ずっと以前に紹介させていただいた、日本プログレ界の重鎮<林克彦さん>が80年代中期に率いていたシンフォニック系プログレの代表的なバンド<夢幻/Mugen>。そのアルバムを紹介させていただきます。
1stアルバム発表後、いくつかのレーベルからセカンドアルバムをリリースしたいとのオファーがきたそうですが、これからというときにリズム隊の2人が音楽性の相違で脱退してしまい、バンドは林さんと中村さんの2人だけに。林さんはオファーをくれたレーベルに断りの連絡をしますが、あるレーベルが大物プログレバンド<NOVELA>のリズム隊に手伝ってもらってアルバムを制作するよう進言してくれたそうです。そして出来上がったのが86年に発表された2ndアルバム「レダと白鳥/Leda & Le Cygne」です。
アルバム1曲目は「Leda Et Cygne」。静かに静かにゆったりと幻想的にはじまり、ピアノをバックにしっとりとしたヴォーカルが荘厳にながれて。その後、重厚なオーケストラサウンドが響き、そしてダイナミックなオーケストラリフとともにアップテンポのドラムがはいって明るく華やかな曲調に。終盤ではアコースティックギターのゆったりとした哀愁ただようリフが抒情的にながれ、フルートとともにしっとりとしたヴォーカルがたおやかにながれます。そしてバンドインとともにドラマティックに展開するもエンディングはしっとりとFin。
2曲目は「La Rosa」。オーケストラの寂しげな奥深い雰囲着からはじまり、ヴァイオリンの切ないメロディがゆったりとながれます。中盤からアコースティックギターの素朴な感じのリフをバックにヴォーカルがはいって歌い上げます。しっとりとした美しいバラード風の曲です。リコーダーの素朴な音色もいい味だしてますね。
3曲目は「Salome」。オーケストラサウンドとハイハットからワルツリズムではじまって、リコーダーとメロトロンの音色が響き、そしてパワフルなドラムとピッコロのような音色がリズミカルに。そしてダイナミックなリフと力強いヴォーカルがはいって。ミュージカルっぽい雰囲気ですね。変拍子がなんとも心地いいっす。中盤にはテクニカルなギターリフ&シンセリフが。とっても楽しく愉快に展開していきます。終盤では一旦落ち着いてゆったりとしたヴォーカル&メロトロンの音色がしっとりながれ、パイプオルガンの音色とともにアップテンポのパワフルなドラムがはいってスリリングに展開してFin。
4曲目は「Edmond’s Old Mirror」。ミドルテンポの打ち込みリズムからはじまって、シンセの幻想的なサウンドとともに抒情的なヴォーカルがはいって。徐々にドラマティックに盛り上がっていき、サビでは歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフのあと力強いリズムをバックにメロトロンの哀愁ただよう音色がながれ、そしてギターソロが。さらには伸びやかで美しい音色のヴァイオリンソロも。終盤にはエモーショナルなギターソロ、そしてメロトロンの音色が響き、ダイナミックなリフがはいって、ラストはガラスが割れる音でFin。とってもドラマティックな10分強の大作です。
5曲目は「Brugge」。静かに静かにゆったりと抒情的なピアノの調べからはじまって、しっとりとしたヴォーカルがかすかにながれて。曲は徐々に盛り上がっていき、中盤からはオーケストラサウンドとドラムがはいって、そしてエモーショナルなフルートソロ、続いてしっとりとしたメロトロンソロが。しっとりとしたドラマティックな美しい曲です。
6曲目は「Carmilla」。パワフルなドラムからはじまるアップテンポのメロディアスかつスリリングな曲。シンセリフと力強いヴォーカルが絡み合い、中盤ではしっとりとしたフルートソロも。
7曲目は「Pavane Pour Une Infante Defunta」。ストリングスの重厚なサウンドがゆったりと荘厳にながれ、そこにリコーダーの素朴な音色がたおやかにながれて。中盤ではシンセの幻想的な調べがしっとりと響き、そして再びリコーダーの音色が抒情的にながれてしっとりとFin。
前作と同じ路線ですが、NOVELAの西田さんと笹井さんの他にもページェントの中嶋さん、宮武さん、大木さん、アウターリミッツの川口さん、という当時のプログレ・オールスターがゲストでバックアップされていて、前作同様にしっとりとした美しい曲もあれば、前作よりもパワフルでスリリングなシンフォ・プログレも堪能できます。リズム隊が強力なうえに要所要所で宮武さんのフルートや川口さんのヴァイオリンが曲をより美しく盛り上げています。ラスト曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」はラヴェルの曲で、それに歌詞をつけてヴォーカル入りで発表するはずだったのですが、クレームがついたために歌は断念し、リコーダーで歌メロを演奏されています。ライナーノーツには歌詞が記載されていて、ライブでは歌入りで演奏されたそうです。で、再発のときに再度交渉したもののやはりNGだったそうです。難しいですねぇ・・・
1stアルバム発表後、いくつかのレーベルからセカンドアルバムをリリースしたいとのオファーがきたそうですが、これからというときにリズム隊の2人が音楽性の相違で脱退してしまい、バンドは林さんと中村さんの2人だけに。林さんはオファーをくれたレーベルに断りの連絡をしますが、あるレーベルが大物プログレバンド<NOVELA>のリズム隊に手伝ってもらってアルバムを制作するよう進言してくれたそうです。そして出来上がったのが86年に発表された2ndアルバム「レダと白鳥/Leda & Le Cygne」です。
アルバム1曲目は「Leda Et Cygne」。静かに静かにゆったりと幻想的にはじまり、ピアノをバックにしっとりとしたヴォーカルが荘厳にながれて。その後、重厚なオーケストラサウンドが響き、そしてダイナミックなオーケストラリフとともにアップテンポのドラムがはいって明るく華やかな曲調に。終盤ではアコースティックギターのゆったりとした哀愁ただようリフが抒情的にながれ、フルートとともにしっとりとしたヴォーカルがたおやかにながれます。そしてバンドインとともにドラマティックに展開するもエンディングはしっとりとFin。
2曲目は「La Rosa」。オーケストラの寂しげな奥深い雰囲着からはじまり、ヴァイオリンの切ないメロディがゆったりとながれます。中盤からアコースティックギターの素朴な感じのリフをバックにヴォーカルがはいって歌い上げます。しっとりとした美しいバラード風の曲です。リコーダーの素朴な音色もいい味だしてますね。
3曲目は「Salome」。オーケストラサウンドとハイハットからワルツリズムではじまって、リコーダーとメロトロンの音色が響き、そしてパワフルなドラムとピッコロのような音色がリズミカルに。そしてダイナミックなリフと力強いヴォーカルがはいって。ミュージカルっぽい雰囲気ですね。変拍子がなんとも心地いいっす。中盤にはテクニカルなギターリフ&シンセリフが。とっても楽しく愉快に展開していきます。終盤では一旦落ち着いてゆったりとしたヴォーカル&メロトロンの音色がしっとりながれ、パイプオルガンの音色とともにアップテンポのパワフルなドラムがはいってスリリングに展開してFin。
4曲目は「Edmond’s Old Mirror」。ミドルテンポの打ち込みリズムからはじまって、シンセの幻想的なサウンドとともに抒情的なヴォーカルがはいって。徐々にドラマティックに盛り上がっていき、サビでは歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフのあと力強いリズムをバックにメロトロンの哀愁ただよう音色がながれ、そしてギターソロが。さらには伸びやかで美しい音色のヴァイオリンソロも。終盤にはエモーショナルなギターソロ、そしてメロトロンの音色が響き、ダイナミックなリフがはいって、ラストはガラスが割れる音でFin。とってもドラマティックな10分強の大作です。
5曲目は「Brugge」。静かに静かにゆったりと抒情的なピアノの調べからはじまって、しっとりとしたヴォーカルがかすかにながれて。曲は徐々に盛り上がっていき、中盤からはオーケストラサウンドとドラムがはいって、そしてエモーショナルなフルートソロ、続いてしっとりとしたメロトロンソロが。しっとりとしたドラマティックな美しい曲です。
6曲目は「Carmilla」。パワフルなドラムからはじまるアップテンポのメロディアスかつスリリングな曲。シンセリフと力強いヴォーカルが絡み合い、中盤ではしっとりとしたフルートソロも。
7曲目は「Pavane Pour Une Infante Defunta」。ストリングスの重厚なサウンドがゆったりと荘厳にながれ、そこにリコーダーの素朴な音色がたおやかにながれて。中盤ではシンセの幻想的な調べがしっとりと響き、そして再びリコーダーの音色が抒情的にながれてしっとりとFin。
前作と同じ路線ですが、NOVELAの西田さんと笹井さんの他にもページェントの中嶋さん、宮武さん、大木さん、アウターリミッツの川口さん、という当時のプログレ・オールスターがゲストでバックアップされていて、前作同様にしっとりとした美しい曲もあれば、前作よりもパワフルでスリリングなシンフォ・プログレも堪能できます。リズム隊が強力なうえに要所要所で宮武さんのフルートや川口さんのヴァイオリンが曲をより美しく盛り上げています。ラスト曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」はラヴェルの曲で、それに歌詞をつけてヴォーカル入りで発表するはずだったのですが、クレームがついたために歌は断念し、リコーダーで歌メロを演奏されています。ライナーノーツには歌詞が記載されていて、ライブでは歌入りで演奏されたそうです。で、再発のときに再度交渉したもののやはりNGだったそうです。難しいですねぇ・・・