ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

中島優貴さん RIKI-OH ~哀しみの戦士~

2013-01-31 21:11:39 | ゲーム・アニメMusic
 80年代に<ヘヴィ・メタル・アーミー→イースタン・オービット>等で活躍され、その後はロック界のみならず、アニメやゲーム音楽、そしてヒーリングミュージック界でも活躍されているキーボード奏者の<中島優貴さん>。今回は1989年にOVA化されたバイオレンスアクションマンガ「RIKI-OH ~哀しみの戦士~」のサウンドトラックアルバムを紹介させていただきます。当時BJに連載されていた漫画を読んでいた記憶はあるのですが、OVA化されていたことは知りませんでした。ましてや中島優貴さんがサントラを担当されていたなんてビックリです。現在入手困難であろうこのアルバム、某サイトで高い評価だったもので、いつか聴いてみたいと、某オクでやっと手にいれました。参加メンバーはヴォーカル<坂本英三さん>、ギター<松沢浩明さん>、ベース<琢磨仁さん>で、ドラムスは打ち込みのようで。
 アルバム1曲目は「プロローグ:破壊都市」。奥深く力強いオケサウンドが1分弱勇壮にながれて。
 2曲目は「ノー・マーシー」。ギターのヘヴィリフからダイナミックなリフががはいって、ギターのヘヴィサウンドが伸びやかにうねって、そしてアップテンポのノリノリモードでパワフルなヴォーカルがはいって。ドライブ感たっぷりのハードロック、かっくいいっす。間奏で終盤にはアグレッシブなギターソロが。
 3曲目は「バトル・フィーバー」。ダイナミックなリフからシンセのテクニカルなリフがアップテンポでながれ、時折はいるマシンガンのようなタムサウンドがスリリング感を煽って。攻撃的でテクニカルなインストハードロックです。中盤にはうねりまくるヘヴィなギターソロ、そしてアグレッシブなシンセソロが。
 4曲目は「宿命のカルマ」。シンセの哀愁ただようリフがゆったりとながれ、チェロ風の伸びやかな音色がしっとりと響いて、幻想的な雰囲気で徐々にドラマティックに盛り上がっていって。
 5曲目は「等活地獄」。ズンズンと重厚なストリングスサウンドのリフから力強いオケサウンドがダイナミックに。
 6曲目は「サバイバル・ゾーン」。パワフルなリズムとオケサウンドのリフからヘヴィなギターがうねりまくり、アップテンポの疾走モードになってシンセのテクニカルなリフとギターのヘヴィリフがスリリングに。そしてシンセがパワフルなブラスサウンドのリフからテクニカルなソロへ。中盤ではオケサウンドのパワフルなダークリフからギターがヘヴィにうねりまくり、そのままアグレッシブなソロへ。続いてシンセのテクニカルなソロがスリリングに。終盤ではダイナミックなリフからテクニカルなシンセとうねりまくるギターがスリリングに絡んで。攻撃的なかっくいいテクニカルハードロックですね。
 7曲目は「ケイコのテーマ」。時計のようなリズムでミステリアスなサウンドがながれ、ミドルテンポでシンセの伸びやかな音色がゆったりとながれて。そしてチェンバロ風サウンドのリフからシンセの哀愁ただようメロディが伸びやかに。その後、力強いズンズンリフからシンセの幻想的な音色がながれ、終盤では再びシンセの哀愁ただようメロディがドラマティックにながれて。
 8曲目は「バイオレンス・フォーメーション№13」。アップテンポのリズムにのってシンセのパワフルなリフとギターのうねるヘヴィリフがスリリングに展開して、ギターのアグレッシブなソロへ。その後、シンセのパワフルなリフにのってギターがエモーショナルに力強く奏でて。
 9曲目は「ハート・オブ・シュミレーション」。アップテンポのリズムにのってシンセの伸びやかな音色が幻想的にながれ、まるで花が開いていくかのように徐々に盛り上がって。そしてダイナミックなリフがはいってズンズン響くリフにのってシンセの伸びやかな音色が壮大にながれて。
 10曲目は「想い出の天使」。女性コーラス風サウンドがしっとりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいってオケサウンドが伸びやかにながれ、ピアノがほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏で、アコーディオン風サウンドの素朴な音色が加わって、とってもロマンティクで明るく爽やかな曲調に。その後、パワフルなブラス風サウンドが力強く伸びやかにながれ、終盤にはピアノのしっとりとロマンティックなソロが。
 11曲目は「ファシズムVS六芒星」。パワフルなドラムフィルからアップテンポのドライブ感満点のノリノリモードでギターのヘヴィリフとシンセのパワフルなリフがはいって、シンセのテクニカルなソロとギターのアグレッシブなソロがスリリングに展開して。白熱したソロバトルがたっぷりのかっくいいハードロックです。
 12曲目は「哀しみの戦士(エンディングテーマ)」。ギターのエモーショナルなフレーズが伸びやかにながれ、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、しっとりとしたヴォーカルがはいって哀愁たっぷりに歌い、合間にオケサウンドのフィルがはいって、サビでは歌い上げて盛り上がって。スケールの大きなヘヴィバラードですね。間奏ではシンセの壮大でエモーショナルなソロがちょこっと。そしてヴァースを挟んでギターのエモーショナルなソロが。終盤のサビではパワフルなヴォーカルが歌い上げてドラマティックに盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロとヴォーカルのエネルギッシュなロングスクリーミングが。
 13曲目は「エピローグ:哀しみの戦士(インストゥルメンタル)」。前曲のインストバージョンで、歌メロをシンセが奏でています。
 サントラでありながらも中島さんのソロアルバムのような、テクニカルな弾きまくりソロもたっぷりで、楽曲もアグレッシブなハードロックからしっとりとした美しい曲もあって、中島さんのキーボードサウンド&プレイがたっぷり楽しめるかっくいいアルバムですね。しいて言えば、ドラムが打ち込みでなく生ドラムだったら最高なんですが。
 この翌年1990年に続編となる「RIKI-OH2 ~炎のレクイエム~」が発表されますが、そちらはこのアルバムのようなソロ的ではなく、典型的なサントラアルバムでした。

一噌幸弘さん 東京ダルマガエル

2013-01-28 06:16:11 | World Music
 <一噌幸弘さん>。能楽の一噌流笛方、一噌家に生まれ、9歳で初舞台を踏んで、以降笛方として活躍し大曲も演奏。91年からは能の古典や、オリジナル曲や、クラシックまで幅広いレパートリーを独自の解釈で演奏するコンサート<ヲイヤリ>を定期的に開催しています。また“能”での“笛”という固定観念を破ってジャンルを超えて“能笛”の可能性をおおきく広げて、様々なジャンルのミュージシャンと競演もされています。しかも和楽独特の“間”も素晴らしいのですが、信じられないくらいの超高速の指使いによる奏法も驚異です。
 一噌さんのアルバムはこれまで数枚ここで紹介させていただいておりますが、重要なアルバムがまだでした。それがようやく手に入ったもので今回紹介させていただこうかと。1991年に発表された一噌さん初のソロアルバム「東京ダルマガエル」です。このアルバムは2002年からは指でカエルの顔を作ったジャケットで再発されているようですが、森画伯のデザインのオリジナルジャケットの方を手に入れました。
 このアルバムの参加メンバーは、メインは一噌幸弘グループのギター<鬼怒無月さん>、パーカッション<植村昌弘さん>、〆太鼓<吉谷潔さん>で、さらにゲストで、ピアノ<山下洋輔さん>が2曲目に、A・Sax<坂田明さん>が7曲目に、ギター<渡辺香津美さん>が1曲目に、パーカッション<仙波清彦さん>が1.2.5.7曲目に参加されています。
 アルバム1曲目は「とひょひょ」。笛の音が伸びやかにしっとりと哀愁たっぷりに奏でられ、ギターの音色が切なげに響き、時折入るパーカッションが盛り上げて。そしてギターのアップテンポのパワフルなリフとパーカッションのリズムがはいって、躍動感あふれる力強い笛の音が響き、テクニカルなユニゾンリフが。まずはテクニカルでエネルギッシュなギターソロ、続いて笛の伸びやかで哀愁ただようフレーズがながれ、テクニカルなユニゾンリフから笛の吹きまくりの力強いソロが。終盤では渡辺香津美さんと鬼怒さんのテクニカルな弾きまくりの白熱した掛け合いソロバトルが。そしてテクニカルなユニゾンリフがスリリングに。
 2曲目は「美病ん」。太鼓がミドルテンポで打ち鳴らされ、そこに笛の伸びやかな音色と気合の入った合いの手の掛け声が力強く響き、そしてミステリアスな感じのリフがリズミカルにながれ、ギターと笛のちょっぴりアヴァンギャルドな感じのソロが。笛はめっちゃ吹きまくりで、ピアノも加わって盛り上がってカオス状態に。それが落ち着くとパワフルなパーカッションと弾きまくりピアノのアグレッシブなソロバトルが。めっちゃスリリングです。終盤ではダイナミックなユニゾンリフからギターリフをバックに笛がリズミカルに奏で、そしてユニゾンリフからアグレッシブに盛り上がって、ラストにはパワフルなユニゾンリフとパーカッションソロの掛け合いが。そして吹きまくり弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。
 3曲目は「たんぼのかかしと赤トンボ」。笛の伸びやかで切なげな音色がギターと共にしっとりと響いて。そしてギターリフをバックに笛がリズミカルに力強く郷愁ただよう音色を響かせ、拍子木の音が印象的に鳴らされて。その後エモーショナルなギターソロへ。中盤では笛がテーマメロを伸びやかに奏で、そして勇壮な太鼓が迫力たっぷりに打ち鳴らされ、パワフルなギターソロへ。続いて勇ましい太鼓のリズムと激しいギターリフをバックに笛の力強くテクニカルなソロへ。ラストはギターと太鼓をバックに笛の力強い音色が伸びやかにながれ、ラストはテクニカルなユニゾンリフが。そしてしっとりとゆったりとFin。
 4曲目は「メダカの学校むかし話」。力強い笛の音が響き、そしてメロウなギターリフにのってたおやかな笛の音色がゆったりとながれて。ほのぼのした感じの心癒されるメロディですね。中盤では笛の伸びやかでエモーショナルなソロが。時折入る“メダカの学校”のフレーズが懐かしさを感じさせますね。
 5曲目は「いいか幻想曲」。ダイナミックな躍動感たっぷりのリフから、力強い太鼓と気合入った掛け声のリズムにのってギターリフと笛のパンチの効いた力強い音色が響いて。その後テクニカルな高速ユニゾンリフがスリリングに展開されて。中盤ではシンバルロールから力強い太鼓とパーカッションの躍動感たっぷりのリズムとギターリフにのって笛の伸びやかな音色がながれて。終盤には再び高速ユニゾンリフがスリリングに。
 6曲目は「いなか村」。パーカッションのミドルテンポのブラシでの静かなリズムにのって笛の伸びやかで郷愁だだよう音色がゆったりとながれて。中盤では笛のエモーショナルなソロが。
 7曲目は「速流笛破(人生つらいよ)」。力強い笛の音と気合の入った合いの手と太鼓から勇壮にはじまって、そしてSaxとエレキギターがおっかけリフを伸びやかに奏で、ダイナミックなユニゾンリフからスリリングに迫力たっぷりに展開して。まずは太鼓のリズムをバックにSaxソロ。ゆったりとムーディにはじまって、パワフルにエネルギッシュに。続いてはエレキギターのヘヴィでアグレッシブな弾きまくりソロが。中盤ではダイナミックなユニゾンリフから笛のソロへ。序盤は力強く伸びやかに、そして超テク早吹きでスリリングに。そこにSaxが加わって白熱の掛け合い吹きまくりソロバトルが展開され、めっちゃ盛り上がって。終盤ではダイナミックなユニゾンリフがド迫力で展開され、吹きまくり弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。
 超絶テクたっぷりの凄まじい曲や、郷愁ただようしっとりとした曲、心癒される曲、さらには伝統楽器とSaxやヘヴィギターのバトルなど、様々な曲をたっぷりと楽しませてくれ、聴き所満載の素敵なアルバムです。

13.1.20 zonk-monk

2013-01-25 06:18:49 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.1.20 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 2008年に大阪で結成された超テク美女ツインキーボード+凄テク男性ドラマーの変則トリオのプログレバンド<zonk-monk>。サウンドがクラシカルなシンフォプログレでもあり、パワフルなプログレメタルでもあるような、めっちゃダイナミックで凄い迫力で、パワフルな超テクドラムに繊細かつテクニカルなツインキーボードで聴かせてくれます。自分は2011年11月に初めてライブを観てめっちゃぶっとんで、すっかりハマってしまいました。そのときは超テクギタリストの<ISAOさん>がゲスト参加されましたが、次に観た昨年(2012年)9月のライブでは可愛くてかっこいい女性ギタリスト<EITAさん>がゲスト参加されて。そして今回2013年1/20のライブではゲストギタリストの名前がスケジュール表には載っておらず。ということは3人のみのライブなのかな?と。ギターが入るとメタルに近くなりますが、3人だとめっちゃシンフォになるので、それも聴いてみたいなと即予約して当日を楽しみにしていました。
 <zonk-monk>、メンバーはキーボード<長崎祥子さん><大沼あいさん>、ドラムス<高田圭吾さん>です。

 さて当日。他のライブと重なってしまったのですが、そちらはトップバッターで、zonk-monkはトリということで運よく時間帯は重ならなかったんですよね。なのでそちらのライブが終わってからすぐに店を出て吉祥寺に向かって。ところが中央線が止まっていてビックリ!でもなんとか動きだして、19時半にはシルエレに到着。2番手バンドの演奏中でした。で、そのバンドの最後の曲になんと祥子さんとあいさんがゲスト参加!ステージ向かって右後方にセットされた1台のキーボードをお2人で連打されるようで。曲はアップテンポのめっちゃ楽しい曲で、最初はお2人でパーカッシブにリフを弾いて。その後祥子さんが一旦後ろに控えて、アイさんがギターとテクニカルな弾きまくりソロバトルを。続いてはチェンジして祥子さんがキーボード同士でテクニカルな弾きまくりソロバトルを繰り広げて。最後はまた2人並んでリフを弾いて。めっちゃ盛り上がった豪華セッションでした。

 ステージはお店の方やメンバーの皆さんが入り乱れてあわただしくセットチェンジを。けごいさんはドラムスのセットが終わるとキーボードのセッティングのお手伝いを。ステージ向かって左があいさんで、今日は黒のレースのトップスにエンジのフリフリのミニスカでめっちゃSEXYで可愛くて。髪にはエンジのお花のコサージュが。ステージ右が祥子さんで、シルバーラメのトップスに黒のヒラヒラスカートで、ネックには黒のチョーカーが。クールでかっこよく可愛くキメて。キーボードはお二人ともD-DECK&ベースペダルでもう1台のキーボードはお互いに別々でしたね。そしてステージ中央後方は2タム1バスのドラムセットが。そして前2バンドのギタリストがステージフロントでエフェクターのセットを。なにかやってくれそうですね。

 20時34分ころ、セッティングが終わってフロアーが暗くなっていよいよはじまります。まずはあいさんがシンセで荘厳な音色をゆったりと響かせて。1曲目は「Flow of Time」だったかな?パワフルなドラムからダイナミックなリフが。そして祥子さんがピアノのパワフルなリフを。時折鐘の音が響き、パワフルなドライブ感たっぷりのリズムでキーボードのテクニカルなリフからシンセの伸びやかな音色がながれて。その後ブレイクリフとテクニカルなリフからベースのシーケンスサウンドがながれ、あいさんがオルガンでテクニカルなソロを。パワフルなドラムとともに盛り上がって、ライトが点滅してスリリングに。中盤では一旦止まったあと、シンセの揺れるサウンドがゆったりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、祥子さんが爽やかな感じのモーグソロを。そしてパワフルなアップテンポになって、ライトが点滅するなか、ソロもアグレッシブにスリリングに。その後、シンセの伸びやかな音色が響き、アップテンポのパワフルなドラムがはいって、カラフルライトのなか、叩きまくって盛り上がって。終盤ではキーボードのリズミカルなリフからベースラインが響き、ラストはテクニカルなユニゾンリフをキメてFin。

 すぐにケゴイさんがミドルテンポのパワフルなリズムを刻みはじめますが、「皆さん、こんばんは!最後まで残ってくださってありがとうございます。私達、遠距離ユニットzonk-monkでございます!」って祥子さんが挨拶して大拍手大歓声!「今日は大先輩の方々の次で、勢いを大事に」「皆さん最後まで宜しくお願いします」って大拍手!ここでメンバー紹介です。「唯一の男子!オンドラムス、けごい!」って大拍手!けごいさん、変顔で叩いて「顔芸が凄いね。その調子で」って爆笑!続いて「綺麗なお脚が覗く、オンキーボ-ド、あい!」って大拍手!そして「私がすぐ立ちたがる、キーボード担当、長崎祥子でお送りします」って大拍手!

 2曲目は「U.T.-a hole in danger-」。パワフルなドラムのダンサブルなリズムからオルガンリフがはいって、モーグのリズミカルなフレーズがながれ、あいさんのオルガンのエモーショナルなソロが。ソロが終わると拍手です。そしてパワフルでリズミカルなオルガンリフから腕まくりをした祥子さんがオーケストラサウンドのダイナミックなリフを。オルガンリフとオケサウンドリフが交互にながれて。その後アップテンポのパワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、祥子さんが立ってモーグのテクニカルなソロを。ライトが点滅するなか、ドラムも叩きまくってスリリングに。中盤ではオケサウンドリフとオルガンリフが交互にながれたあと、イエローライトのなか、シンセの爽やかなフレーズがゆったりと幻想的にながれて。そしてミドルテンポのちょっぴりファンキーな感じのリズムにのってあいさんのオルガンリフをバックに祥子さんがテクニカルなフレーズを。けごいさんは叩きながらスティックをクルクル回して。終盤ではパワフルなドラムからリズミカルなオルガンリフとオケサウンドのダイナミックなリフが交互に。

 「あらためましてzonk-monkです!」ってけごいさんが挨拶を。大拍手です。「さっきのセッションでもう1日終わった感じがただよってます」ってけごいさん、爆笑!「なんでアタシ達が最後なんですかね」ってあいさん。「新人に対するイジメ」ってけごいさん、爆笑!「シルエレで3人でやるのは初めて」って。でもステージ中央には「あやしい機材が」って爆笑!「いつもはセンターはISAOさんに務めていただくんですけど」って祥子さん。今日はセンター無人で「あやしい空洞が」「魔法陣のよう」ってけごいさん、爆笑!

 3曲目は「エクリプス」。ハイハットのアップテンポのリズムにのってピアノのテクニカルでダークなリフがながれ、静かになって、ピアノリフをバックにシンセのオシャレでエレガントな感じの伸びやかな音色がイエローライトのなか響いて。その後ブラス風サウンドのパワフルなリフからアップテンポになって、パワフルなドラムをバックにあいさんがシンセで伸びやかなフレーズを奏で、ライトが点滅するなか、テクニカルなソロをスリリングに。中盤では一旦止まってから祥子さんがシンセのテクニカルなソロを。そこにあいさんが加わって、イエロー&オレンジライトのなか、ユニゾンで伸びやかに、さらにテクニカルに。ドラムも叩きまくって。その後、シンセの幻想的なサウンドが響き、ピアノリフがしっとりとながれ、ミラーボールが回るなか、シンセの哀愁ただようメロウなフレーズながれてドラマティックに雄大に展開して。終盤ではピアノのリズミカルなリフにのって、シンセのオシャレでエレガントなフレーズがながれ、ラストはピアノのダークでパワフルなリフからブレイクをキメてテクニカルリフでFin。

 続いて4曲目、あいさんのカウントからオレンジライトのなか、ハイハットのリズムにのってピアノのパワフルなリフから祥子さんがシンセでテクニカルなリフを、あいさんがリズミカルなオルガンリフを弾き、そしてオルガンが伸びやかにメロウなフレーズを奏でて。中盤ではミドルテンポのパワフルなリズムにのってあいさんがオルガンでテクニカルなソロを。ドラムもめっちゃ叩きまくって、ライトが点滅するなか、スリリングに。続いて祥子さんのシンセのテクニカルなリフから叩きまくりのドラムソロが。終盤ではミドルテンポでダークなピアノリフからオルガンのリズミカルなリフがオシャレな感じでながれ、それがイエローライトのなか、ゆったりと伸びやかに。そして一旦止まったあと、ダイナミックな叩きまくりのドラムソロが。凄い迫力です。

 「ありがとうございます」「HPがゼロになりました」って祥子さん、爆笑!ここでバンド名の“zonk-monk”の由来をお話されて。“zonk”は元は日本語なんだそうで、“monk”は修行僧のことだそうで「頭がバーン!な、ぶっとんでる坊さん」ってけごいさん爆笑!「いろいろなことに挑戦する修行僧」って祥子さん。ここで「28歳にして初めて茶髪にしました」ってけごいさん、大拍手!けごいさんは物販のCDの宣伝と、先ごろ発売されたドラムの教則DVDの宣伝を。これ興味あります。見てみたいっす。

 次の曲は「ロールプレイングゲームのFinal Fantasy 5から」って5曲目は「Crash on The Big/ビッグブリッジの死闘」っておっしゃったかな?曲の前に祥子さんがベースペダルの位置を直して。ハイハットのカウントからシンセのダイナミックなリフがはいってアップテンポのドコドコドラムがライトが点滅するなかスリリングに。そしてシンセリフがリズミカルに伸びやかにながれ、さらにテクニカルにスリリングに。その後一旦止まってシンフォニックなオケサウンドが壮大にながれて。どことなくゲーム音楽の某巨匠S氏を感じさせますね。中盤ではミドルテンポのオルガンリフから、ライトが点滅するなか、あいさんがエモーショナルなモーグソロを。その後うす暗くなってシンセの幻想的な音色がながれ、祥子さんがシンセのスペーシーなソロを。終盤ではライトが点滅するなか、アップテンポでドライブ感たっぷりにあいさんがモーグソロを。叩きまくりドラムとともにソロもアグレッシブに。そしてシンセの爽快感たっぷりのフレーズがながれ、ラストはブレイクリフをキメて、ドラムも叩きまくってFin。

 「ありがとうございました」「手がもげそうだ」って大拍手!「前バンドの皆さんが素敵な演奏を聴かせてくれたから、テンション上がって」って。今回のイベントは昨年8月に行われたJAZZオルガンフェスの打ち上げのときに他バンドの皆さんと意気投合して決まったそうで。こういう機会を与えてくださってありがとうございます」って祥子さん、大拍手!ここで重大発表が。引っ張って引っ張ってジラして発表されたのは、なんと5/12にここシルエレで<zonk-monk>のワンマンライブが決定したそうです。もちろん大拍手大歓声!しかもゲストには<ISAOさん>と<國田大輔さん>が決定しているとのことでさらに拍手が。これはめっちゃ楽しみです。

 「残すところあと1曲」「潔く終わりましょう」「ありがとうございます」って。本編最後となる6曲目は「Air」。イエローライトのなか、ピアノのアップテンポのテクニカルなリフが響き、パワフルなドラムからゆったりと雄大な感じになり、ピアノがグリーンライトのなか、跳ねるようなリズミカルなリフを。その後一旦止まってピアノのしっとりとしたリフからオレンジライトのなか、オーボエ調のサウンドがクラシカルにゆったりと幻想的にながれて。それが徐々に盛り上がって力強いズンズンリフとパワフルなタムドラムからシンセのリズミカルなリフが。そしてテンポアップして疾走モードになるも、再びミドルテンポでゆったりと雄大に。中盤では叩きまくりドラムとともにライトが点滅してスリリングに盛り上がるも、静かになってあいさんがジャジーな感じのテクニカルなピアノソロを。それがオレンジライトのなか、徐々に盛り上がって。終盤ではミドルテンポでゆったりと雄大な感じになりドラマティックに。そしてライトが点滅するなか、シンセのテクニカルなリフがスリリングに。そしてアップテンポの叩きまくりドラムからテクニカルなリフが。ラストはピアノのアップテンポのリフが徐々にテンポダウンして、シンセの幻想的な音色が響き、しっとりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「オンドラムス、けごい!キーボード、祥子!あい!」ってメンバーの皆さんはお辞儀をして、大拍手がアンコールを求める手拍子になるなか、客席を通って後方へ。でもすぐにステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「早えぇ~!」って声も。「時間もアレなんでさっさといきます」ってけごいさん。
 「2人の超強力な戦闘員をお呼びしましょう」ってけごいさん、爆笑するとシブいストラトを抱えた<後藤貴徳さん>と、ブラウントラ目の7弦ギターを抱えた<佐々木秀尚さん>が登場して大拍手大歓声で迎えられます。メンバーの皆さんは敬礼ポーズで爆笑!「凄いです。たまげっぱなし」って後藤さん。「さっきから感動しっぱなし。いちいちかっこよくて」って佐々木さん。ここでご自身のライブ告知を。

 「最後にzonk-monkの曲を」ってオーラス7曲目は「Disorder –out of the cosmos-」。まずはあいさんのチェンバロ風サウンドのクラシカルでテクニカルなソロが。そしてけごいさんがスティックをまわしてからド迫力のダイナミックなリフがはいって、ツインギターとツインキーボードのテクニカルなユニゾンリフからアップテンポのノリノリモードでギターとキーボードの伸びやかで雄大なフレーズがながれ、ライトが点滅するなか、ブレイクリフとテクニカルなユニゾンリフをスリリングにキメて。その後ミドルテンポでギターのダークなヘヴィリフから祥子さんが立ってモーグのテクニカルなソロ、続いて叩きまくりのドラムソロが。中盤では祥子さんがチェンバロ風サウンドのクラシカルなソロを。そしてダイナミックリフ・ダークなヘヴィリフからユニゾンでのゆったりとしたフレーズが雄大にながれ、その後まずは佐々木さんのテクニカルなギターソロ、続いて後藤さんのテクニカルなギターソロ、そこからめっちゃ弾きまくりの白熱した掛け合いギターソロバトルが展開して。終盤ではアップテンポのノリノリモードでギターのリズミカルなリフ、叩きまくりドラム、そしてキーボードとのテクニカルなユニゾンリフから♪ジャーン!で弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってメンバーの皆さんはお辞儀をしてライブ終了。時計を見ると21時40分。1時間ちょいのパワフルかつテクニカルなライブでした。ステージ上ではメンバーの皆さんは握手会です。
 本編はツインキーボード&ドラムスのトリオ編成でシンフォニックかつテクニカルなプログレを展開してくれ、ギター2人が加わったアンコールは凄い迫力と音圧でまさに圧巻でした。なんといってもタイトでパワフルでしかも緻密なけごいさんのドラミングはほんと凄いっす。そしてあいさん・祥子さんの繊細で美しく、しかもめっちゃテクニカルでアグレッシブなキーボードも凄すぎ!それにMCも書ききれないくらいめっちゃ面白くて、存分に楽しませていただきました。まだ先ですが5月のワンマンライブがいまからもう超楽しみです。

13.1.20 宇宙征服

2013-01-22 06:19:11 | ライブレポ HR/HM
◇ 2013.1.20 四谷Outbreak
<One Night Heaven>
 めっちゃパワフルでエネルギッシュなUFOのカヴァーバンド<宇宙征服>。自分は2011年5月に初めてライブを観て以来のお気に入りです。ただ、なかなかスケジュールが合わなくてあまりライブを観に行けなくて。そのうちにギタリストがチェンジしてしまってビックリ!もっと観に行けばよかったと後悔して。で、メンバーチェンジ後の新生<宇宙征服>のライブも観に行けてなかったのですが、2013年1月20日に四谷でライブがあるとのことで。ところがこの日も他のライブと重なってしまって悩みました。日が近づくにつれて双方のタイムスケジュールがわかって<宇宙征服>の出番がトップバッターとのことで、それなら両方観に行けると当日を楽しみにしていました。イベントのトップということで時間は短いでしょうけど久々にかっちょいい70’sROCKを聴きたいなって。
 <宇宙征服>、メンバーは、ヴォーカル<ゴンザレス棚村さん>、ベース<Rudyさん>、ドラムス<宇宙生物ベロニカ様>、キーボード&ギター<Haruさん>、そしてギター<Ganさん>の5人編成です。

 さて当日。日曜なので開演時間に間に合うように家を出て四谷へ。余裕を持ったつもりでしたが、結局開演ギリギリでした。込み合うフロアー後方をすり抜けて中央付近へ。ステージ前には幕代わりのスクリーンが下りていて。その裏ではすでにメンバーの皆さんがスタンバってます。

17時半過ぎ。ドリンクを頼んだらすぐにフロアーが暗くなったので、慌てて一気飲みしてメモの準備を。まずはお店の方の前説です。「それでは紹介します。宇宙征服asUFO!」
 その後すぐにドラムのリズムとベースのアップテンポのノリノリのリフがドライブ感たっぷりにながれはじめ、スクリーンが上がって、そして「2013年、あけましておめとーす!今年もよろとーす!」ってゴンザレスさん。ステージは向かって左壁際に3ボード3段セットが。その後方にギターアンプとベースアンプ、隣に1バス2タムのドラムセット、その隣にマーシャルギターアンプが。白黒ゼブラのスーツに白サンダーバードベースを抱えたRudyさん、めっちゃかっくいいっす!ピンクのVを抱えたGanさんもキマってますね。中央はもちろん黒のハンチングがキマっているゴンザレスさんが。そして後方にはロングパツキンの美しい麗人ベロニカ様が!
 1曲目は「Lights Out」。ノリノリのベースリフ&ドラムのリズムにオルガンとギターリフがながれ、そこに迫力たっぷりのパワフルなヴォーカルがはいって、サビはギターのジャンジャカリフにのってめっちゃドライブしてかっくいいっす!間奏ではHaruさんはリズムギターを。そしてゴンザレスさんが「ギター!」って叫んでGanさんのテクニカルなギターソロへ。ゴンザレスさん・Rudyさん・HaruさんがGanさんの後ろに縦にならんで千手観音パフォーマンスを。その後ヴァースに戻ってHaruさんはオルガンを響かせ、サビでめっちゃ盛り上がって、エンディングもノリノリで弾きまくりギターソロが。「アザトース!」ってゴンザレスさん。

 続いて2曲目はミドルテンポの明るく楽しいギターリフが。「Only You Can Rock Me」。最初から聴きたかった大好きな2曲をかましてくれてめっちゃ嬉しいっす!グリーンライトのなか、ギターリフにオルガンが加わって、パワフルなヴォーカルがはいって。Rudyさん、踊ってます。狭いステージでRudyさんとHaruさんがぶつからないようにまるで舞うように身体をかわして前へ後へ。歌詞に合わせてゴンザレスさん、キックポーズをキメて伸びやかで雄大なサビへ。そしてゴンザレスさん、かっこよくマイクスタンドを上げますが、なんせ天井が低いのでぶつかってしまって。仕方ないっすね。

 「アザトース!」ってゴンザレスさん。「今年も宜しくお願いいします」って。昨年も何本もライブをやったそうですが、都内でのライブは昨年5月以来だそうで。「ご無沙汰いたしております。地方興行バンドと化してます」って。「久しぶりの都内ライブで嬉しいです。皆さんも嬉しいですか?」って、もちろん「Yeah!」って。

 「ではバラードナンバーを」ってゴンザレスさん。RudyさんとGanさんとHaruさんが見合って息を合わせて3曲目を始めます。「Ain’t No Baby」。綺麗なピアノリフとギターの伸びやかな音色とベースラインがゆったりとながれ、オレンジライトのなか、パワフルなドラムとパンチの効いた力強いヴォーカルがミドルテンポで。ヘヴィブルーズですね。サビではグリーンライトのなか、RudyさんとGanさんがコーラスを入れて、ヴォーカルが歌い上げて。間奏ではレッド&グリーンライトのなか、綺麗なピアノリフからギターがエモーショナルなソロを幻想的に奏でて。その後サビに戻って、オレンジライトのなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。

 続いて4曲目は「Let It Roll」。アップテンポのノリノリのギターリフからオルガンとパワフルなヴォーカルがはいって。ゴンザレスさんの眼力、凄いっす。間奏ではカラフルライトのなか、ギターがテクニカルなフィルを入れて。中盤ではギターとベースのユニゾンリフからギターのエモーショナルなソロが。途中からオルガンが加わってメロウに綺麗にハモって。その後ブレイクリフから「Hey!」って手を挙げて。そしてギターとキーボードのユニゾンリフからアップテンポのパワフルなリズムがはいってノリノリモードでパワフルなヴォーカルが。ゴンザレスさんとRudyさんが寄り添ってサビを歌って。ラストはキーボードとギターのユニゾンリフが。ゴンザレスさんがGanさんに寄り添って。

昨年は“分倍河原”を制したそうですが、今年の目標は“飛田給”を制することだそうで。「制すると言っても居酒屋で飲み会するくらいですけど」って爆笑!「飛田給ってハコあるの?」ってゴンザレスさん。「味の素スタジアム」ってGanさん。「おぉ!我々はスタジアムバンドだからピッタリじゃないですか!」「ということで今年の目標は味の素スタジアム征服!」って爆笑!でも「ちょっとでかすぎたかな」ってゴンザレスさん、爆笑!ここでゴンザレスさん、“飛田給”の説明をされて「勉強になるでしょう」って。

 「次の曲を名古屋弁で紹介します。お~みゃ~!」って爆笑!5曲目は「Oh My」。ミドルテンポのパワフルなリフからピアノのファンキーなリフとギターのヘヴィリフが明るく楽しい感じでながれ、パワフルなヴォーカルがはいって、サビで盛り上がって、ギターが絶妙なフィルを入れて。間奏ではギターのテクニカルなソロが。RudyさんがGanさんに寄り添って。終盤ではギターのノリノリのリフに合わせて手拍子を促して。ここでRudyさんとゴンザレスさんが某パフォーマンスを。でも時勢的にちょっとアレなので書かないでおきます。

 続いて6曲目「Give Her The Gun」。ハイハットのリズムからギターリフがはいって、そこにオルガンもはいってダイナミックなリフが。そしてシャッフルモードでブギー調のリフにのってノリノリでパワフルなヴォーカルがはいって。サビではゆったりとなってRudyさんとGanさんとゴンザレスさんが右手を大きく回して。間奏ではオルガンをバックにギターのテクニカルなソロが。ゴンザレスさんはHaruさんの脇に。その後ダイナミックなリフからシャッフルモードでノリノリで、ヴォーカルがシャウトをキメて、マイクスタンドを挙げて。

 「あざとーす!」ってゴンザレスさん。Haruさん、ステージ前の手摺に座って。それを見たゴンザレスさんが「休んでんじゃねーよ」って爆笑!「疲れた」ってHaruさん。
 「皆さん、もしなにか聴きたい曲があったらリクエストくださいね」ってゴンザレスさん。するとフロアー後方から「Rock Bottom!」って声が。「長いライブバージョンしか知らないんですけど、いいですか?スタジオバージョンはコピーしてないんだよね」って。ここで次回のライブ告知をされますが、2/23に大阪だそうで。「来てくれたら入場料くらいはサービスしますけど、旅費と宿泊費は自前で」って爆笑!「今年も<宇宙征服>よろとーす!」って。

 オーラス7曲目は「Rock Bottom」。Haruさんはギターを抱えて。ハイハットのアップテンポのリズムがはいって、ゴンザレスさんが手を挙げて「Hey!Hey!」ってお客さんを煽って。そしてHaruさんとRudyさんとGanさんがリズムに合わせて揃ってネックを上げてアクションをキメて、ゴンザレスさんも加わって4人でしゃがんでからいっせいにジャンプしてダイナミックなリフへ。その後パワフルなヴォーカルがはいって、サビではRudyさんとGanさんがコーラスを入れて盛り上げて。2ヴァースではゴンザレスさんが歌いながら客席になだれ込んで。中盤ではHaruさんが一旦ギターを置いてオルガンを弾いて、そしてギターのエモーショナルなソロが。途中からキーボードが加わってメロウにハモって、そこからパワフルに盛り上がって、モーグとギターでハモって、ギターのテクニカルなソロへ。その後ブレイクリフからドラムの叩きまくりソロがちょこっとあって、そしてモーグとギターのテクニカルなトリルのハモりが。終盤では一旦Finしたあと、再びギターのヘヴィリフがはいって、4人でしゃがんでからいっせいにジャンプして盛り上がって、パワフルなヴォーカルがはいって。HaruさんとGanさんが寄り添ってリフを弾いて、サビでパワフルに盛り上がって。ラストはブレイクリフから盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!次回大阪でお逢いしましょう」「今年もよろしく!」ってゴンザレスさん、大拍手!「最後に皆さんに送る言葉、あざとーす!」「また逢おう!」って。これにてライブ終了です。時計を見ると18時13分。約40分ちょいのとっても楽しいライブでした。

 久々にめっちゃかっくいいUFO曲を聴けて嬉しかったっす。エネルギッシュなヴォーカル、パワフルでタイトなドラム、力強いベース、テクニカルなギター、キーボードにギターに大活躍のHaruさん、どのパートも文句ナシ超かっこよかったっす。しいて言えばステージ狭すぎかな。ベロニカ様のツーバス見たかったし、ステージングも凝ったバンドなのでのびのびとおもいっきりのアクションを見たいっすね。それと今回はアウエーな感じがちょっとあって、お客さんのノリがいまひとつだったかも。でもでも充分に楽しめたかっくいいライブでした。大阪には行けませんが、次回の都内ライブ観に行きたいっす。

筒井香織さん Cadeau de Paris 2013

2013-01-18 23:30:49 | 新月・Asturias系
 <Acoustic Asturias><KTG>そして自身のユニット<音楽絵ほん>のリコーダー&クラリネット奏者としても、音楽コンポーザーとしても活躍中の<筒井香織さん>。筒井さんは2012年夏よりフランスに留学されています。が、今年(2013年)のお正月には一時帰国されて、1/6には<KTG>のライブに出演され、素晴らしいクラリネットサウンドを聴かせてくれました。そのライブの際に10枚限定で3曲入りミニアルバムが販売されました。それが今回紹介させていただく「Cadeau de Paris 2013 ~パリのお土産」です。筒井さんのソロ作品です。
 1曲目は「L’eau et le vent」。ウインドベルが鳴り響き、ハープの音色が幻想的に美しくながれ、続いてピアノのしっとりとした音色が響き、そこにストリングス風サウンドがはいって徐々に盛り上がっていき、シンバルが打ち鳴らされ、ドラマティックに壮大に。その後、鐘の音が鳴り響き、静かになって再びウインドベルやハープの美しい音色がゆったりと響きしっとりとFin。とっても瑞々しく美しく奥の深い素敵な曲ですね。
 2曲目は「La sirene」。アコギのアップテンポのリフと、美しいピアノのリズミカルなリフからはじまって、フルート風サウンドが伸びやかにミステリアスな感じでながれ、そこにメロトロン風サウンドが加わって。その後、ピアノとハープのリズミカルなフレーズがながれ、力強くテクニカルなピアノソロへ。終盤では再びアコギのアップテンポのリフにのってリズミカルなピアノリフが。もっと続きを聴いてみたいです。躍動感もあって、スリリングな感もあって曲に引きこまれていくような感じがしました。
 3曲目は「耳(日本語版)」。クラリネットとピアノの力強い音色が交互に響き、その後静かになってピアノリフがしっとりと。それが徐々に力強くなって、伸びやかな女性ヴォーカルがはいって、ハイトーンも綺麗に。ですが、これからというときに曲の序盤で終わってしまったかのような、これももっともっと続きを聴いてみたい感じです。
 美しくドラマティックな曲、スリリングな曲、力強い曲とどれも3分足らずの曲ですが、今後の展開がすっごく楽しみになってくる素敵な曲ばかりですね。ぜひぜひフルアルバムを期待したいっす。

13.1.6 Margaret Maggie

2013-01-15 21:53:05 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.1.6 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 2008年4月に結成され、2010年10月にデビューミニアルバムを発表したヴァイオリン・プログレバンド<Margaret Maggie>。ケルティック風味でクラシカルでとっても楽しく、とってもドラマティックなサウンドを聴かせてくれる素敵なバンドです。メンバーは、バンマスでギター・ベース・シンセ他の<阿久津太郎さん>、ドラムスの<山本真也さん>、ヴァイオリン・ヴィオラでガンバの<フクイヨウスケさん>、ヴァイオリン・木琴・グロッケンの<谷篤実さん>、そして女性キーボード奏者の<畑花菜さん>の5人編成です。2012年8月のライブでも素敵な演奏を聴かせてくれ、さらには花菜さんのSEXYな衣装にも悩殺されて、また機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に年明け1/6にシルエレで行われるプログレイベントに参加されると知って、対バンも大好きなバンドなので即予約して楽しみにしていました。

 さて当日。正月休み最後の日です。早めに家を出て吉祥寺へ。幸い交通機関も順調で早めに着いて、チケットを購入して開場を待ちます。そして順番で受付を済ませてフロアーへ。余裕で席をGETしてのんびり開演を待ちます。ステージは向かって左フロントに木琴鉄琴&エレキヴァイオリンが。その後方には3タム1バスでチャイナシンバルが1本高くそびえるドラムセットが。その隣に2台のキーボードセット。ステージ右にはダークブルーのストラト風ギター&ミニキーボード。フロント中央には大きなヴィオラデガンバとエレキヴァイオリンが。以前観たときと配置が逆ですね。

 18時5分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。フクイさんは中世の吟遊詩人のようなスタイルで、阿久津さんは赤カブのレプリカのレイを肩に掛けて。そして花菜さんはエンジのシルクハットにジャケット(?)で、その下は今回も超SEXYな衣装のようで。それにしても美しい・・・

 カウントからはじまった1曲目は「太平洋」。ダイナミックなリフから華々しくはじまって、アップテンポのパワフルなリズムにのって、ヴァイオリンがリズミカルに、グロッケンが綺麗に響き、明るく爽やかな曲調に。中盤ではユニゾンのリズミカルなリフからダイナミックなリフ、そしてエモーショナルなギターソロへ。終盤ではリズミカルなユニゾンリフからダイナミックなリフが。ラストはオールユニゾンをキメてFin。
 「こんばんは、Margaret Maggieです」って山本さん、大拍手!

 2曲目は「魔女マギの家」。ヴァイオリンのテクニカルなリフ、ギターのリズミカルなリフからクラシカルな感じではじまるも、ヴァイオリンが揺れる妖しいフレーズを奏で、さらにダークでミステリアスなリフをアヴァンギャルドな感じで弾いて。その後ピアノのしっとりとした音色が響き、ヴァイオリンが伸びやかに美しく奏で、キーボードとギターのリズミカルなリフがはいって、グリーンライトのなか、ヴァイオリンがクラシカルなフレーズをリズミカルに。中盤ではギターがクラシカルなリフを、木琴がテクニカルなリフを奏でて。そしてリズミカルなリフからヴァイオリンが揺れるミステリアスなフレーズを妖しく奏で、オレンジライトのなか、ヴァイオリンがヘヴィでアヴァンギャルドに弾きまくるソロを。

 「ちょっとチューニングタイムです」って山本さん。そしてはじまった3曲目は「中世の秋」。シンバルのミドルテンポのリズムからキーボードのクリスタルなサウンドがゆったりとしっとりとながれ、オレンジライトのなか、ヴァイオリンの哀しげなメロディとグロッケンの音色が響いて。その後、イエローライトのなか、テンポアップしてダンサブルなリズムで楽しいリフがながれ、ヴァイオリンがゆったりと伸びやかに奏でて。中盤では一旦とまったあと、キーボードの綺麗なサウンドがゆったりとながれ、ヴァイオリンの郷愁ただようメロディがしっとりと。終盤ではリズミカルなリフからパワフルに盛り上がって。

 「こんばんは、Margaret Maggieです。あけましておめでとうございます」って山本さん、大拍手!「お正月休み最後の日、明日から憂鬱な日々が待ってますが、皆様と最後の夜をプログレで締めくくれるのは・・・」って。

 4曲目は「かわず池」。ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードでケルティックなとっても楽しいヴァイオリンリフがながれ、グロッケンの綺麗な音色がアクセントになって、そしてギターとヴァイオリンがユニゾンで、ヴァイオリンとキーボードが交互にとスリリングに展開して。キーボードはアコーディオン風の素朴なサウンドで。その後、ヴァイオリンが帽子が落ちるくらいに激しくアグレッシブに弾きまくって。ラストはダイナミックにスリリングに盛り上がって、ドラムも叩きまくりでFin。

 フクイさんが帽子を再び被ってはじまった5曲目は「フィリップ小心」。ドラムのハイテンポのリズムにのってポルカ風のツインヴァイオリンのパワフルなリフが。そしてベースのテクニカルなリフとキーボードリフからヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ダイナミックに。さらにライトが点滅するなか、スリリングに展開して。中盤ではテクニカルなベースリフにのってヴァイオリンのリズミカルな楽しいリフがながれ、ブレイクをキメて。終盤では一旦止まったあと、ヴァイオリンの音色がゆったりとながれ、そしてダイナミックに盛り上がって。ラストは一旦静かになるも再びリズミカルなリフがはいって盛り上がって、ライトが点滅するなか、ユニゾンリフでスリリングに。

 「長めの曲やります」って山本さん。6曲目は「ロシア」。薄暗いステージのなか、ヴァイオリンのダークなフレーズとしっとりとしたピアノリフからゆったりとはじまって、それがうねって。そしてフルート風サウンドのリフがしっとりと、グロッケンの音色が綺麗に響いて、グリーンライトのなか、郷愁ただようメロディが。そして木琴のリズミカルなリフからミラーボールが回るなか、ダイナミックに盛り上がって。その後、シンセサウンドがゆったりとながれ、そしてテクニカルなリフからドラムも叩きまくってダイナミックに。中盤ではベースのパワフルなリフから、フクイさんがしゃがんでヴァイオリンの弦を叩いてヘヴィサウンドを発して。その後オルゴール風サウンドが響き、ヴァイオリンがチェロ風の低く太いサウンドを響かせて。終盤ではキーボードの哀愁ただよう抒情的なメロディがながれ、グロッケンの音色が印象的に響いて、しっとりとFin。

 ここでメンバー紹介です。「バンドリーダーで赤カブをぶらさげてる、ギターの低音弦にベースの弦を張っている、キーボード・ギター・ベース・笛、阿久津くん!」大拍手です。「キーボード、畑花菜!」大拍手です。「ヴァイオリン・ヴィオラデガンバ・笛も、フクイヨウスケ!」大拍手です。「ヴァイオリン・鉄琴木琴その他、谷くん!」大拍手です。そして「ドラム・MC担当、山本真也でした」って大拍手!
バンドサイトにも掲載されていますが、Margaret Maggieの曲がケイタイアプリのゲームのTVCMに使われているそうで。凄いっすね。で、MC中にフクイさんがヴィオラデガンバのチューニングを。「弦が羊の腸でできていて、めっちゃ狂う。時間がかかる」って。

 7曲目はそのTVCMにも使われている「枯れ庭」。キーボードのチェンバロ風サウンドのリフとヴィオラデガンバの低音がゆったりとながれ、グロッケンとリコーダーの音色もしっとりと綺麗にながれて。そして山本さんが大きなタンバリンのような太鼓を叩き、ヴィオラデガンバがリズミカルなリフを弾き、そこからリコーダーの素朴なソロへ。その後ブロッケンの音色が綺麗に響き、キーボードのヴィオラデガンバがリズミカルなリフを。ラストはチェンバロ風サウンドのリフがゆったりと。

 続いて8曲目は「華麗なる野蛮人」。イエローライトのなか、太鼓のミドルテンポのリズムで笛とベースのリズミカルなリフ、ヴィオラデガンバのリズミカルでテクニカルなリフがながれ、笛・ヴァイオリン・ヴィオラデガンバが輪唱のようにリフ回しで奏で、キーボードのチェンバロ風サウンドのリフが響いて。フォルクローレな曲ですね。中盤ではオレンジライトのなか、ヴィオラデガンバのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンと笛も加わって、ドラムも叩きまくってダイナミックに盛り上がっていって、終盤では躍動感たっぷりにパワフルに盛り上がって。曲が終わるとそのままヴィオラデガンバのテクニカルなソロへ。

 ソロのあと続いて9曲目は「錆付いた機械文明」。オレンジライトのなか、ダイナミックなリフからヴァイオリンのパワフルなリフがリズミカルにながれ、ドラムが叩きまくって。そしてイエローライトのなか、ギターとヴィオラデガンバがリズミカルなリフを奏で、キーボードとヴァイオリンも加わってダイナミックに盛り上がって。中盤ではヴィオラデガンバのパワフルなリフからシンセの伸びやかでエモーショナルなソロが。終盤ではイエローライトのなか、ヴァイオリンのリズミカルなリフがはいって、キーボードがユニゾンして、ラストはカラフルライトのなか、ダイナミックに盛り上がって。

 「残すところあと3曲となりました」って山本さん。Margaret Maggie次回のライブは2/22に下北沢であるそうで。それとフクイさんは演劇の音響もやっておられるそうで、その告知もされていました。

 10曲目は「太陽の影」。カウントからグロッケンとシンセとギターがメルヘンチックなメロディを奏で、イエローライトのなか、ヴァイオリンが爽やかなメロディをゆったりとたおやかに奏で、それが力強くなって盛り上がっていって。その後だんだんゆっくりと
 続いて11曲目は「戯れ」。ツインヴァイオリンとキーボードのアップテンポのリズミカルなリフからノリノリモードで明るく楽しくはじまって、テクニカルなリフやユニゾンリフでスリリングに展開して。

 「最後の曲でお別れです」「よかったらまたお逢いできると光栄です」って山本さん。
オーラス12曲目は「赤カブ品評会」。ヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックなリフがアップテンポでノリノリモードでながれ、ツインヴァイオリンで明るく楽しく展開し、カラフルライトが点滅するなかパワフルなリフがスリリングに。そしてキーボードのアコーディオン風サウンドのリズミカルなリフが楽しくながれ、ズンズン響くリズムにのってヴァイオリンとキーボードがリズミカルなリフを。それがダイナミックで雄大な感じにながれて。中盤ではダイナミックなリフから、ヴァイオリンリフ・キーボードリフ・ベースリフと続き、ダイナミックなユニゾンリフへ。そしてキーボードのアコーディオン風サウンドのリフからパワフルなドラムがはいってヴァイオリンのワウを効かせたソロ、ギターを水平に持ってのソロ、キーボードのクリスタルサウンドのソロと短いソロが続いて。終盤ではパワフルなリフからアップテンポのノリノリモードでめっちゃ楽しく盛り上がって、ラストはダイナミックなリフから弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございましたMargaret Maggieでした」って山本さん。メンバーの皆さんはお辞儀をしてライブ終了。時計を見ると19時14分。1時間10分の充実した素敵なライブでした。
 ついつい花菜さんの美しいおすがたに目がいってしまいますが、とっても楽しくにぎやかでどこか懐かしい中世欧州風メロディと、ヴァイオリンやヴィオラデガンバの独特なサウンドやエネルギッシュに叩きまくるパワフルなドラムと、とっても見ごたえ聴きごたえのある楽しい素敵なライブでした。またぜひライブを観にいきたいっす。

13.1.6 interpose+

2013-01-12 11:22:17 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.1.6 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 めっちゃテクニカルな演奏と、ピュアな女性ヴォーカルのメロウな歌メロのとっても素敵なシンフォ系プログレバンド<interpose+>。現メンバーは、リーダーでドラマーの<佐藤カツさん>、2011年より復帰されたギタリスト<田中健士さん>、キーボード<渡邉のぶをさん>、ヴォーカル<あるがさゆりさん>、そしてARS NOVAでも活躍されているベーシスト<柴田伸子さん>の5人です。昨年2012年は5月に東京で、7月に大阪でライブを行われました。そして2013年は、1/6にシルエレで行われるプログレイベントに出演されると知って、即予約して当日を楽しみにしていました。ライブ直前のfacebookの情報では今回のライブでは現メンバーになってからの新曲オンリーのセットとのことでこれまためっちゃ期待です。

 さて当日。3バンド出演のイベントで、interpose+は3番目トリです。が、前2バンドが押し押しだったので、ステージ上はメンバーの皆さんやお店スタッフの方々が入り乱れてあわただしくセットチェンジを。ステージは向かって左にのぶをさんのキーボードセットが。その隣にサンバーストのベースを抱えた柴田さんが。後方には1タム2フロアタム1バスのドラムセットのカツさんが。右には水色ハンバッカーストラトを抱えた田中さん。そして中央はもちろんヴォーカルさゆりさんで、別マイクスタンドには譜面台のようにi-Padが固定されていて。

 21時15分ころ、準備が整って、メンバーの皆さんは一旦楽屋へ。そして客席が暗くなって、あらためてメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手大歓声で迎えられます。
さゆりさん、今回は白のレースのミニワンピで金髪ウイッグの髪には可愛い帽子のようなコサージュが。とっても可愛いうえに貴婦人のような佇まいです。のぶをさんは、黒に大きめのチェックのヒラヒラとした可愛らしいミニワンピで白いふとももちゃんがあらわに。一番驚いたのが柴田さん。いつもはシックでアダルティなタイトロングドレスなのに、なんと今回は黒ギンガムチェックのフリフリスカートのミニワンピで髪はポニーテールでめっちゃ可愛くて超ビックリ!しばし見とれてしまいました。

 パワフルなドラム&ベースのリズムからはじまった1曲目は「Empty route」。キーボードが伸びやかに奏で、ギターがスライドでメロウに奏でてからしっとりとした美しいヴォーカルがはいって、徐々に力強く歌い上げて。そしてオレンジ&イエローライトのなか、綺麗なピアノリフにのってしっとりとしたヴォーカルがはいって、サビでは歌い上げてもりあがって。さゆりさん、満面の笑みで。カツさんのスネア、タイトで切れ味鋭い凄くいい音!中盤ではアップテンポのノリノリモードでのぶをさんがテクニカルなモーグソロ&ピアノソロを。続いてギターのホールズワース氏彷彿の滑らかで流麗でテクニカルなソロが。その後ヴァースに戻ってしっとりとしたヴォーカルがはいって、イエローライトのなか、ドラマティックに盛り上がって。サビではモーグで歌メロを奏で、そのままアグレッシブなソロへ。ラストはめっちゃ盛り上がってFin。

 カツさんがシンバルの角度を調整したあとはじまった2曲目は「HM(仮題)」。シンバルのカウントからミドルテンポでダイナミックなリフがはいって、それがアップテンポになって、ライトが点滅するなか、ヘヴィリフがスリリングに展開し、オルガンサウンドが響くなか、パンチの効いたパワフルなヴォーカルが。間奏ではダイナミックなリフからアグレッシブなモーグソロが。そしてヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフからテクニカルなオルガンソロが。その後静かになって、ベースラインが響くなか綺麗なピアノソロが。それが徐々に盛り上がっていって、流麗でテクニカルなギターソロへ。終盤ではオレンジ&イエローライトのなか、ヴォーカルが伸びやかに力強く歌い上げて、オルガンが響き、ドラムが叩きまくってパワフルにFin。

 「あけましておめでとうございます。Interpose+です」ってさゆりさんが元気よく挨拶して大拍手!「久々のシルエレ、ライブが出来てすごく嬉しい」って。そして「お正月休み最後の日をここで過ごしてくださって感謝しています」「体力の限界まで頑張ります!」って大拍手大歓声!

 「静かな曲を」ってはじまった3曲目は「殯(もがり)の宮」。キーボードの美しいクリスタルなサウンドのゆったりとしたリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、歌い上げて。そしてミドルテンポでパワフルなリズムとヘヴィなギターリフがはいって、ヴォーカルが力強く歌い上げ、美しいファルセットも。中盤ではしっとりと美しいピアノソロが。そして力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、オレンジライトのなか、ギターソロへ。序盤はエモーショナルでムーディな感じで、それがヘヴィサウンドになってアグレッシブに弾きまくって。その後ミドルテンポでゆったりとメロウにドラマティックに。終盤ではパワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、ヴォーカルが伸びやかに歌い上げ、オルガンとギターがほのぼのした感じのメロディを奏で、ミラーボールが回るなか、しっとりとロマンティックに。ラストはエモーショナルなオルガンソロが。

 「ありがとうございます」ってさゆりさん。「田中さん、念願のシルエレで復活ライブができました。ありがとうございます」って大拍手!「それでは“いちおう”メンバー紹介を」って。すると「“いちおう”よりも先に“まず”って言ったほうがいいよ」ってのぶをさんダメ出し。「“まず、いちおう”?」ってさゆりさん、ボケかまして爆笑!で、まずは「何て言ったらいいんでしょう?だんだん綺麗になっていく、アタシよりメイク時間が長いような」って爆笑!「それはないでしょ」って否定するのぶをさん。「女装系男子?チェックが可愛い。キーボード、渡邉のぶを!」って大拍手!続いて「(のぶをさんと)揃えたみたいですね。ベース、柴田伸子!」って大拍手!「ドラムス、佐藤カツ!」って大拍手!「念願のシルエレライブおめでとうございます。今日も無表情で弾いてますけど、内心嬉しいんですよ。ギター、田中健士!」って大拍手!そして田中さんが「ヴォーカル、あるがさゆり!」って大拍手!

 4曲目、まだタイトルが決まってないそうです。カウントからダイナミックなリフ、テクニカルなギターリフがはいって、アップテンポの変拍子でピアノのリズミカルなリフとベースのパワフルなリフにのってヴォーカルがはいって歌い上げて。そしてダイナミックなリフからヘヴィなギターリフにのってパンチの効いたパワフルなヴォーカルがはいって。中盤ではブレイクリフからアグレッシブなオルガンソロへ。激しいアクションで弾きまくるのぶをさんを見て、さゆりさん、笑って跳ねて。そしてブレイクリフからダイナミックなリフがはいってギターのテクニカルなソロへ。終盤ではパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、そしてギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフをキメて。

 「楽しんでいただけましたでしょうか」ってさゆりさん、大拍手!次回のライブは2/23に沼袋だそうで。

 「最後の曲です」ってはじまった本編ラストの5曲目は「トケナイナゾ」。薄暗いなか、カウントからピアノとギターがしっとりとゆったりと奏で、しっとりとしたヴォーカルがはいって。けだるい感じでムーディで艶っぽく歌って、オレンジライトのなか、綺麗なファルセットも織り交ぜて歌い上げて。間奏ではタムドラムとパワフルなベースリフにのってエモーショナルなモーグソロが。その後ヴォーカルが歌い上げてドラマティックに盛り上がって。終盤ではヴァースに戻って、綺麗なピアノリフにのってヴォーカルがゆったりとムーディに歌い、サビではオルガンが響くなか、田中さんのコーラスもはいってドラマティックに歌い上げて盛り上がって。さゆりさんは綺麗なファルセットで伸びやかに。ラストにはアグレッシブな弾きまくりギターソロが。そして盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!interpose+でした!」ってさゆりさん。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはステージを降りて客席を通って楽屋へ。大拍手がアンコールを求める手拍子に。するとほどなくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手で迎えられます。
 「アンコールありがとうございます。今年も宜しくお願いいたします」ってさゆりさん、大拍手!ここで「ひと言しゃべっていい?」ってカツさんここで別ユニットのライブ告知を。「とばしてごめんね」ってさゆりさん。

 「アンコール、楽しく終わりましょうかね」ってさゆりさん。オーラス6曲目はおなじみの「Rosetta」。ダイナミックなリフからオルガンとギターがハモって、ギターがメロウなアルペリフを、ピアノがパワフルなリフを奏で、そしてミドルテンポのパワフルなリズムからギターのヘヴィリフとピアノのパワフルなリフがはいって、伸びやかなギターソロが。その後リズミカルで可愛らしいヴォーカルがはいって、おしゃれでロマンティックな感じに。間奏ではダイナミックなリフからアグレッシブなモーグソロが。そしてヴォースに戻って綺麗なピアノリフにのってリズミカルなヴォーカルがはいって。中盤ではテクニカルなギターソロが。そして伸びやかで力強いヴォーカルがはいって。その後アップテンポのノリノリモードになって、ライトが点滅するなか、アグレッシブなモーグソロがスリリングに。さゆりさんはタンバリンを叩いて盛り上げて。そしてキーボードとギターがテクニカルなリフをハモって聴かせて、ダイナミックなリフから叩きまくりのドラムソロが。ラストはオレンジ&イエローライトのなか、ヴォーカルが伸びやかに力強く歌って、ダイナミックなリフでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってさゆりさん。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはステージを降りて、これにてライブ終了です。時計を見ると22時12分。ちょうど1時間のとっても素敵なライブでした。
 ドラマティックなヴァース&サビとめっちゃテクニカルかつアグレッシブな演奏、1時間楽しませていただきました。さゆりさんの表現力豊かで、可愛いく色っぽく、さらに美しいファルセットも織りませたヴォーカル、驚きの衣装に激しいアクションで弾きまくるのぶをさんのキーボード、めっちゃ可愛い衣装ながらも力強い伸子さんのベース、流麗で滑らかでめっちゃテクニカルで繊細かつヘヴィな田中さんのギター、そしてタイトでパワフルでエネルギッシュかつ華麗なカツさんのドラム、緩急織り交ぜてメリハリがあって迫力があってめっちゃかっこいいライブでした。来月のライブもすっごい楽しみです。

13.1.6 KTG

2013-01-09 22:07:40 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.1.6 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2013>
 <FLAT122>等で活躍されているキーボード奏者<川崎タカオさん>率いるクラリネットフロントのテクニカルプログレバンド<KTG(Kawasaki Takao Group)>。2007年に結成され、メンバーはドラムスの<谷本朋翼さん>、ベースの<中島洋隆さん>、そして美女クラリネット奏者<筒井香織さん>の4人です。サウンドは超複雑で難解ながらも美しいメロディでドラマティックでしかもパワフルでかっこよくて。自分は2010年7月のライブのあと、どういうわけかスケジュールが全く合わなくて全然観に行けなかったんですね。ところが2012年夏、なんと筒井さんがフランスに留学されるためにしばし活動休止との情報が。だったら無理してでも観に行っておけばよかったと後悔してました。そんな折り、いつものようにシルエレのスケジュール表をチェックしていたら・・・なんと1/6の欄に<KTG>の名前が!ひょっとしてお正月に筒井さんが一時帰国されたときにライブをやってくれるのでは、と予約開始日に速攻予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。<KTG>の出番は2番目です。前バンドが押したため、ステージはメンバーとスタッフの方が入り乱れてセットチェンジに大忙しです。ステージは向かって左にエレピ1台。その後方にサンバーストの5弦ベースを抱えた中島さんが。中央後方には3タム1バスのドラムセット。そしてステージ右には黒ワンピにピンクカーデを纏った美しく可愛らしくしとやかな筒井さんが。客席は正月休み最終日ながら満員状態です。

 19時37分ころ、客席が暗くなっていよいよです。1曲目は「サインズ」っておっしゃったかな?カウントからピアノのリズミカルなリフ、ベースのテクニカルなリフ&リズムがはいって、グリーンライトのなか、クラリネットのミステリアスなリフがながれ、ピアノのパワフルなリフとクラリネットのテクニカルなリフが交互に。そしてオレンジライトのなか、ピアノのリズミカルなリフにのってクラリネットが伸びやかに力強く奏で、躍動感のあるパワフルなリズムからクラリネット・ベース・ピアノがおのおのテクニカルなリフを流麗に奏で、ダイナミックにスリリングに展開して。中盤ではグリーンライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフがながれ、クラリネットの伸びやかな音色が響き、そこにスネアのマーチングリズムがはいって。そしてミラーボールが回るなか、ベースのたおやかで味わい深いソロ、ピアノの流麗なソロが。その後一旦止まってからドラムのカウントがはいってダイナミックなリフからテクニカルなリフがライトが点滅するなか、スリリングに展開し、クラリネットが伸びやかに力強く明るく爽やかなメロディを奏で、ベースのテクニカルなリフ・ピアノのリズミカルなリフと共に盛り上がってダイナミックに。終盤ではズンズン響くリズムにのって、クラリネットのテクニカルなリフ・ピアノの流麗なリフ、ベースのテクニカルなリフからクラリネットが力強く伸びやかに。そしてオレンジライトのなか、テクニカルなリフがダイナミックにスリリングに展開して、ドラムも叩きまくって。ラストはオレンジ&イエローライトのなか、ゆったりとたおやかにFin。

 「ありがとうございます。KTGのベースの中島と申します」って丁寧に挨拶を。大拍手です。「6ヶ月ぶりのライブ、MCの大役を仰せつかって」って中島さん。メンバーの皆さんは今日が今年初のライブということで「すがすがしい気分で」って。「MCってこんな調子でいいんですか?」って中島さん。「あんまりよくない」って朋翼さん。「曲の紹介とかして」って。

 2曲目は「Kenta & Fireworks」。カウントからピアノとクラリネットがしっとりとゆったりと味わい深いベースラインとともに奏でて。トワイライト風といったムードたっぷりに。そしてピアノがリズミカルにリフを弾き、そのまま流麗でテクニカルで美しいピアノソロへ。その後、クラリネットが力強く伸びやかに奏で。中盤ではオレンジライトのなか、ピアノのダークな音色がパワフルなベースとともにながれるも、再び美しいピアノソロへ。終盤ではピアノのリズミカルなリフにのってクラリネットがメロディアスに伸びやかに奏で、ドラマティックに盛り上がって、ラストはゆったりとFin。

 マイクを持った中島さん「私、こんなにしゃべっていいんですかね?」って。「あんまりよくない」って朋翼さん、爆笑!「KTGのクールな雰囲気が」って中島さん。「ぶちこわしてる」って朋翼さん、爆笑!「まあ、こんな面もあるということで」って中島さんセルフフォローです。そして次の曲の説明をしようとしますが、ここでマイクを作曲者の川崎さんに。まず川崎さん「筒井さん、おかえりなさい」って大拍手!「まずこれを言わないと」って爆笑!川崎さんによると、リハではさすがにフランスで学んでいるだけあってか筒井さんは「きびしい」「たっぷりイヂめられた」って爆笑!筒井さんは強く否定されていますが「ほんとなんですよ」って中島さんがさらに追い討ちして爆笑!で、川崎さんが次の曲の説明をされますが、中島さん「(MCの)内容の濃さが違いますね」って感心されて。

 3曲目は「ブルーMS」。ピアノのパワフルなリフからアップテンポではじまって、パワフルなリズムもはいって、ライトが点滅するなか、クラリネットが力強く伸びやかに奏で、リズミカルなリフがスリリングに展開して盛り上がっていって、ドラムも叩きまくって。その後、ミドルテンポになってピアノとクラリネットがゆったりとたおやかにかなで、そのままクラリネットソロへ。中盤ではイエローライトのなか、オールユニゾンのリズミカルなリフがスリリングに展開し、ピアノとクラリネットがテクニカルなリフを交互に。終盤ではクラリネットのテクニカルなリフと、ピアノの流麗なリフがスリリングに、そしてダイナミックに盛り上がって。

 「筒井さん、おかえりなさい」って中島さん、爆笑!「まずこれからですよね」って。「(MCの)内容薄い」って朋翼さんがツッコミを、爆笑!
 ここで次の曲の説明で中島さんが川崎さんにマイクを。次の曲は川崎さんがインフルエンザに罹って高熱で体が浮遊しているような感覚になったときにイメージできたそうで。「クラリネットにふさわしい曲」って川崎さん。ところが筒井さんが首をかしげて爆笑!

 次の曲にいく前に「実は左手が腱鞘炎になってしまって」って中島さん。「それって私の曲のせいですか?」って川崎さん、爆笑!「もし演奏が上手くいかなかくても、それは腱鞘炎のせいってことで、ベースは“下駄履かせて”聴いてください」って。すると「“下駄履かせて”ってどういう意味ですかね?」って中島さん、爆笑!
 4曲目は「ステアブ・ニューワールド/見知らぬ世界へのいざない」っておっしゃったかな?ピアノの美しい音色がしっとりとたおやかにながれて、オレンジライトのなか、クラリネットも加わってしっとりと。そして力強いベースラインとともにピアノもクラリネットも力強く盛り上がって。その後一旦止まってピアノのしっとりとしたリフからクラリネットのテクニカルなソロへ。続いてピアノリフからベースのエモーショナルなソロが。そこにクラリネットも加わってドラマティックに盛り上がって。ラストはピアノの流麗なリフが綺麗にゆったりと。

 次が筒井さんの曲ということで中島さんが筒井さんにMCを振ろうとしますが、筒井さんはクラリネットをクリーニング中で「ちょっと待って」って。「間が悪い」って朋翼さんがツッコミ爆笑!
 「ここでKTGビッグニュースがあります」って中島さん。今度は7月に筒井さんが一時帰国されるとのことで大拍手!そしてKTGは来月からレコーディング予定とのことで大拍手!

 5曲目は「洞くつの森」。グリーンライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからクラリネットのほのぼのした感じのフレーズがゆったりとながれ、ミラーボールが回るなか、徐々に力強く盛り上がって。そしてピアノリフをバックにクラリネットのエモーショナルなソロ、ピアノの流麗で美しいソロと続いて、クラリネットがドラマティックなメロディを奏でて、再びピアノのテクニカルなソロへ。中盤ではピアノリフからクラリネットがゆったりとたおやかに奏で、そしてミラーボールが回るなか、徐々に力強くなって、ダイナミックに盛り上がっていって、ラストはゆったりと。

 「ありがとうございました」って朋翼さん。ここでメンバーの皆さんおのおのの告知タイムです。で、今度1/27に川崎さんの別ユニット<IMAGO>のライブがあるそうで、そちらも楽しみです。
 ここでメンバー紹介です。「MCという大役を務めてくれた、ベース、中島洋隆さん!」大拍手です。「繊細なドラマー、谷本朋翼さん!」大拍手です。「紅一点、クラリネット、筒井香織さん!」大拍手です。「雑用兼ピアノ、川崎タカオでした」って大拍手!

 本編最後となる6曲目は「真冬のTV塔」。ブルーライトの薄暗いなか、ピアノの綺麗でリズミカルなリフがながれ、パワフルなドラムから躍動感あふれるリズムにのってリズミカルなリフやテクニカルなリフがスリリングに展開して。その後、グリーンライトでミラーボールが回るなか、ピアノリフにのってクラリネットが力強く伸びやかに明るく爽やかなフレーズを奏で、ドラマティックに盛り上がって、ドラムも叩きまくって。中盤では薄暗いブルーライトのなか、ベースのディレイを効かせたソロが。そしてそこにドラムもクラリネットもピアノも加わって、暗闇の空間を様々な音が飛び交うフリーインプロの前衛的な世界に。その後、しっとりとピアノリフがながれ、ベースが力強く響き、クラリネットがゆったりとたおやかに爽やかなメロディを奏でて、明るいイエローライトに照らされて盛り上がっていって。終盤ではグリーンライトのなか、ミドルテンポでピアノのパワフルなリフをバックにクラリネットが伸びやかに奏で、ミラーボールが回ってドラマティックに。その後一転、ピアノのアップテンポのパワフルなリフからノリノリモードになって、ドラムの叩きまくりソロへ。そしてピアノのリズミカルなリフからクラリネットが伸びやかに力強く奏で、ラストは、イエローライトのなか、盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!大拍手はアンコールを求める手拍子になって。「2番目のバンドなのに、アンコールありがとうございます」って。

 オーラス7曲目は「スパイラル」。カウントからピアノとクラリネットがしっとりとゆったりと。そしてピアノが流麗なリフを、クラリネットなリズミカルなリフを奏で、オレンジライトのなか、ユニゾンやハモりで聴かせ、そこからクラリネットがピアノリフをバックにゆったりとムーディに奏でて。その後、ピアノのパワフルなリフからズンズン響くリズムがはいってクラリネットのほのぼのしたメロディと、ピアノとベースのテクニカルなユニゾンリフが交互にスリリングに展開して盛り上がって。中盤ではピアノのアップテンポのパワフルなリフからライトが点滅するなか、クラリネットのテクニカルなリフが入って、ドラムも叩きまくってスリリングに盛り上がって。その後ピアノの流麗なリフがゆったりとながれ、クラリネットが伸びやかに奏でて。終盤ではスネアロールからズンズン響くリズムにのってピアノの流麗なリフとクラリネットの力強い音色がながれ、それがミドルテンポになってゆったりと綺麗にドラマティックに。ラストはライトが点滅するなか、リズミカルなリフがスリリングに展開して盛り上がって、一旦止まってからピアノの流麗なリフがゆったりと。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って朋翼さん。メンバーの皆さんはお辞儀をして客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計をみると20時50分。1時間10分強のとっても素敵なライブでした。
 繊細でありながらも力強いクラリネット、パワフルかつテクニカルなベース、綺麗で美しく、しかも全体を見渡しながらも弾きまくるキーボード、そして複雑なリズム&複雑な展開の楽曲をタイトにパワフルにしかも正確に叩きまくるドラムス、見所聴き所たっぷりです。難解な楽曲ながら美しくドラマティックな面もあって存分に楽しめました。また筒井さんが夏に一時帰国される折にはぜひライブをお願いしたいっす。

結月そらさん・Daniさん  碧い森の、世界の向こう

2013-01-05 07:35:19 | J-POP
 プログレバンド<KBB>や<taika>等でベーシストとして活躍され、エンジニアやコンポーザーなど、音楽界で幅広く活躍される<Daniさん>。舞台俳優としても、シンガーソングライターとしても活躍されている<結月そらさん>。2011年にお二人のコラボレーションアルバム「時が廻る、世界の向こう」が発表されました。こちらでも紹介させていただきましたが、それが素晴らしい作品で、ぜひお二人のコラボをこれからも続けてほしいと願っておりましたが、翌2012年に期待通りに2作目となるこの「碧い森の、世界の向こう」。を発表してくださいました。メルヘンチックな水彩画のジャケット、コンセプトアルバムということもあり、願いや祈りなど、様々な想いが込められているかのように推測されます。そして今回はすべて生演奏で、そらさん・Daniさんの他、ギター<折倉俊則さん>、キーボード<圭輝さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>という強力なメンバーで、さらにヴォーカル<遊女さん>が迎えられ、そらさんとのツインヴォーカルで聴かせてくれます。
 アルバム1曲目は「ドコカノナニカ」。ダイナミックなリフからミドルテンポでパワフルにはじまって、ギターのメロウなフレーズがながれ、パワフルなツインヴォーカルが綺麗にハモって、そして伸びやかに力強く。ダイナミックで躍動感たっぷりに、しかも美しいかっこいい曲ですね。
 2曲目は「ウミヲコエタドコカ」。ハイハットからムーディなギター&ベース、そして美しいクリスタルサウンドのキーボードの音色が幻想的にひびき、しっとりとした美しいヴォーカルがはいって。そして途中パワフルなリフがアクセントにはいって緊張感が。終盤ではミドルテンポでダイナミックに。メロトロン風サウンドの哀愁ただよう響きと、パンチのあるヴォーカルが相まって印象深いです。
 3曲目は「ソラヲコエタドコカ」。シンセサウンドをバックにギターのしっとりとした音色がゆったりと響き、そこにスキャットがはいって徐々にドラマティックにダイナミックに。そしてアップテンポの変拍子でリズミカルなヴォーカルが。バックではオルガンが響き、ギターとベースがテクニカルなリフを。間奏ではテクニカルなモーグソロが。ここでもベース弾きまくりで。中盤ではリズミカルなピアノをバックにヴォカルが力強く歌い上げて。そしてギターのエモーショナルなソロへ。ドラムもベースも弾きまくり叩きまくりで。終盤ではツインヴォーカルで違う歌詞を歌い、その後ミドルテンポでドラマティックに美しくハモって。バックではギターが伸びやかでメロウなフレーズを奏でて。歌だけを聴くと綺麗なポップですけど、バックが弾きまくり叩きまくりでめっちゃ聴き応えありますね。特にベースがうねりまくって躍動感たっぷりでかっくいい!
 4曲目は「ヤマヲコエタドコカ」。パワフルなドラムフィルからアップテンポでロックしてはじまって、ベースがうねるなか、メロトロンサウンドが響き、そしてパワフルでリズミカルなヴォーカルがダンサブルなリズムでながれて。スリリングにドライブしてます。サビはダイナミックでメッチャパワフルで。間奏ではおしゃれなピアノリフとうねるベースをバックにエモーショナルなギターソロが。その後リズムがとまって神秘的な感じになり、しっとりとしたヴォーカルが美しいピアノをバックにゆったりと。それが徐々に盛り上がって、再びスリリングにダイナミックに。迫り来るようなスリル感がたまらないですね。
 5曲目は「ヨユヲコエタドコカ」。リズミカルながら優しいキーボードの音色が響き、そこにヘヴィなギターリフがはいるも、ヴァースではミドルテンポでクリスタルな浮遊感のあるキーボードサウンドをバックに可愛らしいヴォーカルがはいって、そしてサビで歌い上げて。アニソン系のポップなラブソング調ですね。間奏ではエモ-ショナルかつテクニカルなモーグソロが。その後ヴォーカルがはいってドラマティックに歌い上げて盛り上がって。終盤でもエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「碧い森の、世界の向こう」。ミドルテンポのピアノリフからしっとりとはじまって、味わい深いベースのメロディが響き、可愛らしいスキャットから印象的に。そして力強いツインヴォーカルがはいって、アップテンポで変拍子ながら明るくリズミカルにダンサブルに。サビではパワフルにダイナミックに。中盤ではパワフルなリフからドラムが叩き幕って、さらにヘヴィなベースソロが。その後ヴォーカルがはいって歌い上げて盛り上がって。
 歌はポップで可愛らしくて素敵で、さらにはバックがめっちゃテクニカルにロックしててすっごい聴き応えあります。ベースもドラムも弾きまくり叩きまくりで、ギターもキーボードもすごく印象的ね音色を響かせていて聴きところ満載で何回でも繰り返して聴きたくなりますね。打ち込みでは有り得ない生演奏ならではのグルーブで、素晴らしいアルバムです。もしもかなうならばぜひともライブを観たいものです。

12.12.28 NOIZ

2013-01-01 21:24:21 | ライブレポ ROCK
◇ 2012.12.28 下北沢GARDEN
<ついに!!“NOIZ”復活!!>
 1981年に結成され、和製“THE WHO”と称され、アルバムを1枚発表したものの解散してしまったスーパーバンド<NOIZ>。結成の過程などの詳細はわかりませんが、アルバムに表記されているメンバーは、元カルメン・マキ&OZのギタリスト<春日“ハチ”博文さん>、同じくマキ&OZのベーシスト<川上シゲさん>、元SPACE CIRCUSのドラマー“火乃玉男”こと<小川宣一さん>、そしてこののちにVOW WOWに加入する日本ハードロック界最高のヴォーカリスト<ひとみげんきさん>。さらにはサポートメンバーとして、同じく後にVOW WOWに加入されるキーボーディスト<厚見玲衣さん>のお名前も。解散の経緯なども全くわかりませんがほんと惜しいっす。このアルバムがデビューアルバムだったげんきさん。VOW WOWでその地位を世界的に飛躍させるも、V解散後は一線を退いて高校の英語教師に。それでもごくたまにはイベントに参加されて全く衰えてないその凄い声を聴かせてくれているそうで。

 2012年8月、なんと原宿で<NOIZ>のライブが!メンバーはげんきさん・シゲさん・厚見さん、そしてドラマーが元カルメン・マキ&OZの<武田“Chappy”治さん>で、ギターが<ROLLYさん>。残念ながらこのライブは200人限定で、自分が気づいたときにはすでにSoldoutだったんです。惜しいことしたなぁと悔やんで。それがなんと12月にも下北沢で<NOIZ>のライブがあると知ってビックリ!しかも今回のギターはなんとオリジナルメンバーで現在韓国在住の春日さんが出演されるとのことでさらにビックリ!こんなチャンスは滅多にあるもんじゃないですから即チケットを購入。当日を楽しみにしていました。元マキ&OZのメンバーが3人に、VOW WOWのメンバーが2人。これほどのメンバーが揃うなんて信じられないっす。

 さて当日。この日は仕事納めで、夕方に仕事を終えて雨のなか下北沢へGo!会場は超満員です。見渡すとやはり同世代の方々が多いですね。男女は半々くらいかな?壁のスクリーンでは60年代のBEAT CLUBの映像が。自分はげんきさんのライブを観るのは今回が初めて。めっちゃドキドキワクワクしてます。

 19時10分を過ぎたころ、客席が暗くなっていよいよ!メンバー登場!と思いきや綺麗な女性が3人。OAがあるなんてどこにも書いてなかったのでちと拍子抜け。ヴァイオリン・アコギ・キーボードで<LETTER>という女性ユニット。シゲさん・Chappyさんがプロデュースされていて、アルバムにも参加されているそうで。素朴でほのぼのした感じの綺麗で素敵な曲を4曲聴かせてくれました。「NOIZが登場すると期待していた皆さん、すみません」って笑いが。「そんなことないよ」って温かい声援や拍手も。約20分の心温まるライブでした。

 終わるとステージはスタッフの方々があわただしくセットチェンジを。ステージは向かって左にコの字形に組まれたキーボードセット、その隣にベースアンプとクリームボディのプレシジョン風ベース、その隣に1バス1タムのシンプルなドラムセットが。ステージ右にはマーシャルアンプとゴールドのストラトが。そのころお店の方が「お客さんが入りきれませんので、もっと詰めてくださーい!」って呼びかけて。超満員です。

 19時45分ころ、女性スタッフの方がステージに立って前説と物販の宣伝を。そしてそのあと、客席が暗くなっていよいよです。SEからはゴジラのテーマがながれて。ちょうど松井選手の引退会見がありましたから、なんか感慨深いっす。スクリーンにはNOIZのロゴが映しだされて。そしてメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声!
 SEがシンセのゆったりと荘厳な音色に。そしてパワフルなヴォーカルが伸びやかにながれ、シンセの重厚なオケサウンドが響いて。その後キーボードのテクニカルなリフからミドルテンポのヘヴィなリフとパワフルなヴォーカルが。1曲目は「SHININ’」。明るく爽やかでノリのいい曲。春日さんはゴールドレスポールです。ベースがズンズン響いてます。春日さんと厚見さんはコーラスも。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。終盤ではヴォーカルの合間にベースがかっちょいいフィルを入れて盛り上げて、ラストはげんきさん、ジャンプ!
 つづいて2曲目は「UP & DOWN」。ギターのヘヴィリフからミドルテンポで明るく楽しくはじまって、パワフルなヴォーカルとオルガンリフがはいって。レッド&オレンジライトのなか、ベースがブンブンうなって、ヴォーカルがパワフルなハイトーンシャウトをキメて。めっちゃかっくいいっす。中盤ではブレイクリフとギターフィル&ベースフィルが交互に。そしてオルガンが響くなか、パワフルなヴォーカルがはいって、ロングスクリーミングをキメて。

 「Thank you!Everybody久しぶりだぜ!」ってげんきさん、大拍手!「どのくらい久しぶりかというと、30年ぶり?83年に解散したから」って。「当時のライブに来てた人いる?」って春日さん。すると手を上げたお客さんがちらほらいらして。「ほんとに?いま50歳?」「長生きするもんだね」って春日さん、爆笑!ここでOAバンドにふれて「私もできればあんな静かなところで歌いたい」ってげんきさん。「縁がなくて音が大きい人とばかりやってる」って爆笑!「伴奏が大きくないバンドでいっしょにやってみたいね」って春日さん、爆笑!

 ギターのドライブ感たっぷりのリフからはじまった3曲目は「MELLOW YELLOW」。ストロボライトのなか、アップテンポのノリノリモードでパワフルなヴォーカルがはいって、サビではギターとキーボードがコーラスを、ドラムがドコドコ盛り上げて。間奏ではモーグのアグレッシブなソロが。そしてギター・ベース・キーボードがユニゾンやハモって聴かせて。そしてヴァースに戻って、ラストはヴォーカルがハイトーンスクリーミングをキメて。「Thank you!」ってげんきさん。
 続いては、暗くなって壁のスクリーンにTVの“砂の嵐”がながれ、薄暗いブルーライトのなか、メロウなリフがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。4曲目は「KISS KISS」。その後パワフルなヴォーカルとヘヴィなリフからダイナミックなリフがはいってノリノリでパンチの効いたヴォーカルが。明るく楽しい曲調に。間奏ではエモーショナルなギターソロが。終盤ではヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルがはいって、ベースがうねって。春日さんがシゲさんの方に行って向き合って。「Thank you!思わぬところに落とし穴があるもんだぜ」ってげんきさん。どっかミスったのかな?

 続いて5曲目。レッドライトのなか、ギターのリズミカルなリフからはじまって、ベースのブンブンうなるベースがはいって、ギターがミドルテンポでヘヴィなリフを。そしてパープルライトのなか、ブルージーなギターソロへ。そこにモーグが加わって盛り上げて。その後静かになったあと、アップテンポのダイナミックなリフがはいってパワフルなヴォーカルが。間奏ではミドルテンポになってエモーショナルなギターソロが。その後アップテンポになってノリノリモードでパンチの効いたダーティ気味なヴォーカルがパワフルに。ラストはシャウトもキメてパワフルに盛り上がって。「Thank you!」ってげんきさん。

 続いて6曲目。ベースのしっとりとした音色が響き、アコギ風サウンドのギターが加わってしっとりと。そしてグリーンライトのなか、伸びやかなヴォーカルがはいって、哀愁ただようキーボードと共にドラマティックに。その後ギターのヘヴィリフからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポでシンセがうねって、オルガンが響くなか、メリハリのあるパワフルなヴォーカルが。中盤では静かになるもアップテンポのノリノリモードでオルガンのヘヴィなリフがはいって「アツミ!」ってげんきさんが叫んでアグレッシブなモーグソロへ。その後ヴァースに戻ってミドルテンポのファンキーなリズムでパワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって。終盤では静かになるも再び盛り上がっシャウトをキメて。「いまの曲、知らないだろ。新曲だよ」ってげんきさん、大拍手!

 「オンベース、川上シゲ!」ってげんきさんが紹介して大拍手大歓声!ここでベースソロです。まずはしっとりとした音色がながれ、そこにディレイを効かせて、徐々に早くなってアップテンポでパワフルでテクニカルなリフを。そしてここでストラトに持ち替えた春日さんのギターソロへ。レッドライトのなか、伸びやかに奏で、そこにメロトロン風サウンドがはいって、アップテンポのノリノリリズムがはいって、そしてそのままキーボードソロへ。その後、カラフルな照明のなか、パワフルなドラムをバックにギターが伸びやかに奏で、ノリノリで盛り上がって。「ベースマスター、川上シゲ!」ってげんきさん、大拍手大歓声!「こういう音がデカいバンドで最初に鍛えられたわけですよ」ってげんきさん、爆笑!

 7曲目は「EVEの夜」。メロトロンの哀愁漂う音色がミドルテンポでながれ、ブルーライトのなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、サビはブルー&ホワイトの明るいなか、ドラマティックに歌い上げて。間奏ではキーボードのテクニカルなソロが。ベースがうねりまくってます。その後ヴァースに戻って歌い上げて、ダイナミックに。

 「ちょっとビール飲んでいい?」ってげんきさん。「オンドラムス、武田治!」って春日さんが紹介して大拍手!8曲目は「ガンガンガン」。パワフルなドラムからハイテンポでヘヴィなギター&ベースが弾きまくって。そしてド迫力のパワフルなヴォーカルがはいって疾走していきます。間奏ではバンドリフとドラムフィルが交互に。スラッシュメタルの原型のようなかっくいい曲。「正味2分の曲」ってげんきさん。「最初カオス状態に」「ちょっと延ばしたね」って春日さん。

 「しゃべったほうがいい?」ってげんきさん。「話し方、変わったね」って春日さん。「昔はROCKしようとしてたよね」って。「それじゃ30年前のMCを」ってげんきさん、大拍手!「Hey everybody!Say Yeah!Say Yeah!」ってシャウトして。「OK Thank you!来てくれてありがとう!」って大拍手。 「こんなにお客さん来てくれなかったから、自分でテンション上げてやるしかかなった」ってげんきさん。「81年に結成して、アルバム出して83年に解散して」「アルバム作ってるときもう解散決まってたよね」「ドラマーがいなかった」って。

 9曲目は「FEEL IT」。ブルーライトのなか、ギターがアコギ風サウンドでゆったりと爽やかなリフを。そして伸びやかなヴォーカルがはいってミドルテンポで明るく雄大な感じに。終盤ではオルガンが響き、ベースがうねって、ヴォーカルがシャウト&スクリーミングで盛り上げて。「Thank you!」ってげんきさん。
 「みんなの知らない曲」って10曲目。アップテンポのリズミカルなギターリフから、ライトが点滅するなか、パワフルなヴォーカルがはいってノリノリで、サビは♪Get Down!って。間奏ではエモーショナルなギターソロが。そしてヴァースに戻ってパワフルなヴォーカルからドコドコドラムも入って盛り上がって。「Thank you!」ってげんきさん。
 続いて11曲目は「TRICK & GAME」。ギターのゆったりとしたリフから一転アップテンポのパワフルなドラムがはいって、オルガンとギターのヘヴィリフとうねるベースにのってパワフルなヴォーカルがはいってめっちゃノリノリでドライブ感たっぷりに。ちょっと歌詞を替えて♪オレの身体は放○能に蝕まれて~って。間奏ではアグレッシブなギターソロが。めっちゃかっくいいっす!「Thank you!」ってげんきさん。

 さらに続いて12曲目は「いつものように」。ギターのパワフルなリフのあと、ヴォーカルがアカペラで力強く歌って。そしてダイナミックなバンドリフがはいってオルガンが響き、アップテンポで明るく楽しくパワフルに。ギターもノリノリでベースもうねりまくって。間奏ではパワフルなベースリフをバックにエモーショナルなギターソロが。その後シーケンスのリズムがはいって、薄暗いブルーライトのなか、スクリーンには夜景が映し出されて。そして力強いヴォーカルがはいって徐々に盛り上がって明るくなってからダイナミックリフと迫力のスクリーミングが。ラストはノリノリで盛り上がって、げんきさんがタウンゼント氏風に右手を振り回して、そして盛大にFin。

 「オレたち、朝までやれるレパートリーがあるけど、いちおう最後の曲に」って春日さん。「楽しい時間が過ぎるのは早い」ってげんきさん。でも「最後の曲。でもアンコールあるぜ」って。
 本編最後となる13曲目。イエローライトのなか、ドライブ感たっぷりのギターリフからはじまってアップテンポのノリノリモードで、パワフルなヴォーカルがはいって歌い上げて、サビでは♪明日になれば~ってコーラスもはいって盛り上がって。間奏ではエモーショナルなギターソロが。その後ヴァースに戻ってパワフルに盛り上がって、ハイトーンシャウトもキメて。ラストはギターのメロウなフレーズがゆったりとながれ、そしてシンセサウンドがながれるなか盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you!オンギター、春日博文!オンドラムス、Chappy武田!キーボード、厚見玲衣!そして川上シゲでございます!」ってげんきさんが、そして春日さんが「ヴォーカル、ひとみげんき!」って紹介しておのおのに大拍手大歓声が。メンバーの皆さんはそのなか手を振りながら楽屋へ。場内はアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。

 しばらくするとメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。「ホントに今日はNOIZできるとは思ってなかった」ってげんきさん。ここで春日さんが韓国に在住されていることを紹介して「韓国で伝統の打楽器の師匠」って。ところが「それは昔の話。その情報は古い」って爆笑!「いまはウクレレを弾いて歌手やってる」って春日さん。「ずいぶんてんてんとしてるんだね」ってげんきさん。
 「なんで“ハッチャン”って呼ばれてるか知らないでしょ」ってげんきさん、お客さんに。「50代以上の人はわかるかな。春日といえばハッチャン」って。「あの人はGibsonのギター持ってた」って厚見さん。「え、それって田端ヨシオさんじゃない?」って春日さん、爆笑!「キーボード、厚見玲衣!」ってげんきさん、大拍手!ここでシゲさんがアンプのところに。「音デカすぎますかこのベース」ってげんきさん。「今日は小さくしてるんですよね」って。80年代当時のライブのとき、バックの音がデカくて、げんきさんは自分の声が全く聴こえなくて、歌っているのに本当に自分が歌っているのかどうかわからなかったって。「カルメン・マキさんも苦労されたと思います」って春日さん、爆笑!「いまはウクレレ弾いて罪滅ぼしを」って爆笑!「いつかウクレレとヴォーカルで」って拍手です。
 「オンドラムス、Chappy!」って大拍手!Chappyさんは<クロニクル>のドラマーでもあり、厚見さんの弟さんが大ファンで「さっきサインもらいました」って。「オンギター、春日博文!」って大拍手!

 「そいじゃアンコールを」ってげんきさん。14曲目は「ぶっとびBABY」。ハイハットのカウントからダイナミックなリフがはいって、げんきさんが手拍子を促してノリノリモードに。その後ミドルテンポのシャッフルモードになってパワフルなヴォーカルがはいってもりあがって。間奏ではエモーショナルなギターソロが。
 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you!みんなありがとう!Good night!」ってげんきさん。メンバーの皆さんはステージ前に肩を組んで並んで何度もお辞儀を。「良いお年を!バイバイ!」ってげんきさん。大拍手のなか、メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。場内はアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。するとスクリーンでまたBeat Clubのビデオながれ、これで終わりかなとここで帰る方も少しいらしたようですが、まだやってくれるのではとずっと手拍子を。

 しばらくすると再びメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。「ちょっとチューニングするから」って。「いろんな曲あると思ってんだろうけど、練習してねーんだよ」ってげんきさん、爆笑!「なんつったって韓国在住だからよ」って。春日さんは今回のライブのためにリハ等で「韓国と日本を4往復した」って大拍手!ギャラを考えたら大赤字のような?

 「うろ覚えの曲を」春日さん。16曲目は「ずっとずっと」。ギターのヘヴィリフからアップテンポのパワフルなリズムがはいって、げんきさんが手拍子を促してノリノリになって、イエローライトのなか、パンチの効いたパワフルなヴォーカルが。サビが明るく爽やかなコーラスがはいって盛り上がって。間奏ではエモーショナルなギターソロが。ここでげんきさんが再び手拍子を促して、そして「今日はどうもありがとう!30年ぶりにNOIZやったけど、みんなどうだった?」ってお客さんはもちろん「Yeah!」って。「どうだった!」「Yeah!」ってコール&レスポンスで盛り上がって。その後パワフルなヴォーカルとダイナミックなリフがはいってめっちゃノリノリで盛り上がって、ラストはげんきさんがジャンプしてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you!みんなありがとう!」「おしまいだよ」ってげんきさん。メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。場内はアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。するとスクリーンでまたBeat Clubのビデオながれ、フロアーが明るくなって、これで終わりかなと、今度は自分も帰ろうかと思ったし、他のお客さんも帰り支度を。でもひょっとしたらもう1回やってくれるのではと再び手拍子を。

 しばらくすると厚見さんのみ登場して大拍手大歓声で迎えられます。そして最初のようにシンセで荘厳な音色を響かせて。ステージ袖ではげんきさんが“延ばせ”って合図を。しばし重厚なシンセサウンドが響きますが、なかなかメンバーの皆さんが出てこなくて、厚見さん「ボクだけ?ひどい仕打ちだ」って爆笑!するとメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。
 17曲目は再び「SHININ’」。げんきさんのロングスクリーミングからパワフルなリフがはいってノリノリモードで、ベースがうねりまくって。間奏ではエモーショナルなギターソロが。その後ダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは合間にキーボードとベースがテクニカルなフィルを入れて、そしてキーボードソロへ。ラストは迫力のシャウト&スクリーミングをキメて。「Thank you!」ってげんきさん。
 すかさず春日さんがリズミカルなギターリフを弾きはじめて。オーラスも再び「UP & DOWN」。パワフルなヴォーカルがはいって明るく爽やかに楽しく。サビでは厚見さんと春日さんがコーラスを入れてパワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤では「シゲ!」ってげんきさんが叫んでパワフルなぶっといベースリフが響き、げんきさんが手拍子を促して。そしてブレイクリフから短いギターソロ&ベースソロが。その後パワフルなヴォーカルがはいって盛り上がって、ラストはげんきさんがジャンプしてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you!どうも!」「厚見玲衣!川上シゲ!Chappy武田!春日ハチ!」ってげんきさんが、「ひとみげんき!」って春日さんが紹介しておのおのに大拍手大歓声!「ありがとう!またどっかでやるかもしれない」ってげんきさん。
 メンバーの皆さんはステージ前に並んで何度もお辞儀をして、大拍手のなか手を振りながら楽屋へ。最後にげんきさんが「早く帰りなさい」って爆笑!“先生”ならではのお言葉を。これで本当にライブ終了です。時計を見ると21時50分。2時間ちょいのめっちゃ楽しめたライブでした。
 明るく楽しい日本語ROCKながら、めっちゃパワフルで超かっこよかった!初めて観る日本最高のロックヴォーカリストひとみげんき氏のヴォーカル、凄すぎ!桁違いだわ。そしてシゲ氏のベースがまためっちゃパワフルでぶっとくてうねりまくって超かっこよかった!チャッピーさんのドラムもタイトでパワフルですごいいい音!初めて観る春日さんのギターもかっこよかったし、厚見さんのキーボードもほんと素敵でした。3度のアンコールに応えてくれた2時間超のライブ、最高に楽しめました。惜しむらくは客の年齢層が高くてノリがイマイチだったことかな。春日さんが韓国在住ということでスケジュールが難しいでしょうけど、またいつかライブやってほしいっす。

 それにしても・・・OZのメンバーが揃うとやっぱりマキ&OZを期待してしまいます。で・・・後日twitterで知ったのですが、カルメン・マキさんが会場にいらしてたそうで、そのあとの打ち上げではOZ同窓会で盛り上がったとか。