ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

16.5.6 SeRafiL

2016-05-07 19:49:40 | ライブレポ HR/HM
◇ 2016.5.6 川崎CLUB CITTA
<nonLinear Metal DynamiX 2016 –Extra Edition Vol.2>
 <aphasia>のヴォーカリスト<高山留歌さん>と、<Electric Asturias>等で活躍されるキーボーディスト<川越好博さん>が中心となって、2014年に結成されたロックユニット<SeRafiL>。メンバーは、留歌さん・川越さん、そしてギター<松島正一さん>、ベース<Azusaさん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、ヴァイオリン<テイセナさん>。超強力な凄腕揃いのユニットで、POPな感じながらもプログレのエッセンスを隠し味的に散りばめた素敵な曲を聴かせてくれるそうで。結成から頻繁にライブ活動をされ、2015年12月に1stミニアルバム「飛べナイ鳥と蒼イ空」を発表されます。とっても素敵な作品ですが、ミニアルバムということもあり、何か物足りない気がしたんですね。でもこれはライブを観れば絶対に印象が変わるなと、ライブを観に行く機会を伺っていたのですが、なかなかスケジュールが合わなくて観に行けなくて。そんな折に5月初旬にゆとりができたもので、5/6に川崎チッタで行われるメタルイベントに出演されると知って、すぐにチケットを購入して楽しみにしていました。

 さて当日。会社は暦通りなので仕事っす。今回のイベントは10バンド出演で15時スタートで、SeRafiLの出番は19時15分頃とtwitter等で発表されていたので、仕事を終えてから川崎へ。着いたのは18時15分。1時間前でした。前々バンドの演奏中でした。フロアーは前半分がスタンディングの客席で、後ろ半分が各バンドの物販コーナーでした。前々バンドも前バンドもドメタルで凄い音で、お客さん方もほとんどメタル系衣装で。この時点でSeRafiLって完全アウェーなのでは?との予感。案の定、前バンドが終わると客席にだいぶ隙間が。まあでもしゃーないっすね。でも出演近くなると自分のような会社帰りのリーマンさんっぽい方も増えてきて。

 19時26分ころ、フロアーが暗くなって、まだ幕は閉じたままですけど、ピアノの音色が聞こえてきて、ゆったりと、そしてリズミカルに力強く美しく響いて。
 その後、カウントからアップテンポのギターのリズミカルなリフがはいって幕が開いて。ステージは向かって左に2段キーボードを前に黒の帽子ガキマっている川越さん、その隣に黒のノースリーブミニワンピのSEXYなAzusaさんが黒4弦ベースでグルーヴィなリフを。中央後方には2タム1バスで正確にリズムを刻む朋翼さん。ステージ右はサンバーストカラーのストラトタイプのギターを抱える松島さん、その左隣に黒系フリフリミニワンピ&アミストに紫系ジャケットを羽織ってエレキヴァイオリンで踊りながらリフを弾くテイさん。センターフロントはスレンダーボディを黒トップ黒パンツに白ジャケットを纏ったヴォーカルのルカさん。スクリーミングから「1.2.3.4!」って1曲目。明るく楽しいリズミカルなリフにのって、ヴォーカルもリズミカルに歌い、サビではヴォーカルものびやかに、ヴァイオリンものびやかに、そして川越さんがコーラスを入れて。中盤ではパワフルなリフからギターのテクニカルなソロが。その後ヴァイオリンのリズミカルなリフからサビに戻ってヴォーカルが力強くのびやかに、ヴァイオリンがのびやかに奏でて。ラストはオルガンがのびやかに、ギターがリズミカルに。

 続いて2曲目。カウントからLOUDNESSのCrazy Night風のヘヴィギターリフがはいって、ギター・キーボード・ヴァイオリンのリズミカルリフが。テイさんはステージ前で弾いて。そしてミドルテンポでヴォーカルが力強くのびやかに歌い、ヴァイオリンとギターがフィルを入れ、サビではヴォーカルがコーラスと共にパワフルにリズミカルに歌って、テイさんがモニターに片足のせてリズミカルなヴァイオリンリフを。中盤ではベースのグルーヴィなリフからオルガンソロとヴァイオリンソロのテクニカルでスリリングなソロバトルが展開され、続いてギターのテクニカルなソロが。終盤ではヴォーカルがのびやかにメロウに歌い、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターのリズミカルなリフからオルガンがのびやかに奏で、サビではヴォーカルが力強くリズミカルに。ラストはテイさんがステージ前でリズミカルなリフを。

 「こんばんは!SeRafiLです」ってルカさん、大拍手!まずイベントの紹介と御礼を。「今日、私達のことを初めて観るという方もたくさんいると思いますので」ってバンドの紹介を。「昨年7月に初ライブをやって、12月に1stミニアルバムをリリースしました」って、ここで物販の宣伝を。

 3曲目は新曲。ブルーライトのなか、シンセサウンドがのびやかに響き、カウントからアコギサウンドのリズミカルなリフが哀愁たっぷりにながれ、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルにのびやかに歌い、パワフルなドラムがはいってアップテンポでパワフルなリフからサビではノリノリモードでヴォーカルがのびやかに。その後ミドルテンポでヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、ブレイクからドライブ感たっぷりのノリノリモードになって、ヴォーカルがのびやかに。中盤ではブレイクからヴァイオリンがステージ前でアグレッシブなソロを。続いてギターがテクニカルなソロを。その後ギターとヴァイオリンがハモって。終盤ではアコギサウンドのリフからヴァイオリンがのびやかに奏でて。そしてアップテンポのパワフルなドラムがはいってノリノリモードでヴォーカルがのびやかに歌い、ドラムが叩きまくり、ヴァイオリンがのびやかに奏でて。ラストは一旦止まってからアコギ風リフからピアノがしっとりと。

 続いて4曲目は「夢より確かなもの」。カウントからギターのリズミカルなリフがはいって、アップテンポのノリノリモードになって、ギター・キーボード・ヴァイオリンがユニゾンでのびやかに奏で、リズミカルなヴォーカルがはいって、サビは力強くのびやかに。その後ダイナミックなブレイクからルカさんとテイさんが寄り添って、ヴォーカルがのびやかに歌い、ヴァイオリンものびやかに奏で、サビは川越さんのコーラスもはいってリズミカルにのびやかに。中盤ではヴァイオリンがステージ前でリズミカルにリフを弾き、ドラムが叩きまくって盛り上げ、そこからギターのテクニカルなソロへ。そしてテイさんが松島さんのそばへ行って、向き合って、さらに片膝着いてリフを。終盤ではヴォーカルがのびやかにドラマティックに。そしてダイナミックなブレイクからノリノリのサビへ。ヴォーカルとヴァイオリンがユニゾンでのびやかに。ラストはブレイクからギター・キーボード・ヴァイオリンがユニゾンでのびやかに。

 「ありがとう!」ってルカさん、大拍手!「今日はたくさんの素晴らしいバンドさんが出てますけど、SeRafiLも楽しんでいただけたでしょうか!」って大拍手!「楽しんでくれてますか!」「楽しんでるか!」ってもちろん大拍手!「私達も楽しんでます。とか言ってて最後の曲になっちゃったんですけど」って。すると「えぇ~~~!」ってブーイング。ここで告知ですが「9月5日に1stフルアルバムが発売されることになりました!」って大拍手!「バンマスが倒れそうになりながら曲作ってくれました。実際に倒れちゃったんですけど」って。「中身の濃いアルバムになっていますので、楽しみにしていてください」って大拍手!

 オーラス5曲目は「Take Me Away」。カウントからヴァイオリンのアップテンポのフィドル調のリズミカルリフが明るく楽しくはいって、ルカさんが手拍子を促し、ギターがのびやかに奏で、ノリノリモードでリズミカルなヴォーカルがはいって、ギターがのびやかに奏でて。中盤ではキーボードのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかにスキャットを。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロへ。終盤ではヴォーカルがリズミカルに歌い、サビではのびやかに。ラストはヴァイオリンのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!」ってルカさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして手を振って。するとステージの幕が下りてライブ終了です。時計を見ると20時ちょい前。ちょうど30分のとっても素敵なライブでした。
 時間的には全然物足りないですけど、暑苦しいド迫力のメタルのなかに爽やかな風が吹いたようでめっちゃ気持ち良かったっす!完全アウェーの厳しい状況のなかでも素敵な風を届けてくれましたね。ルカさんの存在感たっぷりのパワフルで魅力たっぷりのヴォーカル、躍動感・爽快感たっぷりのグルーヴィで気持ちいいリズム隊、テクニカルなギター、そしてそして・・・いつもエレアスでの張り詰めた緊張感いっぱいでの演奏しか観たことがなかった川越さんとテイさんがめっちゃ笑顔で楽しくノリノリで、しかもテクニカルにも演奏されてて驚いたのと同時に嬉しくなっちゃいました。何よりも曲いいですねぇ。ステージの広さもあってか凄くスケールの大きなバンドサウンドに感じました。またぜひライブ観に行きたいっす。

16.4.17 人間椅子

2016-04-18 21:51:25 | ライブレポ HR/HM
◇ 2016.4.17 EX THEATER ROPPONGI
<続・怪談 そして死とエロス ~リリース記念ワンマンツアー追加公演~>
 初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。メンバーはギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>、そして4代目ドラム&ヴォーカル<ナカジマ・ノブさん>です。
 2013年のOZZ FEST JAPAN出演で一般HR/HMファンにもその名を知らしめ、大活躍ばく進中の<人間椅子>。2015年1月にはなんと渋谷公会堂をsoldout!で、そのライブ映像がBSで放映され、DVD/BRで発売。さらに<筋肉少女帯>とのコラボミニアルバム「地獄のアロハ」も発表。そしてなんと11月に再び開催されたOZZ FEST JAPAN 2015に2回連続で出演!もちろん今回も大好評!そして2016年2月スタジオアルバム通算19枚目となるニューアルバム「怪談 そして死とエロス」が発表され、これまた素晴らしい出来栄えで、2/19大阪からの1ヶ月間におよぶレコ発全国ツアーを敢行し、3/19ツアーファイナル東京は赤坂BLITZで行われ、soldoutの大盛況!さらには4/17に六本木で追加公演があると発表されてめっちゃ楽しみにしていました。昨年渋谷以来のイス席会場で、どんな席が当たるかと思いきや、いつも自分はスタンディングでは研ちゃん側の後ろのほうでこっそり楽しんでいるのですが、届いたチケットを見たら、いつもと全く逆で和嶋さん側の前のほうでビックリ!なんか申し訳ないような。頑張って応援せねばと気合いれて当日を待ちます。

 さて当日。なんと天気は大荒れ。強風吹き荒れていて、和嶋さんの“雨男”ぶりが発揮されたようで。それはともかくもJRは運休の路線もあるようでヤバいかと思ったんですが、自分の乗る路線は動いていたので余裕で会場に着きました。それにしても劇場タイプのハコで人間椅子ライブが観れるってほんっと嬉しいっす。開演時間が近づくと席もだいぶ埋まってきて。Soldoutではないようですが、少なくとも9割以上は入っているような。で、いつもよりも女性が多いように見えましたね。6:4くらいかな?SEからはKISSの曲がずっとながれています。
 ステージはいつも通りに向かって左にベースアンプ、右にマーシャルアンプ、中央に2タム2バス&大ドラのセットが。そしてドラムの脇にアンテナのような金属が立っている機材とミニアンプが。最初トランスミッターかな?とも思いましたが、和嶋さんも研ちゃんもシールド派だしなぁと。で、さらによく見ると機材の横にも金属が伸びていて。わかった!テルミンだ!でもテルミンを使う曲って・・・?

 17時5分を過ぎたころ、場内アナウンスで注意事項がながれて。そして17時10分を過ぎたころ、客席が暗くなり、暗いレッドライトのステージに♪チーンって「此岸御詠歌」ながれて大拍手大歓声!1階席総立ちです。そして1コーラス後にメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。お衣装はいつも通り。研ちゃんはモッキンバードベースを、和嶋さんはレッドSGを抱えて。
 そしてカウントからはじまった1曲目は「菊花の数え唄」。ダイナミックなリフからアップテンポで和嶋さんのリズミカルなヴォーカルがはいってノリノリで。間奏では和嶋さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。そしてヴァースに戻って和嶋さんがパワフルに歌って。
 続いて2曲目は「狼の黄昏」。パワフルなリフから研ちゃんがのびやかに力強く歌い、サビでは♪WowWowWoh~って。さらに雄叫びも。間奏ではギターのテクニカルなソロが。その後ヴァースに戻って研ちゃんがパワフルに歌って。「ありがとう」って研ちゃん。

 「こんばんは、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手大歓声!「本日は大変お足元の悪いなか、来てくださってありがとうございます」って大拍手!「今日は前回やらなかった新曲と、皆様に感謝の気持ちを込めまして、ちょっとやらないレアな曲を」って大拍手!研ちゃん、客席を見渡して「この斜面の感じ、いいですね。昔TVで見た歌番組みたい」って爆笑!「レアな曲はボクら、いっぱいいっぱいな演奏になります」って爆笑!「追加公演、お越し頂き、誠にありがとうございます」って和嶋さん、大拍手!「最も似合わない人間椅子が六本木でやらせて頂く・・・」って爆笑!「久々にやる曲もあるし、今日はなかなかいいですよ、皆さん!」って大拍手!「ロックは若者の音楽というイメージがありますが、スポーツ選手と同じでミュージシャンは引退がない」「我々死ぬまでやっていく覚悟でやっています」って大拍手!

 3曲目は「狂ひ咲き」。レッドライトのなか、ギターの和風リズムリフからはじまって、和嶋さんののびやかなヴォーカルがはいって、さらにハイキーで歌い、サビはスネア連打とともに盛り上がって。間奏では和嶋さんがステージ中央でギターソロを。その後コーラスをのびやかに。そして和嶋さんが手を挙げて、アップテンポでパワフルに。ラストはレッドライトのなか、ミドルテンポでのびやかに。
 続いて4曲目は「地獄の料理人」。レッドライトのなか、ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードで研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは♪焼いて喰うか~!って盛り上がって。その後、お約束の手拍子から和嶋さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。和嶋さんと研ちゃんが寄り添って、背中合わせで。終盤ではヴァースのあと、手拍子からHeyHeyHey!って盛り上がって。「また料理法間違えた」って研ちゃん、爆笑!

 「今日は座席があるから1時間待っても大変じゃなかったですよね」「人間椅子ファンの皆さんの高齢化に配慮して」って爆笑!「メンバーも高齢化してきております」って和嶋さん。「座っていいですよ」「次の2曲は座ってOKです。そういう曲です」って研ちゃん。この時点でノブさん。上半身ハダカです。そしてスタッフの方がテルミンの準備を。

 「いま凄いプレッシャー」って研ちゃん。ここで会話が途切れて「あ、この静寂、いいですね」って和嶋さん。すかざず研ちゃん「ちょっと黙ってください!」って爆笑!集中されているようで。そしてまさかのベースリフが。照明が薄暗いグリーン&ブルーに。5曲目は「芋虫」。ベースリフにのってギターがのびやかに哀しげに奏で、研ちゃんののびやかなヴォーカルが奥深く幻想的にながれ、サビでは歌い上げて。感動して思わず涙がこぼれそうになりました。中盤では明るい感じのギターのアルペジオリフがながれ、そのままギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。和嶋さんと研ちゃんはステージ中央で寄り添って。そして和嶋さんはテルミンを。パワフルなタムドラムにのって電子音がうねりまくって。終盤ではミドルテンポのパワフルなシャッフルモードになって、研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌って盛り上がって。ラストはギターがのびやかに奏でて。曲が終わると大拍手!しばし拍手が鳴りやまず。

 続いて暗いステージのなか、和嶋さんにスポットが。ギターのハーモニクス音がゆったりと綺麗に響いて。6曲目は「胡蝶蘭」。ギターのゆったりとしたアルペジオリフから和嶋さんがのびやかに歌い、ミラーボールが回って幻想的な雰囲気になり、サビでは和嶋さんがドラマティックに歌い上げて。中盤ではギターのアルペリフから徐々に盛り上がって、ギターのパワフルなリフとベースのパワフルなリフの掛け合いからギターのエモーショナルなソロへ。終盤では静かになって、ギターのハーモニクスサウンドが綺麗に響き、ギターとベースが浮遊感たっぷりにゆったりと奏で、ダイナミックリフから和嶋さんがドラマティックに歌い上げて。ラストは再び暗いステージのなか、和嶋さんがスポットを浴びてハーモニクスサウンドが綺麗に響いて。
 「芋虫、もう1回やりてぇ」って研ちゃん。何か納得いかない場面があったようで。

 和嶋さん「今日のためにテルミン買いました」って大拍手!「ハンドパワーみたい」って研ちゃん。そして和嶋さんがテルミンを鳴らして。しばしソロを。そのうちに研ちゃんが手を挙げて止めて。「何やってんのかと思ったら、Smoke on the Waterだ」って。DP大好きな自分、全然わからなかったっす。「せっかくの六本木でこんな宴会芸みたいなのやってしまって」って和嶋さん。「もっと上手くなってきます」って大拍手!ちなみにリハの時はなかなか音が出なくて大変だったそうで。「気持ち悪い音が出るので、より怪奇性を高めていこうと」って大拍手!

 「忘れたころに恐ろしい存在がやってくるのでは」って7曲目は「恐怖の大王」。レッドライトのなか、ダイナミックなリフからアップテンポのハイハットのリズムがはいって、和嶋さんのエフェクト掛ったヴォーカルが。そしてミドルテンポのリズミカルな感じになって、和嶋さんがのびやかに歌い、研ちゃんがステージ中央で踊って、サビはパワフルなソラムから大合唱!中盤ではギターがのびやかにミステリアスに奏で、不気味なコーラスがながれて。そしてダイナミックなブレイクからアップテンポのノリノリモードになって和嶋さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。和嶋さんと研ちゃんが寄り添って。終盤ではヴァースからサビで大合唱!ラストはダイナミックリフからノブさんがドラを思いっきり叩いて、そこからスラッシュモードで激走Fin。

 暗いブルーライトのなか、沈黙。そしてカウントからミドルテンポのヘヴィダークリフが。8曲目は「芳一受難」。一転アップテンポのノリノリモードになってドライブ感たっぷりに研ちゃんがリズミカルに歌い、そして研ちゃんがのびやかに、和嶋さんもコーラスを。中盤ではミドルテンポになって、般若心経を唱えて。その後、和嶋さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。和嶋さんと研ちゃんが寄り添って。終盤ではアップテンポで研ちゃんがリズミカルに歌い、ギターのヘヴィリフからミドルテンポで再び般若心経を唱えて。ラストは研ちゃんの咆哮からドコドコドラムとともに盛り上がって。「ありがとう」って研ちゃん、大拍手!

 客席から「アニキー!」って声援が。でも「アニキのコーナーはまだだよ」って研ちゃん、爆笑!「50歳なのにアイドルみたい」「ジャ○ーズ系はいません」って和嶋さん、爆笑!「今日は凄い天候が荒れてましたね」って和嶋さん。「それは雨男がここにいるから」って研ちゃん、爆笑!

 9曲目は「泥の雨」。カウントからブルーライトのなか、ダイナミックな激しいリフがはいって、ミドルテンポで和嶋さんがのびやかに歌い、叩きまくりドラム&激しいダイナミックリフとコーラスから和嶋さんが力強く歌い上げて。中盤ではミドルテンポでエモーショナルなギターソロが。後半ではタッピングも。終盤では和嶋さんがのびやかに歌い、ダイナミックリフ&叩きまくりドラムとコーラスから和嶋さんが歌い上げて。ラストはダイナミックリフとドコドコドラムから盛大にFin。
 続いて10曲目は「黄泉がえりの街」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポでパワフルにはじまって、ブレイクからミドルテンポで研ちゃんがのびやかに歌い、和嶋さんもコーラスをのびやかに。中盤ではミドルテンポのノリノリのシャッフルモードになって、和嶋さんがテクニカルな弾きまくりギターソロを。終盤では研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、ダイナミックリフが。「ありがとう」って研ちゃん、大拍手!

 続いて暗いブルーライトのなか、和嶋さんがゆったりとアルペジオリフを奏でて。11曲目は「深淵」。2013OZZFEST以来かな?和嶋さん、アンプ前でフィードバックをキメてからアップテンポのノリノリモードになって、パワフルにリズミカルに歌って。その後ミドルテンポになって和嶋さんがのびやかに歌って。中盤ではブルーライトのなか、ギターのアルペリフが綺麗に響き、そこからギターのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックリフから和嶋さんがのびやかに歌い、叩きまくりドラムから歌い上げて。終盤では再びアップテンポで和嶋さんがリズミカルに歌い、ミドルテンポのブレイクからエモーショナルなギターソロが。ラストはダイナミックなリフが。「途中で声が出なくなって泣きそうになった」って和嶋さん。

 沈黙のなか研ちゃんが「アニキのコーナーはここですよ」って爆笑!そして一斉に「アニキー!」って声援が。ノブさんは立上がってポーズをキメて「イエーイ!お客ちゃーん!」「アニキって呼んでくれ~!」って、掛け合いで盛り上がって。「今日も最高に楽しいぜ!」「こんなにたくさん集まってくれてありがとう!」って大拍手!「今日が待ち遠しくて、みんなにアニキって呼ばれたくて、ワクワクしっぱなしだったぜ!」って大拍手!「オレが歌っちゃってもいいですか!」って大拍手大歓声!「和嶋くんが腕を回すぜ!」「研ちゃんが頭を振るぜ!」「お客ちゃんがヘイヘイ!言うぜ!」って大歓声!

 12曲目は「超能力があったなら」。ダイナミックなリフを和嶋さんがThe Whoのように大きく腕を回して弾いて、アップテンポのズンズンリフにのってノブさんが叩きながらパワフルに歌って、♪ESP!って大合唱!そして和嶋さんは跳ねまくって、研ちゃんと寄り添ってリフを弾き、一緒に合わせてネックを振って、研ちゃんのマイクで一緒に♪ESP!って。中盤では「ギター、ワジマシンジ!」ってノブさんが叫んで、和嶋さんがステージ中央でギターソロを。終盤ではノブさんがパワフルに歌い、和嶋さんが跳ねてダッグウォークをキメて、ラストはヘイ!ヘイ!って盛り上がって。

 続いて13曲目は「膿物語」。これ久々ですね。アップテンポのノリノリモードで研ちゃんがリズミカルに歌って、和嶋さんが跳ねまくって。ノリノリでドライブしててめっちゃ気持ちいいっす。間奏では和嶋さんがステージ中央でギターソロを。そして研ちゃんと背中合わせで。その後再び研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌って、奇声をあげて。「ありがとう」って研ちゃん、大拍手!
 続いて14曲目は「雪女」。ギターのアップテンポの激しいリフからミドルテンポになってダイナミックリフからブレイクをキメて、和嶋さんがパワフルに歌って。研ちゃんはステージ中央で踊って。その後ゆったりと不気味なコーラスがながれて。中盤ではアップテンポのドライブモードで和嶋さんと研ちゃんが寄り添い、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではギターの激しいリフからブレイクのあと、和嶋さんがのびやかに歌って。

 本編最後、和嶋さんがフィードバックをキメて。そして研ちゃんが「最後一発!」って15曲目は恒例の「針の山」。ギターリフからもうお祭り騒ぎ!研ちゃんがリズミカルに歌い、和嶋さんは跳ねまくって。中盤ではギターの弾きまくりソロが。そしてリフに合わせてHey!ってジャンプ!そしてヴァースに戻って研ちゃんがリズミカルに歌い、和嶋さんはステージを右へ左へ。ラストは和嶋さんと研ちゃんが向き合ってリフを弾き、「ありがとう!」って研ちゃん。そして弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんはステージ中央で歯で弾いて、盛大にFin。「ありがとうございました」って研ちゃん、大拍手大歓声!メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。大拍手井はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、「あんこぉるぅ!」ってコールも。

 しばらくするとステージが明るくなって、和嶋さんとノブさんがツアーTシャツを着て、研ちゃんが白着物で登場して大拍手大歓声で迎えられます。「アンコール、ありがとうございます」って和嶋さん、大拍手!「研ちゃんは六本木になにか思い出はありますか?」って和嶋さん。研ちゃん主催の“ハードロック喫茶ナザレス”は元々は六本木でやっていたそうで。「アンコールなのに盛り上がらない会話。これが人間椅子なんです」って和嶋さん、爆笑!

 「ゴーストトレインに乗って行きましょう」って和嶋さん。16曲目は「幽霊列車」。これも久々かも。ブルーライトのなか、ミドルテンポのダイナミックなリフがはいって、リズミカルなリフにのって和嶋さんがのびやかに歌い、サビはコーラスもはいってのびやかに。中盤ではリフがテンポダウンしていき、そこからアップテンポのスリリングなリフがはいって、ギターのテクニカルなソロへ。
 続いて17曲目は「地獄の球宴」。カウントからレッドライトのなか、アップテンポのリズミカルなリフがはいって、研ちゃんが早口でリズミカルに歌い、研ちゃんと和嶋さんが交互に歌って、研ちゃんが♪風が吹いたら元通り~って。間奏では和嶋さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。研ちゃんはステージ右でお客さんを煽って。その後アップテンポで研ちゃんがリズミカルに歌い、和嶋さんが跳ねまくって、サビをキメて、ラストは弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんはギターを頭の後ろで弾き、研ちゃんと向き合ってヒザを着いて、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ギター、和嶋慎治!」「ベース、鈴木研一!」「ドラムス、ナカジマ・ノブ!」って各々に大拍手大歓声!「ありがとう!」ってメンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。大拍手井はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、「あんこぉるぅ!」ってコールも。
 少ししてステージが明るくなって和嶋さんとノブさんが走ってステージ中央へ、研ちゃんはゆっくりとベースポジションに登場して大拍手大歓声で迎えられます。「アンコール、ありがとうございます」って大拍手!「あっという間でしたね」って和嶋さん。「もう1回やりたい」って研ちゃん。ここで和嶋さんから驚きのニュースが!「私達、ロシアに行ってまいります!」って、なんと5月にモスクワで開催されるロックフェスに人間椅子の出演が急遽決まったそうで「おぉ~!」ってどよめきと大拍手!「戦地に赴く兵士の心境です」って。「みんなパスポート持ってないんですよね」って研ちゃん、爆笑!現在大急ぎで申請中だそうで。「鈴木くんはロシア語堪能だから」って和嶋さん。「やめてくださいよ、もう30年も前のことなんで、忘れちゃいました」って研ちゃん。研ちゃんは上○大のロシア語科卒でしたもんねぇ。「飛行機のなかでロシア語勉強して、ロシア語でMCを」って大拍手!そして7月のツアーですがこのときは詳しい発表はなく、東京は7/10新宿レイニーだそうで。「宜しくお願いします」って大拍手!

 「それでは次回逢うその時まで、どっとはらい」って和嶋さん。オーラス18曲目は「どっとはらい」。レッドライトのなか、ミドルテンポのヘヴィリフがはいって、和嶋さんも研ちゃんも跳ねまくって、そして和嶋さんが力強く歌い、サビは大合唱!間奏ではクリムゾンばりのダイナミックなブレイクリフが。その後ヴァースに戻って和嶋さんが力強く歌い、サビは大合唱!終盤ではブレイクからギターソロへ。序盤はステージ右でエモーショナルに奏で、その後ステージ中央でテクニカルに弾きまくって。ラストは再びテルミンの電子音をうねらせ、ステージ中央で研ちゃんと和嶋さんが向き合って弾きまくり、お互いの弦をはじいて、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って研ちゃん。「また7月にお会いしましょう」って和嶋さん。「日本一テルミンが似合う、ギター、和嶋慎治!」「世界一白塗が似合う、ベース、鈴木研一!」「青春真っただ中、ドラムス、ナカジマ・ノブ!」って各々に大拍手大歓声!「ありがとう!」ってメンバーの皆さんはステージ前で手をつないでお辞儀を。「ロシアに来てくれてもいいんだよ」ってノブさん、爆笑!そして大拍手大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。すると程なく客席が明るくなってライブ終了です。時計をみると19時25分。2時間15分の充実したとっても楽しいライブでした。
 初めてのハコでしたが見やすくていいですね。席が良かったからいつものライブでは見れない和嶋さんの指の動きや、ノブさんのスティックさばきも観れて嬉しかったっす。セットもここのところ御無沙汰だった曲も聴けて嬉しかったし。「芋虫」、数年前のツアーでやったときよりも感動しました。それと自分的には音のバランスも良かったのですが、ネットを見ると“音が割れてた”とか“籠ってた”とか否定的な意見もあるようで。でもでもほんと楽しめたライブでした。次の5月のファンクラブ限定ライブもめっちゃ楽しみです。それにしても、いよいよ海外進出!しかもロシアとは・・・凄いっす

16.3.19 人間椅子

2016-03-21 15:20:56 | ライブレポ HR/HM
◇ 2016.3.19 赤坂BLITZ
<怪談 そして死とエロス ~リリース記念ワンマンツアー~>
 初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。メンバーはギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>、そして4代目ドラム&ヴォーカル<ナカジマ・ノブさん>です。
 2013年のOZZ FEST JAPAN出演で一般HR/HMファンにもその名を知らしめ、大活躍ばく進中の<人間椅子>。2015年1月にはなんと渋谷公会堂をsoldout!で、そのライブ映像がBSで放映され、DVD/BRで発売。さらに<筋肉少女帯>とのコラボミニアルバム「地獄のアロハ」も発表。そしてなんと11月に再び開催されたOZZ FEST JAPAN 2015に2回連続で出演!もちろん今回も大好評!さらに2016年2月にニューアルバムを発表とのことで、めっちゃ楽しみにしていました。
 スタジオアルバム通算19枚目となるニューアルバム「怪談 そして死とエロス」。これもまた素晴らしい出来栄え。2/19大阪からはじまる、1ヶ月間におよぶレコ発全国ツアー、3/19の東京ファイナルライブめっちゃ期待っす!日が近づくにつれ、いろいろ情報がはいってきますが、千葉以外はsoldoutの話はないようで。でもメンバーの皆さんは好調のようで安心っす。

 さて当日、土曜ですが仕事なので、終えてから急いで赤坂へ。開演10分前に着いてフロアーへ。すでに超満員っす。人波をかき分けて、それでも前は無理と判断し、後ろの方の研ちゃん側へ。見渡すとビデオカメラは見当たらず。客層的には女性が多めのような?年齢層はいつものようにアンちゃんからジジイまでものすごく幅広いっす。SEではEL&Pの曲がながれていました。エマーソン氏追悼かな。ステージはいつも通りに左にベースアンプ、中央に2バス2タム&ドラセット、右にマーシャルアンプです。

 開演予定の18時半、SEから「庶民のファンファーレ」がながれて。それが終わると拍手!てっきりここでスタートかと思いましたが、また別の曲がながれて。で、18時6分ころ、フロアーが暗くなって暗いレッドライトのステージのなか「此岸御詠歌」がながれて歓声&手拍子。そして2コーラス目でメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。研ちゃんはモッキンバードベースを抱え、和嶋さんはレッドSGを。ノブさんはシンバルチェック。

 ミドルテンポのヘヴィギターリフからはじまった1曲目は「雪女」。アップテンポのノリノリモードになって、和嶋さんがパワフルに歌って。その後ミドルテンポなってミステリアスなアルペジオリフがながれ、ゆったりと不気味なコーラスが。終盤ではダイナミックなブレイクからアップテンポのノリノリモードになって、研ちゃんと和嶋さんが寄り添って、向き合って、そこからテクニカルなギターソロへ。その後、和嶋さんがのびやかに歌い、そしてパワフルにノリノリで盛り上がって。
 続いて2曲目は「地獄の球宴」。アップテンポのノリノリモードで和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、レッドライトのなか、研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、和嶋さんと交互に歌い、研ちゃんの早口ヴォーカルから♪風が吹いたら元通り!って。その後ギターのテクニカルなソロが。そしてヴァースに戻って和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを。

 「こんばんは、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手!「3連休の初日、来てくださってありがとうございます」って大拍手!「ツアーで廻って、急に人が増えてびっくりしてます」って爆笑!「皆さんのおかげで19枚目のアルバムが出来ました。乾杯!」って大拍手!で「15回ライブやってきて、また歌詞間違えた」って爆笑!「和嶋くんはどうでした?」って研ちゃん。「大丈夫でした」って和嶋さん、大拍手!「ツアーファイナル赤坂BLITZ、大入り満員、ありがとうございます。凄いよ人が」って和嶋さん、大拍手!「1ヶ月廻って、今日がピーク。2時間頑張りますので宜しくお願いします」って大拍手!

 和嶋さん曰く、青森弘前では桜祭りのアトラクションでお化け屋敷や見世物小屋があったそうで、子供のころから観にいって「鈴木くんとボクはそれを観て性格が屈折した」って爆笑!
 3曲目は「眠り男」。暗いブルーライトのなか、ギターのミステリアスなアルペジオリフがゆったりとながれ、パワフルなドラムから一転アップテンポのドライブモードになって、和嶋さんがリズミカルに歌って、ミドルテンポになって不気味なコーラスがながれ、レッドライトになって和嶋さんがパワフルに歌い、ドラムが叩きまくって。その後パワフルなタムドラムからギターのスライドソロが。そしてヴァースに戻ってノリノリで、サビはパワフルヴォーカルと叩きまくりドラムで盛り上がって。
 続いて4曲目は「遺言状放送」。レッドライトのなか、アップテンポのドライブモードで研ちゃんがリズミカルに歌って、サビはコーラスでのびやかに。中盤では和嶋さんがリフを弾きながらラジオ放送のようなナレーションを入れ、そこからギターのワウソロへ。その後、研ちゃんが不気味に笑い、サビで盛り上がって。

 「ありがとうございます」って研ちゃん。研ちゃんは相撲を楽しみにしているそうで、子供のころは相撲取りになりたかったそうで。で、シコ名を考えたそうですが「人間椅子の曲にもシコ名になりそうなのがある」って、“ハリノヤマ”“サイノカワラ”とか“ジンメンソウ”とか。「それ怖いね」って和嶋さん、爆笑!そして研ちゃん「和嶋くん、いいギター持ってるじゃないですか」って、和嶋さんがSGからゴールドレスポールに持ち替えてたのを見て。「はい、レスポール買いました」って和嶋さん、大拍手!「ギター買ったって、プロが言うことじゃないよね」って爆笑!「鈴木くんも新しいのを買ったじゃないですか」って和嶋さん。「いやいや、レスポールにはかないません」って謙遜の研ちゃん。「ゴールドレスポール、スラッシュさんみたいに上手くなりたいと思って」って和嶋さん。「いやいや、和嶋くんはもうスラッシュさん越えてるじゃないですか」って研ちゃん、褒めちぎり。そして和嶋さんがガンズの「Sweet Child o’ mine」のリフを明るく爽やかに弾き、ベースとドラムもはいってリズミカルに。「今日一番の盛り上がりでしたね」って和嶋さん、爆笑!「これはヒットするよね」「ハート掴まれる」「我々にはないメジャースケールがある」って。

 「次も和嶋くんのすしばら・・・違った!素晴らしい歌詞とギターソロの・・・」ってちょっと言い間違えながらテレて研ちゃん。5曲目は「三途の川」。ハイハットのカウントからミドルテンポでギターがのびやかに奏で、研ちゃんののびやかなヴォーカルがはいって、サビはコーラスでのびやかに。その後ギターのエモーショナルなソロが。序盤はステージ右で弾き、途中からステージ中央で。そしてギターのヘヴィリフから研ちゃんがのびやかに歌い、サビはコーラスで。終盤ではアップテンポのドライブモードになって、和嶋さんが跳ねまくってノリノリで、研ちゃんがのびやかに歌い、ドラムが叩きまくって。
 続いて、まずはレッドライトのなかベースソロがちょこっと。そしてギターのハイキーのミステリアスなリフがミドルテンポでながれて。6曲目は「マダム・エドワルダ」。レッド&イエローライトのなか、和嶋さんがのびやかに歌い、テンポチェンジでリズミカルになって、サビはゆったりとのびやかにメロウに。和嶋さんは時折喘ぎ声をいれて。中盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ヴァースに戻って、リズミカルにメロウに。そしてミラーボールが回るなか、エモーショナルなギターソロが。ラストは♪オォ-~ってコーラスでのびやかに、そしてブレイクをキメて。

 「脱いだ?」って研ちゃん。ノブさんはいつの間にか上半身裸に。客席から「アニキー!」って声が。「BLITZのみんな!」「今日も気合い入ってるぜ」「凄いねBLITZ、楽しんでるのが伝わってくるぜ!」「最後までヨロシク!」って大拍手!
 「今回のアルバムは、不思議な話とか、バラエティに富んだ内容で」って和嶋さん。ここで和嶋さんは高校生の頃にUFOにアブダクトされたというお話を。それまではフォークとか好きだったのに、それ以来はイカれたロックが好きになった、とか。「せっかくBeatlesとか好きだったのに」「SabbathとCrimsonのおかげでは?」って研ちゃん。「宇宙人のせいではない、と」って和嶋さん。

 7曲目は「恐怖の大王」。レッドライトのなか、ダイナミックなリフからハイハットのリズムにのって和嶋さんのエフェクトのかかったヴォーカルがはいって、そしてミドルテンポでのびやかに歌い、ダイナミックなリフからコーラスでのびやかに。中盤ではアップテンポのノリノリモードでテクニカルなギターソロが。そしてノリノリモードで和嶋さんがリズミカルに歌い、ミドルテンポになってのびやかに、サビはコーラスで力強く。ラストはドコドコスラッシュで疾走!
 続いて8曲目は「芳一受難」。カウントからギターのヘヴィダークリフがゆったりとながれ、アップテンポになって研ちゃんのリズミカルなヴォーカルがはいって、コーラスもはいって、サビでは♪こっちへこい!って。中盤ではミドルテンポで般若心経が唱えられ、和嶋さんと研ちゃんは向き合ってリフを。そこからギターソロへ。その後ヴァースに戻って盛り上がって。

 「ありがとう!」って研ちゃん、大拍手!で、研ちゃんはいまの体重は93kgとか。食事に気を付けたり、器具を買って身体を鍛えたりしているそうで「このままいくといい身体になる」って。「これからもバンドをやっていくってことで鍛えてるってことですね」って和嶋さん、大拍手!
 バンドを25年以上続けてきたということで、よくインタビューで“バンドを続けていく秘訣”を聞かれるそうですが「作り続けること」「売れなかったから続けてこれた。売れなくてよかった」って和嶋さん。「この赤坂くらいがちょうどいいね。これ以上売れないように、これくらいをピークに」って研ちゃん、爆笑!ちなみに今回のニューアルバムはオリコンチャートで22位だったそうで。「自分達としては大健闘」って大拍手!

 9曲目は「黒百合日記」。レッドライトのなか、カウントからリズミカルなリフがはいって、ミドルテンポでヘヴィダークリフがながれ、和嶋さんがハイキーで歌い、研ちゃんがステージ中央でお客さんを煽って。そしてイエロー&ピンクライトのなか、サビをミドルテンポでコーラスで、その後、和嶋さんがのびやかに歌い上げて。中盤ではギターのエモーショナルなソロが。そしてスネア連打からコーラスがのびやかに。ラストはミステリアスなギターリフが響いて。
 続いてパワフルなドコドコドラムがはいって、研ちゃんがマイクを持ってステージ前へ。「ナカジマノブの赤鬼のドラムを聴いてくれ!」って研ちゃん。ノブさんが叩きまくって。続いて「和嶋慎治の死神のギターを聴いてくれ!」って研ちゃん。和嶋さんはスイッチングしたり、ギターを歯で弾いたり。「赤坂のみんな、地獄の声を聴かせてくれ!」って研ちゃん、もちろんお客さん♪Wow Wow!って大合唱!10曲目は「冥土喫茶」。アップテンポで研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビ前に♪Die Die!って大合唱!研ちゃんと和嶋さんは寄り添ってリフを。中盤ではテクニカルなギターソロが。その後ヴァースに戻って、研ちゃんが雄叫びを。
 続いて11曲目は「黒猫」。レッド&ブルーライトのなか、パワフルなブレイクリフからはじまって、和嶋さんがミドルテンポでのびやかに歌い、アップテンポのドライブモードになってリズミカルになって、ブレイクをキメて。中盤では一旦止まってから、ギターの不気味でアヴァンギャルドな感じのソロが。そしてアップテンポのドライブモードになって、レッドライトのなか、和嶋さんがのびやかに爽やかに歌って。その後再びアップテンポになってギターのテクニカルなソロ、エモーショナルなソロが。和嶋さんと研ちゃんは寄り添って、背中合わせでミドルテンポのリフを。

 客席から「アニキー!」って声が。「イエーイ!」ってノブさん。「BLITZ、のみんな、声を聴かせてくれ!」「アニキって呼んでくれ~!」「こんなにたくさんありがとう!」ってノブさん、大歓声!「ファイナル、寂しいね」「朝までみんなと呑みたい」「1300人と乾杯したい」「できたら幸せ」って。そして「オレがしゃべってるってことは」「オレが歌う時間がやってきたぜ」「オレが歌っていいですか!」「盛り上がってくれますか!」って大歓声!「ここにいるみんなのために歌うぜ!」って大歓声!「和嶋くんが腕を回すぜ!」「研ちゃんが頭振るぜ!」って。
 12曲目は「超能力があったなら」。カウントからダイナミックなリフと叩きまくりドラムがはいって、和嶋さんがThe Whoのピート氏のように腕を大きく回しながらリフを。そしてグリーン&パープルライトのなか、パワフルなズンズンリフにのってノブさんが力強く歌って、サビはミドルテンポでゆったりと。そして和嶋さんが1人ダッグウォークから研ちゃんのところへ行って寄り添って、コーラスは研ちゃんのマイクで一緒に。中盤では「ギター、ワジマシンジ!」ってノブさんが叫んで、和嶋さんがステージ前でテクニカルなギターソロを。その後パワフルなズンズンリフからノブさんが力強く歌って、和嶋さんと研ちゃんがドラム台に片足をのせて同じポーズでリフを弾き、終盤ではサビのあと♪Hey!Hey!って大合唱!「ありがとう!サンキュー!」ってノブさん、大拍手大歓声!

 レッドライトのなか、ギターのリズミカルなリフからアップテンポのノリノリシャッフルではじまった13曲目は「人生万歳」。研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは一斉に♪バンザーイ!って両手挙げて。客席後ろからの眺めは壮観でしたね。中盤ではグリーン&ブルーライトのなか、和嶋さんがステージ前でギターソロを。さらにスリリングなリフからアグレッシブに弾きまくって。その後サビで再び♪バンザーイ!
 続いて一転暗いブルーライトのなか、和嶋さんがゆったりとアルペジオで奏でて。14曲目は「人面瘡」。カウントからミドルテンポのパワフルなリフと和嶋さんのヴォーカルがはいって、サビはカウベルリズムでヴォーカルがのびやかに。その後のギターソロでは和嶋さんが歯で弾いて。そして研ちゃんと寄り添ってリフを弾いて。ラストは弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんがジャンプしてFin。

 和嶋さんのリズミカルなリフから「最後一発!針の山!」って研ちゃん。場内めっちゃ盛り上がりのお祭り騒ぎで揺れてます。研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌い、和嶋さんノリノリでリフを。中盤では弾きまくりギターソロからリフに合わせてHey!って一斉にジャンプ!そしてヴァースに戻って研ちゃんがリズミカルに歌い、和嶋さんは跳ねながらステージを右へ左へ。ラストは和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、一旦止まって「ありがとう!」って研ちゃん。そして弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんは歯で弾いて、盛大にFin。「ありがとうございました!」って研ちゃん。
 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはそのなかを手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、「あんこおるぅ~!」ってコールが。

 しばらくするとまずは和嶋さんとノブさんがツアーTシャツを着て登場!そして研ちゃんが白着物姿で登場!大拍手大歓声で迎えられます。「アンコールありがとうございます」って和嶋さん。研ちゃんはツアー中に誕生日を迎えて「たくさんものをいただいて」「頂きものでできてる」って爆笑!で、ケーキも2つもらったそうで。「さすがに食べきれないので、上のフルーツだけ食べた」って。で、ノブさんも今年で50歳になるそうで、メンバー全員50overとのことで「オジサンバンドです」って。「60になっても、70になっても、命の続く限り、バンドを続けていく所存でございますので、宜しくお願いいたします」って大拍手大歓声!

 「きゅっきゅきゅ、宜しく」って、アンコール最初となる16曲目は「新調きゅらきゅきゅ節」。まずはゆったりと哀愁ただようギターソロ。そしてアンプの前へいってフィードバックをキメて。カウントからダイナミックなリフがはいってアップテンポのノリノリモードで和嶋さんのパワフルなヴォーカルがはいって、合いの手で♪きゅっきゅきゅ~!ってここでもお祭り騒ぎで盛り上がって。もちろんサビも♪ぶんがちゃっちゃ~!ってお祭り騒ぎ!場内揺れてます。中盤ではギターの弾きまくりソロが。それが終わると静かになっ、ブルーライトのなか、ダークコーラスがながれて。終盤ではダイナミックなリフから再び盛り上がってFin。
 続いて17曲目は「地獄」。ダイナミックなリフと♪Hey!って掛け声からレッド&ブルーライトのなか、アップテンポで研ちゃんがリズミカルに歌って盛り上がって。中盤では静かになって、ギターのアヴァンギャルドなソロからフィードバックサウンドが響いて。その後、再びヴァースに戻ってアップテンポで盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロが。ラストは和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「ギター、和嶋慎治!」「ベース、鈴木研一!」「ドラム、ナカジマ・ノブ!」「ありがとうございました!」って大拍手大歓声!そのなかメンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、「あんこおるぅ~!」ってコールが。

 ほどなく和嶋さんとノブさんが走ってステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられ、そのあと研ちゃんも白着物姿で登場して大拍手大歓声で迎えられます。「今日、soldoutしたそうです。ありがとうございます」って和嶋さん、大拍手大歓声!当日券完売になったんですね。凄いっす。ここで告知ですが、次回は4/17六本木でレコ発追加公演とのことで。そして6月には<戸川純さん>と対バンがあるとか。さらには7月に再びツアーがあるとのことでめっちゃ楽しみです。「今年まだはじまったばかりですが、人間椅子、頑張っていきますので、ついてきてください」って和嶋さん、大拍手!4/17は今回やらなかった曲をやるとのことで、それも楽しみ♪
 すると研ちゃんがSabbathの「Children of the Grave」のリフを弾き、そこにギターが加わり、向き合ってリフを弾いて、ドラムも入っていい感じになり、そのまま研ちゃんが歌うのかなと思いきやキメリフで止まって大拍手大歓声!

 「寒い冬に東北地方で行われる恐ろしいお祭り」って、オーラス18曲目は「なまはげ」。ダークヘヴィリフからゆったりと不気味にはじまって、ミドルテンポのギターリフから和嶋さんのパワフルなヴォーカルがはいって、そして研ちゃんがのびやかに歌い、サビは大合唱!中盤ではリズミカルなギターリフからアップテンポになって盛り上がり、和嶋さんがのびやかに歌い、和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、和嶋さんが歌い上げて。そこから三味線風リフがはいって大歓声!和嶋さんは跳ねまくってそこからテクニカルなギターソロを。和嶋さんと研ちゃんが背中合わせになってリフを弾き、ドラムもドコドコ叩きまくって。終盤では一旦止まって、ノブさんがでっかいドラを叩きまくって大歓声!そのままでっかいバチをステージ袖に投げて、研ちゃんが心配そうにそのバチの行方を目で追って。機材には当たらなかったようで一安心。そしてバスドラが響き、研ちゃんが不気味な咆哮を。そしてダイナミックなリフからサビは大合唱!ラストはドコドコスラッシュで疾走して盛大に弾きまくり叩きまくり。和嶋さんは頭の後ろでギターを弾いたり、研ちゃんと向き合って互いの弦をはじいて、盛大にFin。

 「ありがとう!」って研ちゃん、大拍手大歓声!「世界一白塗りが似合う、ベース鈴木研一!」「世界一SGが似合う、ギター和嶋慎治!」「世界一青春している、みんなのアニキ、ドラム、ナカジマ・ノブ!」っておのおの大拍手大声援!メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで何度もお辞儀を。そして和嶋さんとノブさんは最前列のお客さんたちとハイタッチ。最後に残ったノブさんが「また来るぜ!ありがとう!」って大歓声!
 するとほどなくフロアが明るくなって、これにてライブ終了です。時計を見ると20時51分。約2時間15分のアツい楽しいライブでした。1ヶ月に及ぶ15回目のツアーファイナルライブ、めっちゃ盛り上がりましたね。和嶋さん、ヴォーカルはちとキツそうでしたけど、ギターはかっこよかったっす。OZZFESTの時にちとミスがきになりましたけど、今回はそんなこともなくいい音してましたね。もちろん研ちゃんもノブさんもかっこよかったっす。4/17の追加公演もめっちゃ楽しみ♪

16.3.5 虹伝説 (Rainbow tribute)

2016-03-07 22:03:43 | ライブレポ HR/HM
◇ 2016.3.5 原宿アストロホール
<虹伝説 JAPAN TOUR 2016>
 1997年よりずっとアコースティック主体のルネッサンスミュージックのユニット<Blackmore’s Night>で活躍されている御大<Ritchie Blackmore>氏が、2015年に突如“2016年6月にRainbowとDeep Purpleの曲を演奏するロックバンドでライブをやる”と発表されて超ビックリ!2016年で71歳となる御大。“関節炎が酷くなるまえにやっておきたい”とのお話も。実際に2月に指の手術をうけられたそうですが、6月のライブは大丈夫なようで。で、肝心のライブとはイギリス・ベルギー・ドイツ等で6月に数回のみとのこと。残念ながら日本公演の予定はいまのところないようでガッカリ。2004年のBlackmore’s Night公演以来、全く来日されていないんですね。当時よりインタビュー等で“長時間の移動が辛い”とのお話もあったようですが・・・残念っす。
 さて、そのRitchie様ROCK復活に呼応してかどうかわかりませんが、あの日本人ミュージシャンによるRainbowトリビュートユニット<虹伝説>が復活し、3/5東京と3/6大阪の2daysライブを行うとの情報が!もちろん即予約っす。<虹伝説>は、1987年にギタリスト<梶山章さん>が主体となってその母体となるDeep Purple/Rainbowトリビュートのライブが行われ、その後96年にDeep Purpleトリビュートアルバム「Who Do They Think We Are?」が発表され、その完成度の高さに大絶賛!そこから<虹伝説>が本格的になり、ライブも即Soldoutという状況になり、98年にRainbowトリビュートアルバム「虹を継ぐ覇者」が発表されます。そしてこのアルバムにゲスト参加された元Rainbowの<Joe Lynn Tunnerさん>が梶山さんを含む日本人ミュージシャンチームを気に入って、以降Joeさんの日本公演ではバックを梶山さんをメインに虹伝説メンバーが務めたり、梶山さんがJoeさんのソロアルバムに参加されたりと発展されます。それらにより、逆に<虹伝説>のライブがなくなってしまったわけですが・・・
 その<虹伝説>が2016年に復活するとのことで超期待っす!しかも今回はDVDでも発売された1977年にミュンヘンで行われた伝説のライブを再現するとのことで。メンバーはギター梶山さん、キーボード<永川敏郎さん>、ベース<長谷川淳さん>、ドラムス<本間大嗣さん>、そしてヴォーカルが<下山武徳さん>という超強力な布陣!もっとも下山さんといえばそのハスキーでパワフルなヴォーカルというイメージなので、どちらかと言えばRonnie氏よりもGrahamさんタイプのような気がしなくもないですが、でもでもどんなRonnie節を聴かせてくれるのかも楽しみです。

 さて当日。土曜ですが仕事なので仕事を早めに切り上げて原宿へ。もうそろそろRainbow人気も衰えてきてるのではと、まあ半分も入ればいいのかなぁ~なんて思っていましたが、なんと超満員!開演ギリギリなんかに行ったらヤバかったっす。幸い若い番号だったのでスムーズに入れましたが、どんどん埋まってきて、スタッフの方が「もっと前に詰めてくださーい!」なんて言うくらいにもうギューギューの超満員!Soldoutだそうでビックリ!もちろん各メンバーのファンの方々もいらっしゃるでしょうけど、自分と同年代か上くらいの方々も多かったことから、Rainbow人気は健在なんだなと実感。と同時に皆さんRainbowミュージックに飢えているんだなと。
 ステージは向かって左にL型に配置された3台のキーボードとレスリーが。その後方にベースアンプ。中央後方に2タム2バスの白のドラムセットが。シンバル類は横に配置されてCOZY様仕様ですね。2段シンバルではないようですが。そしてステージ右にマーシャルアンプが。3段積でないのはちと残念。

 開演予定時間の18時を過ぎたころ、客電がまだ明るいなか、SEから「威風堂々」がながれてきて大拍手&手拍子!これ本家Rainbowのライブのショートバージョンではなくて結構長かったっす。そしてフロアーが暗くなって、薄暗いブルーライトのステージにメンバーの皆さんが登場し、大拍手大歓声で迎えられ、SEから「Over The Rainbow」のドロシー嬢の声がながれ、再び大拍手大歓声!それが終わると盛大なバンドイントロダクションが響き大歓声!弾きまくり叩きまくりで盛り上がって。それがピタッと止まると、ギターがあのアップテンポのリフを。1曲目はもちろん「Kill The King」。ダイナミックなリフからアップテンポのドライブ感たっぷりのリズムが。ベースとバスドラがものすごい迫力!そこに下山さんが登場して大拍手大歓声!パワフルなヴォーカルが炸裂!ヴォーカルも凄い迫力っす!間奏ではギターとオルガンのトリルハモからギターのスライドソロ&アグレッシブな弾きまくりソロへ。その後トリルハモからヴァースに戻って怒涛の勢いでエンディングへ。

 「All right!」って下山さん、大拍手!「虹伝説へようこそ!」「よく集まってくれました」って。「MCまでは再現できないから。下山節で」って爆笑!「今日は、77年ミュンヘン、バイブルともいえる伝説の素晴らしいライブを、素晴らしいミュージシャンでお送りします」って大拍手!「思い入れが強いので、完璧に完コピでやります」って大歓声!「衣装もね」って下山さんはフリンジいっぱいのトップスで、梶山さんは黒シャツで、長谷川さんは本家Bobさんのように白系シャツに黒ベストで。「パロディではなくオマージュです」って。「最後まで宜しく!みんなで楽しみましょう!」って大拍手!

 「Song called Mistreated!」って下山さん。ブルー&レッドライトのなか、まずはディレイが印象的なしっとりとしたギターソロ。そしてミドルテンポのヘヴィリフとバスドラのリズムから梶山さんが手を挙げて煽って、レッド&パーフルライトのなか、力強いヴォーカルがはいって歌い上げて。中盤では静かになってブルー&パープルライトのなか、ギターのナチュラルトーンでのエモーショナルソロが。そして力強いバスドラからダイナミックになり、ギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがパワフルなスクリーミングから力強く歌ってシャウトをキメて。終盤ではアップテンポのノリノリモードになって盛り上がって、ギターが弾きまくり、ヴォーカルがスキャットからスクリーミング!ラストはヴォーカルがソロで力強く歌い上げ、ダイナミックにFin。「オンギター、梶山章!」って大拍手大歓声!「Thank you!」って。

 3曲目、まずはギターのメロウなソロ。シンセが響くブルー&パープルライトのなか、「Green sleeves」や「ブランデンブルグ協奏曲」の一節をオルガンと奏でて。大拍手です。そしてミドルテンポのヘヴィギターリフが。「16th Century Green Sleeves」です。レッド&オレンジライトのなか、力強いリズムにのってパワフルなヴォーカルがはいって、サビで歌い上げて。間奏ではスライドギターソロが。その後、静かになるも再び盛り上がってダイナミックに。「Thank you!」って下山さん、大拍手!

 「どうもありがとう」「こんなに楽しいライブは久しぶり」「皆さん楽しんでますか!」って大歓声!本当はバックに虹を掲げたかったそうですが「予算の都合で」って爆笑!「みんなの目には虹が見えているか!」って大歓声!

 4曲目、まずはブルーライトのなか、ギターがフェイザーを効かせたゆったりとしたソロを。そしてメロウなリフがはいって拍手!それが手拍子になって静かなリズムがはいって、ヴォーカルがしっとりとゆったりと歌って。「Catch The Rainbow」です。サビではドラマティックに歌い上げ、その後、美しいスキャットを。中盤では力強いスクリーミングからダイナミックに盛り上がってギターのテクニカルなソロが。その後、静かになって、スポットライトのなか、ギターがメロウなソロを。終盤ではパワフルなドラムフィルからレッド&オレンジライトのなかダイナミックに盛り上がって、ギターの弾きまくりソロへ。そして梶山さんが手を挙げ、ヴォーカルがスクリーミングから歌い上げて。ラストはヴォーカルがソロで歌い上げ、静かなギターソロでFin。「Thank you!」って下山さん、大拍手!

 「今日はRainbowマニアの方が集まってると思うので」「「次はRock’n Rollですよ」「手順はわかっているだろうね」って爆笑!「次の曲はみんなの出番もあるから、おっきい声を出して!ボクをビビらせるくらいの」って。5曲目は「Long Live Rock’n’ Roll」。まずはギターとオルガンのリフの掛け合い。そしてパワフルなスネア連打からアップテンポシャッフルのノリノリリズムになって手拍子!それにのってリズミカルなヴォーカルがはいって、サビは大合唱!もうお祭り騒ぎで、場内揺れてます。間奏ではスライドギターソロが。そしてヴァースに戻って盛り上がって。その後、手拍子がはいって、コール&レスポンスで盛り上がって。「これがやりたかった!みんなありがとう!素晴らしい!」って下山さん、大拍手!「これで今日のミュンヘンのライブが締まったね」って。終盤ではダイナミックなリフから転調してさらに盛り上がって。「Thank you!」って大拍手大歓声!「みんな素晴らしいね、ありがとう!」って。

 「以前、梶山さんとはCDを1枚出させてもらって」って。名盤「Into The Deep」ですね。「下山・梶山のマウンテンコンビが“銀嶺の覇者”になります」って下山さん、大拍手!まずはギターが「Lazy」のリフを。「気持ちいいね」って梶山さん。そしてアップテンポのリズムがはいってギターが弾きまくって、ピタッと止まって大歓声!続いてギターがアップテンポのトラッドソングを奏で、終わると永川さんにお辞儀。ここから「Man On The Silver Mountain」のリフを。下山さんが手拍子を促して、パワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがリズミカルに歌って。間奏ではギターのスライドソロが。その後ヴァースに戻って盛り上がって。この後、ギターにスポットが当てられ、引きまくりのギターソロを。そして一旦止まってからゆったりとメロウなブルーズを奏で、そこからオルガンのエモーショナルなソロ、再びギターソロが。続いてはヴォーカルがソロでのびやかに力強く歌って。そしてリスミカルにパワフルに歌って「Starstruck」へ。アップテンポのシャッフルモードでパワフルに盛り上がって、止まって。その後、暗いブルーライトのなか、ヴォーカルがソロでのびやかに♪night people~ってゆったりと歌い、そしてパワフルなスクリーミングから「Man On The Silver Mountain」のリフがはいって盛り上がって。「Thank you!」って大拍手!「気持ちいいですね」って下山さん。

 「だいぶ佳境にはいってきて」「ここからが長い」って爆笑!「ここからも皆さんの素晴らしい演奏でお楽しみいただきたいと」って。「Rainbowの曲は、何十年もたっても色褪せない」「しかもヴォーカルが結構休める」って爆笑!

 7曲目は「Still I’m Sad」。薄暗いブルーライトのなか、まずはキーボードソロ。序盤はヘヴィオルガンサウンドのパワフルなソロ、続いて幻想的なコーラスサウンドがゆったりと響いて。途中ギターがはいってゆったりとメロウに奏で、オルガンがテクニカルなリフを。そしてギターのアップテンポのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、ヴォーカルが力強くのびやかに歌って。間奏まずはギターの弾きまくりソロ。ヴォーカルとベースが背中わせでアクションをキメて。続いてモーグのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりソロと続いて、バンドリフとドラムフィルの掛け合い。でも2回目でスティックが飛んでしまってドラム不発。残念!中盤では静かになってギターがゆったりとメロウに奏で、そしてベートーベンの第9合唱のメロディを奏で、バンドがはいってダイナミックに盛り上がって。その後キーボードのテクニカルなソロへ。ソロが終わると永川さんがポーズをキメて大拍手大歓声!続いてはドラムソロ。まさしくあのCOZY様のソロです。その迫力にもう鳥肌モノ!そしてスネアロールから「序曲1812年」がSEからながれてきてもう感涙!ラストはスティックを上に回して投げてキャッチして大拍手!「オンドラムス、本間大嗣!」って大拍手大歓声!終盤ではギターのアップテンポのリズミカルなリフからパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、ギターの弾きまくりソロへ。ラストはだんだんテンポダウンしていって止まって、ヴォーカルが「But Still I’m Sad~!」って歌い上げて、バンドが入ってリフがだんだん早くなっていって、そして盛大にFin。大拍手大歓声!「オンドラムス、本間大嗣!オンベース、長谷川淳!オンキーボード、永川敏郎!オンギター、梶山章!」って各々に大拍手大歓声!

 「どうもありがとう!」「ミュンヘンではここで一旦引っ込んでアンコールなんですけど、今日は便宜上このまま続けます」って、爆笑!「このあともしアンコールがあるならば、ミュンヘンではやっていない曲をやろうかなと」って大拍手大歓声!

 「最後の曲、一緒に歌いましょう!」って本編最後は「Do You Close Your Eyes」。まずはギターの弾きまくりソロ。そしてギターがリズミカルなリフを弾きながらベースの処へ行き、「Purple Haze」等の掛け合いリフを。長谷川さんの見せ場を設けてくれて嬉しいっすね。その後ギターがアップテンポのリフを弾いてバンドがはいってノリノリモードでヴォーカルがリズミカルに歌って、サビは大合唱!中盤ではまずはキーボードのテクニカルなソロが。そして梶山さんがそれまでのFenderのサンバーストストラトから黒ボディのメーカー不明ストラトに持ち替えて。あれ?ひょっとして本家のようにアレをやるのかな?で、アグレッシブなギターソロへ。弾きまくって、アームをグイングインうねらせ、弦を掻きむしり、ストラップを外してネックを床に突きたて、そしてステージ上のあるモノ(自分の位置ではステージ床が見えない)にギターを叩きつけて粉々に破壊して。盛り上がっていましたが、一部のお客さん引いてたかも?その後再びサンバーストストラトを持ってアグレッシブに弾きまくって。終盤ではヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、ラストは盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。
 少ししてメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「Thank you どうもありがとう!」って下山さん。

 アンコール最初は「Gates Of Babylon」。まずはアラビアン風のシンセソロが。そしてミドルテンポのリフとリズムがはいって、ヴォーカルがメロウにリズミカルに歌い、サビで歌い上げて。間奏ではギターのエモーショナルなソロが、ドラマティックに盛り上がって。その後ヴァースに戻ってヴォーカルがパワフルに歌い、力強く歌い上げて。ラストは劇的にFin。「Thank you!」って大拍手大歓声!

 「今日はどうもありがとうございました」「楽しんでいただけたでしょうか?」って大拍手大歓声!「数年ぶりの虹伝説ライブ、メンバーに選ばれて非常に光栄です。感激してます。皆さんのおかげです。ありがとう!」って大拍手大歓声!「MCは短くって言われたけど、最後はフリートークってことで」って爆笑!「全員でのリハは1回しかやってないですけど、合うんですよね」「改めてメンバーの皆さんに拍手を」って大拍手大歓声!「今日はSoldout」って大拍手大歓声!「もっと観たいって方がいらっしゃるんじゃないですか?」「追加公演とか?」「勝手なこと言ってますけど」って爆笑!「秋くらいに」「札幌出身者が2人もいるのに、なんで札幌でやらないのか?梶山章は何をやっているんだと」って爆笑!梶山さんは“オレのせい?”って感じのポーズを。そして今回は東京と大阪の2回だけですが、またぜひやりたいとのことで大拍手大歓声!「秋くらいに札幌と名古屋とまた東京で」って大拍手大歓声!客席から「アルバムは?」って声が。「アルバムはいらんだろう」って。でも「DVDなら・・・」って大拍手!「オレ勝手なこと言ってるけど」「夢は広がりますよね」「もし機会があれば」「もし実現したらボクにお礼言ってね」って爆笑!

 「最後にこの曲、一緒に歌いましょう!」ってオーラス10曲目は「Tarot Woman」。まずはシンセソロ。そして梶山さんが手拍子を促して、リズミカルなリフを弾いて、パワフルなドラムフィルからズンズンリフにのってリズミカルなヴォーカルがはいって、サビは大合唱!間奏では弾きまくりのギターソロが。その後ヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって、サビは大合唱!そこからリフにのってキーボードのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなリフからヴォーカルがスクリーミングをキメ、弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you TOKYO!また逢いましょう!」って下山さん。「ベース、長谷川淳!ドラムス、本間大嗣!キーボード、永川敏郎!ギター、梶山章!ヴォーカル下山でした」って大拍手大歓声!SEから「Over The Rainbow」がながれるなか、メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで何度もお辞儀を。そして手を振りながら楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると20時23分。2時間20分のとってもアツい楽しいライブでした。

 ド迫力のアツいエネルギッシュなライブ、久々に大声張り上げて、泣いて笑ってほんと楽しかったっす。土曜でキャパ400とはいえ、日本人トリビュートライブでSoldoutとはほんと驚きました。各メンバーのファンの方々、元々の虹伝説のファンの方々、そして本家Rainbowファンの方々など様々でしょうけど、Rainbowミュージックを愛する方々が大勢いらっしゃるということは本当に嬉しいっす。ホントまたぜひやってほしいっすね。

15.11.22 人間椅子 OZZFEST JAPAN2015

2015-11-23 17:01:48 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.11.22 幕張メッセ 国際展示場ホール9~11
<OZZFEST JAPAN 2015>
 初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。メンバーはギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>、そして4代目ドラム&ヴォーカル<ナカジマ・ノブさん>です。
 1989年にイカ天でデビューし、大人気を誇るもその後低迷し、メジャーから契約を切られて。しかし徐々に人気が回復して、キャパ500がsoldoutになり、2013年に日本で初めて開催されたOZZFESTに出演し一気に人気大爆発!大飛躍!あの人間椅子コールはほんっと感動感涙でした。で、2014年1月にはキャパ1000のO-EASTがなんとsoldout!そこからニューアルバムや、ベストアルバムを発表し、さらに「人間失格」以来のバンドスコアも発売!さらにさらに2015年1月にはキャパ1800の渋谷公会堂がなんとsoldoutに!これには本当にビックリ!そしてその映像がBSで放映され、BR/DVDでも発売されて。こんなに盛り上がるなんて、信じられないっす。自分が初めて観た2007年の時のライブでは狭いハコに半分もいなかったし、50人くらいしかいないライブもあったのに・・・感無量です。
 この2015年、再び日本でOZZFESTが開催されることが決定!ひょっとしたら・・・と思っていたら、人間椅子の出演が決定!思わずバンザイっす!今回はBLACK SABBATHは来ませんが、それでもやはり超大会場での人間椅子ライブを観たいので、即チケット購入。前回の出演で人気大爆発した人間椅子。今回の出演でより一層の飛躍を願って、当日を楽しみにしていました。

 さて、日が近づくにつれ、いろいろな情報が公開されて。人間椅子の出番は16時25分で35分間のライブとのことで。前回と同じ尺ですね。今度はどんな曲をやってくれるのかも楽しみです。おそらく“針”は絶対やるだろうと。そして“なまはげ”や“宇宙”もおそらく。となると全5曲としてあと2曲は何なのか。前回同様に初期の曲とかもやるのかな?とか、“りんご”とか“賽”とかかな?なんて予想したり。ただ、人間椅子の後が某アイドル系バンドとのことで、前の方はそのファンに占拠されて、ライブが盛り上がらなくなってしまうのでは?との危惧も。

 いよいよ当日。午前中は家の用事があったので、午後から幕張へ向かって。駅に着いたのが15時過ぎで、リストバンドをはめてもらって、コンサート会場に着いたのは15時20分くらい。すでにステージでは人間椅子のセットが終わって人間椅子の法被を着たスタッフの方々がいろいろチェックを。あの法被、いいなぁ。欲しいなぁ。自分はステージから50mくらいの位置でスタンバイ。あんまり前の方だと危なそうなので。で、15時半過ぎに隣のステージでBLSのライブがスタート。すると人間椅子の方のステージには和嶋さんが登場して大拍手!和嶋さんも手を振って応えて。そしてノブさんと研ちゃんもステージに登場してスタッフの方々と打ち合わせしながら楽器チェックを。和嶋さんはベージュかオレンジの着物にグレー系の袴を。長い髪は後ろで束ねてます。研ちゃんはいつものように黒の僧侶姿で、ノブさんは派手な鯉口シャツで、リーゼントをキメて。ドラムセットは2バス2タム&デカいドラのセットで、ベースアンプ・ギターアンプはそれぞれ1台づつです。で、入念な打ち合わせとチェックのあと、そのうちにバンドで合わせて演奏を。もっとも隣がライブ中なので音は聞こえません。このころにはもう自分の廻りも人でいっぱいです。

 16時15分ころに隣のステージのBLSのライブが終了し、人間椅子のほうが音出しを。スクリーンには“人間椅子”の文字が。そしてサウンドチェックでなんと「洗礼」を。ミドルテンポのヘヴィリフからミドルテンポで研ちゃんが不気味に歌って。手拍子のなか1コーラスのみ。終わると早くも大拍手!続いては同じくミドルテンポのヘヴィリフからダイナミックなリフで始まった「見知らぬ世界」。和嶋さんがパワフルに歌って。同じく1コーラスでしたね。終わると大拍手!そして今度はノブさんがドラを叩いて大歓声!ノブさんは反応を伺って何度も叩いて鳴らして大歓声!これでリハ終了です。メンバーの皆さんは一旦ステージ袖へ。

 その後すぐに、タイムスケジュール通りに16時25分。照明が暗くなって、SEから♪チーンってりんの音が響き「此岸御詠歌」がながれて大歓声大拍手!薄暗いブルーライトに包まれるなか、手拍子が響き、そこにメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。
 そしてカウントからヘヴィダークリフがゆったりと不気味にながれて。1曲目は「なまはげ」。研ちゃんの雄叫びや唸り声が響いて。その後ブルー&レッドライトのなか、ミドルテンポのヘヴィリフから和嶋さんののびやかで力強いヴォーカルがはいって、Bメロでは研ちゃんが不気味に歌って、サビでは一緒に。2コーラス目では研ちゃんが和嶋さんの横に行き、すぐに戻って研ちゃんが歌い、和嶋さんが跳ねて。中盤ではアップテンポのギターリフがはいって、和嶋さんと研ちゃんが向き合ってノリノリでリフを。そして和嶋さんがのびやかにメロウに歌い、再びアップテンポのリフから三味線風リフを。「おぉ~!」ってどよめきが。そこから和嶋さんがステージ中央でギターソロを。終盤ではギターのテクニカルリフからギターソロ、そして和嶋さんと研ちゃんが向き合ってリフを弾き、ドラムもドコドコパワフルに盛り上げて。その後一旦止まってからノブさんが盛大にドラを叩いて大歓声!続いてフロアラムを力強く叩き、そこからサビへ。「怠け者はいねがぁ~!泣いてる童はいねがぁ~」って不気味に唸って。ラストは一転スラッシュモードでドコドコ激しく。

 すぐにアップテンポのパワフルなドラムがはいって「ナカジマ・ノブの・・・を聴いてくれ!」って研ちゃん。「イエーイ!」ってノブさん。続いて「和嶋慎治の地獄のギターを聴いてくれ!って研ちゃん。和嶋さんがザクザクのヘヴィリフを。「幕張メッセ!地獄の声を聴かせてくれぇ~!」って研ちゃん、お客さんを煽って。2曲目は「冥土喫茶」。スリリングなヘヴィリフから研ちゃんののびやかでパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは「Die!Die!」って盛り上がって。和嶋さん、笑顔でノリノリっす。中盤では和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、そこから和嶋さんのギターソロへ。終盤ではストロボライトのなか、研ちゃんがパワフルに歌ってドコドコドラムとともに盛り上がって、強烈な雄叫びを。

 続いてミドルテンポのギターのヘヴィリフが。3曲目は「どっとはらい」。パワフルなタムドラムにのって和嶋さんが力強くのびやかに歌い、サビでは大合唱!中盤ではCrimson風のユニゾンリフを。ちょっと危なっかしい感じも。スリリングっす。そしてヴァースに戻って和嶋さんが力強く歌って、サビで大合唱!終盤では和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを弾き、そこから和嶋さんがギターソロを。

 「こんばんは、人間椅子です。声援ありがとう!」って研ちゃん、大拍手大歓声!「再びOZZFESTのこのステージに帰ってくることができて人間椅子3人、大変盛り上がっております」って大歓声!ひと息ついて「和嶋くん、新しい和服を新調したじゃありませんか」って研ちゃん。「今日は襦袢に黒をあしらってメタル感を出して・・・」って和嶋さん。「いま鈴木くんが言ったように、2013年にOZZFESTに出させていただきまして、バンド再デビューという形になりまして」「皆様には感謝いたしております。ありがとう!」って大拍手!「2013年に出させて頂いて、夢が実現したと思ったんですけど、2015年に再び出させて頂きまして、夢はまだまだ続いていると・・・ありがとう!」って大拍手!「人間椅子の面白さは、ヘヴィメタルの恰好をしてないということ」「白塗りのお坊さん」「ヒゲにメガネ、メタルにメガネは得ない」「確かに」「自分で言うのもなんですが、明治の文豪のような」「そして・・・リーゼントですよ」って。するとノブさんが立ってかっこよくポーズをキメて大拍手!観客からアニキコールが。「アニキって呼んでくれ~!」って大歓声!「この日本でしかありえないスタイルでハードロックをやるというのが人間椅子ですので、皆さんこれからもお見知りおきのほどを」って大拍手大歓声!「人間椅子はバンド生活25周年という節目を迎えて」「30年、35年、40年、50年、いや100年・・・」って和嶋さん。「それは無理」「50年にしたって100歳ですよ」「100歳でもバンドやるんですか?」って研ちゃん。「わかりません」って和嶋さん。「そうなるとボクらもお客さんもこの世に存在していないかもしれませんが」って和嶋さん。「お互いの名前すらわからなくなって、ギター、ヤマダシンジ!とか・・・すいません」って研ちゃん、爆笑!「そのぐらい死ぬまでバンドを続けるつもりですんでヨロシクです」って和嶋さん、大拍手!

 まずはブルー&グリーンライトのなか、ギターがピックで弦を擦るようなノイズ系サウンドを響かせ、ベースが不気味に響き、ギターがミステリアスに奏でて。そしてギターのアップテンポの激しいリフがはいって、スネア連打がスリリングに。4曲目は「宇宙からの色」。アップテンポのノリノリモードで和嶋さんがリズミカルに歌い、Bメロでは研ちゃんのコーラスのなか、和嶋さんがパワフルに伸びやかに歌って、スリリングなサビへ。ここで急に押されて何事かと思ったら外人組が突進してきて自分の横を通り過ぎて前方へ。でもなぜかすぐに戻ってきて後ろのほうへ。一体なんだったんでしょ?中盤ではブレイクから研ちゃんが不気味に笑い、ギターのリズミカルなリフからアップテンポのシャッフルモードになってノリノリでギターのテクニカルなソロへ。終盤では研ちゃんのコーラスのなか、和嶋さんが力強く歌って、スリリングなサビへ。

 すぐに和嶋さんがアップテンポのリフを。「最後一発!針の山!」ってもうお祭り騒ぎ!めっちゃノリノリっす!研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌い、和嶋さんが跳ねまくって、ステージを右へ左へ。中盤では弾きまくりのギターソロからリフに合わせて「Hey!」ってジャンプ。和嶋さんも跳ねまくって。終盤では再び研ちゃんがノリノリでリズミカルにパワフルに歌い、ラストは「ありがとう!」って研ちゃん。一斉に弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんはギターを頭の後ろで弾き、さらに研ちゃんとお互い弦を叩きあって、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ベース、鈴木研一!」「ギター、和嶋慎治!」「ドラムス、ナカジマ・ノブ!」っておのおの紹介して大拍手!メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで一斉に何度もお辞儀を。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはステージ袖へ。するとすぐに明るくなって、スタッフの方々が一斉にバラしをはじめて、これにて人間椅子ライブ終了です。時間通りにちょうど35分間のアツいライブでした。

 前の方は最初からだいぶ盛り上がっていたのかもしれませんが、中盤の自分の周りは1-2曲目までは腕組んで見てるだけの人が多かったんですけど、3曲目くらいからノリだして、最後はお祭り騒ぎでした。この後に出演の某アイドルバンドファンらしき方々もノッてくれて盛り上がってよかったっす。和嶋さんは緊張していらしたのか、MCはカミまくりで、ギタープレイも細かいミスがちょっと気になりましたが、盛り上がったから“良し”ですね。それにしても“針”を除いて初期・中期の曲はやらずに、割と新めな曲のセットリストに驚きました。2013年のときは新旧織り交ぜのセットでしたから、てっきり同じ構成かと勝手に思って大ハズレでした。前回は人間椅子はこういう音楽をやってきたバンドなんだと知らしめ、今回は人間椅子の“今”と“これから”という趣旨だったのかなぁなんて勝手に解釈してみました。いずれ和嶋さんのコメントがFBかどこかに載るかな。
 今回が今年最後のライブだった人間椅子。これからニューアルバム制作にはいるそうで、なんとこの後に来年2/3にニューアルバム発売決定が発表されてビックリ!しかも3月のレコ発全国ツアーも発表されて。来年の活躍もめっちゃ楽しみです。今回をきっかけにまたライブ動員が増えるといいな。自分らも夢の続きを観たいっす!

15.7.1 LIV MOON

2015-07-20 13:23:13 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.7.1 渋谷O-WEST
<LIV MOON LIVE 2015 ~The Best of LIV MOON~>
 元宝塚の男役で、現在は舞台女優として、そしてヴォーカリストとして活躍中の<Akane Livさん>率いるシンフォメタルユニット<LIV MOON>。2009年にAkaneさんと音楽プロデューサーでありキーボーディストの<西脇辰弥さん>が立ち上げ、その年の10月には<LOUD PARK 09>に出演し、12月にはデビューアルバム「DOUBLE MOON」を発表。翌2010年6月にカヴァー曲6曲を収録したミニアルバム「Covers~」を発表され、そのあとメンバーチェンジがあり、超絶ベーシスト<MASAKIさん>、YMインペリ級早弾きギタリスト<大村孝佳さん>、新鋭ドラマー<前田秋気さん>が参加され、翌2011年3月に2ndアルバム「Golden Moon」を発表されます。自分は4月に渋谷で行われたレコ発ライブを観にいったんですけど、それがまた素晴らしいライブで、その美貌と美しい歌声にめっちゃ感動感動して。
 そして2012年初頭にアルバム「Symphonic Moon」を発表され、3月に恵比寿でレコ発の2daysライブが行われ、のちにDVD発売され、この年の9月に早くも北欧をテーマとしたアルバム「THE END OF THE BEGINNING」を発表され、11/30に品川でレコ発ライブを敢行。このライブものちにDVD発売されました。
 しかしこの後、バンド活動が休止となって、2014年には初のソロアルバム「LIV」が発表されました。ライブはFCオンリーのみで、一般ファン向けのライブを期待しておりましたが、2015年に<LIV MOON>のベストアルバムを発表されるとの情報が。その前に5月に川崎で開催されたロックイベント<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>に<LIV MOON>で出演されて、やっとライブが観れて。その後6月にベストアルバムが発表され、急遽7/1に渋谷O-WESTでワンマンライブとの情報が。以前はO-EASTだったのに今回はWESTとは。スケールダウンは残念ですが平日ということもあり、急遽のライブでは仕方ないのかなと。で、即チケットを買って当日を楽しみにしていました。久々のワンマン・フルライブ、 “4オクターブの美神”Akaneさんの歌とその美貌、めっちゃ楽しみです♪

 今回のメンバーは、LIV MOON Musicの核である、バンマス西脇さんと、超絶ベーシストMASAKIさん、ギターは前回お休みだった大村さんが、多忙ななか復帰。ドラムスは前回と同じく<前田遊野さん>です。

 さて当日。19時開演なので、間に合うように渋谷へ。フロアーはすでに超満員!ドアのそばから動くことができず。まあ、しゃーないっす。ステージは向かって左がベース。その斜め後方にドラムス。ステージ向かって右がギター。その右後方にキーボードが。
 19時ちょい過ぎ。SEからクラシック風のオケサウンドがながれ、徐々にヴォリュームが上がって、ヴォーカル以外のメンバーの皆さんが登場して、大拍手大歓声で迎えられます。カウントからドンガンドンガンとパワフルなリフがはいって、大村さんが手拍子を促して一斉に手拍子。そして黒の大きなポンチョ風の衣装を纏ったAKANEさんが登場して大拍手大歓声!1曲目は「死の舞踏」。まずパワフルなリフにのって透き通るような美しく力強いハイトーンスキャットから不気味なドクロを掲げて。そしてミドルテンポでギターのヘヴィリフにのってゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、ハイトーンでメロウに歌い上げて。間奏ではギターのテクニカルなソロが。その後アップテンポのノリノリモードになるも、再びミドルテンポでヴォーカルが歌い上げて。ラストはヘヴィリフからハイトーンスキャットを。

 続いてカウントからダイナミックなリフがはいってアップテンポで疾走してスリリングに。そしてAKANEさんが黒ポンチョを外すと、GOLDのSEXYなビスチェ&フリフリスカートすがたになって、客席から「おぉ!」ってどよめきが。なんて美しいんでしょう。ハイトーンスキャットのあと、ギターのヘヴィダークリフからダイナミックなリフが。MASAKIさんと大村さんが寄り添って。2曲目は「SAY GOODBYE」。ミドルテンポになってヴォーカルがハイトーンでゆったりと艶っぽく歌い、サビではパワフルにリズミカルに歌い、さらにハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターがタッピングソロを。その後ヴォーカルがハイトーンでゆったりとのびやかに歌い、一旦止まってから力強く歌い上げて。

 「みんな、逢いたかったよ~!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!「Thank you!」「O-WEST,初めての会場だけど、一体感があって、原宿の時を思い出して。懐かしいね」って。「今日はこの最強のメンバーとともに、最後までガンガン行くので、楽しんでいってね」って大拍手大歓声!

 3曲目は「Black Fairy」。カウントからダイナミックなブレイクがはいって、クラシカルなシンセリフからストロボライトのなか、疾走ドコドコドラムがはいるも、ミドルテンポのヘヴィリフがはいって、AKANEさんが手を大きく広げ、シンセサウンドがのびやかにながれるなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、そしてアップテンポで疾走。中盤ではシンセのオケサウンドがのびやかにながれ、ギターのテクニカルかつドラマティックなソロが。その後ヴォーカルがのびやかに歌い、シンセのリズミカルなリフからアップテンポの疾走モードになって

 続いて4曲目は「Black Ruby」。まずはギターとベースのクラシカルなアンサンブルが。そしてストロボライトのなか、アップテンポの疾走ドコドコモードになってスリリングに。その後ヴォーカルが低い声でパワフルに歌って。間奏ではギターの弾きまくりソロが。終盤では薄いパープルライトのなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、大村さんに寄り添って。そしてアップテンポの疾走ドコドコモードになってヴォーカルがリズミカルに歌って。

 5曲目は「Wild Beast」。パワフルなドラムフィルからドコドコドラムにのってリズミカルなリフがはいって、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードで「Hey!Hey!」って煽って、リズミカルなヴォーカルがはいって。その後ブルーライトのなか、ヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、のびやかに。中盤ではギターの弾きまくりソロが。その後、静かになってヴォーカルがメロウにのびやかに歌い、再びアップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードで、ピアノの綺麗なリフにのってヴォーカルがハイトーンスクリミングをキメて。

 6曲目は「霧のレクイエム」。シンセのストリングスサウンドのリフが響き、カウントからダイナミックなブレイクがはいって、ミドルテンポのパワフルなリフからヴォーカルがゆったりとのびやかに歌い、サビでは明るく爽やかにのびやかに。中盤ではストロボライトのなか、シンセリフがスリリングに。そしてAKANEさんとMASAKIさんが寄り添うなか、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、静かになってメロウなリフからヴォーカルがしっとりとのびやかに歌い、ダイナミックなリフからハイトーンスクリーミングで。ラストはアップテンポのノリノリモードで、ストロボライトのなか、スリリングに。このあと、大村さんがステージ中央でスポットを浴びながら弾きまくりのソロを。そしてバンドがはいって、アップテンポでスリリングに。

 7曲目は「Kiss Me ,Kill Me」。ダイナミックなコーラスサウンドのリフからドラムが叩きまくり、ギターソロの間にお色直しされたAKANEさんが黒のビスチェすがたでステージに戻って、ドラマティックにハイトーンで歌い上げて。中盤ではシンセの重厚なストリングスサウンドのリフ、ギターのクラシカルなリフから、パイプオルガンサウンドが響くなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、さらに転調して、レッドライトのなか、ハイトーンで美しく歌い上げ、ラストはドクロを掲げてKissを。

 少々の沈黙のあと、カウントからダイナミックなリフがライトが点滅するなか、アップテンポのドコドコドラムにのってリズミカルにスリリングに。8曲目は「Ride or Die」。ピアノの綺麗なリフからヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、アップテンポのノリノリモードにのってリズミカルに。その後、大村さんが手拍子を促して、ピアノリフからヴォーカルがのびやかに歌い、ダイナミックなリフからパワフルに。中盤ではミドルテンポでギターとベースのユニゾンリフからヴォーカルがハイトーンスキャットを。そしてレッドライトのなか、ギターのエモーショナルなソロが。AKANEさんとMASAKIさんは寄り添って。終盤ではヴォーカルがのびやかに歌い、ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードになってヴォーカルがパワフルに歌い、ハイトーンスキャットを。「ありがとう!」ってAKANEさん、大拍手!

 9曲目は「溺れる人魚」。シンセサウンドがのびやかにながれ、ハイハットのカウントからギターのアコギ風サウンドのメロウなリフがゆったりとながれ、ブルーライトのなか、ヴォーカルがゆったりとほのぼのメロディを。そしてダイナミックなリフからギターのエモーショナルなソロが。その後しっとりとしたヴォーカルがはいって、サビはドラマティックに力強く歌い上げて。ラストはベースがしっとりとメロウに奏で、ヴォーカルがスキャットをゆったりと。

 10曲目は「黄金の涙」。オレンジライトのなか、カウントからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのシンセリフから大村さんが手拍子を促して、可愛い感じのヴォーカルがはいって、ギターがメロウに奏でて。その後キラキラなシンセリフからギターがメロウにのびやかに奏で、ヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げ、そこからレッドライトのなか、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではヴォーカルがドラマティックに力強く歌い上げ、さらに美しいスキャットを。ラストは一旦止まってからピアノがゆったりとしっとりと奏で、ギターがのびやかに、ベースがしっとりと。

 ここで西脇さんがスポットを浴びて、まずはピアノのテクニカルでスリリングな弾きまくりソロ。AKANEさんがじっと見つめて。そしてダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードでリズミカルなリフがはいって、AKANEさんが手拍子を促して。11曲目は「アマラントスの翼」。グリーンライトのなか、ヴォーカルがリズミカルに歌い、サビはノリノリモードで。そしてキーボードのテクニカルなソロが。中盤ではブルーライトのなか、ヴォーカルとベースがのびやかに。MASAKIさんと大村さんが寄り添って。その後サビを挟んでベースのテクニカルなタッピングソロ、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではブルーライトのなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、サビはノリノリで。そしてキーボードのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくり、ヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。

 「どう?楽しんでる?」ってAKANEさん、大拍手大歓声!AKANEさん、イヤホンを外して「Thank you!」って。「久しぶりのLIV MOONで・・・どっかから苦笑いが聞こえてきた」って爆笑!「前のアルバムThe End of Beginning、終わりの始まり、違うよ、始まりの終わり」って。「ソロや舞台での経験をLIV MOONに戻したい」「みんなに逢えるのを楽しみにしてました」って大拍手!「今のこのご時世に6枚アルバムを発表できたのは幸せなことで、メンバーやスタッフさん、ここに集まってくださった皆さんがLIV MOONを愛してくれてるからだなって。本当にありがとうございます!」って大拍手大歓声!すると西脇さんがシンセで大歓声のサンプリング音をながして。「みんなこれぐらい出せるんじゃん!」って爆笑!

 「宜しいでしょうか?」「次が最後の曲になります」って。お客さん「えぇ~~~!」って大ブーイング!「でしょ。だからアンコールもヘヴィなものをたくさん用意してます」って。「でもこれはみんなの応援次第だよ。でないと出てこないから」って爆笑!で、曲に行こうとしますがAKANEさん「イヤホン、どこいっちゃいましたかね?」ってMASAKIさんに見つけてもらって。
 本編最後となる12曲目は「Escape」。シンセのスリリングなリフからAKANEさんが手拍子を促して一斉に。壮観です。そしてストロボライトのなか、ドコドコドラムがはいって、一旦止まってヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、大村さんが手拍子を促し、ブルー&レッドライトのなか、サビをのびやかに歌い、MASAKIさんと大村さんが寄り添って。その後AKANEさんがMASAKIさんに寄り添ってのびやかに歌い、サビで歌い上げて。中盤ではスリリングなブレイクからキーボードのテクニカルなソロが。その後サビをヴォーカルがのびやかに歌い、さらに必殺超音波ハイトーンシャウト炸裂!ラストはスリリングなブレイクから弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってAKANEさん。メンバーの皆さんは大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、コールも上がって。

 しばらくするとまずは西脇さんが登場して大拍手!続いて前野さん・大村さん・MASAKIさんがLIV MOONのTシャツすがたで登場で大拍手!そして西脇さんが弾き始める前に目をつぶって精神統一を。すると客席から「大村くん、サイコー!」って声があがって大拍手大歓声!で再び西脇さんが精神統一。そしてレッドライトのなか、弾き始めたのが「トッカータとフーガ」。そしてバンドがはいって、ギターが弾きまくり、ベースも弾きまくり、ドラムも叩きまくって。その後ギターとキーボードがのびやかに奏で、カウントからアップテンポの疾走モードになってスリリングに展開し、再びミドルテンポでゆったりとのびやかに中盤ではライトが点滅するなか、ギターとキーボードがテクニカルなリフをユニゾンでスリリングに。そしてうねりまくるベースリフにのってギターのテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからキーボードがギターのようなサウンドでのテクニカルなソロを。大村さんが手拍子を促して。続いてはダイナミックなリフからでっかいヤカンが登場!MASAKIさんのヤカンでのスライドベースソロ。残念ながら自分の位置ではほとんど見えないっす。そしてヤカンを置いて弾きまくって。続いてはダイナミックなリフとドラムソロが交互に、そしてドラムが叩きまくって。終盤ではライトが点滅するなか、アップテンポでギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフをスリリングに。そしてミドルテンポでキーボードがドラマティックにのびやかに奏で、ギターがテクニカルなリフからエモーショナルなソロを。ラストはゆったりとFin。

 続いてパワフルなドラムフィルからレッドライトのなか、ダイナミックなリフが。14曲目は「オペラ座の怪人」。AKANEさんは髪を束ねて登場し、ゆったりと歌い上げ、大村さんが力強くのびやかに歌い、AKANEさんが大村さんに寄り添って、デュエットでのびやかに歌い上げて。その後ブレイクからピアノリフをバックに大村さんが力強く歌い、AKANEさんが加わって一緒に歌い、AKANEさんはファルセットでスキャットを。終盤ではドコドコドラムからヴォーカルが力強く歌い、ダイナミックなリフが

 続いて15曲目は「Double Moon」。ピアノの流麗で綺麗なリフからミドルテンポでダイナミックなリフがはいって、ヴォーカルがしっとりと歌い、大村さんが手拍子を促して、レッドライトのなか、ヴォーカルが力強くのびやかに歌って、さらにハイトーンで歌い上げて。

 「ありがとうございます!」「平日なのにこんなにたくさん、ありがとうございます!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!そして「Yeah!」「Yeah!」って掛け合いを。「いいね。アタシもこういうことやれるようになっちゃったね。6年かかって」って爆笑!「アンコール2曲目の“オペラ座の怪人”は私がシンフォニックメタルを知るきっかけとなった曲」「今日のファントムは大村孝佳」って大村さんに大声援!「そしてCDでは西脇辰弥!」って大拍手!「どちらも私が大好きなファントムです」って大拍手!
 ここでメンバー紹介です。「ベース、MASAKI!」って大拍手大歓声!「Hey!Hey!」「男ども!「Hey!」いいねいいね、明日台無しだね」って爆笑!「女子ども!」「Hey!」「いいよいいよ、松○伊代!」って爆笑!「それぐらい行かなきゃ。私も今度」ってAKANEさん爆笑!続いて「ドラムス、前田遊野!」って大拍手大歓声!「兄弟でLIV MOONに出てくれて」「皆さん兄弟居ます?」って突然振って。続いて「ギター、大村孝佳!」って大拍手大歓声!続いて「キーボード&バンマス、西脇辰弥!」って大拍手大歓声!「たっちゃんあってのLIV MOON、私です」って。「そんなことないよ」って西脇さん。「このステージにいるメンバーは皆さんご存知“バカテク”ってやつ?死語かしら?」って爆笑!「凄い技と良い人柄で、リハから“バッチグー”で」って爆笑!「古い?」「皆さんとくだけて話したいって思ってるんだけど・・・ごめんなさいね」って大声援!「大好きなんだよ」って。「こういう言葉、ちょいちょい出てくるんでね。宜しくお願いします」って西脇さん、爆笑!「こんなメンバー、いや、良いメンバーなんですよ」ってAKANEさん、爆笑!「これからもLIV MOONを宜しくお願いします。今日来てくださった皆さん、本当にありがとうございました」って大拍手大歓声!

 「次が本当に最後なんですけど」「えぇ~~~!」って。「来年期待してるからね」「年内はいろいろ舞台が入ってるから無理なんだけど」「そこで得たものをLIV MOONにアレしてくんで」ってAKANEさん。「アレしてくんだ」って西脇さん、爆笑!「次の曲、声が枯れるまで一緒に歌ってね」「とっとと曲に行きます」って爆笑!
 オーラス16曲目は「The Last Savior」。カウントからオルガンのスリリングなリフがはいって、AKANEさんが手拍子を促して、ダイナミックなリフからアップテンポの疾走モードになって、ヴォーカルがのびやかに歌い、サビはリズミカルにパワフルに。そしてコーラスは大合唱!中盤ではギター→キーボード→ベース→ドラムスとスリリングなソロ廻しを。そしてギターがステージ中央で弾きまくりソロを。その後ミドルテンポでクラシカルなリフを。「Hey!Hey!」って掛け声も。終盤ではアップテンポの疾走モードに戻って、サビは大合唱!ラストはダイナミックなブレイクから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「楽しかった!どうもありがとう!」ってAKANEさん、大拍手!メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで一斉に何度もお辞儀を。そして大拍手大歓声のなか、手を振りながらステージ袖に消えて・・・ほどなく客席が明るくなって、アナウンスがながれてライブ終了。時計を見ると20時57分。2時間弱のとっても素敵なライブでした。
 平日ということで客入りはどうかと思ったんですけど、後ろまでぎっしりの超満員でほんとアツかった!そして凄い演奏と大爆笑MCととっても楽しかった!年内は難しいようですが、来年またぜひライブやってほしいっす!

15.5.31 LIV MOON

2015-06-01 00:11:24 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.5.31 川崎CLUB CITTA
<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>
 元宝塚の男役で、現在は舞台女優として、そしてヴォーカリストとして活躍中の<Akane Liv(岡本茜)さん>率いるシンフォメタルユニット<LIV MOON>。2009年にAkaneさんと音楽プロデューサーでありキーボーディストの<西脇辰弥さん>が立ち上げ、その年の10月には<LOUD PARK 09>に出演し、12月にはデビューアルバム「DOUBLE MOON」を発表。翌2010年3月にワンマンライブを、そして6月にカヴァー曲6曲を収録したミニアルバム「Covers~」を発表されます。自分はこれを聴いてそのオペラティックなヴォーカルスタイルと超ハイトーンにすっかり魅了されてしまいました。この年の10月には東京・大阪とライブツアーを行い、そのあとメンバーチェンジがあり、超絶ベーシスト<MASAKIさん>、YMインペリ級早弾きギタリスト<大村佳孝さん>、新鋭ドラマー<前田秋気さん>が参加され、翌2011年3月に2ndアルバム「Golden Moon」を発表されます。自分は4月に渋谷で行われたレコ発ライブを観にいったんですけど、それがまた素晴らしいライブでめっちゃ感動したんですよね。で、その秋に美少女ドラマーのライブにゲスト出演されたときも観に行って、至近距離でその美貌と美しい歌声を観れてこれまた感動して。
 そして2012年初頭にアルバム「Symphonic Moon」を発表されます。で3月には恵比寿でレコ発の2daysライブがあったんですけど、このときには都合が悪くて自分は観に行けなかったんですが、この年の9月に早くも北欧をテーマとしたアルバム「THE END OF THE BEGINNING」を発表され、11/30に品川でレコ発ライブを敢行。このライブものちにDVD発売されました。
しかしこの後、バンド活動が休止となって、しばしソロで活躍されることになり、2014年には初のソロアルバム「LIV」が発表されました。でもFCオンリーのライブのみで、一般ファン向けのライブを期待しておりましたが、2015年に<LIV MOON>のベストアルバムを発表されるとの情報が。さらには5月に川崎で開催されるロックイベント<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>に<LIV MOON>で出演とのことで、やっとライブが観れると知ってバンザイ!前回観たライブは2012年ですから久々!即チケットを買って当日を楽しみにしていました。 “4オクターブの美神”Akaneさんの歌とその美貌、めっちゃ楽しみです♪

 今回のメンバーは、LIV MOON Musicの核である、バンマス西脇さんと、超絶ベーシストMASAKIさんはそのままで、ギターは<KENTAROさん>、ドラムスは<前田遊野さん>です。なんと秋気さんのお兄さんなのだそうでビックリ!

 さて当日。今回は4バンド出演のイベントです。17時開演なので、間に合うように川崎へ。スタンディングライブで、程よく埋まって。年齢層幅広いっす。17時を過ぎると主催者の方が幕前に登場して挨拶と出演バンドの説明を。この時点でバンドの出順は全く分からず。

 17時6分。SEから鐘の音が響き、ステージの幕が開いて。トップバッターが<LIV MOON>でした。ヴォーカル以外のメンバーの皆さんが登場して、大拍手大歓声で迎えられます。ステージ向かって左にMASAKIさん。後方左に2タム1バスの遊野さん。その隣がキーボードに囲まれた西脇さん。そしてステージ右にシルバーVを抱えたKENTAROさんが。
 ブルー&レッドライトのなか、カウントからドンガンドンガンとパワフルなリフがはいって、そして黒の大きなポンチョ風の衣装を纏ったAKANEさんが登場して大拍手大歓声!1曲目は「死の舞踏」。まずパワフルなリフにのって透き通るような美しく力強いハイトーンスキャットを。そしてミドルテンポでギターのヘヴィリフにのってゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、ハイトーンでメロウに歌い上げて。ちょっと音のバランスが悪いっす。篭り気味な感じで、ベースとドラムスが聴き取り辛くて。間奏ではギターのテクニカルなソロが。その後アップテンポのノリノリモードになるも、再びミドルテンポでヴォーカルが歌い上げて。AKANEさん、イアーモニターが聴き取り辛いのか、スタッフの方に指で“ヴォリューム上げて”指示を。ラストはヘヴィリフからハイトーンスキャットを。

 続いてカウントからダイナミックなリフがストロボライトのなか、スリリングに。そしてAKANEさんが黒ポンチョを外すと、赤のSEXYなビスチェ&フリフリスカートすがたになって、客席から「おぉ!」ってどよめきが。なんて美しいんでしょう。ブルーライトのなか、AKANEさんがレッドスポットを浴びて、ギターのヘヴィダークリフからダイナミックなリフが。2曲目は「SAY GOODBYE」。ミドルテンポになってヴォーカルがハイトーンでゆったりと艶っぽく歌い、サビではパワフルにリズミカルに歌い、ギターとベースが寄り添い、ヴォ^カルがハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターがタッピングソロを。AKANEさんがKENTAROさんに寄り添って。その後ヴォーカルがハイトーンでゆったりとのびやかに歌い、一旦止まってから力強く歌い上げて。

 「Wooh!Wahaha!PURE ROCK JAPAN初参加、LIV MOONです」ってAKANEさん、大拍手!「もう最初から皆さんアツくて最高!ありがとうございます」「最後まで楽しんでってください」って大拍手!

 3曲目は「BLACK RUBY」。まずはギターとキーボードがクラシカルなリフをメロウに微妙な時間差で奏でて。そしてレッドライトのなか、アップテンポのドコドコドラムとパワフルなリフがはいって、AKANEさんが手を広げ、ギターのリズミカルなリフからヴォーカルが低いパワフルな声でリズミカルに歌い、サビはアップテンポのノリノリモードで。間奏ではギターがまずはタッピングソロを。AKANEさんが寄り添って。そしてステージ中央で弾きまくりギターソロを。その後ミドルテンポでヴォ^カルがゆったりとのびやかに歌い、ギターのヘヴィリフからアップテンポのノリノリモードになってヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、ラストはハイトーンでのびやかに。

 4曲目は「霧の葬送曲」。ブルー&オレンジライトのなか、オケサウンドやパイプオルガンサウンドが響き、カウントからダイナミックなリフがはいって、ブレイクからリズミカルなリフがはいって、AKANEさんが両手を広げ、ゆったりとのびやかに歌い、サビでは美しいハイトーンでドラマティックにのびやかに歌い上げて。間奏ではギターとベースがステージ中央で向き合ってヘヴィリフを弾き、そこからギターがテクニカルなギターソロを。その後、静かになって、ギターのテクニカルなリフからシンセサウンドが響き、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ダイナミックなリフからヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフから一旦止まって、KENTAROさんがスポットを浴びてタッピングを交えたテクニカルなギターソロを。さらにアグレッシブに。そしてダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードになって、ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 5曲目は「Kiss Me Kill Me」。ダイナミックなリフからAKANEさんが両手を広げ、シンセのコーラス風リフからヴォーカルがゆったりと低い声で歌い、ライトは回るなか、サビではゆったりと美しくのびやかに歌って。間奏ではオケサウンドのリフダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。そしてギターとキーボードがクラシカルなリフを奏で、ヴォーカルがゆったりと美しく歌い上げて。終盤ではギターがメロウにのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンで歌い上げて、ラストはダイナミックなリフが。

 6曲目は「黄金の涙」。カウントからダイナミックなイントロが。そしてミドルテンポのヘヴィリフからキーボードのハープシコード風のリフにのってヴォーカルがゆったりとメロウに歌いダイナミックなリフからヴォーカルがリズミカルにメロウに、ハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターのエモーショナルでドラマティックなソロが。その後、静かになって、シンセサウンドがしっとりとながれ、クリスタルなサウンドが綺麗に響き、ギターがメロウにのびやかに奏でて。終盤ではヴォーカルがのびやかにドラマティックに歌い上げ、ギターとキーボードがのびやかにメロウに奏で、ヴォーカルがハイトーンスキャットを。ラストは一旦止まってから、暗いブルーライトのなか、ピアノがしっとりと奏で、ギターがのびやかに奏で、ピアノが綺麗に響いて。

 そのまま西脇さんがスポットを浴びて、ディレイの効いた音が飛び交う幻想的なピアノソロを。そ
してカウントからダイナミックなリフが。7曲目は「アマラントスの翼」。アップテンポの明るく楽しいノリノリモードでヴォーカルが可愛らしい感じの声でのびやかに爽やかに歌い、西脇さんがステージ前に来てお客さんを煽って、そこから急いでキーボードセットに戻って。さらにKENTAROさんが左へ、MASAKIさんが右へポジションチェンジ。間奏ではKENTAROさんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。その後レッド&オレンジライトのなか、ヴォーカルがのびやかに力強く歌い、終盤ではキーボードのテクニカルなソロが。AKANEさんが後ろを向いて両手を広げて。なんて美しいプロポーションなんでしょう。ラストはヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。MASAKIさんはでっかいヤカンでネックを擦って盛大にFin。

 「ありがとうございます!みんな本当にあったかいですね!めちゃくちゃ楽しい!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!「気持ちいい、なんていいんでしょう」って。「トップバッターということで緊張してたんですけど、本当に楽しかった!」って大拍手大歓声!「もう次が最後になりました」って。客席から「えぇ~~~!」ってブーイング。「あ、みんな、え~~~!って言いましたよね」って爆笑!「実は7/1にワンマンライブがあります」って告知を。「ぜひ観に来てください。言ってくれたみんな、約束だよ」って。さらに「告知してもいいですか?」って、6/24発売のベストアルバムの宣伝も。ベストアルバムには新曲も2曲あるそうで。

 「それではお名残惜しいですが」ってオーラス8曲目は「ESCAPE」。大好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす!キーボードのアップテンポのリズミカルなリフがスリリングに。そしてダイナミックなリフからブレイクをキメ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてKENTAROさんがお客さんに手拍子を促して、レッドライトのなか、ヴォーカルがのびやかに美しく歌い、ハイトーンでドラマティックに歌い上げて。間奏ではダイナミックなリフからキーボードのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルがのびやかに美しく歌い上げ、必殺の超音波スクリーミングも。ラストはダイナミックなリフから盛大に弾きまくり叩きまくりで、KENTAROさんがギターを頭の後ろで弾きまくり、ヴォーカルがハイトーンスクリーミングをキメ、MASAKIさんがベースを高々と掲げ、ダイナミックにFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってAKANEさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして手を振りながらステージ袖へ。最後に西脇さんがステージから客席の写真を撮ってからステージ袖へ。するとステージの幕が下りてライブ終了です。時計を見ると17時53分。50分弱の短いながらも盛り上がった素敵なライブでした。
 久々のLIV MOONのライブ、ほんと嬉しかったっす。AKANEさんの美しく力強く、声域の広い声量のある歌声が聴けて、美しいおすがたと妖艶なステージングが観れて超嬉しかった!それに初めて観るKENTAROさんのギターも、遊野さんのドラミングもかっこよかったし、おなじみの西脇さんもMASAKIさんもかっこよかったっす。それだけに音のバランスがイマイチでベースとドラムスが聴き取り辛かったのがちと残念。それとメンバー紹介をしてほしかったかも。なので7/1渋谷ワンマンが超楽しみになりました。6/24発売のベストアルバムもめっちゃ楽しみです。

15.2.8 人間椅子 FCライブ

2015-02-13 22:25:49 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.2.8 下北沢GARDEN
<第11回人間椅子倶楽部の集い2015>
 ノブさんが加入してから毎年恒例になっているという<人間椅子>のファン倶楽部会員限定のライブ。高円寺Showboatで開催され、年々会員数が増えてきて4年前からSoldoutになり。2013年はOZZFEST出演で人気爆発!会員数大幅増になり、高円寺Showboatで2日間開催されました。で、2014年はどうなるのかと思っていましたが、レコ発ツアーやベストアルバム&バンドスコア発売とそのプロモーション活動で年内は無理とのことでガッカリ。でも年明け2015年2月に開催が決定されて楽しみにしておりました。
 ファン倶楽部会員限定ライブ、レア曲やカヴァー曲やプレゼント抽選会など、盛りだくさんで楽しませてくれて、数年前には多彩なゲストを迎えての各メンバーのソロユニットのライブコーナーもありましたが、昨年一昨年はソロコーナーはなく、カヴァーコーナーのみで、レア曲満載で“人間椅子”を存分に楽しめました。今回はどうなるのか、期待にワクワク♪です。

 さて当日。17時の開場に間に合うように家を出て、10分前に会場に到着。17時ちょい過ぎに受付を済ませてフロアーへ行こうとすると、自分の前をスキンヘッドの大男がノッシノッシと歩いてフロアーへ。なんとメイク前の研ちゃんでした。研ちゃんはフロアー後方隅の特設DJブースへ。久々に開演前の各メンバーのDJコーナー復活!研ちゃんはHRの“泣き”の名曲を数曲かけながら、時折入場してくるお客さんに「いらっしゃいませ」「ご来場ありがとうございます」って声を掛けられて、お客さんもビックリして。さらにギターソロ部分ではエアギターも。続いては和嶋さん。「アイドルの仕事、大喜びでやってます」って、和嶋さんが参加された“桃Z”のKISSカヴァーや、ツアーインストや、上坂すみれさんの曲をかけて、時折エアギターも。ちなみにKISS&桃Zのドームライブですが「スケジュールを空けてますが、声がかからない」そうで。続いてはノブさん。まずはお客さんを煽って盛り上げて。そして80年代のロックを次々とかけ、最後はなんと“ヤングマン”。お客さん方いっせいに”Y.M.C.A.”ってあの振りを。壮観ですね。そうそう、このころにはほぼ満員状態に。さすがにいつものライブより女子率高いっす。6:4以上かも。年齢層は同じく幅広いっす。

 18時ころ、照明が暗くなってSEから♪チーンって「此岸御詠歌」がながれて大拍手大歓声。手拍子するお客さんも。ステージの黒幕が開き、薄暗いレッド&ブルーライトのなか、メンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声!
 カウントからアップテンポのヘヴィリフが。レッドライトのなか、和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを。1曲目は「晒し首」。久々ですねぇ。リフにのって研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌って。和嶋さん、ノリノリで跳ねてます。中盤ではリズミカルなギターソロが。その後ヨコノリモードになってワウを効かせたリフにのって研ちゃんがブルーライトのなか、不気味に歌って。終盤ではアップテンポになってグリーン&レッドライトのなか、研ちゃんが力強くのびやかにハイトーンで歌って。そしてエモーショナルなギターソロが。ラストは2人寄り添ってリフを。

 続いて2曲目は「21世紀の瘋痴狂」。これも凄い久々。ブルーライトのなか、ミドルテンポのヨコノリリフがはいって、ブレイクから和嶋さんがのびやかに歌い、サビ前では♪ローレンローレンってコーラスが。中盤では和嶋さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。その後ヴァースに戻り、終盤ではレッドライトのなか、再びステージ中央でギターソロ。ここで早くも和嶋さん、頭の後ろで弾いたり、歯で弾いたり。ラストは弾きまくり叩きまくりでFin。

 「こんばんは、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手大歓声!「本日はお足元の悪いなか、ありがとうございます」って。「2曲目からギターソロ大サービスですね」って大拍手!「凄い緊張してるので、おぼつかない」って和嶋さん。ここでファンクラブ会長である和嶋さんの開会宣言です「せんせい!それはせんせぇ~い!」って恒例のギャグを。「ゆるいというより寒い」って研ちゃん、爆笑!
 和嶋さんはインストアイベントで名古屋あたりでサイフを落としたそうで。でも運よく見つかったとか。「それと“桃”とどう関係が?」って研ちゃん、爆笑!その後にナラサキ氏からTELがあって“桃”のKISSカヴァーの話があったそうで。「悪いことがあったほうが、後で良いことがある」って和嶋さん。ちなみに研ちゃんも「ライブの時にはパチンコで負けたほうがいい」「前回パチンコ勝ったら風邪ひいた」って。「+をもらうと-がある」「-の後には+が返ってくる」って和嶋さん。

 3曲目は「春の匂いは涅槃の薫り」。ギターのアルペジオリフがゆったりと綺麗にながれ、力強いベースとドコドコドラムがはいって、レッドライトのなか、ダイナミックなリフが激しく。そして和嶋さんんののびやかで力強いヴォーカルがはいって、ドラムが叩きまくり、サビではのびやかなコーラスが。中盤ではブレイクからグリーンライトのなか、ギターのアルペリフがゆったりと幻想的にながれ、シンバルロールから不気味なコーラスがのびやかに。その後ミドルテンポのリフから和嶋さんが伸びやかに力強く歌い、レッドライトのなか、コーラスが響いて。終盤ではギターのアルペリフからパワフルなベースとドラムがはいって、ダイナミックなリフからブルーライトのなか、和嶋さんがステージ中央でギターソロ。序盤はエモーショナルに、そして弾きまくって、叩きまくリドラムとともに盛り上がって。ラストはゆったりと。

 続いて4曲目は「モスラ」。これ自分はライブで聴くの初めてかも。超嬉しいっす!パワフルでノリノリのリフから。グリーン&ブルーライトのなか、研ちゃんの力強いリズミカルなヴォーカルがはいって、サビはハイトーンで♪モースーラー!って。中盤ではレッド&ブルーライトのなか、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、明るいレッドライトのなか、ノリノリのシャッフルモードになって、和嶋さんがステージ中央で弾きまくりソロを。ラストはダイナミックなリフが。
 「ありがとう!」って研ちゃん、大拍手大歓声!「なんでやらなくなったのかよくわかる」「キー高い」「指板から目が離せない」って。「レア曲かっこいい」ってノブさん。「レア曲、せっかく練習したのに、1回だけじゃもったいない」って和嶋さん。「イヤ!」って研ちゃん、爆笑!でもファンクラブイベントを他の地方とかでもやりたいって話になると「それはイヤとは言えない」って。

 「ここからメンバーの企画コーナーです。最初はノブくん」「では後ほど」って大拍手のなか、メンバーの皆さんはそれぞれ準備のため、楽屋へ。ステージの幕も閉じられて。で、しばし休憩ですが、DJコーナーに和嶋さんと研ちゃんが登場して大拍手!そして研ちゃんが「ノブくんはGraham Bonnetに声が似てる」って、RainbowのAll night longやALCATRAZZのJet to Jetをかけて。和嶋さんはYM氏はお好みでないようで、研ちゃんが「これ今度やろうよ」って言っても「無理、弾けない」って和嶋さん。「じゃあソロはエアギターで」って研ちゃん、爆笑!

 「それではノブくんwithフレンズの演奏です」って研ちゃん。ここでステージの幕が開いて「オレ、ほんとに呼ばれた?」「いいんだよね?」ってノブさん。スタートの合図がちゃんと伝わらなかったのかな?ここからノブさんの企画コーナーです。ノブさんは赤いスーツを着てステージ中央でイスに座ってヴォーカル。エレピが枕本トクロウさん、Saxが金子サスケさんで、人間椅子曲をアレンジして演奏されるそうで。ここでノブさんが手拍子を促して。そして始まった曲は「ロックンロール特急」。手拍子とピアノのアップテンポのSWINGリズムのリフにのってノブさんがリズミカルにパワフルに歌って、Saxがフィルをいれて。中盤では「カネピー!」ってSaxのテクニカルなソロ。続いて「トクちゃん!」ってピアノのテクニカルなソロが。その後ノブさんのヴォーカルがはいって、ラストはテクニカルなSaxソロが。「凄い楽しいよ!」ってノブさん。

 「バラード曲を」って始まったのは「赤と黒」。ピアノのしっとりとミステリアスなリフがゆったりとながれ、ヴォーカルがのびやかに歌い、Saxがフィルを入れて、サビは力強く盛り上がって。そしてSaxのエモーショナルなソロが。中盤では一旦止まってからしっとりとしたピアノリフからヴォーカルがドラマティックに歌い上げて、再びSaxのテクニカルなソロが。ラストはしっとりと。「しっとりと仕上がって、バッチリだね」ってノブさん。

 「シブコーどうもありがとうございました。感激しました」ってノブさん、大拍手!事前打合せにはノブさんがシブコーに行かれたそうですが、通常はミュージシャン自身が行くことは滅多にないそうで、スタッフの方々が恐縮されてたとか。さらになんと収録スタッフのなかに人間椅子Tシャツを着てた方がいらしたそうで、ノブさんが来るとは知らなかったその方もビックリされてたとか。「武道館でもオレが行きます」って大拍手!

 「もう1曲」って、今度は手拍子だけでなく♪チーチッチ、チーチッチってJAZZ風ヴォイスパーカッションを促して。曲は「秋の夜長のミステリー」。ピアノのリズミカルなリフからパワフルなヴォーカルが入って、Saxがフィルを入れ、サビで歌い上げて。中盤ではSaxのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルが入って歌い上げ、Saxソロとピアノソロへ。終盤ではゆったりとドラマティックに歌い上げて。「これGraham Bonnetっぽい?」って、そして♪Jet to Jet~って一節歌って。
 「ピアノ、枕元トクロウ!Sax、金子サスケ!ナカジマ・ノブでした」って大拍手大歓声!これでノブさんコーナーは終了でステージの幕が閉じられて。JAZZ風でアダルティな感じのアレンジ、とっても素敵でしたね。

 そして和嶋さんが再びDJコーナーに登場して大拍手!そしてDPのMaybe I’m a Leoをかけて。「変拍子ぽくてかっこいい」って。次はPlease Mr. Postmanをかけて。「この後はお楽しみの“ゆ○メイツ”ですよ」って和嶋さん、大拍手!そしてBeach Boysの曲をかけて。和嶋さんとメンバーのバッサンと中野親分は名古屋までBeach Boysのライブを観に行かれたそうで。

 そしてステージの幕が開いて“ゆ○メイツ”登場で大拍手大歓声!お揃いのユニフォーム姿で、ステージ向かって左にベースを抱えたバッサン、その隣りにストラトを抱えたイケメンギタリスト、ステージ右にテレキャスを抱えた中野親分、後方にイケメンドラマー。そしてセンターヴォーカルが研ちゃんでストーンズの「Gimme Shelter」を。間奏では研ちゃんがブルースハープ風に歌って、そしてエモーショナルなギターソロが。終盤では研ちゃんがシャウトして、ストラトギタリストがかっちょいいカッティングを。

 「こんばんは、ゆ○メイツです」って研ちゃん、大拍手大歓声!ここでメンバー紹介です。「ギター、バンド唯一の正社員、○○方面配達のきーすりちゃーずです」って中野親分に大拍手!「ドラムス、○○方面配達のちゃーりーわっつ!」って大拍手!「ベース、一番長いのに契約社員の、びるわいまん」ってバッサンに大拍手!「ギター、唯一かっこいい、ぶらいあんじょーんす?ろんうっど!」ってイケメンギタリストに大拍手!

 次は「Paint it Black」。ギターのミステリアスなリフからパワフルなドラムがはいって、アップテンポのノリノリで研ちゃんのけだるいヴォーカルが。後半ではパワフルなシャウトも。

 配達では人間椅子ファンの方のお宅もあるそうで、研ちゃんがある書籍物を配達したところ「これ人間椅子のスコアなんです」って言われて、「お買い上げありがとうございます」って爆笑!

 「最後の曲になりました」って、ギターのリズミカルなリフからはじまった曲は「Brown Sugar」。ノリノリモードで研ちゃんが踊りながらパワフルに歌って、サビもノリノリで大合唱。間奏では中野親分がエモーショナルなギターソロを。そして研ちゃんはユニフォームの前をはだけて、立派なおなかがあらわになり「キャー!」って女性ファンの声が。ラストは「ご一緒に!」って♪Yeah!Yeah!Yeah!Foo!って大合唱!
 「ありがとうございました、ゆ○メイツでした!」って大拍手大歓声!ステージの幕が閉じて再び休憩です。

 するとノブさんがDJコーナーに登場して大拍手!まずは人間椅子が参加されたブルーハーツの曲をかけて。「オレ、曲中もしゃべってるんだよね」って、肝心の和嶋さんのギターソロの部分もしゃべりっぱなしになって「あ、ギターソロすぎちゃった!ゴメン!」って爆笑!次は和嶋さんのリクエストとのことでCarolのルイジアナ。和嶋さんはCarolがお好きなのだそうで。その後、先ほどの曲のギターソロ部のみをかけて。次はアリスのチャンピオン。ツアーの打ち上げのときに和嶋さんと研ちゃんがカラオケで歌ったそうで、それが超かっこよかったとか。

 「次は和嶋くんコーナーです!」ってノブさん。DPのBurnがかかって、なんだか期待しちゃいますが・・・ステージの幕が開くと、ステージには和嶋さんと、ZAZEN BOYSのギター、吉兼聡さんと、ドラマー、千住宗臣さんが。不気味なレッドライトのなか、ギターのミステリアスサウンドが響き、和嶋さんが「断言はダダイスト」という高橋氏の詩を抜粋して朗読されて。ギターとドラムがフリーインプロで様々な音を発して、和嶋さんのギターや朗読に反応しながら即興で強弱をつけ、そして徐々に盛り上がって強く激しく。途中にサイレンの音もスリリングに響いて、ドラムも叩きまくり、ギターも弾きまくって。ラストはミステリアスなリフがゆったりと。

 「どうもありがとうございます、和嶋企画でございます」って和嶋さん、大拍手!「あっけにとられてるかもしれませんが、前衛的なことをやってみるという試みですので、しばしガマンしてください」って爆笑!「ポエトリー・リーディング」「ほとんど即興で、ドラマーとは今日が初めて」って。「何が起きるかボクたちもわからない」「普段聴かないような音楽ですけど、楽しんで、あるいはぐったりして聴いて」って爆笑!「あと1曲やらせてください」って大拍手!「ダダイスト宣言、またやりましょう!」って。

 次は新聞の投書でボツになった投稿をまとめた本があるそうで、その中から抜粋して朗読されるそうで。「タブーをぶちかます」「絶対にTVではやれない」って。
 「新聞に載らなかった投稿より」って、ブルーライトのなか、ギターの爽やかな感じのアルペリフがながれ、和嶋さんの朗読がはじまって、リズミカルなリフがはいって、徐々に激しくなって朗読も魂の叫びとなって、叩きまくりドラムとともに盛り上がっていって。その後ギターのヘヴィダークリフからパワフルなドラムがはいって和嶋さんが叫び、ギターを歯で弾いて、ラストはだんだんゆっくりと。

 「ありがとうございました。皆様の気持ちを代弁してみました」って大拍手!「ギター、吉兼聡!ドラムス、千住宗臣!」って大拍手!メンバーの皆さんはステージ前で手をつないでお辞儀を。これでステージの幕が閉じられて企画コーナー終了で、しばし休憩です。

 15分くらいの休憩のあと、20時45分ころ、照明が暗くなって、ステージの幕が開き、暗いブルーライトのなか、神秘的なSEがながれて「鉄格子黙示録」のイントロのような感じかな。そしてメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。
 暗いレッドライトのなか、始まった曲は「無限の住人」。これも久々ですね。ギターがのびやかに奏で、一旦止まってからギターのゆったりとしたアルペリフから和嶋さんがしっとりと歌って、ブルーライトのなか、サビはのびやかなコーラスが。中盤ではギターリフが徐々にテンポアップしていって、和風リフのブレイクが。そして研ちゃんが浪曲風に力強く歌って、パワフルなヘヴィリフが。その後ヘヴィリフが激しくなって盛り上がって。

 「あらためまして、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手大歓声!「お待たせしました。個人コーナーやりすぎちゃいました」って和嶋さん。「1曲15分もあったよね」って研ちゃん、和嶋さんコーナーを。「スゲー楽しかった」って和嶋さん、大拍手!

 「じゃあ次はオレが歌うぜ!」「ノってくれますか!」ってノブさんがお客さんを煽って。ダイナミックなリフからスリリングにはじまった曲は「猿の船団」。これも久々ですね。アップテンポのノリノリモードでノブさんがパワフルに歌って、和嶋さんも研ちゃんもノリノリで。間奏では和嶋さんがステージ中央で弾きまくって。その後ヴァースに戻って、ノブさんがパワフルに歌い、和嶋さんが跳ねまくって、研ちゃんに寄り添って、研ちゃんのマイクで一緒にコーラスを。ラストはダイナミックなリフからパワフルにFin。「イエーイ!サンキュー!」ってノブさん、大拍手大歓声!

 本編最後の曲は「人生万歳」。これもレコ発以来かな?やってくれて嬉しいっす。アップテンポの激しいリフからノリノリのシャッフルモードで研ちゃんがリズミカルに歌って、サビでは一斉に「バンザーイ!」って両手を挙げて大合唱!壮観です。中盤ではミドルテンポの力強いズンズンリフから研ちゃんと和嶋さんが交互に歌って、そこから和嶋さんがステージ中央でギターソロを。研ちゃんが寄り添って。終盤ではアップテンポの激しいリフから和嶋さんが再び弾きまくりギターソロを。その後ヴァースに戻って、「バンザーイ!」って盛り上がって、ラストは弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんは頭の後ろで弾いて、そして盛大にFin。「ありがとう!」って研ちゃん、大拍手大歓声!「これで本編はおしまいです」って和嶋さん。「えぇ~~~!」ってお客さん大ブーイング!「ちょっと変ですよね」って研ちゃん。「個人コーナーが長すぎた」って和嶋さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になってコールとともに鳴り響いて。

 そしてメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「アンコールありがとうございます」って和嶋さん。ここから恒例のプレゼント抽選会です。研ちゃんは年賀状に押してあったお手製の雪だるまのハンコとスタンプ台。ノブさんはレコーディングで使ったサイン入りシンバルと、ダムカードと本。和嶋さんは壊れたアンプの真空管と新曲の直筆歌詞のコピー。それとバンドから無頼豊穣ツアーのTシャツ。当たった方々、おめでとうございます。自分はいつもの通りにかすりもせず。

 「もういいかげん疲れてますよね。さっさと終わらせますから」って研ちゃん、爆笑!次の曲は「もう10年くらいやってないんじゃないかな」って。くらいグリーンライトのなか、はじまった曲は「阿片窟の男」。ゆったりとしたリフから和嶋さんがハイトーンでのびやかに歌って。そしてヘヴィリフからリズミカルに。中盤では叩きまくりドラムからギターのエモーショナルなソロが。その後ヘヴィブレイクと叩きまくりドラムから和嶋さんと研ちゃんが背中合わせでリフを。「上手くできました」って研ちゃん、大拍手!

 「今日のライブはおなかが空いた」「ハラが減って力がでない」って研ちゃん。「バッサンに“何か買ってきて”って頼んだんだけど」って。するとバッサンがエクレアのような洋菓子を持ってきて研ちゃんに。研ちゃんは豪快に食べて。さらに「コーラがないと。命の水を」って、バッサンが楽屋からコーラを。「最近コーラが甘く感じなくなった」「水が苦くなった」って研ちゃん。「それは糖尿を疑った方が」って和嶋さん。「でも健康診断では大丈夫なんですよ」って研ちゃん。

 「次の曲はデブが歌います」って研ちゃん。始まったのはこれまた久しぶりの「肥満天使/メタボリックエンジェル」。アップテンポのノリノリのヘヴィリフからミドルテンポになって、研ちゃんがリズミカルにパワフルに歌って。サビ前では♪食っても食っても、♪足りない足りないって研ちゃんと和嶋さんが交互に歌って。中盤では弾きまくりのギターソロが。研ちゃんが和嶋さんに寄り添って。その後ヴァースに戻って研ちゃんがリズミカルに歌い、和嶋さんは跳ねまくって。サビでは和嶋さんがヘドバンしながらノリノリでリフを。ラストはアップテンポのヘヴィリフが。「鈴木研一!けんちゃん!」って和嶋さん、大拍手大歓声!研ちゃんはピックを客席に投げて。「いまのピック、さっきのクリームが付いてるかも」って爆笑!

 「今日は本当にありがとうございました」って和嶋さん、大拍手!「シブコー、大成功しましたけど、皆さんのおかげです!」「映像DVD、いま確認中です」って夏頃に発売されそうな感じ。「2015年、まだ発表できませんが、きっとご満足頂けると思います。期待してください」って大拍手大歓声!「今年1年、宜しくお願いします」って大拍手!ちなみに会報は4月くらいになるとか。

 オーラスは「なまはげ」。レッドライトのなか、ギターのヘヴィダークリフがゆったりとながれ、研ちゃんの不気味ヴォイスが響き、ミドルテンポのヘヴィリフから和嶋さんののびやかなヴォーカルがはいって、レッド&ブルーライトのなか、研ちゃんが不気味に歌い、サビでは大合唱!中盤ではアップテンポのノリノリモードのヘヴィリフと、ミドルテンポでの和嶋さんの力強いヴォーカルが。そして三味線風のパワフルなギターリフから和嶋さんがステージ中央で弾きまくりギターソロを。研ちゃんが和嶋さんに寄り添って。その後ギターがアンプ前でフィードバックサウンドを響かせ、ノブさんが豪快にドラを打ち鳴らして。終盤ではパワフルなバスドラ打ち鳴らしから暗いレッドライトのなか、不気味ヴォイスが響き、ラストはスラッシュモードで激しく。そして弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「ベース、鈴木研一!生徒会長!」「スーパーギタリスト、和嶋慎治!」「今日もかっこいい、ドラム、楽しいDJ、ナカジマ・ノブ!」っておのおのに大拍手!「アニキー!」って声援も。「デブって呼んでくれ」って研ちゃん。「デブー!」って声援と爆笑が。メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで何度もお辞儀を。「お気をつけておかえりください」って研ちゃん。「今年1年、宜しく!」って和嶋さん。メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。すると照明が明るくなって、SEからIron Butterflyの曲がながれて、これにてライブ終了です。時計を見ると21時43分。3時間40分の長丁場のライブでした。今年も人間椅子の活躍&躍進、めっちゃ楽しみです。


15.1.24 人間椅子

2015-01-25 19:32:09 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.1.24 渋谷公会堂
<現世は夢 ~バンド生活二十五年~ 東名阪ツアーファイナル>
 初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。メンバーはギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>、そして4代目ドラム&ヴォーカル<ナカジマ・ノブさん>です。
 1989年にイカ天でデビューし、大人気を誇るもその後低迷し、メジャーから契約を切られて。しかし徐々にゆっくりと人気が回復して、キャパ500がsoldoutになり、2013年にOZZFESTに出演し一気に人気大爆発!大飛躍!2014年1月にはキャパ1000のO-EASTがなんとsoldout!さらに様々なギター雑誌に和嶋さんが載り、対バンライブや色々なイベントに出演され、6/25にはニューアルバム「無頼豊穣」を発表。これまた素晴らしい出来栄えで、レコ発全国ツアーではキャパ1000近い恵比寿でSoldout!さらに12月に5年ぶりとなる25周年記念の2枚組ベストアルバム発売&「人間失格」以来のバンドスコアも発売!さらにさらに2015年1月に東名阪ツアーを敢行し、ファイナル東京はなんとキャパ1800の渋谷公会堂と発表されて超ビックリ!さすがに今回はsoldoutは無理だろうと思っていましたが、ベストアルバム発売のメンバーの皆さんのプロモーション活動が功を奏したのか、なんとsoldoutに!これには本当にビックリ!それにしても劇場型ホールで人間椅子のライブを観れる日がくるなんて、信じられないっす。自分が初めて観た2007年の時のライブでは狭いハコに半分もいなかったし、50人くらいしかいないライブもあったのに、8年後に1800とは・・・感無量です。

 さて当日。土曜休みなので、開演予定の17時半に間に合う程度に余裕で渋谷へ。なんと会場付近にダフ屋が居てビックリ!まさか人間椅子のライブでダフ屋とはねぇ。で、中に入って物販コーナーを見るとTシャツもキーホルダーも売切れでおフンドシも赤は売切れ、クリアファイルと白フンドシしか売ってないし。先に物販だけ買いに来ればよかったっす。あとで通販してくれないかなぁ。あとで某オクに高値で出品されたりして?

 今回の席は1階の前のほうの右端方面で、和嶋さん側です。やっぱり座ってのんびり開演を待てるのは楽ちんですね。SEからはずっとサバスがながれて。ステージは中央後方に2タム2バス&ドラのドラムセット、左にベースアンプ、右にギターアンプが。今回アンプは両方とも1台だけです。開場を見まわすとTVカメラが4台あり、ステージ後方にはクレーンカメラも。これはDVD期待できますね。でもでかいTVカメラとはねぇ。理由はあとでわかりますが。で、soldoutなので開演近くなるともちろん満席。いつも通り老若男女入り乱れて。この幅広い支持層は凄いっす。
 
 17時半に場内アナウンスがながれ、17時40分を過ぎたこと、照明が暗くなって、ステージが暗いレッドライトに包まれ、SEから「此岸御詠歌」がながれて1階総立ち&2階前列総立ちになり、手拍子が鳴り響き、メンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。
 SEが止まるとギターがミステリアスにのびやかに奏で、ベース音が響いて。メンバーおのおのにスポットが照らされて。1曲目は「宇宙からの色」。カウントからダイナミックなリフと叩きまくりドラムが激しく、そしてアップテンポのノリノリモードでブルーライトのなか、ギターリフから和嶋さんのパワフルなヴォーカルがはいって、コーラスとともにのびやかに歌って。ちょっとホールの反響が大きくてヴォーカルが聴き取り辛いかも。中盤ではドラが響き、ミドルテンポのダークリフからグリーンライトのなか、研ちゃんが不気味に歌って。そしてギターのリズミカルなアルペリフからシャッフルモードになってギターソロへ。終盤では和嶋さんがコーラスとともにのびやかに歌って、綺麗なブルーライトのなか、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって、和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを。

 2曲目は「地獄への招待状」。アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードでステージ中央で和嶋さんと研ちゃんがリフを弾き、研ちゃんのダーティでリズミカルなヴォーカルがはいって。中盤ではテクニカルなギターソロが。そしてノリノリモードで研ちゃんのヴォーカルがはいって。ザクザク突き進むめっちゃかっくいい曲。ラストは和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを。

 「ありがとう!」「こんばんは、人間椅子です!」って研ちゃん、大拍手!「今日25周年記念ライブ、締めの日にようこそ」「こうして25年間人間椅子を応援してくださってありがとうございます」って大拍手!この間、和嶋さんが着物に赤の襷を巻いて。「なんてアルバムだっけ?」ってベストアルバムのタイトルを忘れてノブさんに確認した研ちゃん、爆笑!「和嶋くんが地獄シリーズの歌詞を書いてくれた」って。「KISSとAD/DCを足したようなタイトル」って爆笑!「著作権ひっかからいように気を付けました」って和嶋さん、爆笑!「お客さんを地獄に招き入れるわけですよ」って。「渋谷公会堂、今まで2度でたことがあります」「このシブコーに戻ってくるまでに20年かかりました」って大拍手!「いままでの2回はそれほどチケットが売れなかったんです」って爆笑!「初めてSoldoutしました!」って大拍手大歓声!「和嶋くんが一所懸命ラジオに出たからでしょう」って研ちゃん、爆笑!「最近MCのよどみがなくなって。ラジオで鍛えられたんだなって」って研ちゃん、爆笑!「皆さんお気づきのようにTVカメラがいっぱい入っています」って大拍手!「年内にDVD発売します!BSフジで放映されます」って大拍手大歓声!「ついに人間椅子がお茶の間に進出!」って。

 「それでは元気よく」って、3曲目は「新調きゅらきゅきゅ節」。まずは暗いなか、和嶋さんがオレンジ&イエローライトに包まれ、しっとりとゆったりと奏でて。そしてギターのフィードバック音が響き、ダイナミックなリフがはいって、アップテンポのめっちゃノリノリモードで和嶋さんがパワフルに歌って♪きゅっきゅきゅー!って大合唱!サビも♪ぶんがちゃっちゃ!って大合唱!中盤では和嶋さんがステージ中央でひきまくりギターソロ。そしてフィードバック音を響かせ、手を挙げて合図して、グリーンライトのなか、ヘヴィダークリフを響かせ、レッドアッパーライトを浴びて不気味コーラスを。終盤では再びノリノリモードで和嶋さん、跳ねて。

 続いて4曲目は「ねぷたのもんどりこ」。アップテンポのダイナミックなリフからノリノリモードで研ちゃんがパワフルに歌って、リフに合わせてHey!って手を挙げ、サビは大合唱!中盤ではレッド&ブルーライトのなか、ギターのテクニカルなギターソロが。そしてフィードバック音を響かせ、研ちゃんが不気味に歌って、おもいっきりシャウト!終盤では和嶋さんが研ちゃんのそばに行って寄り添ってリフを。ラストはめっちゃ盛り上がって。

 客席から「アニキー!」って声が。「イエーイ!ありがとう!」「しゃべりたいけどガマンするぜ!」ってノブさん、爆笑!「今日は座席だから疲れたら座っていいんですよ。ボクも途中座って、最後盛り上がるために体力を温存する」「座ってじっと目をつぶって聴くのもあり」って研ちゃん。ここで和嶋さんが“腐女子”について言及。でも意味が違うと思うんですけど。「病んでるひとが増えて嬉しい」って。イカ天に出た際に某氏に“オタク”と言われたそうですが、「嬉しかった。他と違うということ」って和嶋さん。「25年売れなかった」でも「オタクの人が増えて、売れるのでは」「時代が追い付いてきた」って爆笑&大拍手!「ここに来てる人、相当病んでいるのでは」って爆笑!「すいません」って。

 5曲目は「神経症I LOVE YOU」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポのリズムがはいって、カラフルライトのなか、POPでノリノリで和嶋さんが歌って。中盤ではギターのヘヴィリフから「ベース!」って和嶋さんが叫んで研ちゃんのベースソロ、続いて「ギター!」って研ちゃんが叫んで和嶋さんのギターソロへ。その後サビに戻ってノリノリで、ラストはギターひきまくりでFin。
 続いて6曲目は「桜の森の満開の下」。ギターのワウを効かせたミドルテンポの不気味なリフから、グリーン&パープルライトのなか、研ちゃんのゆったりした不気味なヴォーカルがはいって。その後アップテンポのノリノリモードになって研ちゃんがリズミカルに歌って、和嶋さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。途中から研ちゃんが寄り添って。終盤ではミドルテンポの不気味モードに戻って、ダイナミックなリフからだんだんテンポアップしていって盛り上がってギターのエモーショナルなソロが。

 沈黙のあと、和嶋さんが昔話を。研ちゃんの“ねずみ男”はデビューから1stアルバムまでの1年間だけだったそうですが、いまでも人間椅子というと“ねずみ男”の話になるとのことで「広告塔の役目は果たした」って研ちゃん、大拍手!その後、研ちゃんは「長髪のビジュアル系に」って和嶋さん。「和嶋くんはジャ○ーズ系の美男子でしたよ」って研ちゃん。「加○大周に似てるって言われた」って研ちゃん。客席から「ニセ大周!」って声が。爆笑!「せっかくこんな大きな会場なのに、いつも通りじゃないですか」って研ちゃん、爆笑!「ノブくんが入ってから再出発という形になって和服に」「ルックス重視」って爆笑!「お寺でポーズを」「罰当たり」って研ちゃん、爆笑!「日本ではなかなか売れませんで、これからは世界を相手に」って和嶋さん、大拍手!

 7曲目は「今昔聖」。和嶋さんがスポットを浴び、ギターの揺れるリフから力強いバスドラが響き、ミドルテンポのヨコノリで和嶋さんがリズミカルに、のびやかに歌って。そして研ちゃんが和嶋さんに寄り添って。中盤ではズンズンリフから「進め~!」ってリズミカルなノリノリモードになって、和嶋さんがステージ中央でソロを。
 続いて8曲目は「洗礼」。ミドルテンポのヘヴィリフからパワフルにはじまって、研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって。和嶋さん、跳ねてノリノリで。その後、研ちゃんと和嶋さんが交互に歌って、研ちゃんがのびやかに歌って。中盤では研ちゃんがグリーンのアッパーライトを浴びて不気味に歌って、狂気の笑いを。終盤ではレッド&グリーンライトのなか、ギターがのびやかに奏で、そこから弾きまくって。

 「ありがとう!」って研ちゃん。「大きいとこでやり慣れてないから、歌うとこまでに戻れない」って爆笑!「たまには大きいとこでやらないと」って大拍手!さらに「次は武道館!」ってどよめきと大拍手!和嶋さんがすかさず「いまは危険です!バンド存続の危機に」って爆笑!でも「今度30周年で目指しましょうよ」「5年後なら」って大拍手大歓声!「腐女子って失礼ですよね」「腐った女って」って研ちゃん、爆笑!「イカ天でデビューして雑誌の取材を受けたとき、和嶋くんキレてましたよね」って研ちゃん、爆笑!「今は腰低く」って。「申し訳ない」って和嶋さん。「トリックスターを目指したい」って和嶋さん、しばし“トリックスター”の説明を。さらに“ニート”についても言及。「ニートでもいいんですよ。でも苦しむのは自分だから」って。

 9曲目は「悪徳の栄え」。グリーンのバックライトのなか、ギターのミドルテンポのミステリアスなリフがながれ、パープルライトになって、和嶋さんがゆったりと力強くブルージーに歌って、ブルーライトのなかのびやかにリズミカルに、そしてサビはコーラスとともにのびやかに。中盤ではアップテンポのノリノリモードになるも、再びヘヴィなミドルテンポになって、ギターのエモーショナルなソロが。そしてステージ中央で弾きまくって。終盤では和嶋さんがのびやかに、リズミカルに歌って、サビはコーラスとともにのびやかに。ラストはヘヴィリフからゆったりと、そして弾きまくって。
 続いて10曲目は「冥土喫茶」。アップテンポのザクザクリフとパワフルなドラムがはいって、なんと研ちゃんがベースを持たずマイクを持って「シブヤ!地獄の声を聴かせてくれ!」ってステージ前をまるでOZZY氏のように右へ左へ歩いてお客さんを煽って。そしてベースを持ってリフを弾きはじめ、パワフルにのびやかに歌って、さらにスラッシュモードになってスリリングなブレイクから「Die!Die!」って盛り上がって。中盤ではヨコノリモードになって和嶋さんがステージ中央でギターソロを。その後再びアップテンポのザクザクモードになって研ちゃんがパワフルに歌って、ラストは激しく盛り上がって、研ちゃんが雄叫びを。
 さらに続いて、暗いなか、和嶋さんがスポットを浴びて、ゆったりとアルペジオリフを奏でて。そしてステージ後方は布をポイントで釣り上げ、尖った白い山脈のような景色が美しく映えて。11曲目は「深淵」。和嶋さんがアンプ前でフィードバック音を響かせ、アップテンポのヘヴィリフがはいって、ノリノリモードになって、グリーン&ブルーライトのなか、和嶋さんがパワフルに歌って。そしてミドルテンポになってのびやかに歌い、さらにドラマティックに歌い上げて。中盤ではギターのアルペリフがゆったりとながれ、バックの山脈とともに幻想的に。そのままエモーショナルなギターソロへ。その後、和嶋さんがのびやかに歌い上げ、アップテンポのノリノリモードになってパワフルにリズミカルに歌って。研ちゃんが和嶋さんに寄り添って。ラストはパワフルなブレイクから和嶋さんはステージを右へ左へ。そして研ちゃんと寄り添って。雄叫びが。

 沈黙のあと「渋谷のみんな!」「渋谷のみんな、声を聴かせてくれ!」「アニキって呼んでくれ!」「さすが渋谷、スゲーゼ!」ってノブさんが煽ってめっちゃ盛り上がって。「隅から隅まで」「Soldout感激」「バンド25周年、オレが加入して10周年」「今日が千秋楽だぜ!」「研ちゃんがビジュアル系で、和嶋くんがジャ○ーズ系だったとき、オレはガテン系だった」って爆笑!「人間椅子頑張っていくぜ!」「渋谷のみんなのために、オレが歌っちゃってもいいですか!」「ノッてくれますか!」って煽って盛り上がってはじまった12曲目は「蜘蛛の糸」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポのノリノリモードでノブさんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは和嶋さんと研ちゃんがコーラスを。そして2人でネックを振るアクションを合わせて。中盤ではベースリフが響くなか、ギターがゆったりと不気味に響かせ、ノブさんが囁くように歌って、ブレイクから「ギター、ワジマシンジ!」って叫んで、和嶋さんがステージ中央で弾きまくりソロを。終盤ではサビのコーラスを研ちゃんのマイクで和嶋さんと研ちゃんが頬がくっつくくらいに寄ってコーラスを。ラストはドコドコ激しく盛り上がって。「ありがとう!イエーイ!サンキュー!」ってノブさん大拍手大歓声!

 「ありがとう!どんどん行くぜ!」ってノブさん。13曲目は「地獄の料理人」。アップテンポのドコドコドラムとギターのジャンジャカリフからノリノリで研ちゃんのパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって、サビは「焼いて食うか!茹でてくうか!」って大合唱!さらにリフに合わせて手拍子も。中盤では和嶋さんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。その後もアップテンポで盛り上がって、終盤では「Hey!Hey!Hey!」って一斉に手を挙げて。

 14曲目は「迷信」。ギターのアップテンポの激しいリフからノリノリモードで和嶋さんのリズミカルなヴォーカルがはいって、研ちゃんはステージ中央でお客さんを煽って、「オー、オオー!」って大合唱!さらに「迷信!」も大合唱で盛り上がって。中盤ではミドルテンポになってギターリフがゆったりとながれ、研ちゃんが不気味に歌って、そして和嶋さんがステージ中央で弾きまくりギターソロを。研ちゃんはドラム台に上がって弾くも、振り向いたときにネックがシンバル用のマイクスタンドに当ってスタンドが倒れてシンバルに。研ちゃんがドラム台を降りて、スタッフの方が直して。終盤では再びアップテンポに戻ってめっちゃ盛り上がって。
 間髪入れずにアップテンポのギターリフが。「最後一発!針の山!」って研ちゃんが叫んで、一気にお祭りモードに。ヘドバンの嵐に場内揺れてます。ノリノリモードで研ちゃんが歌って、和嶋さんも右へ左へ跳ねまくって。中盤では弾きまくりギターソロからリフに合わせて一斉にジャンプ!あれ、ステージから観たら壮観だったでしょうね。床が抜けないか心配になったくらいに凄かったっす。もちろん自分もジャンプしましたけど。最後もノリノリで、一旦止まって「ありがとう!」って研ちゃん。そこから弾きまくり叩きまくりで盛り上がって、和嶋さんは歯で弾いて、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」って研ちゃんと和嶋さん。メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子に。最初はバラバラだったのが徐々に合ってきて「アンコール!」って掛け声とともにホールに鳴り響いて。

 しばらくすると、ステージが明るくなって、まずはノブさんが走ってステージ中央でポーズをキメて、研ちゃんのマイクまで戻って。「みんな、ありがとう!」って大拍手!そしていま着ている衣装の説明を。あのベスト盤のオマケの手ぬぐい柄の特性のシャツ。あれ欲しいなぁ。「人間椅子をしょっていくぜ!」って大拍手!すると、なんとグレー衣装の“ねずみ男”がステージを横切ってどよめきと大拍手!25年ぶりにねずみ男復活!そして戻ってきて「ゲ・ゲ・ゲゲゲの、あ、違った!ビ・ビ・ビビビのビー」って爆笑&大拍手!なんと今回新調したのではなくあの当時の衣装だそうで。研ちゃんクルッと廻っておしりをめくって真っ白おフンドシを。爆笑&キャ-!って声が。で、ベースも久々に黒のリッケンバッカー!残念ながら当時のリッケンはかの楳図カズオ氏にサインを頂いたそうですが、盗まれてしまったとか。「いまでも誰かが持ってるのかな」ってノブさん。「いや、ねずみ男の呪いが。待つのは死のみ」って研ちゃん。そして「向こうにもっと変な人がいますよ」って研ちゃん。「この人が凄い遠くからやってきてくれました。ウンモ星人!」って。するとなんと全身金色のあの伝説の“ウンモ星人”が手を前に伸ばして後ろ向きで早足で登場!金の全身スーツに金のヘルメットに金の無線機らしきアンテナが2本伸びた箱をしょって。のどを叩きながら「日本の皆さんこんばんは、ウンモ星人です」って爆笑&大拍手!「得意技はお客さんを引かせる」って爆笑!「ムーンウォークもできます」って、やっていますがイマイチ。「みなさん、逢えてよかったですか」ってノブさん、大拍手!

 「曲いきましょか」って研ちゃん。「ボクや和嶋くんが近くに行っても笑わないように」って爆笑!アンコール最初となる16曲目は「陰獣」。レッド&グリーンライトのなか、ミドルテンポのワウを効かせたギターリフから研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって。中盤ではアップテンポになって和嶋さんがリズミカルに歌って、そのままエモーショナルなギターソロを。その後ミドルテンポの不気味モードになって。

 「イカ天に出ても人間椅子は何の賞ももらえなかった」「無冠の帝王」って和嶋さん。でも「ずっと好きにやらせてもらえた」って大拍手!
 で、ウンモ星人といえば。17曲目は「見知らぬ世界」。ミドルテンポのヘヴィリフからグルーヴィにパワフルにはじまって、ブルーライトのなか、和嶋さんののびやかなヴォーカルが。研ちゃん、ベース弾きながら踊ってます。中盤では和嶋さんがステージ中央でギターソロ。そして研ちゃんと向き合って。その後、和嶋さんがのびやかに歌い上げて、再びギターソロを。終盤では再び和嶋さんがのびやかに歌って、ラストは研ちゃんと向き合ってヘヴィリフをパワフルに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」って研ちゃんと和嶋さん。「ねずみ男、ベース、鈴木研一!」って大拍手!「ウンモ星からやってきた、和嶋慎治!」って大拍手!「アニキ、30周年にはダム男に、ドラム、ナカジマ・ノブ!」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になり、「アンコール!」って掛け声とともにホールに鳴り響いて。

 しばらくするとノブさんと和嶋さんがステージに登場して大拍手大歓声!ノブさんはツアーTシャツで、和嶋さんはモンペ姿でドラム台に上がって。そして少し遅れて研ちゃんが黒着物に金の帯で登場し、大拍手大歓声!これは怪人二十面相のときの衣装だそうで。さらに着物をまくって金のおフンドシを披露!「むしろ今のほうが怪人ですね」って和嶋さん、爆笑!「次のアルバムはこんな感じで」ってどよめきと大拍手!「すぐは無理」って研ちゃん。ちなみに和嶋さんが穿いているモンペは14歳のときにお母様が縫ってくれたものだそうで。「物持ちがいいね」って研ちゃん。「マザコンです」って和嶋さん、爆笑!「いま1月ですけど、年内いろいろ予定入ってます。ここでは発表できませんが、皆さん満足していただけると思います」って和嶋さん、大拍手大歓声!

 「最後におどろおどろしい曲でお別れしたいと思います」ってオーラス18曲目は「なまはげ」。バックには再び白山が。レッドライトのなか、ギターのダークリフが響き、研ちゃんの不気味なコーラスがはいって、ミドルテンポのヘヴィリフから和嶋さんがリズミカルに、のびやかに歌って、研ちゃんものびやかに歌って、和嶋さんが跳ねて、サビは一緒に「なまけものはいねが~、泣いてる童はいねが~」って大合唱!中盤ではアップテンポのノリノリモードになって和嶋さんと研ちゃんが寄り添って、和嶋さんがハイトーンで歌い上げて。そして弾きまくりのギターソロが。その後、和嶋さんと研ちゃんが寄り添ってリフを。終盤ではノブさんがドラを何度も打ち鳴らして。そしてギターがフィードバック音を響かせ、ドラムがフロアタムをゆっくりと力強く打ち鳴らし、サビで大合唱!その後、和嶋さんと研ちゃんが交互に不気味に歌い、一転スラッシュドコドコモードになって激しくリフを。ラストは弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんと研ちゃんが寄り添って、和嶋さんは研ちゃんの前に行って、ベースの弦を弾いて、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!」って研ちゃん。「日本で、いや、世界で一番白塗りが似合う、ベーシスト、鈴木研一!」って大拍手!「日本で、いや、世界で一番モンペが似合う、スーパーギタリスト、和嶋慎治!」って大拍手!「みんなの頼れるアニキ、青春まっただ中、ドラム、ナカジマ・ノブ!」って大拍手!メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで中央で・右で・左で何度もお辞儀を。そしてノブさんはスティックを客席に投げて「今年もいっぱいライブをやるぜ!」って。メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。するとほどなく明るくなってSEがながれてライブ終了です。時計を見ると20時5分。2時間25分のとっても楽しめたアツいライブでした。
 驚きのシブコー1800Soldoutライブ、圧巻でしたね。客席全体の写真があったら観てみたいものです。それにしても2時間半弱があっという間に過ぎてしまいました。ほんとめっちゃ盛り上がって最高に楽しかった!さらに伝説の“ねずみ男”や“ウンモ星人”も観れて嬉しかった!5年後の武道館目指してばく進してほしいっす!とりあえず今日のDVD発売が楽しみ♪

14.10.9 BOSTON

2014-10-13 16:19:20 | ライブレポ HR/HM
◇ 2014.10.9 東京 日本武道館
<HEAVEN ON EARTH TOUR ~日本への幻想飛行~ JAPAN TOUR 2014>
 中学生の頃、友人の影響で洋楽に目覚め始めた自分は<BOSTON>の「Don’t Look Back」や「A Man I’ll Never Be」を聴いて、シンセを用いていないその美しいサウンドにめっちゃ感動しました。ところがその後なかなか次のアルバムが発表されなくて、3rdアルバムが発表されたときはすでに社会人に。
 MITの工学博士でもある天才<Tom Scholz博士>率いる<BOSTON>。ツアーパンフによると、元々はTom博士の多重録音ユニットとしてはじまって、ヴォーカル<Brad Delpさん>やドラマーとレコーディングを始めて、デモテープを様々なレコード会社に送り、そのうちの2社から返事があって、CBSと契約し、CBSの意向でプロデューサーやバンドメンバーと再レコーディングをして、1976年に1stアルバム「幻想飛行」を発表。それが1000万枚を超える大ヒットとなり、78年には2ndアルバム「Don’t Look Back」を発表し、全米№1を獲得。しかし2ndはレコード会社から急がされたこともあって、Tom博士にとっては納得のいく作品ではなかったため、3rdには長い年月がかかり、レコード会社から告訴され、余計に時間がかかって。その間にTom博士はエフェクターやアンプなどの機材を製作する会社を立ち上げて、ブランド“ロックマン”は大成功。そして86年にようやく3rdアルバム「Third Stage」が発表され、アルバムもシングル「Amanda」も全米№1の大ヒット!ところがその後Bradさんが脱退してしまします。前回同様に8年後となる94年に4thアルバム「Walk On」が発表され、95年のツアーではBradさんが復帰され、97年には新曲も含むベストアルバムを発表されます。その後4thから同じく8年後となる2002年に5thアルバム「Corporate America」を発表し、ライブツアーを敢行されますが、2006年11月のBOSTONでのライブの後、翌2007年にBradさんが他界されてしまいます。このニュースはほんとショックでした。ライブ観たかったっす。
 5thから10年後の2013年に前作の別バージョン3曲や故Bradさんのヴォーカルトラックも含む6
thアルバム「Life, Love & Hope」が発表されます。そして再びワールドツアーが始まり、2014年には36年ぶりとなる日本公演が発表されてビックリ!これはもう何が何でも行かねば!と予約開始日に予約して楽しみにしておりました。36年ずっと憧れていた、あの唯一無二のBOSTONサウンドを生で聴くために!
 Tom博士率いる<BOSTON>、今回ツアーのメンバーはギター<Gary Pihlさん>、ドラムス<Jeff Nealさん>、ギター<Kimberley Dahmeさん>、ヴォーカル<Tommy Decarloさん>、ベース<Tracy Ferrieさん>、そしてスペシャルゲストにヴォーカル<Siobhan Magnusさん>を迎えての布陣です。

 さて当日。仕事を終えてから武道館へ。即日予約にも関わらず2階席でしたが、ステージ真正面なのでまあ良しとします。ステージは中央後方に2バス2タムのドラムセットに巨大なBOSTONマークのドラが。そのドラムセットの向かって左側にTom博士のオルガン、右側には3段キーボードが。ドラム後方には細長いスクリーンが設置され、BOSTONロゴが映し出されて。客席はどんどん埋まっていき、スタンドのステージ横席は黒幕で覆われているものの、2階席までギッシリのほぼ満員状態に。しかし見事におっさんばっかりっすね。

 19時頃、注意事項の場内アナウンスが。そして19時5分頃、軽快なRockがながれるなか、ステージ脇のスタッフがスタンド席の観客を煽って手拍子を促して、一斉に手拍子が広がって。
 19時12分、客席が暗くなってゴールドレスポールを抱えたTom博士にスポットが。この時点でアリーナは総立ち!Gibsonのノースリーブ黒Tシャツ姿のTom博士がギターをのびやかに奏で、ディレイを効かせて館内に響き渡らせて。そしてバンドがはいって、アップテンポのノリノリモードに。1曲目は「Rock & Roll Band」。ギターのヘヴィリフにのってTommyさんのパワフルなヴォーカルがはいって。その後スペーシーな感じになり、Tom博士のエモーショナルなギターソロが。終盤では再びパワフルなヴォーカルがはいって、Tom博士とGaryさんがハモって。
 続いて2曲目は「Smokin’」。アップテンポのノリノリRock’n Roll。リズミカルなギターリフにのって、ノリノリのヴォーカルがはいって。その後Tommyさんが「Tokyo!」って叫んでTom博士のテクニカルなオルガンソロが。オルガンからは白いスモークが噴出して。終盤ではバンドリフとオルガンフィルの掛け合いから再びヴォーカルがはいって、Tom博士も再びギターを抱えてノリノリでリフを。
 続いてミドルテンポのギターリフからはじまった3曲目は「Feelin’ Satisfied」。リズミカルなヴォーカルがはいって♪Come on!Put your hands together~って手拍子を促して。中盤ではギターののびやかなソロが。そしてTommyさんが促して一斉に手拍子。2階席から見るアリーナの手拍子は壮観ですね。その後再びTom博士のエモーショナルなギターソロが。

 「コンバンワ!Tokyo!」ってTom博士、大拍手大歓声!「・・・35年ブリ、モドッテコレテ、トテモウレシイデス!ドモアリガト!」って。その後は英語でMCされますが、なんとスクリーンに字幕が。これにはビックリ!

 「ニューアルバムから新曲を2曲」ってはじまった4曲目は「Last Day of School」。キーボードの綺麗でリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ミドルテンポでほのぼのメロディがながれて。心地よいインスト曲です。
 続いて5曲目は「Life, Love & Hope」。パワフルなミドルテンポのリズムにのってギターがのびやかにメロウに奏で、ヴォーカルが低い声でしっとりと歌って。その後アコギリフからギターの掛け合いのソロが。終盤では薄暗いブルーライトのなか、アコギリフにのってヴォーカルがのびやかに歌い、サビでは綺麗なコーラスが。ラストはエモーショナルなギターソロが。
 続いてTommyさんが「Tokyo!」って手拍子を促して。6曲目は全世界で通算1700万枚を売り上げたという名盤「幻想飛行」より、代表曲の「Peace of Mind」。アップテンポのリズミカルなリフにのってパワフルなヴォーカルがはいって。Tom博士とKimberleyさんが寄り添ってリフを弾いて。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからTom博士のテクニカルなギターソロ、そしてGaryさんとのツインギターの綺麗なハモリも。

 続いてブルーライトのなか、ギターにゆったりとしたアルペリフがながれて。7曲目は「It’s Been Such a Long Time」。ギターリフからKimberleyさんののびやかでゆったりとしたヴォーカルがはいって。その後Garyさんがエモーショナルなギターソロを。そしてパワフルなドラムからTom博士のエモーショナルなギターソロが。
 続いて8曲目は「Cool Engines」。レッド&イエローライトのなか、ミドルテンポのギターリフにのって力強いヴォーカルがのびやかに。その後Tom博士とGaryさんがステージ両脇のお立ち台にのってリフを弾き、Kimberleyさんが手拍子を促し、Tom博士がテクニカルなギターソロを。終盤では暗いレッドライトのなか、ギターリフがゆったりとながれ、スポットを浴びたヴォーカルがのびやかに歌い、スクリーミングも。ラストはTom博士がステージ前でリフを弾いて。

 9曲目は「Surrender To Me」。ギターリフとパワフルなドラムからドライブ感たっぷりのアップテンポのノリノリモードでギターがのびやかに奏で、Kimberleyさんのヴォーカルがリズミカルに。その後Tom博士のテクニカルなギターソロが。終盤ではミドルテンポのキーボードリフからギターがのびやかに奏で、ブレイクからパワフルなドラムがはいって、Tom博士のエモーショナルかつテクニカルなギターソロが。その後サビに戻って。
 続いてTom博士がギターをのびやかに奏でて。そして軽快なギターリフが。10曲目はずっと想い憧れていた「Don’t Look Back」。リフにのってギターがのびやかに奏で、パワフルなヴォーカルがはいって、ダイナミックなリフからサビは綺麗なコーラスが。中盤では薄暗いブルーライトのなか、幻想的な感じでギターリフが響き、ドラムが徐々にパワフルになって、盛り上がっていって、ダイナミックなリフからギターがのびやかに力強くドラマティックに奏でて。スクリーンは宇宙から見た地球の映像が映しだされて。終盤がヴァースに戻って、サビで盛り上がって。ラストはTom博士のエモーショナルなギターソロが。
 薄暗いブルーライトのなか、Tom博士とGaryさんにスポットが。そしてアルペリフからゆったりとのびやかに奏で、ヴォーカルがスキャットを。11曲目は「Something About You」。ミドルテンポのメロウなギターリフからヴォーカルがのびやかに歌って。スクリーンではUFOの映像が。ギターが綺麗にハモって、サビでは綺麗なコーラスが。

 「Thank you so much!」ってTom博士。英語でMCですが、スクリーンに字幕が。「次の曲は皆さんご存知の、タイトルは言わなくてもわかる」って。
 12曲目は「Amanda」。ゆったりとしたアコギのリフからしっとりとのびやかなヴォーカルがはいって。薄暗いブルー&パープルライトのなか、スクリーンでは宇宙の映像が。その後ギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンでドラマティックに歌い上げて。
 続いて13曲目は「The Launch」。薄暗いなか、ベース音が響き、オルガンが神秘的に奏でられて。そしてダイナミックなリフからスクリーンではスペースシャトル打ち上げの映像が。そこからギターがのびやかに奏でて。

 14曲目はこれも1stの代表曲「More Than a Feeling」。ブルーライトのなか、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからGaryさんのミドルテンポのアコギリフにのってヴォーカルがしっとりとのびやかに、さらにスクリーミングも。その後ギターがツインでのびやかにハモって響かせ、サビでは手拍子を促して綺麗なコーラスが。その後Tom博士のエモーショナルなギターソロが。ヴォーカルがハイトーンスキャットをいれて。終盤ではツインギターのハモりからサビに戻って手拍子のなか、盛り上がって。
 曲が終わるとTom博士のギターソロ。テクニカルなタッピングでクラシカルに奏でて。途中ではギターから手を放してもまだ音が鳴ってるので慌てて弾くギャクもカマして爆笑!そして15曲目は「A New World」。パワフルなタムドラムがはいって、Garyさんも加わってツインでのびやかに奏でてハモって、さらにツインでテクニカルなタッピングも。その後Tom博士がハーモニクスサウンドを響かせ、のびやかなツインハモからダイナミックなリフが。そして一旦静かになるも、リズミカルなリフにのってギター3人とベースの4人がステージ前に並んでリフを。

 15曲目は「To Be a Man」。ブルーライトのなか、ギターがゆったりとメロウに奏で、レッド&イエローライトになってダイナミックなリフが。そしてスクリーンに海中の映像がながれるなか、ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ギターがメロウなフィルを入れて、ダイナミックなリフからギターとヴォーカルがのびやかにドラマティックに。さらにヴォーカルがハイトーンで歌い上げて。

 「Thank you so much!」ってTom博士。ここで「Special Guest!」って。字幕ではコンテストのファナリストにも選ばれた・・・って、ここで前曲からコーラスに参加していたSiobhanさんがステージ前に。黒ベストにシルバーのミニスカ(?)のSexyなスタイルで、いきなりハイトーンスクリーミングをかまして。16曲目は「Walk On」。アップテンポのノリノリモードのギターリフにのって、イエロー&オレンジライトのなか、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに。さらにサビではTommyさんとハモって。その後ギターのリズミカルなリフからTom博士の弾きまくりのオルガンソロが。ベースのTracyさんがステージを右へ左へ動き回って。そしてオルガンが恐竜の咆哮のような音を響かせ、Tracyさんはステージにひざまづいて。さらにレッドライトのなか、オルガンがサイレンのようなWarning音を響かせて。そのあと手拍子を促してオルガンとベースがユニゾンでリフを弾き、オルガンが力強くのびやかに奏で、パワフルなドラムとともに盛り上がって。そしてアップテンポのノリノリモードになって、Garyさんのタッピングも交えたテクニカルなギターソロが。終盤ではオルガンのダークサウンドが響き、ダイナミックなリフからでっかいドラが打ち鳴らされて。そしてオルガンのアップテンポのテクニカルなリフからギターとドラムもはいって、Garyさんがステージ前でタッピングも交えたテクニカルなソロを。その後、ダイナミックなリフからブレイクをキメて、ギターとオルガンがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはギターのリズミカルなリフからアップテンポのノリノリモードに戻って、ヴォーカルがハイトーンシャウトをキメて。

 本編最後となる17曲目は「Foreplay / Long Time」。オルガンのテクニカルなリフからダイナミックなリフとブレイクが。そしてダイナミックなリフからレッド&イエローライトのなか、Garyさんのテクニカルなギターソロが。その後ダイナミックなリフと叩きまくりドラムが盛大に。
 一旦止まってからダイナミックなリフから薄暗いブルーライトのなか、オルガンサウンドが響き、スペーシーな感じに。そしてベースのリズミカルなリフから手拍子がはいってオルガンのリズミカルなリフにのってギターがのびやかに奏で、力強いヴォーカルがはいって。その後アコギのカッティングリフと手拍子からオルガンがのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンでのびやかに歌い、Garyさんがテクニカルなギターソロを。中盤ではヴォーカルがのびやかに爽やかに歌い、アコギのカッティングリフと手拍子からオルガンとギターがのびやかに奏で、グリーンライトのなか、Garyさんがテクニカルなギターソロを。そしてSiobhanさんがお立ち台でハイトーンスクリーミングをキメて。終盤ではアコギリフと手拍子からパワフルなヴォーカルがはいって、イエローライトのなか、Garyさんがテクニカルに弾きまくり、KimberleyさんとGaryさんとTracyさんがステージ前に並んで。ラストはヴォーカルがハイトーンスクリーミングをキメて、Tracyさんがストラップを持ってベースを大きく振り回して、そして弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはステージ前に並んで肩を組んで一斉にお辞儀を。そして観客に手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって大きく鳴り響いて。少しするとステージが明るくなって、Garyさんが登場して大拍手大歓声!そしてGaryさんが一人一人メンバーの名前を呼んで、おのおのに大拍手が。ラストはもちろんTom博士!大拍手大歓声!「ドモアリガト!」「Tokyo,アイシテマス、We Love You!」って大拍手!そしてTom博士がGaryさんを紹介して大拍手!
 アンコール最初となる18曲目は「I Think I Like It」。ダイナミックなリフからミドルテンポのリズミカルなリフにのってヴォーカルがのびやかに歌って。その後イエローライトのなか、ツインギターでテクニカルなリフをハモって。終盤では薄暗いブルーライトのなか、ヴォーカルとギターがのびやかに、そしてグリーンライトのなか、ダイナミックなブレイクが。
 オーラス19曲目は「Party」。Tom博士にスポットが。そしてギターリフからアップテンポのノリノリモードでリズミカルなヴォーカルがはいって。その後「Come on!Tokyo!」ってTommyさんが叫んで、Tom博士のテクニカルなギターソロが。途中からGaryさんが加わってハモって。終盤ではヴァースに戻ってリズミカルなヴォーカルがはいって、ラストは叩きまくりのドラムソロが。そして「Tokyo!Party Tonight!」って盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは観客に手を振って、大拍手のなか楽屋へ。するとほどなく館内が明るくなってライブ終了です。時計を見ると21時ちょうど。1時間50分のとっても素敵なライブでした。
 中学生の頃初めて聴いたBOSTON。Don't Look Backが今になって生で聴けて超感激!澄んだ美しいギターサウンドに酔いしれてしまいました。唯一A Man I'll Never Beが聴けなかったのは残念っす。でもほとんどあきらめていたBOSTONのライブがこうして観れて本当に良かった。生のBOSTONサウンド、感無量っす。