◇ 2015.3.28 鎌倉光明寺 大殿
＜観桜会 寺集：てらつど＞
以前、家からほど近いところにあるライブスポットで、ある女性ピアニストのユニットのライブがあったんですね。自分はそのピアニストのことは全く存じなかったんですけど、なんとなく興味があって行ってみたんですね。ところがドアを開けるまでもなく、すでに満員のようなのであきらめました。地元とはいえ凄い人気なんだなって。で、その方のことを調べてみると、ソロアルバムを発表されているようなので、まずそちらを購入して聴いてみることに。それがまたとっても素敵で、パワフルで美しくて、これはなんとか機会を見つけてライブを観に行かねば、と。ところがどういうわけかなかなかスケジュールが合わなくて、観にいけなかったのですが、昨年8月にやっと観ることができて、パワフルでテクニカルでしかも繊細で美しく、またベースもドラムもめっちゃかっこよくて感動したんですね。で、次のライブを楽しみにしていたところ、1月末にライブがあるとのことで、お店に予約メールをしたのですが、当日お店に行ってみると、どうもメールが届いていなかったようで、すでに満席で残念ながら観れなくてがっかり。ライブは常連ファンの方々でいつもいっぱいになっちゃうのかなぁ～って、あきらめようかと。そんな折にふと香子さんのHPからtwitterの情報を見ると、3/21と3/28にライブがあるとのことで。3/21は見るのが遅くて間に合わなかったのですが、3/28はまだ大丈夫で、しかも会場がなんと鎌倉光明寺の大殿とのことで。大殿ならば広いから入りきれないことはないだろうと楽しみにしていました。
逗子市小坪出身の女性ピアニスト＜田近香子さん＞。洗足学園-バークリーを経て、しばしニューオリンズで生活され、2004年に帰国し、ライブ活動の他にもＴＶラジオや多数のイベントに参加さるなど活躍中で、2011年1月に初のソロアルバム「変幻自在Phantasmagoria」を発表されています。今回のライブのメンバーも、ベース＜岩見継吾さん＞、ドラムス＜中島道博さん＞とのことで。で、今回は毎年春に光明寺で開催される“観桜会”のなかの“寺集:てらつど”という踊りや音楽などのイベントのようです。
さて当日。本来休みなのですが仕事が入ってしまって、仕事を終えてから大急ぎで鎌倉へ。光明寺に着くと、多くの出店が並び、大勢のお客さんでにぎわっていて。開演予定時間15分前に着いてセーフでした。大殿に入ると、本当に畳敷きの黄金に輝く阿弥陀様の前がステージです。向かって左にエレピがセットされ、中央がコントラバス。右に1タム1バスのドラムセットが。もちろん畳直置きではありません。香子さんは紺に綺麗なお花柄の妖艶で美しいおすがたで。準備中に司会役のお坊様が今回のイベントについて語られて。自分は混まないうちに見やすいところをGETして。当然畳なのであぐらかいて開演を待ちます。こういうスタイルでJAZZを聴くなんて初めて。そうそう、今回は無料ライブです。
15時43分ころ、「それでは準備が整いました。Vakenekoさんの演奏です。どうぞ大きな拍手で」って大拍手！1曲目は「小坪」。アップテンポのパワフルなリズムがはいって、ピアノの綺麗な音色のリズミカルなリフがはいって、楽しくパワフルにダンサブルにながれ、ブレイクをキメて。その後、躍動感たっぷりのベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなリフからブレイクをキメて、そこから叩きまくりのドラムソロが。
続いてすぐにミドルテンポのベースとドラムのリズムがはじまりますが、香子さんがマイクを持って「皆さん、聴こえてますか？」って。もちろん手を上げて。「ありがとうございます」「今日はお天気にも恵まれて、ようこそ光明寺においでくださいました」って大拍手！香子さんはこの“てらつど”出演は2回目なのだそうで。この光明寺にはよく秋の“お十夜”に来られるとか。「今日演奏できるのを嬉しく思っています。最後まで楽しんでいただけたら」って大拍手！ここでメンバー紹介です。「ベース、岩見継吾！」大拍手！「ドラムス、中島道博！」大拍手！「ピアノ、田近香子です。宜しくお願いします」って大拍手大歓声！
2曲目は「ＪＯＹ」。ミドルテンポでピアノがゆったりと幽玄に奏で、ベースがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなリフからピアノが力強く奏でて。その後ブレイクから静かになってピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノの力強いリフがゆったりとながれ、そこからエモーショナルかつテクニカルなソロへ。ラストは力強いリフからゆったりとFin。
続いてベースが弓でゆったりと奏でて。「ありがとうございます」って香子さん、大拍手！香子さんはこの光明寺の“お十夜”に毎年訪れるそうで「夜の屋台が幻想的なお祭り」って。で次の曲は「落ち武者が降りてきてバトルが始まるイメージ」「おどろおどろしい感じ」「鐘の音から合戦が始まるイメージ」って。
3曲目は「お十夜」。ベースが弓でゆったりと奏で、ピアノの低音が力強くダークに響き、ベースがミステリアスに奏で、ピアノがダークに力強く奏で、ドラムがマレットで叩きまくり、音が飛び交うフリーインプロの世界に。ピアノもテクニカルに弾きまくって。その後シンバルロールからピアノとベースのパワフルでリズミカルなリフがはいって、躍動感たっぷりのドライブモードでリズミカルなリフがパワフルに。中盤ではノリノリのリズムにのってピアノのテクニカルなソロが。続いてベースのテクニカルなソロ。序盤はゆったりと弓で奏で、徐々にアグレッシブに。そして指でパワフルにエネルギッシュに弾きまくって。ソロが終わると大拍手！その後アップテンポでのピアノのテクニカルなソロとドラムの叩きまくりソロのアツいソロバトルが展開して。終盤ではピアノのテクニカルなリフから盛り上がって、パワフルなブレイクをキメて、ダイナミックなリフからだんだんゆっくりと。
続いて4曲目。キーボードのクリスタルサウンドがゆったりとメロウにながれ、ドラムの静かなリズムがはいって、ベースがしっとりと奏でて。そしてキーボードがゆったりとメロウに奏で、そのままエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いてベースのエモーショナルなソロが。その後ピアノがしっとりとメロウに奏で、ピアノとベースのパワフルなリフからドラムの叩きまくりソロへ。
続いて5曲目は「蕾の家」。ピアノの躍動感たっぷりのリズミカルなリフからはじまって、ベースのズンズンリフからアップテンポのリズムがはいって、ノリノリモードでピアノの明るく楽しいリフがながれ、そこからピアノのテクニカルでリズミカルなソロへ。そしてピアノのノリノリのアップテンポのリフがだんだんとテンポダウンしていって静かに。その後一旦止まってからピアノのしっとりと美しいソロが。徐々に力強く奏で、ベースが弓でゆったりと奏で、マレットでのシンバルロールが響き、ピアノがミドルテンポで哀愁メロディを奏でて。終盤ではミドルテンポのパワフルなリフからピアノのテクニカルなソロが。そしてピアノがしっとりと静かに奏でるも、再び力強く盛り上がっていって、パワフルでリズミカルなリフから叩きまくりのドラムソロが。ラストはピアノがゆったりとしっとりと奏でて。
「ありがとうございます」って大拍手！ここで物販のＣＤの宣伝を。この辺で後ろを見るとお客さんがいっぱい！200人近くいらしたのではないかと。
オーラス6曲目は「さくら」。ピアノがしっとりと美しく奏で、ベースが弓でゆったと響かせ、ピアノの綺麗で瑞々しいリフがリズミカルにながれ、ほのぼのメロディを奏でてから、リズミカルなソロへ。そしてピアノがリズミカルなリフからしっとりと静かに。終盤ではリズミカルに盛り上がって、そしてだんだんゆっくりと。
すぐにピアノのリズミカルなリフがはいって、パワフルなブレイクが。そしてベースとドラムのリズムから香子さんがマイクを持って「皆さま、今日はどうもありがとうございました」って大拍手！「お天気にも恵まれて、こうして大殿のなかで演奏が出来て私たちも楽しかったです」「皆さんのおかげです」って大拍手！そして“投げ銭”のお願いが。「皆様のお心添えをいただけたら」って。その後「最後にまたメンバー紹介します」「ベース、岩見継吾！ドラムス、中島道博！ピアノ、田近香子でお送りしました。どうもありがとうございました」って大拍手！香子さんは再びピアノに向かってゆったりとリフを弾き、ドラムが叩きまくり、ピアノがほのぼのメロディを奏で、だんだんゆっくりと。
曲が終わると大拍手大歓声！これにてライブ終了です。時計を見ると16時35分。約50分のとっても素敵なライブでした。ここで司会役の御坊様があらためて“投げ銭”のお願いを。もちろん私も少しですが協力させていただきました。
お寺の大殿ということもあり、広く、天井が高いため、当初は反響しまくりで、やや篭り気味で聴き取り辛かったのですが、徐々に慣れてきて楽しめました。パワフルでテクニカルかつ繊細で美しいピアノ、躍動感たっぷりのエネルギッシュなベース、タイトでパワフルなドラムス、めっちゃかっこよかったっす。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。
＜観桜会 寺集：てらつど＞
以前、家からほど近いところにあるライブスポットで、ある女性ピアニストのユニットのライブがあったんですね。自分はそのピアニストのことは全く存じなかったんですけど、なんとなく興味があって行ってみたんですね。ところがドアを開けるまでもなく、すでに満員のようなのであきらめました。地元とはいえ凄い人気なんだなって。で、その方のことを調べてみると、ソロアルバムを発表されているようなので、まずそちらを購入して聴いてみることに。それがまたとっても素敵で、パワフルで美しくて、これはなんとか機会を見つけてライブを観に行かねば、と。ところがどういうわけかなかなかスケジュールが合わなくて、観にいけなかったのですが、昨年8月にやっと観ることができて、パワフルでテクニカルでしかも繊細で美しく、またベースもドラムもめっちゃかっこよくて感動したんですね。で、次のライブを楽しみにしていたところ、1月末にライブがあるとのことで、お店に予約メールをしたのですが、当日お店に行ってみると、どうもメールが届いていなかったようで、すでに満席で残念ながら観れなくてがっかり。ライブは常連ファンの方々でいつもいっぱいになっちゃうのかなぁ～って、あきらめようかと。そんな折にふと香子さんのHPからtwitterの情報を見ると、3/21と3/28にライブがあるとのことで。3/21は見るのが遅くて間に合わなかったのですが、3/28はまだ大丈夫で、しかも会場がなんと鎌倉光明寺の大殿とのことで。大殿ならば広いから入りきれないことはないだろうと楽しみにしていました。
逗子市小坪出身の女性ピアニスト＜田近香子さん＞。洗足学園-バークリーを経て、しばしニューオリンズで生活され、2004年に帰国し、ライブ活動の他にもＴＶラジオや多数のイベントに参加さるなど活躍中で、2011年1月に初のソロアルバム「変幻自在Phantasmagoria」を発表されています。今回のライブのメンバーも、ベース＜岩見継吾さん＞、ドラムス＜中島道博さん＞とのことで。で、今回は毎年春に光明寺で開催される“観桜会”のなかの“寺集:てらつど”という踊りや音楽などのイベントのようです。
さて当日。本来休みなのですが仕事が入ってしまって、仕事を終えてから大急ぎで鎌倉へ。光明寺に着くと、多くの出店が並び、大勢のお客さんでにぎわっていて。開演予定時間15分前に着いてセーフでした。大殿に入ると、本当に畳敷きの黄金に輝く阿弥陀様の前がステージです。向かって左にエレピがセットされ、中央がコントラバス。右に1タム1バスのドラムセットが。もちろん畳直置きではありません。香子さんは紺に綺麗なお花柄の妖艶で美しいおすがたで。準備中に司会役のお坊様が今回のイベントについて語られて。自分は混まないうちに見やすいところをGETして。当然畳なのであぐらかいて開演を待ちます。こういうスタイルでJAZZを聴くなんて初めて。そうそう、今回は無料ライブです。
15時43分ころ、「それでは準備が整いました。Vakenekoさんの演奏です。どうぞ大きな拍手で」って大拍手！1曲目は「小坪」。アップテンポのパワフルなリズムがはいって、ピアノの綺麗な音色のリズミカルなリフがはいって、楽しくパワフルにダンサブルにながれ、ブレイクをキメて。その後、躍動感たっぷりのベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなリフからブレイクをキメて、そこから叩きまくりのドラムソロが。
続いてすぐにミドルテンポのベースとドラムのリズムがはじまりますが、香子さんがマイクを持って「皆さん、聴こえてますか？」って。もちろん手を上げて。「ありがとうございます」「今日はお天気にも恵まれて、ようこそ光明寺においでくださいました」って大拍手！香子さんはこの“てらつど”出演は2回目なのだそうで。この光明寺にはよく秋の“お十夜”に来られるとか。「今日演奏できるのを嬉しく思っています。最後まで楽しんでいただけたら」って大拍手！ここでメンバー紹介です。「ベース、岩見継吾！」大拍手！「ドラムス、中島道博！」大拍手！「ピアノ、田近香子です。宜しくお願いします」って大拍手大歓声！
2曲目は「ＪＯＹ」。ミドルテンポでピアノがゆったりと幽玄に奏で、ベースがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなリフからピアノが力強く奏でて。その後ブレイクから静かになってピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノの力強いリフがゆったりとながれ、そこからエモーショナルかつテクニカルなソロへ。ラストは力強いリフからゆったりとFin。
続いてベースが弓でゆったりと奏でて。「ありがとうございます」って香子さん、大拍手！香子さんはこの光明寺の“お十夜”に毎年訪れるそうで「夜の屋台が幻想的なお祭り」って。で次の曲は「落ち武者が降りてきてバトルが始まるイメージ」「おどろおどろしい感じ」「鐘の音から合戦が始まるイメージ」って。
3曲目は「お十夜」。ベースが弓でゆったりと奏で、ピアノの低音が力強くダークに響き、ベースがミステリアスに奏で、ピアノがダークに力強く奏で、ドラムがマレットで叩きまくり、音が飛び交うフリーインプロの世界に。ピアノもテクニカルに弾きまくって。その後シンバルロールからピアノとベースのパワフルでリズミカルなリフがはいって、躍動感たっぷりのドライブモードでリズミカルなリフがパワフルに。中盤ではノリノリのリズムにのってピアノのテクニカルなソロが。続いてベースのテクニカルなソロ。序盤はゆったりと弓で奏で、徐々にアグレッシブに。そして指でパワフルにエネルギッシュに弾きまくって。ソロが終わると大拍手！その後アップテンポでのピアノのテクニカルなソロとドラムの叩きまくりソロのアツいソロバトルが展開して。終盤ではピアノのテクニカルなリフから盛り上がって、パワフルなブレイクをキメて、ダイナミックなリフからだんだんゆっくりと。
続いて4曲目。キーボードのクリスタルサウンドがゆったりとメロウにながれ、ドラムの静かなリズムがはいって、ベースがしっとりと奏でて。そしてキーボードがゆったりとメロウに奏で、そのままエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いてベースのエモーショナルなソロが。その後ピアノがしっとりとメロウに奏で、ピアノとベースのパワフルなリフからドラムの叩きまくりソロへ。
続いて5曲目は「蕾の家」。ピアノの躍動感たっぷりのリズミカルなリフからはじまって、ベースのズンズンリフからアップテンポのリズムがはいって、ノリノリモードでピアノの明るく楽しいリフがながれ、そこからピアノのテクニカルでリズミカルなソロへ。そしてピアノのノリノリのアップテンポのリフがだんだんとテンポダウンしていって静かに。その後一旦止まってからピアノのしっとりと美しいソロが。徐々に力強く奏で、ベースが弓でゆったりと奏で、マレットでのシンバルロールが響き、ピアノがミドルテンポで哀愁メロディを奏でて。終盤ではミドルテンポのパワフルなリフからピアノのテクニカルなソロが。そしてピアノがしっとりと静かに奏でるも、再び力強く盛り上がっていって、パワフルでリズミカルなリフから叩きまくりのドラムソロが。ラストはピアノがゆったりとしっとりと奏でて。
「ありがとうございます」って大拍手！ここで物販のＣＤの宣伝を。この辺で後ろを見るとお客さんがいっぱい！200人近くいらしたのではないかと。
オーラス6曲目は「さくら」。ピアノがしっとりと美しく奏で、ベースが弓でゆったと響かせ、ピアノの綺麗で瑞々しいリフがリズミカルにながれ、ほのぼのメロディを奏でてから、リズミカルなソロへ。そしてピアノがリズミカルなリフからしっとりと静かに。終盤ではリズミカルに盛り上がって、そしてだんだんゆっくりと。
すぐにピアノのリズミカルなリフがはいって、パワフルなブレイクが。そしてベースとドラムのリズムから香子さんがマイクを持って「皆さま、今日はどうもありがとうございました」って大拍手！「お天気にも恵まれて、こうして大殿のなかで演奏が出来て私たちも楽しかったです」「皆さんのおかげです」って大拍手！そして“投げ銭”のお願いが。「皆様のお心添えをいただけたら」って。その後「最後にまたメンバー紹介します」「ベース、岩見継吾！ドラムス、中島道博！ピアノ、田近香子でお送りしました。どうもありがとうございました」って大拍手！香子さんは再びピアノに向かってゆったりとリフを弾き、ドラムが叩きまくり、ピアノがほのぼのメロディを奏で、だんだんゆっくりと。
曲が終わると大拍手大歓声！これにてライブ終了です。時計を見ると16時35分。約50分のとっても素敵なライブでした。ここで司会役の御坊様があらためて“投げ銭”のお願いを。もちろん私も少しですが協力させていただきました。
お寺の大殿ということもあり、広く、天井が高いため、当初は反響しまくりで、やや篭り気味で聴き取り辛かったのですが、徐々に慣れてきて楽しめました。パワフルでテクニカルかつ繊細で美しいピアノ、躍動感たっぷりのエネルギッシュなベース、タイトでパワフルなドラムス、めっちゃかっこよかったっす。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。
