ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

15.12.27 鬼怒無月さん・吉見征樹さんDUO

2015-12-30 08:40:19 | ライブレポ Jazz/Fusion
・◇ 2015.12.27 成城CAFÉ BEULMANS
<鬼怒無月さん・吉見征樹さんDUO>
 ギタリスト鬼怒さんと、タブラ奏者の吉見さんのDUOのライブを以前から観てみたいなってずっと思っていたんですけど、なかなかスケジュールが合わなくて観に行けなくて。そんな折に12/27に成城でライブがあると知り、しかも夕方17時からと早めなスタートなので、これはチャンスと思い、即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。静岡市での所要を済ませてから成城へ。こじんまりとしたお店なので早めに行こうとは思ったのですが、ふと思い出したのは・・・お二方のファンは女性が多いので、もしも美しい女性の方々のなかにおっさんが居たら場違いだろうなぁという不安がよぎって。やっぱり遠慮したほうがいいかなぁ?なんて少し迷いましたが、しかしこんなチャンスはなかなかないのでは、と思い、どうしても場違いだったら1部のみで退席しようかと覚悟を決めてお店へ。するとわずかに男性のお客さんもおられて安心して空いている席へ。ステージは向かって左にタブラが、右にガットギターとブラウンのレスポールが準備されています。

 17時をちょい過ぎたころ、お二方がステージへ。大拍手です。お二方共にブルー系シャツに黒系パンツ姿でクールにキメて。「こんばんは、ありがとうございます」って吉見さん。吉見さんは風邪をひいてしまったそうで「鼻水が出ておりまして」って。鬼怒さんはガットギターの準備を。演奏は基本的に「フリー」だそうで即興演奏のようですね。で、吉見さんはティッシュの準備をして、マスクをして演奏を始めようとしますが、お客さんからクレームが。「私の風邪移っても大丈夫?」って吉見さんマスクを外して。

 「それじゃ演奏始めましょうか」って。まずはギターがゆったりとほのぼのとした感じのメロディを奏で、時折テクニカルなフィルをいれて。どこか懐かしい、のどかな風景をのんびり眺めているかのような感じですね。それが徐々にテクニカルに。吉見さんは時折鈴を鳴らし、一旦鼻をかんで。そしてミドルテンポのタブラのリズムがはいって、ギターのリズミカルかつテクニカルなリフが明るく楽しく躍動感たっぷりにながれ、ギターとタブラのリフの掛け合いも。中盤からはアップテンポになってノリノリモードでパワフルに激しく。その後、一旦静かになって3連のリズムでタブラの躍動感あふれるソロが。終盤ではアップテンポのROCK調になってノリノリモードで盛り上がって、ギターのアグレッシブでスリリングなソロが。ラストはエネルギッシュに激しくスピード感たっぷりにスリリングに盛り上がって。

 「ヨシミマサキ!」「キドナツキ!」って紹介しあって大拍手!「気張ってると鼻水出ない」って吉見さん。「オレのソロのとき、鼻かんでた」って鬼怒さん、爆笑!「そういえば、昔“忍者ハ○トリくん”に“ハナオカジッタ”ってひとでてましたよね」って吉見さん。ここから昔のアニメのさらに昔の実写版のお話に。「宇津○健さんが出てたのは何だったか?」みたいな。ただ鬼怒さんは、実写版はあまり記憶がないそうで。で、鬼怒さんは話ながらレスポールの準備を。

 まずはギターがのどかな感じでゆったりと奏でて。吉見さんは一旦鼻をかんで、ティッシュを鼻に詰めて爆笑!「目を閉じて、音楽に入る」って鬼怒さんはなるべく見ないようにして奏でて。そして立ち上がって椅子を避けて、そこからディレイをかけてヴァイオリントーンで幻想的に奏で、そこから力強くのびやかにエモーショナルなソロを。その後ゆったりとブルージーな感じのリフを奏で、ミドルテンポのタブラのリズムがはいって、そこからギターがディストーション(?)をかけてヘヴィリフから今度はワウをかけてエモーショナルかつテクニカルなソロを。エネルギッシュに激しく弾きまくって。中盤では吉見さんが小さなタンバリンでミドルテンポのリズムを刻み、ギターがヘヴィリフから再び激しく弾きまくって。その後ギターのワウをかけたカッティングリフからタンバリンの躍動感たっぷりの力強いソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードになって、ギターのワウをかけたテクニカルなソロが。ラストはパワフルなヘヴィリフから叩きまくりタブラとともに激しく盛り上がってFin。

 「キドナツキ!「ヨシミマサキ!」「吉見征樹でございます」って紹介しあって大拍手!「いま何時?」って鬼怒さん。お店の方が「6時7分です」って。「ちょうど1時間ですね。じゃあここで休憩にします」って、ここで第1部終了です。

 18時半少し前くらいにお二方がステージに戻って準備を。鬼怒さんはガットギターの準備を。「鼻は?」って鬼怒さん。吉見さんは鼻をかんで「大丈夫ではない」って。
 まずはギターがゆったりと瑞々しく奏で、テクニカルに力強く。そしてミドルテンポのリフを弾いて、吉見さんがヴォイスタブラを。アップテンポで早口でパワフルに。その後タブラでミドルテンポのリズムを刻み、ギターがゆったりと力強く奏で、そのままテクニカルなソロを。中盤では静かになってタブラがアップテンポのリズムを刻み、ギターが躍動感たっぷりにリズミカルにテクニカルなリフを弾き、パワフルにトリルを。そしてギターのパワフルなカッティングから吉見さんのソロへ。まずはヴォイスタブラで、そしてタブラを叩いて。終盤ではギターのパワフルなカッティングリフから躍動感たっぷりに激しく盛り上がって。ラストはだんだんとゆっくりになり、テクニカルなソロをキメて。

 吉見さんは直径10cm長さ25cmくらいの木製の筒を。「ゴミ箱とちゃいますよ」って爆笑!そして筒から弦を伸ばして。あれはなんて名前の楽器なのかな?で、弦を弾いて吉見さん“お正月”のメロディを弾いて。曲が終わると大拍手!吉見さん、鬼怒さんのほうを見て「怒った?」って。「ヨシミマサキ!」って鬼怒さん、大拍手!「これで1曲終わり」って吉見さん、爆笑!

 鬼怒さん、ガットギターのままでリズミカルリフを弾き、吉見さんも筒弦でリズミカルリフを弾き、躍動感たっぷりにリズミカルに、さらにパワフルなブレイクもキメ、リズミカルリフが激しくエネルギッシュに。それが徐々にゆっくりとなり、吉見さんは筒を置いてタブラでミドルテンポのリズムを刻み、ギターなリズミカルリフを弾き、アップテンポになってノリノリモードで明るく激しくスリリングに。終盤ではギターのリズミカルでテクニカルなリフから躍動感たっぷりにタブラも叩きまくり、ラストはパワフルなカッティングリフから激しくスリリングに盛り上がって、パワフルなブレイクをキメて。

 「あと1曲ってとこかな」って鬼怒さん。「吉見さん、仕事納めはいつですか?」って。「集中しようとしてるのに」って吉見さん、爆笑!鬼怒さんはレスポールの準備を。で「仕事始めはいつですか?」って鬼怒さん。「来てくれるんですか?」って吉見さん。「オレが行くわけない」って鬼怒さん、爆笑!で、おのおのライブ告知をされますが、ここで某ミュージシャンのお話になって・・・あまり書くとバレますから書けませんが「お気の毒」って鬼怒さん。

 「○○さんに捧げます」って鬼怒さん。まずはギターがナチュラルトーンでのびやかに奏で、テクニカルなフィルも入れ、吉見さんがチャイムを鳴らし、そして吉見さんが♪ビヨ~ンって口琴を鳴らし、ギターと掛け合いを。口琴を鳴らしながら「お気の毒」「なま○げ」って爆笑!その後ギターと口琴でリズミカルなリフを奏で、そこからギターのエモーショナルなソロが。中盤ではタブラのミドルテンポのリズムからギターがのびやかに奏で、そこからテクニカルなソロへ。さらにヘヴィサウンドになってテクニカルに弾きまくって。続いて吉見さんのソロへ。まずはヴォイスタブラで、そしてタブラをアップテンポで叩きまくって。終盤ではギターがヘヴィサウンドで激しく弾きまくり、タブラもエネルギッシュに叩きまくって盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手!「キドナツキ!」「ヨシミマサキ!」「吉見征樹でございます」っておのおの紹介されて「ありがとうございました」って大拍手!で、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとすぐに「じゃ、アンコールやります」って鬼怒さん、大拍手!

 「ディンターナやろうか」って吉見さん。そして「皆さんに歌っていただきます」って。「♪ディンターナ~って同じフレーズなんで一緒に歌っていただけたら」「みんな歌ってくれたら、私も年越せます」って。さらに「1回歌ってくれたら鬼怒が100円払います」って吉見さん、爆笑!「無理!」って鬼怒さん。「ちっさいなぁ。なんや、払ろうたら!って言ってくれたらかっこよかったのに」って吉見さん。「いや小さいです」って鬼怒さん。「だって1回100円だったら100回で10000円ですよ」って。「皆さん大人ですから、ほんとに払えなんて言わないでしょ」って吉見さん。「いや、わからないですよ」って鬼怒さん。

 「今年1年、感謝の気持ちを込めまして、久しぶりに歌います」って吉見さん。ミドルテンポのタブラのリズムからギターのゆったりほんわかした琉球メロディを思わせる心地よいリフがながれ、♪ディンターナ~って大合唱。途中から吉見さんは手拍子で、そこからギターソロへ。エモーショナルでのびやかに奏で、さらにテクニカルに弾きまくって。続いては吉見さんのソロ。まずはヴォイスタブラで。そしてタブラをリズミカルに叩いて。終盤では再び大合唱。徐々にテンポアップしていって、ギターは弾きまくって、ラストはゆっくりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ヨシミマサキ!」「キドナツキ!」って紹介しあって大拍手!最後に鬼怒さんが物販の宣伝をして「ありがとうございました」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると19時半。前後半合わせて2時間強の即興ライブ、めっちゃ楽しかった!
 凄腕演奏に眼が釘付けになり、爆笑MCに大笑いさせていただき、至福のひと時をすごさせていただきました。また機会ああればライブ観に行きたいっ

15.12.26 HALL OF GLASS

2015-12-27 23:45:18 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.12.26 沼袋Sanctuary
<HIROMICHI HOG LAST LIVE>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。ですが、8月のライブ以降、仕事が忙しくてスケジュールがあわず、全然HOGライブ観に行けなかったんですね。初シルエレも観に行けなくて超ガッカリ。なんとか年末のライブは観に行きたきなぁ~なんて思っていると・・・なんととんでもないニュースが!ドラマーのヒロミチさんが今年最後の12/26沼袋を最後にHOGを卒業されるとのことでビックリ!ヒロミチさんのドラミングと作曲を気に入っていただけに超がっかりっす。まあでもいろいろ事情のあるところですから、仕方ないっすね。ただ、これはもう仕事を放ってでも観に行かねば!と。しっかりとヒロミチさんラストライブを心に刻まねば!と当日を楽しみつつも、その日がこなければ、との思いもちょっと。

 さて当日。世間様はすでに冬期休暇に入っているんでしょうけど、自分は仕事っす。全然終わりが見えないんですけど、ヒロミチさんHOGラストライブはなんとしても行かねば、と途中で放って沼袋へGo!<HALL OF GLASS>の出番はトップで17時半とのことで、ギリギリ間に合いました。

 17時半をちょい過ぎたころ、客席が暗くなってステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にサンバーストJAZZベーを抱えた黒系衣装の妖艶で美しいPochikoさん、左には3段キーボードを前にしたスキンヘッドが眩しいカズロウさん、そして中央後方高台に2タム1バスセットに囲まれた本日の主役ヒロミチさんが。
 1曲目は「Illumination」。薄暗いなか、シンセのダークサウンドが響き、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ドラムが雷鳴の如くスリリングに衝撃的に叩きまくって。そしてミドルテンポのリズムを刻み、ブルーライトのなか、ピアノの美しいしっとりとした音色が響き、ヴォーカルがはいって徐々に力強くなり、パワフルなドラムから力強くのびやかに歌い上げて。Pochikoさんのロングヘアの毛先が、バックからの光に照らされてキラキラと輝いて。その後シンセサウンドが幻想的にゆったりと響き、力強いベースとドラムからメロトロンサウンドがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ゆったりと。

 「ありがとうございます。こんばんは、HALL OF GLASSです」ってPochikoさん、挨拶されて大拍手!今日は受付でCDサイズの小さなブックレットを渡されていて、そこには本日の曲順通りに歌詞が記載されていて。「それを見ながらお楽しみください」って。

 2曲目は「Silent Dream」。薄暗いイエローライトのなか、シンセサウンドがしっとりと美しく浮遊感たっぷりにながれ、メロトロンサウンドがしっとりと響き、バスドラのリズムがはいって、しっとりとしたヴォーカルがゆったりと。さらに合間に綺麗なピアノリフが。そしてパワフルなドラムからメロトロンサウンドが響き、ヴォーカルがゆったりと艶っぽく、さらに力強くのびやかに歌って。その後シンセがきらびやかにゆったりとエモーショナルなソロを。まるで恋人同士が寄り添って綺麗な星空を眺めているかのように甘くロマンティックに。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。続いて3曲目は「内側の世界」。自分は初めて聴く曲です。暗いオレンジライトのなか、シンセサウンドがゆったりと奥深く響き、暗く重い感じのなか、パワフルなドラムからレッドライトのなか、メロトロンサウンドがのびやかにながれ、シンセサウンドが暗く重くも美しく響き、ゆったりとしたピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、パワフルなドラムからヴォーカルが力強く歌い上げ、躍動感たっぷりのズンズンリフにのってヴォーカルがのびやかに力強く歌い、メロトロンサウンドがのびやかにしっとりと響くなか、ヴォーカルがのびやかにドラマティックに。これまでにないような、重厚感たっぷりでドラマティックで美しい凄い曲ですね。ラストはシンセサウンドが奥深くゆったりと響いて。

 「次の曲は、ドラムのコダマヒロミチの作詞作曲で」って、4曲目は「Crystallization」。暗いブルーライトのなか、綺麗なピアノリフがリズミカルにながれ、シンセサウンドがのびやかに響き、パワフルなドラムがはいって、ミドルテンポシャッフルのなか、シンセサウンドがのびやかに華やかにながれ、リズミカルなヴォーカルと綺麗なピアノリフが。そしてヴォーカルが力強く歌い上げて。その後シンセの幻想的で綺麗なソロが。このシンセの音色、たとえようのない綺麗で気持ちいい音色で響いて。終盤ではヴォーカルがリズミカルに、そして力強く歌い上げて。ラストはピアノのリズミカルリフからメロトロンサウンドがのびやかに響いて。

 「ありがとうございます。残すところあと2曲となりました」ってPochikoさん。5曲目は「Pollution」。スティックのカウントから薄暗いグリーンライトのなか、シンセのクリスタルサウンドが浮遊感たっぷりに綺麗にゆったりと響き、ヴォーカルが高いキーでゆったりと艶っぽく歌い、のびやかに、そして力強く歌い上げて。たっくさんの虹色に光るシャボン玉がゆったりと漂っているかのような浮遊感ですね。その後パワフルなドラムからヴォーカルがゆったりとのびやかに歌い、ドラムがハイハットとスネアでテクニカルなフィルを入れ、スネアロールからメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルが力強く歌い上げて。終盤ではシンセのクリスタルサウンドのエモーショナルなシンセソロが。

 「ありがとうございます」「ついにこの時がきてしまいました」ってPochikoさん。「最後の曲です」「皆さんにお知らせがあります」「今日でドラムのコダミヒロミチがHOGを離れることになりまして」「いままでずっとドラムを叩いてくれて、本当にありがとうございました」って大拍手!客席からも「ありがとう!」って声が。「本当に感謝してます」「名残惜しいのですが」「3人でやる最後のHOGの曲」「魂込めてやります」って大拍手!

 本編最後となる6曲目は「Clear Night」。薄暗いバックライトのなか、シンセサウンドがゆったりとながれ、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかに響き、クリスタルサウンドがゆったりと幻想的にながれて。そしてヴォーカルが高いキーでゆったりと浮遊感たっぷりに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、キーボードのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかにドラマティックに歌い上げ、さらに美しいファルセットで歌い上げて盛り上がって。その後シンセのクリスタルサウンドがゆったりと幻想的にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ミドルテンポのリズムとキーボードのリズミカルリフからヴォーカルがゆったりと歌い、メロトロンサウンドがのびやかに響いて。終盤ではヴォーカルが力強く歌い上げ、ドラマティックに盛り上がり、さらにファルセットで美しくのびやかに歌い上げて。ラストはゆったりと劇的にFin。

 「ありがとうございます、HOGでした」ってPochikoさん、大拍手!そしてその大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。ヒロミチさんとカズロウさんは一旦ステージを降りますが、再び戻ってこられて大拍手で迎えられます。
 「ありがとうございます」ってPochikoさん。ここで今年限りとなるSanctuaryと杉山店長に労いのお言葉と感謝のお気持ちを述べられて大拍手!「お声を掛けてもらえなかったらもうやめていたかもしれない」ってPochikoさん。

 アンコールは恒例となったPochikoさんのアカペラで、今回なんと<NOVELA>のアルバム「Sanctuary」から「黎明」。力強くのびやかに爽快感たっぷりに、そしてドラマティックに熱唱されて、聴き入ってしまいました。
 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました」ってPochikoさん。「コダマヒロミチはこれからもドラムを続けていきます。応援宜しくお願いします」「新生HOGも宜しくお願いします」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると18時20分。約50分の感動感涙のライブでした。
 ヒロミチさんのドラミング、めっちゃかっこよかったっす。ときにパワフルにスリリングに叩きまくり、ときに静かにリズムを刻み、緩急自在に曲を生かし、曲を引きたてるドラミングで。何といっても自分的にはスネアの音が自分好みで嬉しかったっす。曲に合った音で、しかもミュートも絶妙で。本当に今回でHOG最後というのが惜しいっす。そしてPochikoさんの健康状態がちょと気になっていましたが、力強く響き渡り、伸びのある歌声に今まで以上に圧倒されちゃいました。唯一無二の歌声、そして力強いベース、ほんと素敵でした。もちろんカズロウさんの幻想的で美しく、心に染み入るカズロウさんならではのキーボードサウンドも感動でした。そしてライブを盛り上げてくれた応援団の皆さんのアツい声援&拍手も最高っす。 来年からの新生HOGの活躍、そしてヒロミチさんの新たな道も期待しております。

interpose+ 風の記憶

2015-12-23 08:47:04 | 21th J-プログレ
 シンフォ&テクニカルなプログレバンド<interpose+>。1985年にドラマーの<佐藤カツさん>と、ギタリストの<田中健士さん>が中心となって<interpose>として結成されました。渋谷・吉祥寺・原宿等で地道にライブ活動を続けていましたが89年2月に一旦活動を休止。翌90年にベーシストが脱退してしまいますが、サポートメンバー迎えて2回ほどライブを敢行。その後バンドはシンフォニック寄りのサウンドで再出発。92年に再びライブ活動を始めますが、残念ながら9月をもってバンド活動は休止に。
 2001年。佐藤さんのライブを見にきた田中さんと故・小池さんと3人で話し合いがもたれ、再びバンドを再開することが決まり、田中さんと活動していた現TEEのキーボード<米倉竜司さん>が加わり、2003年に女性ヴォーカリスト<あるがさゆりさん>が加入して、バンド名を新たに<interpose+>とし、翌年からライブ活動を再開。そして2005年。バンド結成から19年を経て初のアルバムのレコーディングに入ります。5月にレコーディングは終了するものの、米倉さんが脱退。バンドは新たにキーボードに<渡邊のぶをさん>を迎え、11月に1stアルバム<interpose+>を発表します。
サウンドは基本的には凄腕ミュージシャンの本領発揮の変拍子も用いたテクニカルなややJAZZ寄りのシンフォ系プログレなんですけど、とっても繊細でピュアな綺麗な声のさゆりさんのヴォーカルが入ると、日本語の歌詞のせいかちょっぴりJ-POPっぽくなって、聴きやすいキャッチーなメロディのポピュラーシンフォに。
 アルバム発表で軌道にのるかと思いきや、再開に尽力された小池さんが脱退。バンドはベーシスト<Daniさん>をゲストに迎えてライブ活動をすすめ、2006年3月にはメキシコで開催されたプログレ・フェスティバルに出演。そして6月にDaniさんが正式に加入し、バンドは11月から2ndアルバムのレコーディングにとりかかり、2007年6月、2ndアルバム「indifferent」を発表します。ところがアルバム発表後に86年からずっと佐藤さんとともにバンドを支えてきた田中さんが脱退。バンドは後任ギタリストにやはり凄腕の<飯島丈治さん>を迎えてライブ活動を行い、海外のプログレフェスにも出演され、世界のプログレファンからも高い評価を得て、2008年にはライブDVDを発表されます。
 ところが2010年、順調に活動を続けてきてそろそろ3rdアルバムの話もでてきたころ、残念ながら9月のライブを最後に丈治さんが脱退。バンドは活動を休止してしまい、さらにDaniさんも脱退されます。
 翌2011年。ギタリストに田中さんが復帰され、ベースは現ARS NOVAのベーシスト<柴田伸子さん>が迎えられ、11月に新メンバーでのお披露目ライブを敢行。めっちゃ感動の素晴らしいライブでした。
 その後も不定期ながらもライブ活動を行い、さらに3rdアルバムの制作にも取り掛かられ、2015年11月に今回紹介させていただく3rdアルバム「風の記憶 ~Memories In The Wind~」を発表されます。創作生け花による岩上から飛び立つ不死鳥のような美しくも力強い、これからのさらなる飛躍を感じさせる素晴らしいジャケット。手に取ってしばし見とれてしまいました。生け花は華道家の<上野雄次さん>の作品だそうで。
 アルバム1曲目は「INDIFFERENT」。スペーシーサウンドがのびやかにながれて。19秒の前奏曲です。
 2曲目は「Regenerate The Sky」。ダイナミックでテクニカルなブレイクリフからスリリングにはじまって、アップテンポのリズミカルなリフにのって、ピュアトーンのヴォーカルがはいって、ファルセットも交えてパワフルに。その後ギターのヘヴィリフからシンセのミステリアスサウンドが響き、パワフルなヴォーカルがはいって、スリリングに。中盤ではオルガンが吼えて、そこからテクニカルなソロを。そしてベースのうねるパワフルなリフからシンセのスペーシーサウンドが響き、ダイナミックなブレイクからギターのテクニカルソロがスリリングに。終盤ではパワフルなヴォーカルがはいって、ダイナミックでテクニカルなブレイクリフがスリリングに。ラストはオルガンサウンドが響くなか、衝撃音が。
 3曲目は3部組曲「真昼の君 ~陽の連鎖」から“part1”。オルガンが吼え、ダイナミックなリフからドラムが叩きまくり、ギターのリズミカルなヘヴィリフからオルガンがのびやかに奏で、ダイナミックなユニゾンブレイクからパンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって、さらにハイトーンで。中盤ではモーグのうねりまくるテクニカルなソロが。そしてギターとのテクニカルなユニゾンリフからパンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって。
 4曲目は“part2”。前曲に引き続き、オルガンとギターがのびやかに奏で、そこからオルガンのエモーショナルなソロが。その後、静かになってピアノのしっとりとした流麗で美しいソロ、続いてギターの流麗でテクニカルなソロが。
 5曲目は“part3”。前曲に引き続き、リズミカルなヴォーカルがはいって、そしてメロウに歌い上げて。ラストはダイナミックなゆったりとながれ、盛大にFin。
 6曲目は「トケナイナゾ」。ゆったりとしたピアノリフからミドルテンポの静かなリズムがはいって、ヴォーカルがゆったりとけだるく艶っぽく歌い、そこからハイトーンで歌い上げて。そしてキーボードがのびやかに奏で、ギターのゆったりとしたアルペジオリフからキーボードのエモーショナルなソロが。中盤ではベースのリズミカルなリフからパワフルなタムドラムがはいって、シンセのスペーシーサウンドがながれ、そこからギターのアヴァンっぽくもテクニカルなソロ、続いてモーグのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルがドラマティックに歌い上げて盛り上がって。終盤では再びけだるく艶っぽいヴォーカルがはいって、そこからハイトーンでドラマティックに歌い上げ、ヘヴィギターとともに盛り上がり、そこからラストは弾きまくりのアグレッシブなギターソロが。
 7曲目は「Empty Route」。まずはノイズが響き、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、シンセがのびやかに爽やかに奏で、ギターのエモーショナルかつ爽やかなソロが。そしてギターのアルペリフとピアノのリズミカルなリフにのってゆったりとメロウなヴォーカルがはいって、そこからハイトーンで歌い上げて。その後ヴォーカルがのびやかに広大に歌い、アップテンポになってリズミカルにとっても楽しく。中盤では静かになって、シンセのエモーショナルなソロ、ピアノの瑞々しく美しいテクニカルソロが。その後パワフルなドラムがはいって、ギターの流麗でテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上げて。終盤ではギターのアルペリフからシンセがのびやかに奏で、ゆったりとしたヴォーカルがはいって、ハイトーンで歌い上げ、アップテンポになってリズミカルに楽しく。さらにキーボードがヴォーカルメロディを一緒に奏で、ドラマティックに盛り上がって。ラストはシンセのテクニカルなソロが。
 8曲目は3部組曲「MEMORIES IN THE WIND」の“part1”。まずはギターのアルペジオのリズミカルなソロが。そしてヴォーカルがはいって、ゆったりとしっとりと歌って。その後オーボエ風の音色でキーボードがのびやかに奏で、ギターがアルペジオでのソロを。そしてヴォーカルがのびやかにハイトーンで歌い上げて。
 9曲目は“part2”。前曲から引き続き、パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、シンセがのびやかに奏で、ミドルテンポでヴォーカルがリズミカルに歌い、ピアノのパワフルなリフと叩きまくりドラムからヴォーカルが力強く歌って。中盤ではベースのパワフルでリズミカルなリフからモーグのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりのテクニカルソロが。その後ギターとキーボードがユニゾンでのびやかに奏で、ギターがメロウに奏でて。そしてピアノのパワフルなリフからリズミカルなヴォーカルがはいって、歌い上げて。
 10曲目は“part3”。前曲から引き続き、ギターのヘヴィリフがのびやかにながれ、ダイナミックリフからミドルテンポのリズムがはいって、ゆったりと爽やかなヴォーカル&コーラスが。そしてモーグがのびやかに壮大に奏で、綺麗なピアノリフと爽やかなヴォーカル&コーラスが。その後、静かになってしっとりとしたヴォーカルがはいって、そして歌い上げ、シンセとギターがのびやかに壮大に奏で、ドラムがパワフルに叩きまくり、ラストはギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 11曲目は「殯の宮 Awaiting Forever」。キーボードがしっとりと奏で、ゆったりと可愛らしい感じのヴォーカルがはいって歌い上げ、パワフルなギターリフとピアノリフからヴォーカルがのびやかに、さらにファルセットも交えて歌い上げて。その後ピアノのしっとりとしたエモーショナルなソロが。中盤ではギターのソフトトーンのJAZZ風のエモーショナルなソロが。途中からヘヴィサウンドになってテクニカルに。その後ブレイクからギターとシンセがのびやかに奏でて。終盤ではヴォーカルがのびやかに力強くドラマティックに歌い、ドラムも叩きまくって盛り上げて、歌い上げて。その後ヴォーカルがファルセットも交えてしっとりとのびやかに歌い、そこからオルガンのエモーショナルなソロが。ラストは一旦止まってから静かなリズムにのってヴォーカルがしっとりと歌って。
 12曲目は「天地に The Harvest」。まずはギターがメロウにのびやかに奏で、キーボードのリズミカルなリフからギターのリズミカルなリフもはいって、そこからキーボードのリズミカルなソロが。そしてブレイクから明るく爽やかでリズミカルなヴォーカルがはいって、のびやかに歌い上げて。中盤ではミドルテンポでギターのエモーショナルなソロが。そしてアップテンポのノリノリモードになってモーグのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポでゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、叩きまくりドラムとともに歌い上げて。その後キーボードのエモーショナルなソロが。ラストはゆったりとしっとりとFin。
 なんと言っても時に可愛く色っぽくしっとりと、時に迫力たっぷりにパワフルに歌い、低音からハイトーン&ファルセットまで幅広い音域で表現力豊かなさゆりさんのヴォーカル、凄いっす。そして美しく繊細かつ超凄テクのキーボード&ギター、タイトでパワフルかつド迫力叩きまくりのカツさんのドラム、そしてそれらを支える柴田さんの力強いベース。それらが一体となって美しいハーモニーと息の合ったアンサンブルで、ドラマティックかつ複雑な構成の楽曲を気持ちよく聴かせてくれる、とっても素敵なアルバムですね。自分は11月のレコ発ライブに行けなかったもので、次のライブこそは!とライブを観に行けるのを楽しみにしています。そうそう、このところ、さゆりさんがFBやtwitter等でCDの自然風景の美しいコラボ画像をUPされていますね。そちらも愉しみです。

西山瞳さん NHORHM

2015-12-17 22:57:29 | ジャズ
 先日、いつものように某CD店のHPをチェックしていたところ、HR/HMの名曲のJAZZアレンジのアルバムが発表されたとのことで、ちょっと気になって詳細を見てみると、知っている曲は4曲くらい。なのでちょっとためらったのですが、ジャケットを見てすぐにポチっちゃいました。(ジャケットの女性は、モデルの藤崎ルキノさんです)
 このアルバムは2015年に発表された女性ピアニスト<西山瞳さん>率いる<NHORHM/New Heritage Of Real Heavy Metal>というユニットの同タイトルの作品です。ライナーノーツによると、西山さんはずっとクラシックピアノを習っていて、高校生の時にYM氏の「The Seventh Sign」を聴いて感動し、HR/HMに目覚め、1年間ピアノ練習を休止してHR/HMにのめり込んだそうで。その後、大学ではJAZZ研に入部されてからはHR/HMから離れたそうで。で、近年に音楽プロデューサーとアニソン他の雑談をしていた時に、アニメタルの話になり、そこから“メタルをJAZZでカヴァー”という話になってこの企画がはじまったそうで。で、HR/HMをチェックして聴きまくり、西山さんがハマった90年代のメタルから70年代の名曲や最近の曲などが選曲されたそうで。(ちなみに西山さんは“人間椅子”のライブも観に行かれたことがあるとのことで、ちょっと嬉しい♪)
 トリオ編成のメンバーは、ピアノ西山さん、
 アルバム1曲目は「In the Dead of Night / UK」。まずはピアノが流麗にしっとりと奏でて。そしてアップテンポのピアノのリズミカルなリフからそのまま綺麗でテクニカルなソロへ。その後メロウなリフ、流麗なリフからゆったりと。
 2曲目は「Walk / Pantera」。アップテンポのシャッフルモードではじまって、ピアノとベースのダークなリズミカルリフがながれて。そしてピアノの綺麗でリズミカルなリフからそのままピアノのエレガントな感じのリズミカルなソロが。その後ピアノリフから叩きまくりのドラムソロへ。終盤ではグルーヴィなベースリフからピアノの綺麗なリズミカルリフがながれて。
 3曲目は「Men on the Silver Mountain / Rainbow」。ピアノのアップテンポのパワフルでリズミカルなリフが。そしてベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのテクニカルなソロ、さらに叩きまくりのドラムソロが。ラストなピアノのパワフルでリズミカルなリフが。
 4曲目は「Skin O’ My Teeth / MEGADETH」。まずはパワフルに叩きまくるドラムソロが。そしてカウントからダイナミックなリフがはいって、アップテンポのリズムにのってパワフルでリズミカルな女性ヴォーカルがはいって。その後ピアノのエレガントな感じのソロが。
 5曲目は「Fear of the Dark / Iron Maiden」。ピアノがしっとりと美しく奏で、アコギが哀愁たっぷりにメロウに奏で、ユニゾンでドラマティックに。その後ピアノのメロウで美しい音色が響き、そこからアコギのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノの美しく力強いソロが。ラストはメロウにドラマティックに、そしてしっとりと。
 6曲目は「Upper Levels / ANGRA」。グルーヴィなベースリフからアップテンポのリズミカルなリフがはいって、ドラムのリム叩きのリズムにのってピアノのエレガントな感じのリズミカルリフがはいって、叩きまくりドラムからパワフルにスリリングに盛り上がって。その後ピアノのリズミカルなリフからドラマティックに盛り上がり、パワフルでスリリングなリフからベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのテクニカルなソロも。終盤では一旦静かになって、グルーヴィなベースリフから再びピアノのテクニカルなソロが。ラストはパワフルなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。
 7曲目は「悪魔の輪舞曲 / BABTMETAL」。フレットレスベースのリズミカルなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、ベースがしっとりと哀愁たっぷりに奏でて。そしてピアノとベースのユニゾンリフからピアノのしっとりとしたソロ、続いてベースのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストは力強くドラマティックに。
 8曲目は「Demon’s Eye / Deep Purple」。ベースのリズミカルなリフからトランペットのフィルがはいって、シュッフルモードでピアノとベースのユニゾンリフがながれ、トランペットが力強くのびやかに奏でて。その後トランペットのテクニカルなソロ、SWINGモードでのピアノソロが。終盤ではピアノとベースのリズミカルなリフにのってトランペットがのびやかに奏でて。この曲はわりと原曲に近いかな。
 9曲目は「The Halfway to Babylon / 西山瞳」。ピアノのエレガントでリズミカルなリフからはじまって、ピアノのスリリングでテクニカルなソロへ。叩きまくりドラムとともに盛り上がって。続いてベースのグルーヴィなリフからそのままスリリングでテクニカルなベースソロが。その後ドラムも叩きまくり、そのままドラムソロへ。ラストはピアノのリズミカルなリフから叩きまくりドラムとともにダイナミックなブレイクをキメて。
 10曲目は「Green-Tined Sixties Mind / Mr.BIG」。ピアノの綺麗で流麗なリフが爽やかにながれ、アップテンポのリズムにのってSaxがのびやかに爽やかに奏でて。そしてピアノのリズミカルなリフからSaxの力強くリズミカルなソロが。
 本編のアルバムはここまでですが、某CD店で購入すると1曲収録されたCD-Rがおまけで付いてくるのですが、それが西山さんが高校生の時に感動された曲です。なんで本編に収録されなかったのかわかりませんが。大人の事情なのかな?
 ピアノのパワフルでリズミカルなリフからはじまって、ダイナミックなリフが。そしてパワフルなリズムにのって、ピアノのリズミカルなソロで盛り上がって。その後ピアノのダークリフからドラムの叩きまくりソロが。
 自分は元曲を知らない曲が多いのですが、完コピではなく、原曲のリフやメロをモチーフとしたJAZZアレンジ曲が多いのかも。自分が何百回何千回と聴いた大好きな「Men on the~」も最初は何の曲かわからなかったし。でもでもこれはこれでJAZZアルバムとしても楽しめ、JAZZに興味のあるRockファンにも楽しんでもらえそうな素敵なアルバムですね。聴きこんでいくと様々な発見もあるでしょう。Youtubeにもこの<NHORHM>のライブ動画がUPされていますので、いつか機会があればライブも観に行きたいっす。

15.12.13 浪漫座

2015-12-14 23:01:37 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.12.13 沼袋Sanctuary
<Sparkling Spirits Special~中嶋一晃 還暦記念LIVE~>
《至極の音楽夜会》
 伝説のプログレバンド<Pageant>。1986年に発表された名盤「螺鈿幻想」1枚のみでバンドを去ってしまった中心人物であるギタリスト<中嶋一晃さん>。2014年に行われたネットでの日本プログレのアルバムの人気投票で、このアルバムが四人囃子に次いで2位!で、その後、中嶋さんは90年代には林克彦さんらと<夜来香>を結成。そして21世紀にはいるとPageantの曲を再現する<浪漫座本館>を、続いてオリジナル曲中心の<浪漫座別館>を率いて活躍されて。その後<浪漫座別館>はヴォーカルひなさんが産休にはいったため活動休止となり、中嶋さんはあらたに男性ハイトーンヴォーカリスト<森川健司さん>を擁するPageantのカヴァーバンド<Go To HongKong>を立ち上げて活躍されて。
 そして2013年、<Marge Litch>等で活躍された女性ヴォーカリスト<月本美香さん>を迎えてPageantの曲を再現する<浪漫座>を復活させて、東京でもこの年の6月にライブを行ってくれて、それはもうとっても素敵なライブでめっちゃ感動して。その後、大阪で、そして2014年11月には横浜で素晴らしいライブを。2015年には9月に大阪で行われた野外イベントに出演され、そして期待していたところ、12月に沼袋でライブをやってくれるとのことで思わずバンザイ!ただ、現在仕事が忙しいものでちょと考えてはいたのですが、今回のライブでは9月の大阪野外ライブの映像&音源が発売されるとの情報が。これはもう仕事を放ってでも行かねば!と当日を楽しみにしていました。
 <浪漫座>、現メンバーはギター中嶋さん、ヴォーカル月本さんの他、ベース<浜田勝徳さん>、ドラムス<村中“ロマン”暁生さん>、フルーティスト<千秋久子さん>、そしてキーボードは<永澤杏奈さん>です。

 さて当日。3バンド対バンのイベントで<浪漫座>の出番は2番目です。場内超満員でアツいっす。スタンバイ中にMOORIさんがお客さん皆にクラッカーを配って演出のお願いを。もちろんこの間に今回発売のDVDとCDをGETです。両方で¥2,000-.って安すぎ。
 18時32分ころ、フロアーが暗くなって、SEから日曜洋画劇場のテーマがゆったりと重厚に響いて。そしてステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にL型キーボードセット&レスリー。杏奈さんは黒のミニワンピに白アミストで可愛いうえに超SEXY!その隣りにはかっこよくキメたハマカツさん。赤の4弦ベースを抱えて。後方高台には3タム1バスセットを操る村中さん、その前には黒ベロアのロングドレスを纏ったフルーティスト千秋さん。なぜかノーメイクで。おそらくこれまで通りの名画シリーズなんでしょうけど、元ネタがわからないっす。ステージ右にはブラウントラ目レスポールを抱えた座長が。座長は赤黒のベストにお決まりの黒帽子をキメて。

 1曲目は「螺鈿幻想」。薄暗いブルーライトのなか、ギターとフルートがゆったりとしっとりとのびやかに奏で、パワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルなリフにのってフルートがのびやかに奏でて。そしてヴォーカルの月本さん登場で大拍手!黒のレース系トップスに黒系のロングスカートで&赤系ロングヘアで妖艶に。しばし見とれてしまいました。その後、一旦止まってガラスの割れるような衝撃音が響き、ギターのメロウなアルペリフからしっとりとのびやかなヴォーカルがはいって、徐々に力強くドラマティックに歌い上げて。この時点でもう身体中ゾクゾクして思わず涙がこぼれてしまって。ちょとヤバかったっす。中盤ではパワフルなドラムからギターリフにのってフルートがのびやかに奏で、ギターがメロウにドラマティックに奏でて。その後一旦止まってからしっとりとしたベースラインからフルートがのびやかに。終盤ではしっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に力強く歌い上げ、ピアノリフが綺麗に響き、ギターとフルートがのびやかに奏でて。ラストはピアノとフルートがしっとりと。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「東京は2回目。去年は横浜アリーナで」って爆笑!「ウソちゃうでしょ」って。確かに横浜アリーナ付属のライブハウスでした。「緊張するね。小心者ですから。身体の部分も全部小さいから」って爆笑!で、ここで物販の宣伝を。現在、杏奈さん・月本さん・ハマカツさんが東京在住で、座長・村中さん・千秋さんが大阪なので「練習代がかかる」って。

 「よろしいな、題名なんて」「おなじみの曲」ってカウントからはじまった2曲目は「人形地獄」。ミドルテンポのヘヴィリフからパワフルにリズミカルにはじまって、オレンジライトのなか、オルガンのリズミカルリフからパワフルなヴォーカルがはいって、ハイトーンで歌い上げて、さらに可愛く歌い、再び力強くダイナミックに。その後シンセのリズミカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてフルートが加わってハモって。ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくってFin。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「昔の曲ばっかりやってます」「「昔は音楽の神様が降りてきて」「今はトウが」って爆笑!「ロックミュージシャンのステージドリンクがトクホって」って大爆笑!で、次の曲のアルバムに入っている赤ちゃんの笑い声は座長のお子さんの赤ちゃんの時の声だそうで、「いまは30歳」って爆笑!「今度はお孫さんですね」って月本さん。MCの間にハマカツさんはベースを置いて黒レスポールの準備を。

 3曲目は「ヴェクサシオン」。カウントからツインギターによる美しいほのぼのしたアルペリフが心地よくながれ、ゆったりとしたヴォーカルがはいって。身振り手振りも交えて歌詞の世界を表現されて。その後、フルートの浮遊感たっぷりのゆったりとしたソロが。そしてヴォーカルがドラマティックに歌い上げ、再びフルートのエモーショナルなソロが。ここでハマカツさんがギターを置いてベースの準備を。中盤ではパワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルリフにのってキーボードの華やかでテクニカルなソロが。そしてベースのパワフルなリフにのってギターとフルートがのびやかに綺麗にハモって、ハマカツさんと千秋さんが笑顔で向き合って。終盤ではフルートがのびやかに奏で、ヴォーカルがゆったりとドラマティックに歌い上げて。そしてシンセのブラスサウンドがゆったりと響き、ギターがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはギターのアルペリフからフルートがゆったりと。
 ここで終わりかと思いきや、すぐにピアノのゆったりとしたダークリフがはいって、フルートがのびやかに幽玄に奏で、グリーンライトのなか、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、シンセがのびやかに奏で、ゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって。その後シンセがのびやかに壮大に奏で、メロトロンサウンドが響くなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストはシンセ・ベース・フルートが力強くのびやかに奏で、ヴォーカルもスキャットをのびやかに。そしてゆったりとFin。

 「ありがとうございました」って座長、大拍手!ここで杏奈さんのキーボードセットにあるデジタルメロトロンを紹介されて。「11月にローンが終わった」って。で、杏奈さんに「なんか弾いて」って。すると杏奈さんがクリムゾンの曲をちょこっと。「いま来てますなぁ」「観に行きたかった」って座長。「みんな、クリムゾン行きました?良かった?」「評判いいもんね。困ったこっちゃ」って。

 4曲目は「木霊」。ギターのリズミカルでミステリアスからはじまって、月本さんが手拍子を促して、パワフルなドラムから力強くリズミカルなヴォーカルがはいって、さらに可愛く歌ってからスネア連打のなか力強く歌い上げて。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。そしてパワフルなベースソロからキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。

 「どうもありがとう」って座長、大拍手!「いつまでもやらしてもらいますわ」「1人でも聴きたいって人がいれば、いやせめて10人ぐらい」「頼むよ、また来ますんで。年1回くらいは」って大拍手この間、杏奈さんはショルキーの準備を。ここで座長が小さなサンプラーを紹介されて。「お高いんでしょう?」って月本さん、爆笑!

 「鐘が鳴ります、キンコンカン」って座長。サンプラーで鐘の音を響かせて、ギターのリズミカルリフがはいって。5曲目は「セルロイドの空」。アップテンポのノリノリモードでシンセがのびやかに奏で、ハマカツさんとショルキーを弾きまくる杏奈さんがステージ中央で並んで。そしてダイナミックなリフからドラムが叩きまくって。思わずのけぞってしまうくらいにもの凄い迫力で圧倒されちゃいました。その後、千秋さんがステージ中央でフルートをのびやかにドラマティックに奏で、ダイナミックなリフからテクニカルなソロを。終盤ではブレイクから座長がのびやかに歌い、ハマカツさんも加わって一緒に歌って。その後一旦止まってからギターがのびやかにメロウに奏で、そして座長・ハマカツさん・月本さんのお3方で力強くのびやかに歌って、ラストはドラマティックにゆったりと。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「Pageantってええ曲多いね」「やってて自分で楽しい音楽
やり続けなアカン」って大拍手!
 ここでメンバー紹介です。まずベース。「無理言えるのは浜田しかおれへん」って、一緒にやりはじめてもう25年になるそうで。「東京でお目にかかる機会もあります。オンベース、浜田勝徳!」って大拍手!続いてドラムス。村中さんが立ち上がって「お世話になってます。大阪ではいろんなバンド世話してます」って。「これからも宜しく!オンドラムス、村中“ロマン”暁生!」って大拍手!続いてフルート。今回の名画シリーズはかの“モナリザ”なんだそうで。「モナリザって言われたらわかるけど」って座長。「“もうそろそろ出番やで。早う化粧しーや”って言うた」って。「オンフルート、千秋久子!」って大拍手!続いてキーボード。ずっと以前に蕨ハニフラでPageantのセッションをやっているとの情報を知って「本人が参加しても宜しいか?」って尋ねて、そこで杏奈さんと知り合ったそうで。「オンキーボード、永澤杏奈!」って大拍手!続いてヴォーカル。「センターにかまえしは・・・」って「Pageantの曲をやるのに一番ネックになるのはヴォーカル」「凄いひとがやってたんで」「そのプレッシャーにめげずやってくれている」「オンヴォーカル、月本美香!」って大拍手!ここで杏奈さんがマイクを持って「僭越ながら・・・オンギター、中嶋一晃!」って座長を紹介して大拍手!「20歳のときに初めてPageantの曲を聴いて、それ以来ずっと・・・」って。そして「今年還暦を迎えられて、私達からもささやかなお祝いを。皆さん準備は宜しいですか」って。月本さんが座長に還暦祝いの花束を贈呈して大拍手!さらに杏奈さんのカウントで「3・2・1!」ってお客さんもメンバーの皆さんも一斉に座長に向けて「パァーン!」ってクラッカーを鳴らして「おねでとうございます!」って大拍手!「ありがとう!」って座長。「これからも頑張ってください。いつもでもお元気で」「またいい曲を書いていただけたら」って大拍手!「なんかあるなとは思ったけど」「泣く場面を作ってくれよ」って座長。「Angieさんが頑張っている限り続けますよ」って大拍手!「ケーキがなかったな」って爆笑!

 「あと2曲」って座長。6曲目は「エピローグ」。カウントからメロトロンサウンドとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ハイトーンで切なくドラマティックに歌い上げて。その後、力強いベースラインからギターとフルートがのびやかに奏で、そこからギターの泣きのエモーショナルなソロが。途中タッピングも交えて。終盤ではヴォーカルが力強く切なく歌い上げ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ギターがのびやかにドラマティックに奏で、ドラムスが叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルもスキャットを入れて盛り上げ、ラストは劇的にFin。

 続いて本編最後となる7曲目は「奈落の舞踏会」。ギターのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって。そしてミドルテンポでグルーヴィなベースリフにのってギターのエモーショナルなソロが。ハマカツさんと月本さんが向き合って踊って。その後、月本さんが杏奈さんの方を向いて、キーボードがのびやかに奏で、フルートがハモって、ダイナミックなブレイクからノリノリモードの明るく楽しい感じで、リズミカルなヴォーカルがはいって。中盤ではマーチングスネアリズムからヴォーカルがのびやかに歌って。そして一旦止まってからストリートオルガン風のリズミカルなリフがワルツリズムでながれ、パワフルなドラムスがはいって、SWINGモードで優雅な感じでキーボードとフルートがリズミカルなリフを。その後ギターのヘヴィリフからドラムが叩きまくり、ダイナミックなリフからギターのエモーショナルなソロが。ハマカツさんはステージ中央でノリノリでパワフルなリフを。終盤ではヴォーカルがハイトーンでのびやかに歌い、フルートものびやかに奏で、ラストはダイナミックなリフから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました」って座長、大拍手!「エピローグのギターソロ、飛んでもうた」「歳とったらわすれるね。今日なにしにきたんやろ」って悔しそう。でも元気よく「どうもありがとうございます!」って。そして「オンキーボード、永澤杏奈!オンベース、浜田勝徳!オンドラムス、村中“ロマン”暁生!オンヴォーカル、月本美香!オンフルート、千秋久子!」って座長。「オンギター、座長、中嶋一晃!」って杏奈さん、おのおのに大拍手が!「また来ますんで宜しく!」って大拍手!ここで座長がこの12月で卒業されるSanctuary店長の杉山さんに御礼を述べられて大拍手!「どうもありがとうございました」って。そしてメンバーの皆さんは片付けようとしますが、大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。「もうだいぶ押してるんやろ?」って座長。でも手拍子と歓声は止まず、一度は降りた村中さんも戻って大拍手!「今回リハしたの、今朝だけなんで、全然仕込みしてないんですよ。アンコールはないの」って。もちろんお客さん「えぇ~~~!」ってブーイング。「同じ曲良かったら」って座長、大拍手大歓声!「それじゃエピローグのギターソロからやろうか」って爆笑!で、打合せをはじめますが「ややこしいこと言わんと最初からやろう」って座長、大拍手!

 オーラス8曲目は再び「エピローグ」。カウントからメロトロンサウンドとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフからヴォーカルがはいるはずが・・・なぜかマイクのスイッチが入らないようで。すかさず千秋さんがフルートのマイクを渡そうとしますが、そこでマイクのスイッチがはいって、そしてハイトーンで切なくドラマティックに歌い上げて。その後、力強いベースラインからギターとフルートがのびやかに奏で、そこからギターの泣きのエモーショナルなソロが。途中タッピングも交えて。終盤ではヴォーカルが力強く切なく歌い上げ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ギターがのびやかにドラマティックに奏で、ドラムスが叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルもスキャットを入れて盛り上げ、ラストは劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!座長、今回も納得がいかないようで「頭のなかでコピー&ペーストしたって」って。そして「またよろしゅうに」って大拍手大歓声!すると大拍手のなか、お店の方がステージ幕を閉じて、これにてライブ終了。時計を見ると19時57分。1時間25分の感動のライブでした。
 今年もPageantの名曲の数々をダイナミックでドラマティックな演奏で聴けてめっちゃ嬉しかった!座長の泣きのギター、ほんといい音でしたね。テクニカルかつパワフルなベースも、タイトでエネルギッシュでド迫力のドラムスも最高!そしてキーボードもとっても可愛くてしかもいい音で。メロトロンの音色もほんと素敵でした。フルートものびやかで綺麗で素敵でしたねぇ。そしてなんといっても月本さんのヴォーカル!時にしっとりと切なく、時に力強くめっちゃドラマティックで、身振り手振りも含め、全身で歌詞の世界を表現されて。体中がゾクゾクきたし、ウルってしまったりとほんと感動しました。MCもめっちゃ面白くておもいっきり笑わせてもらったりとほんと楽しかった!またぜひ東京ライブ、お願いしたいっす!

KEITA meets AKAONI

2015-12-06 08:24:49 | ジャズ
 先日、ピアニスト<鬼武みゆきさん>のアルバムを某通販ネットで検索していたときにこのアルバムを発見しました。発売されていたのを全然知りませんでしたのでビックリ!チェックが甘かったっす。なので即購入。ホルン奏者<東野慶太さん>と、フルート奏者<赤木りえさん>とみゆきさんによるトリオ<KEITA meets AKAONI>の2014年に発表された1stアルバムです。ホルン・フルート・ピアノという異色のトリオ、一体どんなアンサンブルを聴かせてくれるのか、興味津々。金管楽器ではやはり花形は自分的にはトランペットやトロンボーンと思っていましたので、ホルンは失礼ながら意外でした。なので超楽しみです。
 アルバム1曲目は「AZUR PROFECIA」。BELEZAの曲です。ピアノの力強いリズミカルなリフからはじまって、フルートのリズミカルなリフ、ホルンのリズミカルなリフと続き、ピアノフィルからフルートがのびやかに、ホルンものびやかにメロウに甘く奏でて。そしてピアノのリズミカルなリフからフルートとホルンがユニゾンでリズミカルなリフを。中盤ではフルートのリズミカルなリフが爽やかにながれ、ホルンも加わってユニゾンで爽やかに。そしてリズミカルなリフからホルンが力強くのびやかに奏でて。終盤ではフルートとホルンのリズミカルなユニゾンリフからフルートとホルンが力強いリズミカルなリフの掛け合いを。ラストは爽やかなリフをユニゾンで。
 2曲目は「AVE MARIA」。慶太さんの曲です。しっとりとしたピアノリフからはじまって、ホルンがのびやかに哀愁たっぷりに奏で、フルートものびやかにしっとりと奏で、ユニゾンでのびやかにドラマティックに。中盤ではピアノがしっとりと奏でるなか、ホルンのエモーショナルなソロが。それがドラマティックに盛り上がり、続いてフルートもエモーショナルなソロを。終盤ではピアノのしっとりとしたリフからホルンがのびやかに哀愁たっぷりに奏で、フルートが加わってユニゾンでドラマティックに。
 3曲目は「PLEASURE NOTES」。慶太さんの曲です。フルートのリズミカルなリフから爽やかにはじまって、キーボードのリズミカルなリフがはいって、ホルンがのびやかにたおやかに奏で、フルートも力強くのびやかに奏でて。その後キーボードのリズミカルなソロが。終盤ではホルンが優しくたおやかに奏で、フルートが力強くのびやかに奏で、ホルンとフルートがユニゾンでリズミカルなリフを爽やかに。
 4曲目は「ダッタン人の踊り」。ピアノのリズミカルなリフからホルンとフルートがのびやかにたおやかに奏で、一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフからホルンがのびやかにほのぼのと奏で、フルートものびやかにほのぼのと奏でて。中盤ではピアノのリズミカルなリフからホルンのリズミカルなソロ、続いてフルートのリズミカルなソロが。終盤ではピアノリフからホルンがのびやかにしっととメロウに奏で、フルートがのびやかにほのぼのと奏でて。
 5曲目は「永久の愛」。みゆきさんの曲です。ピアノのゆったりとしたほのぼのメロディがながれ、ホルンがのびやかに、優しく包み込むかのように奏でて。
 6曲目は「鳥の歌」。カタロニア民謡です。ピアノのしっとりとしたリフから暗くはじまって、ホルンがのびやかに悲しげに奏で、フルートがしっとりのびやかに奏で、そこからドラマティックに盛り上がって。中盤ではピアノのリズミカルなリフからホルンのリズミカルなソロ、ピアノの躍動感たっぷりのリズミカルなソロ、フルートのテクニカルなソロが。終盤では再びピアノのしっとりとしたリフからホルンがのびやか悲しげに奏で、フルートがのびやかに奏で、そこからドラマティックに盛り上がって。ラストはホルンとフルートがゆったりとしっとりと美しくハモり、フルートがのびやかに、ピアノがしっとりと。
 7曲目は「SPRING FEEL」。みゆきさんの曲です。オールユニゾンのリズミカルなリフから爽やかにはじまって、アップテンポのノリノリモードでピアノとフルートのリズミカルなリフから爽やかにながれ、ホルンがのびやかに奏で、ホルンとフルートがユニゾンでリズミカルなリフを。中盤ではピアノのパワフルなリフからフルートのテクニカルなソロが。その後リズミカルなリフが躍動感たっぷりにながれ、ホルンが力強くのびやかに爽やかに奏で、リズミカルなリフからフルートものびやかに奏でて。終盤ではノリノリモードでリズミカルなリフが爽やかにながれ、ホルンがのびやかに奏でて盛り上がって。ラストはピアノがしっとりと静かに。
 8曲目は「LIGHTHOUSE」。みゆきさんの曲です。ピアノのゆったりとしたリフからフルートがのびやかに奏で、ピアノがゆったりとほのぼのメロディを奏で、ホルンとフルートがユニゾンでのびやかに雄大に奏でて。中盤ではホルンののびやかでエモーショナルなソロが。その後ピアノとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ホルンとフルートがユニゾンでのびやかに雄大に奏でて。終盤ではゆったりとしっとりと。
 9曲目は「HEARTFUL MEMORY」。慶太さんの曲です。ピアノがゆったりとしっとりと奏で、ホルンがのびやかに哀愁メロディを奏でて。
 10曲目は「里山」。みゆきさんの曲です。ピアノのダークな音色が美しく奥深く響いて。そしてピアノの心温まるほのぼのリフがゆったりとながれ、ホルンが力強くのびやかにたおやかに奏で、フルートが力強くのびやかにメロウに奏で、ホルンとフルートがユニゾンでユニゾンでのびやかに奏でて。中盤ではピアノのエモーショナルなソロ、ホルンの力強くエモーショナルなソロ、続いてフルートのテクニカルなソロが。終盤ではピアノがしっとりと奏で、フルートが力強くのびやかに奏で、ホルンも力強くのびやかに奏で、ユニゾンでのびやかにほのぼのと奏でて。ラストはピアノのしっとりとしたリフからホルンが力強くのびやかに。
 11曲目は「SPAIN」。チック・コリア氏の曲です。ホルンがのびやかに奏で、ピアノがしっとりと奏で、フルートが力強くのびやかに奏で、ホルンがハモって、そしてユニゾンでしっとりと。その後スリリングなユニゾンのテクニカルなリフと、ダンサブルなリズミカルリフが交互に。中盤ではフルートのテクニカルなソロ、ユニゾンテクニカルリフ、ホルンのエモーショナルなソロ、ピアノのテクニカルなソロと盛り上がって。終盤では一旦静かになってからフルートのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ホルンが力強くのびやかに奏で、ラストはテクニカルなユニゾンリフをスリリングにキメて。
 12曲目は「BLUE OCEAN」。慶太さんの曲です。ピアノが静かにしっとりと奏で、そこからたおやかに奏で、ホルンがのびやかに、フルートものびやかにたおやかに奏で、ホルンとフルートがユニゾンでのびやかに。中盤ではホルンのリズミカルで爽やかなソロが。その後ピアノがしっとりと奏で、ホルンとフルートがユニゾンでのびやかに奏で、ホルンのエモーショナルなソロが。ラストはフルートがのびやかに奏で、フェードアウト。静かな海を眺めているかのようなムーディな感じですね。
 ホルン・ピアノ・フルートそれぞれが繊細で美しく、力強くテクニカルに奏で、綺麗なハーモニーを響かせたり、吹きまくり弾きまくりのソロバトルもあったりと、おのおのの魅力をたっぷり楽しめる素敵なアルバムですね。自分的にはホルンのその潜在能力の高さを再確認できたような気がします。