1977年に結成されるも、79年にはNOVELAに発展した伝説のプログレバンド<Scheherazade>。NOVELA解散後の1992年に復活して結成以来15年越しの1stアルバムを発表。その後はメンバーおのおのの活動がありながらも不定期にライブを行い、そして2010年9月に実に18年ぶりとなる2ndアルバム「All For One」が発表されました。メンバーはオリジナルメンバーのヴォーカル<五十嵐”Angie”久勝さん>、ギター<平山照継さん>、キーボード<永川敏郎さん>、ベース<大久保寿太郎さん>の4人と、ドラムは<堀江睦男さん>です。このアルバムは、これまでの活動のなかで1stアルバムに未収録だった曲を新たにレコーディングされたそうです。
そして1年後の2011年11月になんと3rdアルバムが発表されました。これには超ビックリ!「THE ORIGINAL –SONGS FOR SCHEHERAZADE-」。このアルバムには70年代に元々Scheherazade用に書かれたにも係わらず、バンドが発展的解散してしまったためにSchehrerazadeではレコーディングされず、NOVELA等でレコーディングされた楽曲を、今回新たに現Scheherazadeメンバーでレコーディングされた楽曲が収録されています。つまり、このアルバムがScheherazadeにとって事実上の1stアルバムになるそうです。夜明けのようなアルバムジャケットの美しさにまず感動しちゃいました。
アルバム1曲目は「Beginning」。今回新たに書き下ろされたアルバムの序章曲です。ヘヴィでダークなギターリフが響き渡り、そしてメロウでエモーショナルなギターソロが。
2曲目は「涙の中へ」。ダイナミックなバンドリフからギターとキーボードがユニゾンのトリルリフをキメでアップテンポで疾走してパワフルなヴォーカルがはいって。間奏ではパワフルなドコドコドラムをバックにオルガンソロが。その後ミドルテンポのヘヴィなリフからアップテンポになって疾走していきベースとギターのユニゾンリフからパワフルなヴォーカルがはいって、終盤ではビブラートを効かせたスキャットが響きわたって、ラストはユニゾンリフをキメて。
3曲目は「Theme 1」。ギターのかっくいいヘヴィリフからはじまってアップテンポでベース・ギター・キーボードのトリプルユニゾン、ミステリアスでスリリングなリフが。まずはぶっといベースリフをバックにギターのアグレッシブなソロ、そしてパワフルなオルガンソロへ。その後スリリングなユニゾンリフをキメて。バンド初期、テルさんと寿太郎さんがまだ18-19歳頃に書かれたそうです。
4曲目は「名もなき夜のために」。ギターのヘヴィなザクザクリフからアップテンポのノリノリのシャッフルリズムにのって伸びやかなヴォーカルが。間奏ではギターソロ、モーグソロと続いて。パワフルなメロハー、めっちゃかっくいいっす。
5曲目は「Ever Forever」。ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからはじまって、ギターとキーボードのテクニカルなリフが。そしてアップテンポのピアノリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって、その後ミドルテンポでゆったりと雄大な感じになってドラマティックに歌い上げて。間奏はギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからベースのヘヴィリフにのってモーグのエモーショナルなソロが。続いてダイナミックなリフからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからベースがゆったりと響き、キーボードとギターがしっとりとしたフレーズを奏で、ドラムはハイハットとスネアリムで静かにリズムを刻んで。そしてキーボードのストリートオルガン風サウンドのリフがながれ、ギターがメロディを奏で、キーボードもベースもフレーズを輪唱のように奏でて。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムがはいってヴォーカルがドラマティックに歌い上げて盛り上がってドラムも叩きまくって。
6曲目は「特急列車」。キャッチーなギターリフからアップテンポではじまって、パワフルなヴォーカルがはいってポップな感じに。間奏ではミドルテンポでしっとりとしたキーボードソロが。その後ギターとオルガンのかっくいいリフからパワフルなヴォーカルがはいって。
7曲目は「魅惑劇」。荘厳なシンフォサウンドがゆったりと幻想的に響き、パワフルなドラムから壮大なシンフォニックサウンドがゆったりとながれ、ギターとスキャットがメロウに奏でて。そしてオルガンサウンドやアコギリフをバックにアンジーさんのしっとりとしたヴォーカルが叙情的にながれて。その後、壮大なリフから徐々にドラマティックに歌いあげて、そして再びアコギをバックにしっとりと。中盤ではアコギリフをバックにしっとりとピアノソロ、そしてハープシコードのようなサウンドが優雅にながれ、そこからロマンティックでジャジーなリズムの展開に。その後、しっとりとしたアコギソロへ。終盤ではヴァースに戻ってしっとりと、そしてドラムが入って壮大なリフがドラマティックにながれ、パワフルに盛り上がっていき、アグレッシブなギターソロもはいって劇的にFin。15分弱の大曲です。
8曲目は「怒りの矢を放て!」。シンセのしっとりとした音色が響き、パワフルなドラムからミドルテンポのヘヴィなリフをバックにパンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって。そして雄大な感じになって盛り上がって。間奏ではテクニカルなギターソロ、そしてヴァースを挟んでモーグのアグレッシブなソロが。終盤ではミドルテンポで雄大な感じになり、そしてドラムが叩きまくってからシャッフルリズムになってアグレッシブなギターソロが。ラストは徐々にテンポダウンしてFin。
9曲目は「少年期~時の崖」。ギターのメロウなアルペリフからゆったりとはじまり、♪ドンドンってバスドラのリズムが響き、シンセの哀愁ただよう音色がながれ、ギターがメロウなフレーズを奏でて。そしてシンセのゆったりとドラマティックなサウンドが響き渡って。その後ヘヴィなギターリフが響き、ヴォーカルのハイトーンスクリーミングからドラマティックに盛り上がって。そして一転ギターのヘヴィなリフからアップテンポでパワフルに疾走して、ギターとオルガンのヘヴィリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって。中盤ではパワフルな変拍子リフからアップテンポのノリノリモードでオルガンのアグレッシブなソロが。そしてバンドリフとドラムフィルの掛け合いから再びオルガンのアグレッシブなソロが。そのご、ヴァースを挟んでギターのアグレッシブなソロへ。ドラムも叩きまくりです。終盤ではギターとキーボードのユニゾントリルリフやヴォーカルのハイトーンスクリーミングが。
10曲目は「Theme 2」。オルガンのヘヴィサウンドからはじまってミドルテンポのパワフルなリズムでギターの伸びやかな音色がしっとりと響き渡り、そこにヴォーカルのハイトーンスクリーミングが加わって。ラストはヘヴィなリフからパワフルにFin。
レコ発ライブを観にいきましたが、超満員の会場でメンバー5人揃ってのライブ、見ごたえありました。70年代後期から第一線で活躍し続けているメンバーの皆さんの円熟味を増した堂々たる貫禄の演奏、すっげーかっこよかったっす。Scheherazade、今後はどう展開していくのかすっごい楽しみです。
そして1年後の2011年11月になんと3rdアルバムが発表されました。これには超ビックリ!「THE ORIGINAL –SONGS FOR SCHEHERAZADE-」。このアルバムには70年代に元々Scheherazade用に書かれたにも係わらず、バンドが発展的解散してしまったためにSchehrerazadeではレコーディングされず、NOVELA等でレコーディングされた楽曲を、今回新たに現Scheherazadeメンバーでレコーディングされた楽曲が収録されています。つまり、このアルバムがScheherazadeにとって事実上の1stアルバムになるそうです。夜明けのようなアルバムジャケットの美しさにまず感動しちゃいました。
アルバム1曲目は「Beginning」。今回新たに書き下ろされたアルバムの序章曲です。ヘヴィでダークなギターリフが響き渡り、そしてメロウでエモーショナルなギターソロが。
2曲目は「涙の中へ」。ダイナミックなバンドリフからギターとキーボードがユニゾンのトリルリフをキメでアップテンポで疾走してパワフルなヴォーカルがはいって。間奏ではパワフルなドコドコドラムをバックにオルガンソロが。その後ミドルテンポのヘヴィなリフからアップテンポになって疾走していきベースとギターのユニゾンリフからパワフルなヴォーカルがはいって、終盤ではビブラートを効かせたスキャットが響きわたって、ラストはユニゾンリフをキメて。
3曲目は「Theme 1」。ギターのかっくいいヘヴィリフからはじまってアップテンポでベース・ギター・キーボードのトリプルユニゾン、ミステリアスでスリリングなリフが。まずはぶっといベースリフをバックにギターのアグレッシブなソロ、そしてパワフルなオルガンソロへ。その後スリリングなユニゾンリフをキメて。バンド初期、テルさんと寿太郎さんがまだ18-19歳頃に書かれたそうです。
4曲目は「名もなき夜のために」。ギターのヘヴィなザクザクリフからアップテンポのノリノリのシャッフルリズムにのって伸びやかなヴォーカルが。間奏ではギターソロ、モーグソロと続いて。パワフルなメロハー、めっちゃかっくいいっす。
5曲目は「Ever Forever」。ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからはじまって、ギターとキーボードのテクニカルなリフが。そしてアップテンポのピアノリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって、その後ミドルテンポでゆったりと雄大な感じになってドラマティックに歌い上げて。間奏はギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからベースのヘヴィリフにのってモーグのエモーショナルなソロが。続いてダイナミックなリフからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからベースがゆったりと響き、キーボードとギターがしっとりとしたフレーズを奏で、ドラムはハイハットとスネアリムで静かにリズムを刻んで。そしてキーボードのストリートオルガン風サウンドのリフがながれ、ギターがメロディを奏で、キーボードもベースもフレーズを輪唱のように奏でて。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムがはいってヴォーカルがドラマティックに歌い上げて盛り上がってドラムも叩きまくって。
6曲目は「特急列車」。キャッチーなギターリフからアップテンポではじまって、パワフルなヴォーカルがはいってポップな感じに。間奏ではミドルテンポでしっとりとしたキーボードソロが。その後ギターとオルガンのかっくいいリフからパワフルなヴォーカルがはいって。
7曲目は「魅惑劇」。荘厳なシンフォサウンドがゆったりと幻想的に響き、パワフルなドラムから壮大なシンフォニックサウンドがゆったりとながれ、ギターとスキャットがメロウに奏でて。そしてオルガンサウンドやアコギリフをバックにアンジーさんのしっとりとしたヴォーカルが叙情的にながれて。その後、壮大なリフから徐々にドラマティックに歌いあげて、そして再びアコギをバックにしっとりと。中盤ではアコギリフをバックにしっとりとピアノソロ、そしてハープシコードのようなサウンドが優雅にながれ、そこからロマンティックでジャジーなリズムの展開に。その後、しっとりとしたアコギソロへ。終盤ではヴァースに戻ってしっとりと、そしてドラムが入って壮大なリフがドラマティックにながれ、パワフルに盛り上がっていき、アグレッシブなギターソロもはいって劇的にFin。15分弱の大曲です。
8曲目は「怒りの矢を放て!」。シンセのしっとりとした音色が響き、パワフルなドラムからミドルテンポのヘヴィなリフをバックにパンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって。そして雄大な感じになって盛り上がって。間奏ではテクニカルなギターソロ、そしてヴァースを挟んでモーグのアグレッシブなソロが。終盤ではミドルテンポで雄大な感じになり、そしてドラムが叩きまくってからシャッフルリズムになってアグレッシブなギターソロが。ラストは徐々にテンポダウンしてFin。
9曲目は「少年期~時の崖」。ギターのメロウなアルペリフからゆったりとはじまり、♪ドンドンってバスドラのリズムが響き、シンセの哀愁ただよう音色がながれ、ギターがメロウなフレーズを奏でて。そしてシンセのゆったりとドラマティックなサウンドが響き渡って。その後ヘヴィなギターリフが響き、ヴォーカルのハイトーンスクリーミングからドラマティックに盛り上がって。そして一転ギターのヘヴィなリフからアップテンポでパワフルに疾走して、ギターとオルガンのヘヴィリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって。中盤ではパワフルな変拍子リフからアップテンポのノリノリモードでオルガンのアグレッシブなソロが。そしてバンドリフとドラムフィルの掛け合いから再びオルガンのアグレッシブなソロが。そのご、ヴァースを挟んでギターのアグレッシブなソロへ。ドラムも叩きまくりです。終盤ではギターとキーボードのユニゾントリルリフやヴォーカルのハイトーンスクリーミングが。
10曲目は「Theme 2」。オルガンのヘヴィサウンドからはじまってミドルテンポのパワフルなリズムでギターの伸びやかな音色がしっとりと響き渡り、そこにヴォーカルのハイトーンスクリーミングが加わって。ラストはヘヴィなリフからパワフルにFin。
レコ発ライブを観にいきましたが、超満員の会場でメンバー5人揃ってのライブ、見ごたえありました。70年代後期から第一線で活躍し続けているメンバーの皆さんの円熟味を増した堂々たる貫禄の演奏、すっげーかっこよかったっす。Scheherazade、今後はどう展開していくのかすっごい楽しみです。