ひよりの音楽自己満足

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16.8.7 杉本篤彦グループwithそうる透さん

2016-08-07 20:36:51 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2016.8.7 葉山町福祉文化会館ホール
<モヒカーノ関メモリアル 真夏のJAZZ葉山 2016>
 毎年恒例となっている、8月第一日曜に自分の地元の隣町の葉山町で開催されるJAZZイベント。自分はとあるバンド目当てで、昨年初めて観に行って。そして今年も開催されて、お目当てのバンドも出演とのことで楽しみにしていました。で、出演バンドリストを当日になって見てみると・・・超ビックリ!トップバッターのギタリスト<杉本篤彦さん>のバンド、自分は大変失礼ながら杉本さんをよく存じ上げていないのですが、メンバーが凄い!ピアノ<星牧人さん>、ベース<平石カツミさん>、そしてドラマーがなんと<そうる透さん>!決して大きいとは言えないイベントでそうる透さんのドラミングが観れるなんて信じられなくておったまげ!ほとんど半信半疑な状況で会場へ。

 受付をすませてホールに入ると・・・ほんとにステージにそうる透さんがいらしてドラムセットの最終チェックを。もちろんS.O.Wのような巨大要塞セットではなく、1バス2タムのシンプルなセット。でもステージ向かって右側で輝いてます。ステージは左にグランドピアノ、その隣の中央にベース。6弦ベースを抱えた平石さんが。フロントはブルーのレスポールタイブギターを抱えた杉本さん&2段重ねマーシャルアンプ。

 14時ちょい前に開始を告げる場内アナウンスがながれ、その後、イベントの司会進行の女性の方が登場して挨拶を。「それでは<杉本篤彦グループwithそうる透さんです!」って、紹介してメンバーの皆さんが再びステージに登場し、大拍手大歓声で迎えられます。

 そして1曲目。ハイハットのカウントからミドルテンポのパワフルなリフがはいって、ギターが落ち着いた感じのメロウなリフを奏でて。杉本さん、ギターのボディを脇に挟むような感じで、結構高い位置で弾いておられて。で、曲の中盤でピアノのテクニカルなソロが。ドラムがフィルを入れて盛り上げて。そしてブレイクからアップテンポのSWINGモードになってドライブ感たっぷりななか、ギターのテクニカルなソロが。途中からドラムが迫力たっぷりに叩きまくって盛り上がって。ラストはミドルテンポのメロウなリフからFin。

 続いて2曲目は「I got it」。ギターのリズミカルなリフから始まって、ブレイク&叩きまくりドラムが。そしてギターのメロウでリズミカルなリフがはいって、パワフルなドラムとともに盛り上がって。その後、ギターのテクニカルなソロが。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤では一旦止まってギターがメロウに奏でるも、パワフルなドラムフィルがはいって盛り上がって。ラストはブレイクからドコドコ叩きまくりでFin。

 「こんにちは!今年も始まりました、葉山JAZZ,お越しくださってありがとうございます」って大拍手!「メンバー紹介します、ドラムス、紹介するまでもないでしょう。そうる透!そうる透が葉山に来た!」って大拍手大歓声!「こんな時しか呼び捨てにできない」って杉本さん、爆笑!「長年いっしょにやっている、ベース、平石カツミ!」大拍手!平石さんはさだまさしさんのバックなども務めておられるそうで。「ピアノ&キーボード、星牧人!」大拍手!杉本さんは星さんとは十数年来のお付き合いだそうで。「ギター、杉本篤彦です」って大拍手!

 「Sweetなナンバーを」「葉山のボス“やっさん”に」って、3曲目は「男が女を愛するとき」。ハイハットのカウントから静かなミドルテンポでオルガンサウンドがのびやかにながれるなか、ギターがメロウに甘くムーディに奏でて。ホールは薄暗いブルーライトのなか、ミラーボールが回って幻想的な雰囲気に。その後ベースのエモーショナルなソロが、ソロが終わると杉本さんが促して大拍手!続いてギターのエモーショナルなソロが。ソロが終わると大拍手!終盤ではオルガンがのびやかに響くなか、ギターがメロウに奏でて、ラストはゆったりとFin。「ありがとうございます」って杉本さん。

「後半2曲はオリジナル曲を」「江戸川乱歩没後50年にちなんで」って、4曲目は「怪人二十面相」。曲名聞いて思わず“人間椅子”を思い出してしまいました。もちろん別曲です。「せーの!」て掛け声からアップテンポのパワフルでリズミカルなリフと叩きまくりドラムからスリリングにはじまって、ギターのミステリアスでスリリングなリフが。その後ギターのソロが。中盤ではギターのリズミカルなリフにのってお待ちかねの叩きまくりドラムソロが。凄い迫力!でも時間の関係でほんの少しでした。終盤ではギターのミステリアスなリフがスリリングに。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ドラムス、そうる透!ベース、平石カツミ!ピアノ&キーボード、星牧人!」って各々に大拍手!

 「最後の曲になりました」って杉本さん。思わず「えぇ~!」って言いそうになっちゃいましたが、場違いなので止めときました。
杉本さんは、何度も東北に足を運ばれているそうで。オーラス5曲目は「遥かなる大地」。カウントからミドルテンポながらもドライブ感のあるノリノリのグルーブにのってリズミカルリフがながれ、ギターがリズミカルに爽やかリフを奏で、さらに転調して盛り上がって。その後、一旦止まってからギターがゆったりと爽やかなリフを奏で、パワフルなドラムがはいって、そこからギターのテクニカルなソロが。終盤では今日最後のバンドに出演される<高橋ゲタ夫さん>が乱入してシェケレをジャラジャラ鳴らし、叩きまくりドラムとともにめっちゃ盛り上がって。ラストは爽やかリフからゆったりと、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ドラムス、そうる透!ベース、平石カツミ!ピアノ&キーボード、星牧人!ギター、杉本篤彦でした!」って各々に大拍手!「ありがとうございました。最後までお楽しみください!」って。そして司会進行の女性が登場に大拍手を促して。これにてライブ終了です。時計を見ると14時40分。ちょうど40分間の物足りないながらもとっても楽しめた素敵なライブでした。やはりそうる透さんのドラミングは凄いっす!存在感ありありで全体的にサウンドが引き締まって、メリハリがあって気持ち良かったっす。もちろんそれは杉本さんの素敵な楽曲があればこそ、ですね。特に最後の曲、めっちゃ気に入りました。機会があればアルバム欲しいっす。

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