港町<横浜>。いまも外国人が多く住み、当時はその外国人によって最新の音楽がもたらされ、その耳の肥えた外国人を相手に演奏して腕を磨いて、後に大成するミュージシャンが多く輩出されているかと。その1人である伝説のギタリスト<陳信輝さん>。陳さんは当初はドラマーとして、1966年にギタリストの<ルイス加部さん>、ベース&ヴォーカルの<竹村栄治さん>と3人で<ミッドナイト・エキスプレス>というバンドを結成します。が、メンバーが流動的でしかも加部さんが後のザ・ゴールデン・カップスに参加するために脱退してしまったので、陳さんはギターに転向し、バンド名も<ベベス>として活動するも68年に解散。
そして“横浜”といえばこの方、まだ大学に在学中だった<柳ジョージさん(ベース)>と、ドラマーの<野木信一さん>、そしてヴォーカルの竹村さんの4人で再び<ベベス>を復活させ、米軍キャンプやJAZZ喫茶で活動し、バンド名を<パワー・ハウス>と改め、メジャーデビュー。69年3月にシングル「バック・イン・ザ・USSR」でデビューし、4月にこの写真のアルバム「ブルーズの新星~パワー・ハウス登場!」を発表します。国産ブルーズ・ロックの代表作とも言えるこのアルバム。曲は全てThe BeatlesやCREAMやジミヘンさんなどのカヴァーです。
1曲目は「Back In The U.S.S.R.」。ホンキートンク調のピアノのフレーズからはじまり、スローテンポのリフが。けだるい感じでしかもパワフルなヴォーカルとムーディなマウスハープの音色のベタベタなブルーズです。間奏ではギターソロやマウスハープソロ・ピアノソロが。
2曲目は「Hootchie Kootchie Man」。ゆったりテンポのパワフルなブルーズ。マウスハープが曲を盛り上げます。ヘヴィなギターリフもいいですねぇ。間奏ではエモーショナルなギターソロやマウスハープソロが。
3曲目は「I Want To Know」。早いテンポのギターリフからはじまるブギー調のノリのいい楽しい曲。ドラムは叩きまくりで、ギターも弾きまくって。ヴォーカルもパワフルでシャウトも聴かせて。
4曲目は「Foxy Lady」。ギターのハンマリングから♪ズンズンジャーカのヘヴィなリフが。ミドルテンポのヘヴィブルーズ。ジミヘンさんばりのギター、リフもソロもめっちゃかっくいいっす。
5曲目は「You’re A Better Man Than I」。おだやかな感じのギターリフからはじまる、哀愁を感じるメロディアスなポップス調の曲。間奏でのエモーショナルなギターソロ、いい味だしてますね。
6曲目は「Ob-la-di Ob-la da」。言わずと知れたThe Beatlesの曲。ポップでファンキーで楽しいパーティソングになってます。サビのリズムがちょっと変かな?ギターがいいアクセントになってますね。
7曲目は「Spoonful」。ギターリフからはじまるミドルテンポのヘヴィブルーズ。間奏ではギターもベースもめっちゃ弾きまくりで、ドラムもめっちゃパワフルで、延々とアツいインプロバトルを15分間繰り広げます。
8曲目は「Good Morning Little Schoolgirl」。ベースのブギー調のリズミカルなリフからアップテンポのノリのいいリズムではじまります。間奏のヘヴィサウンドのギターソロ、めっちゃかっくいいっす。バックのベースもパワフルにうねりまくりで。この曲でも延々15分アツいインプロバトルが繰り広げられます。ギターソロ・ベースソロ・マウスハープソロも。ラストも弾きまくり&叩きまくり&シャウトでFin.
本格派ブルーズ・ロックバンドと玄人受けはしたものの、残念ながら70年3月に解散してしまいます。ちなみに今回手に入れたこのCDはなんと2008年にドイツで発売されたものなんです。日本の古いロックがこの年になって海外で発売されるとはビックリです。
そして“横浜”といえばこの方、まだ大学に在学中だった<柳ジョージさん(ベース)>と、ドラマーの<野木信一さん>、そしてヴォーカルの竹村さんの4人で再び<ベベス>を復活させ、米軍キャンプやJAZZ喫茶で活動し、バンド名を<パワー・ハウス>と改め、メジャーデビュー。69年3月にシングル「バック・イン・ザ・USSR」でデビューし、4月にこの写真のアルバム「ブルーズの新星~パワー・ハウス登場!」を発表します。国産ブルーズ・ロックの代表作とも言えるこのアルバム。曲は全てThe BeatlesやCREAMやジミヘンさんなどのカヴァーです。
1曲目は「Back In The U.S.S.R.」。ホンキートンク調のピアノのフレーズからはじまり、スローテンポのリフが。けだるい感じでしかもパワフルなヴォーカルとムーディなマウスハープの音色のベタベタなブルーズです。間奏ではギターソロやマウスハープソロ・ピアノソロが。
2曲目は「Hootchie Kootchie Man」。ゆったりテンポのパワフルなブルーズ。マウスハープが曲を盛り上げます。ヘヴィなギターリフもいいですねぇ。間奏ではエモーショナルなギターソロやマウスハープソロが。
3曲目は「I Want To Know」。早いテンポのギターリフからはじまるブギー調のノリのいい楽しい曲。ドラムは叩きまくりで、ギターも弾きまくって。ヴォーカルもパワフルでシャウトも聴かせて。
4曲目は「Foxy Lady」。ギターのハンマリングから♪ズンズンジャーカのヘヴィなリフが。ミドルテンポのヘヴィブルーズ。ジミヘンさんばりのギター、リフもソロもめっちゃかっくいいっす。
5曲目は「You’re A Better Man Than I」。おだやかな感じのギターリフからはじまる、哀愁を感じるメロディアスなポップス調の曲。間奏でのエモーショナルなギターソロ、いい味だしてますね。
6曲目は「Ob-la-di Ob-la da」。言わずと知れたThe Beatlesの曲。ポップでファンキーで楽しいパーティソングになってます。サビのリズムがちょっと変かな?ギターがいいアクセントになってますね。
7曲目は「Spoonful」。ギターリフからはじまるミドルテンポのヘヴィブルーズ。間奏ではギターもベースもめっちゃ弾きまくりで、ドラムもめっちゃパワフルで、延々とアツいインプロバトルを15分間繰り広げます。
8曲目は「Good Morning Little Schoolgirl」。ベースのブギー調のリズミカルなリフからアップテンポのノリのいいリズムではじまります。間奏のヘヴィサウンドのギターソロ、めっちゃかっくいいっす。バックのベースもパワフルにうねりまくりで。この曲でも延々15分アツいインプロバトルが繰り広げられます。ギターソロ・ベースソロ・マウスハープソロも。ラストも弾きまくり&叩きまくり&シャウトでFin.
本格派ブルーズ・ロックバンドと玄人受けはしたものの、残念ながら70年3月に解散してしまいます。ちなみに今回手に入れたこのCDはなんと2008年にドイツで発売されたものなんです。日本の古いロックがこの年になって海外で発売されるとはビックリです。