ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

SOPHIA  DEFIANCE

2013-09-29 23:25:49 | Pageant系
 以前、元Pageantのリーダーでギタリストの<中島一晃さん>が、Pageantのカヴァーバンド<Go To HongKong>を結成されたんですね。しかもヴォーカルが男性と聞いてさらにビックリ!で、なによりもあのPageantの曲を中島さんのギターで生で聴けたらとライブを観に行ったんですけど、その中性的でパワフルなハイトーンにビックリ!こういう声を出せてPageantの名曲群を歌える男性ヴォーカリストが存在したんだと、ほんとに驚きました。そのヴォーカリストは“モリケン”こと<森川健司さん>です。自分はその時までモリケンさんのことを失礼ながら全く存じ上げなかったもので、ちょと調べてみたら、80年代に<SOPHIA>というバンドに在籍していたとのことで、残念ながらアルバムを1枚のみリリースして解散してしまったようで、しかも唯一のそのアルバムもCD化されていないようなのでガッカリ。ところが・・・今年2013年9月に突如CD化されて発売されて超ビックリ!すっかりあきらめていたもので本当に驚きました。もちろん即予約して手にいれました。
 <SOPHIA>は、1980年10月に結成され、モリケンさんは81年9月に加入されたそうで。で、当初はNOVELA等のコピーをされていて、のちには初期RUSHのようなオリジナル曲を演っておられて、スターレスに並ぶバンドとして人気を博したそうで。そして84年12月にはインディーレーベルから4曲入りミニアルバムを発表し、おりからのジャパンプログレムーブメントにのって86年2月に今回紹介させていただくアルバム「DEFIANCE」を発表されたそうです。メンバーは、ギター<土坂健司さん>、ベース<林伸哉さん>、ドラムス<細川博史さん>、そしてヴォーカルモリケンさんの4人です。
 アルバム1曲目は「DEFIANCE」。シーケンスのアップテンポのリズムからシンセのキラキラサウンドのリフとギターリフがはいって、パワフルなドラムからダイナミックなリフが。そしてアップテンポのベースのドライブ感たっぷりのリフのノリノリモードにのってハイトーンののびやかなヴォーカルがはいって、サビではミドルテンポで歌い上げて。間奏ではダイナミックなブレイクリフからギターのエモーショナルなソロが。その後ブレイクリフからヴァースにもどって、サビではミドルテンポで歌い上げて。ラストはパワフルなドラムフィルからアップテンポのノリノリモードでリズミカルなヴォーカルがはいって盛り上がっていって。
 2曲目は「DANCIN’ DOLL」。ミドルテンポで綺麗なコーラスがのびやかにながれ、キーボードのしっとりとしたリフに、ヴォーカルが力強く歌い、ギターがエモーショナルにのびやかに奏でて。その後ヴァースにもどって、ヴォーカルが力強く歌い、ギターのアヴァンギャルド風のソロへ。終盤ではヴァースにもどって、ギターがのびやかにメロウに奏でて。
 3曲目は「MONOLOGUE」。テクニカルなドラムフィルからミドルテンポのリズムがはいって、それにのってギターとキーボードが哀愁を感じるリフを奏でて。そしてギターの躍動感あるリフにのってヴォーカルが力強く歌い上げて。スパニッシュ風というか、情熱的な曲ですね。
 4曲目は「LACHER」。ピアノのしっとりとした音色が響き、ヴォーカルがゆったりとしっとりと。それが一転アップテンポのパワフルなリズムがはいって、ノリノリモードでギターのカッティングリフにのってリズミカルなヴォーカルがはいって、サビではミドルテンポでドラマティックに歌い上げて。間奏ではギターのパワフルなカッティングのソロが。その後ヴァースにもどって、ゆったりと歌い上げて。
 5曲目は「PRISM」。シーケンスのリズムとピコピココンピューターサウンドからはじまって、鐘の音が幻想的に響いて。その後ダークで壮大なリフがはいってアップテンポでギターのパワフルなリフとキーボードの哀愁を感じるリズミカルなリフが。その後キーボードのパーカッシブでリズミカルなリフが変拍子でながれ、ノリノリモードでギターのファンキーで軽快なリフがはいって。中盤ではミドルテンポでキーボードがゆったりと奏でたあと、パワフルなブレイクリフからドライブ感たっぷりのベースリフがノリノリで。その後パワフルなバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポの疾走モードでドライブ感たっぷりにノリノリで展開して。その後ミドルテンポでギターのリズミカルjなリフとシンセのケーナ風サウンドのリフがながれて。
 6曲目は「LIBERAL」。ミドルテンポのゆったりとしたリズムからギターがのびやかに奏でて。それが一転アップテンポのベースのドライブ感たっぷりのリズムにのってノリノリモードでギターリフとパワフルなヴォーカルがはいって、サビではリズミカルなベースラインながらミドルテンポでゆったりとのびやかに。中盤ではピアノのしっとりとしたリフからギターがメロウにのびやかに奏で、そこから一転アップテンポのノリノリモードになってギターのテクニカルなソロが。そしてミドルテンポに戻ってダイナミックなリフがゆったりとながれ、ドラムが叩きまくって、さらにギター・ベース・キーボードのテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでリズミカルな弾きまくりベースにのってヴォーカルがリズミカルに。そして歌い上げて、ラストは劇的に盛大にFin。
 7曲目は「IN TEARS」。ギターとベースがしっとりとゆったりと奏で、ミドルテンポのリズムがはいってヴォーカルがしっとりと歌い、徐々に盛り上がっていって。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。その後ヴォーカルがメロウに歌い上げて。終盤では一旦止まってからギターがミドルテンポでリズミカルなリフを。そしてキーボードのクリスタルサウンドのリフがながれて。
 まさしくあの頃のヴィジュアル系バンドのサウンドですね。派手な装飾いっぱいのキラキラサウンドで。ほんとは初期NOVELA系のドラマティックな曲展開を期待していたんですけど、もっとストレートでPOPな感じですね。これ、できれば今の音で、生に近いサウンドでミックスやり直してくれたら嬉しいかも。ともあれ、モリケンさんの中性的なハイトーンヴォーカルをたっぷりと堪能できて、テクニカルでタイトでパワフルなリズム隊にかっくいいギター&キーボードも楽しめるアルバムですね。
 アルバムライナーノーツによれば、このアルバムはプロデューサーの影響で、それまでの初期RUSHタイプのプログレサウンドではなく、ニューウェーブ色の強い曲調に変化してしまったとか。それによってファンに受け入れられなくてバンドは衰退してしまったとか。レコード会社につぶされてしまった典型的な例なのでしょうか。そのままだったら他のプログレバンドのように名盤が生まれたかもしれないかと思うと非常に残念でなりません。となるとなんとか84年発表のミニアルバムを聴いてみたいものです。どなたかyoutubeとかにUPしてないかなぁ・・・

13.9.21 STELLA LEE JONES

2013-09-25 21:41:07 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.9.21 西荻窪w.jaz
<新生STELLA LEE JONES ワンマンライブ>
 2009年にギタリスト<平田聡さん>が中心となって結成されたプログレバンド<STELLA LEE JONES>。2011年暮れに待望のデビューアルバム「A FLOATING PLACE」を発表されるも、フロントの花形スターヴァイオリニストが脱退。しかし、新たな女性ヴァイオリニスト<入山ひとみさん>が迎えられ、2013年2月に新生<STELLA LEE JONES>のお披露目ワンマンライブが。入山さんがJAZZ系ということもあり、音楽の幅が広がり、ソロも増えてこれまでとはまた異なったとっても楽しい見どころ聴きどころ満載ライブで、これからの活躍がとっても楽しみに。で、次は6月に四谷で対バンライブが。ここでも1時間ちょいながらも素敵なライブを披露してくださって、早くも次のライブ日程が発表されるのを楽しみにしていました。そんな折に9/21に西荻窪で観客40人限定のライブがあるとの情報が。なのでこれは遅れたら大変と思って速攻予約して楽しみにしていました。
 <STELLA LEE JONES>、現メンバーは平田さんの他、ピアノ<佐藤真也さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、パーカッション<工藤げんたさん>、アコーディオン<佐々木絵実さん>、ベース<瀬戸尚幸さん>、そしてニューヴァイオリニスト入山さんの7人です。

 さて当日。今回も川崎のイタロフェスなどあちこちでプログレライブがかぶりまくり。自分は先に沼袋で観たいライブがありまして、そのライブが18時ちょい前に終わって、すぐにお店を出て、バスと電車を乗り継いで西荻窪へ。駅からダッシュで18時半の開場にギリギリセーフでした。お店はこじんまりとした感じで、全スペースの半分くらいを大所帯楽器群が占めていて、残り半分が客席。これで40人はそもそも無理なような感じ。ステージはまず後方左側がパーカッション群、その隣がベースで、サンバースト4弦フレットレスJAZZベースが。その隣に2タム1バスのライトグリーンラメのドラムセットが。ステージ右後方には赤のキーボードが1台セットされて。続いてステージ向かって左フロントがギターで、レッドレスポールが。そのやや斜め後方がアコーディオン。絵美さんは黒のトップスに黒のパンツとシックな装いで“マダム”といった感じの色っぽい雰囲気で。そしてフロントセンターがヴァイオリンで、アコースティックとエレキのヴァイオリンが準備され、入山さんは白系のカラフルなノースリーブミニワンピで可愛らしく爽やかな装いで、しかも右目まつ毛には緑の羽が。

 19時5分を過ぎたころ、メンバーの皆さんがステージに上がって準備を。1曲目は「Kagerou」。ハイハットのアップテンポのリズムからギターとヴァイオリンがリズミカルなリフを。そしてアコーディオンがのびやかに奏で、ピアノソロへ。序盤はしっとりとはじまって、それがパワフルにアヴァンギャルドに盛り上がって。その後ギターとヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフから、ヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏で、パワフルなリフから力強いベースリフとともにスリリングに盛り上がって。中盤ではアコーディオンのリズミカルなリフからアップテンポでダイナミックなリフが。川の急流のような瑞々しさと荒々しさを感じます。そしてヴァイオリンのリズミカルで爽やかなリフや、艶やかなフレーズから力強いベースラインにのってギターのテクニカルなソロが。その後ヴァイオリンとギターのテクニカルなリフ、アコーディオンのリズミカルなリフからダイナミックなリフとブレイクが。終盤ではダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、ギターがのびやかに、アコーディオンもピアノのパワフルなリフをバックにのびやかにメロウに奏で、そこにヴァイオリンとギターが加わってユニゾンで。ラストはギターがかっこよくピックスクラッチをキメて、リズミカルなリフがスリリングに展開して盛り上がって。

 「チッタのイタロフェスに行かないでこちらに来てくださって、どうもありがとうございます」って平田さん、爆笑&大拍手!「やはり愛国心が」「おもてなしの精神」ってげんたさん、爆笑!で、今回のこのハコですが、なんとステラのドラム等をここで録ったのだそうで「ここはステラの生まれ故郷」ってげんたさん、大拍手!ということでここでCDの宣伝を。

 次の曲は「ポップな曲でなごんで」って平田さん。2曲目は「八月の雨」。げんたさんが“レインスティック”で雨の音を奏で、アコーディオンがリズミカルなリフをパワフルに、ギターがメロウなリフを、ヴァイオリンが爽やかなリフをリズミカルに奏で、パワフルなドラムとベースとマラカスのリズムにのってヴァイオリンがのびやかに奏でて。その後アコーディオンとヴァイオリンがしっとりと奏で、ギターとヴァイオリンのリズミカルなリフからアコーディオンがのびやかに、続いてタンバリンのリズムにのってギターとヴァイオリンがのびやかにしっとりと奏でて。中盤ではヴァイオリンの爽やかでリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいってブレイクをキメて。そして一旦止まってからヴァイオリンとピアノがしっとりと、続いてギターとアコーディオンがしっとりと奏でて。終盤ではスネアロールからギターのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、ラストはピアノリフがしっとりと響き、再び雨の音がながれて。

 「今回はいつもとちょっと趣向を変えて、メンバーのオリジナル曲やカヴァー曲も・・・」って平田さん、が話はじめますが、メンバーから苦情が。どうもそれは次のMCの話題のようで「間違えた!」って爆笑!「ギター、平田聡!」ってげんたさん、大拍手!

 3曲目は「sala de uyuni」。テクニカルなユニゾンリフからスリリングにはじまって、ピアノのパワフルでリズミカルなリフ、ギターとアコーディオンのテクニカルなリフ、ヴァイオリンのフィンガーリフと続き、パワフルなベースとドラムとともに盛り上がって。そしてアップテンポのベースリフにのってダンサブルな感じでギターとアコーディオンのリズミカルなリフにヴァイオリンも加わってユニゾンで。中盤ではピアノとギターのリズミカルなリフからアコーディオンがのびやかに奏で、パワフルなベースとドラムとともに盛り上がって。終盤ではピアノとギターのリズミカルなリフがトライアングルのリズムにのってながれ、ダンサブルな感じでヴァイオリンとアコーディオンがユニゾンでメロウに奏で、そこからダイナミックに盛り上がっていって。ラストは静かになってギターとピアノがしっとりとしたリフを奏で、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに。

 ここであらためて。今回はメンバーのオリジナル曲やカヴァーも交えていくそうですが、まずは絵美さんです。「本邦初公開!」って平田さんが紹介しますが「じゃない」って爆笑!「アコーディオン、佐々木絵美!」ってげんたさん、大拍手!で、その曲は好きなお酒をモチーフにされたそうで、今回は「ラウンジ風アレンジで」って。
 4曲目は絵美さんのオリジナルで「10本のワインのためのワルツ」っておっしゃったかな?アコーディオンのワルツリズムのゆったりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏で、アコーディオンがハモって、ロマンティックな感じに。といっても甘い感じではなく、ややセピアな感じかな。そしてピアノとアコーディオンのタンゴ風のユニゾンリフがながれ、パーカッションのリズムがはいってアコーディオンとヴァイオリンがゆったりとのびやかに。
 そのセピアなワルツイメージで続いて5曲目はステラの「Jean Pierre」。ミドルテンポのパワフルなリズムが入りますが、入山さんがヴァイオリンのチェンジに手間取ってなかなか曲に入れず。で、やっとヴァイオリンののびやかな音色がメロウにしっとりとながれ、ピアノとアコーディオンがしっとりとゆったりと、さらにピアノとヴァイオリンがギターのテクニカルなリフをバックにしっとりと奏で、徐々に盛り上がっていって。その後アコーディオン・ヴァイオリン・ギターのリズミカルなリフからヴァイオリン・アコーディオンがゆったりとのびやかに奏で、ラストはピアノとヴァイオリンがしっとりと。
 「持ち替え、超大変だった!焦った~!」って入山さん、爆笑!

 次は佐藤真也さんのソロコーナー。「ピアノ、佐藤真也!」ってげんたさんが紹介して大拍手!「シルエレでもここでもボクは隅っこ」って爆笑!「ラッカー趣味が現実にとって変わるとき」っておっしゃったかな?「好きな曲なんだけどライブでやる機会がない」って。テーマは“TVのザッピング”とのことで、あれこれチャンネルを変えるイメージだそうで。「夜遅く仕事から帰ってきてTVをつけて、あれこれチャンネルを変えて、何も面白いのやってないからもう寝よう、ってイメージ」って爆笑!「そういう風景を思い浮かべて聴いてください」って。で「あっという間に終わる曲です」って爆笑!
 6曲目は真也さんのピアノソロです。ピアノをパワフルに弾きまくったかと思いきや、しっとりと、そして再び弾きまくったり。まさに音楽番組をあれこれチャンネルを変えまくって聴いているイメージですね。途中に“アヴェマリア”の一節も。ちょと嬉しかったっす。
 曲が終わると「初めて聴いた」って平田さん。「音源送ったじゃないですか」って真也さん、爆笑!

 「一部最後の曲です」って平田さん。7曲目は「Winter Song」。ギターとアコーディオンのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、ヴァイオリンとギターのリズミカルなリフにのってアコーディオンがのびやかに奏で、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに。そしてブレイクからギターのしっとりとしたリフからヴァイオリンがのびやかに、ピアノがしっとりと。その後、マラカスリズムとギターリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかにロマンティックに奏でて盛り上がっていって。中盤では静かになってギターのテクニカルなソロへ。そしてアコーディオンとピアノのしっとりとしたリフからアコーディオンのエモーショナルなソロへ。その後トライアングルのリズムにのってヴァイオリンのリズミカルなリフ、ピアノのリフからヴァイオリンがゆったりとメロウに奏で、アコーディオンが綺麗にハモって。終盤ではミドルテンポのロマンティクな感じでピアノのエモーショナルなソロが。そして力強いベースラインにのってアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ピアノのしっとりとしたリフからアコーディオンがリズミカルなリフを奏で、ヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏でて。ラストはリズミカルなリフがスリリングに展開し、一旦止まってからしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます。これで第1部終了です。第2部どんなことになりますやら、お楽しみに」って平田さん。時計を見ると19時55分。50分の第1部でした。休憩中は皆さん外で一服とか、親しいお客さまとご歓談とか、個々にフライヤーを配ったりとか。そんななかで平田さんがステージで黙々と練習されていたのが印象的でしたね。

 20時20分ころ、平田さんと瀬戸さんと入山さんがステージに登場し、他のメンバーの方々は客席後方に。もっとも入山さんは演奏はせず、特等席でギターとベースの競演を鑑賞のようで。
 第2部最初となる8曲目はギターとベースのみで「Dolphin Dance」。平田さんのカウントからミドルテンポのリズミカルなリフからはじまって、まずはギターリフにのってベースが力強くメロディラインを奏でて。ムーディな感じですね。そしてギターのジャジーでテクニカルなソロへ。続いてベースのパワフルでテクニカルなソロが。瀬戸さんのソロが聴けてめっちゃ嬉しいっす。その後、元のテーマリフにもどってゆったりとFin。

 「ありがとうございます」って平田さん。「それではバンドの皆さん!」って平田さんがメンバーの皆さんをステージに招いて。そしてげんたさんが「オンギター、平田聡!オンベース、瀬戸尚幸!」って紹介して大拍手!「良かったですね。いかがですか、長老2人の演奏は」って爆笑!
 で、次の曲に行こうとしますが「ちょっと待って!」ってげんたさん。パーカッションのセッティングがまだのようで。ここで平田さんが次回ライブの告知を。次は11/23にシルエレでワンマンとのことで大拍手!それと噂されている来年3月のジャパンプログレフェスに出演が決まったそうで。

 9曲目は「Clouds」。ダイナミックなリフからパワフルなドラムをバックにギターがメロウに奏で、べースとユニゾンで。そしてアコーディオンとヴァイオリンがゆったりと幽玄に奏で、ギターがメロウにゆったりと、ヴァイオリンがのびやかに奏で、そこからダイナミックなブレイクと叩きまくりドラムフィルが。その後ギター・アコーディオン・ヴァイオリンがユニゾンでのびやかにかなで、ギターがメロウに、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクへ。中盤では一旦止まってからギターとピアノのしっとりとしたリフをバックにベースのエモーショナルなソロが。パーカッションが風の音やスペーシーサウンドを効果的に奏でて。続いてピアノソロへ。しっとりとはじまって、徐々にテクニカルにパワフルに盛り上がって。その後ミドルテンポのダンサブルなリズムがはいって、アコーディオンのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりソロと続き、ヴァイオリンがゆったりとたおやかに奏でて。終盤ではダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、ドラムが叩きまくりのフィルを入れ、ギター・アコーディオン・ヴァイオリンがユニゾンでゆったりとメロウに奏で、そこからダイナミックなリフ、テクニカルなリフが叩きまくりドラムとともにスリリングに。ラストはパワフルなドラムフィルからゆったりとゆっくりと。「ありがとうございます」って平田さん。

 次は入山さんのソロコーナーで「初公開!入山さんの書きおろし」って平田さんが紹介して大拍手!「こういう曲を書きたいと思っているんだけど、書けない。素敵な曲」って平田さん。平田さんは「省くことが出来ない」って。「人生はだいぶ省いてきたでしょ」ってげんたさんツッコんで爆笑!「曲は省けないんだよね」って平田さん。ここで入山さんが作曲の経緯と解説を。最初はヴァイオリンソロにしよかとも思ったそうですが、せっかくバンドなんだからバンドでできる曲「ステラでやってないような曲、ステラで浮かない曲」をやりたいと思ったそうで。で、たまたま鼻歌でふっと曲のアイデアが浮かんでそれを基に曲にしたそうで、「モリ子のテーマソング」って。“ふわふわしているようで実は計算高い30代の女性”のイメージだそうで「ふわっとした感じ」「浅い眠りのなかで泳ぐ」って。ここで右目まつ毛の緑の羽に触れて「オカ○ト・ナ○キさんのイメージ」って。でも「オカ○ト・ナ○キさんってどんな人?」って平田さん。「もういいです」って爆笑!

 10曲目は「Swimming in Shallow Sleep」。ヴァイオリンがワルツリズムでゆったりとしっとりと奏で、アコーディオンのリフ、ベースリフ、トライアングルのリズムがはいって力強く盛り上がっていって、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏でて。そしてヴァイオリンがフィンガーピッキングでリフを弾き、パーカッションが木製楽器や笛で森の効果音を奏で、ピアノのしっとりとしたリフからヴァイオリンの美しくテクニカルなソロへ。のびやかにドラマティックに展開して。その後ヴァイオリンがワルツリズムでしっとりと奏で、徐々にリズミカルに盛り上がっていって。
 「ありがとうございます」「モリ子です」って。「これは次のアルバムに入るんですか?」ってげんたさん。「もちろん」って平田さん。「いい曲が出てきたな、と。どうですか?」って大拍手!

 11曲目は「夢の境界線」。アコーディオンのパワフルでリズミカルなリフからはじまって、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターリフと力強いベースラインもはいって。そして一旦止まってからアコーディオンのリズミカルなリフ、ギターのしっとりとしたリフからスネアのリズムがはいってヴァイオリンがのびやかに、ギターがメロウに幽玄に奏で、ウインドベルが綺麗に響いて。その後ベースのパワフルなリフにのってアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、タンバリンのリズムとともに盛り上がって。中盤ではアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターがメロウに奏で、リズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって、叩きまくりのドラムソロへ。その後、静かになってピアノとギターのリズミカルなリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターとベースのテクニカルなリフから盛り上がって。終盤ではダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、激しく叩きまくるドラムとパーカッションとともにドラマティックに盛り上がって。そしてアコーディオンのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏で、再び叩きまくりのパーカッションとドラムとともに盛り上がって。ラストは一旦止まってからゆったりとしっとりと。「ありがとうございます」って平田さん。

 「あと2曲。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか」ってげんたさん大拍手!「11月のライブも足を運んでいただけたら」って大拍手!
 12曲目は「Stella Lee Jones」。名前の由来はコルトレーン氏の曲なのだそうで。アコーディオンとギターがワルツリズムで哀愁ただようリフを奏で、ヴァイオリンがトライアングルのリズムにのってしっとりと美しくロマンティックに奏で、ピアノが絶妙のフィルをいれて。そして一旦止まってからアップテンポのギターとアコーディオンのリフでパワフルにもりあがって、この間に入山さんはアコースティックからエレキに持ち替えて、ゆったりとのびやかに奏で、そこにアコーディオンがくわわってユニゾンでしっとりと奏で、パワフルなドラムがはいってドラマティックに盛り上がって。その後、入山さんは再びエレキからアコースティックに持ち替えて、ピアノリフ、ギターリフにのってアコーディオンがしっとりと奏で、そこにヴァイオリンが加わってユニゾンでしっとりと。終盤では一旦止まってからアコーディオンとヴァイオリンがユニゾンでしっとりと奏で、ギターがメロウに、ベースが力強く奏で、シンバルロールからドラマティックに盛り上がっていって。ラストはヴァイオリンがゆったりとドラマティックに奏でて。

 「どうもありがとうございます」って平田さん。ここでメンバーの皆さんがおのおの個人のライブ等の告知を。

 本編最後となる13曲目は「Synapse」。シンバルのアップテンポのリズムからピアノとギターのテクニカルなユニゾンリフとヴァイオリンの揺れるリフがながれ、アコーディオンが加わってピアノの綺麗なリフがはいって。そしてギターとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフ、ベースのテクニカルナなリフから、パワフルなドラムにのってヴァイオリンがのびやかに奏でて。その後アップテンポのスリリングなリフからリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンとアコーディオンがのびやかに奏で、そこからギターがシンセサウンドのテクニカルなギターソロを。中盤ではヴァイオリンのディレイを効かせた幻想的かつテクニカルなロングソロが。ソロが終わると大拍手!続いてダイナミックなリフから再びギターのシンセサウンドでのテクニカルなギターソロが。ドラムもパワフルに叩きまくって盛り上げて。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がってブレイクをキメて、そしてギターのリズミカルなリフをバックにアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、力強く盛り上がって。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。ヴァイオリン、入山ひとみ!ピアノ、佐藤真也!ドラムス、谷本朋翼!ベース、瀬戸尚幸!アコーディオン、佐々木絵美!、パーカッション、くどうげんた!」「ギター、平田聡!」っておのおのに大拍手が。その大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。
 ほどなく「アンコールありがとうございます」って平田さん、大拍手!「お茶飲んでいい?」って入山さん。ヴァイオリンソロは特に前もって考えておくのではなく「その日の感じ」だそうで。「長かった?ごめんね」って入山さん。「今度はカラータイマーとかつけて」ってげんたさん、爆笑!

 オーラス14曲目は「Parallel Railways」。雑踏の音がながれ、げんたさんがホイッスルを、ヴァイオリンが汽笛の音を高らかに響かせ、アコーディオンが蛇腹を目いっぱい広げて♪シュッシュッ!って音をだんだん早く鳴らし、ギターが弦を叩いて♪ガタンゴトンって音を鳴らし、アップテンポのマラカスのリズムとパワフルなドラムがはいって、ピアノとアコーディオンがリズミカルなリフを弾き、ヴァイオリンがKQ車両の発車のドラミファ音を奏でて大拍手!そしてパワフルなリズムにのってアコーディオンがテクニカルなリフをスリリングに。その後リズミカルなリフからダイナミックなリフがはいってブレイクをキメて。中盤ではベースのドライブ感たっぷりのリフにのってヴァイオリンのエモーショナルなソロが。終盤ではリズミカルなリフで盛り上がって、アコーディオンとヴァイオリンがテクニカルなユニゾンを。ラストはギターとアコーディオンが♪ガタンゴトンや♪シュッシュッをだんだんゆっくりと鳴らし、ヴァイオリンが汽笛音を鳴らして、雑踏の音がながれてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました、STELLA LEE JONESでした」って平田さん。「11/23ワンマン、宜しくお願いします」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると21時半近く。約1時間10分の第2部で、合計2時間のとっても素敵なライブでした。
 こじんまりとしたハコでのワンマンライブ、客席は込み合ってましたけど一体感があってほんと楽しめましたね。いつもよりもJAZZ寄りな感じで、メンバー個々のソロ曲やカヴァー曲もあり(書下ろしの新曲も!)テクニカルでスリリングなプログレ曲や、ムーディなJAZZ曲もあり、爆笑MCもありのとっても楽しめた充実したライブでした。MCはもっといっぱいありましたけどメモしきれませんでした。11月のシルエレワンマンもめっちゃ楽しみです。

13.9.21 MARS

2013-09-22 19:24:51 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.9.21 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin長月2nd』>
 新潟のEL&Pタイプのキーボード主体のプログレバンド<MARS>。現メンバーは、キーボード<KUMIKUMIさん>、ドラムス&ヴォーカル<岡田隆さん>、ベース&ヴォーカル<成田秀雄さん>のトリオ編成です。1999年にアルバムを発表。その後、休止期間を経て2010年9月に現メンバーで復活し、その後ライブ活動を活発に行われて、ライブ活動の傍らに久々のニューアルバム制作にも取り掛かっておられるとのことで、その素敵なMARSサウンドを聴ける機会をいつも楽しみにしております。で、ライブは今年2月のライブのあとは地元や関西方面でライブ活動はされていたようですが、東京方面はご無沙汰だったんですね。で、次を心待ちしていたところ9月に沼袋で行われる恒例のプログレイベントの2日目に出演されると知って楽しみにしておりました。7ヶ月ぶりのライブめっちゃ期待です。ただ、新譜情報はまだのようなので、レコ発ではなさそうです。

 さて当日。土曜ですけど仕事。でもいまヒマなもので午前中で終わりにして午後代休をとってあちこち寄りながら沼袋へ。のんびりしていたら着いたのは開演5分前でした。危なかったっす。今日も各地でライブかぶりまくり。特に川崎ではイタロフェスが。なので客入りはキビシイだろうなと。ところが最終的には前回よりも多いような感じでした。

 開演予定時間の17時をちょと過ぎたころ、フロアーが暗くなって、クラシック風のSEがながれて。ダイナミックなファンファーレが高らかに盛大にながれ、ティンパニサウンドが力強く響き、聴きなれたフレーズが。スーパーマンですね。久々に聴いたかも。なんだかワクワク♪してきます。そしてステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にナチュラルイーグルベースを抱えた成田さん、中央後方高台に2タム1バスのドラムセットでインカムマイクを装着した岡田さん、そしてステージ右には3段キーボードセットを操るスレンダーで美しいKUMIKUMIさんが。黒のキラキララメのタンクトップ&ミニスカでかっこよくキメて。その後、ピアノのしっとりと力強い音色が響き、シンバルロールからティンパニサウンドが力強く響いて。「こんばんは、MARSです。最後までお楽しみください」って成田さんが挨拶して大拍手!

 そしてはじまった1曲目は「Awakening」。ピアノのアップテンポの綺麗なリフが爽やかにながれ、ベースがパワフルにうねって、ゆったりとたおやかに、力強くリズミカルにと交互に強弱をつけて聴かせ、テクニカルなトリルリフやリズミカルで爽やかなリフが。その後、静かになってシンセサウンドが幻想的に響き、成田さんがゆったりと力強く歌い上げ、サビでは岡田さんがコーラスで加わってドラマティックに盛り上がって。中盤では変拍子のシャッフル風リズムでリズミカルなリフからピアノのテクニカルなソロへ。そしてダイナミックなブレイクリフから成田さんが力強く歌い上げ、オケサウンドがゆったりと壮大にながれて。その後、シンセの幻想的なサウンドが響くなか、ベースのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックなリフからサビでドラマティックに歌い上げて。ラストはオケサウンドがダイナミックに壮大にながれ、ドラムが叩きまくって盛大にFin。

 「こんばんは、MARSです。いつもご来場してくださる皆様、ありがとうございます。そして今回初めての皆様、新潟から来ましたMARSです。宜しくお願いします」ってKUMIKUMIさんがいつものめっちゃ可愛らしいお声で丁寧に挨拶されて大拍手!Sanctuary毎年恒例のこの9月のプログレイベントにMARSが参加されるのは今回で4回目だそうで。「最後まで楽しんでいただけたら」って。そして以前のライブで成田さんが10kg減量を宣言されたことにふれて「あとで彼から言い訳とかお詫びがあると思います」って爆笑!
 「ベースの成田です。前回10kg減量とお約束しましたが、5kgは減量しました。次回までにあと5kg減量すると誓います」って成田さん、大拍手!

 2曲目は「Still」。カウントからピアノとベースのダークなリフがながれ、ピアノのテクニカルなリフとダークリフからアップテンポのパワフルな疾走モードになってオルガンのテクニカルなリフ、ミドルテンポでパワフルなリフと叩きまくりドラムが。そしてピアノのリズミカルなリフとベースのヘヴィなリフからシンセのほのぼのした感じのフレーズがゆったりとながれ、それが力強く盛り上がって、ブレイクからピアノの綺麗で流麗なリフがながれ、再びスリリングなブレイクが。中盤ではピアノの美しいリフがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響き、成田さんのゆったりと力強いヴォーカルがはいって、サビでは岡田さんのコーラスもはいってドラマティックに盛り上がって。そしてピアノのリズミカルなリフ、テクニカルなリフからダイナミックなリフ、さらにパイプオルガンの重厚な音色でリズミカルなリフやテクニカルなトリルも。その後一旦止まってからピアノの綺麗なリフがゆったりと爽やかにながれ、パワフルなスネアのリズムにのってキーボードののびやかな音色がゆったりと。終盤ではピアノのリズミカルなリフにのって成田さんの力強い歌声が。そしてサビでは岡田さんのコーラスもはいってドラマティックに。ラストはピアノとベースのリズミカルなリフ、テクニカルなリフがスリリングに展開し、ブレイクからゆったりとFin。

 3曲目はEL&Pの“Hoedown”をモチーフとした「Who Done It!」。衝撃音からスネアロールがながれ、ベースとシンセのパワフルなリフからオルガンのリズミカルで明るく楽しいリフが。そしてオルガンのテクニカルなリフとシンセのリズミカルなリフが交互にながれ、そこからテクニカルなオルガンソロへ。その後、シンセのリズミカルなリフとベースのうねるリフからオルガンのリズミカルなリフ、オルガンのテクニカルなリフとシンセのパワフルなリフが交互に。ラストはブレイクから綺麗なピアノリフがながれてドラムが叩きまくってFin。

 「ありがとうございます。もう次が最後の曲です」って成田さん。すると一斉に「えぇ~~!」って。もうそんな時間なの?って感じです。MARSではKUMIKUMIさんがいろいろアイデアを出して、男性陣2人はついていく、というスタイルなのだそうで、今回の選曲もKUMIKUMIさんの提案が主になっているようで。

 オーラス4曲目は「Remember」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでシンセのリズミカルなリフがながれ、ダイナミックなリフが。そしてシンバルロールからシンセの幻想的なサウンドがながれ、パワフルなタムドラムがはいって、ピアノの跳ねるようなリズミカルなリフとシンセの明るく楽しいリフがカウベルのファンキーなリズムにのってながれ、テクニカルなブレイクリフがスリリングに。その後、ピアノのしっとりとしたリフから成田さんの力強いヴォーカルがはいって、ミドルテンポのドラムとともに盛り上がって歌い上げて、シンセサウンドがのびやかにたおやかにながれて。中盤ではミドルテンポのシャッフルリズムにのってキーボードのリズミカルなリフがはいって、そこからシンセの重厚なサウンドのダイナミックなリフが壮大にながれ、ドラムが叩きまくって。その後パワフルな“火星”のリズムとダイナミックなオケサウンドがながれるも、ミドルテンポでシンセサウンドがゆったりと幽玄にながれて。終盤ではしっとりとしたピアノリフから成田さんのゆったりと力強いヴォーカルがはいって、ティンパニロールからパワフルなドラムとともに歌い上げてドラマティックに盛り上がって、シンセサウンドがゆったりとたおやかにながれて。その後パワフルなドラムフィルからシンセの鮮烈でパワフルなリフが明るく楽しくリズミカルにながれ、ラストは叩きまくりドラムとともに盛大にFin。

 すぐにシンセの“木星”のメロディがゆったりとながれて。「MARSでした。ありがとうございました」って成田さん。ここでメンバー紹介です。「ドラムス&ヴォーカル、岡田隆!」大拍手!「MARSのコンポーザー、いろいろアイデアを出してくれる、キーボード、KUMIKUMI!」大拍手!「そしてベース&ヴォーカル、成田秀雄でした。今日はどうもありがとうございました。またお逢いしましょう」って大拍手!“木星”のメロディがダイナミックに盛り上がって、そしてエレドラのティンパニロールからシンセのフレーズがベースとともにゆったりと力強くながれ、シンバルロールからダイナミックなフレーズがゆったりと雄大にながれて、ティンパニが打ち鳴らされるなか、ゆったりと劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って成田さん、大拍手!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして、これにてライブ終了です。時計を見ると18時ちょっと前。約50分間の素敵なライブでした。
 久々なこともあってか、50分間があっという間でしたね。最後曲前の「えぇ~!」ってコールは皆さん本音でしょう。今回特にベースがいつもよりアタック音が強く、キリッとした音でしかもうねってパワフルでかっこよかったっす。声も奥深く太く力強くのびやかで。もちろんテクニカルでエネルギッシュなドラムも、繊細で美しく、かつ力強いキーボードも素敵でした。それに演奏もいつもよりさらに安定感が増して、短い時間ながらもとっても楽しめました。早くも次のライブが待ち遠しいです。

13.9.15 Water Garden

2013-09-19 06:22:47 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.9.15 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin 長月』初日>
 滋賀発のファンタジーロックバンド<Water Garden>、現在のメンバーはギターの<kojiさん>、ドラムスの<hirokiさん>、ベースの<hiroshiさん>、キーボードの<meiさん>、そしてヴォーカルの<chifumiさん>の5人編成です。<Water Garden>、元々は1991年にkojiさんとhirokiさんがアニソンのカヴァーバンドを結成したことからはじまって、94年にプログレ・POP・トラッド等を取り入れたスタイルを目指すべく、バンド名を<Water Garden>として活動を開始されたそうです。ところが2001年にバンドは解散してしまいますが、2006年頃から水面下で動き始め、2007年に現在のメンバーが固まり、2008年秋に復活ライブを行って以来、ライブ活動とアルバム制作と活躍中のようです。
 自分が<Water Garden>を知ったのは、美女キーボーディストmeiさんが参加されているTeru’s symphoniaのトリビュートバンド<NELFELTI>のライブを観て、その妖しい美貌と華麗なキーボードサウンドに魅せられて興味を持って、昨年2012年9月に初めてライブを観て惚れてしまったわけで。で、また機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。そしてFB等を見るとレコーディングが着々と進んでいるようで、ひょっとすると次はレコ発ライブかなぁ~なんて。そんな折にSanctuaryのHPをみると、恒例の9月のプログレフェスの日程が発表されていて、初日9/15に<Water Garden>が!9/14でなくてよかったっす。かぶりまくりなもんで。

 さて当日。なんと台風が接近中。うちのほうも朝は凄い大雨で、行きたくても電車が運休になったらどうもならんなぁ・・・とあきらめ模様だったんですけど、昼前からは快晴になって、しかも強風でもなく、交通状況も問題なさそうなのでひと安心。もっとも滋賀のメンバーの方々が無事上京できたのかは心配なところですが。で<Water Garden>の出番は18時くらいだそうですので、間に合うように家を出て沼袋へ。問題なくお店に着いて受付を済ませて中へ。まだ最初のバンドの演奏中でした。今日はトリがビッグネーム勢ぞろいのユニットのためかすでに超満員!なので隅っこで立ち見です。廻りはトリのユニットの女性ファンの方が多くて、自分のようなオヤヂは超場違い。居づらいっす。でも<Water Garden>はなんとしても観たいのでガマンっす。

 18時15分を過ぎたころ、フロアーが暗くなってSEからクラシック風音楽がながれて。ヴァイオリンのフィンガーピックでのリフからクラリネット風の音色がリズミカルにながれ、続いてヴァイオリン風ののびやかな音色がながれ、そこに生ドラムがはいってステージの幕が開いてダイナミックなバンドリフが。ステージ向かって左に3段キーボードセットで赤ラメキャミに黒フリミニスカすがたのSEXYで可愛くて綺麗なmeiさん!その隣に白のフライングVベースを操る金髪の貴公子hiroshiさん、隣が1バス3タムのドラム叩きまくりのhirokiさん、ステージ右には綺麗なサンバーストレスポールを抱えたkojiさん、そしてセンターには白のミニワンピにレースのショール(?)を纏った妖艶な美女chifumiさんが。
 シタール風のシンセサウンドがゆったりと妖しくながれ、パワフルなドラムフィルからピアノのゆったりとした美しいリフがながれ、ギターがのびやかに奏でて。1曲目は「Stardust And Dreams」。ダイナミックなリフからドラムが叩きまくり、キーボードののびやかなソロが。そしてパワフルでのびやかなヴォーカルがはいって、meguさんがコーラスをいれて。その後、しっとりとしたキーボードリフからヴォーカルが右へ左へと艶っぽい視線を送りながらメロウに歌い、ギターのヘヴィリフからmeguさんのコーラスもはいって力強く歌って。中盤ではピアノのリズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロが。そしてギターのリズミカルなリフからアップテンポのノリノリモードでキーボードのテクニカルなソロへ。その後、静かになってピアノのしっとりとしたリフがながれ、ヴォーカルがのびやかに。それが徐々に盛り上がっていって歌い上げて、力強いロングスクリーミングも。ラストはギターのヘヴィリフからキーボードがのびやかに奏で、ダイナミックなリフが。

 すぐにミドルテンポのパワフルなドラムのリズムがはいって。「ありがとうございます。こんばんは!」ってchifumiさん。お客さんのお返事が小さいので再度「こんばんは!」「こんばんは!」って煽って「滋賀県から来ましたWater Gardenです」って大拍手!
 2曲目は「蝋の翼」。キーボードののびやかなリフとシンセのキラキラリフからミドルテンポのダンサブルな感じのリズムがはいって。そして一旦止まってからピアノのゆったりとしたリフとギターのアルペジオリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、シンセがのびやかに奏でて。その後ギターの軽快なカッティングリフからヴォーカルがリズミカルに歌い、サビではmeiさんのコーラスもはいってメロウに歌って。中盤ではシンセが響くなか、ギターがピックスクラッチから軽快なカッティングリフを弾き、シンセのエモーショナルなソロ、ギターのエモーショナルなソロと続いて。終盤ではブレイクからサビに戻ってヴォーカルが力強くのびやかに歌って、レースのショール(?)を広げて優雅に踊って。そしてシンセサウンドが壮大に響き、ヴォーカルが客席フェンス前でお客さんを煽って。その後ギターがカッティングリフからエモーショナルなソロを。ラストはブレイクからヴォーカルが力強いロングスクリーミングを。

 「ありがとうございます。あらためましてこんばんは!Water Gardenです!」ってchifumiさん、大拍手!ここでchifumiさんがMCのカンペを確認しようとしますが「字が見えない」って爆笑!で、今回のイベントオファーの御礼を述べられて「最後まで楽しんでいってください」って大拍手!ここで1曲目のタイトルを「スターダスト・メモリー」って、メンバーの皆さんからチェックが。「Stardust and Dreamsだ!」って爆笑!

 3曲目と4曲目は新曲で「いにしえ~春の日に」っておっしゃったかな?ピアノとシンセの音色がしっとりと響き、ミドルテンポのリズムとギターリフがはいってロマンティックな感じになり、ヴォーカルがステージに座ってしっとりと歌い、ベースが縦に構えてウッドベースのように味わい深く奏でて。そしてダイナミックなリフからギターのヘヴィリフがはいって盛り上がって、ヴォーカルが力強く歌い上げて。その後、静かになってしっとりと綺麗なピアノリフとギターリフからヴォーカルがメロウにしっとりと歌って、パワフルなドラムとギターのヘヴィリフから盛り上がってヴォーカルがリズミカルに踊りながら歌って、ダイナミックなリフからヴォーカルが色っぽく歌い上げて。中盤では一旦止まってから、ブルーライトのなか、シンセとピアノの音色とベースラインがしっとりと響き、ギターが哀愁ただようアルペジオリフを奏で、ヴォーカルがしっとりと抒情的に歌い、meiさんのコーラスもはいって歌い上げて。その後キーボードのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノのしっとりとしたリフと奥深いベースラインにのってヴォーカルがしっとりと歌い、meguさんのコーラスとともに歌い上げて。その後ウインドベルが綺麗に響き、ヴォーカルがゆったりと歌い、ギターのアルペリフとキーボードリフがしっとりと。

 「ありがとうございます」ってchifumiさん。期待のデビューアルバムですが、レコーディングは終わって、いまCD製作中なのだそうですが「相手が外人やから話が通じなくて」て爆笑!「CD出来たら買ってくれますか」ってchifumiさん。もちろん大拍手です。

 5曲目は“邪馬台国組曲”から「光の扉」。イエローライトのなか、ピアノの音色がしっとりと響き、ヴォーカルがゆったりとメロウに歌って。そしてパワフルなドラムがはいってダイナミックなリフとシンセの鮮烈なリフからアップテンポのノリノリモードになって、ヴォーカルがのびやかに、力強く歌い上げて。その後ギターのヘヴィリフとシンセの綺麗なリフからヴォーカルがしっとりと歌い、キーボードがフィルを入れ、パワフルなドラムがはいってアップテンポのノリノリモードでヴォーカルがパワフルに歌い上げて。中盤ではシンセのリフをギターがなぞり、パワフルなタムドラムにのってシンセのテクニカルなソロが。終盤ではピアノリフからヴォーカルが力強く歌い上げ、ダイナミックなリフがはいってノリノリモードでリズミカルに。ラストは一旦止まってから重厚なシンセサウンドが響いて。

 続いて6曲目は「サマーブリーズ」っておっしゃったかな?キーボードの爽やかでリズミカルなリフからはじまって、chifumiさんが手拍子を促して、ピアノとギターのカッティングのリズミカルなリフにのってドライブ感たっぷりにノリノリモードでヴォーカルがはいって。中盤ではヴォーカルがしっとりとのびやかに色っぽく歌って、ベースがメロウに奏でて。その後アップテンポのノリノリモードに戻って、リズミカルなリフにのってヴォーカルが歌い上げて、ラストはパワフルな叩きまくりドラムフィルからブレイクをキメて。
 「ありがとうございます。年甲斐もなくめっちゃ若い曲うたっちゃいました」って爆笑!

 すぐにアップテンポのパワフルなドラムがはいって、そしてここでメンバー紹介です。「オンドラムス、hiroki!」大拍手!「オンギター、koji!」大拍手!「オンキーボード、mei!」大拍手!で、ここでchifumiさんが個人の告知を。9/22に鹿鳴館で行われるイベントにhiroshiさんと別ユニットでJudas等のメタルカヴァーをやるそうで。そして「Water Gardenの一番の綺麗処、ベース、hiroshi!」大拍手!最後は「私がオカンロッカー、chifumiです」って大拍手!
 オーラス7曲目は“邪馬台国組曲”から「月黄泉」。ダイナミックなリフからアップテンポでドライブ感たっぷりにスリリングにギターリフとシンセリフが。そして一旦止まってから、ハイハットのリズムからシンセサウンドが響くなか、力強いヴォーカルがはいって、そこからアップテンポのノリノリモードになって、ヘヴィギターリフをバックにヴォーカルがリズミカルにパワフルに、サビでは爽やかに歌って。その後ミドルテンポになって力強いベースリフからシンセがしっとりと奏で、そこから再びアップテンポのドライブモードになってリズミカルなリフにのってヴォーカルがパワフルに歌って。中盤では一旦止まってからピアノリフがしっとりと響き、シンセが幻想的に、ギターがのびやかに奏で、ドラムのパワフルなフィルからミドルテンポでギターのエモーショナルなソロが。その後キーボードのリフからヴォーカルが力強く歌い上げて。終盤ではブレイクからアップテンポのドライブモードになってギターとキーボードのリズミカルなリフにのってヴォーカルがパワフルに歌って盛り上がって、ヴォーカルがのびやかに歌い、meguさんの美しいファルセットのコーラスが。ラストは一旦止まってからミドルテンポのパワフルなドラムから綺麗なシンセサウンドがゆったりとながれ、chifumiさんが「ありがとうございました。Water Gardenでした!」って大拍手!そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!Water Gardenでした!」ってchifumiさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして引き揚げようとしますが、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとchifumiさんが戻って「ありがとうございます!むっちゃ感激です!」って。でも「ですが、なかなかアンコールってかからないもので、なにも準備してないんです。ほんま申し訳ありません。こんなアツい拍手にどう応えていいのか・・・」「ありがたく感謝して・・・」って、大拍手!メンバーの皆さんもステージ前でお辞儀を。「このあと凄いバンドが出ますんで最後まで楽しんでください。ありがとうございました」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると19時10分。約50分強のとっても素敵なライブでした。
 POPな曲もあるも、パワフルでメロディアスでドラマティックでとっても楽しめました。ぶっとく力強く、ヴィジュアル的にもめっちゃかっちょいいベース、タイトでパワフルでテクニカルなドラム、いい音響かせるギター、妖艶で色っぽく魅せるメロウかつパワフルなヴォーカル、そしてSEXYで美しく、華麗でテクニカルなキーボードと、見どころたっぷりで、しかもchifumiさんのMCも楽しくて大満足です。なによりもまずはデビューアルバム発売が楽しみです。レコ発ライブの日程が決まるのを楽しみにしています。

13.9.14 月兎

2013-09-17 06:22:05 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.9.14 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 しっとりとした美しい叙情シンフォプログレバンド<月兎>。結成は2000年で、2010年に結成10周年を迎え、2011年5月に11年の時を経てついに待望のデビューアルバム「月兎」が発売されました。これがまた素晴らしい出来栄え! で、2012年に2月と7月にライブが行われましたが、メンバーの皆さんが多忙ということもあって次のライブの日程発表がなかなかなくて。ずっと待ちこがれていた1年後、ようやく9/14にシルエレでライブと知って思わずバンザイ!です。速攻予約をして当日を楽しみにしておりました。
 <月兎/つきうさぎ>。メンバーはギター<村上常博さん>、ベース<小林尊也さん>、キーボード<SUMさん>、ドラムス<つっしーさん>、そして女性のヴォーカル&フルートの<麗奈/レイナさん>の5人です。

 さて当日。この日はKBBがレコ発ライブを、沼袋でもプログレライブが。どれも観に行きたいのばかりで困りました。でもKBBは10月にもライブがあるので、そちらに行くことにして、やっとライブをやってくれる月兎に集中です。ライブがかぶりまくっていることもあって、客入りは厳しいのかな、なんて心配していましたが、気がつけば満席で立ち見のお客さんも多くてビックリ!やはり凄い人気ですね。そうそう、それと月兎ライブは禁煙なのが嬉しいっす。

 今回は対バンということで、18時半を過ぎたころオープニングアクト的に登場されたのは美しい女性シンガーの<elgaさん>。machine messiahのライブにゲストで参加されたり、対バンされたりで何度も拝見している、良く通る力強く美しい歌声の素敵な方。今回はアコギ1本で弾き語りソロライブです。そういえば自分は女性のギター弾き語りライブを観るのって初めてかも。
 まずは「見知らぬ国の旅路のはて」。詩の朗読と歌6曲で構成されたロングストーリー。少年が旅をして1人の女性に恋をするお話。スパニッシュな感じのパワフルで情熱的なギターと、のびやかで力強い歌声でスリリングにドラマティックに聴かせてくれましたね。
 次は「せいれいたちのささやき」というアルバムから3曲。ワルツリズムのしっとりとゆったりとした曲、リズミカルで躍動感のある曲、そしてたおやかでロマンティックな感じの“女性”を感じる曲を3曲聴かせてくれました。
 次は「浮世のななめよみ」から2曲。ゆったりとはじまって、アップテンポになってドライブ感たっぷりにパワフルに疾走していき、途中ワルツリズムでゆったりとなるも、再び疾走のかっくいい曲。そしてゆったりとはじまって、リズミカルになって、力強くのびやかに聴かせてくれる曲を。
 このあと2曲の予定だったそうですが、尺が足りなくなったようで、1曲カットで最後は「哀しいほど脳天気」から「輪舞」という曲を。アップテンポで躍動感たっぷりに力強く激しく弾いて歌って。
 あっという間の1時間でした。テクニカルでパワフルなギターと力強くのびやかで美しい歌声のとっても素敵なライブでした。また機会があれば観てみたいっす。

 <月兎>
 ステージ上はすでにセットされているので、あとはチューニングのみ。ステージ向かって左にキーボード。エレピとシンセ2台のようで。もちろん他に機材いろいろ。その隣がナチュラルボディの4弦JAZZベースを抱えた、阪神桧山選手のユニフォームを纏った小林さんが。そして中央後方にはパール黒の2バスにロートタムいっぱいシンバルいっぱい、さらにメロタム・ウインドベルとフル装備の巨大要塞セットのつっしーさんが。ステージ右はブラックアーム付きレスポールを抱えた村上さんが。後ろにブラウンのグレコのサブギターも用意されてます。

 19時40分を過ぎたころ、フロアーが暗くなって男性ヴォーカルのゆったりとした幻想的なSEがながれて。そしてダイナミックに明るく楽しいリフがファンファーレ的に盛大にながれて。それが止まるとシンセのスペーシーな音色が響き、ギターがアルペジオのリズミカルなリフを。1曲目は「Walk Around~夢追い人の旅立ちに」。シンセののびやかな音色がたおやかにながれ、パワフルなドラムがはいってアップテンポの疾走モードになって、ライトが点滅するなかノリノリでギターのヘヴィリフとオルガンのリズミカルなリフが。それが止まってゆったりとしたリフがながれるなか、美しい麗奈さんが白のウエディングドレスすがたで登場!あまりの美しさにしばし見入ってしまいました。で、しっとりとした美しいヴォーカルがはいってたおやかに。そしてミドルテンポのリズムがはいってダイナミックなリフから、イエローライトのなか、ヴォーカルがゆったりと雄大に、ドラマティックに歌い上げて。その後ギターのアップテンポのテクニカルなリフから、メロトロン風サウンドがゆったりと響き、シンバルロールからパワフルなツーバスドコドコのリズムにのって、レッドライト点滅のなか、ヘヴィリフや、テクニカルなリフやユニゾンも。中盤ではオレンジライトが点滅するなか、シンセのテクニカルなソロ、続いてダイナミックなブレイクリフをはさんで、ギターのテクニカルなソロが。さらにアップテンポでレッド&オレンジライト点滅のなか、ギターとキーボードがスリリングなトリルをハモって。終盤では、イエローライトのなか、ゆったりと雄大に歌い上げて。そしてパワフルなドコドコドラムからギターとオルガンの激しいリフにのってイエローライトが点滅するなか、早口ヴォーカルがはいって、それが突然止まってFin。

 「ありがとうございます。月兎と申します」って麗奈さんが挨拶して大拍手!「1年ぶりのライブ」「地下に潜っていたわけではありません」って爆笑!「今年初めてのライブ、今年最後になるかも」って。ここで早くもメンバー紹介です。「オンキーボード、SUM!」って大拍手!「あとでコーラスもやってもらいます」って。続いて「オンベース、小林尊也!」って大拍手!「神宮球場に行かずにこちらに来てくれました」って爆笑!続いて「ギター、コンポーザー、村上常博!」って大拍手!すると村上さんが「紹介しようか?」って麗奈さんを紹介しようとしますが「つっしーがまだ」って麗奈さん、爆笑!村上さん、やっちゃいましたね。あらためて麗奈さんが「ドラムス、つっしー!」って大拍手!そして「お笑いとフルートと歌の麗奈です」って大拍手!

 2曲目は「天空への小恋歌/Madrigal」。キーボードのハープシコード風サウンドのリフがしっとりと抒情的にながれ、シンバルロールからギターのアルペジオリフにのってゆったりとしたヴォーカルがはいって、ミラーボールが廻る幻想的ななか、のびやかに美しく歌い上げて。そしてフルートの音色がしっとりとながれ、そのままリズミカルなソロへ。その後レッド&オレンジライトのなか、村上さんががステージ前に出て麗奈さんと並んでエモーショナルなギターソロを。終盤では一旦止まってからヴォーカルがアカペラでしっとりと歌って、ピアノリフがはいって力強く歌い上げて、ダイナミックなリフがはいって盛り上がって。ラストはピアノリフがしっとりと静かにながれ、そして♪ダーン!って衝撃的にFin。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。次の曲はSUMさんと村上さんがコーラスを入れるそうですが「できるかな?」ってSUMさん。「そんなことお客様の前で言っちゃダメですよ」って麗奈さん、爆笑!
 3曲目は現在構想中企画中の組曲から「イコpart1」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでギターとキーボードがユニゾンで爽やかなリフをのびやかに。そしてアップテンポのノリノリのドライブモードになって、イエローライトが点滅するなか、ヴォーカルがリズミカルに。中盤ではダイナミックなリフからギターのリズミカルなリフとオルガンがのびやかに奏でるなか、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに。その後ゆったりとした感じになってフルートがのびやかにドラマティックに奏でて。そして一旦止まってから暗いなか、ピアノのしっとりとしたリフからギターとベースもしっとりと奏で、フルートがのびやかに。終盤ではパワフルなドラムとヘヴィギターから、オレンジライトのなか盛り上がって、ギターがステージ前でエモーショナルなギターソロを。そしてアップテンポのノリノリモードでヴォーカルが力強いスキャットを。ラストはダイナミックなリフが。

 続いて4曲目は同じく組曲から「イコpart2」。暗いステージのなか、雷鳴が轟き、雨音が響いて。そしてギターのディレイを効かせた幻想的な音色が幻想的にゆったりと響き、メロトロン風サウンドがしっとりとながれ、ギターのゆったりとしたアルペジオリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ゆったりとしたワルツリズムでのびやかにたおやかに抒情的な感じで。中盤ではパワフルなドラムからミドルテンポで力強いヴォーカルがはいってドラマティックに盛り上がって、そして一旦止まってからキーボードのフルート風サウンドの音色がゆったりとたおやかにながれて。その後ギターのヘヴィリフからパワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが力強くハイトーンで歌い上げて。終盤ではアップテンポのパワフルなシャッフルモードになってノリノリでギターとキーボードがユニゾンでのびやかに奏で、テクニカルなトリルも。そしてダイナミックなブレイクリフから、ラストは静かになってギターのディレイの幻想的なサウンドとピアノのリフが交互にながれて静かにFin。
 「ありがとうございます」って麗奈さん。「組曲の最後がどうまとまるか、来年のお楽しみ」って爆笑!

 「長い曲が続いたんで、ここらで身体を伸ばしませんか?」って麗奈さんがお客さんにストレッチを勧めて。次の曲は「しんみりはじまって、楽しくほんわかと終わる、典型的な月兎の曲」って。村上さんは京極氏のある小説の一節からインスピレーションを得て作曲されたそうで。ここで村上さんはそれまで着ていた黒のジャケットを脱いで。そしてつっしーさんが曲に行こうとカウントをはじめますが・・・「いや、まだ!」って村上さん止めて爆笑!まだエフェクターのセッティングをしてなかったようで。
 5曲目は「深海に咲く花」。ギターとキーボードのヘヴィリフから、ライトが点滅するなか、アップテンポでリズミカルにダイナミックにはじまって、ミドルテンポのリズミカルなリフとアップテンポのノリノリのユニゾンリフが交互に展開し、ブレイクからギターフィル・キーボードフィル・ベースフィルがスリリングに。そしてオレンジ&レッドライトが点滅するなかアップテンポのノリノリモードでギターとオルガンのリズミカルなリフが。その後一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフからフルートがのびやかに奏で、ドラムがリムを叩いてリズムを刻み、しっとりとしたヴォーカルがはいって、レッド&オレンジライトのなか、力強く歌い上げて盛り上がって、ヘヴィでダークなリフがダイナミックに。中盤ではピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがしっとりと語りや歌を。そしてアップテンポのパワフルなドラムがはいってヴォーカルが力強いロングスクリーミングを。その後、ダイナミックなブレイクリフからライトが点滅するなか、ギターがステージ前でテクニカルなギターソロを。続いてキーボードもテクニカルなソロを。さらにギターとキーボードがリズミカルにハモって、スリリングなブレイクをキメて。終盤では一旦止まってから暗いなか、ウインドベルの音色が綺麗に響き、ギターのゆったりとしたアルペリフからフルートがしっとりと奏で、イエローライトのなか、浮遊感のあるのびやかでほのぼのした雰囲気になって、ヴォーカルがスキャットをのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がって。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。ここでSUMさんにMCを振って。「曲が長いので皆さん疲れるでしょ」って爆笑!「やってる方はあっという間なんですけど」って。でも小林さんは「長い!」って爆笑!SUMさんは忙しい仕事を終えてから夜中に練習されてたそうですが「1-2時間かかる」って爆笑!「眠る時間がない」って。さらに「加齢が進むと・・・」って言い始めると麗奈さんが「余計な話が始まっちゃたんで曲行きましょ!」って爆笑!

 次の曲は「20年前に作った曲」って。麗奈さんと小林さんと村上さんが揃ったときに初めて演奏した前身のPEDIMENT時代の曲だそうで。「月兎にしては短い曲」って麗奈さん。
 
 6曲目は「旅の途中」。ベースの躍動感たっぷりのパワフルなリフからミドルテンポのドラムがはいって、ヘヴィギターリフとシンセののびやかな音色にのって、力強いダークなヴォーカルがはいって、サビでは妖しく歌って。その後、シンセのキラキラサウンドのリフとギターのアルペリフからフルートののびやかなソロが。そしてツーバスドコドコのパワフルなドラムから盛り上がって、ギターのテクニカルなソロへ。終盤ではベースのパワフルなリフからギターとキーボードのダークでヘヴィなリフにのって力強いヴォーカルがはいって盛り上がって。ラストはシンセのキラキラサウンドからギターのアルペリフが幻想的にながれて。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。ここで2年前に発売されたアルバムの宣伝を。「日本では滅多に手に入らない」って。「注文すると3週間くらいかかるけど、今日なら受付で売ってます」って。

 「次の曲、これは長い」って麗奈さん、爆笑!7曲目は「メサージュ」。暗いステージのなか、ギターのアルペジオリフがしっとりとながれ、シンセのフルート風サウンドのソロが。そしてしっとりとしたヴォーカルがはいって、サビではオレンジライトのなか、村上さんがコーラスをいれてドラマティックに盛り上がっていって。その後暗くなってギターのアルペジオリフがゆったりとながれ、キーボードがのびやかに奏で、マーチングスネアのリズムがはいって、ギターのエモーショナルなソロへ。中盤ではミドルテンポで明るく爽やかな感じのリズミカルなリフがはいって、レッド&オレンジライトのなか、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ツーバスドコドコで盛り上がって、キーボードのエモーショナルなソロへ。そしてダイナミックなリフが。終盤ではゆったりと雄大な感じになってヴォーカルがのびやかに歌い上げ、村上さんがコーラスを入れてドラマティックに盛り上がって、そこからギターのエモーショナルかつ、タッピングも交えたテクニカルなソロへ。そして劇的に盛り上がって。ラストはシンセのフルート風サウンドがゆったりとたおやかにながれ、しっとりと。そしてウインドベルの音色が綺麗に響いて。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。「次でお開きに」って。ここで物販のマグカップの宣伝を。さらに製作会社の方が挨拶と宣伝をされて。

 「どんよりとはじまって、すがすがしくなって、うるさく終わる、月兎の典型的な曲」って麗奈さん。本編最後となる8曲目は「エンジェル」。暗いステージのなか、スペーシーなシンセサウンドがながれ、そこにギター・ドラム・ベース・フルートがはいってフリーインプロを展開。その後ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、レッド&オレンジライトのなか、ギターとキーボードがダークリフを。そして一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフにのってヴォーカルがはいって、ベースとギターのアルペジオリフもはいって、徐々に盛り上がっていってダイナミックなリフが。その後一旦止まってからメロトロン風サウンドが響き、しっとりとしたヴォーカルがはいって歌い上げて、ドラマティックに盛り上がって。中盤ではギターの軽快で明るく爽やかなカッティングリフがリズミカルにながれ、浮遊感のなか、フルートのリズミカルなソロ、続いてキーボードのエモーショナルなソロが。その後再びギターとキーボードのダークリフがはいってミドルテンポでダイナミックに。終盤では一旦止まってから、ギターのアルペリフがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ウインドベルが綺麗に鳴って、パワフルなタムドラムからヴォーカルがスキャットをいれて、ダイナミックに盛り上がっていって。そしてギターとキーボードがのびやかに奏で、そこからギターのアグレッシブなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上げて。その後ギターとキーボードのユニゾンリフからフルートがのびやかに力強く奏で、盛大なフィナーレへ。「ありがとうございます。キーボード、SUM!ベース、小林尊也!ドラムス、つっしー!ヴォーカル&フルート、麗奈!ギター、村上でした。どうもありがとうございました!」って村上さん。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って麗奈さん。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。
 「もう1曲大丈夫ですか?」って麗奈さんがお店の方に確認して。そして「アンコール、やらせていただきます。ありがとうございます」って大拍手!

 オーラス9曲目は「月に眠る」。パワフルなドラムからダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、キーボードがのびやかにドラマティックに奏でて。そしてブレイクからディレイを効かせたギターサウンドがゆったりとながれ、ハイハットのミドルテンポのリズムからしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げ、のびやかなキーボードサウンドとともにドラマティックに盛り上がって。その後アップテンポで、レッド&オレンジライトが点滅するなか、フルートのリズミカルなソロ、続いてブレイクからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではギターのアルペジオリフとキーボードリフがしっとりとながれ、ヴォーカルがはいってゆったりと力強く歌い上げて。そしてライトあ点滅するなか、ダイナミックなブレイクリフがスリリングに。終盤では一旦止まって、パワフルなドラムフィルからダイナミックなリフがはいってゆったりと雄大にながれ、ヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げ、ドラマティックに盛り上がって。ラストはオレンジ&イエローライトのなか、ダイナミックなリフからテクニカルなブレイクをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます。キーボード、SUM!ベース、小林尊也!ドラムス、つっしー!ヴォーカル&フルート、麗奈!ギター、村上でした。どうもありがとうございました!」って村上さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時20分を過ぎたところ。約1時間40分のフルライブに近いとっても充実したライブでした。
 しっとりと美しく、パワフルかつダイナミックにテクニカルに、ドラマティックに聴かせてくれためっちゃ感動の素晴らしいライブでした。つっしーさんの2バスフル装備の巨大要塞セットでのドラミングにも感激!美しくテクニカルなSUMさんのキーボードも、パワフルでかっくいい小林さんのベースも、いい音で響くヘヴィかつメロウなギターもほんと素敵でしたし、何といってもその美貌と美しく力強い麗奈さんの歌声にうっとりでした。次回のライブが決まるのを楽しみにしています。そして組曲の完成も楽しみです。

13.9.13 Toshimi Session

2013-09-14 14:53:41 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2013.9.13 横浜Hey Joe
<若手セッション>
 脅威の凄テクのウルトラベース<永井敏巳さん>が主催する<Toshimi Session>。以前はよく観に行ってたんですけど、ここのところすっかりご無沙汰してしまって。なので機会があれば観に行きたいなってずっと思っていました。そんな折にふと横浜Hey Joeのスケジュール表を見たら9/13と9/14にあるじゃないですか。9/14はすでに他のライブを予約してしまっていたもので、9/13のほうは何とかして観に行きたいなって。しかもその日のメンバーが、まずギターが<和田アキラ師匠>。和田師匠のギターもすっかりご無沙汰してしまったもので、やはりずっと観たいって思っていました。そして<Toshimi Session>では若手を起用することがよくあるそうですが、キーボードが<野崎洋一さん>。失礼ながら自分は存じ上げておりませんで、まだ観たことないものでめっちゃ楽しみです。そしてドラマーが<山本真央樹さん>。日本ハードロック界最高峰に君臨するギタリスト<山本恭司さん>のご子息!以前、恭司さんのソロライブのDVDでゲスト出演されて数曲でドラムを叩いている映像を見ましたけど、いままですでにプロドラマーとして活躍されていることを知りませんでしたので、お名前を見たときにビックリしました。これはもう何が何でも観に行かねば!です。

 さて当日。いま仕事がヒマなもので、定時で会社を出て横浜へ。のんびり買い物をしてからお店へ。ステージは向かって左に野崎さんの2段キーボードセットが。その隣にナチュラルボディヘッドレスの4弦フレットレスベースが。その隣には鮮やかなブルーメタリックの2タム1バスのやや低めにセットされたドラムスが。他にエレドラやパーカッションも。そしてステージ右にオレンジトラ目のストラト風ボディのギターと、同じく黒のサブギターが。

 19時40分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して準備を。真央樹さん、それほどお父上の面影はないかな?でもイケメン君ですね。野崎さん、坊主頭でちょとビックリ。
 パワフルなミドルテンポのドラムからはじまった1曲目は「Stratus」。グルーヴィにぶっとくうねるベースリフにのってギターとキーボードがユニゾンでリフを。そしてブレイクからテクニカルなフィルの掛け合いも。その後ユニゾンリフからまずはキーボードのテクニカルなソロが。続いてはギターの早くも弾きまくりのソロが。タッピングも交えて盛り上がって。終盤ではオールユニゾンのヘヴィリフからドラムも叩きまくって。
 続いて2曲目は「Jail Bite」っておっしゃったかな?和田師匠、メガネをかけて譜面を。カウントからパワフルなドラムがはいってミドルテンポでグルーヴィにうねるベースにのってギターとキーボードがのびやかに奏で、ユニゾンも。その後、ギターとキーボードのテクニカルでアツいソロの掛け合いバトルが。そのソロに反応してドラムも叩きまくって盛り上げて。ラストはテーマリフに戻ってパワフルにグルーヴィに。

 「というわけで始まりました。こんばんは!」って永井さん。「今回はベテランから若手まで、幅広い年齢層で。広すぎるか」って。「このメンバーで盛り上げていきますので、最後まで楽しんでいただけたら」って大拍手!まずはメンバー紹介です。「オンドラムス、山本真央樹!」って大拍手!「今
回初参加」って。7月に永井さんと真央樹さんはある現場で一緒になってお二人とも大変な思いをされたとか。その時に永井さんが真央樹さんを誘ったそうで。続いて「オンキーボード、野崎洋一!」って大拍手!野崎さんはToshimi Session4回目だそうで。そして御大「オンギター、和田アキラ!」って大拍手!「頑張ります」って和田師匠。

 3曲目は「バスキューブリッジ」っておっしゃったかな?ギターとベースがヴァイオリントーンでしっとりとのびやかに奏で、シンバルロールや、ベースのテクニカルなフィルも。そしてカウントからアップテンポのパワフルなドラムがはいって、ベースのドライブ感たっぷりのリフにのってノリノリモードでギターがのびやかに爽やかなメロディを奏で、キーボードのテクニカルなソロへ。続いてギターのテクニカルなソロで盛り上がって、ラストは静かにしっとりと。
 続いて4曲目は「Y’s in」っておっしゃったかな?野崎さんの曲だそうで。パワフルなタムドラムのフィルから始まって、ベースが遊びのフィルを入れて永井さんと野崎さんが見合って笑って。そしてベースのグルーヴィでファンキーなリフにのってギターとキーボードがリズミカルなリフを。ノリノリモードでブレイクとリズムリフが展開してベースのテクニカルな弾きまくりソロへ。続いてキーボードのパワフルでエネルギッシュなソロが。その後ブレイクリフからギターの弾きまくりソロが。終盤ではブレイクリフからノリノリで盛り上がって、バンドリフとドラムソロの掛け合いも。

 「ありがとうございます」って永井さん。タイトルの“Y”は裕次郎さんのイメージなんだそうで。「裕次郎さんって言っても若い人にはわからないでしょ」って永井さん。「和田さんはよくご存じですよね」って。真央樹さんはやはりわからないみたいですが「いい感じでしたね」って永井さん。

 前半最後となる5曲目はPRISMの「Wind」っておっしゃったかな?ギターのメロウなアルペジオリフがしっとりとながれ、ドラムがシンバルを鳴らして盛り上げて。そしてミドルテンポのリズムがはいってギターがのびやかにエモーショナルに奏で、ベースがハモって、そこからギターのテクニカルなソロへ。その後静かになってからドラムソロが。続いてギターとベースのしっとりとしたリフからベースのエモーショナルでテクニカルなソロ、キーボードのエモーショナルなソロが。終盤では力強いベースラインにのってギターがのびやかにドラマティックに奏でて盛り上がって、ラストはダイナミックなリフからゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございます」って永井さんがメンバー紹介をして「ちょっと休憩します。ありがとうございました」って。ここで前半終了です。時計を見ると20時半。約50分の前半でした。休憩中、永井さんと和田師匠は楽屋で、真央樹さんは客席で親しい方々とご歓談。野崎さんはずっとシンセの調整を。どうもシンセの調子がよくないようで。

 20時55分頃、メンバーの皆さんがステージに戻って準備を。後半最初となる6曲目、キーボードのリズミカルなリフからパワフルなレゲエ風のリズムがはいって、ミドルテンポでギターのヘヴィリフ、ギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフが。その後ギターとキーボードの掛け合いのアツいソロバトルが。中盤では静かになってからベースのしっとりとエモーショナルなソロが。その後グルーヴィなベースリフにのってギターとキーボードがリズミカルなリフを。終盤ではギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフが。
 続いて7曲目は「Balls to Wall」っておっしゃったかな?ミドルテンポのパワフルなドラムからはじまって、ベースとギターがユニゾンでヘヴィリフを。そしてアップテンポのベースのグルーヴィなリフにのってギターのヘヴィリフ、キーボードのベースサウンドのリフが。その後ギターの軽快なカッティングリフにのってベースのテクニカルなソロが。続いてギターとベースのユニゾンリフからギターの弾きまくりソロが。終盤ではギターとベースのユニゾンリフから叩きまくりドラムソロへ。ラストはミドルテンポのグルーヴィなリズムでギターとベースのユニゾンリフが。

 「ありがとうございます」って永井さん。ここで「皆さんの声を聞かせてもらいましょうか」って、まずは真央樹さんです。真央樹さんはいろいろセッションをされているようですが、今度10月に自身のユニット<B-GOOD>(っておっしゃったかな?)を始動させるそうで、10/19に銀座YAMAHAで初ライブを敢行されるそうで。真央樹さんはバークレーで本格的にドラムを学ばれたそうで、その時の仲間のSax奏者とキーボード奏者の3人でユニットを立ち上げ、ギターとベースはその都度どなたかにサポートをお願いする予定だそうで。真央樹さんは「フュージョン大好き」って。「フュージョンといえば、フュージョンの創始者の方がそこに」って和田師匠に。「オレの頃は“クロスオーバー”だったから」って和田師匠。ちなみに真央樹さんは85年から90年にかけての頃のフュージョンがお気に入りなのだそうで、そういった感じの曲をやっていきたいと。「こういうとこで素性とか言っちゃっていいの?」って永井さん。あらためて真央樹さんがかの山本恭司さんの御子息であることを紹介して。永井さんは以前、恭司さんのソロのライブに参加されましたが、その時にも、さらに真央樹さんがまだ高校1年のときにもすでに顔を合わせていたそうで。「オンドラムス、山本真央樹!」って大拍手!
 次は野崎さん。「シンセの調子は?」って永井さん。「ヤバいかもしれない」って野崎さん。ここで野崎さんは今日使われているノブがいっぱいのシンセALESIS A6の解説と、シンセの歴史を身振り手振りも交えて力を込めてアツく語って。「オンキーボード、野崎洋一!」って大拍手!
 大御所和田師匠。「前半で足が攣った」って。和田師匠はこのあとの連休に「台風のなか、三島へ行ってライブ」って。「悪天候でのライブがよくある」とか。以前は大雪に見舞われてメンバーの機材が雪に埋もれたこともあったとか。「オンギター、和田アキラ!」って大拍手!そして「ベース、永井敏巳です」って大拍手!

 次の曲は「ドラムソロをフィーチャーして」「その間ウチらは楽屋で休んでますから」って永井さん。8曲目は「Spice Love」。アップテンポのサンバ風のパワフルで楽しいドラムからはじまって、ダイナミックなリフからグルーヴィなベースリフにのってギターがのびやかに奏で、キーボードが爽やかなリフを奏でて。そしてミドルテンポでギターのメロウなリフにのってベースのテクニカルなソロ、続いてキーボードのエモーショナルなソロが。中盤ではアップテンポのノリノリモードでギターのテクニカルなソロで盛り上がって。そしてパワフルでスリリングなブレイクリフからロングのドラムソロへ。永井さんと和田さんは楽器を置いて楽屋へ。野崎さんもキーボードを離れて、真央樹さんのドラムソロショーです。ドラムというよりはパーカッション的な感じのするパワフルでテクニカルで多彩なドラミングで。しかも“おやっ?”って思うような独特の間があって、それが緊張感を保って飽きることのないソロタイムに。ソロの終わりころにはメンバーの皆さんが客席後方に。ソロが盛大に叩きまくって終わると大拍手!でもメンバーの皆さんはステージには戻らずに観ていて、真央樹さんが思わず“戻って来てよ!”って感じで手招きして爆笑!「リズムがはいってくれないと」って和田師匠。すると真央樹さんがサンバ風のパワフルなリズムを叩いて、それにのってグルーヴィなベースからキーボードが爽やかなリフを弾き、ギターがのびやかに奏で、ラストはダイナミックにFin。

 「ありがとうございます。オンドラムス、山本真央樹!」って大拍手!「おかげで楽屋で和田さんと一服できてくつろげました」って永井さん、爆笑!ちなみに真央樹さんは日本フュージョン界屈指の凄腕ドラマー○○さんを尊敬されているそうですが「あの男を尊敬しちゃいけない」って永井さん、爆笑!「もう一度大きな拍手を。オンドラムス、山本真央樹!」って大拍手!

 「ドラマーが休める曲を。バラードです」って永井さん。9曲目は「Night view」っておっしゃったかな?ベースのしっとりと哀愁ただようメロディがゆったりとながれ、ギターとキーボードもしっとりと奏でて。そしてキーボードのエモーショナルなソロ、ギターのメロウなソロと続き、ベースソロへ。序盤はしっとりと、それが徐々にテクニカルに盛り上がっていって。終盤ではギターが力強くメロウにのびやかに奏で、切なくドラマティックに、そして泣きのソロを。ラストは盛り上がって、そしてゆったりとFin。

 「ありがとうございます」って永井さん。「最後の曲、PRISMの名曲を」って本編最後となる10曲目は「Karma」っておっしゃったかな?ギターのアップテンポのアルペジオリフからシンバルのリズムとベースのしっとりとしたリフがながれ、アップテンポのドライブ感たっぷりのリズムがはいってギターとキーボードがユニゾンリフを。そしてミドルテンポになってギターがメロウにのびやかに奏でて。その後アップテンポになってドライブ感たっぷりのベースリフにのってノリノリモードでギターソロへ。そしてミドルテンポでギターがのびやかに哀愁メロディを奏で、再びアップテンポのノリノリモードになってリズミカルに。中盤ではダイナミックなリフから静かになってキーボードのテクニカルなソロ、ベースの弾きまくりソロが。終盤ではダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロから盛り上がって、ラストはゆったりと盛大にFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました!オンギター、和田アキラ!オンキーボード、野崎洋一!オンドラムス、山本真央樹!ベース、永井敏巳でした。ありがとうございました」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手がアンコールを求める手拍子に代わるなか、楽屋へ。そしてほどなくステージに戻って大拍手で迎えられます。
 「アンコール、ありがとうございます」って永井さん、大拍手!「アンコールはいつもの曲を」「適度なテンポで」「速すぎてもダメ、遅くてもダメ」って。
 オーラス11曲目は「Dance Of The Harlequin」。カウントからテクニカルなユニゾンリフがダイナミックにスリリングに。そしてアップテンポのノリノリモードでベースのグルーヴィなリフにのってまずはキーボードのテクニカルで爽やかな感じのソロが。続いてはミドルテンポになってベースのテクニカルなソロ、そしてアップテンポに戻ってキーボードのアグレッシブなソロで盛り上がって。その後テクニカルなユニゾンリフからミドルテンポでギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではスリリングなブレイクからキーボードのテクニカルなソロ、そしてラストはスリリングにテクニカルなユニゾンリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました!オンギター、和田アキラ!オンキーボード、野崎洋一!オンドラムス、山本真央樹!ベース、永井敏巳でした。ありがとうございました」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手なか、楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると22時10分を過ぎたところ。約1時間15分の後半で、計2時間強の弾きまくり叩きまくりのかっくいい凄いライブでした。
 久々の<Toshimi Session>、永井さんのウルトラベース、久々に聴いて超感動!凄すぎっす!和田師匠のギター弾きまくりも凄かった。野崎さんのキーボード、初めて観たけどテクニカルでエネルギッシュ!お初の山本真央樹さんのドラム、めっちゃかっこよかったっす。フュージョン大好きとのことで、ロックではなく、そっち系のドラミングでタイトでテクニカルで鮮やかでしたね。特にシンバルの鳴らし方が華麗で印象に残ってます。ちなみに今日も同じハコで<Toshimi Session>あるんですよね。今日のドラマーも大好きなもので観に行きたいんですけど、他のライブと重なってしまって。残念っす。また機会があれば<Toshimi Session>観に行きたいっす。

KBB Age of Pain

2013-09-11 06:20:02 | ジャパン・プログレ
 いまや世界でも活躍中の、凄腕ヴァイオリニスト<壷井彰久さん>率いる日本最高峰のヴァイオリンプログレバンド<KBB>。結成は1992年で、この頃まだ壺井さんは学生だったそうです。2000年に1stアルバム「Lost And Found」を発表。艶やかなヴァイオリンをメインにキーボードが絡んで美しい優雅なインスト曲を構成し、変拍子も多用するテクニカルなサウンドでファンを魅了しています。2003年に2ndアルバム「Four Coner’s Sky」を、2005年には3rdアルバムとして2004年に行われたコンサートを収録したライブアルバム「Live 2004」、そして2007年8月には4枚目となるアルバム「Proof of Concept」を発表されました。その後オフィシャルブートも1枚ライブ会場のみで発表されています。現メンバーは壺井さんの他、キーボード<高橋利光さん>、ベース<Daniさん>、ドラムス<菅野詩郎さん>の凄腕4人衆です。
 ライブでは新曲も多数演奏されていて、ずっとニューアルバムが待ち望まれていましたが、ようやく2013年8月に6年ぶりとなる5枚目のアルバム「Age of Pain」が発表されました。
 アルバム1曲目は「Larks in the air」。ミドルテンポのヴァイオリンのアイリッシュ風のゆったりとしたリフからパワフルなドラムがはいって、ピアノ・ベースも加わってほのぼのとした感じのメロディが美しく心地よくたおやかにながれて。中盤ではピアノのエモーショナルなソロがたおやかにながれて。そしてヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディを奏でて。その後パワフルなドラムをバックにベースのヘヴィサウンドのテクニカルなソロ、続いてヴァイオリンの力強くエモーショナルなソロでヘヴィベースとともに盛り上がって。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからアップテンポのダンサブルな楽しい感じになって盛り上がってドラムも叩きまくってFin。
 2曲目は「Suspicious Forest」。ベースのリズミカルなリフとシンバルのリズムがはいって、ヴァイオリンとピアノがフリーインプロを展開。そしてキーボードのアップテンポのリズミカルなリフからヴァイオリンもはいってパワフルなリフに。さらにドラムも叩きまくって、キーボードとヴァイオリンのリズミカルなリフから、オールユニゾンでパワフルなリフを。中盤では一旦止まったあと、静かになって、シンバルのアップテンポのリズムにのってテクニカルなキーボードソロ、続いてベースが静かにリズムを刻むなか、ヴァイオリンソロへ。ミステリアスな感じではじまって、徐々に盛り上がってアグレッシブに弾きまくってめっちゃ盛り上がって。終盤ではベースのアップテンポのテクニカルなリフからダイナミックに盛り上がって、ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメてドラムも叩きまくってFin。
 3曲目は「Age of pain」。ピアノのしっとりとした音色とヴァイオリンの音色が幻想的にながれ、ヴァイオリンがみずみずしく美しいメロディをたおやかに奏でて。そしてミドルテンポのリズムがはいって綺麗なピアノリフとともにベースが味わい深いラインを奏で、ヴァイオリンがしっとりと美しく奏で、ドラマティックに盛り上がっていって。中盤ではピアノリフからベースのしっとりとエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンのリフからしっとりとしたピアノソロへ。それが徐々にドラマティックに盛り上がって。終盤ではヴァイオリンが美しく伸びやかに奏でて盛り上がって、ドラムも叩きまくって。ラストはヴァイオリンとピアノがゆったりとしっとりと。
 4曲目は「Vertical Divided Alone Man」。まずはヴァイオリンのアグレッシブかつ幻想的なソロが。その後、アップテンポのオルガンのリズミカルなリフからミドルテンポのダイナミックでヘヴィなリフがながれ、オルガンとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフも。その後ヴァイオリンとオルガンのユニゾンのブレイクリフがスリリングに展開し、ドラムも叩きまくって。中盤ではヴァイオリンとオルガンのヘヴィサウンドの白熱のソロバトルが展開して盛り上がって。その後元のヘヴィリフに戻って叩きまくりのドラムソロへ。ラストはダイナミックなユニゾンリフをキメてFin。
 5曲目は「Termites Daydream」。ヴァイオリンのフィドル調のリズミカルなリフからはじまるも、一旦とまってゆったりと伸びやかなメロディを奏でて。そして再びアップテンポのパワフルでリズミカルなリフから4/4のロックンロール調のノリノリモードになり、そのままヴァイオリンのアグレッシブな弾きまくりソロへ。続いてはキーボードとのテクニカルなユニゾンリフからキーボードのテーマリフを挟んで、ノリノリのベースリフにのってめっちゃ楽しいキーボードソロへ。それが急にゆったりのSWINGモードになったり。そしてノリノリのソロから一転ゆったりとたおやかなヴァイオリンのメロディが雄大にながれて。
 6曲目は「Lythrum」。アコギのようなヴァイオリンのフィンガーリフからゆったりとはじまって、美しいピアノの音色が響き、幻想的なピアノソロが。途中からヴァイオリンがのびやかに悠久の流れのようにゆったりとしっとりと奏でて。そこにピアノが綺麗にハモって。その後リズムがはいってヴァイオリンのエモーショナルなソロがしっとりと。ラストはゆったりとFin。
 7曲目は「Kernel」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから楽しくはじまって、キーボードリフが加わって、ドラムがはいってアップテンポのノリノリモードでモーグのテクニカルなソロへ。そしてダイナミックなリフがはいってドラムも叩きまくって。その後ノリノリのベースリフにのってヴァイオリンのテクニカルなソロへ。それが盛り上がってアグレッシブに弾きまくって、ドラムも叩きまくって。中盤ではリズミカルなテーマリフからアップテンポの叩きまくりドラムとグルーヴィなベースにのってオルガンのテクニカルなソロが。その後ヴァイオリンとキーボードがユニゾンでテクニカルなリフをキメて。終盤ではミドルテンポのヘヴィモードになって、ディストーションを効かせたベースのアグレッシブなソロが。まるでヘヴィメタルのギターソロみたいでめっちゃかっくいいっす。その後元のアップテンポのノリノリモードになってヴァイオリンリフとモーグのテクニカルなリフがながれ、ラストはダイナミックなリフでドラムも叩きまくって盛り上がって、テクニカルなユニゾンリフをキメてFin。
 8曲目は「My Restless Heart」。ヴァイオリンの爽やかでリズミカルなリフとピアノのパワフルなリフからはじまって、ミドルテンポのリズムがはいって、ヴァイオリンとピアノが爽やかなリフを弾いて、そこからファズを効かせたアグレッシブなヴァイオリンソロへ。続いてはキーボードのテクニカルなソロが。終盤ではベースリフをバックにヴァイオリンが美しく伸びやかに奏で、ピアノの躍動感のあるリズミカルなリフがはいって。その後一旦止まってからヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、そこにリズミカルなピアノリフがはいって躍動感たっぷりに。そしてパワフルなドラムとともにダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、盛り上がっていって。ラストはヴァイオリンがリズミカルなリフを爽やかに奏でて楽しくFin。
 ライブで聴きなれた曲が多いですけど、とっても新鮮な感じで楽しめましたね。テクニカルでパワフルでエネルギッシュでダイナミック、かつ、繊細で瑞々しく美しいサウンドで奏でられる素晴らしい楽曲群、素晴らしいアルバムですね。長いこと待ったかいがありました。これからはじまるレコ発ライブツアー、めっちゃ楽しみです。

野獣王国  幻想水滸伝音楽集

2013-09-08 08:54:24 | 難波弘之さん
 先日、久しぶりに中古も扱っているCD店へ。いつものようにジャパンプログレコーナーを見てみると、このアルバムが。ゲームのサントラアルバムかなって手にとってみると・・・なんと演奏があの凄腕メンバー勢ぞろいの<野獣王国>じゃないですか!これまでにもここで<野獣王国>のアルバムは何枚も紹介させていただきましたが、このアルバムの存在は全く知りませんでしたのもので超ビックリ!お値段もお手頃だったもので即購入です。
 2001年に発表されたゲーム<幻想水滸伝>のアレンジアルバム「幻想水滸伝音楽集」です。メンバーはキーボーディストであり、このアルバムのプロデュースも担当されている<難波弘之さん>、ギター<是方博邦さん>、ベース<鳴瀬喜博さん>、ドラムス<小森啓資さん>で、さらにゲストにS・Sax&Flute<本田雅人さん>、ヴァイオリン<寺井尚子さん>、そしてヴォーカル<大木理沙さん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「枯れた大地」。アップテンポのアコギのリズミカルなリフからダイナミックなリフがヴァイオリンとともにながれ、そしてヴァイオリンとフルートのリズミカルなリフが交互に。スパニッシュ風のスリリングな曲ですね。その後ヴァイオリンの美しく艶やかな音色がのびやかにながれ、そこからテクニカルなヴァイオリンソロへ。中盤ではダイナミックなリフからヴァイオリンとフルートのテクニカルなユニゾンリフが。変拍子ながらもリズミカルで躍動感たっぷりでかっくいいっす。終盤にはアグレッシブなギターソロが。ラストはパワフルでフォルクローレっぽくダイナミックに。
 2曲目は「ロックロックランド」。ダイナミックなリフからミドルテンポではじまって。最初からシンセリフをバックにベースが弾きまくってドラムも叩きまくって、そしてグルーヴィな感じでギターリフとシンセリフがながれ、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。その後キーボードリフからエモーショナルなモーグソロへ。バックではベースがうねりまくって、そのままテクニカルなベースソロへ。終盤ではダイナミックなリフからギターのアグレッシブなソロが。ここでもベース弾きまくりで、ドラムも叩きまくって。
 3曲目は「集いし戦士たち」。ミドルテンポでレゲエ風にゆったりとはじまって、S・Saxのリズミカルな音色が響き、続いては同じメロをヴァイオリンがリズミカルに奏で、そしてハモって。その後S・Saxがのびやかに奏で、キーボードののびやかなソロ、ヴァイオリンのリズミカルなソロ、S・Saxのエモーショナルなソロと続きます。その後リズミカルなリフからS・Saxがのびやかに奏で、オルガンサウンドが響くなか、S・Saxソロとヴァイオリンソロが掛け合いで。
 4曲目は「勝利への意欲」。シンセの低いサウンドが響き、そして鮮烈なシンセリフからダイナミックがはいって、ミドルテンポのミステリアスなリフがゆったりと力強くながれ、のびやかに雄大に。その後アップテンポになってノリノリモードでドライブ感たっぷりに。間奏では叩きまくりドラムからオルガンのテクニカルなソロがノリノリでたっぷりと。その後パワフルなブレイクから再びミドルテンポでヘヴィにダークにグルーヴィに。そしてドラムが叩きまくって。ラストはシンセリフが響くなか、ギターがアヴァンギャルドに弾きまくって。
 5曲目は「La mia tristezza」。シンセの幻想的な音色がゆったりと響き、そこにしっとりとした女性ヴォーカルがはいってのびやかに美しく歌い上げて。その後力強いミドルテンポのリズムがはいってエモーショナルなギターソロへ。終盤では再びヴォーカルが力強く美しく歌い上げて、ラストもエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「幻想の世界へ」。ミドルテンポのほのぼのした感じのリズミカルなリフがゆったりとながれ、スライドギターののどかな感じのメロディが心地よくながれて。その後オルガンのリズミカルで明るくさわやかなメロディが。それが交互にゆったりとながれて。浮遊感たっぷりのほんわかした感じの気持ちいい曲ですね。
 7曲目は「明るい農村」。ミドルテンポのパワフルなリズム&リフからはじまって、Saxの力強いリフと、ヴァイオリンのリズミカルなリフ、フルートの力強いリフが交互にながれて。その後Saxのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのアグレッシブなソロが。終盤ではSaxとフルートの力強いリフからヴァイオリンのリズミカルなリフ、フルートのパワフルなリフが交互に。
 8曲目は「山越え」。シーケンスのリズムとシンセの幻想的なサウンドからはじまって、シンセのリズミカルなリフがはいって、そして力強いシンセのブラスサウンドのリフと綺麗なグロッケン風サウンドがはいって盛り上がっていって。山の上から広大な景色を眺めているかのような爽快感がありますね。中盤からはギターがはいってのびやかに奏で、そしてシンセの壮大なブラスサウンドがゆったりとながれ、そこからギターのハードでアグレッシブな弾きまくりソロへ。ドラムも叩きまくってます。
 9曲目は「Gothic Neclord」。シンセのダークなリフがスリリングにながれ、ヴァイオリンのミステリアスなリフ、パイプオルガンの重厚なリフからミドルテンポのリズムがはいってギターが哀愁ただようリフを、ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、そしてヴァイオリンの力強いリフが。その後パワフルでヘヴィなリフからヴァイオリンのメロウなリフがながれ、そこにピアノのリズミカルなリフが。中盤ではギターのアグレッシブなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロの白熱した掛け合いソロバトルが。終盤ではギターとヴァイオリンがハモってリフを奏で、ダイナミックに盛り上がって、ラストはパイプオルガンの重厚なリフとギターのテクニカルなリフが。
 10曲目は「回想」。オルゴール風サウンドがゆったりとしっとりとながれ、そして笛のようなサウンドがのびやかに郷愁たっぷりにながれて。その後女性ヴォーカルの澄んだ美しいスキャットがのびやかに綺麗にながれて。あまりの美しさに手が止まってしまいました。終盤では笛のようなサウンドが再びゆったりとしっとりとながれて。
 めっちゃパワフルでダイナミックで、しかも美しくドラマティックで、様々なジャンルを取り込んだバラエティに富んだ構成で楽しませてくれる素敵なアルバムですね。めっちゃ聴き応えあります。Saxとヴァイオリンが加わった野獣王国といった感じでSaxとヴァイオリン、大活躍ですね。ヴォーカルは2曲だけですけど、理紗さんのずば抜けて美しいお声が聴けてめっちゃ嬉しいっす。このアルバムの存在にもっと早く気付くべきでした。

13.8.31 KTG

2013-09-05 06:22:25 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.8.31 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 <FLAT122>等で活躍されているキーボード奏者<川崎タカオさん>率いるクラリネットフロントのテクニカルプログレバンド<KTG(Kawasaki Takao Group)>。2007年に結成され、メンバーはドラムスの<谷本朋翼さん>、ベースの<中島洋隆さん>、そして美女クラリネット奏者<筒井香織さん>の4人です。サウンドは超複雑で難解ながらも美しいメロディでドラマティックでしかもパワフルでかっこよくて。結成以来、コンスタントにライブ活動をされるも、2012年夏に筒井さんがフランスに留学されたためにしばし活動休止に。でも年に何回か帰国されるとのことで、さっそく今年2013年1月にお正月で帰国されてたおりにライブがあったんですね。自分はもちろん観にいって久々のKTGライブ、筒井さんのクラリネットサウンドをたっぷり堪能させていただいて。で、その時にまた夏に一時帰国されるそうなので、その時にまたライブがあるかもとのお話があったんですね。なので夏が待ち遠しくて、ライブ情報が発表されるのを楽しみにしていました。もちろんその間には川崎さんの別ユニットでフルートとオーボエがフロントの<IMAGO>を楽しませていただいて。そんな折にいつものようにシルエレのスケジュール表をチェックしていたら、8/31に<KTG>と記載されていてビックリ!予約開始日に予約して当日を楽しみにしていました。
 8月に一時帰国された筒井さん。すぐに8/12のZIZZフェスでエレアスのライブにゲスト出演されてその素晴らしいクラリネットサウンドを短い時間ながらも披露してくださって感激!<KTG>ライブの期待が高まっちゃいました。

 さて当日。川崎さんとYUKAさんが同じ岩手県出身でしかも釜石と遠野という隣町とのことで意気投合されて実現した<YUKA&Chronoship>と<KTG>の対バン。先が<Yuka&Chronoship>で超満員大盛況で。それでもお客さんもさほど減ることもなく立ち見も多いなか、ステージはメンバーの皆さんが大急ぎでセッティングを。ステージ向かって左フロントがキーボードで、エレピCS-80と今回はその上にミニシンセがセットされて。これ初めて見たかも。めっちゃ楽しみです。その後方にはサンバースト5弦ベースを抱えた中島さんが。ステージ中央後方には3タム1バスセットをセッティング中の朋翼さんが。そしてステージ右には黒系花柄のチュニック姿の美しい佇まいの筒井さんがクラリネットをお手入れ中です。

 20時20分ころ、客席が暗くなっていよいよはじまります。カウントからテクニカルなユニゾンからダイナミックにスリリングに。1曲目は「neo classic dance」。レッド&オレンジライトのなか、ミドルテンポでピアノの流麗なリフがながれ、クラリネットが明るく楽しい感じのリズミカルなリフをパワフルに。そしてピアノとクラリネットがリズミカルなリフを奏で、ドラムも叩きまくってスリリングにユニゾンも。その後オレンジライトのなか、ピアノとクラリネットがほのぼのした感じのメロディを雄大に奏でるも、アップテンポになってリズミカルなリフをスリリングに。中盤ではピアノのパワフルなリフからクラリネットのリズミカルなリフ、ユニゾンのテクニカルなリフから、レッド&オレンジライトのなか、パワフルなドラムとともにダイナミックなリフが。そしてピアノとクラリネットが明るく楽しい感じのリズミカルなリフを奏で、ピアノの流麗なリフ、クラリネットのリズミカルなリフからテクニカルなユニゾンリフへ。その後ミドルテンポになってピアノのリズミカルなリフにのってクラリネットがのびやかに奏でて。終盤ではピアノとクラリネットのスリリングでテクニカルなリフからピアノのパワフルでダークなリフが響くも、オレンジライトのなか、クラリネットの明るく楽しい感じのリズミカルなリフがながれ、ピアノとユニゾンでもパワフるにリズミカルに。ラストはピアノの流麗なリフ、クラリネットのテクニカルなリフから盛り上がってダイナミックにブレイクをキメてFin。

 「ありがとうございます。久しぶりのKTGです」って川崎さん、大拍手!さらに「筒井さんのフランスからの一時帰国コンサート」「おかえりなさい」って大拍手!ただ、データ等のやりとりは頻繁にされていたそうで「あまり“久しぶり”の気がしない」って筒井さん。「侘び寂びが効いた素敵なクラリネット」って川崎さん、大拍手!「平田さんとよくケンカをなさって」って朋翼さん、爆笑!「仲睦まじい」って川崎さん、爆笑!

 2曲目は「Blue MS」。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、パワフルなドラムがはいってスリリングに。そしてクラリネットのダークな音色がミステリアスな感じでながれ、ピアノとユニゾンも。その後クラリネットが明るい感じのリズミカルなリフを奏で、グルーヴィなベースリフにのってピアノの流麗なリフ、クラリネットのリズミカルなリフ、さらにユニゾンも。そしてリズミカルなリフからクラリネットがのびやかに奏で、ピアノの綺麗で流麗なリフ、クラリネットのリズミカルなリフが奏でられて。中盤ではピアノの流麗なリフ、クラリネットのリズミカルなリフから盛り上がっていってドラムも叩きまくって。その後ミドルテンポになってベースがゆったりと味わい深く奏で、クラリネットがのびやかに、ピアノがゆったりとほのぼのした感じのメロディを奏で、ムーディな感じに。そしてピアノのリズミカルなリフからクラリネットがのびやかに奏で、盛り上がっていって、レッドライトのなか、ドラムのテクニカルなフィルからピアノのリズミカルなリフにのってクラリネットがゆったりとのびやかに奏でて。終盤ではアップテンポになってピアノのパワフルなリフ、クラリネットのリズミカルなリフ、ピアノの流麗でテクニカルなリフからドラムが叩きまくって。そしてピアノリフからクラリネットがほのぼのした感じのメロディを奏で、ドラマティックに盛り上がって。ラストはパワフルでテクニカルなリフからドラムも叩きまくって。

 「忘れないうちに」って川崎さん、ここでメンバー紹介です。「まずはベースから」「こそこそ私の悪口を言う」って川崎さん、爆笑!「そんなことないですよ」って中島さん、否定されますが「しょっちゅうある」って朋翼さん、爆笑!で、川崎さんは次の曲の紹介を始めてしまって、客席から「メンバー紹介は?」って声が掛って爆笑!あらためて「中島洋隆さん」って大拍手!「ドラムス、谷本朋翼さん」って大拍手!朋翼さんはちょっと体調を崩しておられたそうで。「クラリネット、筒井香織さん」って大拍手!「私にしては上手なMCでしたね」って。そして朋翼さんが「バンマス、川崎タカオ!」って大拍手!

 3曲目は「steer of new world」。グリーンライトのなか、ピアノの流麗な音色とベースラインがしっとりと響き、クラリネットがゆったりと幽玄な感じで奏で、そしてピアノのリズミカルなリフ、ベースのしっとりとしたラインからクラリネットがのびやかに力強く奏でて。その後一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフがながれ、ハイハットのリズムがはいって盛り上がっていって、クラリネットがのびやかに奏で、ピアノとテクニカルなリフをドラマティックに。終盤ではシンセのうねるサウンドが響き、ベースのしっとりとしたラインからクラリネットがのびやかに奏で、盛り上がっていって、ラストはレッドライトのなか、ドラマティックに、そしてゆったりとFin。

 「ありがとうございました」って川崎さん。なんとYUKAさんのお母様が川崎さんのご実家の町出身なのだそうで「近いね」って。さらに「岩手県なかなかやるな」って。「姫神やドラムの吉田さん、そして川崎タカオ」って爆笑&大拍手!「今日は冴えてるね」って爆笑!で、今回ステージでYUKAさんと対談するというアイデアもあったそうですが「口下手なので」って川崎さん。「さんざんしゃべってるじゃないですか」って朋翼さん、爆笑!

 4曲目は「屋上にて」。カウントからダイナミックなリフがはいってスリリングなユニゾンがテクニカルに。そしてピアノのリズミカルなリフにベースが綺麗なハーモニクスサウンドで合わせ、クラリネットがしっとりとゆったりと奏で、それが力強くなって、ピアノとユニゾンで。その後ピアノのリズミカルなリフからクラリネットがのびやかに、ピアノとたおやかに奏で、さらに力強くメロウに。中盤では一旦止まって、シンバルロールからシンセのピッコロ風(?)の音色がしっとりとながれ、マレットでのタムロールも入って神秘的な感じに。そしてピアノの透明感のある奥深い音色と、シンセの幻想的な音色、さらにクラリネットの音色が静かにゆったりと。暗黒の闇のなかを様々な音が飛び交うような感じに。その後ピアノリフからクラリネットがゆったりとしっとりと奏で、それが力強くなって、パワフルなドラムとともにダイナミックなリフへ。終盤ではピアノの流麗なリフとクラリネットのテクニカルなリフから盛り上がるも静かになって。そしてピアノのリズミカルなリフから再び盛り上がっていって、クラリネットがのびやかに力強く奏で、ピアノとパワフルなユニゾンも。ラストはゆったりと。

 「素敵なクラリネットでしたね」って川崎さん、大拍手!「褒めないでください」って筒井さん、奥ゆかしく。でも「“川崎さん、ちっとも褒めてくれない”って前に言われたから」って爆笑!
 そうそう、ここで嬉しいお話が。現在KTGはアルバムの制作中で、すでに4曲仕上がっているそうで。当初はミニアルバムの予定だったそうですが、フルアルバムになるような。めっちゃ楽しみです。ちなみにミックスは筒井さんが担当されているとか。「クラリネットが凄くいい」「フランスのエスプリかな」って川崎さん、爆笑!

 次の曲は「KTGのなかで一番優しい曲」「気持ちよく聴いていただければ」って川崎さん。5曲目は「kenta & fireworks」。カウントからピアノがしっとりと奏で、クラリネットがゆったりとメロウに。そしてベースが味わい深くメロディアスなラインを奏で、ピアノの流麗なリフとクラリネットののびやかな音色とともにドラマティックに。その後、ピアノの流麗でエモーショナルなソロも。終盤ではピアノの美しい音色がゆったりと響き、クラリネットがのびやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、そしてピアノの流麗でテクニカルなリフからクラリネットがのびやかに力強く奏で、ドラマティックに盛り上がって、ラストは静かにFin。

 「ありがとうございます」って川崎さん。「次が最後になります」って。次の曲はIMAGOでもFLAT122でもやっていて、それぞれバージョンが異なるので「他のバージョンを弾かないように気をつけたい」って。以前、川崎さんは筒井さんに「ピアノの音が軽い」って言われたとか。「重さをもって弾きたい」って。

 本編最後となる6曲目は「spiral」。カウントからピアノの綺麗な音色がしっとりとながれ、クラリネットがゆったりと奏で、ピアノの流麗なリフ、ベースの力強いラインからクラリネットがリズミカルにたおやかに奏でて。そしてレッドライトのなか、ピアノのダークなリフ、クラリネットとのリズミカルなリフからオレンジ&レッドライトのなか、クラリネットがのびやかにドラマティックに奏でて。その後ピアノとクラリネットのテクニカルなスパイラルリフから、ピアノとベースがユニゾンでスパイラルリフを、そこにクラリネットも加わってスリリングに。そしてピアノの流麗なリフ、クラリネットのリズミカルなリフから、ピアノとベースのダークなテクニカルリフ、さらにクラリネットも加わってユニゾンでスパイラルリフが。その後ピアノの流麗なリフにのってクラリネットのテクニカルなソロ、そしてピアノリフからクラリネットがのびやかにほのぼのしたメロディを奏で、ピアノとクラリネットがリズミカルなリフを。中盤では一旦止まってからベースがィレイを効かせた神秘的な音色を響かせ、シンセのスペーシーな音色が響き、ドラムがブラシでスネアを擦り、クラリネットもはいってミステリアスに鳴らし、暗闇を音が飛び交うフリーインプロが展開されて。それが止まるとピアノがアップテンポでパワフルにダークリフを弾き、パワフルなドラムとともにクラリネットがテクニカルなリフを。そしてズンズン響く躍動感たっぷりのリフにのってピアノとクラリネットがユニゾンでリズミカルなリフ、さらにテクニカルなユニゾンリフも。その後一旦止まってからピアノの流麗なリフにのってクラリネットがのびやかにほのぼのしたメロディを奏で、ピアノのリズミカルなリフからレッドライトのなか、パワフルなドラムとともにピアノとベースがテクニカルなユニゾンを。そこにクラリネットも加わってスリリングに。終盤ではアップテンポでピアノとクラリネットのリズミカルなリフから、パワフルなドラムとともにピアノが流麗なリフを、クラリネットがのびやかに力強く奏でて。そしてミドルテンポでピアノがほのぼのしたメロディを綺麗にたおやかに奏で、クラリネットがのびやかにドラマティックに奏でて盛り上がって。ラストはドラムのパワフルなシャッフルリズムからピアノとクラリネットのリズミカルなリフをパワフルに、そしてダイナミックに盛り上がって、スリリングなユニゾンのブレイクをキメて、ピアノの流麗なリフからクラリネットがゆったりとのびやかに。

 曲が終わると大拍手!「ピアノ、川崎タカオ!」って朋翼さん。大拍手のなか、メンバーの皆さんはお辞儀をして、客席を通って楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。ほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。
 「アンコール、ありがとうございます」って川崎さん。「嬉しい瞬間ですね」って。アンコール曲は「ベースが難しい曲」って川崎さん。「いやがらせですか?」って中島さん、爆笑!「でもこういうのを“書いてくれ”って言ったのは私です」って爆笑!
 ここで朋翼さんが「せっかくですから」「皆さん、筒井さんの声を聞きたいでしょうから」って筒井さんにMCを促してマイクを渡して。「お久しぶりです」「日本でKTGの皆さんと演奏できてすごく嬉しい」って筒井さん、大拍手!「ジーンときて涙が出そうなくらい」って。さらに「皆さん聴きにきてくださってありがとうございます」「また帰ってきますので宜しくお願いします」って大拍手!そして「アルバムも頑張りますので宜しくお願いします」って。このあとメンバーの皆さんがライブ告知や物販の宣伝も。もちろん川崎さんは10/13のIMAGOライブの告知を。

 オーラス7曲目は「sign 01より第3楽章」。シンセサウンドが響き、クラリネットがダークに吹きまくり、ドラムも叩きまくり、ピアノもベースも弾きまくってのフリーインプロから混沌とはじまります。その後、カウントからオレンジライトのなか、ダイナミックにテクニカルなリフがはいってスリリングに。そしてピアノのリズミカルなリフからクラリネットがパワフルに明るく爽やかなリフを奏でて。中盤ではレッドライトのなか、ピアノがゆったりと流麗に奏で、クラリネットがのびやかにしっとりと。そしてピアノの流麗なリフからクラリネットとテクニカルなリフ、ピアノのパワフルなリフからクラリネットとテクニカルなユニゾンを。その後ズンズン響く躍動感たっぷりのリズムにのってピアノが流麗なリフを、クラリネットのリズミカルなリフを明るく爽やかな感じで奏でて。終盤では跳ねるような感じのピアノのリズミカルなリフからクラリネットとテクニカルなユニゾンリフを。そしてリズミカルなリフからドラムが叩きまくって、クラリネットがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはピアノとクラリネットが流麗にゆったりと。

 曲が終わると大拍手!「ピアノ、川崎タカオ!」って朋翼さん。「ありがとうございます。クラリネット、筒井香織さん!ドラムス、谷本朋翼さん!ベース、中島洋隆さん!」って川崎さんが紹介しておのおのに大拍手が。「またお会いしましょう」って川崎さん。大拍手のなか、メンバーの皆さんはお辞儀をして、これにてライブ終了です。時計を見ると21時41分。1時間20分のとっても素敵なライブでした。
 めっちゃテクニカルな演奏で、難解で複雑ながらもメロディアスな面やほのぼのした感じや明るく楽しい面もある楽曲を、ぴったり息の合ったアンサンブルで素敵に聴かせて楽しませてくれましたね。繊細で美しく力強いピアノとクラリネット、それらを支えるベースとドラム。もちろん支えるだけでなく、曲をより引き立てて盛り上げて。今回やはり筒井さんのクラリネットサウンドをたっぷり聴けて嬉しかったっす。ひとつだけ、シンセの音がちょこっと聴き取り辛い箇所があったのが残念かな。でもでもメモしきれなかったくらいの爆笑MCもたっぷりあって、1時間20分たっぷり楽しませていただきました。今度あるとすればお正月なのかな?それと制作中のアルバム、めっちゃ楽しみです。

13.8.31 YUKA&CHRONOSHIP

2013-09-02 21:31:25 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.8.31 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 シンガーソングライターであり、キーボーディストの<船越由佳さん>率いるインストロックバンド<YUKA & CHRONOSHIP>。メンバーはキーボード&ヴォーカルの“YUKA”こと<船越由佳さん>、ベース<田口俊さん>、ドラムス<田中一光さん>、ギター<宮澤崇さん>の4人編成で、メンバー全員がプロとして音楽界で活躍されている凄腕集団です。自分は昨年2011年に初めてライブを観て、すっかりハマってしまいました。2011年にプレスCDアルバム「WATER REINCARNATION(水の輪廻)」が6月にフランスのムゼアレーベルから発売され、日本でも9月に発売。その後バンドは活発にライブ活動をされ、さらにニューアルバムの制作にも着手されて、2013年5月にはフランスで開催されたプログレフェスに出演されて大盛況だったそうで。そして6月に2ndアルバム「DINO ROCKET OXYGEN」が発表されました。1stはどちらかというとFusion寄りだった気もしましたが、今作はもうジャケットからしてプログレの王道で素晴らしい作品!で、5月末に先行のレコ発ライブがあったんですけど、自分はすでに他のライブ予定があったもので観に行けなかったんですね。で、よく考えてみると昨年の8月以来もう1年ご無沙汰になってしまっていたので、またライブ観に行きたいなって思っていました。そんな折に8/31にシルエレで開催されるプログレイベントに出演されると知ってビックリ!すでに決まっていた対バンさんで予約してあったもので、バンザイして喜んじゃいました。

 さて当日。休日でしたので開場時間に間に合うように家を出て吉祥寺へ。Yuka&Chronoshipライブは超満員必至なので開演時間ギリギリだとヤバいもので。案の定、開演近くなるとやはり超満員でした。ステージは向かって左に田口さんのミニシンセと黒リッケンベースが。後方中央には
タム1バス、エレドラ&ラテンメロタムのドラムセット、右には宮澤さんの黒(?)ストラトとスタンドに固定されたアコギが。中央フロントにYUKAさんのキーボード&シンセ&ノートPCが。

 18時35分ころ、フロアーが暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。YUKAさんは白系のゆったりとしたポンチョ風のトップスにジーンズで涼しげで可愛い♪さらにインカムマイク装着です。「こんばんは!」ってYUKAさん。お客さんも元気よくお返事を。
 SEで強風吹きすさぶ音と神秘的な音色が響き、そしてメロトロン風サウンドがゆったりとながれ、スネアのパワフルな連打が。1曲目は“ウは宇宙船のウ”組曲から「Cutting Gravity」。アップテンポのグルーヴィなベースリフにギターが加わってユニゾンで。そしてダイナミックなリフからピアノとギターがリズミカルなリフを弾き、シャッフルモードになってギターとキーボードがユニゾンで爽やかなリフを。その後ミドルテンポでシンセがゆったりと雄大に奏でてダイナミックなリフへ。中盤では薄暗いなか、ギターのアルペジオリフからシンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、ベースのシンセサウンドもゆったりとながれ、そしてパワフルなドラムからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。途中からドラムも叩きまくって盛り上がって、アームを駆使してアグレッシブに。終盤ではスネアの連打とグルーヴィなベースリフからメロトロン風サウンドがゆったりとながれ、ギターとベースがユニゾンやハモりでリフを。

 「ありがとうございます。こんばんは」「今日もようこそおいでくださいました。YUKA&Chronoshipです」って改めて丁寧に挨拶されて大拍手!今日は2ndアルバムの曲を全曲やってくださるようで。「短い時間ですが、最後までゆっくり楽しんで、YUKA&Chronoshipに浸っていただけたら」って大拍手!

 2曲目は“ウは宇宙船のウ”組曲から「Skygazer」。シンセサウンドが響き、民族音楽風のリズムが。そしてカウントからギターのリズミカルなリフ、ピアノの綺麗なリフがゆったりとながれ、ピアノがほのぼのした感じの爽やかなメロディを奏で、YUKAさんの綺麗なスキャットがはいって、サビでは可愛いらしい笑顔で爽やかなスキャットを奏で、田口さんもコーラスを入れて。中盤ではドラムのパワフルなタムのリズムにのってギターとベースがリズミカルなリフを。YUKAさんは小さなマラカスを。そしてピアノの透明感たっぷりの音色の綺麗なソロが。その後ギターのアルペリフからサビの爽やかなスキャットへ。可愛らしい笑顔に癒されますね。思わず一緒にスキャットを歌いたくなっちゃいます。終盤ではパワフルなタムドラムからギターとベースがリズミカルなリフを。そしてピアノが綺麗な音色で“キラキラ星”のメロディをマラカスを振りながら奏でて、ラストはシンバルロールでFin。

 そしてすぐにシンセサウンドが響きますが、YUKAさんがおもむろにリモコンボタンをピッ!って。するとSEからクラシックの交響曲がながれてビックリ!YUKAさんはそれに合わせて両手で指揮を。その後再びリモコンでピッ!ってSEを止めて。そして薄暗いオレンジライトのなか、宮澤さんのアコギソロが。3曲目は“ウは宇宙船のウ”組曲から「An Arrow Of Glittering Music」。クラシックのガボット風ですね。途中では学校のチャイムのようなメロディも。

 その後、SEからヘリコプターの飛ぶ音がながれて。4曲目は“ウは宇宙船のウ”組曲から「Blue Astronaut Helicopter」。ピアノの躍動感たっぷりのリズミカルなリフからハイハットのリズムにのってギターがのびやかに奏で、パワフルなドラムがはいってアップテンポのノリノリモードで、オレンジライトのなか、シンセとギターのリズミカルなリフ、そしてダイナミックなリフへ。その後一旦止まってからシンセがのびやかに、そしてギターのテクニカルなリフとSEからヘリコプターの音が。終盤ではピアノのパワフルでリズミカルなリフからYUKAさんがのびやかに歌って、田口さんがコーラスを入れて。そしてダイナミックなリフからシンセとギターのリズミカルなリフがアップテンポのノリノリモードでながれ、ラストはダイナミックなリフで盛り上がってFin。

 すぐに5曲目の“ウは宇宙船のウ”組曲から「Beyond The Fence」へ。薄暗いなか、YUKAさんにスポットが照らされ、ピアノリフがゆったりとながれるなか、YUKAさんがしっとりとしたスキャットを。そこにゆったりとしたギターリフがはいって、徐々に盛り上がっていって、ピアノの綺麗なリフをバックにYUKAさんがのびやかに歌って。その後スネアのマーチングリズムがはいってギターリフをバックにYUKAさんがのびやかにスキャットを。そして徐々に盛り上がっていって、サビではYUKAさんがのびやかにドラマティックに歌って。終盤では一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフがながれ、YUKAさんがしっとりとスキャットを。そしてシンバルロールからギターとベースがゆったりと綺麗にハモって美しいアンサンブルを奏で、ラストはピアノとギターがしっとりとゆっくりとFin。

 「ありがとうございます」ってYUKAさん。YUKAさん、アコギソロの曲名をド忘れされたようで「アルバムを見てください」ってここで物販のアルバムの宣伝を。で、「え~と、何しゃべるんでしたっけ?」って田口さんの方を見て爆笑!YUKAさんは2時間のラジオ番組をずっとやっていたそうですが「決まり事があるMCは窮屈」って爆笑!「まだMC慣れできない船越ですけど、これからも宜しくお願いします」って爆笑&大拍手!

 6曲目は“OXYGEN組曲”から「O」。ドラムとラテンパーカッションタムとガムラン風サウンドのシンセリフからオリエンタルな感じではじまって、シンセのテクニカルなリフにギターが加わってユニゾンでテクニカルなリフを。そしてガムラン風リフとラテンドラムにギターがアクセントを入れて、シンセとギターのテクニカルなユニゾンがグルーヴィなベースリフにのってながれて。その後ギターとベースのユニゾンのヘヴィリフからスネアロールがはいってダイナミックなブレイクリフへ。終盤ではミドルテンポのパワフルなドラムにのってガムラン風シンセリフと、ギターとベースのヘヴィリフがはいって、そしてアップテンポのノリノリモードに。その後ミドルテンポのズンズン響くリフからギターとシンセのユニゾンのテクニカルなリフがグルーヴィなベースリフにのってながれて、そして止まって。

 薄暗いなか、すぐにピアノのしっとりとしたリフがゆったりとながれて。7曲目は“OXYGEN組曲”から「O2」。ミラーボールが回るなか、ピアノリフがしっとりと。そしてミドルテンポのリズムがはいって、シンセの幻想的なサウンドと、スライドギターの音色がゆったりとながれ、風の音もながれ、パワフルなドラムから明るいオレンジライトのなか、オールユニゾンでヘヴィリフを。その後一旦止まってから薄暗いなか、ミドルテンポの静かなリズムにのってシンセとギターの幻想的なサウンドが響いて。中盤ではシンバルロールから教会音楽のようなオルガンのメロディがゆったりとながれ、再びシンバルロールからダイナミックなリフがはいってオールユニゾンのリフが。そしてオレンジライトのなか、ミドルテンポのリズムにのってギターとシンセのゆったりとした音色が響き、ギターのエモーショナルなソロへ。終盤では薄暗いなか、風の音と神秘的な音色が響き、ミドルテンポのドラムのリズムが静かにはいって、シンセサウンドがゆったりとながれて。

 続いてシーケンスのミドルテンポのリズムがはいって、シンセの神秘的な音が響き、ベースシンセが大きな足音のような音をゆったりと響かせて。8曲目は“OXYGEN組曲”から「O3」。パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいってピアノのパワフルなリフとギターのカッティングリフが。その後ピアノのリズミカルなリフにのってYUKAさんが綺麗に爽やかに歌って明るく盛り上がっていって。中盤ではマーチングスネアとキーボードのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいってギターのエモーショナルなソロへ。その後ピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがはいって歌い上げて。終盤では一旦止まってから薄暗いなか、シンセの幻想的なサウンドがながれ、キーボードのゆったりとしたリフとベースシンセの大きな足音のような音がズシンと響いて、シンバルロールでFin。

 「ありがとうございます」ってYUKAさん。6月に2ndアルバムが発表されましたが「普通はレコ発全国ツアーとかするのに、このバンドは異常にライブが少ない」ってYUKAさん。次回は10月に神戸で行われるイベントに参加される予定だそうで。来年にはカナダツアーの話もあるとか。さらにとんでもないビッグニュースが。「言っていいのかな?」「マズいよ」「言っちゃえ!」ってメンバー間でも意見が分かれて。いやもうほんと驚きましたが・・・「店を出たら忘れて」と暗示をかけられたもので忘れました(ということに)。9月末に正式発表があるとか?

 9曲目は“恐竜組曲”から「恐竜が先か、卵が先か」。薄暗いなか、心臓の鼓動が響き、レッドライトのなか、メロトロン風のしっとりとダークな音色がながれ、ギターがテクニカルなタッピングリフを弾き、ベースも加わってユニゾンで。
続いて10曲目は“恐竜組曲”から「Dance With Dinosaurs」。シンバルロールからリズミカルなオルガンリフがはいって、ギターも加わってユニゾンで盛り上がっていってパワフルな叩きまくりドラムとブレイクリフが。そしてオルガンの明るくリズミカルなリフとギターの幻想的なサウンドがながれ、ダイナミックなリフとブレイクリフからリズミカルなシンセソロへ。続いてダイナミックなリフからギターのアグレッシブなソロが。その後ベースのパワフルでグルーヴィなリフからハイハットのリズムがはいってピアノとギターのユニゾンリフから、めっちゃかっちょいいベースのパワフルなチョッパーソロが。中盤ではパワフルなダークリフからギターが恐竜の咆哮のようなサウンドを鳴らし、ダイナミックなリフからギターのゆったりとしたエモーショナルなソロが。そしてパワフルなリフと叩きまくりドラムからアップテンポでギターとベースのテクニカルなユニゾンリフが。終盤では静かになって、ドラムがリムを叩いてリズムを刻み、一転ギターが恐竜の咆哮を鳴らし、パワフルなドラムがはいって盛り上がっていって、スネア連打からダイナミックなリフが。ラストは強烈なバックライトのなか、シンセサウンドがゆったりと雄大にながれて。

 続いて11曲目は“恐竜組曲”から「Ruler Of The Earth」。ミドルテンポのリズムにのってピアノの綺麗な音色のほのぼのした感じのメロディがゆったりとたおやかにながれ、ピアノの流麗なリフからダイナミックなリフが。そしてオレンジ&レッドライトのなか、ピアノリフをバックにギターのエモーショナルなソロが。それが徐々に盛り上がっていってタッピングを交えたテクニカルなソロへ。その後シンセののびやかなリフからダイナミックなリフがはいって盛大にFin。

 「ありがとうございます」ってYUKAさん。「早いもので次が最後の曲です」って。ここでYUKAさんがこの後のKTGの紹介を。「このあとも最後まで楽しんでいってください」って。
 オーラス12曲目は「KIRIBATI」。アコギのパワフルなリフからドラムがはいって、グルーヴィなベースリフにのってパワフルなリフがはいって、ピアノの綺麗なリフからYUKAさんがのびやかにスキャットを。そしてシンバルロールからギターとベースのリズミカルなリフがはいって盛り上がって。中盤では静かになってしっとりとしたピアノリフがながれ、眩しいバックライトのなか、シンセリフが響き、シンバルロールからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポでYUKAさんがのびやかにスキャットを。そしてギターのパワフルなカッティングリフとともに盛り上がって、さらにアップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ライトが点滅するなか、スリリングに。終盤ではギターのタッピングも交えたアグレッシブなソロが。そしてドラムも叩きまくってギターとベースがユニゾンでテクニカルなタッピングリフを。そこにキーボードも加わってスリリングに。ラストは盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!ギター、宮澤崇!ベース、田口俊!ドラムス、田中一光!キーボード、船越由佳でした。どうもありがとうございました」ってYukaさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして片付けをはじめますが、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。「じゃあ、挨拶だけ」ってYUKAさん。「ありがとうございましす。このあとのKTGさん登場しますので、最後まで楽しんでいってください。ありがとうございました!」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると19時58分。1時間半近いアツいライブでした。
 めっちゃパワフルでエネルギッシュで迫力たっぷりの素晴らしいライブでしたね。グルーヴィでパワフルなリズム隊、すっごいかっこよかったっす。特にドラムが凄いインパクトでメリハリがあって曲が締まってましたね。そしてYUKAさんの繊細で美しく、しかも力強いヴォーカルもキーボードもとっても素敵でした。ギターもテクニカルでしかもいい音響かせていてめっちゃかっこよかったっす。それに天然のMCもめっちゃ面白かったし。またぜひライブ観に行きたいっす。