ひよりの音楽自己満足

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15.1.23 ERA

2015-01-28 06:19:58 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2015.1.23 横浜野毛DOLPHY
<ERA>
 凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>と、凄腕ヴァイオリニスト<壷井彰久さん>のアコースティックDUOのユニット<ERA>。昨年11月にERA、12月にERAスペシャルバンドのライブを観に行きましたが、都内のライブのため、両方とも最後まで観れなかったもので、なんかモヤモヤしてました。で、2015年一発目のライブが横浜野毛であると知って、即予約。横浜なら帰りの電車を気にせずに楽しめるので助かります。それと新曲も増えてきているので、そろそろニューアルバムの話も・・・なんて。楽しみです。

 さて当日。仕事の会議が長引いてちょっとヤバかったですが、ぎりぎり開演に間に合いました。ステージは向かって左がギターで、ガットギターとフォークギターが準備されて。ステージ左がヴァイオリンのようです。
 19時40分ころ、鬼怒さんと壷井さんがステージに登場して準備を。鬼怒さんはフォークギターを抱えて。そしてはじまった1曲目は「Sailing Stone」。ギターのミドルテンポの爽やかなリフからヴァイオリンが瑞々しくに爽やかに奏で、静かになってユニゾンでリズミカルに奏で、ギターのパワフルなカッティングリフからヴァイオリンがリズミカルに爽やかに。中盤ではギターのリズミカルなリフにのってヴァイオリンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、静かになって、ヴァイオリンのリズミカルなリフにのってギターのエモーショナルなソロが。途中からパワフルなカッティングがだんだん激しくエネルギッシュに。終盤ではギターのパワフルなカッティングリフにのってヴァイオリンが爽やかに奏で、力強く盛り上がって。

 「こんばんは、ERAです」「ギター、鬼怒無月!」って壷井さん、大拍手!「ヴァイオリン、壷井彰久!」って鬼怒さん、大拍手!「“あけましておめでとうございます”は15日を過ぎたら言っちゃいけないんでしたか」って鬼怒さん。「寒中見舞い?」って。そうそう、昨年のERAスペシャルのライブの時におっしゃってましたが、壷井さんは本当に鬼怒さんに年賀状を出したそうで。「やめてって言ったのに」って鬼怒さん、爆笑!「字を書くの苦手なんだから」って。「あの時の約束ですから」って壷井さん。「これから毎年出しますよ」って爆笑!「ストーカーみたい」って鬼怒さん、爆笑!

 2曲目は「アンクル・エナー」。ギターのゆったりとしたリフからはじまって、アップテンポのノリノリのアメリカのカントリー風のリズミカルなギターリフがはいって、ヴァイオリンがのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンからギターのリズミカルなリフにのってヴァイオリンがフィドル風に明るく楽しくリズミカルなリフを。その後、静かになってギターリフからヴァイオリンのエモーショナルなほのぼのメロディのソロへ。中盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのリズミカルでテクニカルなソロが。そしてギターのパワフルなカッティングリフからヴァイオリンのリズミカルなソロが。終盤ではパワフルなブレイクからアメリカンカントリー風のリフがアップテンポで明るく楽しく。ラストはゆったりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。そして鬼怒さんに「お正月はどのように過ごされましたか?」って。「あ、それオレも言おうと思った」って鬼怒さん。「餅は食べましたか?」って鬼怒さん。壷井さんは最近食べてないそうで「嫌いなの?」って鬼怒さん。そうではないようですが「壷井家のお雑煮は?」って。「みかんが入ってる」って壷井さん。「じゃあ次の曲いきましょうか」って鬼怒さん、爆笑!

 3曲目は「First Greeting」。ヴァイオリンがゆったりと奏で、ギターがしっとりと奏で、のびやかに綺麗にハモって、ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロが。そしてゆったりとした美しいハモりから、ギターリフにのってヴァイオリンソロが。フィンガーピックからゆったりとはじまって、のびやかに美しく奏でて。その後ヴァイオリンのフィンガーリフからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではヴァイオリンがゆったりとのびやかに美しく奏でて、ラストはしっとりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。「鬼怒家のお雑煮は?」って壷井さん。「高崎風、醤油味。薄いけんちん汁みたい」って鬼怒さん。「壷井家は?」って鬼怒さん。「最近食べてない。白みそ」って。関西はそうなのかな。「白みそって何?」って鬼怒さん。「ホワイトチョコレートみたいな色なの?」って。なにか勘違いがあるような気もしますが?「こないだビックリしたのが・・・」って鬼怒さん。先日、タブラの吉見さんとツアーで和歌山に行かれたそうですが「和歌山にライブやるとこあるんだ」って壷井さん。どうもいなかのイメージがあるようで。その和歌山で鬼怒さんは初めて“櫛柿”を見たそうで。干し柿を櫛に挿してあるとか。たしかに関東では見かけないかも。「うちのオヤジも作ってますよ」って壷井さん。でも「柿はあまり好きじゃない」って壷井さん。「次の曲いきましょうか」って鬼怒さん、爆笑!

 4曲目は「Lavender Hill」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから始まって、ヴァイオリンがのびやかに奏で、リズミカルなリフがだんだんパワフルに盛り上がっていって。その後ギターリフからヴァイオリンソロへ。のびやかに寂しげに奏で、だんだん力強く盛り上がっていって。続いてヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。終盤ではギターノパワフルなカッティングからリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、ラストはパワフルなカッティングリフから盛り上がって、ブレイクをキメて。

 鬼怒さんはフォークギターに持ち替えて。鬼怒家ではお正月に高崎の実家のお墓参りに行くのが恒例だそうで。「初詣には行きましたか?」って鬼怒さん。壷井さん、今年は行ってないそうで。「最近知ったのが・・・」って鬼怒さん。“浅間町”を“あさま”と思っていたとか、浅草の“浅草寺”を“あさくさでら”と思っていたとか。ありがちですね。「面白い勘違いってありますか?」って鬼怒さん。“ガガーリン”を“ガガリーン”と思っていたとか。

 5曲目。ギターがゆったりとほのぼのメロディを奏で、ヴァイオリンもゆったりとほのぼのメロディを奏で、さらにのびやかに美しく奏でて。その後ギターのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに雄大に美しく力強く奏でて。ラストはゆったりとしっとりと静かに。

 鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。「年が明けても鬼怒さんは鬼怒さんで、安心しました」って壷井さん、爆笑!先日ミュージックエアというTV番組でERAのライブ映像が放映されたそうですが「皆さん、観ましたか?」って壷井さん。お客さんあまり手を上げず。「あんまいない、寂しい」って。鬼怒さんはその時のライブをあまり覚えていないのか、その時の衣装を「何着てた?」って爆笑!ちなみに映像は「おっさんを映しても仕方がないと思ったのか、指のアップが多かった。あれは正解」って壷井さん、爆笑!ちなみにその映像は近々にDVD発売とのことで。でも「MCは入っていない」とか。「それは良かった」って鬼怒さん。ファンとしては残念です。

 次で第1部最後だそうですが「ほぼ壷井祭り」って壷井さんの曲が多かったですね。6曲目は「金環食」。アップテンポのパワフルでテクニカルなリフが、次々と迫りくるようにスリリングにダイナミックに緊張感たっぷりに押し寄せてきて。その後ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。パワフルなカッティングリフがエネルギッシュに。中盤ではアップテンポのスリリングなリフからテクニカルなユニゾンをキメて、そこからギターリフにのってヴァイオリンのエネルギッシュなソロが。終盤では再び迫りくるスリリングでダイナミックなリフが迫力たっぷりに。ラストはテクニカルなユニゾンをキメてFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました。ヴァイオリン、壷井彰久!」「ギター、鬼怒無月!」ってお互いに紹介しあっておのおの大拍手!「しばらく休憩します」ってここで第1部終了です。時計を見ると20時45分。1時間ちょいの第1部でした。休憩中はお2人とも客席で親しいお客さんとご歓談。

 21時5分ころ、お2方がステージに登場して準備を。鬼怒さんはフォークギターの準備を。第2部最初となる7曲目は「New ERA Has Come」。まずはギターがゆったりと力強く奏でて。そしてアップテンポのアルペジオリフからテクニカルなソロを。その後アップテンポのアルペジオリフからヴァイオリンが浮遊感たっぷりにのびやかに奏で、ギターのアップテンポのリズミカルなリフから盛り上がって、ヴァイオリンがのびやかに雄大に奏で、テクニカルなユニゾンからパワフルに。中盤ではギターリフにのってヴァイオリンのパワフルでテクニカルなソロが。そしてギターリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、パワフルなカッティングリフとともに盛り上がって、テクニカルなユニゾンからギターのテクニカルなソロへ。終盤では一旦静かになって、リズミカルなリフからパワフルなカッティングリフがはいって盛り上がって、ヴァイオリンが力強くのびやかに奏でて。ラストはギターがゆったりと、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターのハーモニクスサウンドが綺麗に響いて。

 「ありがとうございます」って壷井さん。ここで壷井さんが御自身のライブ予定の通称“ツボガミ”のなかにミスプリがあるとのことで、訂正のお知らせが。そしてお客さんから2月のライブで、書いてある時間と、お店のHPでの時間が違うとの指摘が。終わったら確認しますとのことですが、壷井さんが動揺されて。(後日談:これはお店のほうが正解だそうで、夕方のライブのようです)。「ダメージでかい」って。「大丈夫ですか?」って鬼怒さん。「がんばろう!」って壷井さん、気合入れて。

 8曲目は「クルー」。ギターのパワフルでリズミカルなリフからヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンのブレイクをキメて。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。その後ギターのパワフルでエネルギッシュなカッティングリフからヴァイオリンのリズミカルなリフがはいって、テクニカルなユニゾンでブレイクをキメて。中盤ではギターリフからワウを効かせたヴァイオリンのテクニカルなソロが。終盤ではギターのアップテンポのパワフルなリフからヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンでのブレイクをキメて。

 「立ち直りましたか?」って鬼怒さん。「しょんぼりですよ」って壷井さん。ちなみに今回のDOLPHYのチラシは、よく見ると”2人”なのに”22人”と書かれていて爆笑!「このステージに22人も無理でしょ」って。メンバー同士が近すぎると「ヴァイオリンの弓が隣の人の鼻に入ることがある。実際にあった」って爆笑!どなたかは言いませんでしたが。「ホールインワンみたい」って話から、壷井さんはゴルフはやったことないそうですが、鬼怒さんはサラリーマン時代に上司に打ちっぱなしに連れて行ってもらったことがあるとか。

 鬼怒さんがォークギターに持ち替えて、9曲目。壷井さんがカウントをしますが「ちょっと待って!」って鬼怒さん、爆笑!譜面をじっと見て。「ダウンロード中ですね」って壷井さん。あらためてミドルテンポのリズミカルなリフからはじまって、ヴァイオリンのリフからギターのエモーショナルなソロが。そしてリズミカルなリフからヴァイオリンののびやかなソロが。その後リズミカルなリフからテクニカルなリフを挟んでリズミカルなリフがながれ、ユニゾンでフィルをキメて、ラストはゆったりとしっとりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。「演奏中の流血事故とかありますか?」って壷井さん。鬼怒さんはずっと以前は太い弦を使っていて、あるとき弦が爪に食い込んで、ストラトに血しぶきが飛んだことがあるとか。壷井さんは脇腹が攣ったことがあるとか。鬼怒さんは指が攣ったことがあるとか。さらに壷井さんは以前に油壺の近くで慰問演奏があった際、準備中に指を挟んでしまって、血豆が出来て演奏が大変だったそうで。で、油壺の話から「壷井くんは釣りは好き?」って鬼怒さん。壷井さんはあまりやらないそうですが、以前にヘラブナを釣ったというか引っかけてしまったことがあるとか。鬼怒さんは以前にウミヘビを釣ってしまったことがあるとか。話が盛り上がってきたころに客席から「エンドレスだね」って声が。「曲をやれって言ってますよ」って壷井さん、爆笑!

 10曲目は「Three Colors of The Sky」。まずはギターソロ。しっとりと美しく瑞々しく。ヴァイオリンが静かにのびやかに奏で、ギターがアップテンポのテクニカルなアルペリフを。そしてしっとりと奏でてから、ミドルテンポでリズミカルで爽やかなリフを奏で、ヴァイオリンが加わってリズミカルに爽やかに。その後ヴァイオリンのフィンガーピックリフからギターが瑞々しくテクニカルなソロを。続いてヴァイオリンがのびやかでドラマティックなソロを。終盤ではリズミカルで爽やかなリフからパワフルに盛り上がっていって。ラストはリズミカルな爽やかリフがゆったりとゆっくりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。ERA次回のライブはちょうど来週に荻窪であるそうで、ゲストにフルートの赤木りえさんを迎えてのライブだそうで。「ダジャレ・クイーンですね」って爆笑!「キングは?」「吉見さんです」「困ったもんですね」って爆笑!赤木さんと吉見さんのダジャレコンビのWAWAWAWAでは壷井さん「ツアーとか地獄ですよ」「ダジャレを言わなきゃいけない」「パワハラ」って爆笑!

「最後の曲です」って、本編最後となる11曲目は「Pica」。まずはギターがアラビアン風の妖しいリフを。そしてヴァイオリンがアラビアン風の妖しいソロを。その後ギターのアップテンポのパワフルなカッティングリフがはいって、ヴァイオリンもリズミカルに、さらに力強くのびやかに奏で、リズミカルでスリリングなリフからユニゾンでブレイクをキメて。中盤ではギターリフにのってヴァイオリンソロが。序盤はエモーショナルに、それがテクニカルにエネルギッシュにアグレッシブに弾きまくって。そしてアップテンポのスリリングなリフからユニゾンでブレイクをキメて、一旦静かになってからテクニカルなギターソロが。激しいカッティングも交えてエネルギッシュに弾きまくって。終盤ではアップテンポでスリリングなリフが。テクニカルなユニゾンも交えて激しくスリリングに。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました。ヴァイオリン、壷井彰久!」「ギター、鬼怒無月!」ってお互いに紹介しあっておのおの大拍手!お二人は大拍手がアンコールを求める手拍子になるなか、楽屋へ。そしてほどなくステージに戻って、大拍手で迎えられます。
 「アンコールありがとうございます」って大拍手!鬼怒さんはガットギターを抱えて。ERAは2月は名阪ツアーがあるそうで。活発に活動されますね。

 オーラス12曲目は「ニュー10/23」。アップテンポのギターリフがはいって、ヴァイオリンがのびやかにリズミカルに奏で、ギターリフが徐々にパワフルになって、ヴァイオリンも力強く奏でて盛り上がって。その後ブレイクから一旦止まってからギターリフにのってヴァイオリンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。続いてリズミカルリフからギターのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルでスリリングなユニゾンリフをキメて、一旦止まってからギターのアップテンポのパワフルなリフにのってヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、ラストはスリリングなユニゾンのブレイクをキメて。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました。ヴァイオリン、壷井彰久!」「ギター、鬼怒無月!」ってお互いに紹介しあっておのおの大拍手!「また来週!」って壷井さん。大拍手のなか、お2方は楽屋へ。これにて終了です。時計を見ると22時25分。1時間20分の第2部で、合計2時間半近くのとっても楽しい素敵なライブでした。
 繊細で美しく、かつ、テクニカルでエネルギッシュなアツい演奏と、抱腹絶倒の大爆笑MC満載と、めっちゃ感動し、おもいっきり笑わせていただいた、とっても充実したライブでした。また機会があれば観に行きたいっす。

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