ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

大高清美さん AMBITION

2018-12-23 07:13:26 | ジャズ
 様々なセッションやソロで活躍され、ソロアルバムも5枚発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>。
 今回紹介させていただくのは2000年に発表された2枚目のソロアルバム「AMBITION」です。参加メンバーは、1stアルバムと同じく、ベース<岡田治郎さん>、ドラムス<木村万作さん>。今回はプログラミングで<矢掘孝一さん>、そしてベースに<水野正敏さん>が参加されています。今回も超強力な凄腕メンバーによるアルバム、めっちゃ楽しみです。
 1曲目は「Construction」。アップテンポのパワフルなドラムからはじまって、ドライブ感たっぷりにパワフルなリフがスリリングに。オルガンがうねりまくって。その後、一旦止まってオルガンがゆったりと幻想的に奏でて。中盤ではアップテンポのパワフルなリフからブレイクをキメて、そこからオルガンのテクニカルかつアグレッシブなソロへ。終盤では再び静かになってオルガンがゆったりと幻想的に奏でるも、叩きまくりドラムからアップテンポでパワフルにドライブ感たっぷりに展開して。
 2曲目は「Open Transport」。オルガンのリズミカルリフからアップテンポではじまって、ウインドベルが綺麗に響き、シンバルロールからオルガンの明るくさわやかなリフがながれて。中盤ではオルガンとベースがエモーショナルかつテクニカルなソロを。その後リズミカルリフからドラムの叩きまくりソロが。終盤では再びオルガンの明るくさわやかなリフがながれ、ラストはパワフルにブレイクをキメて。
 3曲目は「Ambition」。オルガンのアップテンポのパワフルなリフからダイナミックにはじまって、オルガンとベースのテクニカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに攻撃的に展開して。中盤では一旦静かになってベースのテクニカルなソロ、続いてオルガンのテクニカルなソロ、そしてオルガンとベースのテクニカルなソロバトルへ。ドラムもたたきまくって盛り上げて。終盤ではダイナミックリフからドラムの叩きまくりの激しいソロが。ラストはアップテンポのノリノリモードで盛り上がって。
 4曲目は「水晶花」。オルガンとベースが静かに幻想的に響き、オルガンがゆったりとしっとりと奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなリフがはいって、そこからベースとオルガンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤では再びゆったりとしっとりと。ラストはパワフルなリフが。
 5曲目は「K.O.Head-Lock Special!」。オルガンのアップテンポのリズミカルリフからテクニカルにスリリングにはじまって。そしてパワフルなブレイクからベースとオルガンのテクニカルなソロが。
 6曲目は「infinitude」。オルガンのリズミカルなリフが明るくさわやかに瑞々しくながれて。1分少々の小曲です。
 7曲目は「22」。オルガンのパワフルなリフがアップテンポでリズミカルにながれ、そのままテクニカルなソロへ。そこに叩きまくりドラムがはいって、テクニカルでスリリングなソロバトルに。終盤ではオルガンがリスミカルなリフからテクニカルに弾きまくって。
 8曲目は「Brain Weather」。オルガンのパワフルでリズミカルなリフからアップテンポで明るく楽しくはじまって。その後オルガンリフと叩きまくりドラムの掛け合いバトルが。中盤ではベースとオルガンのテクニカルソロが。終盤ではダイナミックなブレイクからアップテンポで明るく楽しいリフがながれ、再びオルガンとドラムのバトルが。
 9曲目は「9.p.m.cruise」。ベースとオルガンがゆったりとしっとりと幽玄に奏でて。トライライトな感じですね。中盤ではベースのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではオルガンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
今回も聴いていてとっても気持ちいいJAZZ&Fusionですね。タイトでパワフルなリズムにのって、ギターとオルガンがエモーショナルにテクニカルに奏で、時にアグレッシブに弾きまくったりと、聴き応えのある素敵なアルバムですね。

KIYO*SEN organizer

2018-12-15 06:41:28 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>と、様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>のお二人のDUOユニット<KIYO*SEN>。2014年1月に1stアルバム「CHOCOLATE BOOSTER」を発表され、4月にはライブDVD「Choco-Boo Live!」を発表されました。テクニカルでパワフルながらも繊細で美しく優しさや温かみもあるとっても素敵なサウンドで。そして2015年6月に2ndアルバム「DUOLOGY」、2016年10月に3rdアルバム「Trick or Treat」が発表され、2018年7月に今回紹介させていただく4thアルバム「organizer」が発表されました。ジャケットはゴスロリ系のお衣装の小悪魔的で綺麗で美しい千里さんがアップで、大高さんが小さくぼやけてて。あれっと思ったんですが、裏ジャケでは逆に大高さんがアップで妖艶で存在感たっぷりの美しく威厳のあるお姿で。で、このアルバムにはゲストでギタリスト<矢掘孝一さん><Kelly Simonzさん><HIZAKIさん>と、ベーシスト<Yukiko Shibutaniさん>、そして今回マリンバ奏者<Hiromi Shimodaさん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「FLY」。スネア連打からミドルテンポでオルガンがのびやかに奏でて。オープニングにふさわしい華やかさですね。そしてキーボードがきらびやかに、オルガンがのびやかに奏でて。その後コミカルなシーケンスからパワフルなドラムがはいってオルガンのテクニカルなソロへ。終盤ではパワフルなブレイクからドラムの叩きまくりソロが。ラストはミドルテンポでオルガンがのびやかに。
 2曲目は「Enamel Doll」。パワフルなドラムからミドルテンポで明るく爽やかにはじまって、そこからオルガンのエモーショナルなソロへ。中盤ではオルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって。終盤ではキーボードがのびやかにきらびやかに幻想的に奏でて。
 3曲目は「Altered Destination」。ギターのヘヴィリフからアップテンポでパワフルにはじまって、ドラムも叩きまくり、オルガンも入ってスリリングに。変拍子の激しい曲です。その後ミドルテンポになってオルガンがのびやかに奏で、再びパワフルでリズミカルなリフが。中盤では一旦止まってからオルガンがのびやかに奏で、そこからアップテンポになってギターの弾きまくりのテクニカルなソロ、続いてギターのヘヴィリフにのってドラムの叩きまくりソロ、そしてオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではパワフルなリフからモーグのテクニカルなソロが。
 4曲目は「Tiki Tiki」。オルガンリフからアップテンポのパワフルなドラムがはいってリズミカルに。その後、静かになってベースのテクニカルかつエモーショナルなソロ、続いてオルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではブレイクからオルガンのテクニカルなリフと、ドラムのテクニカルなフィルがスリリングに。
 5曲目は「Catty Angel」。ミドルテンポのマリンバのリフからはじまって、ベースのテクニカルなリフ、オルガンのリズミカルなリフが。メルヘンチックな感じがします。そしてブレイクからオルガンのテクニカルなソロ、ドラムの叩きまくりソロと続いて。その後リズミカルなリフからマリンバのテクニカルなリフがはいって盛り上がって。
 6曲目は「Life Various」。前半はキーボードがゆったりとしっとりと幻想的に奏でて。後半から一転オルガンのダイナミックリフと叩きまくりドラムがはいって盛大にリズミカルに。終盤ではミドルテンポでのびやかに。
 7曲目は「POTOS」。スネアロールからギターが妖しく響かせ、そこからギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって。そしてアップテンポでのステリアスかつリズミカルなリフから、オルガンとギターがユニゾンで明るく爽やかに。その後ミドルテンポでギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではベースのグルーヴィなリフからオルガンとギターのテクニカルな弾きまくりソロへ。そしてオルガンとギターがユニゾンでのびやかに奏で、ドラムがテクニカルなフィルを入れて。終盤ではアップテンポのグルーヴィなリフにのってギターのテクニカルなソロが。ラストはオルガンとギターのテクニカルなユニゾンリフがスリリングに。弾きまくり叩きまくりの激しい応酬、凄いっす。
 8曲目は「Come On Over」。ベースのテクニカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ギターとベースのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルに。そしてオルガンとギターがのびやかに爽やかに奏でて。その後、静かになってからオルガンのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロ、続いてドラムのテンポを変えての叩きまくりソロへ。ラストはオルガンのテクニカルなリフが。
 9曲目は「Higurashi」。ミドルテンポでオルガンがのびやかに奏で、シンセが浮遊感たっぷりに幻想的に奏で、そしてエモーショナルなソロへ。その後オルガンのテクニカルなソロ、モーグのテクニカルなソロが。
 今回もテクニカルにエモーショナルに楽しく激しく美しく聴かせてくれてますね。ゴスロリ衣装でのクールな印象のジャケットから想像するダーク系サウンドばかりではなく、明るく爽やかだったり、ノリノリで楽しかったりと、聴きごたえたっぷりの素敵なアルバムです。


西山瞳さん NHORHM Ⅲ

2018-12-08 23:14:01 | ジャズ
 ピアニスト<西山瞳さん>率いる<NHORHM/New Heritage Of Real Heavy Metal>というユニット。“メタルをJAZZでカヴァー”という企画で、2015年に同タイトルの1stアルバムを発表され、それが大好評だったようで、2017年に2ndアルバム「New Heritage Of Real Heavy Metal Ⅱ」を発表され、そして2018年に今回紹介させていただく、3rdアルバム「New Heritage Of Real Heavy Metal Ⅱ」を発表されました。今回も西山さんお気に入りのメタル系名曲たっぷりで、西山さんのオリジナル曲も1曲収録されています。メンバーはピアノ西山さん、フレットレスベース<織原良次さん>、ドラムス<橋本学さん>で、今回ゲストでギター<SAKIさん>、ヴォーカル<Maya Hatchさん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「Madhouse / Anthrax」。アップテンポのパワフルなリフから始まって、ブレイクからうねるベースにのってピアノのテクニカルなソロがスリリングに。その後パワフルなリフからピアノとベースのテクニカルなユニゾンも。
 2曲目は「What Do You For Money Honey / AC/DC」。ピアノのパワフルなリフから、アップテンポのパーカッションのリズムにのってファンキーな感じに。そしてピアノのテクニカルなソロ、ベースのテクニカルなソロと続いて。その後パワフルでリズミカルなリフにのって叩きまくりのパーカッションソロへ。
 3曲目は「Duality / Sripknot」。ピアノがゆったりとたおやかに綺麗に爽やかにながれて、そしてミドルテンポでリズミカルに。その後、静かになって、ピアノリフからベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのリズミカルなソロで盛り上がって、そこからドラムの叩きまくりソロでさらに盛り上がって。
 4曲目は「Holy Diver / Dio」。ピアノのミドルテンポのリフから女性ボーカルののびやかなスキャットがながれ、そして力強くメロウに。その後、ベースのエモーショナルかつテクニカルなソロ、ピアノのエレガントな感じのソロが。終盤では再びヴォーカルがはいって力強く。原曲に近い感じですが、原曲がダークヘヴィな感じに対して、とてもエレガントで美しい感じですね。
 5曲目は「Welcome Home(Sanitarium) / Metalica」。しっとりとしたピアノから始まるも、徐々にリズミカルに、そしてアップテンポで躍動感たっぷりにパワフルに。その後、ドラムの叩きまくりソロ、ピアノのテクニカルなソロと続いて、ピアノとベースのテクニカルなユニゾンで盛り上がって。
 6曲目は「Sarah / Thin Lizzy」。ピアノがしっとりと幽玄に奏でて。そしてベースのエモーショナルなソロ、ピアノのエモーショナルなソロが。
 7曲目は「The Sails of Charon / Scorpions」。ピアノのリズミカルなリフからダンサブルな感じになって、そこからピアノのテクニカルなソロが。裏でベースがうねりまくって弾きまくってます。その後ピアノのリズミカルなリフからパーカッションの叩きまくりソロへ。
 8曲目は「Rock You To The Ground / MSG」。ベースリフからスネアロールがはいって、ピアノのミドルテンポのパワフルなリフが。原曲のようなヘヴィブルーズな感じです。そしてピアノのテクニカルなソロへ。中盤ではSWINGモードになってピアノのリズミカルなソロが。終盤ではミドルテンポのパワフルなピアノリフからベースのタッピングも交えたテクニカルなソロが。
 9曲目は「Top of the Babylon / 西山瞳」。アップテンポのパワフルなリフからスリリングに始まって、ヘヴィギターがのびやかに、そしてテクニカルに弾きまくって。その後ピアノとギターがミドルテンポでメロウに奏でるも、再びアップテンポになって、ピアノのパワフルでテクニカルなソロへ。中盤ではミドルテンポでピアノがエレガントに美しくドラマティックに奏でて。そして一転、ギターがテクニカルに弾きまくって。ラストはピアノとギターがのびやかにメロウに奏でて。まさかのディストーションギターサウンドにビックリでした。
 10曲目は「ELDORADO / 聖飢魔Ⅱ」。ピアノがゆったりとしっとりとメロウニ、ドラマティックに奏でて。その後ベースのエモーショナルなソロ、ピアノのエモーショナルなソロと続いてドラマティックに。ラストは静かにFin。原曲の美しさが引き立てられてますね。
 今回もJAZZファンにもメタルファンにも楽しめるような素敵なアルバムですね。原曲に近かったり、大胆なアレンジだったり、聴きどころたっぷりで。ライナーノーツによれば、今回の「Ⅲ」で完結とのことですが、これまでオマケの音源だけだった、西山さんお気に入りの<(最速ギタリスト)Y・M氏>の作品が、正式なアルバムに収録されていないので、きっとまたこういうアルバムを発表してくれるのではないか、と期待しております。

YUKA & CHRONOSHIP 4th SHIP

2018-12-06 21:55:25 | 21th J-プログレ
 <YUKA & CHRONOSHIP>。キーボーディスト<船越由佳さん>率いるインストバンドです。メンバーは由佳さん、ギター<宮澤崇さん>、ドラムス<田中一光さん>、そしてベーシストでありプロデューサーの<田口俊さん>の4人編成です。2007年に「WATER REINCARNATION(水の輪廻)」を発表されます。当初は由佳さんと田口さんのみでドラムは打ち込みでの6曲収録のi-tune販売でしたが、その後、宮澤さんと田中さんが加入され、2011年にあらたに4曲追加され、10曲収録のフルアルバムとしてプレスCDで発表されました。そして2013年6月に”恐竜””宇宙船””酸素”をテーマとした3つの組曲で構成された2ndアルバム「DINO ROCKET OXYGEN」が発表されました。1stアルバムではFusion的な要素も見受けられましたが、2ndはまさにプログレの王道を行くサウンドでファンを魅了し、ライブ活動は国内にとどまらず、海外のフェスにも出演されるなど大活躍。その後、3rdアルバムはイギリスのレーベルから発表されることになり、さらに “クラウドファンディング”でファンから出資を募る形でアルバムを制作され、自分も少額ながらも出資させていただき、100人以上が賛同され、目標を上回る金額が集まったそうで、2015年9月にイギリスより、日本は10月に3rdアルバム「The 3rd Planetary Chronicles (第三惑星年代記)」が発表されました。前作とは異なる世界観で素晴らしい出来栄えで。
 そして2018年、4thアルバムは遂にメジャーレーベルより発売が決定。4月に待望のニューアルバム「SHIP」が発表されました。今回のアルバムにはゲストでヴォーカル<Sonja Kristinaさん(CURVED AIR)><Hiroyuki Izuta>さんが参加されています。そして今回のアルバムにはプログレの王道である{組曲}が含まれております。“ギリシャ神話の英雄を乗せて冒険に旅立ったという巨船ARGOの航海物語”をテーマとした7部構成の大作です。
 アルバム最初が「The ARGO Suite」です。1-1曲目は「Tears Of The Figurehead / 船首像の涙」。しっとりとしたピアノから女性ヴォーカルがはいってゆったりとながれて。そしてコーラスが加わって歌い上げて。
 1-2曲目は「The Ship Argos」。ピアノのアップテンポのリズミカルなリフから、ハープのような美しい音色がリズミカルにながれて。そしてミドルテンポでダイナミックなリフがはいってパワフルに。さらに美しいスキャットもはいってのびやかに。その後パワフルなブレイクから静かになるも、ピアノのアップテンポのリフから再びダイナミックに。荒波に立ち向かっていくような勇ましさ力強さを感じます。中盤ではテクニカルなギターソロが。終盤では再びダイナミックに。
 1-3曲目は「Landing / 上陸」。ギターのヘヴィリフからミドルテンポではじまって、ピアノも加わって。ダークメタル風ですね。そしてシンセがのびやかに、オルガンがミステリアスに奏でて。その後ブレイクからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではオルガンがのびやかにミステリアスに奏で、ギターのヘヴィダークリフが。ラストはメロトロンサウンドが響いて。
 1-4曲目は「Golden Fleece / 金羊毛」。オルガンがのびやかに奏でミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、オルガンがダークヘヴィリフを。そこにギターが加わってユニゾンでのびやかに。その後、オルガンとギターがエモーショナルなソロを、さらにピアノのエモーショナルなソロも。そしてギターが加わってユニゾンで奏でて。
 1-5曲目は「A Dragon That Never Sleeps / 眠らないドラゴン」。ベースのヘヴィダークリフからアップテンポのパワフルなドラムがはいって、ピアノのリズムリフが。そしてギターの軽快なカッティングリフからシンセが明るく爽やかに奏で、パワフルなブレイクからギターのテクニカルなソロが。その後オルガンとギターがユニゾンでテクニカルなリフをスリリングに。中盤ではベースのうねりまくるテクニカルなソロが。そしてパワフルなブレイクからギターのカッティングリフがはいってシンセが明るく爽やかに奏でて。終盤ではミドルテンポでダイナミックリフがドラマティックに、シンセが壮大に奏で、アップテンポのノリノリモードになって華やかに盛り上がって。これぞユカクロちゃんって感じで感動っす!
 1-6曲目は「Islands In The Stream / 海流のなかの島々」。アコギがゆったりと幽玄に奏で、ミドルテンポのリズムがはいって、スキャットがのびやかに幻想的にながれて。その後ピアノリフからギターのエモーショナルなソロへ。
 1-7曲目は「Return / 帰還」。シンセがのびやかにダイナミックに。そしてミドルテンポのリズムがはいってシンセがのびやかに力強く奏でて。
 8曲目は「The Airship Of Jean Giraud / ジャン・ジーロの飛行船」。ピアノのミドルテンポのダークリフからはじまって、シンセとギターがユニゾンでリズミカルなリフ、ピアノとギターがユニゾンでテクニカルリフを。そしてダイナミックリフから力強いスキャットがリズミカルにながれ、そこからアップテンポになってノリノリモードで明るく楽しく。中盤ではピアノのダークリフからシンセとギターがユニゾンで爽やかに、そしてアップテンポでギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後フルート風サウンドがゆったりとたおやかにながれ、再びギターのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルなブレイクからダイナミックに盛り上がってリズミカルなスキャットとともに明るく爽やかに、さらにアップテンポのノリノリモードになって、楽しく。ラストはシンセとギターがユニゾンでリズミカルにパワフルに。
 9曲目は「Visible Light / 可視光」。のびやかなシンセからアップテンポのパワフルなドラムがはいって、女性ヴォーカルがギターリフにのってリズミカルに爽やかに、そしてのびやかに力強く、ドラマティックに盛り上がって。中盤では一旦止まってピアノの音色が綺麗に響き、ギターが力強くのびやかにエモーショナルなソロを。その後ギターとシンセがユニゾンでのびやかに爽やかに奏でて。終盤ではミドルテンポでギターのリズミカルリフからヴォーカルがはいって爽やかに、そしてのびやかにドラマティックに。そこからアップテンポになってノリノリで盛り上がって。ラストは止まってから静かになってピアノがしっとりと。
 10曲目は「Old Ship On The Grass」。アコギのアップテンポのリズミカルなリフからはじまって、オルガンがリズミカルに哀愁たっぷりに。フォルクローレ風の曲ですね。後半では静かになってピアノがしっとりと奏で、リズミカルなスキャットがはいって、そしてバンドがはいって力強く盛り上がって。ラストはピアノがしっとりと響いて。
 11曲目は「Did You Find A Star?」。しっとりとしたピアノからはじまって、フルート風の音色がゆったりと幽玄にながれ、男性ヴォーカルがはいってゆったりとメロウに哀愁たっぷりに。そしてミドルテンポのリズムがはいってギターのリズミカルなリフのなか、ピアノが綺麗に響いて。中盤ではギターのエモーショナルなソロのあと、ピアノとギターがしっとりと静かに幻想的に奏でて。これで終わりかと思いきや、ミドルテンポのリズムがはいってフルート風の音色がのびやかにながれて。その後一旦止まってからアコギのアルペジオリフがしっとりとながれて。終盤ではミドルテンポでゆったりとした男性ヴォ-カルがはいって、そこからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストはピアノがしっとりと奏で、ヴォーカルがワンフレーズ歌ってFin。
 まずは壮大でドラマティックな組曲に超感動!その後のシングル曲もそれぞれに様々な趣があって、これぞユカクロちゃんな曲も、しっとりとした曲もと。なによりも静と動のコントラストが今まで以上に絶妙ですね。何度聴いても楽しめるような素晴らしいアルバムですね。先日のライブはメンバーの方の体調不良で中止になったようですが、年末のライブは予定通りのようで安心しました。もっとも自分は行けそうにないのですが・・・いつかまたライブ観に行きたいっす。