キーボード奏者の<梅垣ルナさん>、そしてEUROXやEGQ等のギタリストとして、また作曲家としても活躍されている<栗原務さん>のユニット<Lu7/エルユーセブン>。1998年にEGQのアルバムにルナさんが参加されたことがきっかけとなって、このお2人のユニット<Lu7>がスタートしたそうです。
<Lu7>のことは以前から知ってたんですけど、これまでノーマークだったんですよね。ところが2010年8月に発表された3rdアルバム「Bonito」が他サイトなどのレビューで評判が良かったもので早速購入して聴いてみたら、それはもう素晴らしいアルバムでめっちゃお気に入りになりました。もちろん先日紹介させていただきましたが、ならば1stも2ndも早速聴かねばと、即注文して届くのを楽しみにしてました。
まずは2002年12月に発表された1stアルバム「efforescence」を。もっともこのアルバムは当初はmp3.comのみで発表されたそうで、あまり流通されなかったとか。なのでこのCDは2006年にフランスのMUSEAレーベルよりボーナストラック1曲が追加収録されて発表されたものです。このアルバムにはベースに<永井敏巳さん>と<バカボン鈴木さん>が参加されています。ドラマーは参加しておらず、リズムは打ち込みのようです。
グリーン基調の瑞々しく清清しい爽やかな感じのジャケットですね。そしてそれだけでなく突き抜けるような鋭さも感じます。Lu7の音楽性を表わしているような。
アルバム1曲目は「12th Tree」。キーボードのアップテンポのリズミカルなリフからはじまって、ギターのまろやかなサウンドのなだらかなフレーズがながれて。続いてキーボードのクリスタルなサウンドの幻想的なフレーズが。透き通るような奥深さや鋭さを感じますね。中盤ではギターのなだらかなフレーズから、ピアノの綺麗なソロが。徐々に力強くなっていき、そしてギターのエモーショナルかつ疾走感のあるテクニカルなソロが。終盤ではギターとキーボードが掛け合いやユニゾンも。
2曲目は「Blue Planet」。ミドルテンポのほのぼのとした感もある瑞々しいリフからはじまり、ギターの伸びやかな音色がゆったりとながれて。続いてシンセの浮遊感のあるサウンドが幻想的にながれて。その後シンセのパーカッシブなリフからゆったりとほのぼのするようなフレーズ、続いてギターのしっとりとした瑞々しい感じのソロが。最初は伸びやかですが終盤では流麗なテクニカルソロに。
3曲目は「Crimson Carpet」。アップテンポの躍動感のあるパワフルなリズムではじまって、透明感のある綺麗なピアノリフが力強くながれ、そしてギターがアラビアン風の妖しいフレーズを奏でて。中盤ではピアノの爽やかでリズミカルなソロ、続いてギターの滑らかでテクニカルなソロが。終盤では再びギターがアラビアンメロディを奏で、キーボードも加わってユニゾンっぽく。そしてピアノのパワフルなリフが。
4曲目は「Nusa Dua」。ミドルテンポのパーカッションリズムから静かにはじまって、キーボードのしっとりとした幻想的なフレーズがながれて。落ち着いた感じの曲調ですね。ピアノのしっとりとしたソロのあと、力強いリフからギターのゆったりとしたエモーショナルなソロが。続いてアコギの哀愁ただよう音色のソロ、そしてシンセのゆったりとした幻想的なソロも。ラストにはしっとりとした美しいピアノソロが。
5曲目は「Kesaran Patharan」。学校のチャイム、ハト時計の時報,TEL着信音などのあと、シンバルロールからミドルテンポの跳ねるようなリズムがはいって、キーボードのほのぼのした感じのフレーズがながれて。ちょっと落ち着いた感じの曲調かな。その後、ギターのソフトサウンドのエモーショナルが。中盤ではアップテンポのリズミカルでコミカルっぽいリズムがはいって、キーボードのリズミカルでテクニカルなリフからギターの流麗なテクニカルソロが。その後トライアングル風のリズムをバックにキーボードのリフからシンセのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポの楽しいリズムからゆったりとほのぼのした感じになり、ミドルテンポでリズミカルなリフをユニゾンで。
6曲目は「Sonatine Ⅰ(Modere)」。ミドルテンポでシンセのほんわかした感じのフレーズがながれ、そしてギターの伸びやかで哀愁ただようフレーズが。その後キーボードのゆったりとほのぼのしたフレーズから、ピアノのエモーショナルで綺麗なソロへ。続いてギターのゆったりとした哀愁を感じるソロが。とってもロマンティックですね。
7曲目は「Sonatine Ⅱ(Mouvement de Menuet)」。ギターのゆったりとしたリフから落ち着いた感じではじまって、キーボードとユニゾンでしっとりとしたリフを奏でて。その後、マンドリンのような音色のリフも。そしてギターの伸びやかなフレーズと女性のスキャットがながれて。中盤ではアコギのゆったりとしたリフとギターの伸びやかなフレーズがゆったりと。ほのぼのした感じの心休まる曲ですね。ラストはゆったりとドラマティックに。
8曲目は「Sonatine Ⅲ(Anime)」。アップテンポのシンセリズムからギターの力強くもメロウなリフながれ、そしてそのリフがユニゾンでダイナミックに。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではギターのパワフルなリフからダイナミックに盛り上がって。
9曲目は「Flying Seed (Landscape37)」。ゆったりとしたギターの幻想的なフレーズからはじまって、アップテンポのテクノリズムにのってピアノの楽しいリズミカルなリフが。そしてギターの爽やかでリズミカルなリフ、アコギのゆったりしたフレーズがながれて。その後、ピアノのリズミカルなリフからギターソロへ。最初は伸びやかで徐々にテクニカルに。続いてピアノのテクニカルでパワフルなソロが。中盤では流麗なギターソロ、テクニカルなシンセソロと続き、掛け合いも。そしてピアノリフをバックにギターの爽やかでテクニカルなソロが。終盤ではアコギのゆったりとしたフレーズのあと、シンセの伸びやかなソロ、アコギのゆったりとしたメロウなソロ、そしてギターのテクニカルなソロと続いて、その後徐々にゆったりと。
10曲目は「Soft Nothings」。ギターのゆったりとしたアルペジオリフからはじまって、ダイナミックなオーケストラサウンドの雄大なフレーズが響き渡って。そしてギターの伸びやかなフレーズがゆったりとながれ、再びオーケストラ風のシンフォニックサウンドがはいって、ティンパニロールサウンドが曲を盛り上げます。その後オーケストラサウンドをバックにギターのテクニカルなソロが。中盤では一旦リズムが止まって綺麗なハープサウンドがながれ、オーボエサウンドがゆったりと響き、そして壮大なオーケストラサウンドが鳴り響いて盛り上がります。その後ギターのエモーショナルでテクニカルなソロ、そしてピアノリフからシンセのゆったりとしたエモーショナルなソロが。終盤では再びオーケストラサウンドで盛り上がったあと、ギターのアルペジオリフがゆったりと美しくながれ、オーケストラサウンドがはいるも、徐々に静かになってハープの音色がゆったりと響いてFin。とってもドラマティックな曲ですね。
そしてボーナストラックの11曲目は「UTo6」。アップテンポのリズミカルなピアノリフからはじまって、女性のスキャットが美しくながれ、そしてギターの伸びやかなフレーズが。それが繰り返されたあと、ピアノのリズミカルで綺麗なソロ、ギターの伸びやかでゆったりとしたソロと続き、さらにピアノの透明感のある綺麗なソロが。その後ギターの伸びやかなフレーズがながれ、キーボードがハーモニーで奏でて。終盤にはギターのテクニカルなソロが。
とってもピュアでクリアーなサウンドによる、美しく綺麗でしかも清清しく瑞々しく、さらには穏やかでほのぼのと聴かせてくれる素敵なアルバムですね。透明感のある美しい音色のピアノと幻想的なシンセサウンド。まろやかな音色で流麗にテクニカルに、そしてエモーショナルに聴かせてくれるギター。いいですねぇ。全体的には心地よいフュージョンサウンドですけど、10曲目のシンフォニックサウンドにはちょっとビックリしました。全11曲、ほんと聴き応えありますね。
<Lu7>のことは以前から知ってたんですけど、これまでノーマークだったんですよね。ところが2010年8月に発表された3rdアルバム「Bonito」が他サイトなどのレビューで評判が良かったもので早速購入して聴いてみたら、それはもう素晴らしいアルバムでめっちゃお気に入りになりました。もちろん先日紹介させていただきましたが、ならば1stも2ndも早速聴かねばと、即注文して届くのを楽しみにしてました。
まずは2002年12月に発表された1stアルバム「efforescence」を。もっともこのアルバムは当初はmp3.comのみで発表されたそうで、あまり流通されなかったとか。なのでこのCDは2006年にフランスのMUSEAレーベルよりボーナストラック1曲が追加収録されて発表されたものです。このアルバムにはベースに<永井敏巳さん>と<バカボン鈴木さん>が参加されています。ドラマーは参加しておらず、リズムは打ち込みのようです。
グリーン基調の瑞々しく清清しい爽やかな感じのジャケットですね。そしてそれだけでなく突き抜けるような鋭さも感じます。Lu7の音楽性を表わしているような。
アルバム1曲目は「12th Tree」。キーボードのアップテンポのリズミカルなリフからはじまって、ギターのまろやかなサウンドのなだらかなフレーズがながれて。続いてキーボードのクリスタルなサウンドの幻想的なフレーズが。透き通るような奥深さや鋭さを感じますね。中盤ではギターのなだらかなフレーズから、ピアノの綺麗なソロが。徐々に力強くなっていき、そしてギターのエモーショナルかつ疾走感のあるテクニカルなソロが。終盤ではギターとキーボードが掛け合いやユニゾンも。
2曲目は「Blue Planet」。ミドルテンポのほのぼのとした感もある瑞々しいリフからはじまり、ギターの伸びやかな音色がゆったりとながれて。続いてシンセの浮遊感のあるサウンドが幻想的にながれて。その後シンセのパーカッシブなリフからゆったりとほのぼのするようなフレーズ、続いてギターのしっとりとした瑞々しい感じのソロが。最初は伸びやかですが終盤では流麗なテクニカルソロに。
3曲目は「Crimson Carpet」。アップテンポの躍動感のあるパワフルなリズムではじまって、透明感のある綺麗なピアノリフが力強くながれ、そしてギターがアラビアン風の妖しいフレーズを奏でて。中盤ではピアノの爽やかでリズミカルなソロ、続いてギターの滑らかでテクニカルなソロが。終盤では再びギターがアラビアンメロディを奏で、キーボードも加わってユニゾンっぽく。そしてピアノのパワフルなリフが。
4曲目は「Nusa Dua」。ミドルテンポのパーカッションリズムから静かにはじまって、キーボードのしっとりとした幻想的なフレーズがながれて。落ち着いた感じの曲調ですね。ピアノのしっとりとしたソロのあと、力強いリフからギターのゆったりとしたエモーショナルなソロが。続いてアコギの哀愁ただよう音色のソロ、そしてシンセのゆったりとした幻想的なソロも。ラストにはしっとりとした美しいピアノソロが。
5曲目は「Kesaran Patharan」。学校のチャイム、ハト時計の時報,TEL着信音などのあと、シンバルロールからミドルテンポの跳ねるようなリズムがはいって、キーボードのほのぼのした感じのフレーズがながれて。ちょっと落ち着いた感じの曲調かな。その後、ギターのソフトサウンドのエモーショナルが。中盤ではアップテンポのリズミカルでコミカルっぽいリズムがはいって、キーボードのリズミカルでテクニカルなリフからギターの流麗なテクニカルソロが。その後トライアングル風のリズムをバックにキーボードのリフからシンセのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポの楽しいリズムからゆったりとほのぼのした感じになり、ミドルテンポでリズミカルなリフをユニゾンで。
6曲目は「Sonatine Ⅰ(Modere)」。ミドルテンポでシンセのほんわかした感じのフレーズがながれ、そしてギターの伸びやかで哀愁ただようフレーズが。その後キーボードのゆったりとほのぼのしたフレーズから、ピアノのエモーショナルで綺麗なソロへ。続いてギターのゆったりとした哀愁を感じるソロが。とってもロマンティックですね。
7曲目は「Sonatine Ⅱ(Mouvement de Menuet)」。ギターのゆったりとしたリフから落ち着いた感じではじまって、キーボードとユニゾンでしっとりとしたリフを奏でて。その後、マンドリンのような音色のリフも。そしてギターの伸びやかなフレーズと女性のスキャットがながれて。中盤ではアコギのゆったりとしたリフとギターの伸びやかなフレーズがゆったりと。ほのぼのした感じの心休まる曲ですね。ラストはゆったりとドラマティックに。
8曲目は「Sonatine Ⅲ(Anime)」。アップテンポのシンセリズムからギターの力強くもメロウなリフながれ、そしてそのリフがユニゾンでダイナミックに。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではギターのパワフルなリフからダイナミックに盛り上がって。
9曲目は「Flying Seed (Landscape37)」。ゆったりとしたギターの幻想的なフレーズからはじまって、アップテンポのテクノリズムにのってピアノの楽しいリズミカルなリフが。そしてギターの爽やかでリズミカルなリフ、アコギのゆったりしたフレーズがながれて。その後、ピアノのリズミカルなリフからギターソロへ。最初は伸びやかで徐々にテクニカルに。続いてピアノのテクニカルでパワフルなソロが。中盤では流麗なギターソロ、テクニカルなシンセソロと続き、掛け合いも。そしてピアノリフをバックにギターの爽やかでテクニカルなソロが。終盤ではアコギのゆったりとしたフレーズのあと、シンセの伸びやかなソロ、アコギのゆったりとしたメロウなソロ、そしてギターのテクニカルなソロと続いて、その後徐々にゆったりと。
10曲目は「Soft Nothings」。ギターのゆったりとしたアルペジオリフからはじまって、ダイナミックなオーケストラサウンドの雄大なフレーズが響き渡って。そしてギターの伸びやかなフレーズがゆったりとながれ、再びオーケストラ風のシンフォニックサウンドがはいって、ティンパニロールサウンドが曲を盛り上げます。その後オーケストラサウンドをバックにギターのテクニカルなソロが。中盤では一旦リズムが止まって綺麗なハープサウンドがながれ、オーボエサウンドがゆったりと響き、そして壮大なオーケストラサウンドが鳴り響いて盛り上がります。その後ギターのエモーショナルでテクニカルなソロ、そしてピアノリフからシンセのゆったりとしたエモーショナルなソロが。終盤では再びオーケストラサウンドで盛り上がったあと、ギターのアルペジオリフがゆったりと美しくながれ、オーケストラサウンドがはいるも、徐々に静かになってハープの音色がゆったりと響いてFin。とってもドラマティックな曲ですね。
そしてボーナストラックの11曲目は「UTo6」。アップテンポのリズミカルなピアノリフからはじまって、女性のスキャットが美しくながれ、そしてギターの伸びやかなフレーズが。それが繰り返されたあと、ピアノのリズミカルで綺麗なソロ、ギターの伸びやかでゆったりとしたソロと続き、さらにピアノの透明感のある綺麗なソロが。その後ギターの伸びやかなフレーズがながれ、キーボードがハーモニーで奏でて。終盤にはギターのテクニカルなソロが。
とってもピュアでクリアーなサウンドによる、美しく綺麗でしかも清清しく瑞々しく、さらには穏やかでほのぼのと聴かせてくれる素敵なアルバムですね。透明感のある美しい音色のピアノと幻想的なシンセサウンド。まろやかな音色で流麗にテクニカルに、そしてエモーショナルに聴かせてくれるギター。いいですねぇ。全体的には心地よいフュージョンサウンドですけど、10曲目のシンフォニックサウンドにはちょっとビックリしました。全11曲、ほんと聴き応えありますね。