ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

13.2.23 ptf

2013-02-27 06:17:20 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.23 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレ如月祭Vol.2』>
 新鋭ヴァイオリンプログレバンド<ptf>。あの御大<KBB>と同じくヴァイオリン・キーボード・ドラムス・ベースの4人編成。メンバーはヴァイオリン<高島圭介さん>、キーボード<鬼頭武也さん>、ドラムス<関勇亮さん>、そしてベースですが・・・昨年2012年11月のライブを最後に、それまでエネルギッシュなアクションでパワフルに弾きまくっていた馬庭さんが脱退されたんですね。その後どうなるのかと思っていたところ、2013年2月に沼袋で行われるプログレイベント「如月祭」に出演されると知ってビックリ。ニューベーシストがどんな方でどんなサウンドを聴かせてくれるのかとても楽しみにしていました。

 さて当日。3バンド出演のイベントで<ptf>は2番手です。対バンさんも大好きなバンドなのでめっちゃ楽しみにしてました。ステージは前バンドの演奏が終わって幕が閉じてセットチェンジ中です。
 18時20分ころ、ステージの幕が開いて。ステージは向かって左にブラウンのソリッドボディの6弦ベースを抱えたイケメンのニューベーシスト<伊藤寛之さん>。後方高台には2タム1バスのドラムセットに囲まれた関さん。ステージ右には2段キーボードセットの鬼頭さん、そしてフロント中央はエレキヴァイオリンを弾く高島さんが。

 レッドライトのなか、ミステリアスなリフの掛け合いからはじまった1曲目は「Firefly Effect」。ヴァイオリンのリズミカルなリフとピアノのダークリフがミステリアスな感じでながれ、ヴァイオリンの哀愁ただようメロディが伸びやかにながれ、ドラマティックに美しく。中盤ではリズミカルなピアノソロが。その後再びヴァイオリンとピアノのミステリアスなダークリフがながれ、ピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンが伸びやかにメロウに奏で、キーボードとユニゾンで伸びやかに。終盤ではヴァイオリンとピアノのパワフルなリフからヴァイオリンのディレイサウンドがながれ、凄まじいノイズが響いて。

 「どうもこんばんは、ptfです。あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします」って爆笑!たしかに今年初なんですね。「今日はメンバー紹介はもったいぶりたい感じですね」って高島さん。鬼頭さんが同調するも「じゃあメンバー紹介します」って高島さん、爆笑!「キーボード、鬼頭武也!ドラムス、関勇亮!」って高島さんが、「ヴァイオリン、リーダー、高島圭介!」って鬼頭さんが紹介しておのおのに大拍手が。そして「新メンバーを迎えました、ベース、伊藤寛之!」って高島さんが紹介して大拍手!「バンド結成3年目にしてメンバーチェンジ」って高島さん。で、伊藤さんのベースを見て「弦が増えてプログレっぽくなって」って鬼頭さん、爆笑!「ボクより弦が多い」「けしからん」って高島さん、爆笑!ちなみに今回のベースは今週になって購入されたそうで。「そんなわけで、これからもこのメンバーで頑張っていこうかなと」って高島さん、大拍手!

 2曲目は「ephemeral sign」っておっしゃったかな?まずはキーボードの綺麗なクリスタルサウンドのソロがゆったりと。そしてドラムがシンバルでミドルテンポのリズムを、ヴァイオリンがフィンガーピッキングでディレイをかけたリフを弾き、シンバルのリズムがアップテンポになってヴァイオリンが伸びやかに奏で、ベースとユニゾンでパワフルに。その後ミドルテンポになってヴァイオリンが伸びやかに綺麗に奏で、キーボードとベースがユニゾンでリフを。中盤ではグリーン&ブルーライトのなか、キーボードソロが。序盤はエモーショナルに。それがテクニカルにアグレッシブに盛り上がって。その後、ベースのテクニカルなリフをバックにヴァイオリンが伸びやかに力強く奏で、オールユニゾンのリフからベースとキーボードがテクニカルなリフを。ベースはステージ前に出てスポットを浴びて。そしてオルガンサウンドが響くなか、ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、そのままワウを効かせたアグレッシブなソロを。終盤ではライトが点滅するなか、オルガンサウンドが響き、ヴァイオリンとベースが向き合ってユニゾンでテクニカルなリフを。そして一旦止まってからヴァイオリンが伸びやかにメロウに奏で、ベースが加わってユニゾンで。その後ブルーライトのなか、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ベースのテクニカルなリフをバックにヴァイオリンが美しく伸びやかにドラマティックに奏でて。ラストはヴァイオリンのキーボードの音色がディレイで幻想的に響いて。

 「ありがとうございます。どうでしたか?」って高島さん。「ベースが代わると変わるね」って鬼頭さん。「前よりもユニゾンパートが増えた」って。「弦が増えると音も増える」って。7弦のベースやヴァイオリンもあるって話が。で、高島さんがキーボードを見て「なんか鍵盤少なくないですか?」って爆笑!「コンパクトなのがいい」って鬼頭さん。小さなキーボードでもスイッチングの技術でカバーされているそうで「そういうところを見てほしい」って。「でも大きなキーボードだったらそんな必要ないんでしょ」って高島さん、爆笑!高島さんは要塞セットみたいなのがお好みだそうで、鬼頭さんはコンパクトがいいって、お互いに言い合いを。

 次の曲は新曲だそうで、まだタイトルが決まっていないそうです。3曲目、ピアノのほのぼのした感じのリフがながれ、イエローライトのなか、ヴァイオリンが美しい音色を伸びやかに奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、イエロー&グリーンライトのなか、オルガンサウンドが響き、ヴァイオリンが伸びやかに奏でてドラマティックに。その後、ミドルテンポのパワフルなリズムにのってヴァイオリンのクラシカルでエモーショナルなソロが。中盤では伊藤さんがステージ前でスポットを浴びてテクニカルなベースリフを弾き、ヴァイオリンが加わってユニゾンで。さらにレッド&オレンジライトのなか、ヴァイオリンとキーボードがテクニカルなユニゾンリフを。そしてヴァイオリンとベースが向き合ってユニゾンで弾き、キーボードがハモって。その後、短いドラムソロからテクニカルなオルガンソロへ。終盤ではヴァイオリンとキーボードがユニゾンで伸びやかにテクニカルにチャイナ風のリフを奏でて盛り上がっていき、ブレイクリフからヴァイオリンとオルガンが伸びやかに明るく爽やかなフレーズを奏で、ドラマティックに盛り上がって。ラストはイエローライトのなか、ピアノの流麗なリフからヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディをゆったりとゆっくりと。

 「新曲でした。通りましたね」「結構良くないですか」って高島さん。「それお客さんに向かって言えば」って鬼頭さん、爆笑!「お客さんに言うと愛想笑い的になるから」って高島さん。いまの曲は5拍子で「ソロでリズムがとれなくて、仕事中でも5拍子数えてた」って鬼頭さん。「ソロが終わるときの合図を5拍出すって言ってましたよね」って高島さん。
 「30分くらいの曲を作りたい」って高島さん。でもさすがに30分は長すぎるので、4部に分けて構想しているそうで、大部分は出来ているそうで。「迷惑な話だ」って鬼頭さん。「コラ!」って高島さん、爆笑!
 「アルバム出ます!」って高島さん、大拍手!フランスのMUSEAレーベルとはメールで英語でやりとりされていて、2/26に出来上がる予定だそうですが、疑心暗鬼なご様子で。すでに3月にレコ発ライブが決定しているそうですが。

 「昔の曲を」って高島さん。4曲目は「nightscape」。ベースとピアノのしっとりとした哀愁ただようリフから、レッドライトのなか、ヴァイオリンのしっとりとした音色が切なくながれて。そしてベースがテクニカルなリフを、ピアノがリズミカルなリフを。その後、イエロー&ブルーライトのなか、ミドルテンポのリズムにのってヴァイオリンが伸びやかに美しくドラマティックに奏で、ヴァイオリンとベースが追っかけリフを。中盤ではヴァイオリンとピアノのリズミカルなリフから盛り上がって、ピアノのエモーショナルなソロが。その後、綺麗なピアノリフからヴァイオリンがゆったりと伸びやかに奏で、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって盛り上がって、ドラマティックなヴァイオリンソロへ。ラストは、ブルーライトのなか、ピアノとヴァイオリンのリフが静かにながれて、だんだんゆっくりと。

 「息切れるね。最近疲れやすくて。トシかな」って鬼頭さん。ニューアルバムの日本発売は3/20だそうで、3/10にシルエレでレコ発ライブを行って、そこで先行発売する予定だそうですが「ギリギリ3/4までにフランスから日本に届かないと間に合わない」そうで。そうそう、日本盤のライナーをここSanctuaryの店長さんに書いてもらったそうで、大拍手です。

 5曲目は「chromatic rays」。薄暗いなか、ピアノリフがしっとりとながれ、ヴァイオリンがほのぼのした感じのメロディを奏で、イエローライトのなか、ミドルテンポのリズムがはいって、ピアノのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンが、オレンジライトのなか、ゆったりとドラマティックに奏でて。その後、ピアノのリズミカルなリフ、ベースのテクニカルなリフにのってヴァイオリンのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンとピアノの追っかけリフ、オールユニゾンのテクニカルなリフが。ドラムも叩きまくって盛り上がって。中盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフにピアノが加わってユニゾンで。そしてイエロー&オレンジライトのなか、アップテンポのリズムがはいってヴァイオリンとキーボードのユニゾンリフから、キーボードのクリスタルサウンドのテクニカルなソロ、続いてベースがステージ前でスポットを浴びてテクニカルな早弾きソロを。その後、オールユニゾンのリズミカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロが。バックではヴァイオリンとベースが向き合ってテクニカルなリフを。そしてヴァイオリンのワウを効かせたアグレッシブなソロが。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって盛り上がって。そしてピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンがゆったりと伸びやかにほのぼのした感じのメロディをドラマティックに奏でて。ラストはイエローライトのなか、ヴァイオリンとピアノがしっとりと。

 「しっとりした曲なのに疲れた」って高島さん。「次が最後の曲です。え~~~」って高島さん。「何か言い残したことはたくさんあるんですが」って。「3/10のレコ発ライブ、宜しくお願いします」って大拍手!8曲入り¥2,500-.だそうで。ここで高島さん「フランスには“Prog Sud”というプログレフェスがあって」「ちょっと立ってくんない?」って関さんが立って。関さんがそのProg SudのTシャツを着ていることを紹介して。「まるで自分が出たかのように着てますけど、それは何で?」って高島さん。「これはInterpose+さんのお土産が抽選で当ったんです」って大拍手!「interpose+さんのつなぎでした」って鬼頭さん。

 「長い間お付き合いありがとうございました。最後はにぎやかに。ありがとうございました」って高島さん。オーラス6曲目は「fair wind」っておっしゃったかな?薄暗いなか、キーボードのクリスタルサウンドが綺麗に響き、ヴァイオリンの音色が伸びやかにながれて。そしてオレンジライトのなか、ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ベースがタッピングも交えたテクニカルなリフを。さらにアップテンポのパワフルなドラムからオルガンサウンドが響くなか、ベースがパワフルなチョッパーのテクニカルなリフを弾き、ユニゾンでブレイクをキメて。その後、ダンサブルなリズムにのってオルガンが響くなか、ベースのチョッパーリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフがカラフルライトに照らされてながれ、ヴァイオリンが爽やかなリフを奏で、ベースがテクニカルなフィルを入れて、そこからオルガンのアグレッシブなソロへ。中盤ではベースのパワフルなチョッパーリフにのってヴァイオリンが伸びやかに爽やかなメロディを奏で、ライトが点滅するなか、リズミカルなリフがスリリングに、そしてテクニカルなユニゾンで盛り上がって。その後ヴァイオリンのディレイを効かせたソロが。ベースも弾きまくって、テクニカルなユニゾンも。終盤ではオルガンサウンドが響くなか、ベースのチョッパーリフとヴァイオリンのリズミカルなリフがノリノリモードでながれ、ヴァイオリンが爽やかなフレーズを伸びやかに奏でて、ラストはライトが点滅するなか、テクニカルなユニゾンリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。来月のレコ発ライブでお逢いしましょう。宜しくお願いします!」って高島さん。メンバーの皆さんは大拍手のなかお辞儀をしてライブ終了です。時計を見る地19時36分。1時間15分の押し押しの楽しいライブでした。
 テクニカルなニューベーシスト伊藤さんが加入したことで、より一層テクニカルでドラマティックでパワフル演奏を聴かせてくれましたね。前任者のようなエネルギッシュなアクションはないですけど、テクニックは凄いっす。かっちょいい演奏のうえにMCも面白くて観応え聴き応えのあるライブでした。MCはもっといっぱいあったんですけど、メモしきれなかったのと、あとちょっと書かないほうがいいようなこともありまして。3/10にアルバムが間に合うといいですね。今後の活躍もニューアルバムもめっちゃ楽しみです。

13.2.23 MARS

2013-02-25 06:21:39 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.23 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレ如月祭Vol.2』>
 新潟のEL&Pタイプのキーボード主体シンフォプログレバンド<MARS>。現メンバーは、キーボード<KUMIKUMIさん>、ドラムス&ヴォーカル<岡田隆さん>、ベース&ヴォーカル<成田秀雄さん>のトリオ編成です。1999年にアルバムを発表。その後、休止期間を経て2010年9月に現メンバーで復活し、その後ライブ活動を活発に行われて、ライブ活動の傍らに久々のニューアルバム制作にも取り掛かっておられるとのことで、その素敵なMARSサウンドを聴ける機会をいつも楽しみにしております。で、ライブは昨年2012年9月の2週連続東京ライブのあとはレコーディングに専念されるようでしばらくご無沙汰だったんですね。でも年が明けて2013年2月に沼袋で行われる恒例のプログレイベント「如月祭」の2日目に出演されると知って楽しみにしておりました。5ヶ月ぶりのライブめっちゃ期待です。

 さて当日。第2土曜で本来は休みなんですけど、仕事がはいってしまったので、早めに終えて沼袋に向かい、なんとか開演5分前に到着。間に合ってよかったっす。
開演予定時間の17時をちょと過ぎたころ、フロアーが暗くなって、軍隊の行進のようなSEがながれ、そこに銃撃音や爆撃音が加わって、そしてステージの幕が開いて、ダイナミックなファンファーレが盛大に響いて。ステージは向かって左にナチュラルイーグルベースを抱えた成田さんが。ハンチングきまってますね。中央後方高台に2タム1バスのドラムセットでインカムマイクを装着した岡田さんが。そしてステージ右には3段キーボードセットを操るスレンダーで美しいKUMIKUMIさんが。黒のメタル系Tシャツに黒のチョーカーにキラキララメのミニスカでかっこよくキメて。チラっと見える白い綺麗なふとももちゃんについ目がいってしまいます。

 SEのあと、パワフルなドラムフィルからイエローライトのなか、ブラスシンセのダイナミックなファンファーレが響きわたり、そこからアップテンポ&ミドルテンポでパワフルなシンセリフがながれ、明るく楽しく元気がでるような曲調に。1曲目は「Voice of The Universe」。オレンジライトのなか、ダイナミックなリフから綺麗なピアノリフがミドルテンポでながれ、ブルーライトになってオルガンのしっとりとした音色が響くも、再びダイナミックなシンセリフとエレドラのティンパニサウンドが響いて。そしてオレンジライトのなか、アップテンポのズンズン響く躍動感たっぷりのリズムにのってパワフルなブラスサウンドが明るく楽しくながれ、ダイナミックなリフがドラマティックにながれて。中盤ではブルーライトのなか、ピアノリフがしっとりとながれ、成田さんの太く力強い歌声がマーチングスネアのリズムにのって伸びやかにながれ、岡田さんがコーラスをいれ、さらに岡田さんがパワフルに叩きながら力強く歌い上げて。そしてピアノリフが徐々にテンポアップして、シンセのパワフルなリフが響き、ブルー&オレンジライトのなかアップテンポでピアノのテクニカルなリフから盛り上がって。その後、シンセのテクニカルなリフと叩きまくりドラムから、パイプオルガンサウンドのテクニカルなリフがながれ、そこからブルー&イエローライトのなか、シンセの哀愁ただようリフがミドルテンポでながれ、オレンジ&イエローライトのなか、再びパイプオルガンサウンドのリズミカルなリフが明るく華やかにながれて。終盤ではピアノのしっとりとした美しいリフからマーチングスネアのリズムにのって成田さんのヴォーカルが伸びやかに力強くながれ、岡田さんの叩きながらのエネルギッシュなヴォーカルも加わって、イエロー&オレンジライトのなか、歌い上げてドラマティックに盛り上がって。そしてピアノのゆったりとした綺麗なフレーズがたおやかにながれて。ラストはアップテンポの躍動感あふれるノリノリモードでシンセのパワフルなリフがライトが点滅するなかスリリングにながれ、一旦止まったあと、ピアノリフからドラムが叩きまくって。

 「こんばんは、MARSです。ご来場ありがとうございます」ってKUMIKUMIさんが可愛らしいお声で丁寧に挨拶を。MARSはこの時期恒例となったこの「如月祭」は3回目の出演とのことで。今日も朝新潟を出て関越道を通って東京に来られたそうで、今回は大雪で大渋滞ということはなかったようですが「ちょっとヤバそうなことがありましたが、無事にたどり着けてよかったです」って。「最後まで楽しんでいただけたらと思います。宜しくお願いします」って大拍手です。続いて成田さんが挨拶を。ニューアルバムのレコーディングはほぼ終わったそうですが「あともう少し」って。

 「雪の季節しか出来ない曲を」って、2曲目は「Noel」っておっしゃったかな?シンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ドラムがシンバルロールで盛り上げて、そしてミドルテンポの躍動感あふれるリズムがはいって、ブルー&イエローライトのなか、シンセのパワフルなリフ、ピアノの綺麗なリフ、シンセのテクニカルなリフがながれて。その後ピアノのたおやかなリフをバックに成田さんの伸びやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。ポップな感じの曲調です。サビではヴォーカルとキーボードがユニゾンで。そしてズンズンリフにのってシンセのブラスサウンドのパワフルでテクニカルなソロが。中盤ではブルーライトのなか、綺麗なピアノリフがゆったりとながれ、シンバルロールからファンファーレのようなオケサウンドのダイナミックなリフが。そしてミドルテンポのズンズンリフにのってシンセのパワフルなリフながなれ、ティンパニサウンドが響き、ダイナミックなオケサウンドのリフが響きわたり、ドラムが叩きまくって。終盤ではシンセサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルの音色が綺麗に響き、ピアノリフをバックに成田さんの伸びやかなヴォーカルがはいって、ブルーライトのなか、シンバルロールとシンセのテクニカルなリフとともに歌い上げて。ラストはパワフルなブレイクリフをキメてFin。

 成田さんはリハの合間に岡田さんと近くの公園でひなたぼっこをされていたそうで。そのときにふと鉄棒が目に止まって、お2人でやってみようとしたどうですが、成田さんは鉄棒にぶら下がったときに「自重というか、地球の重力の強さを感じた」って。そしてなんと「次のライブまでに10kg減らします」って宣言されてビックリ!お客さんからは拍手とブーイングが。岡田さんは「ムリムリ」って感じで手を振って。まあ、ほどほどにということで。

 3曲目は「Soldier in Blue」。アップテンポのパワフルなリズムにのって、イエロー&オレンジライトが点滅するなか、テクニカルなオルガンリフが。そしてミドルテンポになってカラフルライトのなか、ピアノのパワフルなリフとベースのブンブンうねるリフがながれ、ピアノのテクニカルなリフからブレイクをキメて。その後ピアノのほのぼのした感じのリフがゆったりとながれ、イエローライトのなか、成田さんの伸びやかなヴォーカルがゆったりとながれ、歌い上げて、岡田さんのコーラスもはいってドラマティックに盛り上がって。そしてメロトロン風サウンドのしっとりとしたソロから、イエローライトのなか、綺麗なピアノリフをバックに成田さんの伸びやかなヴォーカルがゆったりとながれ、岡田さんのコーラスと壮大なオケサウンドとともにドラマティックに盛り上がって。中盤ではミドルテンポのパワフルなズンズンリフにのって、イエロー&オレンジライトが点滅するなか、シンセの明るく楽しい力強いリフがながれ、そしてイエロー&グリーンライトのなか、オケサウンドがゆったりと雄大な感じでながれて。終盤ではブレイクからシンセのテクニカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開し、ダイナミックなリフが壮大にながれ、ドラムが叩きまくってFin。「岡田隆!」って成田さん、大拍手!

 すぐに強風吹きすさぶ音がながれ、薄暗いなか、成田さんがエフェクトをかけた不気味ヴォイスでナレーションを。そしてはじまった4曲目は「Rondo of Roses」。「ツァラトゥストラはかく語りき」のブラスサウンドが力強く響き渡り、エレドラのティンパニサウンドがダイナミックに打ち鳴らされて。そしてアップテンポの躍動感たっぷりのリズムにのってオルガンの明るく爽やかなリフがながれ、アグレッシブなソロやスリリングなトリルがイケイケモードで展開されて。めっちゃノリノリっす。中盤ではテクニカルなオルガンソロから叩きまくりのエネルギッシュなドラムソロが。ストロボライトのなか、凄い迫力で叩きまくって。その後、イエローライトのなか、シンセのゆったりと伸びやかな音色が響き、ブルーライトになって成田さんの力強く伸びやかな歌声がゆったりと。そしてパワフルなドラムとともに歌い上げて盛り上がって、壮大なオケサウンドのクラシカルな美しいフレーズがながれて。これ、曲名よりも先にあの“金メダルのイナバウアー”が目に浮かびました。あの「Turandot」です。そして成田さんの歌は「誰も寝てはならぬ」です。ドラマティックにオペラ調で力強く歌い上げて、壮大なオケサウンドがながれ、劇的にFin。超感動!感涙!「ロックとオペラの融合になっていたら嬉しい」って成田さん。

 早くも「次が最後の曲です」ってビックリ。もうそんな時間なの?って思わず時計見ちゃいました。次回のライブはまだ決まってないそうですが「もし決まったらまたライブ観にきてくれますか?」って成田さん。もちろん大拍手です。

 オーラス5曲目は「The Lost World」。まずは小川のせせらぎのような水の流れる音がながれ、キーボードのクリスタルサウンドとベースラインがゆったりと響き、ベースが弦を擦って幻想的に響かせて。そしてシンバルロールからパワフルなドラムがはいってアップテンポのリズムにのってシンセのブラスサウンドの明るく楽しいリズミカルなリフが。イエロー&オレンジライトのなか、ベースが躍動感たっぷりのノリノリのリフを。その後ファンファール風のシンセのブラスサウンドが高らかに鳴り、ティンパニサウンドが打ち鳴らされてダイナミックなリフが。そして一旦止まったあと、ピアノの跳ねるようなリズミカルなリフからカウベルのファンキーなリズムにのってダンサブルな感じになるも、変拍子のテクニカルなリフからミドルテンポのゆったりした感じになって、成田さんがシンセのパワフルなリフと共に力強くシャウトして。そして岡田さんのエネルギッシュなヴォーカルもはいって、ブルー&イエローライトのなか、ゆったりと綺麗にハモって歌い上げて。中盤ではブルーライトのなか、ピアノの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれ、シンバルロールが響き、グリーンライトのなか、シンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響いて。その後、シンバルロールからダイナミックなリフがそしてキーボードのクリスタルサウンドがゆったりとながれ、スネアのマーチングリズムにのってキーボードとベースがユニゾンでリフを。そしてパワフルなドラムフィルからミドルテンポでシンセのパワフルなリフがながれ、成田さんのパワフルなヴォーカルがはいってシャウトして、岡田さんとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではパワフルなドラムフィルからベースのうねりまくるパワフルなリフにのってアップテンポでシンセの明るく楽しいリフがカラフルライトのなか、ながれてダイナミックなリフが劇的にながれ、成田さんの力強いスクリーミングも。その後キーボードのクリスタルサウンドのリズミカルなリフがながれ、成田さんが不気味ヴォイスでナレーションを。ラストはシンバルロールからダイナミックなリフが劇的にながれ、ティンパニが打ち鳴らされて盛大にFin。

 そしてすぐに「木星」の美しいメロディがゆったりとながれ、成田さんが「皆さん、いかがでしたでしょうか?」って、もちろん大拍手!「また来てくださると嬉しいです」って。そしてメンバー紹介です。「ドラムが叩けるヴォーカリストと呼んでほしい、岡田隆!」「パスタとネコが大好きなKUMIKUMI!」「そして私、成田秀雄でした」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。そしてゆったりとドラマティックなフィナーレを迎え、エレドラのティンパニサウンドが打ち鳴らされて盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って成田さん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなか、お辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると18時ちょうど。約1時間のとっても素敵なライブでした。
 今回もKUMIKUMIさんの鮮烈なシンセサウンドにパワフルなオルガンに美しいピアノサウンドをたっぷり楽しめ、成田さんの力強くぶっといベース&ヴォーカルも、岡田さんのめっちゃパワフルでエネルギッシュで迫力たっぷりのドラムも楽しませていただきました。最初から大好きな「Voice of The Universe」が聴けて嬉しかったし、サビがちょとPOPな感じの「Noel」も素敵でした。そしていつも最後かアンコールの「Rondo of Roses」をなんでセットの中間にやるのかな?って思ったら・・・まさかの「Turandot」に感激感涙!オリンピックでもめてるさなかですが、あの感動が蘇りました。オリジナル曲もドラマティックで素晴らしいのに、あえてカヴァーをやってくれるのもほんと嬉しいっす。ニューアルバムがもうちょっとで完成とのこと、とても楽しみです。そして次回ライブの日程が決まるのも楽しみにしています。

13.2.16 小川真澄さん

2013-02-22 23:29:48 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 とっても可愛らしくて綺麗なキーボーディスト<小川真澄さん>。真澄さんは某音楽院在学中に1998年に行われたエレクトーンコンクールで1位を受賞。翌年には研究科を修了し、多くの国内外のミュージシャンと共演され、さらには作曲も手がけられ、またアレンジャーとしても活躍されているそうです。現在は音大の講師も勤められておられます。
2010年4月には「Asterisk*」というソロアルバムを発表され、それがとっても素敵なアルバムでしたので、いつかライブを観に行きたいなって思っていて、昨年2012年7月に初めてライブを観にいきました。それはもうとっても素敵なライブで、MCも面白くてとっても楽しめたんですよね。なのでまた機会があれば観に行きたいなって。そんな折にシルエレのスケジュール表をチェックしていると2/16にライブ予定が!もちろん即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。日曜ですので開場時間に間に合うように家を出て吉祥寺へ。開場時間に余裕で間に合って、受付を済ませて席をGETして開演を待ちます。
メンバーは、ギター<柳生俊彦さん>、ベース<後藤眞和さん>、そしてドラムス<小橋祐二さん>です。ステージは向かって左フロントにD-DECKのキーボード1台とベースペダルが。その後方がギタースペースで、ガットギターとピンクのテレキャス風ギターが用意されて。後方中央が2タム1バスのドラムセット。ステージ右がベーススペースでJAZZべータイプのベースとフレットレスベースが用意されてます。
客層はというと、音楽学校講師ということもあって、生徒さんらしき女の子がいっぱいでにぎやかで。そこに自分のようなプログレおやぢがまざっているような妙な組み合わせです。

 18時5分ころ、照明が暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。真澄さんはクリーム系のとっても可愛らしいチュニックに黒ラメタイツにブラウンのブーツで髪にはラメのキラキラカチューシャが。めっちゃ可愛いっす♪

 キーボードのテクニカルでリズミカルなリフからはじまった1曲目は「ALTAIR」。リズミカルなキーボードリフからアップテンポではじまるも、ミドルテンポになってリズミカルながら明るくほのぼのした感じのメロディが奏でられ、ギターがおっかけでフレーズを奏でて。そしてギターとキーボードのユニゾンから盛り上がって。その後ミラーボールが回るなか、ピアノのしっとりとした音色が響き、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、キーボードがリズミカルなリフを。中盤ではピアノリフからレッドライトのなか、ベースのテクニカルなソロへ。続いてオレンジライトのなか、オルガンのテクニカルなソロ、ギターのアグレッシブなソロと続きます。その後静かになってピアノのしっとりとした音色が響き、ベースのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルなドラムからオレンジ&レッドライトのなか、ギターとキーボードのユニゾンリフがはいって明るくダイナミックに盛り上がって、キーボードがほのぼのした感じのメロディを奏で、ギターがフィルを入れ、ユニゾンリフからアップテンポになってノリノリで盛り上がって、シンセリフからアグレッシブなギターソロが。ラストは一旦止まったあと、しっとりとしたピアノリフから幻想的なシンセサウンドがながれて静かにFin。

 「こんばんは!」って真澄さん。でも返事がまばらで。もう1度「こんばんは!」って。すると客席から元気よく「こんばんは!」って。「いいお返事です」って真澄さん、爆笑!「今年初めてのライブにようこそお越しくださいました」って。1曲目の「ALTAIR」は前回のライブのときにイントロをミスったので「今回リベンジのつもりで。すっごい緊張した」って。真澄さんのライブはなぜか雨が多いそうですが、今回はお天気でしたね。「楽しい時間にしたいと思いますので宜しくお願いします」って大拍手!で「今日はお子様もいらっしゃるので下品なお話はナシで」って真澄さん。「今日はしゃべんない」って後藤さん、爆笑!

 2曲目は「In The Forest」。オルガンのしっとりとした音色が優しくゆったりとながれてほのぼのした感じのメロディを奏で、イエローライトのなか、ベースがメロウなラインをのせて。そしてミドルテンポのパワフルなリズムが入って、オルガンのパワフルながらも哀愁ただようフレーズがながれ、ギターがメロウながらもヘヴィなリフを入れて盛り上がってドラマティックに展開して。その後、ギターとベースのリズミカルなヘヴィリフがはいって、ベースのテクニカルなリフにのってオルガンのエモーショナルなソロへ。そしてライトが点滅するなか、ギターとキーボードがスリリングなユニゾンリフを。ドラムも叩きまくってます。中盤ではオルガンのゆったりとほのぼのしたメロディがながれ、そこにギターが加わって、そのままエモーショナルなギターソロへ。終盤ではピアノとギターがしっとりと奏で、そしてパワフルなドラムがはいってイエローライトのなか、ダイナミックに。ラストはギターとキーボードがユニゾンで、そしてゆったりと。

 続いてJAZZ的なオルガンソロが。そしてアップテンポのSWINGリズムがはいって変拍子のブレイクをキメて。3曲目は「Rabbit Tail」。ミドルテンポでオルガンがJAZZ風にリフを弾き、ギターとユニゾンでテクニカルなリフも。ベースラインも味わい深いっす。そしてオルガンとギターがダンサブルにメロディを奏で、変拍子ユニゾンリフをキメて。その後、オレンジライトのなか、SWINGリズムでテクニカルなオルガンソロ、続いてギターのエモーショナルなソロが。中盤では静かになってベースのテクニカルなソロが。その後、オルガンが伸びやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、ギターも伸びやかに奏でて。ラストはオレンジ&レッドライトのなか、ユニゾンリフをキメてFin。
 「JAZZっぽい感じで遊んでみました」って真澄さん。

 この“小川真澄バンド”は組んでから5年になるそうで。ちなみにうさぎの“キラちゃん”も5年になるそうで「一緒かい」って後藤さん、爆笑!ここでメンバー紹介です。「ベース、後藤眞和!」大拍手です。「サングラスがお似合いですね」って真澄さん。「他に言うことないんか」って後藤さん、爆笑!次は「ドラムス、小橋祐二!」大拍手です。「趣味は?」って真澄さん。続いて「ギター、柳生俊彦!」大拍手です。「趣味は?」って真澄さん。「Youtubeです」って柳生さん、爆笑!そして「小川真澄さんです」って柳生さんが紹介して大拍手!

 「全てを遮断したい気分の曲」って4曲目は「シェルター」。ミラーボールが回るなか、ピアノのしっとりとしたリフから落ち着いた感じではじまって、徐々にドラマティックに盛り上がって。中盤まずはピアニカソロ。素朴な音色でしっとりと。続いてはギターソロ。エモーショナルな感じではじまって、徐々にテクニカルになって盛り上がって。その後キーボードとベースがユニゾンで美しく奏で、終盤ではピアノのしっとりとしたリフから徐々にドラマティックに盛り上がって。ラストは一旦止まったあと、ピアノとベースがゆったりとしっとりと。

 「ありがとうございました。鬱々とした気分になりましたか」って真澄さん。「最近独り言が多くなった」って後藤さん。ここで柳生さん「本番前に小橋さんに“水を買ってきて”って頼んだのに、これどうみても炭酸なんですけど」って爆笑!
「毎日毎日曲のネタを探している」って真澄さん。新曲を作ったとき、メンバーの皆さんに曲のイメージを伝えるそうですが「反応が薄い」ってボヤく真澄さん。「すいません」って柳生さん。次の曲は“ボロ布を纏って荒野を歩く人”だそうですが、「新宿とかのダンボールのおうちの人?」って後藤さん、爆笑!「違う違う!」って真澄さん、否定して。

 「一部最後の曲」って5曲目は新曲でまだタイトルが決まってないようで。ベース、そしてピアノのゆったりと力強いリフからはじまって、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、レッドライトのなか、キーボードの力強いメロディが伸びやかにながれて。その後、ピアノのリズミカルなリフとベースのテクニカルなリフからピアノのエモーショナルなソロが。それが徐々に盛り上がって、パワフルなドラムからオレンジライトのなか、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではキーボードのパワフルなリフと力強いベースラインから、ギターとキーボードの伸びやかなユニゾンで盛り上がって。ラストはミラーボールが回るなか、ピアノとベースがゆったりと。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました」「それでは15分ほど休憩して2部をはじめたいと思います」って真澄さん。メンバーの皆さんは大拍手のなか、ステージを降りて楽屋へ。時計を見ると19時。1時間弱の第1部でした。

 19時16分ころ、真澄さんと柳生さんだけがステージに。真澄さんはピアニカの準備を。柳生さんはガットギターの準備を。後藤さんが客席から柳生さんに「お、アコースティックギターも弾けるんだ!かっこいい!」ってひやかして爆笑!「褒め殺し」って。
 「どうも」って柳生さん。「2部を始めたいと思います」って真澄さん。「柳生さんの曲です」って。本日も柳生さんのギターのお師匠様がいらしてて「だからなんだ?」って真澄さん。「頑張ります」って柳生さん、爆笑!緊張して「震えが止まらない」「“死ね”と言われれば死にます」って。でもお師匠様は「末永く」って一言おっしゃって大拍手!「生きる資格をいただきました」って爆笑!「温かい目でよろしく」って柳生さん。

 第2部最初となる6曲目。薄暗いなか、ガットギターのミドルテンポのほのぼのした感じのリフからはじまって、ピアノカの素朴な音色がしっとりとながれて。その後、ピアニカのエモーショナルなソロ、ギターソロと続きますが「緊張しますね」って柳生さん。その後、ピアニカがしっとりと、そして力強く奏でて、ギターとユニゾンやハモりで聴かせて、ラストはゆったりと。「柳生俊彦!」って真澄さん、大拍手!「久しぶりで緊張した」って柳生さん。「癒される曲でいいですね」って大拍手!
  ここでメンバーの皆さんがステージに登場して準備を。「2人だと簡単そうな曲でいいね。バンドが入るとなんで難しくなるんだ」って後藤さん、爆笑!「ほんとすいません。癒される曲はこれで終わりです」って爆笑!

 真澄さんの実家にはピアノはないそうですが、近くのお寺にグランドピアノがあって弾かせてもらえるそうで、次の曲は実家に帰ったときに浮かんだそうで「♯キーと♭キーが交互に」って。
 真澄さんはピアニカを、柳生さんはガットギターのままで、7曲目は「Moon & Sun」。薄暗いなか、ピアニカとギターが哀愁ただようメロディをしっとりと奏でて。そしてドラムがはいってピアニカとギターのリズミカルなリフから、ピアニカが伸びやかに奏でて。中盤ではギターのエモーショナルなソロ、ピアニカのしっとりながらもテクニカルなソロが。終盤ではミラーボールが回るなか、ピアニカとギターが哀愁たっぷりにしっとりと。「ありがとうございました」って。

 ここで真澄さんのカチューシャが下がってきたことを指摘されて直して。「もうちょっと下がると孫悟空みたいになる」って後藤さん。「下がってきたら教えてって言ったのに」って真澄さん。「他人の女にそんな優しいわけないよなぁ」って後藤さん。

 8曲目は「Blue Birds」。ピアノのリズミカルで爽やかなリフとベースの力強いラインからはじまって、パワフルなドラムがはいってダイナミックに、ライトが点滅するなか、アップテンポのノリノリモードで変拍子ながらもリズミカルに楽しく。そしてギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからピアノのゆったりと綺麗な音色が響いて。その後静かになってベースラインがしっとりとながれるなか、ピアノソロへ。しっとりとはじまるも、テクニカルになって、ライトが点滅するなか、アグレッシブに弾きまくって。続いてはギターのテクニカルなソロ、そしてキーボードとユニゾンも。中盤ではピアノとベースのパワフルなリフからダイナミックなリフがはいって、ブレイクもキメて、テクニカルなユニゾンも。終盤ではドライブ感たっぷりのリフからギターがアグレッシブなソロを。ドラムも叩きまくって、めっちゃ盛り上がってFin。そのまま叩きまくりのドラムソロへ。途中でバスドラを踏みながら水を飲んで。柳生さんがお客さんを煽って大拍手!そして再び叩きまくって。ソロが終わると「小橋祐二!」って大拍手!

 そのままドラムがミドルテンポのリズムをパワフルに叩いて9曲目へ。薄暗いなか、ベースとキーボードがリズミカルなリフを、そしてダンサブルなリズムでギターとキーボードがオシャレなリフをリズミカルに弾き、オレンジライトのなか、ギターとキーボードの爽やかなユニゾンリフで盛り上がって。中盤ではギターのソフトトーンでのアームを駆使したエモーショナルなソロが。ソロが終わると拍手が。続いてベースのテクニカルなソロ、キーボードのアグレッシブなソロが。終盤ではキーボードのリズミカルなリフからギターが加わってユニゾンで爽やかに奏で、そのままギターのテクニカルなソロへ。ラストはギターとキーボードのユニゾンリフから弾きまくってFin。

 「ありがとうございます」って真澄さん。「アドリブが長すぎる」って後藤さん、爆笑!「柳生くん、顔でギター弾くのやめましょう」って爆笑!「弾くのやめます」って爆笑!ここで後藤さん、時計を見て「早く曲行こう。TV見たい。早く帰りたい」って爆笑!ちなみに小橋さんは島根出身で、柳生さんが岡山で、真澄さんは山口と、お3方は中国地方出身で、後藤さんは名古屋だそうで。このMCの間、小橋さんはタムのチューニングを。そうそう、後藤さんはスケートの“マオちゃん”のお父様をご存知なんだそうで。「じゃあベースでトリプルアクセルを」って爆笑!

 ここで真澄さんは“工場萌え”“コンビナート萌え”のお話を。「コンビナート好き♪」って。「コンビナートへの愛を込めて」って10曲目は「アイアン・キャッスル」。エレクトーンサウンドのリズミカルなリフからはじまって、ギターのエフェクトをかけた不思議サウンドのテクニカルなリフが、そしてパワフルなドラムからダイナミックなリフがはいってキーボードとギターがユニゾンで爽やかなフレーズを奏でて。その後、ピアノのダークでリズミカルなリフ、ギターのテクニカルなリフ、ユニゾンでの爽やかフレーズがレッドライトのなかながれ、オルガンのリズミカルなリフからオレンジ&レッドライトのなか、ギターの伸びやかでエモーショナルなソロが。そしてギターのヘヴィリフと叩きまくりドラムから盛り上がって、オレンジライトのなか、キーボードの爽やかなフレーズがながれ、その後、キーボードの金属音サウンドのテクニカルなリフがはいって、ベースとユニゾンで。中盤ではキーボードの爽やかなフレーズからノリノリのパワフルなシャッフルリズムになって、ライトが点滅するなか、ギターのアグレッシブなソロとオルガンのパワフルなソロが。それが掛け合いで盛り上がって。そしてドコドコドラムにのってユニゾンから再びギターがアグレッシブなソロを。終盤ではミドルテンポでギターのヘヴィリフとオルガンのパワフルなリフが叩きまくりドラムとともに躍動感たっぷりにダイナミックに。ラストは短いドラムソロから盛大にFin。「コンビナート見に来て♪」って真澄さん。

 「次が最後の曲だね」って後藤さん。「なんで先に言うの?」って真澄さん、爆笑!
 本編最後となる11曲目は「ナディア」。パワフルなドラムフィルからオレンジ&レッドライトのなか、ダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、ピアノとベースのリズミカルなリフ、ギターのヘヴィリフが。そして一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフがロマンティックにながれ、ギターがハーモニクスサウンドを入れ、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターが伸びやかにヘヴィに奏で、ドラマティックに盛り上がって。その後ピアノとベースのリズミカルなリフ、ギターとキーボードのテクニカルなユニゾンリフからベースのテクニカルなソロへ。続いてはオレンジライトのなか、ピアノのおしゃれでテクニカルなソロが。中盤ではオルガンのリズミカルなリフ、ギターの爽やかなシンセサウンドがながれ、ピアノとベースがしっとりと。その後オレンジ&レッドライトのなか、ダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、アグレッシブなギターソロへ。終盤ではアップテンポでパワフルに疾走するも、止まってピアノとベースがしっとりとゆったりと奏でてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます!ベース、後藤眞和!ドラムス、小橋祐二!ギター、柳生俊彦!キーボード、小川真澄でした!」って紹介して大拍手!メンバーの皆さんは拍手歓声のなか、客席を通って楽屋へ。もちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いてます。すると程なくステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。
 「ありがとうございます」って真澄さん。「貴重な日曜日にこんなむさくるしいバンドを観にきてくれて。むさくるしいのはオレか」って後藤さん、爆笑!「癒されましたでしょうか」って真澄さん、大拍手!「癒されたいの聴きたいひとは来ないでしょ」って後藤さん、爆笑!「元気の出る曲やっていきたいと思います」って真澄さん。

 アンコール曲は「出来たのが1週間前」って真澄さん。「ひどいよな」って後藤さん。でも真澄さんは最初からメンバーの皆さんからリミットは1週間前までって打ち合わせをされていたそうで「(1週間前で)いいって言ったから」って反論。「出来立てほやほやの曲」って大拍手です。
 「またライブやりたいと思いますので、またぜひお越しください」って真澄さん、拍手です。ライブ等のお知らせはブログやツイッターでってお話をされますが、「ブログ更新してないじゃん。うそでもいいから作っちゃえば」って後藤さん。でも「うそはダメだな」ってすぐ撤回。「うそつきは“ゴトー”のはじまり」って後藤さん、爆笑!

 新曲は「刑事モノみたいだね」って後藤さん。「いま言おうと思ったのに」って真澄さん、爆笑!「”太陽にほえろ“は古いか。知らないか」って後藤さん。「ルパン」って真澄さん。
 「今日は本当にありがとうございました」って真澄さん、大拍手!オーラス12曲目はまだタイトルなしの新曲。カウントからミドルテンポでキーボードがしっとりとエレガントな感じのリフを奏でるも、アップテンポのパワフルでノリノリモードになって、ライトが点滅するなか、ブレイクリフをキメて、キーボードとギターがユニゾンで伸びやかに奏で、オルガンの爽やかなフレーズがながれて、スリリングなブレイクリフをキメて、そこからギターのエモーショナルなソロへ。中盤ではミドルテンポで、ミラーボールが回るなか、オルガンソロへ。ゆったりとはじまるもアップテンポのパワフルなドラムがはいって、ライトが点滅するなかアグレッシブに弾きまくって。その後パワフルなバンドリフとドラムソロのスリリングな掛け合いが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでパワフルなオルガンリフとともに盛り上がって、そこから弾きまくりのギターソロが。ラストはパワフルなブレイクリフをキメてから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!ベース、後藤眞和!ドラムス、小橋祐二!ギター、柳生俊彦!キーボード、小川真澄でお送りしました!」って紹介して大拍手!「ありがとうございました!」って真澄さん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなか、客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると20時37分。1時間10分の第2部で、計2時間強のとっても楽しい素敵なライブでした。
 パワフルでテクニカルな演奏で、メロディアスでドラマティックな曲や、スリリングなJAZZロックやしっとりとした癒し系の曲もあって、MCも面白くてとっても楽しめた素敵なライブでした。リズム隊がしっかりしているバンドは聴いていてほんと気持ちいいっす。MCは半分くらいしかメモできませんでした。面白い話はもっといっぱいあったんですけど。またぜひライブ観に行きたいっす。

13.2.16 大木理紗さん・多鹿大介さん

2013-02-19 21:33:24 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2013.2.16 四ツ谷MEBIUS
<第8回 猫の集会 理紗さんBirthday Live!>
 80年代に日本を代表するプログレバンド<Pageant>や<Mr,Sirius>で素晴らしい歌を聴かせてくれ、現在はスタジオミュージシャンとして、ヴォイストレーナー等としても活躍されている<大木理紗さん>。2012年2月からパーカッション奏者<多鹿大介さん>と弾き語りのライブを活発に行ってくださって、理紗さんの美しい歌声を生で聴ける機会が何度もあって最高の年でした。そして2013年最初のライブは2月に、ちょうど理紗さんのお誕生日の日にBirthday Liveを行われるとのことでめっちゃ楽しみにしていました。しかも今回は来場のお客さんにプレゼントがあるとのことでそちらもすっごい楽しみ♪

 さて当日。土曜ですが仕事だったので、終えてから会場の四ツ谷のお店に向かって。開演10分前に着いて空いてる席を確保してドリンクを飲みながら開演を待ちます。ステージはグランドピアノと、ジャンベ・ウインドベル・ハイハット・シンバル・カホン・ウドゥドラム(壷)その他小物がいっぱいのパーカッションセットが。理紗さんはグレー系サテン風チュニックのゆったりとしたお衣装にロングのカーリーヘアで妖しく美しいおすがたで。多鹿さん、いつもどおりでっかいアフロヘアで。

 19時45分ころ、お二人がステージに。そしてピアノのしっとりと哀しげな音色とシンバルの静かな音が響いて。1曲目は「螺鈿幻想」。しっとりとしたヴォーカルがながれ、ジャンベのリズムがはいって徐々に力強く。そしてパワフルなピアノリフやカホン&シンバルのリズムと共に歌い上げてドラマティックに盛り上がって。ラストは美しいスキャットがのびやかにながれて、ウインドベルの綺麗な音色が響いて。
 そのままメドレーのように続いて2曲目は「仮面の笑顔」。ピアノリフからミドルテンポでリズミカルなヴォーカルとジャンベのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルが伸びやかに力強くハイトーンも。その後カホンのパワフルなリズムにのってリズミカルなスキャットが。中盤ではパワフルなピアノリフとカホンのリズムにのってハイトーンのスキャットが伸びやかにながれ、そしてしっとりとしたヴォーカルがはいってゆったりと。ラストはのびやかなスキャットからウインドベルが綺麗に響いて。

 「どうもありがとう。こんばんは」って理紗さんが挨拶を。「第8回のネコの集会でございます」って。今回のライブではバースデーにちなんで、理紗さんが生んだ、理沙さんが作詞された曲を演奏されるとのことで。しかも「古い順」って。なので最初はPageantの曲からはじまったのですね。本日がお誕生日とのことで「無事に誕生日を迎えられたことがめでたい」って。「若い人も油断しないで」って爆笑!

 3曲目は「A Forget-Me-Not」。爽やかで綺麗なピアノリフから、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ブラシでのシンバルの音が響いて。そしてウドゥドラムのミドルテンポのワルツリズムで可愛らしい感じのゆったりとしたヴォーカルが力強く美しく伸びやかに、さらにハイトーンで歌い上げて。終盤ではピアノのしっとりとしたリフがながれ、美しいスキャットがゆったりとながれ、ウインドベルの音色が綺麗に響いて。

 「ありがとうございます」「数少ないラブソング」って理紗さん。「なんでそこで笑うの?」って理紗さん、多鹿さんに。「可愛らしい曲なのに、歌詞が何か変」って多鹿さん。
 「ここのところ変な事件が多い」ってここで昨日のロシアに隕石が爆発して落下した大災害のお話を。「いまの世の中、何が起きるかわからない」って。

 4曲目は「ベラヴィスタ」。ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、マレットでのシンバルロールが曲を盛り上げ、ピアノリフとシンバルのリズムにのって徐々に力強くなって、パワフルなシンバルと共に迫力たっぷりに歌い上げて、ロングスクリーミングも。その後、しっとりとしたヴォーカルが徐々に力強くなって、拍子木のアクセントやシンバルのリズムからハイトーンで歌い上げてドラマティックに力強く盛り上がって。

 「ありがとうございます」って理紗さん。次の曲は「皆さんに参加していただきたいと思います」って。まずはリズミカルなピアノリフにのってスキャットの練習を。
そしてはじまった5曲目は「祝祭」。ピアノの明るく楽しいリズミカルなリフとカホンのアップテンポの跳ねるようなリズムからお客さん参加のスキャットがはいって、そしてリズミカルなヴォーカルがはいって力強く歌い上げて。草原を駆け抜けるかのような爽快感たっぷりの曲です。そのごパワフルなピアノリフとカホン&ジャンベの力強いリズムにのってリズミカルな全員スキャットが。理紗さんはさらにハイトーンでパワフルにスキャットを。
 「ありがとうございます。しっかり聞こえてました。歌ってくれて嬉しい」って理紗さん。

 ここのところTVで理紗さんが歌っているCMがいくつも放映されているそうで。スカルプ○やJ○Bや宝くじだそうで。
 6曲目は「光の中へ」。ピアノの切なくしっとりとしたリフからはじまって、シンバルやウインドベルの音が響き、しっとりとしたヴォーカルが哀愁たっぷりにながれて。そしてトライアングルのリズムにのって歌い上げて。その後しっとりとしたヴォーカルからカホンやジャンベのミドルテンポのリズムにのってロマンティックに歌い上げて、ハイトーンも。ラストはしっとりとしたヴォーカルがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響いて。

 「次の曲も皆さんにお手伝いをしていただきたいと」「ご協力お願いします」って理紗さん。」「“あー”でも“うー”でもいいからこの音でずっと声をだして」って。前半最後となる8曲目は「時の放浪者」。お客さんのハミングのなか、理紗さんがタンバリンでリズムを。多鹿さんがジャンベを叩き、理紗さんがホーミィのように力強いスキャットを。そしてジャンベの力強いリズムにのって綺麗なハイトーンを響かせて、その後、力強いヴォーカルがはいって。民族音楽風の曲です。終盤では再びホーミィを響かせて。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとう」って理紗さん。ここで物販の宣伝や、福島の置き去りにされたペットのための餌募金のお話をされて、そしてしばらく休憩にはいります。時計を見ると20時45分。約1時間の前半でした。休憩中に理紗さんはプレゼントのCD-Rを客席を回って1人1人に丁寧に配ってくださって。ソロアルバム「遠い景色」のアクトテイク1曲が収録されているそうで。最近になって当時のDATデータが見つかったとか。めっちゃ貴重です。

 21時10分ころ、お2人はステージへ。そしてはじまった後半最初となる9曲目は「五つの雫」。しっとりとしたピアノリフと力強いスキャットからはじまって、木鈴やシンバルロールの音が響き、ピアノのパワフルなリフがはいって、力強いヴォーカルがジャンベのミドルテンポのリズムからドラマティックに歌い上げて、その後、力強いスキャットがながれて。

 次の曲はFFからで「人工知能を搭載した宇宙探査船」「光よりも早く飛び、時間を遡って」「宇宙を飛び続ける」いうイメージだそうで。「ずっと1人で飛び続けて、やがて青い地球が見えてきて感動して。でも誰かにその感動をつたえたくても、誰も居なくて絶望して」って。
 10曲目はFFから「Long Distance」。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、マラカスのアップテンポのリズムにのって伸びやかなヴォーカルがはいって、シンバルのリズムでハイトーンで歌い上げて。その後、カホンのパワフルなリズムがはいって躍動感たっぷりになり、スピード感を増して力強いヴォーカルが伸びやかに宇宙を突き進んで。

 続いて「暖かい地球のイメージ」「熱帯雨林的な感じ」って11曲目は「神のゆりかご」。理紗さんはタンバリンでリズムをとり。ジャンベのミドルテンポのリズムでゆったりと綺麗なスキャットがながれて。民族音楽調の曲です。そしてゆったりと力強いヴォーカルな伸びやかにながれ、さらにハイトーンで歌い上げて。

 「夕方、ノラネコのあとをついていったら、ネコが集会してた」「なんでいつも同じ時間に」「なんで時間がわかるのか」って。12曲目は「ネコの集会」。綺麗でリズミカルなピアノリフと可愛い感じのヴォーカルがはいって、ブラシでのシンバルのリズムにのって優しく歌って。そしてシンバルとカホンのリズムにのってピアノの綺麗で爽やかなリフからウインドベルが綺麗に響くなか、可愛らしい歌声がほのぼのした感じでながれて。その後ピアノのリズミカルなリフがながれ、ウインドベルが綺麗に鳴り響いて。
 元々家が建っていた空き地にネコが寂しげにポツンと座っていたそうで。「いまはなくなってしまった家の人にご飯をもらってたのかな?」って。

 「俳句とか和歌とか、少ない言葉で奥行きや季節を感じさせるような曲」って理紗さん。13曲目は「遠い景色」。ピアノの郷愁ただようメロディがゆったりとながれ、木鈴の音色が響き、しっとりしたヴォーカルがはいって、そして力強く歌い上げ、ウインドベルや拍子木の音が響くなか、美しいスキャットがゆったりとながれて。その後、伸びやかなヴォーカルがしっとりと。そしてリズミカルなピアノリフからヴォーカルのスキャットがながれ、マレットのシンバルロールが響いて。終盤ではヴォーカルが力強く歌い、ハイトーンでスキャットを伸びやかに。

 「だんだん“死”を考えるようになった」って理紗さん。14曲目は「終わり無き世の」。ピアノのアップテンポの跳ねるようなリフからはじまって、カスタネットのような音が響き、リズミカルなヴォーカルがはいって明るく楽しい曲調に。そしてヴォーカルが伸びやかに力強く歌って。その後ウドゥのリズムにのってヴォーカルがほのぼのした感じから再びリズミカルに。ラストはだんだん静かにゆったりと。「ありがとうございます」って理紗さん。

 「どうですか?皆さん?」って理紗さん。前回のライブでおっしゃっていたように「12/22から変化を感じている」って。で「誕生日前はしんどい。体調崩したり、鬱になったり」って。でも「心おだやかに、自分を追い込まないように、落ち込まないように」って。

 15曲目は「屋上から」。理紗さんのカウントからパワフルなピアノリフとメタルプレートとカホンのリズムがミドルテンポではいって、パンチの効いた迫力たっぷりのヴォーカルがはいって盛り上がって、クラッシュシンバルが衝撃的に。その後、静かになって美しいハイトーンで伸びやかに歌って、ドラマティックに歌い上げて。そして再びピアノのパワフルなリフからヴォーカルが歌い上げ、力強く迫力たっぷりに。ラストはパワフルなパピアノリフからクラッシュシンバル一閃!

 「次が最後の曲です」「“全部忘れてください”って曲。いつまでも覚えていないで。人は忘れるから生きていける」って理紗さん。オーラス16曲目は「さよなら」。ピアノのリズミカルなリフからウインドベルやジャンベロールの音が響き、透明感のある美しいスキャットがゆったりと哀愁たっぷりにながれ、トライアングルの音が響き、しっとりとしたヴォーカルがはいってゆったりとたおやかに歌って。そしてピアノのリズミカルなリフとジャンベのミドルテンポのリズムでヴォーカルがリズミカルに明るく爽やかに歌い、ハイトーンで綺麗にたおやかに。その後、力強いスキャットが伸びやかにながれ、澄んだ綺麗なハイトーンで。それがそれがだんだんと小さな声になって静かになるも、一転力強く歌ってFin。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました」って理紗さん。「これで“第8回猫の集会”終わりたいと思います」って。次回のライブは5月のGW明けの日曜くらいを予定されているとか。「よかったらまたお越しください」って。最後に多鹿さんを紹介されて大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると22時10分。ちょうど1時間の後半で、合わせて2時間の心温まるとっても素敵なライブでした。時に可愛く優しく、時にパワフルに迫力たっぷりに美しく力強いヴォーカル。繊細で美しく、しかもパワフルなピアノ。曲に躍動感や曲を引き立てる絶妙なアクセントを与えてくれるパーカッション。ほんと素敵でした。次回も楽しみです。

TOSHIMI PROJECT SO

2013-02-16 06:17:08 | フュージョン
 凄腕ウルトラベーシスト<永井敏巳さん>が定期的にライブを行っているユニット<TOSHIMI PROJECT>。他メンバーはドラムス<長谷川浩二さん>、ギター<柴崎浩さん>のトリオ編成です。2011年にユニット初のアルバム「1ST GEAR」が発表されました。これは2010年8月21日に吉祥寺シルエレで行われたライブの一発録りを収録したアルバムで、アツくエネルギッシュなインプロバトルがたっぷり収録された凄いアルバムでした。そして2012年12月に今回紹介させていただくユニット初のスタジオアルバム「SO」が発表されました。
 アルバム1曲目は「KT’s HIGH」。アップテンポのダイナミックなリフからヘヴィに激しくはじまります。力がみなぎってくるような凄い迫力です。そしてブレイクリフからリズミカルなリフがはいって、ギターが伸びやかに奏で、パワフルなタムドラムからギターのテクニカルなソロが。中盤ではミドルテンポになってベースソロ。序盤はエモーショナルにゆったりと奏で、それがテクニカルに弾きまくって。その後ヘヴィなバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポでギターのヘヴィリフ・テクニカルなリフがながれ、ベースとユニゾンのリフからギターが伸びやかに奏で、ラストはドラムも叩きまくってパワフルにFin。激しくゴツい骨太ロックですね。
 2曲目は「AFTERGLOW」。ギターのゆったりとメロウなフレーズがアダルティな感じでながれ、ベースも加わってしっとりと。そして静かになってギターのしっとりとしたエモーショナルなソロへ。それが徐々に力強く盛り上がってドラムも叩きまくって。その後静かになってベースソロへ。序盤はしっとりと。それが徐々にテクニカルになって、叩きまくりドラムもはいって盛り上がって。終盤ではギターがメロウなフレーズをしっとりと奏で、ベースも加わってユニゾンで。
 3曲目は「I Remember You Now」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポで明るく楽しくはじまって。Van Halenの曲にこれに近いリフがあったような?そしてギターがアルペジオリフをリズミカルに鳴らし、ノリノリモードで流麗でテクニカルなギターソロへ。その後静かになってベースのエモーショナルなソロが。終盤ではギターがリズミカルなリフから伸びやかに明るく爽やかに奏で、再び流麗でテクニカルなソロを。
 4曲目は「JINK」。ギターのアップテンポのリズミカルなリフとベースのテクニカルなリフからファンキーっぽく明るく楽しくはじまって。まずはバンドリフとベースソロの掛け合いが。そしてリズミカルなリフから一旦止まって、ベースのエフェクトをかけたアップテンポのリフにのってギターのテクニカルなソロが。続いて、バンドリフとドラムソロの掛け合い、ベースソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフからパワフルにブレイクをキメて。
 5曲目は「SO –Significant Other-」。ギターのハーモニクスサウンドから幽玄な感じでゆったりとしっとりとはじまって。ムーディでアダルティな雰囲気も。そしてベースがしっとりと味わい深いメロディを奏で、ギターもメロウに奏で、その後、ギターのエモーショナルなソロ、ベースのしっとりとしたフレットレスベース特有の味わい深い音色のソロが。終盤ではブレイクからギターがメロウなフレーズをドラマティックに奏でて。
 6曲目は「Beginnings」。RUSHのThe Spirit of Radioのようなテクニカルなギターリフからアップテンポのノリノリモードではじまって、ギターがリズミカルなリフを弾き、ドラムもパワフルに叩きまくって盛り上がって。その後、ミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかに奏でて。中盤ではブレイクリフからギターソロへ。序盤はミドルテンポでエモーショナルに。それがアップテンポになってテクニカルに。ドラムも叩きまくって盛り上がって。続いてブレイクリフからパワフルなベースソロへ。終盤ではギターのリズミカルなリフにのって叩きまくりのドラムソロが。その後、アップテンポのファンキーリズムでギターがテクニカルなリフを明るく楽しく鳴らして。そしてミドルテンポになってギターがゆったりと伸びやかに爽やかなフレーズを奏で、そのままテクニカルなソロへ。ラストはブレイクリフをキメて。
 7曲目は「THREE KINDS OF UNDULATION」。まずはシンバルロールから始まるドラムソロ。静かで遠くで鳴っているかのような神秘的な雰囲気です。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがゆったりと雄大に奏で、そのままテクニカルなソロへ。中盤ではギターとベースがユニゾンで伸びやかに奏で、ドラムも叩きまくって。その後静かになってからベースソロへ。序盤はゆったりとうねって、そしてテクニカルに弾きまくって盛り上がって、そのまま続いてエモーショナルなギターソロへ。ラストはギターが伸びやかに奏で、ドラムが叩きまくって。
 8曲目は「MANDRAKE」。ギターのメロウなアルペジオリフがしっとりとながれ、ベースも加わって味わい深いサウンドでゆったりとメロウに奏でて。夜のしじまといった雰囲気ですね。その後ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターがしっとりとブルージーに奏で、ベースもしっとりと奏で、それがパワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤ではエモーショナルで流麗でテクニカルなギターソロ、ベースのテクニカルなソロと続いて、ドラムも叩きまくって盛り上がって。終盤ではギターとベースがしっとりとゆったりとメロウに奏で、徐々にパワフルに盛り上がるも、ラストはしっとりとFin。
 骨太のヘヴィでパワフルで激しくエネルギッシュな“漢”のかっくいい曲や、大人のムードたっぷりのムーディな曲、そしてカラッと明るく楽しい曲などをパワフルでテクニカルな凄い演奏と繊細で美しい演奏で聴かせてくれる素晴らしいアルバムですね。いつかライブ観に行きたいっす。

13.2.8 Heaven's Egg

2013-02-13 00:04:15 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2013.2.8 横浜野毛DOLPHY
<Heaven’s Egg>
 凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>参加するテクニカルバンド<Heaven’s Egg>。メンバーは、鬼怒さん・ピアノ<林正樹さん>、ベース<水谷浩章さん>、ドラムス<鶴谷智生さん>の凄腕4人編成です。以前からライブを観に行きたいと思っていたのですが、なかなかスケジュールが合わなくて。それが2/8はちょうど空いていたのでこれはぜひ!と当日を楽しみにしていました。

 さて当日。仕事を終えてから野毛へ。ちょっと早めに着いたので、ドリンクを飲みながらノンビリと開演を待ちます。その間、ステージではサンバーストのフレットレスJAZZベースを抱えた水谷さんが黙々と練習されてて。ステージは向かって左にグランドピアノ、隣がベース。ステージ向かって右後方に1タム1バスのドラムセット、その前がギターで、水色のストラトタイプエレキとガットギターがセットされていました。

 20時近くにメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手!でも「もうちょっと待ってください。チューニングとかあるので」って鬼怒さん。そして数分後にストラトを抱えた鬼怒さん、あらためて「はい、大変お待たせいたしました。Heaven’s Eggです」って大拍手!ここでメンバーの皆さんを紹介して。

 1曲目は「Heaven’s Egg」。ピアノのゆったりとしたリズムのリフからギターとベースがしっとりと奏で、ジャンベのミドルテンポのリズムがはいって、ピアノとギターがしっとりとハモって。そしてハイハットのリズムがはいってピアノリフからギターがメロウに奏で、ドラムがマレットで叩いて徐々に力強くなって盛り上がって。中盤ではピアノのリズミカルなリフにのってベースのテクニカルなソロへ。続いてはパワフルなドラムにのってピアノのテクニカルかつアグレッシブなソロで盛り上がって。終盤ではピアノとギターが静かにリフを弾き、メロウにハモって徐々に力強く盛り上がっていってエモーショナルなギターソロへ。ラストはしっとりとFin。

 2曲目、ドラムのカウントからギターのパワフルなリフがはいってミドルテンポで明るく楽しくはじまって、ピアノとギターのユニゾンのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、そしてテクニカルな弾きまくりギターソロがたっぷりと。中盤では静かになってピアノがまるでディレイをかけたかのようなリフを鳴らし、そのままテクニカルなソロへ。終盤ではハイテンポになってダイナミックなリフでパワフルに盛り上がって、そしてミドルテンポに戻って明るく楽しいリフがながれ、ラストはピアノとギターのユニゾンリフからブレイクをキメて。

 3曲目は水谷さんの曲で「カフェおじさん」っておっしゃったかな?ベースのゆったりとしたリフから静かにはじまって、ユニゾンでこっそりと弾くような変拍子アクセントを静かに奏で、ドラムはブラシで。そしてユニゾンリフからピアノフィルとブレイクリフが交互に展開し、それがパワフルになって、ドラムが力強くアクセントを入れて。その後静かになってピアノとギターがユニゾンゆったりと奏で、パワフルなドラムフィルからカウベルのリズムにのってギターのエモーショナルなソロが。途中からピアノがはいってメロウにハモって力強くなっていって。ラストがブレイクリフから静かにFin。

 いまの曲は「今回で3回目、やっと慣れてきた」って鬼怒さん、爆笑!Heaven’s Eggは、以前にこのDOLPHYでこのメンバーでやったセッションが元になっているそうで、生まれ故郷に「紆余曲折あって戻ってきた」って。「まあその間いろいろありましたが」「ケンカとか」って爆笑!

 4曲目は「ダブルコーラス」っておっしゃったかな?鬼怒さんはガットギターに持ち替えて。林さんと鬼怒さんでどちらがカウントするか打合せしてから林さんのカウントではじまって、ピアノとギターがユニゾンでゆったりとしっとりと奏で、ドラムがマレットでのシンバルロールで盛り上げ、ベースのしっとりとしたラインにのってピアノとギターがおっかけリフやハーモニクス音を入れたり、テクニカルなフィルをいれたり、ドラムがアクセントをいれて、そして力強く盛り上がっていって。中盤ではピアノとギターが見合わせてお互いに反応しながら弾いて、そして再びユニゾンでゆったりと。

 「次で1部最後です」「サクサク行ってますね。内容が濃いわりに時間が短い」「ムダなMCがない」って鬼怒さん、爆笑!「MCがないと短い」って。でも「早く終わって早く帰れる」って爆笑!
 次の曲は林さんの曲で国営放送のEテレの<ハートネットTV>という番組のテーマソングに使われているそうで、演奏もHeaven’s Eggだそうです。「“Eテレ”の“E”ってなに?」って鬼怒さん。「エレクトリックじゃないよね」って爆笑!「その番組って金曜?」って鬼怒さん。「いや、月曜から木曜」って林さん。「見事に外してるね」って水谷さん、爆笑!

 第1部最後となる5曲目は「ヒュウララ」っておっしゃったかな?ピアノのアップテンポの爽やかなリフからはじまって、ギターがハーモニクス音から力強くメロウに奏で、ドラムがブラシでアップテンポの躍動感あふれるリズムを叩き、ピアノとギターがユニゾンで爽やかでリズミカルなリフを奏でて、力強いベースラインと共に盛り上がっていって。中盤ではパワフルなベースリフにのってギターとピアノがテクニカルなソロを。終盤では静かになってからベースリフにのってピアノとギターがユニゾンで爽やかなリフを奏で、リズミカルに盛り上がってFin。
 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます。しばらく休憩します」って鬼怒さん。メンバーの皆さんはお辞儀して楽屋へ。ここで第1部終了です。時計を見ると20時44分。約45分の第1部でした。

 21時15分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。「はい、お待たせいたしました。第2部を始めたいと思います」って鬼怒さん。ここでメンバー紹介を。鬼怒さんはストラトを抱えて。
 第2部最初となる6曲目はドラムのパワフルなフィルからはじまって、ミドルテンポのノリノリモードで明るく楽しいギターとピアノのリフがながれ、ピアノのリズミカルなリフにのってギターのパワフルなソロ、続いてピアノのテクニカルなソロが。その後、ノリノリのファンキーリズムでピアノとギターのパワフルなリフから盛り上がって、テクニカルなユニゾンリフも。

 続いて7曲目は水谷さんの曲で「ソング316」っておっしゃったかな?ベースとピアノの音色がゆったりと静かにながれ、ピアノのしっとりとしたフレーズ、ギターのムーディな音色がブラシのリズムでながれ、そこからベースの味わい深いソロが。続いてはピアノのしっとりとしたソロ、ギターのエモーショナルなソロが。その後、ピアノとギターがゆったりと奏で、徐々にパワフルなドラムとともに盛り上がって、ギターが力強く奏で、そして静かにFin。

 「林さんの素敵な曲」って鬼怒さん。8曲目は「み」っておっしゃったかな?林さんのカウントからピアノとギターがミドルテンポで爽やかなメロディをユニゾンで奏で、そしてアクセントを強調したブレイクリフ、ピアノフィルとブレイクリフなどスリリングに展開し、その後ベースのエモーショナルなソロ、ピアノのテクニカルなソロ、ギターのメロウかつテクニカルなソロがパワフルなドラムとともに。終盤ではアクセントを強調したブレイクリフからピアノとギターがユニゾンでゆったりと奏でて。

 ここで物販の個々のCDの宣伝を。「Heaven’s EggのCDはまだないんで・・・4人のCDをいっぺんに聴けば」って鬼怒さん、大爆笑!でも今年はCDを出したいって。「皆さん、ご協力お願いします」「基金を設立して」って爆笑!

 本編最後となる9曲目は「アースマン」っておっしゃったかな?ギターのリズミカルなリフから静かにはじまって、マラカスのリズムがはいって、ギターとピアノがたおやかにメロディを奏で、ジャンベのミドルテンポのリズムからギターが力強く奏で、ピアノがハモって。そしてピアノとギターのパワフルなユニゾンから盛り上がって、ブレイクリフからベースのテクニカルなリフ、ギターのヘヴィリフがはいってドラムも叩きまくって盛り上がって。中盤ではユニゾンのブレイクリフからベースのテクニカルなソロが。そして鶴谷さんが手拍子でリズムをとってパワフルなピアノソロ、さらにパワフルなドラムにのってギターのアグレッシンブなソロが。終盤ではピアノとギターのパワフルなユニゾンフレーズから叩きまくりのドラムソロへ。ソロが終わると拍手です。ラストはダイナミックなリフカラ」テクニカルなリフをキメて。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます。ドラムス、鶴谷智生!ベース、水谷浩章!ピアノ、林正樹!ギター、鬼怒無月、Heaven’s Eggでした!」って鬼怒さんが挨拶して大拍手!メンバーの皆さんはお辞儀をして。大拍手がそのままアンコールを求める手拍子になって。するとそのままアンコールに突入で再び大拍手!

 「アンコールやらせていただきます」って鬼怒さん。オーラス10曲目。ベースのしっとりとした音色がゆったりとながれ、ギターがハーモニクスサウンドを綺麗に響かせ、そしてメロウな音色をムーディに奏でて。そこにピアノがしっとりと寄り添って、ブラシのリズムが静かにはいって、ユニゾンでブレイクリフを。その後、ギターがしっとりとしたメロディを奏で、ピアノが裏メロを奏で、そこからピアノのエモーショナルなソロが。それが徐々に盛り上がっていって、ギターのメロウなソロへ。それが徐々に盛り上がって弾きまくって、そして力強くメロディを奏でて。ラストは静かになってベースがしっとりと奏で、ピアノリフが静かにながれて。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます。ドラムス、鶴谷智生!ベース、水谷浩章!ピアノ、林正樹!ギター、鬼怒無月、Heaven’s Eggでした。ありがとうございました」って鬼怒さんが挨拶して大拍手!メンバーの皆さんはお辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると22時14分。ちょうど1時間の第2部で、合わせて1時間45分でした。
 ノリノリの明るく楽しい曲・爽やかで綺麗な曲・しっとりとメロウでムーディな曲・複雑な拍子の実験的な曲など、テクニカルかつメロディアスな演奏で楽しめたとても素敵なライブでした。また機会があれば観に行きたいっす。

23.2.3 ERA

2013-02-10 17:27:44 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.3 吉祥寺Silver Elephant
<ERA+オオフジツボ>
 昨年暮れ、いつものようにシルエレのスケジュール表をチェックしたら、なんと2/3に<ERA>と<オオフジツボ>の対バンイベントが発表されていて超ビックリ!“プチ壷井さん祭り”のアコースティックイベント、絶対見逃せません。なので予約開始日に即予約して当日を楽しみにしていました。
 凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>と、凄腕ヴァイオリニスト<壷井彰久さん>のアコースティックDUO<ERA>。これまで5枚のアルバムを発表されていて、内1枚は昨年発表された2ndアルバムの再録音盤です。
 自分はここのところ、ゲストミュージシャンが加わったERA special sessionは観に行きましたが、お2人だけの純粋なERAライブは久しぶりかも。対バンとはいえめっちゃ楽しみです。

 さて当日。前バンド<オオフジツボ>の演奏が終わって、メンバーの皆さんは楽屋へ。ステージは鬼怒さんのみエフェクターのセットとガットギターとフォークギターのチューニングを。壷井さんはセットそのままですので特に準備はナシです。よく考えたら、自分はシルエレで鬼怒さんのライブを観るのって初めてかも?違ったかな?客席はそのまま満員状態です。鬼怒さんは準備完了で一旦楽屋へ。

 19時35分ころ、フロアーが暗くなって、鬼怒さんと壷井さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。壷井さんは先ほどの白シャツから今度は黒系シャツに着替えて登場です。「はい、演奏を始めたいと思います。ヴァイオリン、壷井彰久!」って鬼怒さん。「ギター、鬼怒無月!」って壷井さんが紹介しておのおの大拍手!「今日は“壷井祭り”ということで」って鬼怒さん。「やめてください」「節分だから鬼怒さんの日じゃないですか」って壷井さん、爆笑!「壷井彰久!」って鬼怒さんが何度も紹介して爆笑!「今日は壷井くんをみんなでアゲて行きましょう!」って大拍手!「今日のMCやる人はおかしい」って壷井さん、爆笑!

 ギターの爽やかなテクニカルリフからはじまった1曲目は「Sailing Stone」。イエロー&グリーンライトのなかヴァイオリンが瑞々しく爽やかなメロディを奏で、ブルーライトのなか、ギターのパワフルなリフにのってヴァイオリンが力強く爽やかに奏でて。そしてパワフルなリフ、テクニカルなユニゾンからヴァイオリンソロへ。序盤は伸びやかに、それがテクニカルに盛り上がって。その後静かになってリズミカルなリフからグリーンライトのなか、テクニカルなギターソロへ。ソロの後半からはパワフルなカッティングリフで盛り上がって。終盤ではギターがパワフルで雄大なリフを弾き、ヴァイオリンが伸びやかに爽快感たっぷりに奏でて、盛り上がっていって。

 「ありがとうございました」って壷井さん。「壷井彰久!」って鬼怒さん。「衣装替えたんだ」って鬼怒さん。「いえ、別人。よく似た人です」って壷井さん、爆笑!「ボクには同じ人にしか見えないんですけど」って鬼怒さん。「よく似てると言われます」って壷井さん。「オオフジツボの壷井さんとは違うんですか?へぇ~」って鬼怒さん、爆笑!「もっと話しましょうよ」って壷井さん。

 2曲目は「Arena」。鬼怒さんのカウントからアップテンポのスリリングなリフがはじまって、テクニカルなユニゾンリフがスピード感たっぷりにスリリングに展開して、激しく突き抜けるように。その後静かになってブルーライトのなか、ヴァイオリンが伸びやかに奏で、テクニカルでスリリングなギターソロへ。中盤ではダイナミックなリフから静かになってギターのハーモニクスサウンドのアップテンポのリフにのってヴァイオリンソロへ。ブルーライトのなか、序盤は伸びやかに幻想的に。それがテクニカルになって、ライトが点滅するなかパワフルに盛り上がっていって。ラストはダイナミックなリフからスリリングにテクニカルなリフを。

 「壷井彰久!」って鬼怒さん、大拍手!「さすがですね」って。「オオフジツボの壷井さんは“壷井白”、いまは“壷井黒”。2人合わせればもっと素晴らしい。バロム1みたい」って鬼怒さん、爆笑!「バロム1ってなんですか?」って壷井さんは知らないみたい。「それぞれの長所はなんですか?」って鬼怒さん。「白壷井は・・・辛いものが好き」「黒壷井は、甘いものが好き」って壷井さん、爆笑!「鬼怒さんは辛いもの苦手でしたか」「好きですよ」って爆笑!「静かになったところで」

 3曲目は「Dizzy Blank」。ギターがしっとりとメロウに奏で、ヴァイオリンが郷愁ただようメロディをしっとりと奏で、ギターとユニゾンで。そしてリズミカルなリフからピンク&グリーンライトのなか、ヴァイオリンが伸びやかにたおやかに奏でて。その後薄暗いグリーンライトのなか、ヴァイオリンのフィンガーリフにのってギターのエモーショナルなソロが。中盤ではギターのしっとりとしたリフからヴァイオリンが郷愁ただようメロディを奏で、ギターとユニゾンで。その後カラフルライトのなか、アップテンポのリズミカルなリフからヴァイオリンが伸びやかに美しく奏でて。終盤ではグリーンライトのなか、ギターのリズミカルなリフにのってヴァイオリンのエモーショナルなソロが。ラストはしっとりとゆったりと。

 「ダイオウイカの映像、見ました?」って壷井さん。「見ましたよ」って鬼怒さん普通にお返事を。鬼怒さんは“巨大生物”のコミュに入っておられるとか。他にも“早弾き”コミュにも入っておられるそうで。“熊蜂の飛行”の超速弾きを競う方々がいるそうで。「ERAでもやりましょう」って壷井さん。鬼怒さんは「弾けない」って。「今年はカヴァーをやりたい」って鬼怒さん。「なんかやりたい曲ない?」って壷井さんに尋ねますが、壷井さんは「う~ん・・・」って今は特にない感じ。そして壷井さん「A○Bのバックで弾いてくれって話がきたらやります?」って。鬼怒さんはしばし考え込んで「いや、そんな話来ないよ」って。ここで壷井さんは“プ○キュア”とオーケストラで遊ぼうって番組があったってお話をしますが・・・「プ○キュアってなに?」って鬼怒さん。「じゃ曲行きましょう」って壷井さん、爆笑!

 4曲目は鬼怒さんの新曲だそうで。ダイナミックなリフからはじまって、ギターのメロウなリフからヴァイオリンが艶やかに奏で、オレンジライトのなか、ギターの躍動感たっぷりのパワフルなリフにのってヴァイオリンが力強く奏でて。そしてヴァイオリンのパワフルなリフにのってギターがテクニカルなリフをスリリングに。中盤ではオレンジ&イエローライトのなか、ギターのテクニカルなソロが。そしてパワフルなカッティングリフからブルーライトのなか、メロウなリフを。その後ダイナミックなリフがはいって、オレンジ&イエローライトのなか、ヴァイオリンのアグレッシブなソロが。終盤ではギターのメロウなアルペリフからヴァイオリンがしっとりと奏で、そして力強く盛り上がっていってパワフルにFin。

 「プ○キュアってなに?」って鬼怒さん、爆笑!「チョロQとは違うの?ピ○チュウ?」って。「ピ○チュウのほうが近いかも」って壷井さん。「プリクラとは違うの?」って鬼怒さん、爆笑!ここで見かねた前列の女性のお客さんが“プ○キュア”の説明をされて。「あの、あなたERAにはいってくれませんか?」って壷井さん、爆笑!

 「次はERAの代表曲」って壷井さん。5曲目は「Three Colors of The Sky」。ブルーライトのなか、ギターの瑞々しい音色がしっとりとながれ、イエロー&ピンクライトのなか、ギターのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが瑞々しい感じのフレーズを力強く奏でて。その後、ヴァイオリンのフィンガーリフから、イエロー&グリーンライトのなか、ギターのメロウかつテクニカルなソロが。続いてギターのパワフルなカッティングリフからヴァイオリンが伸びやかで美しいソロを。それがカラフルライトのなか、ドラマティックに盛り上がっていって。終盤では静かになってギターのメロウなアルペリフにのってヴァイオリンが瑞々しく奏で、ラストはダイナミックなリフからゆったりとしっとりと。

 「ありがとうございます」って壷井さん。ここでライブ告知が。途中なぜか鬼怒さんが早食いという話に。その後に物販の宣伝を。

 本編最後となる6曲目は「金環食」。ヴァイオリンのスリリングなリフから始まって、ギターが入ってユニドンやハモりで、ライトが点滅するなか、ダイナミックにスリリングに。そしてギターのアップテンポの躍動感たっぷりのリフとヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフがスリリングに展開して。その後静かになるも再びダイナミックに盛り上がってギターがカッティングリフからオレンジライトが点滅するなか、アグレッシブなギターソロを。そしてヴァイオリンが力強く奏でスリリングに盛り上がって、ヴァイオリンのアグレッシブなソロへ。終盤では迫りくるかのような迫力たっぷりのダイナミックなリフがスリリングに展開して、ラストはブレイクをキメてテクニカルなユニゾンリフでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ヴァイオリン、壷井彰久!」って鬼怒さん、「ギター、鬼怒無月!」って壷井さんが紹介して大拍手!「ERAでした。ありがとうございました!」ってお二人は大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとほどなくお2人がステージに戻って、さらに対バンの<オオフジツボ>の太田さんと藤野さんも登場して大拍手大歓声で迎えられます。
 「ありがとうございます」「オオフジツボのお2人じゃございませんか」って壷井さん、爆笑!「さっき楽屋で決まったんですけど、せっかくなんでセッションでも」って。「なんかまるで最初から決まっていたみたいで位置が決まって」って爆笑!「いまって何?壷井ブラックなの?」って鬼怒さん、爆笑!「こんな人、知らない」って藤野さん。「今日はオレがイヂられる日なの?」って壷井さん。「祭り上げられて」って爆笑!「こんな4人が集まるのもなかなかないことで」「最初で最後」って壷井さん、爆笑!

 アンコール最初となる<ERA+オオフジツボ>の1曲目はERAの「First Greeting」。壷井さんにスポットが当たってヴァイオリンがしっとりとゆったりと奏で、鬼怒さんがワルツリズムでしっとりとしたリフを弾き、イエロー&ピンクライトのなか、ヴァイオリンとギターがゆったりとハモって。そしてヴァイオリンと大田さんのギターリフにのってアコーディオンがしっとりと奏で、鬼怒さんがはいってツインギターでリフを綺麗にハモって。その後、ヴァイオリンのリフにのって太田さんのしっとりとしたギターソロが。続いてピンクライトのなか、ヴァイオリンの美しくエモーショナルなソロが。中盤ではアコーディオンのエモーショナルなソロ、そしてブルーライトのなか、鬼怒さんのエモーショナルなギターソロが。終盤ではピンク&グリーンライトのなか、ツインギターのユニゾンリフにのってヴァイオリンとアコーディオンがユニゾンでしっとりと奏でて美しいアンサンブルを響かせて、ラストはゆったりとしっとりとFin。

 「いやぁ~、良かったですね」って壷井さん。「まるで練習したかのよう」って爆笑!「せっかくなんでもう1曲」って壷井さん、大拍手!次はオオフジツボの曲だそうで「鬼怒さんに苦労してもらおうと」って壷井さん。その曲は以前に難波さんにも弾いてもらったことがあるそうですが、難波さんいわく「アクラツな曲」って爆笑!「鬼怒さんが弾くのを聴いてみたくて」って藤野さん。「ハードルが高くなった」って鬼怒さん。「鬼怒さんがかっこよくやってくれるだろうと期待して」って藤野さん。「またハードルが高くなった」って鬼怒さん、爆笑!

 「本当に最後です。ありがとうございました」って壷井さん、大拍手!オーラス8曲目はオオフジツボの「yumenoato」。ユニゾンのテクニカルなリフからダイナミックなリフが。そしてヴァイオリンとギターのユニゾンリフからアコーディオンとギターが力強く奏で、再びダイナミックなリフやテクニカルなユニゾンリフが。その後、太田さんのパワフルなカッティングリフにのって、イエロー&ブルーライトのなか、鬼怒さんのテクニカルなギターソロが。続いてブルーライトが点滅するなか、太田さんのスリリングなギターソロ、さらにヴァイオリンのワウを効かせたアグレッシブなソロが。終盤では一旦止まってからアコーディオンがイエロー&オレンジライトのなか、しっとりとゆったりと、そして徐々に力強く奏でて。ラストはダイナミックなリフからテクニカルなユニゾンリフでブレイクもキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!ギター、鬼怒無月!アコーディオン、藤野由佳!ギター、太田光宏!」って壷井さんが、紹介しておのおのに大拍手!そして鬼怒さんが「ヴァイオリン、壷井彰久!」って3回呼んで大拍手&大爆笑!メンバー皆さんはお辞儀をして、これにてライブ終了です。時計を見ると21時をちょっと過ぎたところで、約90分のとっても楽しいライブでした。
 アコースティックながらもパワフルでダイナミックでエネルギッシュで、しかも繊細で美しくテクニカルな演奏で、そのうえに抱腹絶倒の大爆笑MC盛りだくさん!笑いすぎてMCは半分くらいしかメモできませんでした。そのうえアンコールでは待望の<ERA+オオフジツボ>も!ツインギター、めっちゃ綺麗で迫力ありましたね。ほんっと超楽しめた素敵なライブでした。

13.2.3 オオフジツボ

2013-02-07 20:57:52 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.3 吉祥寺Silver Elephant
<ERA+オオフジツボ>
 昨年暮れ、いつものようにシルエレのスケジュール表をチェックしたら、なんと2/3に<ERA>と<オオフジツボ>の対バンイベントが発表されていて超ビックリ!“プチ壷井さん祭り”のアコースティックイベント、絶対見逃せません。なので予約開始日に即予約して当日を楽しみにしていました。
 アコーディオン奏者<藤野由佳さん>、ギタリスト<太田光宏さん>、ヴァイオリン奏者<壷井彰久さん>のお3方によるアコースティックユニット<オオフジツボ>。2008年に1stアルバム「空の鼓動」を、2011年には2ndアルバム「夢のあと」を発表され、ライブ活動も活発に行われています。

 さて当日。日曜なので開場時間に間に合うように家を出て吉祥寺へ。交通機関も問題なく、余裕で着いてチケットを購入して受付を済ませてフロアーへ。ステージは昨日のステラライブとは正反対でキーボードもドラムセットもデカいアンプもなく広々としていて、シルエレのステージってこんなに広かったっけ?ってくらいに。で、客席のほうはあっという間に満席。立見の方もいらしてほぼ満員状態に。

 18時5分ころ、フロアーが暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。太田さんは丁寧に深々とお辞儀を。ステージは向かって左にアコースティックヴァイオリンを準備中の壷井さん。中央やや後方にガットギターを抱えた太田さん、そしてステージ右にアコーディオンを抱えた藤野さんが。藤野さん、今日はダーク系カラフルチュニックにエンジのパンツでシックでオシャレに可愛くキメて。壷井さんは白シャツでキメて。足元にはエフェクターがいっぱいですが、それはERA用のセッティングだそうで。

 薄暗いステージのなか、壷井さんにスポットが当って、まずはヴァイオリンの爽やかで力強いソロが。1曲目は「暁の地平」。オレンジライトのなか、ギターのミドルテンポのパワフルなリフがはいって、アコーディオンがしっとりと伸びやかに奏で、その後イエローライトになってヴァイオリンとアコーディオンがほのぼのした感じのメロディを奏でて。中盤ではヴァイオリンとアコーディオンが綺麗にハモり、ユニゾンで力強くリズミカルなリフを弾き、メンバーおのおのにスポットが当って、パワフルなギターリフにのってヴァイオリンとアコーディオンが力強く奏で、そこからテクニカルなヴァイオリンソロへ。終盤ではステージ後方からのバックライトのなか、ヴァイオリンとアコーディオンがユニゾンで伸びやかにほのぼのしたメロディを奏で、ラストは力強くハモって。

 「どうもありがとうございます」「全国100万人の壷井さんファンの皆様」って藤野さん、大拍手!「愛川○也風に。おまっとさんでした」って。「今日は大勢皆さんにお集まりいただき、ありがとうございます」って。「今日は壷井さんがフル稼働でヒイヒイいってる様を楽しんで」って爆笑。「ERAのお客さんはドン引きしてるかもしれませんが」「オオフジツボは壷井さんがいるのにこんなバンドです。それはだいたい太田さんのせいです」って藤野さん、いきなり太田さんに振って爆笑!「メンバー紹介します。ヴァイオリン、壷井彰久!ギター、太田光宏!アコーディオン、藤野由佳でお送りします!」っておのおのに大拍手!

 「行きますわよ」って藤野さん。2曲目は「秋霖」。秋の長雨や遠野の秋のイメージだそうです。ギターのしっとりとしたリフからゆったりとはじまって、ヴァイオリンがゆったりと幽玄に奏で、ギターが哀愁ただようメロディをしっとりと。そしてブルーライトのなか、アコーディオンとヴァイオリンが伸びやかに奏で、力強く盛り上がって。中盤ではヴァイオリンのエモーショナルなソロが。そしてアコーディオンとしっとりとハモって。終盤ではギターのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、パワフルで躍動感のあるギターリフにのってアコーディオンとヴァイオリンが力強く奏でて盛り上がって。ラストは再びしっとりと。

 「ありがとうございます」って藤野さん。「今日は最後に鬼怒さんとの合同セッションも」って。ところが「それはアンコールって位置づけで」って壷井さん、爆笑!「あぁ、言っちゃった!今の聞かなかった事にしてください。すいません。ショボン」って藤野さん。ちなみに太田さんは鬼怒さんとは今回が初対面なのだそうで。ちょと意外でした。「あまり他のギタリストさんと一緒にやることがないので」って太田さん。鬼怒さんのリハを真剣に見入っていたそうで。

 「次いこう!」って藤野さん。3曲目は「Eternal Reflection」。イエローライトのなか、カウントからヴァイオリンとギターがカントリー風のリズミカルなリフを軽快に弾き、アコーディオンが跳ねるようなリズミカルなリフを鳴らして、ヴァイオリンが加わって明るく楽しく爽やかに。そしてライトが点滅するなかギターのパワフルなリフにのってヴァイオリンとアコーディオンが力強く弾いて盛り上がって。中盤ではヴァイオリンとアコーディオンが楽しくハモってから、アコーディオンとヴァイオリンのそれぞれのテクニカルなソロが。その後、ギターとヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンが身体を大きく揺らしてギターとパワフルに奏でて盛り上がって。

 「ありがとうございます」って藤野さん。「“壷井祭り”なんで壷井さんがしゃべったほうが」って藤野さん。「もう疲れた」って壷井さん、爆笑!ちなみに最後の合同セッションは「告知してあった」って壷井さん。「なんだ、じゃいいんじゃん」って藤野さん、爆笑!「最初にとばしたんで、これからは大人のトークを」って藤野さん。「無理無理」って爆笑!

 「全国100万人のお父さんの味方」って藤野さん、太田さんを。4曲目は太田さんの名曲「雨の観覧車」。ギターがしっとりとメロウなフレーズを奏で、そしてヴァイオリンがゆったりと、アコーディオンがしっとりとほのぼのした感じのメロディを奏で、そしてヴァイオリンが主メロを、アコーディオンが裏メロを奏でて。中盤ではアコーディオンのしっとりとしたソロ、ヴァイオリンのしっとりとしたソロから、イエロー&ブルーライトのなか、ドラマティックに盛り上がって。ラストはしっとりと、静かにゆったりと。「100万人が泣いた」って藤野さん。

 次の曲は3部構成の組曲だそうです。当初は4部だったそうですが「長すぎる」って意見があって1部と2部をつなげたそうで。「ロールプレイングゲーム的な」って壷井さん。「作ったときはそんな気は全くなかったんですけど、どっかのヴァイオリン弾きが“旅立ち”“闘い”“平和”って言っちゃったもんで」って藤野さん、爆笑!「それから“あのRPGみたいな曲、いいっすね!”って言われるようになった」って爆笑!ここで藤野さんが物販の宣伝を。

 5曲目は「Alexandrite set」。ギターの躍動感あふれるリフから始まって、アコーディオンのダークサウンドが響き、ヴァイオリンがリズミカルながら哀愁ただようリフを弾き、イエローライトのなか、ヴァイオリンとアコーディオンがハモって、さらにユニゾンで力強く。そしてアコーディオンがソロ風にリズミカルなフレーズを奏で、ヴァイオリンのリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ユニゾンから、パワフルなギターリフにのってダイナミックに。その後、テクニカルなユニゾンリフからヴァイオリンとアコーディオンのアップテンポのリズミカルで楽しいリフがはいって、ギターのパワフルなリフにのって、カラフルライトのなか、ヴァイオリンとアコーディオンがユニゾンで力強く奏でて。中盤ではアコーディオンとヴァイオリンのリズミカルなリフからヴァイオリンのアグレッシブなソロへ。そしてアコーディオンが加わってユニゾンで、しかもだんだん速くなってテクニカルに激しく。その後一旦止まってからギターが、アコーディオンがイエローライトのなぁ、しっとりとゆったりと奏で、そしてヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、アコーディオンが加わって、ヴァイオリンがたおやかに奏で、ピンクライトのなか、アコーディオンとユニゾンで徐々に力強く奏でて。終盤ではヴァイオリンとギターのパワフルなリフからアコーディオンが伸びやかに奏で、そしてカラフルライトのなか、各同感たっぷりに力強くユニゾンで奏でて。ラストはしっとりとゆったりと静かにFin。「そして町に平和が戻ってめでたしめでたし」って藤野さん。

 オオフジツボは某18禁のゲームの音楽を担当されたそうで、壷井さんも太田さんも間奏の短いスペースで弾きまくったそうで。「少しでもこん跡を残さないと」って爆笑!

 「“壷井祭り”なんで壷井さんの新曲を」って藤野さん。6曲目は「遠すぎた星」。薄暗いなか、壷井さんにスポットが当って、ヴァイオリンがゆったりと奏ではじめ、ギターとアコーディオンもはいってしっとりとハモって、そしてヴァイオリンとアコーディオンがそれぞれしっとりとソロを。その後、ヴァイオリンとアコーディオンが美しくハモって、再びヴァイオリンのしっとりとしたソロへ。

 「ありがとうございます。壷井ガッカリソングでした」って藤野さん。「ひどい」って壷井さん。「すいません、また100万人の壷井ファンを敵に回してしまった」って藤野さん、爆笑!「今日帰ったらTELします」って壷井さん。「電源切っときます」って藤野さん、爆笑!
「楽しい時間もあっという間に過ぎてしまって」「あとはERAさんにお任せしたいと思います。いい加減」って藤野さん、爆笑!ここでライブ告知です。今度、かの<庄野真代さん>のお店でライブをやるそうで。「オレ、練習していこう」って太田さん“飛んでイスタンブール”を弾きはじめて。

 7曲目は「空駆ける者」っておっしゃったかな?グリーンライトのなか、アコーディオンが力強く雄大に奏で、ギターが跳ねるような躍動感あふれるパワフルなリフをアップテンポでかき鳴らし、ヴァイオリンがリズミカルなリフをパワフルに、そしてアコーディオンと伸びやかに。その後、オレンジライトのなか、ヴァイオリンのリズミカルなリフにのってアコーディオンがパワフルなリフを弾き、ヴァイオリンと伸びやかに奏でて。中盤ではダイナミックなユニゾンリフからアコーディオンのパワフルでテクニカルなソロへ。続いてはライトが点滅するなか、ヴァイオリンのダークでアグレッシブなソロが。その後ヴァイオリンとアコーディオンが力強いフレーズを伸びやかに奏で、ステージ後方からのバックライトに照らされてダイナミックなリフを。終盤ではギターのパワフルなリフにのってアコーディオンが力強く奏で、ヴァイオリンがテクニカルなリフを弾き、ライトが点滅するなか、ダイナミックなユニゾンリフからパワフルにFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!ヴァイオリン、壷井彰久!ギター、太田光宏!アコーディオン、藤野由佳でした」って藤野さんが紹介しておのおのに大拍手が。メンバーの皆さんがお辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると19時13分。約70分のとっても素敵なライブでした。
 瑞々しく美しくほのぼのとしっとりと聴かせてくれたり、パワフルでエネルギッシュでテクニカルに聴かせてくれたりと聴きところいっぱいの素晴らしい演奏と、めっちゃ面白いMCと、ハーフセットながらとっても楽しめた素敵なライブでした。壷井さんと由佳さんの個性的なキャラお2人を、中央の太田さんが支えて、演奏もMCも素敵なアンサンブルを楽しませてくれました。今日は、ERAのあとに再び登場です。

13.2.2 STELLA LEE JONES

2013-02-04 23:23:24 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.2 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<新生STELLA LEE JONES始動!>
 2009年にギタリスト<平田聡さん>が中心となって結成された<stella lee jones>。2011年暮れに待望のデビューアルバム「A FLOATING PLACE」を発表し、それがまたとっても素晴らしいアルバムで2012年も活躍してくれるを楽しみにしていました。ところが、ヴァイオリンのテイさんがこの年の7月のライブを最後に脱退されてしまって超ショック!フロントの花形不在でバンドは一体どうなってしまうのかと心配しておりました。しかし数ヵ月後には平田さんが新曲のデモを断片的ながらもネットにUPされてビックリ!しかもこれまでとは異なったアプローチもあって、平田さんのステラに懸ける熱意が伝わってきて嬉しくなっちゃいました。そして暮れには2/2にワンマンライブとの情報にビックリ!思わずバンザイしちゃいました。しかもメンバー表には新たな女性ヴァイオリニスト<入山ひとみさん>のお名前が。自分は不勉強なため、入山さんのことは存じておりませんでした。いったいどんなサウンドを聴かせてくれるのか、新曲の出来もめっちゃ楽しみで、もちろん速攻ライブ予約をして当日を楽しみにしていました。
 <stella lee jones>現メンバーは平田さんの他、ピアノ<佐藤真也さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、パーカッション<工藤げんたさん>、アコーディオン<佐々木絵実さん>、ベース<瀬戸尚幸さん>、そしてニューヴァイオリニスト入山さんの7人です。さらに今回はスペシャルゲストとして凄腕ギタリスト<本吉大我さん>が参加されるとのことで、こちらも楽しみです。

 さて当日。事前に平田さんがtwitter等で“混雑が予想される”と書き込みされていたので、定時かっきりに仕事を終えてダッシュで駅へ。ちょっと電車が遅れたものの、開場時間ギリギリに吉祥寺に着いてなんとか席を確保です。やはり情報の通りに超満員です。客席には巨匠難波さんや大山さんなどなど名だたる凄腕ミュージシャンの方々が大勢いらしてましたね。
 ステージは向かって左にギターとベース、でギターアンプの後ろにキーボード。中央後方に綺麗なパープルの3タム1バスのドラムセット、その隣にコンガやシンバル他いっぱいのパーカッションセット。フロント右がアコーディオン、そしてフロント中央がヴァイオリンです。さらにパーカッションセットの前にはギター用のマーシャルアンプがでんと座って。そうそう、平田さんの位置にはノートパソコンがセットされてました。

 19時5分頃、客席が暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。平田さんはサンバーストのストラトを、瀬戸さんはサンバーストのJAZZベース、入山さんはアコースティックヴァイオリンを抱えて登場です。初めて拝見する入山さん、ゴールドのスカート(?)にカラフルなお衣装で、ちょっと茶目っ気のある可愛いらしい女性といった感じでステキ!佐々木さんは対照的に黒のロングスカートのシックなスタイルで大人の女性といった感じで素敵です。

 平田さんのカウントとリズミカルなワウギターリフからはじまった1曲目は「Jigsaw Cats」っておっしゃったかな?新曲です。ミドルテンポのパワフルでファンキーなリズムにのって、ストロボライトが点滅するなか、ダンサブルな感じのリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、アコーディオンとユニゾン、さらにキーボードともハモって。そしてライトが点滅するなか、ダイナミックなリフがはいってドラムも叩きまくって、パワフルなリフからヴァイオリンが伸びやかに雄大に奏で、ギターも加わって。その後一旦止まってから、ヴァイオリン・キーボード・アコーディオンがリズミカルなリフを弾き、そこからヴァイオリンのテクニカルなソロが。ドラムとパーカッションがパワフルに叩いて盛り上げます。中盤ではベースの力強いズンズンリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンも加わって、そしてギターとヴァイオリンがユニゾンやハモりでリフを弾き、ブレイクリフをキメ、ドラムが叩きまくって。終盤ではギターとヴァイオリンのリフをバックにキーボードのテクニカルなソロが。ラストはパワフルなユニゾンやハモりのリフからドラムとパーカスも叩きまくってFin。

 「STELLA LEE JONESです。お久しぶりです」「たくさん集まってくださってありがとうございます」って平田さんが挨拶して大拍手!「お気づきかと思いますが、ステージ上がいつもとちょっと違う」って平田さん。「平田さんのメガネが違う」ってげんたさん、爆笑!「真ん中に間違いが」って平田さん。「それ失礼だろ!」ってげんたさん、爆笑!「間違い探しはあとで」って平田さん。「もう判ってるでしょ」って爆笑!
 1曲目の新曲は、平田さんが以前ラジオの仕事をしてたときに作った曲だそうで、「いわゆる“使い回し”ですね」ってげんたさん、爆笑!今回は2部構成のライブで、第1部は全て新曲とのことで大拍手です。「そのうちの使いまわしは何曲ですか?」ってげんたさん、爆笑!考え込む平田さんに「真剣に考えることじゃないでしょ」って爆笑!

 「ポップな曲」って平田さん。2曲目は「8月の雨」っておっしゃったかな?雨の中、車が通りすぎるような効果音がながれ、ピアノとアコーディオンがミドルテンポでリズミカルなリフを弾き、ギターが加わり、そしてベースとヴァイオリンがリズミカルなリフを爽やかに奏でて。その後、パワフルなマーチングスネアとマラカスのリズムがはいってアコーディオンとヴァイオリンがユニゾンで伸びやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、ギターとヴァイオリンがユニゾンやハモりで伸びやかに。メルヘンチックな感じもする曲調で、聴いていて思わず笑顔になってしまうような素敵な曲ですね。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフとパワフルなドラムからギターとベースがユニゾンで力強く奏でて。終盤ではヴァイオリン・ピアノ・アコーディオンがリズミカルなリフを、ギターもはいって、そしてパワフルなドラムと太いベースからヴァイオリンが伸びやかに美しく奏でて。それが徐々に静かになって、ゆったりと。

 「爽やかな曲、結構気に入ってる」って平田さん自画自賛で「天才、平田聡!」ってげんたさん、大拍手!「いや、天才じゃないです」って平田さん。「いろんな意味でね」ってげんたさん。
 次の次の曲名はボリビアにある真っ白な塩の湖の地名だそうで、雨が降って水がたまると、青空が水面に美しく映るそうで、「塩の塊もプログレらしい」って平田さん、爆笑!「さすが天才にしかわからない」ってげんたさん。「ダリの絵のような感じ」って平田さん。「平田さん的にはダリの絵がプログレなの?」ってげんたさ。「その辺がよくわからない」って平田さん、爆笑!ここでタイトルのスペルを話はじめますが「違う」って声が。「1曲目のスペルもGが抜けてた」って瀬戸さん。「じゃあやめましょう。カタカナで書いて」って平田さん、爆笑!

 3曲目は「鏡」。無線でしゃべってるような効果音がながれ、ヴァイオリンがリズミカルなリフを、ギターがディレイを効かせたリズミカルなリフを弾き、アコーディオンも加わって。そして大きな音で弾いたり、小さな音で弾いたり、おおきな音の波のうねりのように響かせて。
 続いて4曲目は「サラデウユニ」っておっしゃったかな?アップテンポのスリリングなリフからピアノのリズミカルなリフ、ギターとアコーディオンのリズミカルなリフがオレンジライトのなかながれ、ドラムがスネアロールからアップテンポのリズムを叩き、ヴァイオリンとアコーディオンがメインリフを力強く奏でて。その後ギターとピアノのリフとベースの力強いラインにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンとリズミカルなリフを。中盤ではピアノとギターのリズミカルなリフが静かにながれ、ヴァイオリンとベースのハイキーでのリフが、パワフルなドラムとパーカッションの楽しいラテンリズムにのってながれ、ヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、ダンサブルな感じでダイナミックに盛り上がって。ラストはピアノリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、アップテンポのリズミカルなリフが。

 「ありがとうございました」って平田さん。「演奏する方は大変なんです」って。「ちゃんと紹介してあげたら?」ってげんたさん。「オンヴァイオリン、入山ひとみ!」って、大拍手!「“あねご”です」って平田さん。「ようこそ!こんな大変なバンドに」って朋翼さん、大拍手!「オレだったら断る」ってげんたさん、爆笑!入山さんは名古屋出身だそうで「何か名古屋弁でしゃべって」って平田さん、爆笑!ここで平田さんと入山さんがローカルなお話を。

 次の曲は「アレンジを大幅に変えた」って平田さん。そして朋翼さんがカウントを始めた途端「止めて!」って平田さん。皆さん超ビックリ!「ギター、平田聡!」ってげんたさん、大拍手!平田さん、まだチューニングをしていなかったようで。あらためてダイナミックで伸びやかにはじまった5曲目は「The Winter Song」。ピアノのリズミカルなリフとトライアングルのリズムにのってヴァイオリンとアコーディオンが幽玄に奏で、ブレイクリフからギターとヴァイオリンがゆったりとしっとりと。ウインドベルが綺麗に響いたあと、ギターとベースのゆったりとしたリフがながれ、ヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかにしっとりと。オレンジライトのなか、ムーディでロマンティックな雰囲気がただよって。中盤ではヴァイオリンが美しく艶やかに奏で、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいってドラマティックに盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロへ。その後アコーディオンとピアノが哀愁ただようメロディをしっとりと奏で、トライアングルのリズムからアコーディオンがゆったりと伸びやかに奏で、ヴァイオリンが加わって美しくハモって。そしてカラフルライトのなか、ピアノの美しくロマンティックなソロが。終盤ではピアノとヴァイオリンとギターのテクニカルなリフから一旦止まって、ラストはゆったりとしっとりと。

 今回のライブに備え、新曲の作曲もあり、昨年の9月から18回で延べ60時間以上もリハを重ねてこられたそうで。でも「メンバー全員が揃ったのは今年になってから」って朋翼さん。「リハのためにライブやってるようなもの」ってげんたさん、爆笑!

 第1部最後となる6曲目は「夢の境界線」。レッドライトのなか、アコーディオンのリズミカルなリフとベースの力強いラインとトライアングルのリズムにのってヴァイオリンが力強く伸びやかに奏で、アコーディオンのリフからギターがゆったりとしっとりと奏でて。そしてベースのパワフルなリフとマーチングスネアリズムからヴァイオリンが幽玄に美しく奏で、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいってヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、さらにアコーディオン・ヴァイオリンとバンドリフの掛け合いも。その後ミラーボールが回るなか、アコーディオンとヴァイオリンがハモってドラマティックに盛り上がって。中盤では暗いステージのなか、ノイズ的な効果音が鳴り響き、カオス状態に。そしてピアノのテクニカルなリフにギターが加わってユニゾンで。そこにヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、ギターとベースがユニゾンでテクニカルなリフを弾き、パワフルなドラムとともに盛り上がって。その後ミラーボールが回るなか、ダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれドラマティックに盛り上がって。終盤では静かになったあと、ヴァイオリンとアコーディオンがゆったりと伸びやかに奏で、そしてレッドライトのなか、アップテンポのパワフルなリズムがはいって盛り上がって。ラストは一旦止まってからゆったりとしっとりとFin。

 「ありがとうございました」「第2部はお待ちかねのスペシャルゲストをお迎えして」って平田さん。これにて第1部終了です。時計を見ると19時53分。約50分の第1部でした。

 20時15分頃、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。ゲストさんはまだのようです。そして第2部最初となる7曲目は「Synapse」。イエローライトのなか、アップテンポのシンバルのリズムからはじまってピアノがパワフルなリフを、ギターが流麗なリフを、ヴァイオリンがゆらゆら揺れるリフを弾き、アコーディオンが伸びやかに奏でて。そしてヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ギターが加わって、パワフルなドラムとともに盛り上がって、ヴァイオリンがドラマティックに奏でて。その後アップテンポのパワフルなリフからヴァイオリンとアコーディオンがリズミカルなリフを弾き、レッドライトのなか、伸びやかに力強く奏で、ギターとヴァイオリンのテクニカルなリフからダイナミックに。中盤ではピアノのテクニカルなソロが。ここで平田さんが「本日のスペシャルゲストをお迎えします。ギター、本吉大我さんです!」って大拍手大歓声!黒ボディのヘッドレスのギターをアップ気味に抱えて準備を。ピアノソロから今度はヴァイオリンのパワフルでリズミカルなソロが。大我さんは身体でリズムをとって慣らして。そしてお待ちかねの大我さんのギターソロです。テクニカルにタッピングも交えて高速で弾きまくって。ソロが終わると大拍手!その後ダイナミックなリフからアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンが力強くドラマティックに奏でて、パワフルな叩きまくりドラムとともに盛り上がって、ラストはテクニカルなリフからブレイクをキメてFin。

 「オンギター、本吉大我!」ってげんたさんが叫んで大拍手!「凄いですね。どう弾いてるか全くわからない。今度教えていただきたい」って平田さん。「平田さんも凄いですよ」って大我さん。「宜しく御願いします」って、大拍手!「本日は3曲、宜しく御願いします」って平田さん。

 8曲目は「Clouds」。ドラムのカウントからレッドライトのなか、ダイナミックなリフがゆったりとながれ、ピアノの綺麗なリフからアコーディオンがしっとりと奏で、ヴァイオリンが加わってユニゾンで伸びやかに奏で、ギターがメロウにゆったりと奏で、そこからパワフルでダイナミックなリフが。その後ゆったりと幽玄な感じになって、ギターとヴァイオリンがユニゾンで奏で、オレンジライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからベースの味わい深い音色のソロが。そしてパーカッションが効果音のアクセントを入れて、ピアノのしっとりとしたソロへ。中盤では大我さんのエモーショナルかつテクニカルなソロが。途中譜面が落ちてしまって、それを佐々木さんが拾ってあげて。ソロが終わると拍手です。その後、ダイナミックなブレイクリフからアコーディオン・ギター・ヴァイオリンがユニゾンでゆったりと奏で、そして再びダイナミックに、さらに激しくパワフルなリフを。終盤ではドラムフィルからギター・ヴァイオリン・アコーディオンがユニゾンでゆったりと奏で、オレンジライトのなか、ゆったりと雄大にドラマティックに展開して。

 「いつもと違ってJAZZロック的」って平田さん。ここで大我さんがマイクを。「どうもこんばんは、ギターの本吉大我です」って大拍手!「今回、平田さんとご縁があって出させていただいて」って。「たくさんのお客さんの前で、緊張してます」って。ここで本日持参された物販のCDの宣伝を。10枚限定とのことで、自分は開演前に即GETしちゃいました。そのCDは昨年暮れにここシルエレでやったJAZZライブを4曲収録されていました。ちなみにそのときのピアノの方が某有名T大卒なのだそうで。大我さんはもう1人T大卒のピアノストをご存知だそうで「日本で1番の凄いピアニスト」って。すると平田さんが「いや、今日は難波さんがいらしてるから」って、爆笑!「いや、2番です2番」「いや3番です3番目。すいません」って真也さんにも気を遣われて大爆笑!

 9曲目は「眩暈」。カウントからダイナミックなユニゾンリフがはいって、それがだんだん速くテクニカルに。そしてドラムフィルからオレンジ&レッドライトのなか、ユニゾンリフがスリリングに展開し、ギターのアップテンポのヘヴィリフからギターとヴァイオリンがユニゾンでミステリアスなリフを。その後ハイテンポのJAZZモードになってヴァイオリンのアグレッシブなソロが。叩きまくりドラムとともに盛り上がって、大我さんのテクニカルな弾きまくりギターソロへ。それが後に弾きまくり叩きまくりのアヴァンギャルドなカオス状態になって盛り上がって。終盤ではドラムフィルからギターがアップテンポでヘヴィリフを弾き、ユニゾンでミステリアスなリフを。ラストはテクニカルなリフをパワフルにキメて。曲が終わると大拍手!「オンギター、本吉大我!」ってげんたさんが叫んで大拍手大歓声!「お疲れ様でした」って平田さん。ここで大我さんのセットは終了で、大我さんが大拍手のなか、ギターを抱えて楽屋へ。

 「ここからはいつものスタイルで」って平田さん。「ちょっと気を落ち着けてからにしたほうが」ってげんたさん。次の曲は「テイさんのイメージがある」って。「JAZZ屋さんが弾くとどう変わるか」って。
 10曲目は「Jean Pierre」。レコードのヒスノイズの音がながれ、ピアノのワルツリズムのリフにのってヴァイオリンがしっとりと奏で、スネアのリズムがはいってヴァイオリン・ギター・アコーディオンがゆったりと伸びやかに優雅に奏で、パーカッションが鈴を鳴らし、徐々に盛り上がって。古き良き時代の舞踏会のような雰囲気、いいですねぇ。

 「こういう曲は楽でいいですね」って平田さん。ここで告知タイムです。ステラの予定はまだないようですが、まずは平田さんが4/13のエレアスライブの宣伝を。客席後方の大山さんと確認しながら告知されて。続いては朋翼さんがライブと物販CDの宣伝を。続いては「本日の主役」って朋翼さんが入山さんにマイクを渡して。「今日初めて皆さんにお目にかかるということで」ってライブ情報を書いたフライヤーの説明を。先ほどのお話の通り、入山さんは普段はJAZZ界で活躍されているそうで。今度ぜひ観にいきたいっす。「今回、平田さんのかっこいい楽曲に参加させていただいて本当に感謝しています」って。さらに「アタシはJonesさんって外人かと」って大爆笑!その後、げんたさんと真也さんがライブ告知を。真也さんと瀬戸さんが活躍されているQuiのライブは4/1だそうで。客席にはギターの林さんも。

 「しんみりと聴いてください」って、本編最後となる11曲目は「Stella Lee Jones」。薄暗いなか、ギターリフをバックにアコーディオンがしっとりと奏で、ピアノリフからトライアングルとシンバルのリズムにのってヴァイオリンが伸びやかにたおやかに奏で、アコーディオンとヴァイオリンが掛け合いのようにフレーズを奏でて。そして徐々に盛り上がっていって、レッドライトのなか、パワフルなドラムとともにアコーディオンが力強く奏で、ヴァイオリンとともにゆったりと雄大に。その後ヴァイオリンとギターがユニゾンでゆったりと奏で、アコーディオンが加わって綺麗なピアノリフとともにドラマティックに。中盤ではワルツリズムでアコーディオンがしっとりと奏で、ヴァイオリンが加わってユニゾンでゆったりと。そこからギターとアコーディオンの力強いリフがはいってドラムもパーカッションも叩きまくって盛り上がって。終盤ではピアノのしっとりとしたリフからヴァイオリンとアコーディオンがゆったりと奏で、それがドラマティックに盛り上がって。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました」「ヴァイオリン、入山ひとみ!パーカッション、くどうげんた!ドラムス、谷本朋翼!ベース、瀬戸尚幸!アコーディオン、佐々木絵美!ピアノ、佐藤真也!」って平田さんが紹介し、朋翼さんが「ギター、平田聡!」って紹介しておのおのに大拍手!「ありがとうございました!」って平田さんが挨拶を。大拍手大歓声がそのままアンコールを求める手拍子に。真也さんが一旦ステージを降りようとしましたが、すぐに戻ってそのままアンコールに突入です。

 「ありがとうございます。このままいきます」って大拍手!「次の曲、入山さんがどうしてもやりたいっていうネタがあるんですよね」って平田さん。「最近ステラでJRの駅の音を演奏するのが流行っていて、あ、今日はKQか」って。平田さんが入山さんに「ちょっとやって」って。「え、いまやるんですか?」って入山さん。「なにネタばらししてんの」ってげんたさん、爆笑!すると平田さんが某駅の発車前のメロディを弾いて大拍手!でも「音ちがう」って声が。「厳しい」って。「いずれちゃんとやりましょうよ」って平田さん、爆笑!「結構名曲があるんですよ」って。
 オーラス12曲目は「Parallel Railways」。まずは駅の雑踏の音がながれ、げんたさんが発車のホイッスルを高らかに鳴らし、ヴァイオリンが汽笛風サウンドを、アコーディオンが蛇腹をいっぱいに伸ばしてシュッシュッって音をだんだん早く鳴らして、ギターが弦を叩いてガタンゴトンって音を鳴らし、パワフルなドラムとピアノリフがはいって、ギターとアコーディオンがテクニカルなリフを弾き、ここでヴァイオリンがKQの特定の車両が発車するときに発するドレミ音階を鳴らして。マニアな鉄ちゃんでないとわからないかな?自分は鉄ちゃんではないですが、通勤に毎日KQに乗ってますからすぐにわかりましたが。その後、ヴァイオリン・ギター・アコーディオンがアップテンポの躍動感あふれるリズミカルなリフを弾き、パワフルなユニゾンからブレイクをキメて叩きまくりドラムとともに盛り上がって。中盤ではヴァイオリンの伸びやかで綺麗なソロが。そしてダイナミックなリフからアコーディオン・ギター・ヴァイオリンがユニゾンでパワフルなリフを弾き、ヴァイオリンとギターがハモって、アコーディオンが伸びやかに奏で、さらにテクニカルなリフがユニゾンでスリリングに展開して。ラストは一旦止まったあと、アコーディオンがシュッシュッって音を徐々にゆっくりと鳴らし、ヴァイオリンが汽笛音を鳴らして、雑踏の音が響いてFin。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。STELLA LEE JONESでした」って平田さん。「入山ひとみ!」「平田聡!」って朋翼さん、大拍手!「今年もう1回くらいライブやりたい」って平田さん。「え、1回だけ?」ってげんたさん。「対バンやってくれるスゲーバンド探してます」って。「後にいる人にお願いしようかな」って平田さん。「また宜しくお願いします」って平田さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時21分。1時間ちょいの第2部で、合わせて2時間の素敵なライブでした。
 新生STELLA LEE JONESのライブ、JAZZ系のヴァイオリニストが加わったこともあり、JAZZ的要素が強まり、インプロパートも増え、音楽性の幅も広がって、よりパワフルにダイナミックにドラマティックに美しく。以前のステラもとっても素敵でしたが、新たなステラもまた異なった良さがあって素敵!素晴らしいライブでした。新曲、もっと聴きたいので、ぜひまたライブやってほしいっす。