ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

12.12.26 ERA special session

2012-12-29 16:12:23 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.26 代官山 晴れた空に豆まいて
<ERA Special Session>
 凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>と、凄腕ヴァイオリニスト<壷井彰久さん>のアコースティックDUOのユニット<ERA>。今年2012年は5月に2ndアルバムの再録音盤を発表され、活発にライブ活動をされました。そして暮れに豪華ゲストを迎えて<ERA special session>のライブを行うと発表されて。自分は以前にも同じハコ・同じメンバーでのライブを観に行ったんですけど、それがまた素晴らしい演奏&超面白すぎMCの最高に楽しめたライブだったんですね。なので今回もすっごい期待できそうなので予約して当日を楽しみにしていました。
 <ERA special session>、メンバーはギター鬼怒さん・ヴァイオリン壷井さんに、豪華ゲスト陣は、キーボード<難波弘之さん>、ベース<佐藤研二さん>、そしてパーカッション<岡部洋一さん>です。

 さて当日。平日なので仕事を終えてから代官山へ。すでに大入り状態ですがなんとか空席を見つけて一安心。のんびりと開演を待ちます。ステージ前にはスクリーンが下げられていて、現在ピアノの調律中のようで。

 19時37分、スクリーンが上がってステージの全貌が明らかに。向かって左にミニシンセとグランドピアノが。中央後方にはオールドマーシャルとSGベース、その隣にパーカッションセット。フロント右にはガットギターとフォークギターが。フロント中央がヴァイオリンのようです。
 そしてまずは壷井さんと鬼怒さんが登場して大拍手で迎えられます。壷井さんはアコースティックヴァイオリンを、鬼怒さんは水色のハンバッカーストラトを抱えて。鬼怒さんはストラトを置いてフォークギターを抱えて。
 はじまった1曲目。ギターのアップテンポのアルペジオリフからヴァイオリンがはいってリズミカルに力強く爽やかなリフを奏でて、ハモったりユニゾンしたり。そしてギターが躍動感たっぷりにパワフルなカッティングリフを弾き、ヴァイオリンが力強く伸びやかに奏でて。中盤まずはヴァイオリンソロ。序盤はしっとりと、それがだんだん力強くなってアグレッシブに弾きまくって。その後、リズミカルなユニゾンリフからギターソロへ。力強くエネルギッシュなカッティング、かっくいいっす。ラストはリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって。

 「ありがとうございます。ERAです」って壷井さんが挨拶し、「ギター、鬼怒無月!」「ヴァイオリン、壷井彰久!」ってお互いに紹介して大拍手!「年末スペシャル、4回目となりました。どうですか?」って大拍手!「4回目って縁起悪い」って鬼怒さん。「縁起悪いのを吹き飛ばすような演奏を」って。「めでたい感じに」って壷井さん。「でも駐車場とか病室でも以前は“4”って数字を飛ばしてたよね」って鬼怒さん。「5回目にしましょう」って爆笑!「じゃあ4拍子も不吉なんですか?」って壷井さん。「4拍子はやらない。今日は禁止」って爆笑!「13もダメ。9は縁起がいい。末広がりだから」って鬼怒さん。壷井さんもお客さんも「え???」。鬼怒さん冴えてます。

 鬼怒さんはガットギターに持ち替えて2曲目。ヴァイオリンが弦をこすってお琴風サウンドのリフを奏で、ギターのしっとりとしたソロが。その後ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ギターがしっとりと。そしてギターがミドルテンポでリズミカルなリフを弾き、ヴァイオリンが郷愁ただようメロディをしっとりと奏で、ギターがパワフルにリフを弾き、ヴァイオリンが力強く奏でて。中盤ではギターのテクニカルなソロが。徐々に盛り上がっていって、ヴァイオリンの伸びやかでドラマティックなソロへ。ラストは一旦静かになるも再び盛り上がって、そしてしっとりと。

 「ここで素晴らしいゲストをお呼びします」って鬼怒さん、大拍手!「どなたからがいいか・・・計画通りに」って爆笑!「ピアノ&シンセサイザー、難波弘之さん!」って鬼怒さんが紹介して難波さん登場で大拍手!鬼怒さんは道を空けるためにステージを降りてそこで難波さんと握手を。爆笑です。続いては「ベース、佐藤研二さん!パーカッション、岡部洋一さん!」ってお二人が舞台後ろから登場して大拍手!サトケンさんは朱色の派手なシャツで「緋鯉みたいですね。なんかチラチラと視界にはいる」って壷井さん、爆笑!「今度一緒に服買いにいきたい。どこで買ってるか興味ある」って爆笑!

 「宜しいでしょうか。ERAspecial、素晴らしいメンバーでお送りします」って鬼怒さん。
 3曲目は「St. Vitus Dance」。ヴァイオリンのフィドル調のリズミカルなリフからパワフルなドラムがはいってダイナミックなバンドリフに。そしてヴァイオリンが躍動感あふれるリズムにのって伸びやかに力強く爽快感たっぷりに駆け抜けて。その後ダイナミックなリフとギターのテクニカルなフィルが交互に展開し、一旦止まってからギターのしっとりとしたリフをバックにピアノのしっとりとしたソロ、ヴァイオリンの伸びやかなソロと続いて、さらにドラムのミドルテンポのリズムにのってギターソロ→ピアノソロ→ヴァイオリンソロとソロ廻しが。それが徐々にテクニカルにアグレッシブに展開して盛り上がって。終盤では再びテーマリフに戻ってパワフルなリズムにのってヴァイオリンが伸びやかに奏で、ダイナミックに盛り上がってパーカッションも叩きまくって。

 「どうもありがとうございました」って鬼怒さん。「これで終わってもいいくらい」って爆笑!で、「ちょっとつないで」って鬼怒さん、壷井さんにMCを振ってチューニングを。壷井さんは曲の説明を。

 4曲目は「アンクルエナー」っておっしゃったかな?アルバム未収録の新曲のようで。「4曲目の4拍子の曲、不吉な」って。ヴァイオリンがインド風な妖しいフレーズを奏で、ギターがウード風のシブい音色を響かせ、そしてギターがアップテンポのリズミカルなカントリー風のリフを弾き、パワフルなリズムもはいって明るく楽しく盛り上がって。その後一旦とまってギターのリズミカルなアルペリフにのって綺麗な音色のピアノソロが。ところが難波さんが立ってピアノの中を覗きこんで。ちょっと音が変な感じ。中盤ではパワフルなリズムにのってベースソロとパーカッションソロへ。そしてヴァイオリンのテクニカルなソロから盛り上がって。ラストはピアノのリズミカルなリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、ダイナミックなバンドリフで盛り上がって、息を合わせてFin。

 「ピアノ線が切れた」って難波さん。「どなたかピアノ線持ってませんか?」って壷井さん、爆笑!「4曲目4拍子、やっぱり不吉だ」って。「ちょっと調整したけど“レ”の音が小さい」って難波さん。「じゃあ“レ”の音は皆さんの心の中で叫んで」って鬼怒さん爆笑!ここで鬼怒さんはストラトに持ち替えて。

 次の曲は“デデロックウッド”という、ホールズワース氏・ジャックブルース氏・ビリーコブハム氏らのセッションユニットの曲で、鬼怒さんは74年くらいのモントルーJAZZフェスの音源を聴いてやってみたいと思ったそうで。しかしライブ音源では聴き取りにくい部分があったため、本日来場されているあるお客様からスタジオ音源が収録されているCDを借りて参考にされたそうで。そのお客様がそのCDを鬼怒さんに渡して。「小さいですね」って鬼怒さん。壷井さんもお客さんも「え???」。「鬼怒さんちのCDはもっと大きいんですか?」って壷井さん、爆笑!

 5曲目は「クレイジーエイト」っておっしゃったかな?カウントからいきなりギターとヴァイオリンのアップテンポの超テク高速ユニゾンリフでスリリングにはじまって。そしてミドルテンポになってベースソロからギターソロへ。エモーショナルにはじまって、パワフルな叩きまくりパーカッションとともにギターもエネルギッシュに弾きまくって盛り上がって。ソロが終わると大拍手です。その後再び超テク高速ユニゾンリフからピアノソロへ。エモーショナルにはじまってアグレッシブに弾きまくって。ソロが終わると大拍手です。中盤ではミドルテンポになってヴァイオリンソロへ。伸びやかにミステリアスな感じではじまって、それが叩きまくりパーカッションとともにアグレッシブに弾きまくって。ラストは超テク高速ユニゾンをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ヴァイオリン、壷井彰久!ピアノ、難波弘之!ベース、佐藤研二!パーカッション、岡部洋一!ギター、鬼怒無月でした!」っておのおのに大拍手が。「しばらく休憩します」って鬼怒さん。ここで物販の宣伝も。メンバーの皆さんは大拍手のなか、楽屋へ。時計を見ると20時40分。1時間ちょいの第1部でした。

 20時57分ころ、客席が暗くなって鬼怒さんと壷井さんがステージに登場して大拍手!「お待たせいたしました。第2部をはじめたいと思います」って壷井さん。
 6曲目は「foghorn」。この曲、先日山下達郎氏が故・レイブラッドベリ氏追悼のラジオ番組でかけたそうで「そのときCDが2枚売れた」って壷井さん、爆笑!ちなみに親交のある難波さんが山下さんにはたらきかけたとかそういうことは全くなかったそうで。「もうすぐ○しちゃいそうな人を主題にして曲をつくったら」って爆笑!この曲は5拍子だそうで「縁起がいい。末広がり」って鬼怒さん、爆笑!
 まずは薄暗いなか、ギターのしっとりとしたソロが。その後ギターのゆったりとしたアルペジオリフがながれ、ヴァイオリンが哀愁たっぷりにメロウに奏でて。そしてヴァイオリンのフィンガーピッキングでリフを弾き、ギターが静かにしっとりとしたソロを。その後ヴァイオリンがしっとりとしたフレーズを奏でて。

 「ありがとうございます」って壷井さん。「1stアルバム、作りなおしましょうか」って爆笑!ここで「ピアノ、難波弘之さんをお迎えして。難波弘之さん!」って大拍手のなか難波さん登場です。「演奏中にピアノ線が切れたのは初めて」って難波さん。「山下洋輔になったみたい」って爆笑!ここで難波さんと鬼怒さんがしばしプログレ談義を。若いプログレミュージシャンが多くなってきたとか、若手バンドがEW&Fの曲を変拍子で演奏してたとか。ちょうど難波さんと鬼怒さんの間に位置する壷井さんはなんか居づらそうな感じで苦笑。

 7曲目は「First Greeting」。ヴァイオリンのしっとりとしたメヌエット風のフレーズからはじまって、ギターがワルツリズムでしっとりとリフを。そこにピアノが加わって美しく優雅にロマンティックに。そしてピアノとギターがゆったりとリフを奏で、ヴァイオリンが加わって美しくハモって。中盤まずはヴァイオリンのエモーショナルなソロ、続いてピアノのしっとりと美しいソロ、シンセの伸びやかでほのぼのした感じの音色のソロが。そしてヴァイオリンが美しい音色を響かせ、再びピアノソロへ。「ピアノ、難波弘之!」って鬼怒さん、大拍手!

 「もうお2方お呼びします。ベース、佐藤研二!パーカッション、岡部洋一!」って大拍手のなかお2方登場です。ここでサトケンさんがマイクを。「どうも皆さんこんばんは、ベースの佐藤研二です」って大拍手!まずは物販のCDの宣伝を。そして今日の衣装を「金魚って言われた」って爆笑!鬼怒さんはストラトの準備を。

 8曲目は「Ee-Wah-Kee」。ヴァイオリンのフィンガーピッキングのリズミカルなリフからはじまって、ギターがくわわって、ベースがしっとりとリフを。そして衝撃的にダイナミックなリフがはいってパワフルなドラムにのってギターがヘヴィリフを。その後ミドルテンポになってブルージーなリフからヴァイオリンとギターがテクニカルなユニゾンリフを。中盤ではブレイクリフからエモーショナルなベースソロへ。続いてギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのワウを効かせたソロが。パーカッションも叩きまくって盛り上げてダイナミックなリフへ。終盤では静かになってギターのアルペリフをバックにピアノのしっとりとした美しいソロが。時折チャイムの音色が印象的に響いて。ラストはダイナミックなリフで盛り上がってテクニカルなユニゾンリフやハモりからブレイクをキメて弾きまくり叩きまくりでFin。

 「ありがとうございます。楽しいですね」って壷井さん。鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。ここで再び1stアルバム録り直しの話になって「モノには買い替えの時期というのがある」って爆笑!サトケンさんはジャックブルース氏のファンで、CREAMの60年代の映像をビデオ→レーザーディスク→DVDと買い換えてきて、今度ブルーレイに買い換えるとか。すると鬼怒さん「佐藤さん、吹き替えやったらいいじゃないですか」って。サトケンさんもお客さんも「え???」。「吹き替えなくても字幕でいいじゃないですか」ってサトケンさん。「エリッククラプトンのインタビューのシーンとかやったらって鬼怒さん。」って鬼怒さん。「いやオレ、ギタリストじゃないし」ってサトケンさん、爆笑!

 9曲目は「Three Colors Of The Sky」。まずはガットギターの爽やかな感じのソロが。そこにピアノが加わって瑞々しい感じになって、チャイムの音色が綺麗に響いて。そしてギターのリズミカルなアルペリフがはいってミドルテンポのダイナミックなリフへ。その後ヴァイオリンが伸びやかに美しく奏で、シンセのほのぼのした感じの音色がながれ、ピッコロ風サウンドのシンセのテクニカルなソロ、続いてピアノのパワフルなソロが。終盤ではヴァイオリンの力強く伸びやかなソロが。パーカッションも加わってドラマティックに盛り上がってダイナミックなリフへ。ラストはゆったりとFin。

 「ありがとうございます。次の曲で最後です。えー!」って壷井さん、爆笑!「また来年もできると嬉しいですけど。そうではないですか?」って壷井さん、大拍手!鬼怒さんはストラトに持ち替えて。「皆さんのおかげでいい年に」「来年もお餅が食べられるように」って鬼怒さん、爆笑!「夢は小さく」って。ここでERAや個人のライブ告知が。「来年は新譜を作りたい」って壷井さん。「曲がないじゃん。アンクルエナーだけじゃん」って鬼怒さん。「じゃあアンクルエナー組曲を」って壷井さん、爆笑!「じゃああれを10倍速で」って鬼怒さん。「10倍速って早くしたら早く終わっちゃうじゃないですか」って壷井さん、爆笑!「じゃあ即興部分になんか適当なタイトルつけて」って鬼怒さん。「夢がなくなっちゃうじゃないですか」って壷井さん。

 「来年も宜しくお願いします。今日はどうもありがとうございました」って大拍手!
 本編最後となる10曲目は「金環食」。ヴァイオリンとギターが追っかけのスリリングなリフを。そしてユニゾンからダイナミックなバンドリフがスリリングに。その後ピアノのリズミカルなリフ、ヴァイオリンのパワフルなリフ、ギターのカッティングリフがバンドリフと共にスリリングに展開して。中盤ではアップテンポのノリノリのラテン風リズムになってヴァイオリンのアグレッシブなソロが。続いてはギターとピアノ&シンセによる白熱のソロバトルがエネルギッシュに展開して、ユニゾンでのテクニカルなトリルも。終盤ではド迫力のダイナミックリフがスリリングに。そしてブレイクリフからヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフで、ラストはパワフルにFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ヴァイオリン、壷井彰久!」「ギター、鬼怒無月!」っておのおのに大拍手が。そして「本日のゲスト、パーカッション、岡部洋一!ベース、佐藤研二!ピアノ、難波弘之!」っておのおのに大拍手が。「ERAspecialでした。ありがとうございました」って壷井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手がアンコールを求める手拍子になって。
 すると程なくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。「アンコール、ありがとうございます」って壷井さん。鬼怒さんはフォークギターの準備を。

 「この曲を」って壷井さん。はじまった11曲目は以前のERAspecialでも演奏されたEL&Pの「Hoedown」。まずはシンセがうなりをあげて響き渡って。そしてシンセ・ヴァイオリン・ギターによるアップテンポのテクニカルな高速ユニゾンリフからノリノリで楽しくはじまって。ヴァイオリン・ギター・シンセがテクニカルなリフを。中盤ではパワフルなベースソロ、そして超テクユニゾンリフを挟んでシンセのアグレッシブなソロが。ラストは再びテクニカルな高速ユニゾンリフからブレイクをキメて盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます。キーボード、難波弘之!ベース、佐藤研二!パーカッション、岡部洋一!ギター、鬼怒無月!」って壷井さんが紹介し、「ヴァイオリン、壷井彰久!」って鬼怒さんが紹介して、おのおのに大拍手が。「ありがとうございました」って壷井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手が再びアンコールを求める手拍子になって。

 すると鬼怒さんと壷井さんが登場して大拍手で迎えられます。「アンコールありがとうございます」って壷井さん。再アンコールを「全く考えてなかった」って、お2人とも譜面集をめくりながら「何がいいかなぁ」って。「静かな曲とうるさい曲とどっちがいい?」って。するとお客さんは静かな曲に拍手を。そして鬼怒さんはフォークギターの準備を。

 「ありがとうございます」「ラーメンが美味しい」って。オーラス12曲目は「New Era Has Come」。ギターのリズミカルで爽やかなリフからはじまってヴァイオリンが静かに伸びやかにしっとりと奏でて、テクニカルなユニゾンリフをキメて。その後静かになってヴァイオリンソロへ。ディレイを効かせて幻想的に奏で、ギターのカッティングリフがはいってパワフル盛り上がっていって。続いてはユニゾンリフからギターソロへ。しっとりとはじまって、パワフルなカッティングで盛り上がって。終盤ではギターのアルペジオリフをバックにヴァイオリンがしっとりと伸びやかに奏で、そしてパワフルなリフと共に盛り上がっていって。ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメたあと、静かになってしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ヴァイオリン、壷井彰久!」「ギター、鬼怒無月!」ってお互いに紹介して大拍手!「ありがとうございました」ってお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると22時20分。このあとプレゼントの譜面を配ってくれるそうですが、自分はもう終電がヤバいので即駅へダッシュです。
 繊細に美しくはじまってド迫力の凄すぎ超テククカルでエネルギッシュなアツい展開に。めっちゃ見応え聴き応えありました。そのうえMCも超面白くて、おもいっきり楽しませていただきました。MCは面白すぎて半分くらいしかメモできなかったっす。それにしてもピアノ線が切れるとはねぇ。4曲目4拍子は不吉なのでしょうか?

12.12.15 KBB

2012-12-26 06:52:10 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2012>
 2011年秋に<SPECIAL PROVIDENCE>というバンドが来日して<KBB>と対バンするイベントがあったんですよね。私はKBBが観たくて速攻予約しましたが、どういうわけか来日中止になって、KBBのワンマンライブになったんですよね。私にとってはめっちゃ嬉しかったっす。で、今年2012年秋に再び<SPECIAL PROVIDENCE>が来日してKBBと対バンとのことで、KBB観たさに同じく速攻で予約して楽しみにしていました。9月のライブのときにも「ほんとに来るのかな?」って壷井さんおっしゃってましたが、当日近くになっても中止というお知らせはないので、今回はちゃんと来日するようで。なので今年はKBBワンマンにはならないようです。

 さて当日。<SPECIAL PROVIDENCE>凄いライブでした。日本代表KBB、負けちゃいられません。ステージはKBBのメンバーの皆さんも<SPECIAL PROVIDENCE>の楽器の片付けを手伝って大急ぎで人が入り乱れてのセットチェンジです。ドラムとキーボードの時間がかかるのは仕方ないっすね。

 20時10分頃、準備が済んだメンバーの皆さんは一旦楽屋へ。すると高橋さんとDaniさんがステージに。お客さんは拍手しますが最終のサウンドチェックのようで「まだ早い」って高橋さん、爆笑!チェックが済んで再び楽屋に戻って。そして20時12分頃、客席が暗くなってあたらめてメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。

 そして菅野さんのカウントからはじまった1曲目は「Discontinuous Spiral」。ダイナミックなゆったりとしたリフからはじまって、アップテンポのダンサブルなリズムにのってヴァイオリンが伸びやかにリズミカルに奏で、そこからしっとりとしたピアノソロへ。そしてヴァイオリンの躍動感のあるリフからライトが点滅するなか盛り上がって、ヴァイオリンとモーグが伸びやかなメロディをハモって、そのままエモーショナルかつテクニカルなモーグソロへ。ドラムも叩きまくってます。中盤では一旦止まってベースとピアノがしっとりとしたフレーズを奏で、ピアノの綺麗なソロが。そしてヴァイオリンが伸びやかに奏で、ドラムがマレットでパワフルにタムを叩いて。その後一旦静かになるも、ヴァイオリンの躍動感たっぷりのリフからヴァイオリンとベースのユニゾンリフ、そしてスネアロールからダイナミックなリフで盛り上がって。終盤ではダイナミックなリフからダンサブルなリズムで元の爽やかなフレーズがながれて盛り上がって、ラストはユニゾンのリフからダイナミックなリフでFin。

 「Hallo!We are KBB from Japan!こんにちは、KBBです。日本から来ました」「本日は2ヶ国語同時通訳でお送りします」って壷井さん、爆笑!「メンバーを紹介します。On Keyboards,
Toshimitu Takahashi!on bass Dani!on drums Shiro Sugano!」って大拍手!そして高橋さんが「on Violin Akihisa Tuboi!」って大拍手!「SPECIAL PROVIDENCE、かっこよかったですね。我々もなるべく負けないように」って壷井さん。「しゃべりでは負けてない」って爆笑!「今日は時間もないのでサクサク行きましょう。しゃべりながら」って爆笑!

 次の曲は新曲ですが「レコーディングは終わってますが、アルバムがいつ発売かという話はしないよう。禁句です。引きこもります」って爆笑!
 2曲目は前回披露された新曲で「バーティカル・ディバイデッド・アローン・メン」っておっしゃったかな?ヴァイオリンのディレイサウンドが幻想的にゆったりとながれ、オルガンのリズミカルなリフがはいって、ミドルテンポのダイナミックでダークでヘヴィなリフが。ヴァイオリンとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからパワフルなリズムをバックにダークなフレーズがゆったりとながれて。グルーヴィなヘヴィロック調でめっちゃかっくいいっす。そしてユニゾンのブレイクリフがスリリングに展開し、ヴァイオリンが伸びやかに奏で、ベースのダークリフからパワフルなオルガンソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロ、それが繰り返され、ヴァイオリンとオルガンの白熱の掛け合いソロバトルが展開されます。ドラムも反応して叩きまくって。その後元のヘヴィでダークなリフに戻ってテクニカルなユニゾンリフをキメて叩きまくりのドラムソロへ。ラストはダイナミックなユニゾンリフをキメてFin。

 アルバムのレコーディングは終わっているそうですが「いまほんと忙しいんです」って壷井さん。「いつか発売される。来年には出ますよね」って。
次の曲は「いまのボクの全部の曲のなかで一番好き」「地味に大好き」って壷井さん。「皆さん、いったい何だと思いますか?」って「Johnny B Good」って爆笑!「お前の曲じゃないやろ」って高橋さん、ツッコミを。
3曲目は「WEIGH ANCHOR!」。ヴァイオリンとベースがしっとりとほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏で、そこにピアノがはいって、ハイハットのリズムが静かにはいっておだやかで爽やかな感じに。そして4/4リズムやアップテンポ変拍子でヴァイオリンとピアノがユニゾンで奏で、伸びやかに広大に。その後、ベースの躍動感溢れるリズムにのって盛り上がって。
 「ありがとうございます。いい曲だなぁ」って壷井さん、爆笑&大拍手!

「実はハンガリー語、得意なんです」って壷井さん。「今日午前中に留学してました」って爆笑!「皆さんにお教えしたい」ってここで壷井さんのハンガリー語レッスンがはじまります。壷井さんはカンペを見ながら挨拶や御礼や、はては「警察を呼びます」なんて言葉も。壷井さんが読んだあと、後ろで観ている<SPECIAL PROVIDENCE>のメンバーの方が正しい発音でレッスンを。

 4曲目は。ベースとヴァイオリンがしっとりと奏で、キーボードも加わって。そこにシンバルのリズムがはいって、パワフルなベースリフにのってキーボードがリズミカルなリフ、ヴァイオリンがパワフルなリフを弾き、レッドライトのなかダイナミックに盛り上がって、さらにテクニカルなユニゾンも。その後、ベースのリズミカルなリフにのってテクニカルなキーボードソロが。中盤ではダイナミックなリフから静かになってヴァイオリンソロへ。エモーショナルにはじまって、テクニカルにアグレッシブに。ドラムはマレットでフロアタムを力強く叩いて盛り上げて。終盤ではベースのテクニカルなリフからダイナミックなユニゾンが。ラストはドラムも叩きまくって、ユニゾンリフをキメて。

 「Thank you very much!」って壷井さん。「2カ国語でやるんだった」「2カ国語だとMCも2倍」って。「ボクが日本語でやるから、高橋さんはハンガリー語で」って壷井さん。「オレ留学してないから難しいな」って高橋さん。

 次の曲は「ボクの中で一番好き」って壷井さん。「どこかで聞いたような」って高橋さん、爆笑!
5曲目は「Age of pain」。ピアノのしっとりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンがフィンガーピックでお琴のような音色を発して、瑞々しく美しいフレーズをゆったりとたおやかに響かせて。そしてミドルテンポのリズムがはいってベースが味わい深いラインを奏で、ドラマティックに盛り上がっていって。中盤ではベースのハーモニクス音とハイポジションのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフから盛り上がったあと、しっとりとしたピアノソロへ。それが徐々に盛り上がってテクニカルに。終盤ではヴァイオリンが美しく伸びやかなフレーズを雄大に奏でてドラムが叩きまくって。ラストはヴァイオリンとピアノがゆったりとほのぼのした感じのフレーズをしっとりと。

 続いて6曲目は「Inner Flames」。まずはパワフルな叩きまくりドラムソロが。そしてミドルテンポでヘヴィなバンドリフがダイナミックにはいって、グルーヴィなリズムにのってオルガンのパワフルなリフが。その後一旦止まってヴァイオリンの伸びやかな音色がゆったりとながれ、キーボードのクリスタルサウンドのエモーショナルなソロが。そしてアップテンポになってパワフルでダイナミックなリフからオルガンが吠えて、ヴァイオリンとオルガンがリズミカルなリフを。その後ヴァイオリンとベースがゆったりと伸びやかなフレーズを雄大に奏でて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのワウを効かせたエモーショナルかつテクニカルなソロと続き、ミドルテンポでヴァイオリンの伸びやかで雄大なフレーズがながれて。終盤ではミドルテンポのヘヴィなリフからモーグとヴァイオリンのユニゾンやハモり、そしてアグレッシブなヴァイオリンソロ、弾きまくりキーボードソロと続き、ヴァイオリンとキーボードの掛け合いのソロバトルが展開され、向き合って反応しながら早弾きやロングトーンを、さらにヴァイオリンが指板を上から下から押さえ、キーボードも逆手で弾いたり。ラストはパワフルでダイナミックなリフから♪ジャーン!で弾きまくり叩きまくりでFin。

 「ありがとうございます」って壷井さん。次回のKBBのライブは2月で、来日するドイツの超テクプログレバンドのサポートで出演されるそうで。ちなみに前日のサポートは<是巨人>だそうですが、壷井さんは今回はそちらには出演されないそうで。Daniさんは<taika>の次回ライブの告知と、先日発売されたアルバムの宣伝を。「アルバム出せていいなぁ」って壷井さん、爆笑!菅野さんは明日の<Negasphere>の告知を。「曲が難しくて覚えらんない」って菅野さん。「それじゃまるでKBBの曲が簡単みたいじゃないですか」って壷井さん、爆笑!「昨日はDaniくんがtaikaで出て、今日はKBBでDaniくんが出て、菅野さんが出て、明日は菅野さんが出て、3日続けてKBB人脈」「非常に少人数で回している日本プログレ界」って壷井さん、爆笑!「ボクたちを大事にしてください」って大拍手!「今年はアルバムを出すという公約が守れずに終えてしまいますが、まあ政党もマニフェストを守れない」って爆笑!「高い目標に向かって生きていかなきゃいけない」って。

 「今日はどうもありがとうございました」って壷井さん、大拍手!本編最後となる7曲目は「Larks in the air」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから明るく楽しく始まって、パワフルなドラムがはいって、明るいステージのなか、ダイナミックなバンドリフからミドルテンポでほのぼのとしたメロディがながれて。ヴァイオリンが綺麗で伸びやかなフレーズを奏で、ピアノが加わって綺麗ハモって奏でられて。その後ピアノのしっとりとしたソロが綺麗にながれ、ヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディを奏でてピアノがハモってゆったりと雄大に。中盤ではパワフルなドラムをバックにベースのヘヴィサウンドのテクニカルなソロ、続いてヴァイオリンの力強くエモーショナルなソロで盛り上がって。ラストはヴァイオリンのリズミカルなリフからアップテンポのダンサブルな楽しい感じになって盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました、KBBでした」って壷井さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をして客席を通って楽屋へ。もちろんフロアーはアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。
すると程なくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。「ありがとうございます」って壷井さん、大拍手!「今日は12月、年の瀬」「寒いなか、ご来場ありがとうございます」って。「クスヌムセーベル!またハンガリーでお逢いできると嬉しいな」って爆笑!

 「最後の曲は久しぶり」「完奏できるかどうか」って。ここで壷井さんは物販の宣伝を。でも「今日はKBBよりも<SPECIAL PROVIDENCE>のCDやTシャツを買っていって」「彼らのツアーの費用それで賄われる」「日本とハンガリーの友好のためにも」って爆笑!
オーラス8曲目は「Order From Chaos」。リズミカルなオルガンリフからヴァイオリンがゆったりと奏で、そしてオレンジライトのなか、ヴァイオリンのテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフがはいって盛り上がって、ヴァイオリンが伸びやかなフレーズを奏で、ドラムが叩きまくって、パワフルなオルガンリフとともにゆったりと雄大にドラマティックに。中盤ではピアノのダークでパワフルなリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、ダンサブルなリズムがはいってヴァイオリンがゆったりと雄大に奏で、ピアノのエレガントなリフが入って盛り上がって、そしてレッドライトのなか、テクニカルなモーグソロが。終盤ではピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンのテクニカルなソロがドラマティックに展開して、そしてオレンジライトのなか、ゆったりと雄大にダイナミックに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って壷井さん。「ベース、Dani!」「キーボード、高橋利光!」「ドラムス、菅野詩朗!」って壷井さんが紹介して、おのおのに大きな拍手が。そして高橋さんが「ヴァイオリン、壷井彰久!」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をして客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると21時44分。約90分のとっても楽しめたライブでした。
 パワフルでテクニカルでしかも繊細で美しくドラマティックで素敵なライブでした。そのうえMCがめっちゃ面白くて大笑いさせていただきました。菅野さんのドラムも一段とパワフルでテクニカルで、そのうえ緩急自在でかっこよかったっす。来年のKBBの活躍も楽しみです。ニューアルバム発売されるといいな。

12.12.15 SPECIAL PROVIDENCE

2012-12-23 18:28:34 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2012>
 2011年秋に<SPECIAL PROVIDENCE>というバンドが来日して<KBB>と対バンするイベントがあったんですよね。私はKBBが観たくて速攻予約しましたが、どういうわけか来日中止になって、KBBのワンマンライブになったんですよね。私にとってはめっちゃ嬉しかったっす。で、今年2012年秋に再び<SPECIAL PROVIDENCE>が来日してKBBと対バンとのことで、KBB観たさに同じく速攻で予約して楽しみにしていました。当日近くになっても中止というお知らせはないので、今回はちゃんと来日するのかなと。

 さて当日。おそらくKBBが先だろうから、KBBだけ観て帰ろうかなぁ~なんて思ってました。で、早めにお店に着いたので先にチケットを購入して。するとリハの音が聴こえてきて、どうやら先に演奏するのは<SPECIAL PROVIDENCE>のよう。なんだ、今日は早く帰れないか。まあせっかくだから<SPECIAL PROVIDENCE>観てみようか、なぁ~んて感じで私は全く期待してなかったんですね。
 <SPECIAL PROVIDENCE>、ハンガリーのテクニカル・プログレ・フュージョンバンドで、結成は2004年。イギリス・フランス・ドイツなど、ヨーロッパ各地で精力的にライブ活動を行っていて、アルバムもこれまでに3枚発表しているそうです。メンバーは、キーボード<Csery Zoltanさん>、ギター<Kertesz Martonさん>、ベース<Fehervari Attilaさん>、ドラムス<Marko Adamさん>の4人編成です。今回のJAPANツアーは、下北沢で13日と16日、吉祥寺シルエレで14日と15日の4日間ライブのようです。

 開場時間になり、番号順で入場してフロアーへ。良い番号ではなかったのですが、なんとか席をGETです。ステージは向かって左に4台のキーボードセット、となりにレッドボディの5弦ベースが。中央は2タム1バスのドラムセットがサウスポー用にセットされています。ステージ右には黒ボディの7弦ギターが。

 18時半を過ぎたころ、フロアーが暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。若そうなガッチリしたイケメン4人です。ギターはわりと高い位置で弾くようです。ドラムはヘッドホンをしてクリックを聴きながら叩くようです。

※曲名が全くわかりません。すみません。

 1曲目。カウントからシーケンスのテクノリズムがながれ、ベースのパワフルなリフから変拍子のパワフルなリズムがはいって、ピアノのしっとりと綺麗な音色がながれ、ベースがパワフルなチョッパーリフを。そこにミドルテンポのドコドコドラムがはいってピアノの綺麗なリフ、ギターのザクザクリフが。そしてギターがオレンジライトのなか、伸びやかに哀愁ただようメロディを奏でて。その後シンセのリズミカルなリフからそのままテクニカルなソロへ。その後、静かになって綺麗なピアノリフがながれ、ギターがメロウなフレーズをしっとりと奏で、ドラムのパワフルなリズムがはいってギターのテクニカルなソロへ。終盤ではレッド&オレンジライトのなか、ダイナミックな変拍子リフから盛り上がって。

 「アリガト!Thank you very much!」ってMarkoさん。英語わからない私はよく聴き取れませんでしたが「SPECIAL PROVIDENCE From Hungary」「1st time in Japan」とかおっしゃっていたような。そのあとは聴き取れず。で「Enjoy the concert!」って大拍手!

 2曲目。パワフルなドラムフィルからミドルテンポのドコドコドラムがはいって、ベースのダークでパワフルなリフからオレンジライトが点滅するなか、ギターのミステリアスなリフがながれ、綺麗なピアノリフがリズミカルに。そしてオルガンのパワフルなリフとギターのヘヴィリフがはいって、ギターとキーボードでユニゾンでメロウなフレーズをユニゾンで奏でて。その後、静かになってギターがディレイを効かせたミステリアスなフレーズをしっとりと奏で、オルガンのフィルがはいって。そしてギターのテクニカルなリフからドラムが疾走モードに。それが止まるとミドルテンポに戻って綺麗なピアノソロへ。終盤ではギターのメロウなフレーズにシンセが加わってユニゾンで奏で、レッドライトのなか、ドコドコドラムがはいって、パワフルなオルガンリフと共に盛り上がって。

 チューニングとクリックのセットで少し沈黙のあと、3曲目へ。カウントからハイハットのリズムがはいって、ギターのダークでテクニカルなリフからレッド&オレンジライトが点滅するなか、ダイナミックなリフがスリリングに展開し、疾走モードでベースのテクニカルなリフが。その後一旦止まって、ミドルテンポのダイナミックなリフからユニゾンのヘヴィリフが。そして疾走モードになってシンセの神秘的なサウンドがながれ、それがリズミカルな感じになり、そのままエモーショナルなソロへ。中盤ではシンセのディレイを効かせたリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターが哀愁ただようフレーズを奏で、そこからワウを効かせたソロへ。終盤ではアップテンポのドラムにのってキーボードとギターのヘヴィリフが、ライトが点滅するなか、スリリングに展開し、さらに疾走モードで盛り上がってダイナミックなリフでFin。

 「アリガト!Thank you very much!」ってMarkoさん。
 4曲目。ドラムの静かなリズムからシンセの伸びやかなフレーズがながれ、テクノなシーケンスリズムにのって綺麗なピアノリフがながれ、ミドルテンポでシンセリフがしっとりとながれ、そこにギターが加わってハモって。その後、メロウなピアノリフからシンセの哀愁ただようエモーショナルなソロ。そこにミドルテンポのリズムがはいって、キーボードのテクニカルなソロへ。終盤では綺麗なピアノリフと味わい深いベースリフからミドルテンポのリズムがはいって、シンセとギターがしっとりとしたフレーズを綺麗にハモって。「アリガト!Thank you!」ってMarkoさん。

 5曲目。アップテンポのシーケンスのリズムからはじまって、シンセのリズミカルなリフからアップテンポのパワフルなドラムとズンズン響く力強いベースリフがはいって、ギターが伸びやかに奏で、キーボードがオレンジライトのなか、浮遊感のあるサウンドでしっとりとしたフレーズを奏で、ギターとベースがユニゾンでリズミカルなリフを。その後キーボードのテクニカルなソロが。中盤ではアップテンポのノリノリモードでギターとキーボードがパワフルなリフをライトが点滅するなか、スリリングに展開して、そこからギターのエモーショナルなソロへ。その後パワフルなズンズンリズムにのってギターのメロウなリフがはいって、徐々に盛り上がっていって。終盤ではミドルテンポのダイナミックなリフからギターが伸びやかに奏で、キーボードとパワフルなユニゾンを。ラストはキーボードとギターでしっとりとFin。「アリガト~!」ってMarkoさん。

 6曲目。カウントからレッドライトのなか、シンバルのリズムにのってギターがディレイを効かせたメロウなアルペジオリフを響かせ、キーボードがミステリアスなフレーズを奏でて。そしてベースのリズミカルなリフにのってギターがメロウなリフを、キーボードがシロホン風サウンドのリズミカルなリフを弾き、そこからヘヴィリフがはいってダイナミックなリフに、さらにオールユニゾンのテクニカルなリフを。中盤ではブルーライトのなか、綺麗なピアノリフにのってギターの爽やかでテクニカルなソロ、続いてベースのパワフルなチョッパーソロが。その後オレンジ&レッドライトのなか、ピアノとギターがユニゾンでメロウなフレーズを奏で、そしてパワフルなリズムがはいって、キーボードのテクニカルなリフにのってギターが哀愁ただようフレーズを奏で、パワフルなドラムがはいって盛り上がっていって。「Thank you very much!」ってMarkoさん。

 「Next song from 1stAlbum」ってMarkoさん。7曲目。シンセのシロホンサウンドのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムとベースがはいって、ギターがメロウな哀愁ただようフレーズとテクニカルなリフをベースと向き合って奏でて。その後静かになってシンセが幻想的なサウンドを響かせて、ベースソロへ。序盤はワウを効かせたようなホワンホワンした感じの音でテクニカルに。そこからパワフルなチョッパーで弾きまくって。ソロが終わると大拍手!続いてはギターソロ。序盤はメロウにエモーショナルに。それが徐々にテクニカルに弾きまくって、アップテンポの疾走モードでスリリングに盛り上がって。終盤では最初のシンセのシロホンリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、シンセリフをバックにドラムソロへ。序盤はリムやスネアを小さい音でテクニカルに叩き、それが徐々に盛り上がってパワフルに叩きまくって。

 「Thank you very much!」ってMarkoさん、大拍手!ここでMarkoさんはKBBやスタッフの方々に御礼を述べていたような。そして「Next song for you!」って。

 8曲目。アップテンポのシーケンスのテクノリズムがながれ、ピアノの綺麗でリズミカルなリフからパワフルなドラムがはいってノリノリモードになってライトが点滅して盛り上げて。そしてシンセリフとパワフルなピアノリフからミドルテンポでギターが伸びやかな音色を響かせて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックなリフから雄大な感じになって、さらにパワフルなドコドコドラムがはいって盛り上がって。終盤ではシンセとギターのリズミカルなリフからパワフルに盛り上がって、ラストはシーケンスサウンドがながれてFin。「Thank you very much!」ってMarkoさん。

 「Thank you!Next song, Last song!」ってMarkoさん。そしてメンバー紹介を。「Keyboards, Csery Zoltan!Bass, Fehervari Attila!Guiter, Kertesz Marton! Drums, Marko Adam!Thank you!」っておのおのに大拍手!そして物販のCDやDVDの宣伝をされていたような。

 本編最後の9曲目。カウントからミドルテンポのシンセリフとパワフルなベースリフ&ドラムがはいって、ギターがメロウな音色を響かせ、レッド&オレンジライトのなか、ギターが伸びやかに奏でて。その後一旦止まってからキーボードのリフにのってギターがメロウに奏で、パワフルなドラムがはいって、キーボードが浮遊感のあるサウンドのリフを奏で、ギターのメロウかつテクニカルなソロへ。中盤ではシンセのパワフルなリフがリズミカルにながれ、それがヘヴィでダイナミックなリフからメタルモードになってライトも点滅してスリリングに盛り上がって。その後キーボードのリズミカルなリフ、ギターのタッピングリフからシンセのテクニカルなソロへ。ラストはリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって。

 曲が終わると大拍手大歓声!「アリガトゴザイマス!Thank you very much!SPECIAL PROVIDENCE!」ってMarkoさん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀を。そして大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。大拍手はそのままアンコールを求める手拍子になって。するとほどなくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「Encore, Thank you very much!」ってMarkoさん。

 オーラス10曲目。シンセのジェットストリームサウンドが響き、キーボードがアヴァンギャルドな感じのリフを。そしてダイナミックなリフからアップテンポのパワフルなリズムでキーボードが伸びやかに奏で、ギターがメロウなリフを弾き、オレンジライトのなか、キーボードが爽やかなメロディを伸びやかに奏で、ギターがメロウなアルペジオリフを。中盤では一旦止まってからシーケンスのミドルテンポのリズムにのってキーボードの綺麗な音色がしっとりとながれ、ギターとともにディレイを効かせてメロウに奏で、そのままギターのエモーショナルなソロへ。それがテクニカルになって、ベースもタッピングリフを。その後ダークでヘヴィなリフがはいってメタルモードになって、シンセのテクニカルなソロへ。ギターとベースは向き合ってリフを弾いて。そしてアップテンポのノリノリモードになって、ベースのパワフルなリフにのってシンセのテクニカルなリフが。終盤では静かになって、シンセサウンドが響くなか、ギターがメロウなフレーズを伸びやかに奏で、そこから徐々に盛り上がっていって。そしてミドルテンポのパワフルなドラムからギターがメロウなフレーズを奏で、そしてパワフルなベースリフからアップテンポのノリノリモードになってめっちゃ盛り上がって、ラストはダイナミックにブレイクリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you very much!SPECIAL PROVIDENCE!」ってMarkoさん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀を。そして大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると19時47分。1時間15分の素晴らしいライブでした。
 いやぁ~、もしもKBBが先だったらこれほどの素晴らしいライブを見逃すところでした。とにかく凄い!めっちゃパワフルでヘヴィでダイナミックで、そのうえメロディアスでドラマティックでしかもテクニカルだし。楽曲も素晴らしいし、演奏も。特にドラムが凄かった!サウスポーのセットながら左右自由自在に叩いていて、そのうえ音がパワフルでタイトで切れのいい音で迫力ありましたね。素晴らしいの一言に尽きます。受付でフライヤーと共に小さなステッカーをもらったんですけど、そこにはバンド名と“PROGJAZZROCKMETALTURBOCHILL”って書かれていて。まさにその通りのサウンドでした。演奏後、即DVD買っちゃいました。お金があればCDも買ったんですけどねぇ。いつかまた日本に来てほしいものです。

12.12.16 Enciphers & Deciphers

2012-12-20 06:30:15 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2012>
 <Enciphers & Deciphers>というユニット。メンバーはあの<Igzit-nine>や<Magnetnotez>等で活躍される女性キーボーディスト<初坂恵美さん>と、同じバンドで活躍されるギタリスト<井上のぼるさん>。そして<Cichla temensis>や<Elastic tone>等で活躍されるベーシスト<国分巧さん>と、<Nuovo Immigrato>等で活躍されるプログレドラマー<下田武男さん>、そして<stella lee jones>等で活躍される<くどうげんたさん>の6人です。好きなバンドのメンバーが揃った豪華ユニット。今年3月に初めてライブを観に行ったんですけど、エネルギッシュでド迫力、さらにはエモーショナルかつテクニカルな見応え聴き応えたっぷりの演奏で、しかもMCもめっちゃ面白くてすっごい楽しい素敵なライブだったんですね。なのでまた機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。ただメンバーが東京と大阪なので、機会はなかなかないだろうなと。それと、国分さん率いるキクラが活動休止とのことで、あの超テクベースを聴ける機会が減ってしまって寂しくて。ところが12月のNegasphere復活ライブにEnciphers & Deciphersが出演されると知ってビックリ!次は早くても来年春以降だろうと勝手に思っていたものでほんと驚きました。もちろん予約開始日に即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。日曜なので開場時間に間に合うように家を出て吉祥寺へ。途中寝過ごしてしまったものの、ギリギリ間に合いました。お店の前には大勢のプログレファンが。で、順番で受付を済ませて余裕で席をGETして開演を待ちます。ステージは向かって左に巨大なパーカッションセットがそびえたってます。シンバルが天井スレスレです。その隣にベース。ブラウンソリッドボディの5弦ベースが。そして中央後方には2タム1バスのドラムセットが。タムの位置が菅野さんのセットに似てますね。その隣がギター。レスポールに似たボディシェイプの白のギターが。そしてステージ右には3段キーボードセットが。今回はパーカッションとキーボードの位置が前回と逆ですね。自分の席だとキーボードが見づらくて。美しい初坂さんをあまり見れないのはちと残念。でもげんたさんのパワフルプレイがよく見えるのは嬉しいっす。

 18時35分ころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。そしてはじまった1曲目は「ソリチュード」。ハイハットのカウントからミドルテンポでダイナミックなリフがながれ、ファンキーなリズムにのってシンセの伸びやかで爽やかなフレーズと、テクニカルなユニゾンリフが。そしてアップテンポになって疾走モードで、オレンジ&レッドライトが点滅するなか、シンセのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロ、シンセの伸びやかなソロ、ギターのテクニカルなソロと交互に続き、そこからミドルテンポになってギターのエモーショナルなソロが。終盤では再びアップテンポの疾走モードでダイナミックなリフからブレイクをキメ、シンセの爽やかなフレーズがながれ、ベースのパワフルなフィルがはいって、変拍子のパワフルなリフをキメて。

 「どうもありがとうございます。Enciphers & Deciphers 、2回目のライブです。宜しく御願いします」って初坂さん、大拍手!「何てバンド名なんですか」ってげんたさんツッコミを。「Enciphers & Deciphersです」って初坂さん。「略してED」ってげんたさん、爆笑!「それ言わない!&を入れないととんでもない」って初坂さん、爆笑!前回のライブからYoutubeのアクセスが2000を超えたそうで。「初坂さん、ひとりでアクセス上げてるんじゃないの?」ってげんたさん、爆笑!「ログインしてるんだからなんないやん」って初坂さん。「キーボード、初坂恵美!」ってげんたさんが紹介して大拍手!「凄い声援ですね。“萌え~”ですね」って。続いて「大阪組、バンマス、オンギター、井上のぼる!」って大拍手!続いて「東京組、オンベース、国分巧!オンドラムス、下田武男!パーカッション、くどうげんたで5人でお送りします」って、大拍手!「大阪組と東京組で分かれてやってます。遠距離恋愛みたいなもの」ってげんたさん。「誰と誰が恋愛関係なんですか?」って。「見ればわかるじゃないですか」ってげんたさん、爆笑!「(げんたさんは)マイクなしでも平気だね」って国分さん、爆笑!

 2曲目は井上さんの曲で「Ghost Wind」。パワフルな変拍子リフからオルガンとギターが伸びやかに奏でるフレーズとパワフルなリフ&叩きまくりドラムが交互に。そして一旦止まって薄暗いブルーライトのなか、パーカッションが神秘的なサウンドを響かせ、ギターがメロウなアルペジオリフをゆったりと奏で、そのままテクニカルなソロへ。その後、ギターがゆったりと幽玄に奏で、それが徐々に盛り上がっていって、ギターがパワフルなカッティングリフを弾き、レッドライトのなか、ゆったりと雄大な感じになり、それがだんだんゆっくりと。

 「ありがとうございます」「静かな曲はこれくらいかな」って初坂さん。「難曲が続きます」「今日は押し押し」って。そしてげんたさんが「オンベース、国分巧!」って大拍手!次の曲は国分さんのこのユニットのための書き下ろし曲だそうで。宝石の名前のタイトルで「瑠璃色ってどんな色?」「青緑っぽいような」って。「じゃ照明も青緑に」「照明とのインプロバイズ」ってげんたさん、爆笑!

 3曲目は「ラピスラズリ」。ダイナミックなリフからアップテンポでベースのパワフルなチョッパーリフが。そして“ハイパーファンキー”とでもいいましょうか、アップテンポの変拍子リフがスリリングに楽しく展開してダイナミックに盛り上がって。そしてギターとキーボードのスリリングなユニゾンからミドルテンポのヘヴィリフと疾走モードのパワフルなリフが交互に。その後ミドルテンポのベースリフからゆったりとパーカッションの幻想的なサウンドが響き、シンセのエモーショナルなソロへ。続いてはベースのグルーヴィなリフにのってギターのエモーショナルなソロが。それが徐々に盛り上がっていってドラムもパーカッションも叩きまくって。終盤ではベースとパーカッションのエネルギッシュなソロバトルが。その後アップテンポのファンキーなギターリフがはいって、そしてミドルテンポのヘヴィリフと疾走モードのパワフルなリフが交互に。ラストはブレイクをキメて。「ベース、国分巧!」「パーカッション、くどうげんた!」ってお互いに紹介しあって大拍手!

 「伝説のプログレバンドが復活ということで」「実は25年前にNegasphereのライブをここで観たんですよ」ってげんたさん。げんたさんはその頃に熊本から上京してきて、やはり秋田から上京してきた某超有名ゲーム音楽作家氏とバンドをやろうと言ってたころだそうで。そのときにNegasphereのライブを観て、当時の菅野さんのドラムセットは後方に巨大なパーカッションセットを配していたそうで「やっぱ東京はすごか~!」って驚いたそうで。「その影響でいまこんなになりました」ってげんたさん、爆笑&大拍手!「すべて菅野さんのせいです。責任とってください」って爆笑!「次の曲は菅野さんに捧げます」って。後日、菅野さんはその頃の写真をネットで公開されたようで。残念ながらその巨大パーカッションセットは現在は持っていないそうで。

 4曲目は「雷/いかづち」。パワフルなドラムフィルからアップテンポでスリリングにはじまって、ノリノリモードでパワフルにダイナミックに、さらにブレイクもキメて。その後一旦止まってからパーカッションがノリノリのラテンリズムを叩き、そしてドラムと掛け合い叩きまくりバトルを展開し、ジャンベソロへ。ソロが終わると大拍手!続いては下田さんのドラムソロ。スネア中心にはじまってめっちゃパワフルにエネルギッシュに叩きまくって。そこにパーカッションが加わって再び掛け合いバトルを展開してめっちゃ盛り上がって。「下田武男!」ってげんたさん、大拍手!その後アップテンポのドラムがはいって、ギターとキーボードがリズミカルなリフを弾き、ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。「ドラムス、下田さん!パーカッション、げんちゃん!」って初坂さん、大拍手!「ドラマーのための曲ですね」って。最初は“ゴッドオブサンダー”ってタイトル候補もあったそうですが「KISSみたい」って却下されたそうで。「これで何かを感じていただければ、次回のKBBライブでは山のような機材が並ぶのでは」ってげんたさん、爆笑!

 初坂さんはFacebookでNegasphereの川崎さんと知り合ったそうで「12月にライブって聞いてびっくりした」って。

 5曲目は井上さんの曲で「インサージェンス・フェアリーズ・ホイール」。「タイトルの意味は?」ってげんたさん。「雰囲気」って井上さん。パーカッションサウンドが静かに響き、ギターのメロウなリフがゆったりとながれ、ドラムがマレットでのシンバルロールで盛り上げ、ベースがしっとりとラインを奏で、そしてバックライトのなか、ギターがテクニカルなリフを。その後、ギターがゆったりと伸びやかに奏で、キーボードとベースのハーモニクスサウンドが響き、そこからベースソロへ。パワフルにテクニカルに弾きまくり、さらに弦をチョップしまくる“キャベツ千切り奏法”やタッピングも交えてアグレッシブに弾きまくって盛り上がって。ソロが終わると大拍手!そしてキーボードのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロと続いて盛り上がってダイナミックな変拍子リフが。ここで演奏が止まって大拍手!しかし再びミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、パワフルな変拍子リフと叩きまくりドラム、オルガンのヘヴィリフからめっちゃ盛り上がってFin。「オンベース、国分巧!」って大拍手!「プログレバンドのライブの鉄則!曲がどこで終わるかは油断するな!」ってげんたさん、爆笑!「曲のエンディングは必ず♪ジャーン!ってなるから」って。

 ここでメンバー個々のライブや物販等の告知が。「大阪でやりたいね」ってげんたさん。「大阪は集客がちょっと」って初坂さん。「東京では春以降に考えたい」って大拍手!そして「次が最後の曲」「国分さんの名曲」「今日はどうもありがとうございました」って初坂さん、大拍手です。
 オーラス6曲目は「IBIS」。薄暗いなか、強風吹きすさぶ音が響き、ベースが衝撃音を発し、ブルーライトに照らされてパワフルでダークなソロを。そしてマレットでのシンバルロールからベースがハーモニクス音を響かせ、パーカッションが神秘的なサウンドを発し、ベースのゆったりとしたリフからキーボードが和の情緒を感じさせるフレーズをしっとりと奏で、ギターもしっとりとメロウな音色を奏で、そしてハモって叙情的な雰囲気になって、そこからエモーショナルなベースソロへ。そこにギターが加わってメロウなフレーズを奏でだんだんと力強く。一旦止まったあと、ピアノのリズミカルなリフからアップテンポでパワフルなドラムがはいって、オレンジ&レッドライトのなか、パワフルにスリリングに展開して、ギターとベースがユニゾンでパワフルなリフを。中盤ではシンセのテクニカルなソロが。そしてギターとベースが爽やかなリフを奏で、パワフルなブレイクリフからキーボードがリズミカルなリフを。その後一旦止まってベースのミドルテンポリフとパーカッションのマラカスリズムにのってキーボードのエモーショナルなソロが。ステージをどんどん色が変るレインボーライトが綺麗に照らしてます。終盤ではダイナミックなリフからギターのアグレッシブなソロ、ベースのタッピングを交えたテクニカルなソロ、オルガンのパワフルなソロと続いて。そしてベースとギターのユニゾンの爽やかなフレーズがながれ、ダイナミックなリフから弾きまくり叩きまくりでめっちゃ盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「キーボード、初坂恵美!ギター、井上のぼる!ドラムス、下田武男!ベース、国分巧!パーカッション、くどうげんたでした!」ってげんたさんが紹介しておのおのに大拍手!「ありがとうございました!」ってメンバーの皆さんはお辞儀をして、大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。アンコールを期待してたんですけど、後があるから無理なようで、これにてライブ終了です。時計を見ると19時44分。1時間10分のアツく楽しいライブでした。
下田さんもげんたさんもおもいっきり叩きまくっていてものすごい迫力でした。国分さんのベースもめっちゃかっこよくて、東京リズム隊、最強ですね。大阪組の初坂さんのキーボードも井上さんのギターもテクニカルかつ美しい素敵なサウンドを聴かせてくれました。MCもとっても面白かったし、げんたさんと菅野さんのつながりも知れて嬉しかったっす。今回もとっても楽しませていただきました。またぜひライブお願いします。

12.12.16 Negasphere

2012-12-18 22:24:17 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<26年ぶりの復活ライブ!>
 <Negasphere/ネガスフィア>は、シンセサイザーを操る<川崎薫さん>が中心となって1977年に結成されたそうです。ですがメンバーの出入りが激しくなかなか安定しなかったそうで。そして83年後半に元グリーンのテクニカルドラマー<菅野詩朗さん>が加入。強力なリズムセクションが誕生したことでバンドの安定感が増して、翌84年には待望の1stアルバム「Castle In The Air/砂上の楼閣」が発表されます。メンバーは川崎さん・菅野さんの他、ベース<徳武浩さん>、ギター<真嶋宏佳さん>、ピアノ<矢田徹さん>です。85年になると新たにヴォーカリスト<平田士郎さん>が加入されたそうで。そしてこの年に2ndアルバム「Disadvantage/ディスアドヴァンデージ」が発表されますが、菅野さん・徳武さんは脱退され、残ったメンバーは川崎さんと平田さんのみ。そんななかでプログレバンド<誘精>のメンバーがサポートに名乗り出てくださったとか。ベースの<手塚啓一さん>、ギターの<渡辺修さん>、ドラムスの<堂免稔泰さん>、キーボードの<フジモト・ノリコさん>が参加され、86年にライブが行われたそうです。しかし87年2月に行われたライブを最後に活動を休止してしまわれたそうで。

 そして2012年。以前このブログで1991年に発表された「1985-1986」というライブアルバムを紹介させていただきましたが、そこにとある方が“現在1stアルバムをリミックス中”との情報を教えてくださってビックリ!さらにリーダーの川崎さんがバンド再開に動いているとの情報が。いつか実現してくれたらいいなぁ~なんて思っていたら、なんと12/16にシルエレで復活ライブを行うとの情報が!これにはほんとビックリしました。こんなに早く実現するなんて超感激!もちろん予約開始日にメールして当日を楽しみにしていました。
 今回のライブのメンバーは、キーボード、川崎さん、ドラムス、菅野さん、ベース、手塚さん。そしてギターに<林隆史さん>、ヴォーカルに<未藍千紗さん>、キーボードに<木田美由紀さん>を迎えての超豪華な6人編成です。

 さて当日、Negasphereはトリです。ステージは前バンドの演奏が終わって、メンバーやスタッフの方々があわただしくセットチェンジを。ステージ向かって左フロントには3段キーボードを準備中の木田さん。白黒縦縞衣装でとっても綺麗で可愛らしくて。その後方に4弦ブラウンボディのベースを抱えた手塚さん。中央後方には2タム1バスドラムスをセッティング中の菅野さん。ステージ右フロントには3段キーボードをセット中のリーダー川崎さん。白シャツにネクタイで、まるで会社の重役のような貫禄と雰囲気が。その後方に黒のスタインバーガーギターを抱えた林さんが。ステージフロント中央は黒のフリフリのゴスロリ風衣装を纏った美しい未藍さんが、足元のエフェクターの準備を。

 20時を過ぎたころ、準備のできたメンバーの皆さんは楽屋へ。ところが川崎さんだけが薄暗いステージにポツンと残って。どうしたのかなぁ~って思いましたが杞憂に終わりました。
 川崎さんがシンセでファンファーレのようなシンフォニックなフレーズをゆったりと雄大に爽やかに奏でられ、ほのぼのした感じのメロディも交えて荘厳にシンフォサウンドが響き渡ります。聴いていてなんだかワクワク♪してきます。そして川崎さんが手を挙げるとメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。

 シンフォニーが徐々に静かになって、止まって。そして1曲目「Change Your Fate」。キーボードのテクニカルなリフからダイナミックなブレイクリフがパワフルに入って、アップテンポのリズムにのってヴォーカルがリズミカルに歌って。ちょっと声が聴き取りづらいかな?POPな感じの楽しい曲調で手塚さん、ノリノリです。サビではヴォーカルがパワフルなシャウトも。その後オレンジ&レッドライトの中、ミドルテンポでヴォーカルがゆったりと伸びやかに歌って。中盤ではパワフルなキーボードリフにのってギターがテクニカルなソロを。川崎さんノリノリで、未藍さんはハネまくって。そしてキーボードのテクニカルなリフから叩きまくりのドラムソロへ。その後、未藍さんが「Clap your hands!」って手拍子を促して、木田さんのテクニカルなキーボードソロへ。未藍さん、ハネまくってノリノリです。観ているこちらも座っているのがもどかしいくらいっす。終盤では一旦止まったあと、キラキラと鮮烈なシンセリフが響き、ダイナミックなブレイクリフからパワフルなヴォーカルがはいってリズミカルに明るく楽しく、そしてサビではパワフルにシャウトして。そしてミドルテンポになってゆったりと雄大にメロウになり、ヴォーカルがロングスクリーミングを。ラストはギターのエモーショナルなソロから華やかなシンセリフでFin。

 「こんばんは、Negasphereです。26年ぶりです」って川崎さん、大拍手!「もうここに戻ってくることはないと思っていたんですけど、皆様のご支援のおかげでついに!返り咲くことができました!」って大拍手大歓声!「85年から87年にかけて活動していて、それから長い間休止して」「今年の春ころから手塚くんとメンバーと話をして」「なかなか恐れ多くて菅野さんに話をしづらくて」って爆笑!「すると快く引き受けてくれて」「ドラムス、菅野詩郎さん!」って大拍手!「その菅野人脈で素晴らしいメンバーが」「ギター、林隆史!キーボード、木田美由紀!」っておのおのに大拍手!「木田さんはNegasphereが休止してから生まれたそうで」って爆笑!そして「ヴォーカル、未藍千紗!」って大拍手!「最初の曲がバラけないでよかった」って、川崎さん、ホッとされたようで。ここで菅野さんが「すいません、メンバー紹介、手塚さんがまだ呼ばれてないんじゃないですか」って爆笑!「すいません、言ったつもりでした」って改めて手塚さんを紹介して大拍手!現在川崎さんの自宅から発掘された、いまだCD化されていない1stアルバムの音源をリミックス中だそうで、大拍手です。「次回のお楽しみということで」って。ここで川崎さんはシンセのセッティングを。「なんかトークショーでもやりますか」って未藍さん。「菅野さんがいらっしゃるとトークショーってイメージが。ねえ」って大拍手!「昨日今日とお越しいただいてありがとうございます」って菅野さん。「昨日は壷井さんのハンガリー語教室があったので、出番がなくて」って菅野さん、爆笑!「皆さんたくさんお集まりいただいてありがとうございます」って大拍手!

 2曲目は「Gear of Cosmos」。ドラムのカウントからダイナミックなリフが明るく爽やかな感じではじまって、キーボードのテクニカルなリフにのって、レッド&オレンジライトのなか、パワフルなヴォーカルがはいって。POPな曲調で気持ちいいっす。そしてピアノのパワフルなリフからヴォーカルがリズミカルに歌い、ギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフが。サビではヴォーカルが伸びやかにメロウに歌って。中盤では川崎さんのエモーショナルかつテクニカルなキーボードソロが。そしてパワフルなベースリフにのってギターのエモーショナルなソロが。未藍さんは踊ってスキャットを入れてギターとユニゾンで。その後ベースのテクニカルなリフから未藍さんのスキャットと木田さんのキーボードがユニゾンし、そのまま木田さんのテクニカルなキーボードソロへ。終盤ではキーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフへ。そしてサビにはいってヴォーカルがパワフルにノリノリで歌って。ラスtはキーボードのテクニカルなリフからギターとユニゾンをキメてFin。

 「最初セッティング間違えてました」って川崎さん。だいぶ悔しがっておられます。「なんでこんなに鬼のように難しい曲を作ったんですか?」って菅野さん。「いや、あのころはよくやってましたよね」って川崎さん。「リズムが難しくて曲が覚えられない」って菅野さん、爆笑!ツイッターでもボヤいておられましたね。「なんか居酒屋での話みたい」って林さん。「いや、大人の社交場だからいいんですよ」って未藍さんがフォローして。そして「ご準備できましたか?」って未藍さん。

 3曲目は「Beyond Love」。カウントからダイナミックなリフとパワフルなスネアフィルがはいって、アップテンポのノリノリモードでキーボードの爽やかなフレーズとギターの伸びやかなフレーズがながれ、未藍さんがノリノリで踊って、そしてテクニカルなブレイクリフをキメたあと、ミドルテンポでギターが伸びやかに奏で、キーボードがほのぼのした感じのメロディをゆったりとたおやかに奏で、しっとりとしたヴォーカルがメロウに伸びやかに。それが徐々にドラマティックに盛り上がっていって。その後、キーボードのソロが。中盤ではダークな雰囲気になってアップテンポの変拍子リフから川崎さんのリズミカルなソロが。それがギターリフをはさんでテクニカルにスリリングに。その後、木田さんのしっとりとしたピアノリフからギターのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上げて、そしてスリリングなブレイクリフをキメて。終盤ではミドルテンポでゆったりとたおやかな感じになって、綺麗なピアノリフとともにヴォーカルがメロウに歌い上げ、キーボードのほのぼのした感じのリフがゆったりと。ラストはダイナミックでダークなリフからアップテンポでリズミカルなリフがはいって、ドラムが叩きまくって。

 「1stアルバムの1曲目2曲目3曲目を順番通りに演奏するという安易な進行で」って川崎さん、爆笑!「ライブCDでエンディングのタイミングがちょっと合ってなかったのがずっと心残りで」「ちゃんと合ってよかった」って大拍手!ここで川崎さんが次の曲のシンセのセッティングをするために、未藍さんにMCを振って、未藍さんが菅野さんに振って大拍手!久しぶりの菅野さんの小噺コーナーです。菅野さんは先日、霞ヶ関に行かれたそうで。で、ちょうどお昼になったので、近くの弁護士会館の地下の食堂に行かれたそうで。でランチを注文するとお店の方に「先生、お疲れ様です」って言われて、弁護士と間違えられてると思ったそうですが、そこで否定するのも変なので話を適当に合わせたそうで。「今日は午後からなんですよ。今日の後半だけに“こうはん”」って、爆笑!「カツカレーは?」って客席から声が。「その食堂はカツカレーがなかったんですよ」って爆笑!

 「1stアルバムの3曲目」って川崎さん。4曲目は「Another Dawn Is Breaking」。カウントからダイナミックなリフがはいって、キーボードのテクニカルなリフからミドルテンポの変拍子ブレイクリフをはさんでギターとキーボードのゆったりとなだらかフレーズとリズミカルなリフ、さらにユニゾンリフも。そしてキーボードの爽やかなリフにのってヴォーカルがリズミカルにPOPに歌って、Bメロでは綺麗なファルセットを響かせ、サビでは伸びやかに力強く歌い上げて。中盤では静かになって川崎さんのエモーショナルなキーボードソロ、続いてパワフルなベースリフにのってギターのエモーショナルなソロへ。終盤ではヴァースに戻ってヴォーカルがはいって、サビでは力強く歌い上げて。ラストはエモーショナルなギターソロからドラムが叩きまくってFin。

 「ありがとうございました」って川崎さん。「次は2ndから」って。「嫌われるか、受け入れられるかどうか、あなた次第」って未藍さん。いよいよ次の曲では未藍さんの本領発揮のようです。で、ここで再び川崎さんのシンセのセッティングの間、菅野さんの小噺コーナーへ。大拍手です。「あんまりネタがないんだけど」って。なんと本番直前にBDのツインペダルが壊れてしまって、急遽前バンドの下田さんのペダルをお借りしたそうで、ここで菅野さん、下田さんに御礼を述べて。で「ライブ前には何かがある。呪われている」って。ここでちょっと怖いお話が。以前、菅野さんは背もたれ付のドラムのスツールを腰によさそうなので試されたそうで。ところがしっかりと金具を固定せずに使っていたところ、股間に痛みが。でもリハ中なのでガマンしていたそうで。ところがリハが終わると股間が血だらけになっていて、急遽居合わせたげんたさんの車で病院に運ばれて、患部を見た若い先生が驚いたとか。で、ベテランの先生が処置をして3ヶ月の安静を言い渡されて、結局ライブが中止になったとか。

 「これでどうやって次の曲につなげたらいいのかわからない」って未藍さん、爆笑!「お祓いの感じで」って爆笑!「楽しくやる曲ですよね」って。
 5曲目。シンセのしっとりとした音色がゆったりと響き、ギターも加わって、そしてしっとりとしたヴォーカルがはいってほのぼのした感じの曲調になり、ドラマティックに歌い上げて。そして未藍さんがカウントをとって合図をしてシンセの重厚なストリングスサウンドがながれ、再び歌い上げて。その後ギターリフからヴォーカルがディレイをかけたスキャットを幻想的に。そしてシンセのシンフォサウンドが響き、ドラムがマレットでタムを叩き、ヴォーカルのスキャットがダークで不気味な絶叫になり、さらに狂気の咆哮になって暗黒アヴァンギャルドな世界に。ドラムも叩きまくって盛り上がって。終盤では静かになって、マレットのシンバルロールからギターのメロウなリフがはいって、そしてステージが明るくなってシンセのダイナミックなシンフォサウンドが壮大にながれ、ヴォーカルが美しいファルセットを響かせて。

 「来年の干支はなに?」って林さん。「ヘビですよね。ヘビの皮をお財布にいれておくと金運があがるっていいますよね」って未藍さん。ここで手塚さんがPAさんに「ベースの音が出てない」って、なにかトラブルがあったようで、スタッフの方がベースアンプのところへ。チェック中に再び菅野さんの小噺コーナーに。菅野さんは年に1回くらい山菜採りに長野の山奥の村に行かれるそうで。で、山の急な斜面で山ウドを採っていたところ、不意にシマヘビに出くわして、お互いに反対方向に逃げてふと振り向くとヘビのほうも振り向いていたとか。「そういう話です」って大拍手!

 6曲目は「Holy Ground Ceremony」。キーボードのミステリアスでリズミカルなリフからダイナミックなリフがスリリングにながれ、ミドルテンポでギターが伸びやかなフレーズを奏で、キーボードとユニゾンでテクニカルなリフを。そしてダイナミックで明るく爽やかなリフからキーボードがゆったりと雄大なメロディを奏で、ベースが味わい深いラインを響かせて。その後ゆったりとたおやかにヴォーカルがはいって、歌い上げて。その後、ギターのリズミカルなカッティングリフにのってヴォーカルが明るく爽やかなメロディをたおやかに歌い、伸びやかにドラマティックに歌い上げて。中盤ではキーボードのテクニカルなリフからアップテンポの明るく楽しい感じでノリノリモードになって、ギターとキーボードの変拍子のテクニカルなユニゾンリフからギターのテクニカルなソロへ。続いてはドラムのめっちゃ叩きまくりのソロが。迫力あります。ソロが終わると大拍手!そしてドラムがアップテンポのパワフルなリズムを叩き、川崎さんがアグレッシブなキーボードソロを。終盤では一旦止まってからカウントがはいって、ゆったりとムーディな感じになり、ピアノのリズミカルなリフがはいって、ヴォーカルがパワフルにダンサブルに歌い、ロマンテックで優雅な感じに。その後、キーボードの明るく爽やかなリフとギターの軽快なカッティングリフがはいって、レッド&オレンジライトのなか、ヴォーカルやゆったりとたおやかに歌い、一旦演奏がとまってアカペラで歌って、そしてロマンティックにドラマティックに歌い上げて盛り上がって、シンセのキラキラした鮮烈なリフがながれて。

 「ありがとうございました」って川崎さん。「シルエレはプログレの聖地ですよね」って。「20年前とくらべてどうですか?」って声が。「お互いに時間経ちましたよね」って爆笑!「感無量です」って。

 「次が最後の曲です」って川崎さん。ここでメンバーの皆さんおのおのが個人のライブ告知や物販の宣伝を。
 本編最後となる7曲目は「At The Last Moment」。薄暗いなか、ピアノリフからシンセの伸びやかな音色が響き、パワフルなピアノリフとドラムがはいって川崎さんがテクニカルなオルガンソロを。その後一旦止まってから、川崎さんがリズミカルなリフを、木田さんが綺麗なピアノリフを弾き、そこにしっとりとしたヴォーカルがはいって、オレンジ&レッドライトのなか、パワフルなドラムとともに盛り上がって歌い上げて。そしてアップテンポのノリノリモードになって、ベースリフにのってキーボードのスリリングなリフがながれ、そこから川崎さんのエモーショナルなキーボードソロへ。続いてはギターのテクニカルなソロ。ドラムも叩きまくって盛り上げます。その後パワフルなブレイクリフからミドルテンポでゆったりと雄大な感じになり、綺麗なピアノリフからシンセがドラマティックに奏で、しっとりとしたヴォーカルが伸びやかに。中盤ではキーボードのテクニカルなユニゾンリフからアップテンポのノリノリモードの明るく爽やかな感じになってメンバー紹介&ソロタイムへ。「ドラムス、菅野詩郎!」って未藍さん。叩きまくりのソロをちょこっと。続いて「ベース、手塚!」ってテクニカルなベースソロが。続いて「ギター、林隆史!」ってテクニカルなソロを。続いて「キーボード、木田美由紀!」ってテクニカルなピアノソロが。続いて「ヴォーカル、未藍千紗です」って。そして「バンマス、リーダー、川崎薫!」ってテクニカルなオルガンソロを。メンバーおのおのに大拍手です。そして未藍さんが両手を広げて徐々にしゃがんで。するとバンドも音を小さくして、そして未藍さんが立ち上がるとバンドもダイナミックに盛り上がって。そして「1.2、1.2、1.2.3.4!」ってカウントしてノリノリで盛り上がって。終盤ではミドルテンポになってしっとりとしたヴォーカルがはいってドラマティックに歌い上げて、そして劇的なエンディングへ。ヴォーカルはロングスクリーミングを、バンドは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとございました!Negasphereでした!」って川崎さん。メンバーの皆さんはお辞儀をして、ステージを降りて大拍手の客席を通って楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。

 「ありがとうございます」って川崎さん。「あと1曲しかないです。ギリギリここまで」って。「今後の活動は?」って客席から声が。「何も決まってないんですが・・・26年後っていうと、誰が生き残っているかって話になるし」って爆笑!「年に1回はやりたいですね。暖かくなったら・・・」って大拍手大歓声!

 オーラス8曲目は「Through The White Darkness」。カウントからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのパワフルなズンズンリフになって、未藍さんが手拍子を促して、そしてリズミカルなヴォーカルと鮮烈なシンセリフが。めっちゃノリノリの楽しい曲です。そしてギターの伸びやかなフレーズがながれ、サビではヴォーカルが迫力のハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。終盤ではシンセの鮮烈なリフとテクニカルなドラムフィルからヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって、サビでハイトーンで歌い上げて盛り上がって。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとございました!Negasphereでした!」って川崎さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、お辞儀をして、ステージを降りて客席を通って楽屋へ。するとほどなく客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると21時34分。ちょうど1時間半のとっても楽しく素敵なライブでした。
 シンフォニックでポップかつ複雑な変拍子のドプログレで、しかも美しくドラマティックでテクニカルでめっちゃ感動!見ごたえありましたね。どのパートも見たくて目移りしちゃいました。なので楽曲のレポがちぐはぐになってます。そしてMCもとっても面白くて。昨日のKBBでは聞けなかった菅野さんのMC満載だったし。もっともほとんど未藍さんが仕切っていたというか進行役になってましたね。そのタイミングがまた絶妙でした。幸福のひと時を過ごさせていただきました。またぜひライブやってほしいっす。そしていまだCD化されていないアルバムの再発、期待したいっす。

12.12.13 金子マリさん・カルメン・マキさん

2012-12-16 11:51:51 | ライブレポ ROCK
◇ 2012.12.13 吉祥寺ROCK JOINT GB
<マキ&マリ>
 70年代からずっと活躍され続けている日本ロック界最高最強の女性ヴォーカリストお2人、<カルメン・マキさん>と<金子マリさん>。昨年だったかな?京都の老舗ライブハウスのイベントでお2人が共演されたとのお話が。それを知ってすっごい羨ましくて、いつか東京方面でもやってくれたらいいなって思っていました。Youtubeとかでも80年代くらいにお二人が共演された映像がUPされていて何度も見てました。そんな折に12/13に吉祥寺でそれが実現すると知って超ビックリ!おのおののバンドを率いての対バンとのことで、これはきっとアンコールで共演もあるだろうと。その日は平日ですけど、これは何が何でも観にいかねば!と即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。仕事を早めに切り上げて吉祥寺へGo!です。開場時間少し前に着いてすぐにチケットを買って入場の順番待ちです。自分はかなーり後の順番でしたけど、受付を済ませて場内に入ると、幸いまだ空き席があって、即GETして開演をのんびり待ちます。開演時間近くになると立ち見も大勢のようで超満員状態に。

<金子マリさん>
 最初はマリさんのユニットです。今回のメンバーはリズム隊ナシで、エレキギター<森園勝敏さん>、アコースティックギター<岩田浩史さん>、パントマイム&ヴォーカル<北京一さん>です。
 19時40分ころ、ステージに森園さんと岩田さんが登場して、大拍手!ステージ向かって左に座ってストラトを抱えた森園さんが。アンプはマーシャルです。ステージ左にアコギを抱えた岩田さんが。そしてスライドギターによるゆったりとしたブルーズがはじまり、ここで北さんが登場してパントマイムを。何もないのにあるように見えてしまうってほんと不思議。演奏が終わると拍手です。
 続いては北さんがゆったりと伸びやかなヴォーカルを。そこにリズミカルなギターリフがはいって。間奏では森園さんがアームを駆使したエモーショナルなギターソロを。

 「ゆっくりお楽しみください」って北さん。レッドライトのなか、リズミカルなギターリフからはじまって、岩田さんがパワフルでシブいヴォーカルを。北さんは小さなマラカスを持って踊って。間奏では岩田さんが「森園勝敏、ギター!」って紹介して、エモーショナルなギターソロが。その後再び岩田さんのパワフルなヴォーカルがはいってノリノリモードに。ラストはパワフルなギターリフでFin。「岩田浩史!」って大拍手!
 続いてはミドルテンポのシーケンスリズムがながれ、北さんが手拍子を促して、森園さんがギターを抱えて立って、リフを弾きながらパワフルに歌って。森園さんのライブも自分は久々になってしまいましたが、数年前の四人囃子のライブのときよりも声が出てるような、めっちゃかっくいいっす。間奏では「岩田浩史、オンギター!」って岩田さんがアコギでパワフルでエモーショナルなギターソロを。その後再びヴァースに戻って森園さんがパワフルに歌って、サビではシャウトも。そしてエモーショナルなギターソロへ。ラストはサビでパワフルにシャウトしてFin。

 「そろそろおわかりでっしゃろ?」「金子マリ!」って北さん。いよいよマリさんの登場です。大拍手で迎えられて。グレーのジャケットに黒のタイトスカートで髪をアップにまとめて。金子マリさんのライブを観るのも自分はかなーり久々です。すっごい楽しみ♪
 ミドルテンポのシーケンスのリズムからまずはギターがメロウなフレーズを奏で、そこにしっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に力強くなって、明るく爽やかなギターリフにのってサビではパワフルに歌い上げて。その後、ギターの伸びやかでメロウなフレーズにヴォーカルがスキャットをのせ、そしてパワフルに伸びやかに歌って。聴いていて元気になれるような爽やかで楽しい曲ですね。終盤ではワウを効かせたエモーショナルなギターソロが。

 「どうもありがとう」ってマリさん。でも曲のエンドがシーケンスと上手く合わなかったことから「今日は機械だからいうこときかない」って爆笑!「いい感じですか?」ってお客さんに。もちろん大拍手です。「世の中クリスマスらしくないけど、アタシは仏教だから関係ない」って爆笑!そして「九死に一生を得た、森園勝敏!」って大拍手!「九死に一生を得つつある、岩田浩史!」って大拍手!これは後から知ったのですが、森園さんは脳塞栓で倒れたものの、奇跡的に復活されたそうで。岩田さんは現在、病と闘っている最中なのだそうで。お二人ともそんな事情を全く感じさせないギタープレイ&ステージングなので、このときは全くわからなかったっす。

 ミドルテンポのリズムにのってギターがムーディなフレーズを奏で、そこにしっとりとした伸びやかなヴォーカルがはいって。その後短いメロウなギターソロを挟んで表現豊かなゆったりとしたメロウな歌が。間奏ではエモーショナルなギターソロがムードたっぷりにながれ、さらにマリさんのスキャットが加わって。終盤ではヴォーカルが伸びやかに力強く歌って。「ありがとう」ってマリさん、深くお辞儀をして。
 続いてはヴォイスパーカッションからはじまって、マリさんは小さなタンバリンを叩いて。そしてミドルテンポでギターがゆったりと浮遊感のあるリフを奏で、伸びやかなヴォーカルがはいってゆったりと爽やかに、そして手を広げて力強く歌って。ほのぼのした感じのメロディが心地いいっす。間奏では岩田さんのエモーショナルなギターソロが。その後ヴァースに戻ってヴォーカルがドラマティックに歌い上げて。ここでマリさんは一旦楽屋へ。

 薄暗いブルーライトのなか、ギターが幻想的な音色をゆったりと響かせて。そしてステージ中央の北さんにスポットが。ここで北さんのパントマイムショーです。赤ちゃんを抱っこしてあやしたり、オムツを換えたり、高く放ってその間に着替えやお化粧をしている仕草を。最後は森園さんがキメのリフを。大拍手です。

 シーケンスのミドルテンポのファンキーなノリノリリズムがながれ、マリさんが髪をおろして、長めのラフなシャツすがたで登場して「Yeah!」ってお客さんを煽って。そしてリズミカルなギターリフにのってマリさんと北さんがツインでヴォーカルを。掛け合いやハモでパワフルに歌って。間奏では岩田さんのエモーショナルなアコギソロが。
 続いてアコギのリズミカルなリフがはいって、北さんがキーボードを弾く仕草を。そして北さんのパワフルなヴォーカルがはいって、マリさんがハモって。間奏では森園さんがヘヴィなリフから伸びやかでエモーショナルなソロを。その後パワフルなツインヴォーカルがはいって力強いシャウトも。

 「マキちゃんは若いときから笑顔のすごく素敵な方で」「いまもとてもいい声で」「誘ってくれてありがとう!」「カルメン・マキ!」ってマリさん、大拍手!一瞬ここでマキさんが登場するのかと思っちゃいました。「マキちゃんが(歌手生活)44年、私も40年」ってマリさん。ちなみに昔、マキOZとバックスバニーの対バンはなかったそうですが、スモーキーメディシンで共演はあったそうで。
 「次は清志郎が作った曲」ってギターのしっとりとしたリフがゆったりとながれ、ヴォーカルが伸びやかにブルージーに、そして力強く歌い上げて。間奏では岩田さんのエモーショナルなアコギソロが。その後、ヴォーカルが力強く歌い上げて。

 「今年は人生2度目に長い年で」「31歳と27歳の息子がいるんですけど、27年前に作った、ジョニー吉長の曲を最後に」って大拍手。「この曲が終わったら速やかにカルメン・マキさん、宜しくお願いします」って。そして「シラっとした世の中、やってらんないよ。レベル低すぎんだよ」ってマリさんボヤいて、爆笑!最後の曲、アップテンポのノリノリのリフから楽しくはじまって、リズミカルで爽やかなヴォーカルがはいって、そしてサビではほのぼのした感じのメロディを歌い上げて。ラストは楽しく盛り上がってFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」ってマリさん。メンバーを紹介して「今度はバンドのライブもぜひ観に来てください」って。そしてメンバーの皆さんは手を振りながらステージ袖へ。これにてマリさんのライブは終了です。時計を見ると20時40分過ぎ。ちょうど1時間の素敵なライブでした。機会があればまたワンマンライブも観に行きたいっす。

<カルメン・マキさん>
 ステージはあわただしくセットチェンジを。マキさんのユニット、今回のメンバーは、ギター<鬼怒無月さん>、ベース&コントラバス<西嶋徹さん>、ドラムス&パーカッション<佐藤正治さん>、そしてテナー&ミニアルトSax<音川英二さん>。5人編成です。ステージ向かって左フロントにSax音川さんが、その斜め後方にオフホワイトのJAZZベースとでっかいコントラバスを準備中の西嶋さん、後方に2タム1バスのドラムセットに座る佐藤さん、そしてステージ右に水色のハンバッカーストラトとアコギを準備中の鬼怒さんが。

 21時ちょい過ぎ、ステージにマキさんが登場して大拍手!いよいよライブがはじまります。マキさんはダーク系のロングジャケットに白のトップスに黒パンツで、ロングカーリーヘアスタイルで。まずはミラーボールが回るなか、ギターがディレイをかけた幻想的な音色を響かせ、Saxがエモーショナルなソロを。そして強風が吹きすさぶような音がながれ、ギターがリフを。1曲目は「Lilly was gone with windowpane」。ミドルテンポでパワフルなヴォーカルがはいって、そしてバンドがはいって、レッドライトのなか、パワフルなT・Saxソロへ。その後ヴォーカルがはいって、Saxが合間にフィルを入れ、ヴォーカルが伸びやかに歌い、再びアグレッシブなT・Saxソロへ。ヴォーカルが強力なロングスクリーミングを。終盤では一旦止まったあと、ヴォーカルがアカペラで歌い、すぐにバンドがはいって盛り上がって、ヴォーカルがパワフルなシャウトをキメ、ギターがワウを効かせたアグレッシブなソロを。ラストは再び強烈なロングスクリーミングが。最初から凄いっす。

 「去年4月に金子マリちゃんに呼ばれて、京都で1日だけ何年ぶりかのセッションして」ってマキさん。今年も誘われたそうですが、スケジュールが合わなくて出来なかったそうで。「今年最後のライブ、こういう形で出来て本当に嬉しい」「マリちゃんのバンドの演奏見てて嬉しくて泣きそうになった」って。「お客さんも懐かしい方がたくさん来てくれて。どうぞ最後まで楽しんでください」って大拍手!

 カウントからはじまった2曲目は「To Love Somebody」。ミドルテンポでSaxがパワフルでムーディなフレーズを奏で、ブルージーなヴォーカルがはいってゆったりと。サビでは鬼怒さんがコーラスで加わって盛り上げて。間奏ではSaxがムーディで力強いソロを。その後ヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって、Saxがフィルを入れて、サビではヴォーカルとコーラスがパワフルにシャウトして歌い上げて、さらにヴォーカルがハイトーンスクリーミングも。終盤ではギターのエモーショナルなソロが。

 ここで、鬼怒さんはストラトからアコギに持ち替え、西嶋さんはエレベを置いてコントラバスの準備を。そして薄暗いブルーライトのなか、重厚で力強いコントラバスソロが。その後、しっとりしたヴォーカルがはいって。3曲目は「As tears go by」。アップテンポのリズミカルな感じになってパワフルで伸びやかなヴォーカルにSaxがフィルを入れて、そしてギターのカッティングリフをバックにパワフルでテクニカルなSaxソロが。その後、ベースのノリノリのリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、ヴォーカルが歌い上げて。そしてリズミカルなリフにのって綺麗なスキャットを。それがだんだんと静かになって。

 鬼怒さんはアコギからストラトに持ち替えて、ドラムのフロアタムロールがながれるなか、幻想的な音色を響かせ、Saxが哀愁漂う音色をしっとりと奏でて。SaxはミニアルトSaxです。ブルー&グリーンライトのなか、ベースリフがゆったりとながれ、マキさんが詩の朗読を。そしてしっとりと歌いはじめて。4曲目は「A bird and a flower」。Saxがフィルを入れて、ヴォーカルと掛け合いのように響かせ、伸びやかでしっとりと美しいヴォーカルと溶け合って。そしてSaxのムーディはソロへ。マキさんはニッコリ微笑んでます。その後ヴァースに戻って、ヴォーカルの合間にSaxのフィルやパーカッションのチャイムが印象的に響き、サビではヴォーカルがドラマティックに歌い上げて。終盤ではギターがディレイを効かせたエモーショナルなソロを。そして再びサビでドラマティックに歌い上げて盛り上がって、ラストはしっとりと静かに幻想的に。

 「今日のメンバーは個々には一緒にやってるんですけど、集まってやるのは初です」ってマキさん。「ギター、鬼怒無月さん!」大拍手です。「ドラムス、佐藤正治さん!」大拍手です。「ベース、西嶋徹さん!」大拍手です。「エレキベースを持ったすがたを見るのは初めて」って。そして「今日で2回目、Sax音川英二さん!」大拍手です。

 「硬直してる場合じゃないよ」ってマキさん。「ノリのいい曲、次は唯一明るい曲」。ってはじまった5曲目は「てっぺん」。ミドルテンポのパワフルなリフにのって力強いヴォーカルがはいって、Saxがフィルを入れて。Saxはテナーです。間奏ではギターのアグレッシブなソロ、続いてSaxのテクニカルなソロが。マキさんニコニコです。その後一旦止まって佐藤さんがヴォイスパーカッションを。それにのってパワフルなヴォーカルがはいって、ピックスクラッチからヘヴィなギターがはいって、Saxもはいってパワフルなリフを。終盤では盛り上がって歌い上げて、Saxソロへ。ヴォーカルがリズミカルなスキャットを入れて、そしてサビに戻って歌い上げて。

 「歌い続けてきてほんとよかったと思う」ってマキさん、大拍手!「何年もの空白の時間を経て、一緒にできることもあるんだな」って。「音楽っていいよね」って大拍手!「昔よくやっていたメンバーと一緒に出来るって嬉しい」「音楽で出会って、これからも続けていきたい。ずっと聴いてね」って大拍手!「日本ももっと文化的になって、ミュージシャンを受け入れてくれたら」「もうすぐ選挙、ひとつ宜しく」って大拍手!西嶋さんはコントラバスの準備を。

 6曲目は「NORD –北へ-」。まずはSaxの伸びやかでパワフルなソロが。ベースとパーカッションが盛り上げます。そして薄暗いブルーライトのなか、ギターとベースが幻想的な音色を響かせ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に力強くなって、静かにリズムがはいってリズミカルなリフをバックに歌い上げて。そしてズンズン響くベースリフにのって、Saxが伸びやかに、ヴォーカルが力強く歌い上げて。そこからまずSaxのパワフルでエモーショナルなソロが。その後ヴァースに戻ってヴォーカルが伸びやかに歌い、Saxがフィルを入れて、ギターのヘヴィリフとともにパワフルに盛り上がっていって、そこからギターのテクニカルでアグレッシブなソロへ。ドラムもめっちゃ叩きまくって、さらにSaxもベースも加わって凄すぎの大バトル状態に。そして鬼怒さんの合図で合わせて止まって静かになって。終盤では薄暗いブルーライトのなか、ベースリフがズンズン響き、チャイムの音が綺麗に鳴って、しっとりとしたヴォーカルがゆったりとはいって、そしてバンドがはいってヴォーカルが歌い上げてパワフルなリフと共に盛り上がって。ラストは一旦止まったあと、マキさんの合図で劇的に盛大にFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」ってマキさん。狭くて立てなかったけど、スタンディングオベーションしたいくらいに、しばらく拍手が鳴り止まず。「最高!」ってマキさん。「いつも冷静、鬼怒無月さん!」って大拍手!「今日はほんと嬉しい!アタシの方からお礼言います。ありがとうございました」って。「カルメン・マキさんです!」って声が。「これでホッとした。いい締めくくりになった」ってマキさん。

 「最後に定番になっている曲を」「長くやってると人脈だけは広い」「テーマは普遍、3.11以降、特別な曲になった」「伝わるかな?」ってマキさん。鬼怒さんはアコギに持ち替えて。本編最後となる7曲目は「ソウル」。ギターのリズミカルなリフから明るく爽やかにはじまって、ベースの力強いリフにのって軽やかなヴォーカルが。音川さんはミニアルトSaxでヴォーカルの合間にフィルを入れて。サビではほのぼのした曲調で歌い上げて。間奏ではギターのカッティングのソロ、続いてSaxのエモーショナルでテクニカルなソロが。マキさんはニコニコです。その後サビに戻って明るく爽やかに力強く歌い上げて、ロングスクリーミングも。そしてエモーショナルなSaxソロ、テクニカルなベースソロが。ラストはだんだんと静かになってゆったりと。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました」ってマキさん。ここであらためてメンバー紹介を。「今日、一緒にやってくれたみんな、どうもありがとうございました」って大拍手!鬼怒さんはストラトを抱えて次の曲の準備をはじめますが、あわてて降ろして。大拍手のなか、メンバーの皆さんはお辞儀をしてステージ袖へ。大拍手がアンコールを求める手拍子になってフロアーに鳴り響いて。

 しばらくするとメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。そしてマキさんが「金子マリ!」ってマリさんを呼んで、マリさんが登場して大拍手大歓声!ステージ中央で2人は抱き合って。「今日はいい日だ」って。そしてマキさんがマリさんに「なんかしゃべってよ」ってMCを促して。「アタシがしゃべると漫才になるよ」「内海師匠に漫才やろうって誘われた」って爆笑!年「大阪の人みたい」ってマキさん。「アタシは東京弁だよ」ってマリさん、爆笑!しばし70年代当時の思い出の爆笑MCのあと「そろそろ歌いましょう」ってマキさん、爆笑!

 「宜しいでしょうか?」ってはじまったアンコール最初の曲はマリさんも歌っているという「それはスポットライトではない」。ギターのメロウなリフからバンドがはいってまずはマリさんの伸びやかなヴォーカルが。続いてマキさんも伸びやかに歌って、サビでは2人でハモって。巨匠お2人のDUO、観ていてなんか信じられないくらいでめっちゃ感激!間奏ではSaxのエモーショナルなソロが。その後ヴァースに戻ってマキさんが伸びやかに歌い、マリさんがスキャットを入れて、サビではパワフルにハモって盛り上がって、マキさんとマリさんは寄り添って頭をくっつけてハモって。そして味わい深いベースラインにのってギターがエモーショナルなソロを。ここでマリさん、気合入れすぎたのかわかりませんが、小さなタンバリンが破けてしまって。
 曲が終わると大拍手大歓声!「カルメン・マキ!」「金子マリ!」って呼び合って抱き合って。そして大拍手のなか、メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。もちろんお客さんは再アンコールを求める手拍子を。SEからは音楽がながれていますが、せめて最後の挨拶くらいはしてくれるんじゃないかなぁ~なんて期待して手拍子してました。

 しばらくするとメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声!しかも今度は森園さんもストラトを持って登場!森園さんと鬼怒さんの共演が観れるなんて感激!森園さんが使ってたマーシャルは既に片されていたので、鬼怒さんのギターアンプを使って。鬼怒さんはアコギの準備を。この再アンコールは急遽決まったみたいで「予定通りには行かないもんよ」ってマリさん、爆笑!以前マリさんが野音のライブを客として観にいったときに、TV収録があって急にマキさんが歌わないことになって、マリさんが代わりに歌ったことがあったとか。「客としてお金払って観にいったのに歌ったんだよ」って爆笑!「アタシも歌ったよ。別の日かもしれないけど」ってマキさん。

 爆笑MCのあと「やりましょうか」マキさん。最初2人でキーを合わせて、マリさんに「アタシ1番歌うから2番歌って」ってその場で進行の打合せ。
 ミラーボールが回るなかはじまったオーラス曲は「ジプシーソング」。リズミカルなベースリフからアコギのカッティングリフがはいって、Saxがエモーショナルなソロを。そしてマキさんがゆったりとムーディに歌い、マリさんがフィルを入れたり、綺麗にハモったり。2ヴァースはマリさんがムーディに歌って、マキさんがフィルを入れたりハモったり。間奏では森園さんがエモーショナルなギターソロを。続いて鬼怒さんがアコギでメロディアスなソロ、さらにSaxソロも。その後サビに戻ってツインヴォーカルでハモって盛り上がって。「良いお年を!」ってマリさん。「出会いを大事にしようね。旅に出よう!」ってマキさん。終盤にはエモーショナルなギターソロが。
 「カルメン・マキ!」ってマリさん。「Sax、音川英二!コントラバス、西嶋徹!ドラム&パーカッション、佐藤正治!ギター、鬼怒無月さん!ギター、森園勝敏!」ってマキさんが紹介しておのおのに大拍手が。そして「もう帰っちゃったけど、ギター、岩川浩史!」そして客席を見て「北京一さん!」って大拍手!最後に「金子マリ!」って大拍手!エンディングのなか、マキさんとマリさんは先に楽屋へ。
曲が終わると大拍手大歓声!大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはお辞儀をして楽屋へ。鬼怒さんと森園さんが握手してめっちゃ感動!これにてライブ終了です。時計を見ると22時40分過ぎ。自分はあわてて駅へダッシュ!なんとか終電に間に合いました。

 日本最高最強の女性ロックヴォーカリストのお二人<カルメン・マキさん>と<金子マリさん>のジョイントライブ、まさしく圧巻のひと言。お2人ともに声質は違えど、太く力強く伸びやかで、なおかつ繊細で美しく表現力豊かで、聴いていて惚れ惚れしてしまい、まさに至福のひと時でした。もちろんバンドメンバーの素晴らしい演奏があってこそ。森園さんと鬼怒さんの共演にも感動!特に終始笑顔だったマキさんが強く印象に残っています。素晴らしいライブでした。またぜひやってほしいっす。

鈴木研一さん

2012-12-13 06:22:22 | 人間椅子
 <人間椅子>で活躍中のベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>。青森訛りの独特トーンでパワフルで不気味なヴォーカルにも魅了されますが、あのヘヴィに邪悪にうねりまくるベースもめっちゃかっこよくて、ライブではいつも研ちゃん側に行ってしまいます。
 鈴木さんは先ごろ(2012年)<犬神サアカス団>のアルバムに“語り”でゲスト参加されたそうで。そちらはまだ入手していないのですが、過去に鈴木さんがベースで参加されたアルバムがようやく入手できたもので、それを今回紹介させていただこうかと。
 <聖飢魔Ⅱ>の創始者である<ダミアン浜田殿下>が1996年に発表されたソロアルバム<照魔鏡>に鈴木さんは3曲ベースで参加されています。このアルバムの存在は以前から知っていましたが、中古相場でプレミアがついていてちょっと手が出なかったんですよね。それが偶然定価くらいの値で出品されていたもので(帯ナシですが)即入手しました。
 鈴木さんはアルバム全10曲中、4曲目の「ANOTHER・・・」と、7曲目の「月光」と、9曲目の「照魔鏡」でベースを弾いています。今回はその3曲のみ紹介させていただこうかと。
 まずは4曲目の「ANOTHER・・・」。鐘の音が響き、ズンズン響くリフとシンセの幻想的なリフからミドルテンポでメロウなギターリフがはいって、伸びやかでしっとりとしたヴォーカルが。パワフルながらも落ち着いた感じのメロウな曲ですね。ベースはヴァースではパワフルで味のあるラインを、間奏ではブンブン響き、全体に存在感たっぷりのベースを聴かせてくれます。
 7曲目の「月光」。クラシカルなシンセリフからはじまって、ミドルテンポのギターリフがはいってミドルテンポで伸びやかで力強いヴォーカルが。ヴァースではベースはシンプルなラインですね。サビではアップテンポになってノリノリでドライブして。そしてそのあとシンセとのテクニカルなユニゾンリフを。間奏ではシャッフルモードでキーボードソロのバックでうねってます。
 9曲目の「照魔鏡」。ミドルテンポのヘヴィリフからはじまって、伸びやかなヴォーカルが。ベースは最初からブンブンヘヴィに響いてます。Bメロでは力強くメロウなラインを奏でて。間奏ではパワフルにヘヴィにうねって。
 前面には出ておらず、ソロもありませんが、ぶっとくヘヴィでブンブン響く、存在感ありの個性的な、まさしく研ちゃんのベースサウンドですね。他の曲のベースはテクニカルベーシスト<ゼノン石川和尚>がブンブンぶっとく響かせてますが、鈴木さんの音とは異なりますね。ゼノン和尚のほうが太いかな。というかベースの音がが鈴木さんよりも大きくミックスされているような。鈴木さんのベース音はちょっぴり控えめにミックスされているようですが、研ちゃんベースのほうがより“邪悪”な音に感じます。
 ※ダミアン浜田殿下の紹介やアルバム全体の紹介は割愛させていただきました。

 もう1枚調べていたら発見しました。というか自分はそのCDをずっと以前から持っていたんですけど、気がつきませんでした。
 ドラマー<コージー村上さん>が2004年に発表した故Cozy Powell氏に捧ぐトリビュートアルバム「SOUL BOUND –Dedicated to Cozy Powell-」に和嶋さんと鈴木さんが1曲参加されていました。このアルバムは故Cozy氏が参加されたJeff Beck GroupやRainbowやMSGやWhite SnakeやEL&PowellやBlack SabbathやBrian May Bandの曲を、コージー村上さんが全曲ドラムを叩いて、その他多くの凄腕ミュージシャンが参加されていまして、その中でBlack Sabbathの「The Law Maker」で、和嶋さんがギターを、鈴木さんがベースを担当されています。やはりサバスのカヴァーは和嶋さんと鈴木さんですね。アップテンポの激しいメタルナンバーで、ドラムフィルから疾走モードで、いきなりテクニカルでハードなギターソロが。ヴァースではベースが時折かっくいいフィルを入れてます。そして間奏ではアグレッシブでテクニカルなギターソロが。残念ながらこの曲では研ちゃん特有の邪悪でうねるベースはいまいち聴き取れなかったっす。
鈴木さんの参加作品、他にはみうらじゅんさんのアルバムにも参加されているようですね。他にもあるようであればぜひ聴いてみたいっす。

taika pulsate

2012-12-10 06:23:33 | 21th J-プログレ
 とってもピュアで素朴で可愛らしい歌声を聴かせてくれる元ASHADAのヴォーカル&アコーディオンの<妙さん>率いる叙情派テクニカルプログレバンド<taika>。結成は2008年で、メンバーは、キーボード<高橋在也さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、そしてベース<Daniさん>と、凄腕揃いの超強力な編成です。
 <taika>は2010年1月末に4曲入りのミニアルバム「flow and reflection 」 –暗闇の淵から この場所へ 注ぐ光- を発表され、そして2012年11月、待望のフルアルバム「pulsate/パルセイト」を発表されました。神秘的で美しく妖しいジャケットにまず惹かれますね。繊細で美しく力強いtaikaサウンドがジャケットからも伝わってくるようです。裏ジャケのかわいいフクロウも、ついつい見入ってしまいます。このジャケット、ポスターサイズで欲しいかも。
 アルバム1曲目は「誓いの彼方」。パワフルなアコーディオンのリフと綺麗なピアノリフからダイナミックにはじまって、そしてリズミカルで綺麗なピアノリフをバックにしっとりとしたヴォーカルがはいって、ドラムがはいって徐々に盛り上がって、ドラマティックに力強く歌い上げて。間奏ではしっとりとしたピアノリフから力強いアコーディオンソロが。終盤ではパワフルなドラムと力強いピアノリフにのって伸びやかなヴォーカルがながれ、一旦リズムが止まってピアノリフをバックにしっとしたヴォーカルがはいって、そしてドラマティックにダイナミックに盛り上がっていって。
 2曲目は「最果てへ」。ベースのアコギのような音色のアップテンポの優雅なリフからリズミカルなピアノリフと伸びやかで素朴なアコーディオンの音色が響き、そして伸びやかでしっとりとしたヴォーカルがはいって。2ヴァースからミドルテンポで静かにドラムがはいって徐々に盛り上がっていきます。間奏ではパワフルなピアノリフと伸びやかなアコーディオンの音色が響いて。3ヴァースではヴォーカルにピアノが絡み、そのままパワフルでドラマティックなピアノソロへ。聴いていると徐々に気分が高揚してきますね。特にエネルギッシュなピアノに心を奪われます。
 3曲目は「砂の蜃気楼」。ピアノとアコーディオンの力強いユニゾンのダイナミックなリフがながれ、ピアノのリズミカルなリフがミドルテンポのダンサブルなリズムをバックにながれて、そしてヴァースでは美しいピアノリフにのってヴォーカルがたおやかに歌い上げて、アコーディオンサウンドとともにドラマティックに盛り上がっていって。中盤ではピアノの綺麗でパワフルなソロが。終盤では一旦止まって、ピアノリフをバックにヴォーカルがはいって盛り上がっていって。そしてピアノとアコーディオンのユニゾンリフをバックにめっちゃ叩きまくりのドラムソロが。
 4曲目は「深海」。オフスネアのゆったりとしたリズムとベースラインとピアノリフが響き、しっとりとしたヴォーカルとアコーディオンが静かにながれて、そして徐々に盛り上がっていき、力強く歌い上げて。間奏ではアコーディオンの伸びやかなリフとピアノの綺麗なリフからピアノのパワフルなソロが。終盤ではヴォーカルが伸びやかに力強く歌い上げてパワフルにドラマティックに盛り上がって、そして叩きまくりドラムと力強いピアノソロが。さらにそこにアコーディオンも加わって盛り上げて。ラストはドラムが止まってピアノとアコーディオンの音色がしっとりと、だんだんゆっくりと。深海には深層流という重く冷たく非常にゆったりとした海流があるそうですが、奥深く力強いこの曲はまさにタイトルそのものかと。叙情的に静かにしっとりとはじまって、ドラマティックに盛り上がって。taikaの真骨頂ですね。
 5曲目は「水底の世界」。しっとりとしたピアノリフから静かにはじまって、しっとりとしたヴォーカルが叙情的にながれて。そしてリズムがはいってサビではパワフルにドラマティックに盛り上がって。間奏ではダイナミックなピアノソロとベースソロがちょこっと。2ヴァースでは伸びやかに美しく歌い上げて、力強く盛り上がっていって。ヴォーカルの美しさが際立っているような。終盤にはぶっとく力強いベースソロが。
 6曲目は「螺旋の森」。ベースのメロウリフからミドルテンポではじまって、しっとりとしたヴォーカルがゆったりと叙情的にながれ、そこに力強いピアノリフがはいって。その後ドラムがはいって徐々に力強く盛り上がっていって。中盤ではパワフルなドラムとベースをバックにピアノの綺麗で力強いソロが。終盤ではパワフルなピアノリフをバックにヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストニもパワフルなピアノソロが。この曲も静かにはじまって、ダイナミックにドラマティックに盛り上がっていく、これぞtaikaという曲ですね。
 7曲目は「月だけが白い」。ミドルテンポのドラムのリズムから綺麗なピアノリフと力強いベースラインがはいって、しっとりとしたヴォーカルが叙情的にゆったりとながれ、徐々に力強く伸びやかに歌い上げて。静かで薄暗い白い景色が目に浮かぶようです。間奏では綺麗なピアノリフをバックにエモーショナルな味わい深いベースソロが。その後ピアノリフをバックにしっとりと伸びやかなヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。終盤では美しくエモーショナルなピアノソロが、ドラマティックに盛り上がって、そしてゆったりと静かに。
 8曲目は「awake」。しっとりとしたピアノリフからゆったりと静かにはじまって、囁くように静かなヴォーカルが伸びやかに叙情的に。中盤ではリズミカルなピアノリフにのって優しく可愛らしいヴォーカルが。そして力強いピアノリフにアコーディオンの音色が伸びやかにながれて。終盤ではベースとドラムもはいって厚みが増していってドラマティックに盛り上がって。そしてピアノリフとアコーディオンをバックに味わい深いメロウなベースソロが。ラストはピアノリフをバックにヴォーカルがしっとりとゆったりと。真夜中に空を見ていて、雲に隠れていた月が徐々に見えてきて、そしてまた雲に隠されていくような印象を受けました。
 9曲目は「meteor」。ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、まずはピアノとベースのパワフルかつエモーショナルなソロが。その後静かになってゆったりと力強いヴォーカルがはいって、ピアノリフをバックにサビはダイナミックに盛り上がって。ダークな展開が絶妙ですね。中盤ではアグレッシブでアヴァンギャルドなピアノソロ&パワフルなベースソロが。ドラムも叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルが伸びやかで力強いスキャットを。終盤では静かになってしっとりとしたヴォーカルがはいって、それが再びダイナミックに盛り上がってドラマティックに歌い上げて。ラストはヘヴィでアグレッシブなベースソロと弾きまくりピアノリフのあと、ドラムが止まってパワフルなピアノリフがながれてFin。
 とっても可愛らしく、しかも力強いヴォーカル&素朴ながらも存在感のあるアコーディオンの音色、静動緩急豊かでタイトでパワフルで、変拍子でも気持ちよくSWINGするドラム、繊細で美しく、しかもパワフルでアグレッシブなピアノ、そしてそれらを支えるどっしりとした、しかも味わい深いベース。素晴らしい演奏陣による叙情的でドラマティックな楽曲満載の素晴らしいアルバムです。
 音的には、ピアノの透明感のある美しい音色&響き、シンバルの♪シャーンという鳴りと、妙さんの声質に合わせたようなスネアの絶妙なトーンの鳴り、そしてとってもピュアで可愛らしい妙さんの素敵な声が特に印象深いです。
 12/14にはレコ発ライブが吉祥寺シルエレで行われます。自分は仕事で行けそうもないのが残念っす。taikaの活躍、めっちゃ期待してます。

12.12.2 大木理紗さん・多鹿大介さん

2012-12-07 00:06:25 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2012.12.2 四ツ谷MEBIUS
<猫の集会>
 80年代に日本を代表するプログレバンド<Pageant>や<Mr,Sirius>で素晴らしい歌を聴かせてくれ、現在はスタジオミュージシャンとして、ヴォイストレーナー等としても活躍されている<大木理紗さん>。今年(2012年)は、2月から活発にライブ活動を行ってくださって、理紗さんの美しい歌声を生で聴ける機会が何度もあって最高の年でした。東京では2月4月6月8月9月とライブをやってくださって。自分は2月のライブは半分だけでしたけど、4月と6月と9月の3回は土日で時間も少し早かったのでゆったりと最後まで楽しませていただきました。そして今年最後?となる12/2は日曜日とのことで、開演時間も早いため、すっごい楽しみにしておりました。もっともこの日はカルメン・マキさんのライブもあって、ちと悩みましたけど、マキさんは12/13にもライブがあるので、今回は理紗さんのライブをチョイスです。特に今回はこれまでのライブでリクエストのあった曲を演奏してくれるそうで。好きな曲をやってくれたら嬉しいっす。

 さて当日。日曜で休みなんですけど、すっごい寒くて、午後からはいまにも雨が降ってきそうな気配。とはいえせっかくのチャンスですから気合入れて四谷三丁目へGo!です。少し早めに着いたので、先に食事をしてからお店へ。で、ドリンクをオーダーしてのんびりと開演を待ちます。ステージはグランドピアノと、ジャンベ・ウインドベル・ハイハット・シンバル・カホン・ウドゥドラム(壷)その他小物がいっぱいのパーカッションセットが。理紗さんは黒系のゆったりとしたお衣装にロングのカーリーヘアで妖しく美しいおすがたで。多鹿さん、いつもどおりでっかいアフロヘアで。

 18時40分頃、理沙さんと多鹿さんがステージに。1曲目は「猫の集会」。ピアノの綺麗で爽やかなリフからリズミカルにはじまって、トライアングルやウインドベルが綺麗に響いて、可愛らしい声のヴォーカルがはいってほのぼのした感じの曲調に。パーカッションはジャンベやシンバルをアクセントに入れて盛り上げ、終盤ではテンポダウンしてゆったりとほのぼのと。

 「皆さん、こんばんは」って理紗さん。でも「ちょっと待って」ってミキサーを調整されて。「失礼しました」って。そしてあらためて「では“猫の集会”はじめます」って。「師走の忙しい中、お越しくださってありがとうございます」って。ここで「ツイッターで知り合った、多鹿大介くんです」って大拍手!「通算7回、ありがとうございました」って理紗さん、多鹿さんに。
 理紗さんは「ライブタイトルを決めたい」と思うようになったそうで、「宴会のノリじゃないし、2人で静かにやってるだけだから」って。それで「“猫の集会”っぽい。いつも同じ顔ぶれ」って。

 2曲目は「遠い景色」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとながれ、郷愁を感じる力強いスキャットがはいって。そしてチャイムやウインドベルの音が響き、ジャンベロールも。その後、ゆったりと哀愁ただようヴォーカルがはいって、パーカッションがアクセントを入れて。終盤ではしっとりとしたヴォーカルがゆったりとながれ、美しく哀愁ただようハイトーンスキャットが綺麗にゆったりとながれて。

 「どうもありがとうございます」って理紗さん。次は「古い古いやつ。30年くらい前」ってはじまった3曲目はPageantの1stアルバムタイトル曲「螺鈿幻想」。ピアノの力強いリフがゆったりと力強くながれ、トライアングルやシンバルの音が響き、ピアノの流麗でテクニカルなリフから、しっとりと力強いヴォーカルがはいって、サビではハイトーンで歌い上げ、ジャンベやカホンが力強く鳴り、ドラマティックに盛り上がって。間奏ではピアノの力強いリフがながれ、シンバルロールやウインドベルが綺麗に響いて。その後ゆったりと力強いヴォーカルがはいって、サビではドラマティックに盛り上がって。ラストはだんだん囁くような声で静かになるも一転衝撃的な魂の叫びが。

 つづいて4曲目は同じPageantの1stアルバムから「エピローグ」。しっとりとしたピアノリフから、トライアングルやウインドベルが響くなか、ゆったりとヴォーカルがはいって徐々に力強く歌い上げ、シンバルがパワフルに打ち鳴らされて。その後しっとりとしたヴォーカルがハイトーンで伸びやかに。

 さらに続いて5曲目はPageantの2ndアルバムから「A Forget-Me-Not」。爽やかで綺麗なピアノリフから、しっとりとしたヴォーカルがはいって、トライアングルの音が響いて。そしてウドゥドラムのミドルテンポのリズムで可愛らしい感じのゆったりとしたヴォーカルが力強く美しく伸びやかに、さらにハイトーンで歌い上げて。終盤ではウインドベルが綺麗に響くなか、ピアノのしっとりとしたリフがながれ、美しいスキャットがしっとりとながれて。
 「ウドゥ登場したでしょ」って理紗さん。「打楽器ってなんでも打楽器になるよね」「いろんなものが楽器になる。打楽器大好き」って。

 「40代から50代の人は、さっきのPageantで私を知って、30代の人はFFで私を知ったひとが多い」って。次の曲はFFからで「人工知能を搭載した宇宙探査船」「光よりも早く飛び、時間を遡って」「宇宙を飛び続ける」いうイメージだそうで。
 6曲目はFFから「Long Distance」。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、シンバルロールが曲を盛り上げ、ハイハットのアップテンポのリズムにのって伸びやかなヴォーカルがはいって、そしてカホンのパワフルなリズムがはいって躍動感たっぷりになり、力強いハイトーンで歌い上げて。その後もパワフルなリズムにのってスピード感を増して伸びやかに力強いヴォーカルが宇宙を駆け巡って。
 「ずっと1人で飛び続けて、やがて青い地球が見えてきて感動して。でも誰かにその感動をつたえたくても、誰も居なくて絶望して」って。

 「人生は選択の繰り返し」「もしも別の道を歩んでいたらどうなっていたか」「それを覗いてみることができたら」って。7曲目はFFから「遠い日々の名残」。ピアノのしっとりとした音色が響き、シンバルロールからウインドベルの音色が綺麗に鳴って、透明感のあるヴォーカルがゆったりとながれて。そして2ヴァースからはジャンベのミドルテンポのリズムがはいって力強く。その後、哀愁ただようしっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に盛り上がっていって、シンバルやカホンがパワフルに、さらにウインドベルが綺麗に鳴って。ラストはしっとりとした綺麗なピアノリフからヴォーカルがゆったりと。

 「ありがとうございます」って理紗さん。「次が1部最後の曲です」「皆さんにお手伝いをお願いしたい」「“あー”でも“うー”でもいいからこの音でずっと声をだして」って。前半最後となる8曲目。お客さんのハミングのなか、理紗さんがタンバリンでリズムを。多鹿さんがジャンベを叩き、理紗さんがホーミィのように力強いスキャットを。そしてジャンベやシンバルの力強いリズムにのって綺麗なハイトーンを響かせて。その後、力強いヴォーカルがはいって。そして終盤では再びホーミィを響かせて。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとう」って理紗さん。ここで物販の宣伝や、福島の置き去りにされたペットのための餌募金のお話をされて、そしてしばらく休憩にはいります。時計を見ると19時35分。約1時間の前半でした。

 20時10分ころ、お2人はステージへ。そしてはじまった後半最初となる9曲目は「五つの雫」。チャイムやジャンベの音が響き、ピアノのパワフルなダークリフがはいって、ドラのようなシンバルロールが鳴り、民族音楽風の力強いスキャットがジャンベやウインドベルの鳴るなかにながれて。そしてピアノのしっとりとしたリフがゆったりとながれ、力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、ジャンベのミドルテンポのリズムからドラマティックに歌い上げて、その後、力強いスキャットがながれて。

 次の“猫の集会”は理紗さんのバースデーでもある2/16だそうで。「バースデーパーティって人がやってくれるものですよね。まいっか」って。「50年もたつと誰も祝ってくれない」って。するとあるお客さんが「おめでとうございます!」って。「ありがとう!」って理紗さん。ここで干支の話になって。理紗さんはネズミで、多鹿さんはヒツジだそうで。理紗さん、多鹿さんの頭を見て「まぁ!ピッタリね」って爆笑!ちなみに理紗さんのお母様はトラで、凄く強かったとか。「変な話していい?」って理紗さん。「12月の22日か26日に何かある」って予言する方々がいるとか。「暮れに何かあるらしいから覚悟してて」「悪い話じゃなくて、楽しい気持ちで」って。理紗さんはよく「あなた、シャーマンでしょ?」って言われるそうで。

 10曲目は「PRAY」。大好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす!理紗さんのカウントから綺麗なピアノリフが明るく爽やかにながれ、ウインドベルが鳴り響き、ミドルテンポのカホンとジャンベのパワフルなリズムにのって美しいヴォーカルがたおやかにながれ、サビでは迫力たっぷりに歌い上げ、ドラマティックに盛り上がって。間奏ではピアノの力強いリフが。その後ヴァースに戻って、トライアングルのリズムでヴォーカルがはいって、サビでドラマティックに歌い上げて盛り上がって、パワフルなハイトーンのスキャットも。ラストはたおやかにしっとりとFin。

 「私の歌詞って暗いなって思った」って理紗さん。11曲目は「光の中へ」。ピアノの切なくしっとりとしたリフからはじまって、シンバルロールの音が響き、しっとりとしたヴォーカルが哀愁たっぷりにながれて。そしてカホンやジャンベのミドルテンポのリズムにのってロマンティックに歌い上げて。ラストはゆったりとしっとりと。ウインドベルが綺麗に響いてFin。「心を閉ざした人に呼びかけるような曲」って理紗さん。

 「花をプレゼントしていただきました」って理紗さん、拍手です。花の形の飾り物で「私のイメージで作ってくださったそうで。嬉しい」って、本日いらしている作者さんに大きな拍手が。

 12曲目は「あたたかい雨」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとながれ、伸びやかなスキャットから、力強くも美しいヴォーカルがはいって。ほのぼのした曲調で、歌い上げて。中盤からはジャンベのミドルテンポのリズムがはいって、力強く歌い上げ、終盤では美しいハイトーンスクリーミングも。

 「ありがとうございます」って理紗さん。次は「今年になって初めて人前で歌った曲を」って。屋上で星空を見ながら妄想にふけってイメージがわいて出来た曲だそうで。「希望を込めて」って。
 13曲目は「屋上から」。理紗さんのカウントからパワフルなピアノリフとハイハットとカホンのリズムがミドルテンポではいって、パンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって。そしてウインドベルやトライアングルの音が響き、美しいハイトーンで伸びやかに歌って、ドラマティックに歌い上げて。その後、ピアノのパワフルなリフからヴォーカルが歌い上げ、力強く伸びやかに。ラストはパワフルなパーカッションとピアノリフが。

 「海の曲を2曲」「海の底には何があるんだろう」「宇宙は遠いけど、海は身近にあるから怖い」って。14曲目「海の詩」。ピアノのしっとりとした美しいリフがゆったりとながれ、伸びやかなヴォーカルがメロウにたおやかにながれ、ウドゥの音色がアクセントにはいって。そしてウドゥのリズムにのって力強く歌い上げて盛り上がっていって。その後、カホンのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルが力強く歌い上げ、リズミカルなハイトーンスキャットも。ラストは美しいスキャットが伸びやかに。
 続いて15曲目は「ベラヴィスタ」。ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ウドゥのリズムにのって徐々に力強くなって、パワフルなシンバルと共に迫力たっぷりに歌い上げて、スクリーミングも。その後、しっとりとしたヴォーカルが徐々に力強くなって、ハイトーンで歌い上げて盛り上がって。この曲は震災のあとに歌詞を書き足したそうで。

 しっとりとした美しいピアノリフがゆったりとながれて、「人間は、忘れないと生きていけない」「いつか私のことも忘れて」って、16曲目は「さよなら」。しっとりとした美しいスキャットがゆったりとながれ、ジャンベやチャイムの音が響き、ヴォーカルがはいってゆったりとたおやかに歌って。そしてジャンベのミドルテンポのリズムでヴォーカルがリズミカルに明るく爽やかに歌い、ハイトーンで綺麗にたおやかに。その後、力強いスキャットが伸びやかにながれ、澄んだ綺麗なハイトーンで。それがそれがだんだんと小さな声になって静かになるも、一転力強く歌ってFin。

 「どうもありがとうございました」って理紗さん。「来年2/16お逢いできるのを楽しみにしています」「“猫の集会”これで終わります」って、最後に再び「猫の集会」を。綺麗なピアノリフと可愛い感じのヴォーカルがはいって、たおやかに優しく歌って。そしてタンバリンのリズムにのってピアノの綺麗で爽やかなリフからウインドベルが綺麗に響くなか、可愛らしい歌声がほのぼのした感じでながれて。その後ピアノのリズミカルなリフがながれ、シンバルロールやウインドベルが綺麗に鳴り響いて。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。これにて終了です」「来年も続けていこうと思いますので、またいらしてください」って理紗さん。時計を見ると21時14分。1時間ちょいの後半で、前後半合わせて2時間のとっても素敵なライブでした。このあと自分は会計を済ませてネコ募金をして駅へダッシュです。
 ”ネコの集会”大好きな聴きたかった曲ばかりで超満足!螺鈿幻想・エピローグ・ヴェラヴィスタで鳥肌立つくらいゾクゾクしたし、ドラマティックなFFのPRAYに超感動!他にも素敵な曲がいっぱいでした。時に可愛く優しく、時にパワフルに迫力たっぷりに美しく力強く聴かせてくれた素晴らしいライブでした。来年も楽しみです。

12.11.30 LIV MOON

2012-12-03 00:37:53 | ライブレポ HR/HM
◇ 2012.11.30 品川プリンス ステラボール 
<THE END OF THE BEGINNING LIV MOON LIVE 2012>
 元宝塚の男役で、現在は舞台女優として、そしてヴォーカリストとして活躍中の<Akane Liv(岡本茜)さん>率いるシンフォメタルユニット<LIV MOON>。2009年にAkaneさんと音楽プロデューサーでありキーボーディストの<西脇辰弥さん>が立ち上げ、その年の10月には<LOUD PARK 09>に出演し、12月にはデビューアルバム「DOUBLE MOON」を発表。翌2010年3月にワンマンライブを、そして6月にカヴァー曲6曲を収録したミニアルバム「Covers~」を発表されます。自分はこれを聴いてそのオペラティックなヴォーカルスタイルと超ハイトーンにすっかり魅了されてしまいました。この年の10月には東京・大阪とライブツアーを行い、そのあとメンバーチェンジがあり、超絶ベーシスト<MASAKIさん>、YMインペリ級早弾きギタリスト<大村佳孝さん>、新鋭ドラマー<前田秋気さん>が参加され、翌2011年3月に2ndアルバム「Golden Moon」を発表されます。自分は4月に渋谷で行われたレコ発ライブを観にいったんですけど、それがまた素晴らしいライブでめっちゃ感動したんですよね。で、その秋に美少女ドラマーのライブにゲスト出演されたときも観に行って、至近距離でその美貌と美しい歌声を観れてこれまた感動して。
 そして2012年初頭にアルバム「Symphonic Moon」を発表されます。で3月には恵比寿でレコ発の2daysライブがあったんですけど、このときには都合が悪くて自分は観に行けなかったんですよね。なので次はまた1年後なのかなぁ~なんて思っていた矢先になんと9月にもう次のアルバムを発表されると知って超ビックリ!年2枚もスタジオアルバム発表なんて凄すぎ!そして聴いてみるとこれがまた素晴らしい出来栄えで、そのうえ11/30に品川でレコ発ライブがあるとのことで、即チケットもGET。“4オクターブの美神”Akaneさんの歌とその美貌、めっちゃ楽しみです♪当日が待ち遠しいっす。

 さて当日。品川なので会社からも近くて超ラク。仕事を終えてから余裕で会社を出て会場へ。自分は初めていくハコです。開演20分前に着いて、フロアーへ。横長で天井が高く、ステージが広々してそうです。もっともステージ内は白い幕がかかっているので見えませんが。自分の席は大村さん側の端のほうなのでちょっと見にくそうな感じ。そうそう、会場のあちこちにビデオカメラが配置され、客席脇にはクレーンカメラも。今回のライブも映像収録されるみたいです。
 開演時間が近くなると徐々に席が埋まってきて。9割くらいの入りかな?客層は思っていたよりも遥かに年齢層高かったっすね。自分より先輩の方々が結構いらしていたような。やはり男性が多いっす。ステージには白い薄い幕がかかり、ロゴマークが映されて。SEでは北欧の民族音楽のような、ケルト系の音楽のような曲がながれています。

 19時13分ころ、客席が暗くなって、SEで波の音がながれ、そして「Prologue」がながれ、お客さんは手拍子を。するとステージ前の白い幕にAkaneさんの美しいシルエットが映されて大きなどよめきと大拍手が。そして幕が下りてAkaneさん登場!大拍手大歓声!白い女神様のようないでたちで曲に合わせてバレエのように優雅に美しく舞って。曲が止まると走ってステージ袖へ。大拍手です。するとステージは薄暗いブルーライトで包まれ、荘厳なSEがながれるなか、Akaneさん以外のメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声!ステージ後ろからレッドライトが光ってます。ステージ向かって左にベース、その斜め後方にドラムス、その隣にキーボード、そしてステージ右がギターです。MASAKIさんはイエロー4弦ベースを、大村さんはゴールドストラトを抱えてチューニングを。

 そしてダイナミックなリフから疾走モードのパワフルなドラムがはいって再びAkaneさん登場!1曲目は「Free your Soul」。低い声のヴォーカルがはいって、サビでは明るいブルーライトのなかパワフルに。そしてミドルテンポのヘヴィリフ、シンセリフからアップテンポに戻ってヴァースへ。Akaneさんはステージ左でサビを伸びやかに歌って。中盤では一旦止まってからミドルテンポでオルガンリフがながれ、そして大村さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。その後、大村さんが手拍子を促して、ヴォーカルが伸びやかにドラマティックに。
 続いてレッドライトのなか、ゆったりとはじまって、パープルライトに変ってオケサウンドがしっとりとながれて。そしてブルーライトのなか、琴のような音色がながれ、Akaneさんが囁いて。2曲目「Fountain of my Pleasure」。アップテンポのヘヴィリフにのってAkaneさんがはステージ左で踊って、そして伸びやかに歌って、サビではオレンジライトのなかドラマティックに。そしてギターのエモーショナルな短いソロからパワフルで伸びやかなヴォーカルがはいって、サビでは伸びやかに壮大に。間奏ではシンセとギターが掛け合いで奏で、ユニゾンでブレイクをキメて再びサビへ。♪何が欲しいの?って妖しい微笑みで歌って。おぢさんメロメロです。ラストはギターが弾きまくり、AkaneさんはMASAKIさんのところへ。

 3曲目は「And Forever More」。SEでアコギリフがゆったりとながれ、Akaneさんがステージ左でしっとりと哀愁たっぷりに歌って。そしてパワフルなドラムがはいってミドルテンポで大村さんがパワフルに歌って、サビではデュエットでパワフルに。2ヴァースではブルーライトのなか、2人で綺麗にハモって歌い、サビでは歌い上げ、Akaneさんが綺麗なハイトーンスキャットを。間奏ではテクニカルなギターソロが。その後サビに戻って、オレンジライトのなか、2人で綺麗にハモって歌い上げ、大村さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。
 続いてハイハットのカウントからキーボードのテクニカルなリフが。4曲目は「Black Fairy」。アップテンポの疾走モードでパワフルに。AkaneさんはMASAKIさんに寄り添って。そしてミドルテンポのヘヴィなギターリフがストロボライトのなかスリリングに。その後レッド&ブルーライトのなか、パワフルなヴォーカルがステージ右で伸びやかに歌い上げ、サビでは色っぽく♪痺れるくらいに抱いてよって。間奏では大村さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。その後サビに戻って色っぽく歌い、ダイナミックなリフから疾走モードでシンセリフが。「ありがと!」ってAkaneさん。

 5曲目「The End of the Beginning」。ブラスのダイナミックなオケサウンドがダークにながれ、オレンジ&レッドライトのなか、ピアノリフがしっとりとながれたあと、ハイハットのカウントからダイナミックなリフがはいって、Akaneさんが可愛らしい声のスキャットからハイキーでパワフルに歌って♪Hey!ってお客さんを煽って。そしてダーティヴォイスからダイナミックなリフがはいって疾走モードでスリリングに歌って、ブレイクリフで♪Hey!Hey!って煽って。その後グリーンライトのなか、低い声でオペラチックに歌い、そしてハイキーで疾走モードでパワフルに歌って。中盤ではリズミカルなピアノリフからAkaneさんが可愛らしい声でスキャットを。そしてパープルライトのなか、ハイキーの美しいファルセットで伸びやかに歌い、アップテンポの疾走モードでストロボライトを浴びてパワフルに歌って、ラストはダイナミックなブレイクリフをキメてFin。Akaneさんは走ってステージ袖へ。

 6曲目は「Valhalla」。インストです。西脇さんにスポットが照らされ、パワフルなピアノソロが。そしてハイハットのカウントからダイナミックなリフがはいって、大村さんが手拍子を促して、アップテンポのヘヴィなギターリフがはいって、ステージ中央で大村さんがメロウなフレーズを奏で、MASAKIさんがステージ右へ。その後、ミドルテンポになってギターがピアノリフをバックにクラシカルにテクニカルに奏で、そして疾走モードになってめっちゃ弾きまくりのギターソロへ。続いてはヘヴィなギターリフをはさんで、シンセのテクニカルなソロが。そしてスリリングなヘヴィリフから疾走モードでギターのテクニカルなリフがながれ、イエローライトのなか、ベースとドラムの掛け合いソロバトルが。MASAKIさんはパワフルなチョッパーも。その後ヘヴィなギターリフから伸びやかにメロウなフレーズを奏で、ラストは弾きまくりでFin。

 7曲目は「Midsummer Eve」。民族音楽風のリフがながれ、ギターのヘヴィリフがはいってAkaneさん登場!紺色のノースリーブのドレス姿で、髪には花の冠が。そしてしっとりとメロウに色っぽく歌って、サビではアップテンポで可愛く伸びやかに。間奏ではキーボードのテクニカルなソロが。続いて大村さんがステージ右前でテクニカルなギターソロを。その後Akaneさんが手拍子を促して可愛く伸びやかに歌って。終盤では一旦止まってしっとりと歌い、そこから盛り上がって明るく伸びやかに。ラストはテクニカルなキーボードソロが。
 続いてテクニカルなキーボードリフがスリリングにながれ、ハイハットのカウントからダイナミックなブレイクリフが。8曲目は「Hell」。アップテンポの疾走モードでヘヴィなギターリフがながれ、レッド&ブルーライトのなか、低い声でダークに歌って、そしてミドルテンポになってパープルライトのなか伸びやかに歌い、サビでは疾走モードでパワフルに歌って。中盤ではミドルテンポのヘヴィなダークリフのなか、シンセのエモーショナルなソロ、ギターのテクニカルなソロが。その後、Akaneさんがハイキーで伸びやかに歌い上げ、アップテンポの疾走モードになってパワフルなスクリーミングも。

 9曲目は「霧の葬送曲」。ブルーライトのなか、アップテンポでストリングス風のリフがながれ、ドラムがシンバルロールで盛り上げて。そしてダイナミックでスリリングなリフからパワフルなタムドラムが打ち鳴らされ、ブレイクリフをキメ、ミドルテンポのヘヴィでダークなリフにのってAkaneさんが恐い表情で伸びやかに力強く歌って、サビでは一転明るく伸びやかに、ドラマティックで壮大に。中盤ではダークなユニゾンリフからギターのエモーショナルなソロが。その後一旦止まってからブルー&レッドライトのなか、ギターのザクザクリフがはいって、しっとりとしたヴォーカルが暗くながれ、そしてストロボライトのなか、ダイナミックでスリリングなリフがはいって、明るくドラマティックなサビへ。ハイトーンスクリーミングも。ラストはアップテンポでユニゾンリフをキメて。曲が終わるとAkaneさんはステージ袖へ。

 10曲目は「Land of Spirit」。まずは大村さんがステージ中央でギターソロ。お客さんを煽って、のけぞってチョーキングをキメて、テクニカルに弾きまくって、西脇さんがお客さんを煽って。そしてアップテンポのノリノリのリズムがはいって、ストロボライトのなか、ユニゾンリフをキメ、ギターが弾きまくって。続いてはベースソロ。チョッパーからシンセをバックにタッピングでメロウに奏で、テクニカルなリフも交え、そしてシンセとユニゾンでしっとりと。

 11曲目は「Immortals」。SEからアコギリフがゆったりとながれ、オレンジライトのなか、ハイハットのカウントからミドルテンポのダイナミックなリフがはいって、ヨコノリのシャッフルモードでリズミカルなリフがながれ、Akaneさんがゴールドのノースリーブドレス姿で登場!そしてステージ右で伸びやかに歌い、サビではグリーンライトのなか、力強く歌って。間奏では大村さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。その後、ギターとキーボードがユニゾンでクラシカルなリフを奏で、終盤ではしっとりと美しく、透き通るような綺麗なハイトーンで歌い上げ、ダイナミックなリフがはいってパワフルに。「ありがとう!」ってAkaneさん。

 ハイハットのカウントからはじまった12曲目は「黄金の涙」。ダイナミックなリフがグリーン&オレンジライトのなかながれ、そしてミドルテンポでヘヴィなユニゾンリフがはいってAkaneさんのしっとりとメロウなヴォーカルがながれ、パワフルなリフから伸びやかに哀愁たっぷりに歌って、ロングスクリーミングも。間奏ではエモーショナルなギターソロが。その後キーボードのリズミカルなリフがはいってグリーンライトが回り、ギターが伸びやかに奏で、Akaneさんがゆったりとしっとりと、そしてドラマティックに歌い上げて。終盤では明るいグリーン&オレンジライトのなか、ギターのテクニカルなソロが。その後Akaneさんがハイトーンでパワフルに歌い上げて、ギターが弾きまくって。ラストはピアノとギターがしっとりと。

 本編最後となる13曲目は「Voyage」。SEから波の音がながれ、ブルーライトのなか、民族音楽風のリフがながれ、そしてダイナミックなバンドリフがはいって、バックには白い幕がせりあがってきて照明にてらされて視覚効果を。その後ミドルテンポのヘヴィリフをバックにパワフルなヴォーカルが伸びやかにながれ、ステージ左でハイトーンで歌い上げて。するとここでステージ右に紫色の衣装を纏った美女ヴァイオリニスト<南條由起さん>が登場して大拍手大歓声!パワフルなリフから力強く弾きまくって、そしてAkaneさんとヴァイオリンでユニゾンでメロディを奏でて。その後Akaneさんが右へ、由起さんが左へポジションチェンジ。そして民族音楽風リフがながれ、ヴァイオリンがパワフルにリフを弾き、ダイナミックで壮大なバンドリフへ。終盤ではステージ中央でAkaneさんと由起子さんが並んで、Akaneさんがメロウに力強く歌い上げ、ヴァイオリンが伸びやかに奏で、ダイナミックなリフと共に盛り上がって、Akaneさんがロングスクリーミングをキメて盛大にFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」ってAkaneさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして手を振りながら大拍手のなか、ステージ袖へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になり、場内に鳴り響いて。ステージはブルーライトのなか、SEがながれて。

 しばらくすると秋気さん・MASAKIさん・大村さん・西脇さんが本日のライブ記念Tシャツを着て登場!さらに由起さんも登場して大拍手大歓声で迎えられます。メンバーおのおのに声援が飛び、そのなかでMASAKIさんに「ヤカンは?」って声が。「またあとで」「その件については後ほど」ってMASAKIさん、爆笑!「(次は)オレからなんだけど」ってさらに爆笑!
 ベースのアップテンポのリフからはじまって西脇さんが手拍子を促して、「1.2.3.4!」ってカウントからパワフルなドラムとバンドリフがはいってギターが伸びやかに奏で、ヴァイオリンがテクニカルなリフを。そしてレッド&ブルーライトのなか、バンドのヘヴィリフとヴァイオリンのテクニカルなリフが交互にながれ、そしてギターがメロウに伸びやかに奏で、ヴァイオリンがハモって。その後、ヴァイオリンのテクニカルなリフからキーボードが伸びやかに奏で、シャッフルモードになってテクニカルなオルガンソロ、パワフルで伸びやかなヴァイオリンソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、ユニゾンリフをキメて、テクニカルな弾きまくりベースソロへ。イエローライトで綺麗に照らされて。中盤ではアップテンポのヴァイオリンのテクニカルなリフ、ミドルテンポのギターのヘヴィリフからアップテンポのパワフルなリフにのってキーボードが伸びやかに奏でて盛り上がって、ドラムソロへ。スネアロールを主体にパワフルに叩きまくって、ストロボライトのなか、大村さんと西脇さんがお客さんを煽って。ラストは盛大にFin。

 14曲目は「Kiss me Kill me」。ハイハットのカウントからダイナミックなリフがはじまって、Akaneさんがブルーのフンワリした感じのドレスを纏って登場!そしてブルーライトのなか、ステージ右で低い声でパワフルに歌って、サビは伸びやかにハイトーンで歌い上げて。その後ヴァイオリンのクラシカルなリフからダイナミックなリフがはいって、ギターとヴァイオリンが向き合ってユニゾンリフを。そしてAkaneさんがしっとりと力強く歌って、サビではハイトーンで歌い上げて、ヴァイオリンがメロウに力強く奏でて盛り上がって、ラストはダイナミックにブレイクをキメてFin。
 「本日のスペシャルゲスト、ヴァイオリン、南條由起でした」ってAkaneさんが紹介して大拍手大歓声!ここで由起さんはステージ袖へ。

 「ありがとうございます。それでは次の曲」って大歓声!15曲目は「The Last Savior」。キーボードのテクニカルなリフからダイナミックなリフがはいって、パワフルな疾走ドコドコモードでキーボードとギターがテクニカルなユニゾンリフをキメ、Akaneさんがステージ左でライトがスリリングに点滅するなか、伸びやかにドラマティックに歌って、サビではハイトーンスクリーミングから客席が明るく照らされて♪Savior’s coming!って大合唱!その後Akaneさんはステージ中央でブルーライトが点滅するなか、伸びやかに歌い、大村さんがステージ左へ、MASAKIさんがステージ右にポジションチェンジして、サビではAkaneさんがパワフルにノリノリで歌い上げて。中盤ではレッドライトのなか、ギター→キーボード→ベース→ドラムスとスリリングなソロ廻しをして、大村さんがステージ中央で弾きまくりギターソロを。その後ミドルテンポになってキーボードとギターがユニゾンでメロウなフレーズを奏で、そしてステージ中央にMASAKIさん・Akaneさん・大村さんが並んで、Akaneさんが美しいハイトーンスキャットを、ギターとキーボードがユニゾンでテクニカルなリフを。そこからアップテンポのノリノリモードになってサビを歌い上げて盛り上がって、ラストはダイナミックに。

 16曲目は「溺れる人魚」。ブルーライトのなか、まずはしっとりと美しいピアノソロが。そしてシンセが響くなか、ハイハットのカウントがはいってギターがアコギ風サウンドでカッティングリフをミドルテンポで弾き、しっとりと哀愁ただようヴォーカルがはいって歌い上げて。間奏ではダイナミックなリフからエモーショナルなギターソロが。その後ブルーライトのなか、ヴォーカルがしっとりと歌い、サビではドラマティックに歌い上げ、さらにハイトーンで美しく。終盤ではステージ上がスモークで幻想的な感じになり、ベースのエモーショナルかつテクニカルなソロが。そしてAkaneさんの澄んだ美しいスキャットが、バックの水中のような照明効果とともにドラマティックに響き渡って。

 「ようやくしゃべれます」ってAkaneさん、爆笑!「今日は本当にありがとうございました」って大拍手!「アルバムそのまま再現してみましたが、いかがでしたか?」って。もちろん大拍手大歓声で「最高!」って声も。「ありがとうございます!」ってAkaneさん。ここで今年のお話を。1月にアルバム、3月に2daysライブ、そして今回のアルバムとライブも。「いままでで一番大きなハコ?ハウス?でやらせてもらって」ってお客さんやスタッフの皆さんに感謝のお言葉を。大拍手です。ここで客席の親しいお客様に向かって英語で挨拶を。
 「私の愛するメンバーを紹介したいと思います」って。「オンベース、MASAKI!」って大拍手大歓声!「すいません、東洋一のベーシストです」ってMASAKIさん、大拍手!「今後ともLIV MOONを愛してください」って大拍手!続いて「オンドラムス、前田秋気!」って大拍手大歓声!「品川一のドラマーです」って秋気さん、爆笑!「東洋一だよ」ってAkaneさん。続いて「オンギター、大村佳孝!」って大拍手大歓声!「世界一のギタリストです」って大村さん、どよめきと大拍手!「怒られへん?」って。「だいじょうぶ。こんなかで世界一」ってAkaneさん爆笑!続いて「オンキーボード、西脇辰弥!」って大拍手大歓声!「こんばんは、品川のコ○ロテ○ヤです」って西脇さん、爆笑!「そして私、Akane Livです」って大拍手大歓声!

 「それでは最後の曲」ってAkaneさん。もちろんお客さんは「えぇぇぇ~!」って。「来年また逢おうね」ってAkaneさん。最後ってことでガッカリしたお客さんを見て「最後なんだから盛り上げてね!」ってハッパをかけて。オーラス17曲目は「アマラントスの翼」。美しいピアノリフがしっとりとながれて。そしてダイナミックなリフがはいって、強烈なバックライトが客席を照らして、アップテンポのノリノリモードでリズミカルなヴォーカルがはいって。西脇さんと大村さんが向き合って。ブルーライトスポットが回ってます。そしてレッドライトのなか、ヴォーカルがノリノリで歌い上げて。ここで大村さんとMASAKIさんが左右ポジションチェンジを。そしてアップテンポでパワフルに盛り上がって、サビではライトが回るなか、力強く歌い上げて。中盤ではMASAKIさんがステージ中央でタッピングを交えたテクニカルなソロを。続いて大村さんがステージ右でテクニカルなギターソロを。その後一旦止まってからAkaneさんが伸びやかに歌い上げて、そしてサビで盛り上がってダイナミックなリフが盛大に。ここでMASAKIさんのヤカンが登場してスライドさせまくって。ラストはAkaneさんがジャンプしてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!ありがとうございました!」ってAkaneさん。しっとりとしたSEがながれるなか、メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで揃ってお辞儀を。そしてAkaneさんが「南條さん!」って由起さんを呼んで、今度は6人で手をつないで揃ってお辞儀を。「みんな、ありがとうございました」ってAkaneさん。メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、手を振りながらステージ袖へ。Akaneさんも最後にステージ袖へ。ここで客席が明るくなって帰り仕度をするお客さんも。でも多くのお客さんはアンコールを求める手拍子を続けて。するとAkaneさんが再び登場して大拍手大歓声!そしてステージ前にきてマイクなしで挨拶を。残念ながら後ろのほうの自分には聞こえなかったっす。でも最後に「ガンバリます!」って可愛くガッツポースをして、手を振りながらステージ袖へ。これにてライブ終了です。時計を見ると21時すぎ。2時間弱のとっても素敵なコンサートでした。

 北欧をテーマとしたアルバムの全曲再現ライブ、圧巻でしたね。楽曲的に若干地味な感もちょこっとありましたが、とてつもなく幅広い声域で表現力豊かに澄んだ力強い歌声と、凄腕メンバーによる超テク演奏で、パワフルでヘヴィでドラマティックに聴かせて魅せてくれて。そのうえヴァイオリンもはいってより一層盛り上がってもう大満足です。Akaneさん、今回のハコが横長でステージが広いこともあって、ステージを右へ左へ常に移動して歌って、左右のお客さんにも配慮されてましたね。あちこちのサイト等を見るとコアなファンの方から少々演奏ミスがあったようなことが書かれていましたが、それほどアルバムを聴きこんでいない自分には全くわからなかったっす。今回のライブ、DVD発売されたら絶対買います。めっちゃ楽しみです。来年もLIV MOONの活躍、期待したいっす。