雰囲気だしてます。中盤では美しいピアノソロが。エンディングはドラマティックですね。 9曲目は「Good Luck!!」。アップテンポの軽快でとっても爽やかな曲。しかもメロディアスだし。中盤のピアノソロはおしゃれだし、その後のギターソロはとってもエモーショナル。 とっても楽しいポップな曲調なんですけど、そこには凄テクもたっぷりで、なおかつとっても爽やかです。めっちゃ聴き応えありますね。